JP2014137889A - リチウムイオン二次電池及び組電池 - Google Patents

リチウムイオン二次電池及び組電池 Download PDF

Info

Publication number
JP2014137889A
JP2014137889A JP2013005514A JP2013005514A JP2014137889A JP 2014137889 A JP2014137889 A JP 2014137889A JP 2013005514 A JP2013005514 A JP 2013005514A JP 2013005514 A JP2013005514 A JP 2013005514A JP 2014137889 A JP2014137889 A JP 2014137889A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
negative electrode
active material
electrode active
ion secondary
lithium ion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013005514A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Mihashi
利彦 三橋
Koji Takahata
浩二 高畑
Hideaki Fujita
秀明 藤田
Akihiro Ochiai
章浩 落合
Yukihiro Okada
行広 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2013005514A priority Critical patent/JP2014137889A/ja
Publication of JP2014137889A publication Critical patent/JP2014137889A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

【課題】拡散抵抗を低くしてリチウムの受け入れ性を向上させることができるリチウムイオン二次電池等を提供すること。
【解決手段】リチウムイオン二次電池10は、電極箔42及び負極活物質層43を有する電極板41と、負極活物質層43に重なるセパレータ51とを有する電極体30を備える。セパレータ51は、負極活物質層43を向く負極側主面52bを有するセパレータ本体52と、負極側主面52b上に形成されて、負極活物質層43に直接または間接に導通し、チタン酸リチウム及び第1導電材を含むLTO導電層53とを有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電極箔上に負極活物質層を有する電極板と、この電極板の負極活物質層に重なるセパレータとを有する電極体を備えるリチウムイオン二次電池、及び、このリチウムイオン二次電池を用いた組電池に関する。
従来より、(1)負極活物質とチタン酸リチウムの重量割合が異なる2層の活物質層(第1負極活物質層及び第2負極活物質層)を重ねて負極活物質層を形成したリチウムイオン二次電池が知られている(特許文献1参照)。(2)また、負極電極箔の上に、黒鉛を負極活物質とした第1負極活物質層を形成し、更にこの上に、チタン酸リチウムを負極活物質とした第2負極活物質層を形成して負極活物質層を構成したリチウムイオン二次電池もある。負極活物質層をこれらの形態とすることで、リチウムの受け入れ性を向上させることができるので、電池の使用時(特にハイレート充電を行ったとき)に、負極活物質層上に金属リチウムが析出する不具合を抑制できる。
特表2010−537389号公報
しかしながら、前述のような負極活物質層を形成してもなお、リチウムの受け入れ性が十分に高いとは言えなかった。前述の(1)のリチウムイオン二次電池では、負極活物質とチタン酸リチウムを混合した負極ペーストを塗工して第1負極活物質層及び第2負極活物質層を形成するため、チタン酸リチウムと黒鉛とが混層状態となり多孔度が減少して、リチウムの拡散性が低下すると考えられる。一方、前述の(2)のリチウムイオン二次電池では、第1負極活物質層と第2負極活物質層との界面に、これら2層が混合した混合層が生じている。即ち、黒鉛を含む第1負極ペーストを用いて電極箔の上に第1負極活物質層を塗工形成した後、チタン酸リチウムを含む第2負極ペーストを用いて第1負極活物質層上に第2負極活物質層を塗工形成する際に、第1負極活物質層と第2負極活物質層の界面に、これら2層が混合した混合層が生じる。このため、拡散抵抗が増加してリチウムの受け入れ性が抑制されると考えられた。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、拡散抵抗を低くしてリチウムの受け入れ性を向上させることができるリチウムイオン二次電池、及び、このリチウムイオン二次電池を用いた組電池を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一態様は、電極箔、及び、この電極箔上に形成され負極活物質を含む負極活物質層を有する電極板と、前記電極板の前記負極活物質層に重なるセパレータと、を有する電極体を備えるリチウムイオン二次電池であって、前記セパレータは、前記負極活物質層を向く負極側主面を有するセパレータ本体と、前記負極側主面上に形成されて、前記負極活物質層に直接または間接に導通し、チタン酸リチウム及び第1導電材を含むLTO導電層と、を有するリチウムイオン二次電池である。
