JP2014138353A - ソース機器、通信システム、ソース機器の制御方法およびシンク機器の制御方法 - Google Patents

ソース機器、通信システム、ソース機器の制御方法およびシンク機器の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014138353A
JP2014138353A JP2013007027A JP2013007027A JP2014138353A JP 2014138353 A JP2014138353 A JP 2014138353A JP 2013007027 A JP2013007027 A JP 2013007027A JP 2013007027 A JP2013007027 A JP 2013007027A JP 2014138353 A JP2014138353 A JP 2014138353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
low
speed data
clock signal
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013007027A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6195444B2 (ja
Inventor
Keiji Morikawa
惠司 森川
Satoshi Kametani
暁 亀谷
Makoto Imai
誠 今井
Kazumasa Nishimoto
和正 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2013007027A priority Critical patent/JP6195444B2/ja
Priority to CN201410012374.5A priority patent/CN103945158B/zh
Priority to CN201810756114.7A priority patent/CN108766386B/zh
Priority to US14/153,252 priority patent/US9069490B2/en
Publication of JP2014138353A publication Critical patent/JP2014138353A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6195444B2 publication Critical patent/JP6195444B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
    • G06F1/12Synchronisation of different clock signals provided by a plurality of clock generators
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/003Details of a display terminal, the details relating to the control arrangement of the display terminal and to the interfaces thereto
    • G09G5/006Details of the interface to the display terminal
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2370/00Aspects of data communication
    • G09G2370/04Exchange of auxiliary data, i.e. other than image data, between monitor and graphics controller
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2370/00Aspects of data communication
    • G09G2370/12Use of DVI or HDMI protocol in interfaces along the display data pipeline

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

【課題】複数の映像信号を同時に1本のケーブルで送信する。
【解決手段】低速データ供給部が、周波数の異なる複数のクロック信号のうち周波数が所定値より低い低クロック信号に同期して生成したデータを低速データとして供給する。高速データ供給部が、複数のクロック信号のうち低クロック信号より周波数の高い高クロック信号に同期して生成したデータを高速データとして供給する。分割部が、低クロック信号の周波数に対する高クロック信号の周波数の比に応じた所定数に低速データを分割する。データ送信部が、分割された低速データと高速データとを所定サイズのデータに格納して送信する。
【選択図】図2

