JP2014137619A - 看護業務管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】医師からオーダーの変更指示が行われる場合でも、オーダーに基づく看護業務を看護師が無理なく行えるようにする。
【解決手段】看護業務の実施予定であるオーダーの変更指示が出されたときに、当該変更指示されたオーダーによる看護行為の実施予定時刻と現在時刻との差が、当該看護行為に至るまでに最低限必要な準備時間よりも短いか否かを判定する時間判定部16と、短いと判定された場合に警告を発生させる警告発生部17とを備え、医師からオーダーの変更指示が出されたときに、変更後のオーダーで指示されている看護行為の実施予定時刻までの間に、その看護行為を行うために最低限必要な準備時間を確保できない場合に警告を発生することにより、オーダー変更の見直しを促して無理なオーダー変更を可能な限り回避することができるようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は看護業務管理システムに関し、特に、予定された様々な看護業務を看護師が実施することを支援するシステムに用いて好適なものである。
一般に、病院では、医師による指示に基づいて看護師による看護業務が発生する。看護師は、「オーダー」としてあらかじめ決められた医療行為に基づく看護業務を担当の患者に対して予定に従って行っている。なお、オーダーとは、医療現場における医療行為の指示であり、例えば検査オーダー、処方オーダー、リハビリオーダー、注射オーダーなどがある。
従来、看護師が行う看護業務のスケジュールをサーバで管理して看護師の使用端末に予定を表示するシステムが存在する(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のシステムでは、看護師はPDA(Personal Digital Assistant)などの看護支援端末を保持し、オーダー用紙に貼付された非接触タグシールをPDAの読取部で読み取り、当該非接触タグシールの示すオーダー識別情報に対応するオーダー情報を看護支援サーバから読み込む。看護師は、PDAの表示部に表示されるオーダー情報に従って、オーダー処理を行う。
また、特許文献1に記載のシステムには、オーダーの追加や変更が指示された場合に、担当の看護師が所持するPDAに即座に音声、ボタン点滅、バイブレーション等で報知する仕組みも盛り込まれている。これにより、医師から医療行為の変更指示が行われる場合に、指示の変更を担当の看護師に的確に伝えることができ、医療現場における医療行為の人的ミスを事前に防ぐことが可能となる。
特開2006−309300号公報
看護師が行う看護業務は多岐に渡っており、比較的短い時間で終わらせることができるものや、比較的長い時間を要するものまで様々である。また、処置そのものを行う前に、それに必要な機器や設備を準備しなければならない場合が多く、その準備に多くの時間を要する看護業務も存在する。さらに、処置を行う前に患者を一定時間観察することが必要なケースや、患者による一定時間の絶食が必要となるケースもある。
上述したように、特許文献1に記載のシステムでは、医師から医療行為の変更指示が行われた場合に、その変更指示の内容を担当の看護師に的確に伝えることは可能である。しかしながら、この変更指示は、上述のような様々な看護業務への時間的な配慮無しに行われることがある。
そのため、何の考慮も無しに医療行為の変更を受け入れると、変更指示された看護業務を看護師が無理して行わなければならない事態が生じ、処置を行う看護師にも処置を受ける患者にも余計な負担を強いることになってしまう。また、無理して行う看護業務がインシデントの発生につながってしまう恐れがあるという問題もあった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、医師からオーダーの変更指示が行われる場合でも、オーダーに基づく看護業務を看護師が無理なく行えるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、看護業務の実施予定であるオーダーの変更指示が出されたときに、当該変更指示されたオーダーによる看護行為の実施予定時刻と現在時刻との差が、当該看護行為に至るまでに最低限必要な準備時間よりも短いか否かを判定し、短いと判定された場合に警告を発生させるようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、医師からオーダーの変更指示が出されたときに、変更後のオーダーで指示されている看護行為の実施予定時刻までの間に、その看護行為を行うために最低限必要な準備時間を確保できない場合には警告が発生される。