このリチウムイオン二次電池では、セパレータが、セパレータ本体の負極側主面上に、負極活物質層に直接または間接に導通し、チタン酸リチウム(チタンとリチウムを含む複合酸化物、以下、LTOとも言う)及び第1導電材を含むLTO導電層を有する。このリチウムイオン二次電池では、負極付近でのリチウムの受け入れ性を向上させることができるので、電池の使用時(特にハイレート充電を行ったとき)に、負極活物質層上に金属リチウムが析出する不具合を抑制できる。
しかも、負極活物質層とLTO導電層とを物理的に分けて配置しているので、負極活物質層とLTO導電層とが製造過程で混合してこれらの混合層が生じるのを防止できる。このため、混合層に起因して拡散抵抗が増加しリチウムの受け入れ性が抑制されることを確実に防止できる。従って、このリチウムイオン二次電池では、拡散抵抗を低くしてリチウムの受け入れ性を向上させることができる。
なお、「電極板」としては、負極電極箔の一方の主面または両主面に、負極活物質を含む負極活物質層を形成した負極板を用いることも、或いは、電極箔の一方の主面に正極活物質を含む正極活物質層を形成すると共に、他方の主面に負極活物質を含む負極活物質層を形成した双極電極板(バイポーラ電極板)を用いることもできる。
また、「電極体」は、例えば、各々帯状をなす正極板及び負極板をセパレータを介して互いに重ねて捲回した捲回型の電極体でもよいし、各々所定形状(例えば矩形状など)をなす複数の正極板及び複数の負極板をセパレータを介して交互に複数積層した積層型の電極体でもよい。
また、「負極活物質」としては、黒鉛、ハードカーボン、ソフトカーボン、炭素繊維などが挙げられる。
また、「第1導電材」及び後述する「第2導電材」としては、アセチレンブラック(AB)、ケッチェンブラック、気相成長炭素繊維(Vapor Grown Carbon Fiber,VGCF)などが挙げられる。
更に、上記のリチウムイオン二次電池であって、前記負極活物質は、黒鉛であるリチウムイオン二次電池とすると良い。
このリチウムイオン二次電池では、負極活物質が黒鉛であるので、電池容量を大きくできるなど電池性能を良好にすることできる。
更に、上記のいずれかに記載のリチウムイオン二次電池であって、前記LTO導電層は、前記第1導電材を5.0wt%以上含むリチウムイオン二次電池とすると良い。
このリチウムイオン二次電池では、LTO導電層を、第1導電材を5.0wt%以上含むものとしているので、拡散抵抗をより低くしてリチウムの受け入れ性をより向上させることができる。
なお、LTO導電層中の第1導電材は、20.0wt%以下とするのが好ましい。第1導電材の割合を多くすると、その分、チタン酸リチウムの割合が少なくなり、かえってリチウムの受け入れ性が低下する場合が考えられるからである。
更に、上記のいずれかに記載のリチウムイオン二次電池であって、前記第1導電材は、アセチレンブラックであるリチウムイオン二次電池とすると良い。
このリチウムイオン二次電池では、第1導電材がアセチレンブラック(AB)である。ABは、入手が容易であり、導電性が高いのでLTO導電層の導電性を良好にすることができる。
更に、上記のいずれかに記載のリチウムイオン二次電池であって、前記電極体は、前記負極活物質層及び前記LTO導電層の少なくともいずれかの上に、第2導電材を含む導電層を有し、前記LTO導電層は、前記導電層を介して間接に前記負極活物質層に導通してなるリチウムイオン二次電池とすると良い。
このリチウムイオン二次電池では、負極活物質層とLTO導電層との間に導電層を介在させている。このため、負極活物質層と導電層、及び、導電層とLTO導電層が接触するので、負極活物質層とLTO導電層が直接接するよりも、接触抵抗を低減できる。
なお、第2導電材は、第1導電材と同じものでもよいし、異なるものでもよい。
更に、上記のリチウムイオン二次電池であって、前記第2導電材は、アセチレンブラックであるリチウムイオン二次電池とすると良い。
このリチウムイオン二次電池では、第2導電材がアセチレンブラック(AB)である。ABは、入手が容易であり、導電性が高いので導電層の導電性を良好にすることができる。
また、他の態様は、上記のいずれかに記載のリチウムイオン二次電池を複数備える組電池であって、前記電極板及び前記セパレータの積層方向に列置した複数の前記リチウムイオン二次電池を、拘束部材で前記積層方向に押圧しつつ拘束してなる組電池である。
この組電池は、前述のリチウムイオン二次電池を用いているので、各々のリチウムイオン二次電池において拡散抵抗が低くリチウムの受け入れ性が良好である。しかも、この組電池では、積層方向に列置した複数のリチウムイオン二次電池を積層方向に押圧しつつ拘束しているので、負極活物質層とLTO導電層の導通が良好となって、これらの間の抵抗を低減できる。このため、各リチウムイオン二次電池について、更に負極活物質層のリチウム受け入れ性を改善でき、より抵抗の低い電池を用いた組電池とすることができる。
更に、上記の組電池であって、前記電極体のうち前記拘束部材の押圧によって前記積層方向に押圧される部位の前記電極板及び前記セパレータに掛かる面圧を、少なくとも98kPa以上としてなる組電池とすると良い。
この組電池では、電極体のうち拘束部材の押圧によって積層方向に押圧される部位(例えば電極体が扁平状捲回型の場合には、そのうちの平板状をなす部位)の電極板及びセパレータに掛かる面圧(以下、本明細書においては、この面圧を拘束圧力とも言う)を、少なくとも98kPa以上としている。これにより、LTO導電層と負極活物質層との接触抵抗を十分に低下させることができる。