Description

本技術は、ソース機器、通信システム、および、ソース機器の制御方法に関する。詳しくは、速度の異なる複数の信号を送信するソース機器、通信システム、および、ソース機器の制御方法に関する。
従来、機器間で映像信号や音声信号を送受信するためのインターフェースとして、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interface)などが用いられている。これらのインターフェースの規格の中には、映像信号に音声信号を多重化して1本のケーブルで送受信することができるものがある。映像信号および音声信号を多重化することができる規格としては、HDMIなどがある。
HDMIなどの規格に従って、映像信号に音声信号を多重化して送信する場合、ソース機器は、一般に、垂直同期信号や水平同期信号のブランキング期間において音声信号を送信する(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−42219号公報
しかしながら、上述の従来技術では、複数の映像信号を同時に送信することができないおそれがある。これは、映像信号のデータ量が音声信号よりも多く、ブランキング期間内に収まらないことが多いためである。したがって、HDMI等の規格に従って複数の映像信号を同時に送信する場合には、ソース機器は、これらの映像信号を多重化せずに、複数本のケーブルを介して別々に送信する。
本技術はこのような状況に鑑みて生み出されたものであり、複数の映像信号を同時に1本のケーブルで送信することを目的とする。
本技術は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の側面は、周波数の異なる複数のクロック信号のうち周波数が所定値より低い低クロック信号に同期して生成したデータを低速データとして供給する低速データ供給部と、上記複数のクロック信号のうち上記低クロック信号より周波数の高い高クロック信号に同期して生成したデータを高速データとして供給する高速データ供給部と、上記低クロック信号の周波数に対する上記高クロック信号の周波数の比に応じた所定数に上記低速データを分割する分割部と、上記分割された低速データと上記高速データとを所定サイズのデータに格納して送信するデータ送信部とを具備するソース機器、および、その制御方法である。これにより、分割された低速データと高速データとが所定サイズのデータに格納して送信されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記供給された上記低速データを上記高クロック信号に同期して上記所定数のデータとして保持する保持部をさらに備え、上記分割部は、上記保持部から上記所定数のデータの各々を上記高クロック信号に同期して順に読み出して上記分割された低速データとして供給してもよい。これにより、低速データが高クロック信号に同期して所定数のデータとして保持されて、所定数のデータの各々が高クロック信号に同期して順に読み出されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記分割部は、上記高クロック信号に同期してカウント値を計数するカウンタと、上記カウント値に基づいて上記所定数のデータの各々を順に選択して読み出すセレクタとを備えてもよい。これにより、高クロック信号に同期して計数されたカウンタ値に基づいて所定数のデータの各々が順に選択して読み出されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記保持部は、上記低速データを保持して当該低速データにおけるビットの各々を上記分割部の制御に従ってシフトして順に出力するシフトレジスタを備え、上記分割部は、上記高クロック信号に同期して上記シフトレジスタに出力させた上記ビットの各々を上記分割された低速データとして順に供給してもよい。これにより、高クロック信号に同期してシフトレジスタに出力させたビットの各々が上記分割された低速データとして順に供給されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記高速データは、映像データを含み、上記低速データは、音声データを含んでもよい。これにより、映像データを含む高速データと音声データを含む低速データとが送信されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記高速データは、圧縮されていない非圧縮データを含み、上記低速データは、上記非圧縮データのデータサイズより小さなサイズに圧縮された圧縮データを含んでもよい。これにより、非圧縮データを含む高速データと圧縮データを含む低速データとが送信されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記低速データ供給部は、上記低クロック信号に同期して所定のアナログデータから変換したデジタルデータを上記低速データとして供給してもよい。これにより、アナログデータから変換したデジタルデータが低速データとして供給されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記高速データ供給部は、上記高クロック信号に同期して所定のアナログデータから変換したデジタルデータを上記高速データとして供給してもよい。これにより、アナログデータから変換したデジタルデータが低速データとして供給されるという作用をもたらす。
また、本技術の第2の側面は、周波数の異なる複数のクロック信号のうち周波数が所定値より低い低クロック信号に同期して生成したデータを低速データとして供給する低速データ供給部と、上記複数のクロック信号のうち上記低クロック信号より周波数の高い高クロック信号に同期して生成したデータを高速データとして供給する高速データ供給部と、上記低クロック信号の周波数に対する上記高クロック信号の周波数の比に応じた所定数に上記低速データを分割する分割部と、上記分割された低速データと上記高速データとを所定サイズのデータに格納して送信するデータ送信部と、上記送信された所定サイズのデータを受信するデータ受信部と、上記受信された所定サイズのデータ内の上記分割された低速データから分割前の上記低速データを復元する復元部とを具備する通信システムである。これにより、分割された低速データと高速データとが所定サイズのデータに格納して送受信されるという作用をもたらす。
また、この第2の側面において、上記分割部は、上記分割された低速データが上記低クロック信号のクロック周期において最初に送信されるデータであるか否かを示すフラグを生成し、上記データ送信部は、上記フラグをさらに上記所定サイズのデータに格納し、上記復元部は、上記最初に送信されるデータであることを示す上記フラグを受信したときより連続して受信した上記所定数の上記分割された低速データから分割前の上記低速データを復元してもよい。これにより、フラグを受信したときより連続して受信した所定数の分割された低速データから分割前の上記低速データが復元されるという作用をもたらす。
また、この第2の側面において、上記分割部は、上記低速データの送信開始タイミングを示すヘッダ情報を生成して当該ヘッダ情報を分割して上記データ送信部に供給してから上記低速データの分割を開始し、上記データ送信部は、上記分割されたヘッダ情報を上記所定サイズのデータに格納して送信してから上記分割された低速データを格納した上記所定サイズのデータの送信を開始し、上記復元部は、上記ヘッダ情報を復元してから上記低速データの復元を開始してもよい。これにより、ヘッダ情報を復元してから上記低速データの復元が開始されるという作用をもたらす。
本技術によれば、ソース機器が、複数の映像信号を同時に1本のケーブルで送信することができるという優れた効果を奏し得る。
第1の実施の形態における通信システムの一構成例を示す全体図である。 第1の実施の形態における送信部の一構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態における同期化部の一構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態における入力側バッファの一構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態における出力側バッファ制御部の一構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態における出力側セット信号生成部の動作の一例を示す図である。 第1の実施の形態における出力側カウンタの動作の一例を示す図である。 第1の実施の形態における中間周波数信号に対する同期化部および分割部の一構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態における音声信号に対する同期化部および分割部の一構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態におけるシフトレジスタの動作の一例を示す図である。 第1の実施の形態におけるビデオストリーム生成部の一例を示す図である。 第1の実施の形態における同期化されたデータの一例を示す図である。 第1の実施の形態における同期化部の動作の一例を示すタイミングチャートである。 第1の実施の形態における中間周波数信号に対する同期化部および分割部の動作の一例を示すタイミングチャートである。 第1の実施の形態における音声信号に対する同期化部および分割部の動作の一例を示すタイミングチャートである。 第1の実施の形態におけるピクセルデータのデータ構成の一例を示す図である。 第1の実施の形態における同期信号およびデータイネーブル信号の生成タイミングの一例を示すタイミングチャートである。 第1の実施の形態における画像データのデータ構成の一例を示す図である。 第1の実施の形態における受信部の一構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態における中間周波数信号を復元する復元部の一構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態における音声信号を復元する復元部の一構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態におけるソース機器の動作の一例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態におけるシンク機器の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。説明は以下の順序により行う。
1.第1の実施の形態(分割した低速データと高速データとを送信する例)
2.変形例
<1.第1の実施の形態>
[通信システムの構成例]
図1は、第1の実施の形態における通信システムの一構成例を示す全体図である。この通信システムは、映像や音声などを記録または再生するためのシステムであり、ソース機器100およびシンク機器400を備える。
ソース機器100は、映像や音声などの信号をシンク機器400に送信するものである。このソース機器100は、増幅回路210および230と、周波数変換回路220と、送信部300とを備える。
増幅回路210は、アナログの輝度信号および色差信号を増幅するものである。増幅回路210は、ソース機器100に接続された外部の機器などから輝度信号および色差信号を取得して増幅し、必要に応じて、それらの信号のノイズを除去する。増幅回路210は、輝度信号および色差信号におけるデータをそれぞれアナログデータA1およびA2として、信号線218および219を介して送信部300に供給する。
周波数変換回路220は、チューナーなどから放送信号を取得して、その放送信号の周波数を変換するものである。例えば、周波数変換回路220は、放送信号としてRF(Radio Frequency)信号を取得し、そのRF信号の周波数を変換して中間周波数(IF:Intermediate Frequency)信号を生成する。周波数変換回路220は、中間周波数信号におけるデータをアナログデータA3として、信号線229を介して送信部300に供給する。このアナログデータA3は、所定のコーデックにおける圧縮アルゴリズムに基づいて圧縮された映像データを含む放送データである。
増幅回路230は、アナログの音声信号を増幅するものである。増幅回路230は、ソース機器100に接続された外部の機器などから音声信号を取得して増幅し、必要に応じて、その信号のノイズを除去する。増幅回路230は、音声信号におけるデータをアナログデータA4として、信号線239を介して送信部300に供給する。
送信部300は、アナログデータA1乃至A4をデジタルデータD1乃至D4に変換してシンク機器400に送信するものである。ここで、アナログデータA1およびA2は、非圧縮の1つの映像信号に含まれる輝度信号および色差信号である。このため、デジタルデータへの変換において、アナログデータA1およびA2に対して用いられるサンプリング周波数は同一である。また、アナログデータA3は、圧縮されたデータであり、そのデータサイズは、非圧縮のアナログデータA1のサイズよりも小さくなっているものとする。このため、アナログデータA3に対するサンプリング周波数は、アナログデータA1に対するサンプリング周波数より低い。また、音声データは、一般に、映像データよりサンプリング周波数が低いため、アナログデータA4(音声データ)に対するサンプリング周波数は、アナログデータA1(映像データ)に対するサンプリング周波数より低い。
送信部300は、デジタルデータD1乃至D4の位相を揃えて同期化する。そして、送信部300は、同期化したデジタルデータD1乃至D4を多重化して1本のケーブル309を介してシンク機器400に送信する。ケーブル309として、例えば、HDMIケーブルが用いられる。
シンク機器400は、映像等の信号をソース機器から受信して処理するものである。このシンク機器400は、受信部500と、デジタル集積回路610、620および630とを備える。受信部500は、ケーブル309を介してソース機器100からデジタルデータD1乃至D4を受信するものである。そして、受信部500は、デジタルデータD1およびD2を分離してデジタル集積回路610に信号線506および507を介して供給する。また、受信部500は、デジタルデータD3を分離してデジタル集積回路620に信号線508を介して供給し、デジタルデータD4を分離してデジタル集積回路630に信号線509を介して供給する。
デジタル集積回路610は、デジタルデータD1およびD2を処理するものである。このデジタル集積回路610は、例えば、デジタルデータD1およびD2を記録媒体や記憶装置に記録する。また、デジタル集積回路610は、デジタルデータD1およびD2をアナログの輝度信号および色差信号に変換して再生する。
デジタル集積回路620は、デジタルデータD3を処理するものである。デジタル集積回路620は、例えば、デジタルデータD3を記録媒体や記憶装置に記録する。また、デジタル集積回路620は、デジタルデータD3を、アナログの映像データや音声データに変換して再生する。
デジタル集積回路630は、デジタルデータD4を処理するものである。このデジタル集積回路630は、例えば、デジタルデータD4を記録媒体や記憶装置に記録する。また、デジタル集積回路610は、デジタルデータD4をアナログの音声信号に変換して再生する。