そのため、オーダー変更の見直しを促すことができ、無理なオーダー変更を可能な限り回避することができる。これにより、医師からオーダーの変更指示が行われる場合でも、オーダーに基づく看護業務を看護師が無理なく行うことを支援することができる。その結果、看護師や患者の負担を軽減することができるとともに、インシデントの発生を抑制することができる。
本実施形態による看護業務管理システムの構成例を示す図である。 本実施形態によるナースコール制御機の機能構成例を示すブロック図である。 本実施形態の予定記憶部に記憶されている看護業務予定情報の一例を示す図である。 本実施形態のナースコール親機に画面表示される警告メッセージの一例を示す図である。 本実施形態の警告発生部により警告メッセージが発せられるケースの一例を示す図である。 本実施形態によるナースコール制御機の動作例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による看護業務管理システムの構成例を示す図である。図1に示すように、本実施形態の看護業務管理システム100は、オーダリング装置1、ナースコール制御機2、ナースコール親機3、コードレス主装置4、無線基地局5および携帯端末6を備えている。オーダリング装置1とナースコール制御機2との間は、院内ネットワーク10で接続されている。
オーダリング装置1は、医師または看護師による操作を通じて看護業務のオーダーを生成するためのものであり、例えば医師の診察室などに設置されている。看護業務のオーダーには、看護師が看護業務として行うべき看護行為と、当該看護行為の実施予定時刻と、当該看護行為の実施対象者である患者とが含まれている。オーダリング装置1により生成されたオーダーは、院内ネットワーク10を介してナースコール制御機2に送信される。
いったん生成したオーダーの変更も、このオーダリング装置1により行う。オーダリング装置1により変更されたオーダーは、オーダーの変更指示と共に、院内ネットワーク10を介してナースコール制御機2に送信される。この変更指示に係るオーダーにも、看護師が行うべき看護行為と、当該看護行為の実施予定時刻と、当該看護行為の実施対象者である患者とが含まれている。
ナースコール制御機2は、ナースコールに係る通話やデータの送受信に関する制御を行う。また、ナースコール制御機2は、オーダーに基づく看護業務管理に関する制御も行う。詳しくは後述するが、オーダリング装置1からオーダーの変更指示が出されたときに、ナースコール制御機2は必要に応じて警告メッセージを発生させる処理を行う。
ナースコール親機3は、廊下灯(図示せず)を介してナースコール子機(図示せず)と接続され、ナースコール子機からの呼び出しに対する応答などの処理を行う。また、ナースコール親機3は、オーダーの変更指示が出されたときにナースコール制御機2により発生される警告メッセージを表示する処理も行う。このナースコール親機3は、例えばナースセンタに設置される。
コードレス主装置4は、病院内の複数箇所に設置された複数の無線基地局5を介して、医師や看護師が所持する携帯端末6との間で通話やデータの送受信に関する制御を行う。このコードレス主装置4は、例えば病院内の通信センタに設置される。
図2は、図1に示したナースコール制御機2の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、ナースコール制御機2は、その機能構成として、予定生成部11、予定変更部12、予定記憶部13、予定出力部14、準備時間記憶部15、時間判定部16、警告発生部17および変更却下通知部18を備えている。
予定生成部11は、オーダリング装置1から院内ネットワーク10を介して看護業務のオーダーを入力する。そして、予定生成部11は、入力したオーダーに基づいて、看護業務の実施予定をオーダーとして規定した看護業務予定情報を生成し、予定記憶部13に記憶させる。