なお、例えばリチウムイオン二次電池同士の間に櫛歯状のスペーサを介在させる場合など、上記面圧(拘束圧力)の分布が一様ではなく場所により異なる場合には、最も低い部分で面圧が98kPa以上となっていればよい。
また、上記面圧(拘束圧力)は、2.0MPa以下とするのが好ましい。面圧が高すぎると、電極板にダメージを与えることが考えられるからである。
また、上記面圧(拘束圧力)は、例えば圧力センサシートなどを利用して測定することができる。
実施形態1に係るリチウムイオン二次電池の斜視図である。 実施形態1に係るリチウムイオン二次電池の縦断面図である。 実施形態1に係り、蓋部材、正極端子部材及び負極端子部材等の分解斜視図である。 実施形態1に係り、電極体の展開図である。 実施形態1に係り、電極体の部分拡大断面図である。 実施形態1に係る組電池の側面図である。 実施形態2に係り、電極体の部分拡大断面図である。
(実施形態1)
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。図1及び図2に、本実施形態1に係るリチウムイオン二次電池10(以下、単に電池10とも言う)を示す。また、図3に、電池ケース20の蓋部材23、正極端子部材60及び負極端子部材70等を示す。また、図4及び図5に、電極体30を示す。なお、以下では、電池10の電池厚み方向BH、電池横方向CH及び電池縦方向DHを、図1及び図2に示す方向と定めて説明する。
この電池10は、ハイブリッド自動車や電気自動車等の車両などに搭載される角型の密閉型電池である。この電池10は、直方体状の電池ケース20と、この電池ケース20内に収容された扁平状捲回型の電極体30と、電池ケース20に支持された正極端子部材60及び負極端子部材70等から構成されている。また、電池ケース20内には、非水系の電解液27が保持されている。
このうち電池ケース20は、金属(具体的にはアルミニウム)により形成されている。この電池ケース20は、上側のみに矩形状の開口部21hを有する有底角筒状のケース本体21と、このケース本体21の開口部21hを封口する矩形板状の蓋部材23とから構成されている(図1及び図2参照)。蓋部材23のうち、その長手方向(電池横方向CH)の中央付近には、非復帰型の安全弁23vが設けられている。また、この安全弁23vの近傍には、電解液27を電池ケース20内に注入する際に用いられる注液孔23hが設けられており、封止部材25で気密に封止されている。
また、蓋部材23のうち、その長手方向の両端近傍には、電池ケース20の内部から外部に延出する形態の正極端子部材60及び負極端子部材70がそれぞれ固設されている(図1〜図3参照)。具体的には、正極端子部材60及び負極端子部材70は、それぞれ、電池ケース20内で電極体30に接続する一方、蓋部材23を貫通して電池ケース20の外部に延出する第1端子部材61,71と、蓋部材23上に配置されて第1端子部材61,71に加締め固定されたクランク状の第2端子部材62,72から構成されている。正極端子部材60及び負極端子部材70は、これらにバスバや圧着端子など電池外の接続端子を締結するための金属製の締結部材65,75と共に、蓋部材23の内側(ケース内側)に配置された樹脂製の第1絶縁部材67,77、及び、蓋部材23の外側(ケース外側)に配置された樹脂製の第2絶縁部材68,78を介して、蓋部材23に固定されている。
次に、電極体30について説明する(図2、図4及び図5参照)。この電極体30は、その軸線方向EHが電池横方向CHと平行となるように横倒しにした状態で、電池ケース20内に収容されている(図2参照)。この電極体30は、帯状の正極板31と帯状の負極板(電極板)41とを、一対の帯状のセパレータ51,51を介して互いに積層し、軸線周りに捲回して、扁平状に圧縮したものである(図2、図4及び図5参照)。正極板31の一部は、セパレータ51から軸線方向EHの一方側EC(図2中、右方、図4中、上方)に向けて扁平渦巻き状をなして突出しており、正極端子部材60に接続(溶接)されている。また、負極板41の一部は、セパレータ51から軸線方向EHの他方側ED(図2中、左方、図4中、下方)に向けて扁平渦巻き状をなして突出しており、負極端子部材70に接続(溶接)されている。
正極板31は、芯材として、アルミニウムからなる帯状の正極電極箔32を有する。この正極電極箔32の表裏面のうち幅方向(図4中、上下方向)の一部(図4中、下方の部位)の上には、それぞれ長手方向(図4中、左右方向)に帯状に延びる多孔質の正極活物質層33,33が形成されている。この正極活物質層33は、正極活物質と導電材と結着剤から形成されている。本実施形態1では、正極活物質としてリチウム・コバルト・ニッケル・マンガン複合酸化物を、導電材としてアセチレンブラック(AB)を、結着剤としてポリフッ化ビニリデン(PVDF)を用いている。
負極板41は、芯材として、銅からなる帯状の負極電極箔(電極箔)42を有する。この負極電極箔42の表裏面のうち幅方向(図4中、上下方向)の一部(図4中、上方の部位)の上には、それぞれ長手方向(図4中、左右方向)に帯状に延びる多孔質の負極活物質層43,43が形成されている。この負極活物質層43の厚みは、それぞれ80μmである。また、この負極活物質層43は、負極活物質と結着剤と増粘剤から形成されている。本実施形態1では、負極活物質として黒鉛(具体的には天然黒鉛)を、結着剤としてスチレンブタジエンゴム(SBR)を、増粘剤としてカルボキシメチルセルロース(CMC)を用いている。負極活物質と結着剤と増粘剤との割合は、重量比で98:1:1である。