なお、ソース機器100は、輝度信号および色差信号の代わりに、R(Red)、G(Greeb)およびB(Blue)の信号を送信してもよい。また、送信する信号の組合せは、速度の異なる複数の映像信号を含むのであれば、上述した組合せに限定されない。例えば、ソース機器100は、音声信号を多重化せずに、サンプリング周波数の異なる複数の映像信号のみを多重化して送信してもよい。また、ソース機器100は、複数の映像信号に加えて、サンプリング周波数の異なる複数の音声信号をさらに多重化して送信してもよい。
また、シンク機器400は、デジタル集積回路610、620および630に接続したBOST(Built-Out Self-Test)回路をさらに備えてもよい。このBOST回路は、テスト対象のデバイス(例えば、ADC310等)の外部において、そのデバイスからの信号の測定や解析を行うための回路である。BOST回路を備えることにより、ソース機器100のA/D変換機能などを同時にテストすることができる。
[送信部の構成例]
図2は、第1の実施の形態における送信部300の一構成例を示すブロック図である。この送信部300は、ADC(Analog to Digital Converter)310、311、312および313と、同期化部320、345、350および370とを備える。また、送信部300は、分割部360および380と、メモリ314、315、316および317と、ビデオストリーム生成部390と、HDMI送信部318とを備える。
ADC310は、クロック信号ck_a1に同期してアナログデータA1をデジタルデータD1に変換するものである。このクロック信号ck_a1のクロック周波数Fck_a1が、アナログデータA1をA/D(Analog to Digital)変換する際のサンプリング周波数に該当する。ADC310は、デジタルデータD1を同期化部320に供給する。ADC311は、クロック信号ck_a2に同期してアナログデータA2をデジタルデータD2に変換するものである。このクロック信号ck_a2のクロック周波数Fck_a2が、アナログデータA2をA/D変換する際のサンプリング周波数に該当する。ADC311は、デジタルデータD2を同期化部345に供給する。ADC312は、クロック信号ck_a3に同期してアナログデータA3をデジタルデータD3に変換するものである。このクロック信号ck_a3のクロック周波数Fck_a1が、アナログデータA3をA/D変換する際のサンプリング周波数に該当する。ADC312は、デジタルデータD3を同期化部350に供給する。ADC313は、クロック信号ck_a4に同期してアナログデータA4を、所定のコーデックで符号化されたデジタルデータD4に変換するものである。このクロック信号ck_a4のクロック周波数Fck_a1が、アナログデータA4をA/D変換する際のサンプリング周波数に該当する。ADC313は、デジタルデータD4を同期化部370に供給する。
ここで、クロック信号ck_a1のクロック周波数Fck_a1とクロック信号ck_a2のクロック周波数Fck_a2とは同一であるものとする。
また、クロック信号ck_a3のクロック周波数Fck_a3は、クロック周波数Fck_a1の1/2以下であるものとする。具体的には、クロック周波数Fck_a3は、クロック周波数Fck_a1の1/4程度である。このため、クロック周波数Fck_a1をクロック周波数Fck_a3で除した値以下の数にデジタルデータD3を分割してデジタルデータD1とともに送信することができる。また、クロック信号ck_a4のクロック周波数Fck_a4は、クロック周波数Fck_a1の1/n(nはデジタルデータD4のデータサイズ)以下であるものとする。具体的には、クロック周波数Fck_a4は、クロック周波数Fck_a1の1/192程度である。このため、デジタルデータD4をビット単位で分割して、デジタルデータD1とともに送信することができる。
なお、ADC310および311は、特許請求の範囲に記載の高速データ供給部の一例である。デジタルデータD1およびD2は、特許請求の範囲の高速データの一例である。また、ADC312および313は、特許請求の範囲に記載の低速データ供給部の一例である。デジタルデータD3およびD4は、特許請求の範囲の低速データの一例である。
また、ソース機器100がA/D変換を行う構成としているが、予めA/D変換されたデジタルデータを外部の機器や記録媒体などからソース機器100が取得する構成としてもよい。この場合、ソース機器100は、ADC310などの代わりに、デジタルデータ供給部を備える。このデジタルデータ供給部は、デジタルデータD1などを外部の機器や記録媒体から取得し、クロック信号ck_a1などに同期して同期化部320や分割部360に供給する。
同期化部320、345、350および370は、デジタルデータD1乃至D4を共通のクロック信号ck_bに乗せ換えることにより、同期させるものである。このクロック信号ck_bのクロック周波数Fck_は、クロック周波数Fck_a1以上であるものとする。クロック信号ck_bは、例えば、HDMIにおけるピクセルデータの転送クロックである。
上述したクロック周波数の大小関係は、例えば、次の式1乃至式3により表わされる。
ck_a1(=Fck_a2)≦Fck_<Fck_a1×2 ・・・式1
ck_a3×4≦Fck_<Fck_a3×5 ・・・式2
ck_a4×192≦Fck_<Fck_a4×193 ・・・式3
まとめると、クロック周波数Fck_a1およびFck_a2は、クロック周波数Fck_bと同程度であり、クロック周波数Fck_a3は、クロック周波数Fck_の1/4程度である。また、クロック周波数Fck_a4は、クロック周波数Fck_の1/192程度である。
同期化部320は、デジタルデータD1をクロック信号ck_bに乗せ換える。また、同期化部320は、デジタルデータD1が有効であるか否かを示すフラグf1を生成する。フラグf1には、例えば、デジタルデータD1が有効である場合に「1」の値が設定され、そうでない場合に「0」の値が設定される。同期化部320は、メモリ制御信号V1によりメモリ314を制御して、乗せ換えたデジタルデータD1をデジタルデータD1'として、フラグf1とともに保持させる。
同期化部345は、デジタルデータD2をクロック信号ck_bに乗せ換える。また、同期化部345は、デジタルデータD2が有効であるか否かを示すフラグf2を生成する。フラグf2には、例えば、デジタルデータD2が有効である場合に「1」の値が設定され、そうでない場合に「0」の値が設定される。同期化部345は、メモリ制御信号V2によりメモリ315を制御して、乗せ換えたデジタルデータD2をデジタルデータD2'として、フラグf2とともに保持させる。
なお、クロック周波数Fck_と同じ値のサンプリング周波数でADC310がA/D変換する構成であれば、同期化部320は不要である。同期化部345についても同様である。
同期化部350は、デジタルデータD3をクロック信号ck_bに乗せ換えて、デジタルデータD3'として分割部360に供給する。
同期化部370は、デジタルデータD4をクロック信号ck_bに乗せ換えて、デジタルデータD4'として分割部380に供給する。
分割部360は、デジタルデータD3'を分割するものである。この分割部360は、クロック周波数Fck_a3に対するクロック周波数Fck_の比に応じた値であるm(mは、整数)個にデジタルデータD3'を分割して、分割した各々のデータをデジタルデータd3とする。具体的には、クロック周波数Fck_a3をクロック周波数Fck_に除した値を越えない整数がmの値として設定される。例えば、クロック周波数Fck_a3をクロック周波数Fck_に除した値が「4」程度である場合には、mに「3」が設定される。mが「3」であり、デジタルデータD3'のデータサイズが、例えば、12ビットである場合、1個のデジタルデータD3'から4ビットのデジタルデータd3が3個生成される。
また、分割部360は、デジタルデータd3のそれぞれについて、そのデジタルデータd3が先頭のデータであるか否かを示すフラグf3を生成する。ここで、先頭のデータとは、クロック信号ck_a3のクロック周期内において最初に送信されるデジタルデータd3のことを意味する。フラグf3には、例えば、デジタルデータd3が先頭のデータである場合に「1」の値が設定され、そうでない場合に「0」の値が設定される。分割部360は、制御信号V3によりメモリ316を制御して、デジタルデータd3およびフラグf3を保持させる。
分割部380は、デジタルデータD4'を分割するものである。この分割部380は、クロック周波数Fck_a4に対するクロック周波数Fck_の比に応じた値であるn(nは、整数)個にデジタルデータD4を分割して、分割した各々のデータをデジタルデータd4とする。例えば、デジタルデータD4'のデータサイズが22ビットであり、nに22が設定された場合、1つのデジタルデータD4から、22個の1ビットのデジタルデータd4が生成される。なお、デジタルデータD4のデータサイズは、22ビットに限定されない。例えば、16ビットや24ビットであってもよい。
また、分割部380は、デジタルデータD4'が生成されるたびにヘッダHDを生成する。ヘッダHDは、デジタルデータD4'の送信開始のタイミングを示す情報であり、例えば、デジタルデータD4'と同じサイズの所定の値のデータである。ヘッダHDの値は、デジタルデータD4が取りえない値に設定される。例えば、ヘッダHDにおける全ビットの値は「1」に設定される。分割部380は、制御信号V4によりメモリ317を制御して、ヘッダHDにおけるビットhd(「1」)を順にメモリ317に保持させる。そして、分割部380は、全てのビットhdを保持させた後、デジタルデータd4をメモリ317に順に保持させる。
メモリ314は、同期化部320の制御に従って、デジタルデータD1'およびフラグf1を保持するものである。メモリ315は、同期化部345の制御に従って、デジタルデータD2'およびフラグf2を保持するものである。メモリ316は、分割部360の制御に従って、デジタルデータd3およびフラグf3を保持するものである。メモリ317は、分割部380の制御に従って、ヘッダHDにおけるビットhd、または、デジタルデータd4を保持するものである。
ビデオストリーム生成部390は、クロック信号ck_bに同期してビデオストリームを生成するものである。このビデオストリームは、時系列の順に連続する複数の画像データと同期信号とデータイネーブル信号DEとを有する。それぞれの画像データは、所定数のピクセルデータP_dataからなる。このピクセルデータP_dataのサイズは、HDMIの規格において転送可能なピクセルデータのサイズとして規定されたサイズであり、例えば、24、30、36および48ビットのいずれかである。
ここで、同期信号は、画像データの垂直方向における走査のタイミングを同期させるための垂直同期信号Vsyncと、水平方向における走査のタイミングを同期させるための水平同期信号Hsyncとを含む。データイネーブル信号DEは、画像データを再生する期間を示す信号である。データイネーブル信号DEは、例えば、画像データを再生する期間内にハイレベルに設定され、それ以外の期間にローレベルに設定される。
ビデオストリーム生成部390は、データイネーブル信号DEをハイレベルに設定した期間において、クロック信号ck_bに同期して、メモリ314乃至317からデータを読み出す。具体的には、ビデオストリーム生成部390は、メモリ314からデジタルデータD'およびフラグf1を読み出し、メモリ315からデジタルデータD2'およびフラグf2を読み出す。また、ビデオストリーム生成部390は、メモリ316からデジタルデータd3およびフラグf3を読み出し、メモリ317からビットhdまたはデジタルデータd4を読み出す。ビデオストリーム生成部390は、読み出した高速のデータ(D1'およびD2')や低速のデータ(d3およびd4)の合計サイズより大きな、HDMIに規定のデータサイズのうち、最小のサイズのピクセルデータP_dataを生成する。例えば、比較的、高速のデータD1'およびD2'の合計サイズが22ビットであり、低速のデジタルデータd3およびd4の合計サイズが5ビットであり、フラグf1乃至f3の合計サイズが3ビットであるとする。この場合、これらのデータの合計のデータサイズは30ビットである。このため、HDMIにおいて規定されたピクセルデータのサイズである24、30、36および48ビット等のうち、30ビットがピクセルデータP_dataのサイズとして用いられる。そして、ビデオストリーム生成部390は、それらの高速データおよび低速データとフラグとをピクセルデータP_dataに格納する。
ただし、メモリ314にデジタルデータD1'が保持されていない場合には、ビデオストリーム生成部390は、デジタルデータD1'と同じサイズの任意のデータを無効なデータとしてピクセルデータP_dataに格納する。その場合には、ビデオストリーム生成部390は、無効なデータであることを示す「0」の値を設定したフラグf1を生成して格納する。デジタルデータD2'またはd3が保持されていない場合にも同様に、「0」に設定されたフラグf2またはf3が無効なデータとともに格納される。ビットhdおよびデジタルデータd4がいずれも保持されていない場合には、無効なデータ(例えば、「0」の値のビット)のみが格納される。
デジタルデータD1'(輝度信号)およびD2'(色差信号)の合計サイズが22ビットである場合、これらを格納することができる最小限のピクセルデータのサイズは24ビットである。1つの映像信号(例えば、デジタルデータD1'およびD2')のみを送信するのであれば、ビデオストリーム生成部390は、その24ビットのピクセルデータを用いればよい。しかしながら、ビデオストリーム生成部390が、24ビットよりも大きなビット数(例えば、30ビット)のピクセルデータを用いれば、ピクセルデータ内に、デジタルデータD1'およびD2'以外の別の信号をさらに追加することができる。ここで、仮に、デジタルデータD3'およびD4'を分割せずにそのままピクセルデータ内に追加しようとすると、30ビットのサイズに収まらないおそれがある。そこで、ピクセルデータ内に全てのデータを格納できるように、分割部360および380が、デジタルデータD3'およびD4'を分割している。これにより、ソース機器100は、規定のサイズのピクセルデータ内に、高速の信号(D1'やD2')と、低速の信号(D3'やD4')とを格納して送信することができる。したがって、ソース機器100は、それらの複数の信号を1本のケーブルで送信することができる。
HDMI送信部318は、ビデオストリームをHDMIの規格に従ってシンク機器400に送信するものである。HDMIの規格においては、TMDS(Transmission Minimized Differential Signaling)方式によりデータが伝送される。このTMDS方式は、ピクセルデータを伝送するための3対の信号線と、クロック信号を伝送するための1対の信号線とを用いて、信号の値を1対の信号線の電位差により判定する方式である。
なお、ビデオストリーム生成部390およびHDMI送信部318は、特許請求の範囲に記載のデータ送信部の一例である。
また、デジタルデータD1、D2およびD3のデータサイズは、データサイズD4と同様に、上述した例に限定されない。輝度を示すデジタルデータD1のデータサイズは、10ビットなど、12ビット以外のサイズであってもよい。デジタルデータD2およびD3についても同様である。
[同期化部の構成例]
図3は、第1の実施の形態における同期化部320の一構成例を示すブロック図である。この同期化部320は、入力側カウンタ321、入力側バッファ制御部322、トグル回路323、出力側カウンタ324、出力側バッファ325、セレクタ326およびメモリ制御部327を備える。また、同期化部320は、入力側バッファ330および出力側バッファ制御部340を備える。