次に、セパレータ51について説明する(図4及び図5参照)。このセパレータ51は、セパレータ本体52とLTO導電層53とからなる。セパレータ本体52は、多孔質樹脂からなり、正極活物質層33を向く正極側主面52a及び負極活物質層43を向く負極側主面52bを有する。このセパレータ本体52の厚みは、20μmである。
LTO導電層53は、セパレータ本体52の負極側主面52b上に形成されている。このLTO導電層53は、負極板41の負極活物質層43と積層方向JHに重なって接触しており、負極活物質層43に直接導通している(図5参照)。このLTO導電層53の厚みは、4μmである。また、このLTO導電層53は、チタン酸リチウム(LTO)と第1導電材と結着剤と増粘剤からなる。本実施形態1では、第1導電材としてアセチレンブラック(AB)を、結着剤としてSBRを、増粘剤としてCMCを用いている。チタン酸リチウム(LTO)と第1導電材と結着剤と増粘剤との割合は、重量比で93:5:1:1である。従って、本実施形態1では、LTO導電層53中の第1導電材の割合が、5.0wt%である。
以上で説明したように、この電池10のセパレータ51は、セパレータ本体52の負極側主面52b上に、負極活物質層43に直接導通し、チタン酸リチウム及び第1導電材を含むLTO導電層53を有する。この電池10では、負極付近でのリチウムの受け入れ性を向上させることができるので、電池10の使用時(特にハイレート充電を行ったとき)に、負極活物質層43上に金属リチウムが析出する不具合を抑制できる。
しかも、負極活物質層43とLTO導電層53とを物理的に分けて配置しているので、負極活物質層43とLTO導電層53とが製造過程で混合してこれらの混合層が生じるのを防止できる。このため、混合層に起因して拡散抵抗が増加しリチウムの受け入れ性が抑制されることを確実に防止できる。従って、この電池10では、拡散抵抗を低くしてリチウムの受け入れ性を向上させることができる。
更に、この電池10では、負極活物質が黒鉛であるので、電池容量を大きくできるなど電池性能を良好にすることできる。また、LTO導電層53を、第1導電材を5.0wt%以上含むものとしているので、拡散抵抗をより低くしてリチウムの受け入れ性をより向上させることができる。また、LTO導電層53中の第1導電材がABである。ABは、入手が容易であり、導電性が高いのでLTO導電層53の導電性を良好にすることができる。
次いで、上記電池10の製造方法について説明する。まず、セパレータ51を作製する。即ち、帯状のセパレータ本体52を用意する。また、チタン酸リチウム、第1導電材(AB)、結着剤(SBR)及び増粘剤(CMC)を、93:5:1:1の重量割合で溶媒(具体的には水)に分散させたLTOペーストを用意する。そして、グラビアロールを用いて、このLTOペーストをセパレータ本体52のうち負極側主面52bとなる主面上に塗布し、これを熱風により乾燥させて、厚み4μmのLTO導電層53を形成する。かくして、セパレータ51が形成される。
また別途、正極板31を作製する。即ち、帯状の正極電極箔32を用意する。そして、ダイコータを用いて、この正極電極箔32の一方の主面のうち幅方向の一部の上に、正極活物質、導電材及び結着剤を含む正極ペーストを塗布し、これを熱風により乾燥させて、正極活物質層33を形成する。同様に、正極電極箔32の反対側の主面にも、その幅方向の一部の上に上記の正極ペーストを塗布し、これを熱風により乾燥させて、正極活物質層33を形成する。その後、加圧ロールにより正極活物質層33,33を圧縮して、その密度を高める。かくして、正極板31が形成される。
また別途、負極板41を作製する。即ち、帯状の負極電極箔42を用意する。そして、ダイコータを用いて、この負極電極箔42の一方の主面のうち幅方向の一部の上に、負極活物質、結着剤及び増粘剤を含む負極ペーストを塗布し、これを熱風により乾燥させて、負極活物質層43を形成する。同様に、負極電極箔42の反対側の主面にも、その幅方向の一部の上に上記の負極ペーストを塗布し、これを熱風により乾燥させて、負極活物質層43を形成する。その後、加圧ロールにより負極活物質層43,43を圧縮して、その密度を高める。かくして、負極板41が形成される。
次に、正極板31と負極板41とをセパレータ51,51を介して互いに重ね、巻き芯を用いて軸線周りに捲回する。但し、セパレータ51は、それぞれそのLTO導電層53が負極板41の負極活物質層43に重なるようにする。更に、これを扁平状に圧縮して電極体30を形成する(図4及び図5参照)。
また別途、蓋部材23と、第1端子部材61,71と、第2端子部材62,72と、締結部材65,75と、第1絶縁部材67,77と、第2絶縁部材68,78とをそれぞれ用意する。そして、これらを用いて、蓋部材23に正極端子部材60及び負極端子部材70をそれぞれ固設する(図3参照)。その後、正極端子部材60及び負極端子部材70をそれぞれ電極体30に溶接する。
次に、ケース本体21を用意し、このケース本体21内に電極体30を収容した後、ケース本体21と蓋部材23を溶接して電池ケース20を形成する(図1及び図2参照)。その後、電解液27を注液孔23hから電池ケース20内に注液し、封止部材25で注液孔23hを気密に封止する。その後は、この電池について、初充電や各種検査を行う。かくして、電池10が完成する。
次いで、上記電池10を用いた組電池100について説明する(図6参照)。この組電池100は、列置された複数の電池10と、隣り合う電池10同士の間にそれぞれ介在する複数のスペーサ130と、これら電池10及びスペーサ130を押圧しつつ拘束する拘束部材110とを備える。なお、図6においては、電池10の正極端子部材60及び負極端子部材70の記載を省略してある。
複数の電池10は、それぞれスペーサ130を介して、電池厚み方向BH(正極板31、負極板41及びセパレータ51の積層方向JH)に列置されており、隣り合う電池10同士は、図示しないバスバにより電気的に直列に接続されている。スペーサ130は、矩形板状であり、樹脂により形成されている。そして、これら交互に列置された電池10及びスペーサ130は、拘束部材110によって、電池厚み方向BHに押圧され圧縮された状態で拘束されている。これにより、電池10内に収容された電極体30(そのうち平板状の部位)も積層方向JHに圧縮される。なお、本実施形態1では、拘束圧力は、98kPaである。
拘束部材110は、一対のエンドプレート111と、4本の拘束バンド113と、8本の締結ボルト115とを有する。エンドプレート111は、矩形板状をなし、列置された電池10及びスペーサ130の両側にそれぞれ配置されている。拘束バンド113は、円筒状をなし、一対のエンドプレート111の間に配置されて、エンドプレート111同士の間を接続している。締結ボルト115は、エンドプレート111に設けられた図示外の貫通孔に挿通され、拘束バンド113の端部113tをエンドプレート111に締結している。
この組電池100は、前述の電池10を用いているので、各々の電池10において拡散抵抗が低くリチウムの受け入れ性が良好である。特にこの組電池100では、積層方向JHに列置した複数の電池10を積層方向JHに押圧しつつ拘束しているので、負極活物質層43とLTO導電層53の接触が良好となって、これらの間の抵抗を低減できる。このため、各電池10について、更に負極活物質層43のリチウム受け入れ性を改善でき、より抵抗の低い電池を用いた組電池とすることができる。
更に、この組電池100では、拘束圧力を98kPa以上(具体的には98kPa)としているので、負極活物質層43とLTO導電層53との接触抵抗を十分に低下させることができる。
(実施形態2)
次いで、第2の実施の形態について説明する。本実施形態2に係る電池210及び組電池300では、電極体230の形態が、実施形態1に係る電極体30と異なる(図7参照)。また、組電池300の拘束圧力を9.8kPaとした。それ以外は、実施形態1と同様であるので、実施形態1と同様な部分の説明は、省略または簡略化する。
本実施形態2に係る電極体230は、実施形態1と同様の正極板31、負極板41及びセパレータ51を有するが、負極板41の負極活物質層43上には、実施形態1とは異なり、更に導電層81が設けられている。従って、本実施形態2では、セパレータ51のLTO導電層53は、この導電層81を介して間接に負極活物質層43と導通している。
導電層81の厚みは、2μmである。また、この導電層81は、第2導電材と結着剤と増粘剤から形成されている。本実施形態2では、第2導電材としてABを、結着剤としてSBRを、増粘剤としてCMCを用いている。第1導電材と結着剤と増粘剤との割合は、重量比で80:15:5である。
このように、本実施形態2に係るセパレータ51は、セパレータ本体52の負極側主面52b上に、チタン酸リチウム及び第1導電材を含むLTO導電層53を有し、これが導電層81を介して間接に負極活物質層43に導通している。このため、負極付近でのリチウムの受け入れ性を向上させることができるので、電池210の使用時(特にハイレート充電を行ったとき)に、負極活物質層43上に金属リチウムが析出する不具合を抑制できる。しかも、実施形態1と同様に、負極活物質層43とLTO導電層53とを物理的に分けて配置しているので、製造過程で負極活物質層43とLTO導電層53の混合層が生じるのを防止できる。従って、拡散抵抗を低くしてリチウムの受け入れ性を向上させることができる。
更に、本実施形態2では、負極活物質層43とLTO導電層53との間に導電層81を介在させているので、負極活物質層43と導電層81、及び、導電層81とLTO導電層53が接触する。このため、負極活物質層43とLTO導電層53が直接接する実施形態1の電池10よりも、接触抵抗を低減できる。また、導電層81中の第2導電材がABである。ABは、入手が容易であり、導電性が高いので導電層81の導電性を良好にすることができる。その他、実施形態1と同様な部分は、実施形態1と同様な作用効果を奏する。
(実施例及び比較例)
次いで、実施形態1,2に係る電池10,210及び組電池100,300の効果を検証するために行った試験の結果について説明する。実施例8として、実施形態1に係る電池10を用意し、これを積層方向JHに拘束圧力98kPaで拘束した。この電池10では、前述のように、LTO導電層53をセパレータ本体52上に形成した。また、LTO導電層53中の第1導電材の割合を5.0wt%とした。
また、実施例10として、実施形態2に係る電池210を用意し、これを積層方向JHに拘束圧力9.8kPaで拘束した。この電池210では、前述のように、LTO導電層53をセパレータ本体52上に形成し、LTO導電層53中の第1導電材の割合を5.0wt%とした。更に、負極活物質層43上に導電層81を形成して負極活物質層43とLTO導電層53との間に介在させた。