入力側カウンタ321は、クロック信号ck_a1に同期して数値を計数するものである。この入力側カウンタ321は、クロック信号ck_a1に同期して、例えば、0乃至4の数値を繰り返し計数する。入力側カウンタ321は、その計数値をカウント値in_cntとして入力側バッファ制御部322に供給する。
入力側バッファ制御部322は、入力側バッファ330を制御するものである。この入力側バッファ制御部322は、カウント値in_cntに基づいて、入力側セット信号in_setを生成して入力側バッファ330およびトグル回路323に供給する。この入力側セット信号in_setは、入力側バッファ330内に所定個(例えば、5個)のデジタルデータD1を保持するタイミングを指示する信号である。具体的には、入力側バッファ制御部322は、カウント値in_cntが所定値(例えば、「4」)になったときに入力側セット信号in_setを生成する。
入力側バッファ330は、入力側バッファ制御部322の制御に従って、デジタルデータD1を保持するものである。入力側バッファ330は、クロック信号ck_a1に従って動作する複数段のレジスタを備え、最終段のレジスタは、入力側セット信号in_setが供給されたときに、ADC310からのデジタルデータD1と、各レジスタからのデジタルデータD1とを保持する。レジスタの段数が5段である場合、最終段のレジスタには5個のデジタルデータD1が保持される。入力側バッファ330は、これらのデータをスタックデータD1_stackとして出力側バッファ325に出力する。
トグル回路323は、入力側セット信号in_setに従ってトグル信号in_toglの値を反転させるものである。トグル回路323は、例えば、入力側セット信号in_setが供給されるたびに、トグル信号in_toglの値を反転させて出力側バッファ制御部340に供給する。
出力側バッファ制御部340は、出力側バッファ325を制御するものである。出力側バッファ制御部340は、トグル信号in_toglに基づいて、出力側セット信号out_setを生成して出力側バッファ325および出力側カウンタ324に供給する。この出力側セット信号out_setは、出力側バッファ325がスタックデータD1_stackを保持するタイミングを指示する信号である。出力側セット信号out_setの生成方法の詳細については後述する。
出力側カウンタ324は、クロック信号ck_bに同期して数値を計数するものである。この出力側カウンタ324は、クロック信号ck_bに同期して、初期値(例えば、「0」)から数値をカウントアップする。ただし、計数値が所定値(例えば、「5」)であれば、その値がホールドされる。また、出力側カウンタ324は、出力側セット信号out_setが供給されたときに、計数値を初期値にする。出力側カウンタ324は、計数値をカウント値out_cntとしてセレクタ326およびメモリ制御部327に供給する。
出力側バッファ325は、出力側バッファ制御部340の制御に従って、スタックデータD1_stackを保持するものである。出力側バッファ325は、出力側セット信号out_setが供給されたときに、スタックデータD1_stackを、5個のデジタルデータD1'からなるスタックデータD1'_stackとして保持する。このスタックデータD1'_stackは、クロック信号ck_a1からクロック信号ck_bに乗せ換えられたデータである。
セレクタ326は、カウント値out_cntに基づいてスタックデータD1'_stack内のデジタルデータD1'のいずれかを選択してメモリ314に供給するものである。具体的には、セレクタ326は、カウント値out_cntがiの場合に、5個のデジタルデータD1'のうちi番目のデジタルデータD1'を選択する。ただし、カウント値out_cntが「5」の場合には、セレクタ326は、4番目のデジタルデータD1'を選択する。
メモリ制御部327は、メモリ314を制御するものである。メモリ制御部327はカウント値out_cntに基づいてメモリ制御信号V1を生成してメモリ314に供給する。このメモリ制御信号V1は、メモリ314にデータを保持するタイミングを指示する信号であり、データを保持するタイミングにおいてハイレベルに設定される。具体的には、メモリ制御部327は、カウント値out_cntが所定値(例えば、「5」)になったときにメモリ制御信号V1にローレベルを設定し、そうでないときにハイレベルを設定する。また、メモリ制御信号V1は、フラグf1としてメモリ314に保持される。
図4は、第1の実施の形態における入力側バッファ330の一構成例を示すブロック図である。入力側バッファ330は、レジスタ331、332、333、334および335を備える。
レジスタ331は、クロック信号ck_a1に同期して、ADC310からのデジタルデータD1を保持するものである。このレジスタ331は、保持したデジタルデータD1をレジスタ332および335に供給する。レジスタ332は、クロック信号ck_a1に同期して、レジスタ331からのデジタルデータD1を保持するものである。このレジスタ332は、保持したデジタルデータD1をレジスタ333および335に供給する。
レジスタ333は、クロック信号ck_a1に同期して、レジスタ332からのデジタルデータD1を保持するものである。このレジスタ333は、保持したデジタルデータD1をレジスタ334および335に供給する。レジスタ334は、クロック信号ck_a1に同期して、レジスタ333からのデジタルデータD1を保持するものである。このレジスタ334は、保持したデジタルデータD1をレジスタ335に供給する。
レジスタ335は、入力側セット信号in_setが供給されたときに、ADC310からのデジタルデータD1と、レジスタ331乃至334からの4個のデジタルデータD1とを保持するものである。このレジスタ335は、保持した5個のデジタルデータD1をスタックデータD1_stackとして出力側バッファ325に供給する。
[出力側バッファ制御部の構成例]
図5は、第1の実施の形態における出力側バッファ制御部340の一構成例を示すブロック図である。この出力側バッファ制御部340は、フリップフロップ341および342と出力側セット信号生成部343とを備える。
フリップフロップ341は、クロック信号ck_bに同期してトグル信号in_toglを保持するものである。フリップフロップ342は、保持したトグル信号in_toglをトグル信号in_togl_1としてフリップフロップ342および出力側セット信号生成部343に供給する。
フリップフロップ342は、クロック信号ck_bに同期してトグル信号in_togl_1を保持するものである。フリップフロップ342は、保持したトグル信号in_togl_1をトグル信号in_togl_2として出力側セット信号生成部343に供給する。
出力側セット信号生成部343は、トグル信号in_togl_1およびトグル信号in_togl_2に基づいて出力側セット信号out_setを生成するものである。具体的には、出力側セット信号生成部343は、トグル信号in_togl_1およびトグル信号in_togl_2のいずれかがハイレベルの場合に、出力側セット信号out_setをアサートする。一方、トグル信号in_togl_1およびトグル信号in_togl_2がいずれもハイレベルまたはローレベルの場合に、出力側セット信号生成部343は、出力側セット信号out_setをネゲートする。出力側セット信号生成部343は、出力側セット信号out_setを出力側バッファ325に供給する。
図6は、第1の実施の形態における出力側セット信号生成部343の動作の一例を示す図である。出力側セット信号生成部343は、トグル信号in_togl_1およびトグル信号in_togl_2のいずれかがハイレベルの場合に、出力側セット信号out_setをアサートする。一方、トグル信号in_togl_1およびトグル信号in_togl_2がいずれもハイレベルまたはローレベルの場合に、出力側セット信号生成部343は、出力側セット信号out_setをネゲートする。
図7は、第1の実施の形態における出力側カウンタ324の動作の一例を示す図である。出力側カウンタ324は、出力側セット信号out_setがローレベルであり、クロック信号ck_bがハイレベルであるときに、初期値(例えば、「0」)から数値をカウントアップする。ただし、計数値が所定値(例えば、「5」)であれば、その値がホールドされる。また、出力側カウンタ324は、出力側セット信号out_setおよびクロック信号ck_bがハイレベルになったときに、計数値を初期値にする。
[同期化部および分割部の構成例]
図8は、第1の実施の形態における中間周波数信号に対する同期化部350および分割部360の一構成例を示すブロック図である。同期化部350は、入力側カウンタ351、入力側バッファ制御部352、入力側バッファ353、トグル回路354、出力側バッファ制御部355および出力側バッファ356を備える。
入力側カウンタ351の構成は、0乃至4の代わりに0乃至3の数値を計数する点以外は、入力側カウンタ321と同様である。
入力側バッファ制御部352、トグル回路354および出力側バッファ制御部355のそれぞれの構成は、入力側バッファ制御部322、トグル回路323および出力側バッファ制御部340と同様である。
入力側バッファ353の構成は、レジスタの段数が4段である点以外は、入力側バッファ330と同様である。入力側バッファ353は、4個のデジタルデータD3をスタックデータD3_stackとして出力側バッファ325に供給する。
出力側バッファ356の構成は、出力側バッファ325と同様である。ただし、出力側バッファ356は、スタックデータD3_stackを、4個のデジタルデータD3'からなるスタックデータD3'_stackとして保持する。このスタックデータD3'_stackは、12個のデジタルデータd3に分割して読み出される。
分割部360は、出力側カウンタ361、セレクタ362、フラグ生成部363およびメモリ制御部364を備える。
出力側カウンタ361の構成は、0乃至5の代わりに0乃至12の数値を計数する点以外は出力側カウンタ324と同様である。
セレクタ362は、カウント値out_cntに基づいてスタックデータD3'_stack内のデジタルデータd3のいずれかを選択してメモリ316に供給するものである。具体的には、セレクタ362は、カウント値out_cntがjの場合に、12個のデジタルデータd3のうちj番目のデジタルデータd3を選択する。ただし、カウント値out_cntが「12」の場合には、セレクタ362は、11番目のデジタルデータd3を選択する。
フラグ生成部363は、カウント値out_cntに基づいてフラグf3を生成するものである。具体的には、フラグ生成部363は、カウント値out_cntが0、3、6および9のいずれかである場合には、ハイレベルに設定したフラグf3を生成する。一方、カウント値out_cntが0、3、6および9のいずれでもない場合には、フラグ生成部363は、ローレベルに設定したフラグf3を生成する。
メモリ制御部364の構成は、カウント値ont_cntが「12」になったときにメモリ制御信号V3にローレベルを設定する点と、メモリ制御信号V3をフラグとして供給しない点とにおいてメモリ制御部327と異なる。
図9は、第1の実施の形態における音声信号に対する同期化部370および分割部380の一構成例を示すブロック図である。
同期化部370は、デコーダ371、遅延部372、シフトレジスタ373およびセット制御部374を備える。また、分割部380は、ヘッダ付加制御部381、データ出力制御部382、ヘッダ付加部383およびメモリ制御部384を備える。
デコーダ371は、デジタルデータD4を復号するものである。デコーダ371は、例えば、ビットクロックに基づいて、デジタルデータD4におけるビットの各々を取得して、所定のコーデックに従って復号する。ビットクロックは、図9において省略されている。デコーダ371は、復号したデジタルデータD4を、クロック信号ck_a4に同期して、シフトレジスタ373に供給する。また、デコーダ371は、デジタルデータD4を復号するたびに、開始信号in_startを生成して遅延部372に供給する。この開始信号in_startは、有効なデジタルデータD4の送信タイミングを示す信号である。
ここで、デジタルデータD4は、例えば、L(Left)チャネルおよびR(Right)チャネルのうち、一方のみからのデータである。しかし、デコーダ371は、LチャネルおよびRチャネルの両方からのデータをデジタルデータD4として取得してもよい。この場合には、デコーダ371には、L、Rチャネルのいずれのデータであるかを示すLRクロックがさらに入力される。
遅延部372は、クロック信号ck_a4に同期して、開始信号in_startを一定期間、遅延させるものである。遅延部372は、遅延させた開始信号in_startを開始信号in_start_dlyとしてセット制御部374に供給する。
セット制御部374は、シフトレジスタ373を制御してデータを保持させるものである。セット制御部374は、同期信号ck_bに同期して、開始信号in_start_dlyの立上りエッジを検出し、出力側セット信号out_setを生成する。例えば、セット制御部374は、図5に例示した出力側バッファ制御部340と同様に、2段のフリップフロップと論理回路とを備える。1段目のフリップフロップは、開始信号in_start_dlyを同期信号ck_bに同期して保持し、保持した信号をin_start_dly_1として出力する。2段目のフリップフロップは、開始信号in_start_dly_1を同期信号ck_bに同期して保持し、保持した信号をin_start_dly_2として出力する。セット制御部374内の論理回路は、in_start_dly_1がハイレベルであり、in_start_dly_2がローレベルの場合(立上りエッジを検出した場合)に、出力側セット信号out_setをアサートする。そうでない場合に、論理回路は、出力側セット信号out_setをネゲートする。セット制御部374は、出力側セット信号out_setをシフトレジスタ373およびヘッダ付加制御部381に供給する。この出力側セット信号out_setは、シフトレジスタ373がデジタルデータD4を保持するタイミングを指示する信号である。
ヘッダ付加制御部381は、ヘッダ付加部383を制御するものである。ヘッダ付加制御部381は、出力側セット信号out_setが供給されたときに、ヘッダ付加制御信号out_hdを生成してデータ出力制御部382、ヘッダ付加部383およびメモリ制御部384に供給する。このヘッダ付加制御信号out_hdは、ヘッダHDを付加するタイミングを指示する信号である。
データ出力制御部382は、シフトレジスタ373の出力動作を制御するものである。このデータ出力制御部382は、ヘッダ付加制御信号out_hdが供給された後において、シフト制御信号out_shiftを生成してシフトレジスタ373およびメモリ制御部384に供給する。このシフト制御信号out_shiftは、シフトレジスタ373に対し、デジタルデータd4の出力を指示する信号である。
シフトレジスタ373は、デジタルデータD4を保持して、そのデータにおけるビット(すなわち、デジタルデータd4)を順に出力するものである。このシフトレジスタ373は、少なくともn段のフリップフロップを備える。ここで、nは、デジタルデータD4のデータサイズである。出力側セット信号out_setが供給されたとき、シフトレジスタ373は、デコーダ371からのデジタルデータD4をデジタルデータD4'として保持する。そして、シフト制御信号out_shiftが供給されると、シフトレジスタ373は、クロック信号ck_bに同期してデジタルデータD4'におけるデジタルデータd4をシフトさせる。そして、シフトレジスタ373は、n段目のフリップフロップから、デジタルデータd4を順にヘッダ付加部383に供給する。