Figure 2014137889
更に、実施例1〜5として、実施例8(実施形態1)の電池10に代えて、LTO導電層中の第1導電材の割合を3.0〜10.0wt%に変更した電池を用意し、それぞれ積層方向JHに拘束圧力9.8kPaで拘束した。
また、実施例6,7,9として、実施形態1の電池10を用意し、これを49〜120kPaの拘束圧力で積層方向JHに拘束した。
一方、比較例1として、セパレータ本体上にLTO導電層を設けず、それ以外は実施形態1の電池10と同様とした電池を用意し、これを積層方向JHに拘束圧力9.8kPaで拘束した。
また、比較例2として、LTO導電層をセパレータ本体上に形成するのに代えて負極活物質層上に形成し、それ以外は実施形態1の電池10と同様とした電池を用意し、これを積層方向JHに拘束圧力9.8kPaで拘束した。
次に、実施例1〜10及び比較例1,2の各電池について、「10秒IV抵抗」をそれぞれ求めた。具体的には、25℃の環境温度下において、各電池について、完全放電状態から0.2Cの定電流でSOC60%に充電した。この状態でのOCVを初期電圧V0とする。その後、各電池について、10秒間にわたりI=10Cの電流を加えた(充電した)。入力終了時点での電池電圧をV1とする。そして、入力側の10秒IV抵抗Rを、R=(V1−V0)/Iよりそれぞれ算出した。その結果を表1に示す。
表1から判るように、LTO導電層を有しない比較例1の電池、及び、LTO導電層を負極活物質層上に設けた比較例2の電池に比して、LTO導電層をセパレータ本体上に設けた実施例1〜10の各電池では、10秒IV抵抗が低くなった。
その理由は、以下であると考えられる。即ち、比較例1の電池では、LTO導電層が存在しないため、負極のリチウムの受け入れ性が低い。このため、10秒IV抵抗が高くなったと考えられる。
また、比較例2の電池は、LTO導電層を有するので、比較例1の電池よりも負極のリチウムの受け入れ性が良好である。このため、10秒IV抵抗が比較例1の電池よりも低くなった。しかし、この比較例2の電池では、LTO導電層を負極活物質層上に設けているので、LTO導電層を形成する際に、LTO導電層と負極活物質層の界面に、これら2層が混合した混合層が生じて多孔度が減少し、リチウムの拡散性が低下すると考えられる。このため、10秒IV抵抗が実施例1〜10の各電池よりも高くなったと考えられる。
これに対し、実施例1〜10の各電池では、LTO導電層をセパレータ本体上に形成することで、LTO導電層と負極活物質層とを物理的に分けて配置しているので、LTO導電層と負極活物質層との間にこれらの混合層が存在しない。このため、10秒IV抵抗が比較例2の電池よりも更に低くなったと考えられる。
更に、LTO導電層中の第1導電材の割合のみを変えた実施例1〜5の電池同士を比較すると、第1導電材の割合が5.0wt%未満(実施例1,2)では、第1導電材の割合を多くするほど10秒IV抵抗が低くなるが、第1導電材の割合が5.0wt%以上の場合には、10秒IV抵抗がほぼ一定になることが判る。このことから、第1導電材の割合を5.0wt%以上とすることで、LTO導電層内で十分な導電ネットワークが形成されていると推測される。
また、拘束圧力のみを変えた実施例6〜9の電池同士を比較すると、拘束圧力を高くするほど10秒IV抵抗が低くなるが、拘束圧力を98kPa以上とすれば、10秒IV抵抗がほぼ一定になることが判る。拘束圧力を98kPa以上とすることで、LTO導電層と負極活物質層との接触抵抗が十分に低下するためと考えられる。
また、導電層の有無のみが異なる実施例3と実施例10の電池を比較すると、導電層を設けることにより更に10秒IV抵抗を低くできることが判る。導電層が介在することで、LTO導電層と負極活物質層が直接接するよりも、LTO導電層と導電層、及び、導電層と負極活物質層が接触する方が、接触抵抗を低下させ得たためと考えられる。
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は上述の実施形態1,2に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることは言うまでもない。
例えば、実施形態1,2では、電極体として、扁平状捲回型の電極体30,230を例示したが、電極体の形態はこれに限られない。例えば、電極体を円筒状捲回型としたり、電極体を、各々所定形状(例えば矩形状など)をなす複数の正極板及び複数の負極板をセパレータを介して交互に複数積層した積層型としてもよい。
また、実施形態2では、導電層81を負極板41の負極活物質層43上に形成した電池210を例示したが、この導電層81に代えて、またはこの導電層81と共に、導電層をセパレータのLTO導電層上に形成してもよい。
10,210 リチウムイオン二次電池(電池)
27 電解液
30,230 電極体
31 正極板
41 負極板(電極板)
42 負極電極箔(電極箔)
43 負極活物質層
51 セパレータ
52 セパレータ本体
52a 正極側主面
52b 負極側主面
53 LTO導電層
81 導電層
100,300 組電池
110 拘束部材
JH 積層方向

Claims (8)

  1. 電極箔、及び、この電極箔上に形成され負極活物質を含む負極活物質層を有する電極板と、
    前記電極板の前記負極活物質層に重なるセパレータと、を有する電極体を備える
    リチウムイオン二次電池であって、
    前記セパレータは、
    前記負極活物質層を向く負極側主面を有するセパレータ本体と、
    前記負極側主面上に形成されて、前記負極活物質層に直接または間接に導通し、チタン酸リチウム及び第1導電材を含むLTO導電層と、を有する
    リチウムイオン二次電池。
  2. 請求項1に記載のリチウムイオン二次電池であって、
    前記負極活物質は、黒鉛である
    リチウムイオン二次電池。
  3. 請求項1または請求項2に記載のリチウムイオン二次電池であって、
    前記LTO導電層は、前記第1導電材を5.0wt%以上含む
    リチウムイオン二次電池。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のリチウムイオン二次電池であって、
    前記第1導電材は、アセチレンブラックである
    リチウムイオン二次電池。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のリチウムイオン二次電池であって、
    前記電極体は、前記負極活物質層及び前記LTO導電層の少なくともいずれかの上に、第2導電材を含む導電層を有し、
    前記LTO導電層は、前記導電層を介して間接に前記負極活物質層に導通してなる
    リチウムイオン二次電池。
  6. 請求項5に記載のリチウムイオン二次電池であって、
    前記第2導電材は、アセチレンブラックである
    リチウムイオン二次電池。
  7. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のリチウムイオン二次電池を複数備える組電池であって、
    前記電極板及び前記セパレータの積層方向に列置した複数の前記リチウムイオン二次電池を、拘束部材で前記積層方向に押圧しつつ拘束してなる
    組電池。
  8. 請求項7に記載の組電池であって、
    前記電極体のうち前記拘束部材の押圧によって前記積層方向に押圧される部位の前記電極板及び前記セパレータに掛かる面圧を、少なくとも98kPa以上としてなる
    組電池。
JP2013005514A 2013-01-16 2013-01-16 リチウムイオン二次電池及び組電池 Pending JP2014137889A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013005514A JP2014137889A (ja) 2013-01-16 2013-01-16 リチウムイオン二次電池及び組電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013005514A JP2014137889A (ja) 2013-01-16 2013-01-16 リチウムイオン二次電池及び組電池

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014137889A true JP2014137889A (ja) 2014-07-28

Family

ID=51415298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013005514A Pending JP2014137889A (ja) 2013-01-16 2013-01-16 リチウムイオン二次電池及び組電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014137889A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105449139A (zh) * 2015-03-27 2016-03-30 万向A一二三系统有限公司 一种解决钛酸锂负极锂离子电池高温胀气的方法
DE102016109199A1 (de) 2015-05-29 2016-12-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Herstellungsverfahren einer zusammengesetzten Batterie
CN106558664A (zh) * 2015-09-25 2017-04-05 比亚迪股份有限公司 一种锂离子电池用隔膜及其制备方法以及锂离子电池
WO2018168549A1 (ja) * 2017-03-13 2018-09-20 富士フイルム株式会社 全固体二次電池及びその製造方法
CN112436179A (zh) * 2020-12-07 2021-03-02 上汽大众汽车有限公司 一种高安全锂离子电池
CN113839146A (zh) * 2021-09-17 2021-12-24 电子科技大学 负极活性材料涂覆的锂离子电池隔膜及其制备方法和应用
FR3117683A1 (fr) * 2020-10-08 2022-06-17 Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives Cellule électrochimique pour batterie au lithium comprenant des moyens pour assurer la sécurite de celle-ci en cas de court-circuit