ヘッダ付加部383は、ヘッダHDを生成してデジタルデータD4'に付加するものである。このヘッダ付加部383は、ヘッダ付加制御信号out_hdが供給されたときにヘッダHDを生成し、そのヘッダHDにおけるビットhdをクロック信号ck_bに同期して順にメモリ317に供給する。また、ヘッダ付加部383は、ヘッダHDを送信した後に、シフトレジスタ373からのデジタルデータd4をクロック信号ck_bに同期して順にメモリ317に供給する。
メモリ制御部384は、メモリ317を制御するものである。メモリ制御部384は、ヘッダ付加制御信号out_hdおよびシフト制御信号out_shiftに基づいてメモリ制御信号V4を生成して生成してメモリ314に供給する。このメモリ制御信号V4は、メモリ317にデータを保持するタイミングを指示する信号であり、データを保持するタイミングにおいてハイレベルに設定される。具体的には、メモリ制御部384は、ヘッダ付加制御信号out_hdまたはシフト制御信号out_shiftが供給されているときにメモリ制御信号V4にハイレベルを設定し、いずれも供給されていないときにローレベルを設定する。
図10は、第1の実施の形態におけるシフトレジスタ373の動作の一例を示す図である。このシフトレジスタ373は、出力側セット信号out_setがハイレベルである場合に、デジタルデータD4'を保持する。また、シフト制御信号out_shiftがハイレベルである場合に、シフトレジスタ373は、クロック信号ck_bに同期してデジタルデータD4'におけるビット(すなわち、デジタルデータd4)を順に出力する。ここで、出力側セット信号out_setおよびシフト制御信号out_shiftがいずれもハイレベルに設定されることはないものとする。
図11は、第1の実施の形態におけるビデオストリーム生成部390の一例を示す図である。このビデオストリーム生成部390は、タイミング信号生成部391およびピクセルデータ生成部392を備える。
タイミング信号生成部391は、垂直同期信号Vsync、水平同期信号Hsyncおよびデータイネーブル信号DEを生成するものである。このタイミング信号生成部391は、クロック信号ck_bに同期して、HDMIにおいて規定されたタイミングで垂直同期信号Vsync、水平同期信号Hsyncおよびデータイネーブル信号DEを生成する。タイミング信号生成部391は、これらの信号をHDMI送信部318に供給する。また、タイミング信号生成部391は、データイネーブル信号DEをメモリ314乃至317を制御する信号として、それらのメモリに供給する。例えば、ハイレベルのデータイネーブル信号DEが、保持したデータの出力を指示する信号としてメモリ314乃至317に供給される。
ピクセルデータ生成部392は、ピクセルデータP_dataを生成するものである。このピクセルデータ生成部392は、クロック信号ck_bに同期してメモリ314乃至317からデータを読み出す。そして、ピクセルデータ生成部392は、読み出したデータを所定の領域に格納したピクセルデータP_dataを生成してHDMI送信部318に供給する。
図12は、第1の実施の形態における同期化されたデータの一例を示す図である。クロック信号ck_a1は、式1を満たす、クロック信号ck_bと同程度のクロック周波数である。このため、クロック信号ck_a1に同期して生成されたデジタルデータD1は、クロック信号ck_bが立ち上がるたびに同期化部320からデジタルデータD1'として出力される。デジタルデータD2も同様である。
また、クロック信号ck_a3は、式2を満たす、クロック信号ck_bの1/4程度のクロック周波数である。このため、クロック信号ck_a3に同期して生成されたデジタルデータD3は、クロック信号ck_bの約4クロックごとに、同期化部350からデジタルデータD3'として出力される。
また、クロック信号ck_a4は、式3を満たす、クロック信号ck_bの1/192程度のクロック周波数である。このため、クロック信号ck_a4に同期して生成されたデジタルデータD4は、クロック信号ck_bの約192クロックごとに、同期化部370からデジタルデータD4'として出力される。
デジタルデータD1'、D2'、D3'およびD4'のそれぞれのデータサイズを例えば、12、10、12および22ビットとする。この場合、これらのデータが同時に出力されるタイミングにおいては、送信するデータの合計サイズが56ビットとなり、HDMIで規定されるサイズのピクセルデータに格納することができなくなる。したがって、比較的、低速のデジタルデータD3'およびD4'を分割する必要がある。
図13は、第1の実施の形態における同期化部320の動作の一例を示すタイミングチャートである。
ADC310は、クロック信号ck_a1に同期して、デジタルデータD1を生成する。また、入力側カウンタ321は、クロック信号ck_a1に同期して、0乃至4のカウント値in_cntを計数する。入力側バッファ制御部322は、そのカウント値in_cntが「4」になったときに、入力側セット信号in_setを生成する。そして、入力側セット信号in_setが生成されると、入力側バッファ330は、5個のデジタルデータD1をスタックデータD1_stackとして保持する。また、トグル回路323は、入力側セット信号in_setが生成されるたびに、トグル信号in_toglの値を反転させる。
フリップフロップ341は、クロック信号ck_bに同期してトグル信号in_toglを保持し、保持したトグル信号in_toglをトグル信号in_togl_1として供給する。そして、フリップフロップ342は、クロック信号ck_bに同期してトグル信号in_togl_1を保持し、保持したトグル信号in_togl_1をトグル信号in_togl_2として供給する。出力側セット信号生成部343は、トグル信号in_togl_1およびトグル信号in_togl_2のいずれかがハイレベルの場合に、出力側セット信号out_setをアサートする。
出力側セット信号out_setがアサートされると、出力側バッファ325は、スタックデータD1_stackを、5個のデジタルデータD1'からなるスタックデータD1'_stackとして保持する。これにより、デジタルデータD1は、クロック信号ck_bに乗せ換えられる。
出力側カウンタ324は、クロック信号ck_bに同期して、カウント値out_cntを初期値(例えば、「0」)からカウントアップする。ただし、カウント値out_cntが「5」であれば、その値がホールドされる。また、出力側カウンタ324は、出力側セット信号out_setが供給されたときに、カウント値out_cntを初期値にする。
セレクタ326は、カウント値out_cntに基づいてスタックデータD1'_stack内のデジタルデータD1'のいずれかを選択する。ただし、カウント値out_cntが「5」の場合には、セレクタ326は、4番目のデジタルデータD1'を選択する。
メモリ制御部327は、カウント値ont_cntが所定値(例えば、「5」)になったときにメモリ制御信号V1にローレベルを設定し、そうでないときにハイレベルを設定する。また、メモリ制御信号V1は、フラグf1としてメモリ314に保持される。
図14は、第1の実施の形態における同期化部350および分割部360の動作の一例を示すタイミングチャートである。
ADC312は、クロック信号ck_a3に同期して、デジタルデータD3を生成する。また、入力側カウンタ351は、クロック信号ck_a3に同期して、0乃至3のカウント値in_cntを計数する。入力側バッファ制御部352は、そのカウント値in_cntが「3」になったときに、入力側セット信号in_setを生成する。そして、入力側セット信号in_setが生成されると、入力側バッファ353は、4個のデジタルデータD3をスタックデータD3_stackとして保持する。また、トグル回路354は、入力側セット信号in_setが生成されるたびに、トグル信号in_toglの値を反転させる。
出力側バッファ制御部355は、クロック信号ck_bに同期してトグル信号in_toglを保持し、保持したトグル信号in_toglをトグル信号in_togl_1として供給する。そして、出力側バッファ制御部355は、クロック信号ck_bに同期してトグル信号in_togl_1を保持し、保持したトグル信号in_togl_1をトグル信号in_togl_2として供給する。出力側バッファ制御部355は、トグル信号in_togl_1およびトグル信号in_togl_2のいずれかがハイレベルの場合に、出力側セット信号out_setをアサートする。
出力側セット信号out_setがアサートされると、出力側バッファ356は、スタックデータD3_stackを、4個のデジタルデータD3'からなるスタックデータD3'_stackとして保持する。これにより、デジタルデータD3は、クロック信号ck_bに乗せ換えられる。このスタックデータD3'_stackは、12個のデジタルデータd3に分割して読み出される。
出力側カウンタ361は、クロック信号ck_bに同期して、カウント値out_cntを初期値(例えば、「0」)からカウントアップする。ただし、カウント値out_cntが12であれば、その値がホールドされる。また、出力側カウンタ361は、出力側セット信号out_setが供給されたときに、カウント値out_cntを初期値にする。
セレクタ362は、カウント値out_cntに基づいてスタックデータD1'_stack内のデジタルデータd3のいずれかを選択する。ただし、カウント値out_cntが「12」の場合には、セレクタ362は、11番目のデジタルデータd3を選択する。
フラグ生成部363は、カウント値out_cntが0、3、6および9のいずれかである場合には、ハイレベルに設定したフラグf3を生成する。メモリ制御部364は、カウント値ont_cntが所定値(例えば、「12」)になったときにメモリ制御信号V3にローレベルを設定し、そうでないときにハイレベルを設定する。
図15は、第1の実施の形態における同期化部370および分割部380の動作の一例を示すタイミングチャートである。
ADC313は、クロック信号ck_a4に同期してデジタルデータD4を生成する。デコーダ371は、デジタルデータD4を復号するたびに、開始信号in_startを生成する。遅延部372は、開始信号in_startを一定期間、遅延させた開始信号in_start_dlyを生成する。セット制御部374は、開始信号in_start_dlyが生成されると、出力側セット信号out_setを生成する。
ヘッダ付加制御部381は、出力側セット信号out_setが生成されると、ヘッダ付加制御信号out_hdを生成する。そして、データ出力制御部382は、ヘッダ付加制御信号out_hdが供給された後において、シフト制御信号out_shiftを生成する。
シフトレジスタ373は、出力側セット信号out_setが生成されると、デジタルデータD4をデジタルデータD4'として保持する。そして、シフト制御信号out_shiftが供給されると、シフトレジスタ373は、クロック信号ck_bに同期してデジタルデータD4'をシフトさせて、n段目のフリップフロップから、デジタルデータd4を順に出力する。なお、シフトレジスタ373の動作は、図15において省略されている。
ヘッダ付加部383は、ヘッダ付加制御信号out_hdが供給されたときにヘッダHDを生成し、そのヘッダHDにおけるビットhdをクロック信号ck_bに同期して順にメモリ317に供給する。また、ヘッダ付加部383は、ヘッダHDを送信した後に、シフトレジスタ373からのデジタルデータd4をクロック信号ck_bに同期して順にメモリ317に供給する。
メモリ制御部384は、ヘッダ付加制御信号out_hdまたはシフト制御信号out_shiftが供給されているときにメモリ制御信号V4にハイレベルを設定し、いずれも供給されていないときにローレベルを設定する。
図16は、第1の実施の形態におけるピクセルデータP_dataのデータ構成の一例を示す図である。ビデオストリーム生成部390は、デジタルデータD1'、D2'およびd3と、フラグf1、f2およびf3と、ビットhdまたはデジタルデータd4とを所定の領域に格納したピクセルデータP_dataを生成する。
例えば、30ビットのピクセルデータP_data内の1ビット目から12ビット目までの領域に、12ビットのデジタルデータD1'が格納される。また、13ビット目にフラグf1が格納される。14ビット目から23ビット目までの領域には、10ビットのデジタルデータD2'が格納され、24ビット目にはフラグf2が格納される。そして、25ビット目から28ビット目までの領域には、デジタルデータD3'を3分割した、4ビットのデジタルデータd3が格納される。29ビット目には、フラグf3が格納され、30ビット目には、ヘッダHDにおけるビットhd、または、デジタルデータD4におけるデジタルデータd4が格納される。ここで、ビットhdおよびデジタルデータd4のいずれもメモリ317から読み出されなかった場合には、30ビット目には無効なビット(例えば、「0」のビット)が格納されるものとする。
図17は、第1の実施の形態における同期信号およびデータイネーブル信号の生成タイミングの一例を示すタイミングチャートである。ビデオストリーム生成部390は、画像データの垂直方向の走査を行うタイミングで垂直同期信号Vsyncを生成する。そして、ビデオストリーム生成部390は、その画像データ内の水平方向の走査を行うタイミングで水平同期信号Hsyncを生成する。また、ビデオストリーム生成部390は、有効なピクセルデータP_dataを送信する期間において、ハイレベルに設定したデータイネーブル信号DEを生成する。
図18は、第1の実施の形態における画像データのデータ構成の一例を示す図である。図18において、空白の領域は、無効なデータが格納されている領域である。画像データは複数の水平ラインからなり、それぞれの水平ラインは、複数のピクセルデータから構成されている。ピクセルデータの各々の1ビット目から29ビット目までには、デジタルデータD1'、D2'およびd3と、フラグf1、f2およびf3とが格納される。また、ピクセルデータの30ビット目には、ヘッダHDにおけるビットhd、または、デジタルデータd4が格納される。
[受信部の構成例]
図19は、第1の実施の形態における受信部500の一構成例を示すブロック図である。受信部500は、HDMI受信部510と、ビデオストリーム復調部520と、復元部530および540と、メモリ550乃至553とを備える。
HDMI受信部510は、ビデオストリームをHDMIの規格に従ってソース機器100から受信するものである。HDMI受信部510は、そのビデオストリームをビデオストリーム復調部520に供給する。また、HDMI受信部510は、クロック信号ck_bと同一の周波数のクロック信号ck_cを生成して復元部530および540に供給する。
ビデオストリーム復調部520は、ビデオストリームからピクセルデータを分離(言い換えれば、復調)するものである。このビデオストリーム復調部520は、ビデオストリームにおける同期信号(すなわち、VsyncおよびHsync)とデータイネーブル信号DEとに基づいて、ビデオストリームからピクセルデータP_dataを分離する。
ビデオストリーム復調部520は、そのピクセルデータP_dataから、デジタルデータD1'およびフラグf1を取り出し、そのフラグf1によりメモリ550を制御して、デジタルデータD1'を保持させる。また、ビデオストリーム復調部520は、ピクセルデータP_dataから、デジタルデータD2'およびフラグf2を取り出し、そのフラグf2によりメモリ550を制御して、デジタルデータD2'を保持させる。また、ビデオストリーム復調部520は、ピクセルデータP_dataから、デジタルデータd3およびフラグf3を取り出して復元部530に供給し、ビットhdまたはデジタルデータd4を取り出して復元部540に供給する。
なお、HDMI受信部510およびビデオストリーム復調部520は、特許請求の範囲に記載のデータ受信部の一例である。
復元部530は、フラグf3に基づいて、複数のデジタルデータd3からデジタルデータD3を復元するものである。具体的には、復元部530は、「1」の値のフラグf3が受信されたときから、連続して受信された所定数(例えば、「3」)のデジタルデータd3を合成することによりデジタルデータD3'を復元する。復元部530は、メモリ制御信号V3によりメモリ552を制御して、デジタルデータD3'を保持させる。
復元部540は、ヘッダHDに基づいて、複数のデジタルデータd3からデジタルデータD4を復元するものである。具体的には、復元部540は、所定数(例えば、「22」)のビットhdからなるヘッダHDが受信されたときから、連続して受信された所定数(例えば、「22」)のデジタルデータd4を合成することによりデジタルデータD4'を復元する。復元部530は、メモリ制御信号V4によりメモリ553を制御して、デジタルデータD4'を保持させる。
メモリ550は、ビデオストリーム復調部520の制御に従って、デジタルデータD1'を保持するものである。メモリ551は、ビデオストリーム復調部520の制御に従って、デジタルデータD2'を保持するものである。メモリ552は、復元部530の制御に従って、デジタルデータD3'を保持するものである。メモリ553は、復元部540の制御に従って、デジタルデータD4'を保持するものである。
そして、メモリ550および551に保持されたデジタルデータD1'およびD2'は、デジタル集積回路610へ供給される。メモリ552に保持されたデジタルデータD3'は、デジタル集積回路620へ供給される。メモリ553に保持されたデジタルデータD4'は、デジタル集積回路630へ供給される。
[復元部の構成例]
図20は、第1の実施の形態における中間周波数信号を復元する復元部530の一構成例を示すブロック図である。この復元部530は、受信側バッファ531およびフラグ検出部533を備える。
受信側バッファ531は、複数のデジタルデータd3を保持するものである。この受信側バッファ531は少なくともm段のレジスタ532を備える。ここで、mは、デジタルデータD3'を分割した個数であり、例えば、「3」である。
レジスタ532は、クロック信号ck_bと周波数が一致するクロック信号ck_cに同期して、デジタルデータd3を保持するものである。1段目からm−1段目までのレジスタ532は、保持したデジタルデータd3を後段のレジスタ532およびメモリ552に供給する。また、m段目のレジスタ532は、保持したデジタルデータd3をメモリ552に供給する。
フラグ検出部533は、フラグf3を検出するものである。このフラグ検出部533は、少なくともm+1段のフリップフロップ534を備える。
フリップフロップ534は、クロック信号ck_cに同期して、フラグf3を保持するものである。1段目からm段目のフリップフロップ534は、保持したフラグf3を後段のフリップフロップ534に供給する。m+1段目のフリップフロップ534は、保持したフラグf3をメモリ制御信号V3としてメモリ552に供給する。
メモリ552は、メモリ制御信号V3(すなわち、フラグf3)が、ハイレベルになったときに、m段のレジスタ532から、m個のデジタルデータd3を読み出し、それらからなるデータをデジタルデータD3として保持する。これにより、デジタルデータD3が復元される。
図21は、第1の実施の形態における音声信号を復元する復元部540の一構成例を示すブロック図である。この復元部540は、前段シフトレジスタ541、後段シフトレジスタ543およびヘッダ検出部545を備える。
前段シフトレジスタ541は、クロック信号ck_cに同期して、デジタルデータD4およびヘッダHDを保持するものである。この前段シフトレジスタ541は、少なくともn段のフリップフロップ542を備える。ここで、nは、デジタルデータD4およびヘッダHDのデータサイズであり、例えば、「22」である。
フリップフロップ542は、クロック信号ck_cに同期して、ヘッダHDにおけるビットhd、または、デジタルデータd4を保持するものである。1段目からn−1段目のフリップフロップ542は、保持したデータを後段のフリップフロップ542およびメモリ553に供給する。n段目のフリップフロップ542は、保持したデータを後段シフトレジスタ543およびメモリ553に供給する。
後段シフトレジスタ543は、クロック信号ck_cに同期して、ヘッダHDを保持するものである。この後段シフトレジスタ543は、少なくともn段のフリップフロップ544を備える。
フリップフロップ544は、クロック信号ck_cに同期して、ヘッダHDにおけるビットhdを保持するものである。1段目からn−1段目のフリップフロップ544は、保持したデータを後段のフリップフロップ544およびヘッダ検出部545に供給する。また、n段目のフリップフロップ544は、保持したデータをヘッダ検出部545に供給する。
ヘッダ検出部545は、ヘッダHDを検出するものである。このヘッダ検出部545は、後段シフトレジスタ543に保持されたデータが、ヘッダHDに該当するか否かを判断する。ヘッダHDである場合には、ヘッダ検出部545は、メモリ制御信号V4によりメモリ553を制御して前段シフトレジスタ541内のnビットのデータをデジタルデータD4として保持させる。これにより、デジタルデータD4が復元される。
[ソース機器の動作例]
図22は、第1の実施の形態におけるソース機器100の動作の一例を示すフローチャートである。ソース機器100は、複数のアナログデータのそれぞれに対して、異なるサンプリング周波数によりA/D変換を行い、複数のデジタルデータを生成する(ステップS911)。ソース機器100は、それらのデジタルデータをクロック信号ck_bに乗せ換えて、同期化する(ステップS912)。そして、ソース機器100は、複数のデジタルデータのうち、低速のデータ(音声信号や中間周波数信号など)を分割し(ステップS913)、フラグまたはヘッダを付加する(ステップS914)。ソース機器100は、ピクセルデータを生成して、デジタルデータやフラグを格納する(ステップS915)。ソース機器100は、そのピクセルデータを1本のHDMIケーブルを介して送信する(ステップS916)。
[シンク機器の動作例]
図23は、第1の実施の形態におけるシンク機器400の動作の一例を示すフローチャートである。シンク機器400は、1本のHDMIケーブルを介してピクセルデータを受信する(ステップS921)。シンク機器400は、ピクセルデータ内の分割されたデジタルデータから、分割前のデジタルデータを復元する(ステップS922)。そして、シンク機器400は、そのデジタルデータを再生または記録する(ステップS923)。
このように、第1の実施の形態によれば、ソース機器100は、低速なデータ(D3等)を分割して、高速なデータ(D1等)とともに所定サイズのデータに格納して送信するため、速度の異なる複数のデータを1本のケーブルで送信することができる。これにより、ソース機器100およびシンク機器400において、データを送受信するための端子数を削減することができる。この端子数の削減により、これらの機器のコストを低減することができる。また、機器の寸法を小さくすることができる。
<2.変形例>
第1の実施の形態では、HDMIの規格に従ってデータを送信していたが、HDMI以外の規格に従ってデータを送信することもできる。例えば、PCIe(PCI−Express)の規格に従ってデータを送信してもよい。変形例の送信部300は、PCIeの規格に従ってデータを送信する点において第1の実施の形態と異なる。
なお、上述の実施の形態は本技術を具現化するための一例を示したものであり、実施の形態における事項と、特許請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、特許請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本技術の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本技術は実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
また、上述の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。この記録媒体として、例えば、CD(Compact Disc)、MD(MiniDisc)、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリカード、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc(登録商標))等を用いることができる。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)周波数の異なる複数のクロック信号のうち周波数が所定値より低い低クロック信号に同期して生成したデータを低速データとして供給する低速データ供給部と、
前記複数のクロック信号のうち前記低クロック信号より周波数の高い高クロック信号に同期して生成したデータを高速データとして供給する高速データ供給部と、
前記低クロック信号の周波数に対する前記高クロック信号の周波数の比に応じた所定数に前記低速データを分割する分割部と、
前記分割された低速データと前記高速データとを所定サイズのデータに格納して送信するデータ送信部と
を具備するソース機器。
(2)前記供給された前記低速データを前記高クロック信号に同期して前記所定数のデータとして保持する保持部をさらに備え、
前記分割部は、前記保持部から前記所定数のデータの各々を前記高クロック信号に同期して順に読み出して前記分割された低速データとして供給する
前記(1)記載のソース機器。
(3)前記分割部は、
前記高クロック信号に同期してカウント値を計数するカウンタと、
前記カウント値に基づいて前記所定数のデータの各々を順に選択して読み出すセレクタと
を備える前記2記載のソース機器。
(4)前記保持部は、前記低速データを保持して当該低速データにおけるビットの各々を前記分割部の制御に従ってシフトして順に出力するシフトレジスタを備え、
前記分割部は、前記高クロック信号に同期して前記シフトレジスタに出力させた前記ビットの各々を前記分割された低速データとして順に供給する
前記(2)または(3)記載のソース機器。
(5)前記高速データは、映像データを含み、
前記低速データは、音声データを含む
前記(1)乃至(4)のいずれかに記載のソース機器。
(6)前記高速データは、圧縮されていない非圧縮データを含み、
前記低速データは、前記非圧縮データのデータサイズより小さなサイズに圧縮された圧縮データを含む
前記(1)乃至(5)のいずれかに記載のソース機器。
(7)前記低速データ供給部は、前記低クロック信号に同期して所定のアナログデータから変換したデジタルデータを前記低速データとして供給する
前記(1)乃至(6)のいずれかに記載のソース機器。
(8)前記高速データ供給部は、前記高クロック信号に同期して所定のアナログデータから変換したデジタルデータを前記高速データとして供給する
前記(1)乃至(7)のいずれかに記載のソース機器。
(9)周波数の異なる複数のクロック信号のうち周波数が所定値より低い低クロック信号に同期して生成したデータを低速データとして供給する低速データ供給部と、
前記複数のクロック信号のうち前記低クロック信号より周波数の高い高クロック信号に同期して生成したデータを高速データとして供給する高速データ供給部と、
前記低クロック信号の周波数に対する前記高クロック信号の周波数の比に応じた所定数に前記低速データを分割する分割部と、
前記分割された低速データと前記高速データとを所定サイズのデータに格納して送信するデータ送信部と、
前記送信された所定サイズのデータを受信するデータ受信部と、
前記受信された所定サイズのデータ内の前記分割された低速データから分割前の前記低速データを復元する復元部と
を具備する通信システム。
(10)前記分割部は、前記分割された低速データが前記低クロック信号のクロック周期において最初に送信されるデータであるか否かを示すフラグを生成し、
前記データ送信部は、前記フラグをさらに前記所定サイズのデータに格納し、
前記復元部は、前記最初に送信されるデータであることを示す前記フラグを受信したときより連続して受信した前記所定数の前記分割された低速データから分割前の前記低速データを復元する
前記(9)記載の通信システム。
(11)前記分割部は、前記低速データの送信開始タイミングを示すヘッダ情報を生成して当該ヘッダ情報を分割して前記データ送信部に供給してから前記低速データの分割を開始し、
前記データ送信部は、前記分割されたヘッダ情報を前記所定サイズのデータに格納して送信してから前記分割された低速データを格納した前記所定サイズのデータの送信を開始し、
前記復元部は、前記ヘッダ情報を復元してから前記低速データの復元を開始する
前記(9)または(10)記載の通信システム。
(12)低速データ供給部が、周波数の異なる複数のクロック信号のうち周波数が所定値より低い低クロック信号に同期して生成したデータを低速データとして供給する低速データ供給手順と、
高速データ供給部が、前記複数のクロック信号のうち前記低クロック信号より周波数の高い高クロック信号に同期して生成したデータを高速データとして供給する高速データ供給手順と、
分割部が、前記低クロック信号の周波数に対する前記高クロック信号の周波数の比に応じた所定数に前記低速データを分割する分割手順と、
データ送信部が、前記分割された低速データと前記高速データとを所定サイズのデータに格納して送信するデータ送信手順と
を具備するソース機器の制御方法。
100 ソース機器
210、230 増幅回路
220 周波数変換回路
300 送信部
310、311、312、313 ADC
314、315、316、317、550、551、552、553 メモリ
318 HDMI送信部
319 PCIe送信部
320、345、350、370 同期化部
321、351 入力側カウンタ
322、352 入力側バッファ制御部
323、354 トグル回路
324、361 出力側カウンタ
325、356 出力側バッファ
326、362 セレクタ
327、364、384 メモリ制御部
330、353 入力側バッファ
331、332、333、334、335、532 レジスタ
340、355 出力側バッファ制御部
341、342、534、542、544 フリップフロップ
343 出力側セット信号生成部
360、380 分割部
363 フラグ生成部
371 デコーダ
372 遅延部
373 シフトレジスタ
374 セット制御部
381 ヘッダ付加制御部
382 データ出力制御部
383 ヘッダ付加部
390 ビデオストリーム生成部
391 タイミング信号生成部
392 ピクセルデータ生成部
400 シンク機器
500 受信部
510 HDMI受信部
520 ビデオストリーム復調部
530、540 復元部
531 受信側バッファ
533 フラグ検出部
541 前段シフトレジスタ
543 後段シフトレジスタ
545 ヘッダ検出部
610、620、630 デジタル集積回路