CN115513602A (zh) * 2022-10-21 2022-12-23 武汉中金泰富新能源科技有限公司 一种含界面管理层结构电极的动力电池制造工艺

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105449139A (zh) * 2015-03-27 2016-03-30 万向A一二三系统有限公司 一种解决钛酸锂负极锂离子电池高温胀气的方法
DE102016109199A1 (de) 2015-05-29 2016-12-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Herstellungsverfahren einer zusammengesetzten Batterie
US10263276B2 (en) 2015-05-29 2019-04-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Producing method of assembled battery
DE102016109199B4 (de) 2015-05-29 2023-01-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Herstellungsverfahren einer zusammengesetzten Batterie
CN106558664A (zh) * 2015-09-25 2017-04-05 比亚迪股份有限公司 一种锂离子电池用隔膜及其制备方法以及锂离子电池
WO2018168549A1 (ja) * 2017-03-13 2018-09-20 富士フイルム株式会社 全固体二次電池及びその製造方法
JPWO2018168549A1 (ja) * 2017-03-13 2019-11-07 富士フイルム株式会社 全固体二次電池及びその製造方法
FR3117683A1 (fr) * 2020-10-08 2022-06-17 Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives Cellule électrochimique pour batterie au lithium comprenant des moyens pour assurer la sécurite de celle-ci en cas de court-circuit
CN112436179A (zh) * 2020-12-07 2021-03-02 上汽大众汽车有限公司 一种高安全锂离子电池
CN113839146A (zh) * 2021-09-17 2021-12-24 电子科技大学 负极活性材料涂覆的锂离子电池隔膜及其制备方法和应用
CN113839146B (zh) * 2021-09-17 2023-08-15 电子科技大学 负极活性材料涂覆的锂离子电池隔膜及其制备方法和应用
CN115513602A (zh) * 2022-10-21 2022-12-23 武汉中金泰富新能源科技有限公司 一种含界面管理层结构电极的动力电池制造工艺
CN115513602B (zh) * 2022-10-21 2024-01-26 武汉中金泰富新能源科技有限公司 一种含界面管理层结构电极的动力电池制造工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014137889A (ja) リチウムイオン二次電池及び組電池
US6379840B2 (en) Lithium secondary battery
US20120214037A1 (en) Lithium secondary battery
KR101629499B1 (ko) 전극조립체 및 이를 포함하는 이차전지
JP2015041589A (ja) 非水電解液電池およびその製造方法
JP2016119203A (ja) 電極体および電極体の製造方法
US11658283B2 (en) Lithium ion secondary battery
KR101387137B1 (ko) 전극 조립체 및 이를 포함하는 이차 전지
WO2014024531A1 (ja) 電池の製造方法及び電池
WO2018062231A1 (ja) 角形二次電池
CN113196518B (zh) 锂离子二次电池及其制造方法
JP2021057607A (ja) 蓄電デバイス及び蓄電デバイスの製造方法
JP2019102361A (ja) 電極板及び二次電池
JP2015204282A (ja) 非水電解質二次電池の製造方法
US20160285060A1 (en) Power storage module
JP2016131056A (ja) 蓄電装置
JP5949485B2 (ja) 電解液を有する蓄電装置及び二次電池並びに電解液を有する蓄電装置の電極の製造方法
JP5835181B2 (ja) リチウムイオン二次電池の製造方法
JP7240612B2 (ja) 二次電池の製造方法
JP5821913B2 (ja) 負極電極、リチウムイオン二次電池、及び車両
JP5942874B2 (ja) 電池
JP2017098017A (ja) 非水電解液二次電池
KR20180002007U (ko) 리튬 이차전지용 고효율 하이브리드 전극 조립체
JP2013026430A (ja) 蓄電デバイス
JP2024042132A (ja) 捲回電極体および二次電池と二次電池の製造方法