Claims (12)

  1. 周波数の異なる複数のクロック信号のうち周波数が所定値より低い低クロック信号に同期して生成したデータを低速データとして供給する低速データ供給部と、
    前記複数のクロック信号のうち前記低クロック信号より周波数の高い高クロック信号に同期して生成したデータを高速データとして供給する高速データ供給部と、
    前記低クロック信号の周波数に対する前記高クロック信号の周波数の比に応じた所定数に前記低速データを分割する分割部と、
    前記分割された低速データと前記高速データとを所定サイズのデータに格納して送信するデータ送信部と
    を具備するソース機器。
  2. 前記供給された前記低速データを前記高クロック信号に同期して前記所定数のデータとして保持する保持部をさらに備え、
    前記分割部は、前記保持部から前記所定数のデータの各々を前記高クロック信号に同期して順に読み出して前記分割された低速データとして供給する
    請求項1記載のソース機器。
  3. 前記分割部は、
    前記高クロック信号に同期してカウント値を計数するカウンタと、
    前記カウント値に基づいて前記所定数のデータの各々を順に選択して読み出すセレクタと
    を備える請求項2記載のソース機器。
  4. 前記保持部は、前記低速データを保持して当該低速データにおけるビットの各々を前記分割部の制御に従ってシフトして順に出力するシフトレジスタを備え、
    前記分割部は、前記高クロック信号に同期して前記シフトレジスタに出力させた前記ビットの各々を前記分割された低速データとして順に供給する
    請求項2記載のソース機器。
  5. 前記高速データは、映像データを含み、
    前記低速データは、音声データを含む
    請求項1記載のソース機器。
  6. 前記高速データは、圧縮されていない非圧縮データを含み、
    前記低速データは、前記非圧縮データのデータサイズより小さなサイズに圧縮された圧縮データを含む
    請求項1記載のソース機器。
  7. 前記低速データ供給部は、前記低クロック信号に同期して所定のアナログデータから変換したデジタルデータを前記低速データとして供給する
    請求項1記載のソース機器。
  8. 前記高速データ供給部は、前記高クロック信号に同期して所定のアナログデータから変換したデジタルデータを前記高速データとして供給する
    請求項1記載のソース機器。
  9. 周波数の異なる複数のクロック信号のうち周波数が所定値より低い低クロック信号に同期して生成したデータを低速データとして供給する低速データ供給部と、
    前記複数のクロック信号のうち前記低クロック信号より周波数の高い高クロック信号に同期して生成したデータを高速データとして供給する高速データ供給部と、
    前記低クロック信号の周波数に対する前記高クロック信号の周波数の比に応じた所定数に前記低速データを分割する分割部と、
    前記分割された低速データと前記高速データとを所定サイズのデータに格納して送信するデータ送信部と、
    前記送信された所定サイズのデータを受信するデータ受信部と、
    前記受信された所定サイズのデータ内の前記分割された低速データから分割前の前記低速データを復元する復元部と
    を具備する通信システム。
  10. 前記分割部は、前記分割された低速データが前記低クロック信号のクロック周期において最初に送信されるデータであるか否かを示すフラグを生成し、
    前記データ送信部は、前記フラグをさらに前記所定サイズのデータに格納し、
    前記復元部は、前記最初に送信されるデータであることを示す前記フラグを受信したときより連続して受信した前記所定数の前記分割された低速データから分割前の前記低速データを復元する
    請求項9記載の通信システム。
  11. 前記分割部は、前記低速データの送信開始タイミングを示すヘッダ情報を生成して当該ヘッダ情報を分割して前記データ送信部に供給してから前記低速データの分割を開始し、
    前記データ送信部は、前記分割されたヘッダ情報を前記所定サイズのデータに格納して送信してから前記分割された低速データを格納した前記所定サイズのデータの送信を開始し、
    前記復元部は、前記ヘッダ情報を復元してから前記低速データの復元を開始する
    請求項9記載の通信システム。
  12. 低速データ供給部が、周波数の異なる複数のクロック信号のうち周波数が所定値より低い低クロック信号に同期して生成したデータを低速データとして供給する低速データ供給手順と、
    高速データ供給部が、前記複数のクロック信号のうち前記低クロック信号より周波数の高い高クロック信号に同期して生成したデータを高速データとして供給する高速データ供給手順と、
    分割部が、前記低クロック信号の周波数に対する前記高クロック信号の周波数の比に応じた所定数に前記低速データを分割する分割手順と、
    データ送信部が、前記分割された低速データと前記高速データとを所定サイズのデータに格納して送信するデータ送信手順と
    を具備するソース機器の制御方法。
JP2013007027A 2013-01-18 2013-01-18 ソース機器、通信システム、ソース機器の制御方法およびシンク機器の制御方法 Active JP6195444B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013007027A JP6195444B2 (ja) 2013-01-18 2013-01-18 ソース機器、通信システム、ソース機器の制御方法およびシンク機器の制御方法
CN201410012374.5A CN103945158B (zh) 2013-01-18 2014-01-10 源设备及其控制方法和通信系统
CN201810756114.7A CN108766386B (zh) 2013-01-18 2014-01-10 用于从源设备接收信号的设备
US14/153,252 US9069490B2 (en) 2013-01-18 2014-01-13 Source device, communication system, method of controlling source device, and method of controlling sink device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013007027A JP6195444B2 (ja) 2013-01-18 2013-01-18 ソース機器、通信システム、ソース機器の制御方法およびシンク機器の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014138353A true JP2014138353A (ja) 2014-07-28
JP6195444B2 JP6195444B2 (ja) 2017-09-13

Family

ID=51192610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013007027A Active JP6195444B2 (ja) 2013-01-18 2013-01-18 ソース機器、通信システム、ソース機器の制御方法およびシンク機器の制御方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9069490B2 (ja)
JP (1) JP6195444B2 (ja)
CN (2) CN103945158B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109831274B (zh) * 2017-11-23 2021-07-20 杭州海康威视数字技术股份有限公司 一种数据传输方法和设备以及接收机
CN109712196B (zh) * 2018-12-17 2021-03-30 北京百度网讯科技有限公司 摄像头标定处理方法、装置、车辆控制设备及存储介质
TWI756871B (zh) * 2020-10-19 2022-03-01 瑞昱半導體股份有限公司 資料轉換與高畫質多媒體介面接收裝置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002232377A (ja) * 2001-01-30 2002-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 伝送方法、伝送システム、送信装置及び受信装置
JP2004222308A (ja) * 1993-12-03 2004-08-05 Scientific-Atlanta Inc デジタル・ビデオ送信システム
JP2007006298A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Hitachi Ltd 映像信号伝送方法、及び映像処理装置
JP2007311929A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Sony Corp 映像送出装置、映像送出方法、映像受信装置及び映像受信方法
JP2009100412A (ja) * 2007-10-19 2009-05-07 Panasonic Corp 映像伝送装置、映像送信装置および映像受信装置
JP2009147715A (ja) * 2007-12-14 2009-07-02 Sony Corp 電子機器および電子機器におけるループ判断方法
JP2012213131A (ja) * 2011-03-24 2012-11-01 Panasonic Corp 入力切替装置
JP2013110554A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Panasonic Corp 送信装置、受信装置及びシリアル伝送システム

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69429677T2 (de) * 1993-03-19 2002-08-14 Canon Kk Digitale Videokamera und Aufzeichnungsvorrichtung
JP3408720B2 (ja) * 1996-06-13 2003-05-19 富士通株式会社 高速同期多重化装置
CN1189045A (zh) * 1997-01-20 1998-07-29 明碁电脑股份有限公司 双画面显示装置及方法
CN1153459C (zh) * 2001-05-05 2004-06-09 深圳凯创电子设备有限公司 数字光盘录象及硬盘监控系统
KR100841436B1 (ko) * 2002-08-08 2008-06-25 삼성전자주식회사 영상 기록/재생 장치 및 그 기억장치 제어방법
KR100557437B1 (ko) * 2003-06-12 2006-03-07 삼성전자주식회사 Tv신호 수신모듈을 장착한 휴대용 컴퓨터
KR100559378B1 (ko) * 2004-07-02 2006-03-10 삼성전자주식회사 동작 주파수에 따라 소모 전류를 제어하는 저전압 차동신호 방식 수신 장치 및 그 동작 방법
JP2006042219A (ja) 2004-07-30 2006-02-09 Victor Co Of Japan Ltd 映像・音声多重化装置及び映像・音声分離装置
CN1728641A (zh) * 2004-07-30 2006-02-01 三菱电机株式会社 数据传送方法和用该方法的数据传送装置及数据传送系统
JP4350084B2 (ja) * 2005-11-07 2009-10-21 シャープ株式会社 受信装置、受信システム
US20080201292A1 (en) * 2007-02-20 2008-08-21 Integrated Device Technology, Inc. Method and apparatus for preserving control information embedded in digital data
WO2009013860A1 (ja) * 2007-07-23 2009-01-29 Panasonic Corporation デジタルpll装置
JP2010154418A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Panasonic Corp 無線映像伝送方法及び装置
JP5604827B2 (ja) * 2009-08-21 2014-10-15 ソニー株式会社 送信装置、受信装置、プログラム、及び通信システム
WO2011027440A1 (ja) * 2009-09-02 2011-03-10 株式会社 東芝 画像圧縮装置及び画像伸張装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004222308A (ja) * 1993-12-03 2004-08-05 Scientific-Atlanta Inc デジタル・ビデオ送信システム
JP2002232377A (ja) * 2001-01-30 2002-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 伝送方法、伝送システム、送信装置及び受信装置
JP2007006298A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Hitachi Ltd 映像信号伝送方法、及び映像処理装置
JP2007311929A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Sony Corp 映像送出装置、映像送出方法、映像受信装置及び映像受信方法
JP2009100412A (ja) * 2007-10-19 2009-05-07 Panasonic Corp 映像伝送装置、映像送信装置および映像受信装置
JP2009147715A (ja) * 2007-12-14 2009-07-02 Sony Corp 電子機器および電子機器におけるループ判断方法
JP2012213131A (ja) * 2011-03-24 2012-11-01 Panasonic Corp 入力切替装置
JP2013110554A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Panasonic Corp 送信装置、受信装置及びシリアル伝送システム

Also Published As

Publication number Publication date
CN108766386A (zh) 2018-11-06
CN103945158A (zh) 2014-07-23
US20140205046A1 (en) 2014-07-24
CN103945158B (zh) 2018-08-07
US9069490B2 (en) 2015-06-30
CN108766386B (zh) 2021-09-03
JP6195444B2 (ja) 2017-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101650794B1 (ko) 감소된 채널 포맷으로의 멀티채널 신호의 송신 및 검출
US8711017B2 (en) Serial transmission system including transmitter apparatus and receiver apparatus, for use in transmission of AV data
WO2013042264A1 (ja) 映像処理装置および映像処理方法
US20180310047A1 (en) Method and Apparatus for Synchronizing Audio and Video Signals
JP2007028261A (ja) 映像音声再生装置および映像音声再生方法
US10593337B2 (en) Transmission apparatus, transmission method, reception apparatus, and reception method
KR20050022268A (ko) 전송 시스템
JP6195444B2 (ja) ソース機器、通信システム、ソース機器の制御方法およびシンク機器の制御方法
JP2012075069A (ja) 動画像送信装置
KR100819439B1 (ko) 멀티미디어신호 직렬 전송장치
KR20100042456A (ko) 멀티미디어 소스에서의 클록 생성 방법 및 데이터 전송 방법
JP4781688B2 (ja) 映像信号伝送方法及び映像信号伝送装置
US10509760B2 (en) Buffer controller, memory device, and integrated circuit device
US20150280895A1 (en) Apparatus and methods for flexible provision of control data in large data structures
KR101793974B1 (ko) Uhd 다중 포맷 프로세싱 장치
CN107925794B (zh) 发送设备、发送方法、接收设备和接收方法
KR101599356B1 (ko) 디피/에이치디엠아이 변환기 및 변환방법
US9661192B2 (en) Video signal transmission apparatus
JP2017011686A (ja) ビデオ信号伝送装置
JP6669071B2 (ja) 送信装置、送信方法、受信装置および受信方法
CN109451201B (zh) 一种sdi高画质同步去隔行系统及方法
JP2006217502A (ja) 画像伝送システム
KR100536708B1 (ko) 비디오 신호처리 장치
US8711887B2 (en) Signal processing apparatus, display apparatus having the same, and signal processing method
KR100783971B1 (ko) 음성 데이터 수신모듈

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151217

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160506

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160729

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170718

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170815

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6195444

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250