予定変更部12は、オーダリング装置1から院内ネットワーク10を介してオーダーの変更指示を入力する。そして、予定変更部12は、入力したオーダーの変更指示に基づいて、予定記憶部13に記憶されている看護業務予定情報を変更する。ただし、本実施形態において予定変更部12は、オーダーの変更指示を入力したら常に看護業務予定情報を変更するわけではなく、所定の条件付きで看護業務予定情報の変更を行う。これについての詳細は後述する。
予定記憶部13は、看護業務の実施予定をオーダーとして規定した看護業務予定情報を記憶する。図3は、予定記憶部12に記憶されている看護業務予定情報の一例を示す図である。図3に示す看護業務予定情報は、ある看護師のある一日における看護業務の実施予定を規定したものであり、実施対象の患者、実施予定の看護行為およびその実施予定時刻を項目として含んでいる。一日の中に実施予定の看護行為が複数存在する場合は、患者、実施予定の看護行為および実施予定時刻を1レコードとして、これが複数レコードにわたって記憶される。
予定出力部14は、予定記憶部13に記憶されている看護業務予定情報を外部に出力する。例えば、コードレス主装置4および無線基地局5を介して、看護師が所持する携帯端末6に看護業務予定情報を出力することにより、看護師の携帯端末6に看護業務予定情報を表示できるように成されている。これにより看護師は、携帯端末6の画面上にて看護業務予定情報を確認することができる。
準備時間記憶部15は、看護業務において行われる看護行為に至るまでに最低限必要な時間を準備時間情報として記憶する。すなわち、看護行為として所定の処置を行う前に機器や設備の準備が必要な場合、その準備に最低限必要な時間が準備時間情報として準備時間記憶部15に記憶されている。また、処置を行う前に患者の観察や絶食等が必要な場合は、その観察や絶食等に最低限必要な時間が準備時間情報として準備時間記憶部15に記憶されている。
時間判定部16は、オーダリング装置1からオーダーの変更指示が出されたとき(予定変更部12がオーダーの変更指示を入力したとき)、当該変更指示されたオーダーによる看護行為の実施予定時刻と現在時刻との差が、準備時間記憶部15において当該看護行為の準備時間情報として記憶されている準備時間よりも短いか否かを判定する。
警告発生部17は、変更指示されたオーダーによる看護行為の実施予定時刻と現在時刻との差が、その看護行為に最低限必要な準備時間よりも短いと時間判定部16により判定された場合に、所定の警告を発生させる。例えば、警告発生部17は、準備時間が確保されていない旨の警告メッセージを発生し、それをナースコール親機3に送信してナースコール親機3の画面に表示させる。
図4は、ナースコール親機3に画面表示される警告メッセージの一例を示す図である。図4に示す警告メッセージは、例えばナースコール親機3の待機画面上にポップアップ画面として表示される。図4に示すように、ポップアップ画面には、オーダーの変更内容を表す変更情報40(どのオーダーをどのように変更するかを示した情報)と、「○○○の実施開始までに必要な標準的時間が確保されていません」といった警告メッセージ41とが表示される。また、当該ポップアップ画面には、オーダーの変更指示を確定させるか否かの操作インタフェースとして、変更確定ボタン42およびキャンセルボタン43も表示される。
上述の予定変更部12は、変更確定ボタン42の操作によりオーダーの変更指示を確定させることが指示された場合に、その旨の通知をナースコール親機3から受けて、予定記憶部13に記憶されている看護業務予定情報を変更する。すなわち、予定変更部12は、オーダリング装置1から入力されたオーダーの変更指示に従って、予定記憶部13に記憶されている看護業務予定情報を変更する。具体的には、変更指示に係るオーダーによる看護行為の実施予定時刻を変更する。
例えば、変更指示されたオーダーによる看護行為の実施予定時刻と現在時刻との差が必要な準備時間より短い場合であっても、極端に短い状況でなければ、看護師の判断でオーダーの変更を認めてもよい場合がある。そのような場合に看護師が変更確定ボタン42を操作することにより、オーダーの変更指示を確定させることを可能としている。なお、この判断を看護師が容易に行えるように、変更後の看護行為の実施予定時刻と現在時刻との差が準備時間よりどの程度短いのかを示した時間情報を警告メッセージ41と共に表示させるようにしてもよい。
変更却下通知部18は、キャンセルボタン43の操作によりオーダーの変更指示を確定させないことが指示された場合に、その旨の通知をナースコール親機3から受けて、オーダーの変更指示者が使用する端末に対してオーダー変更が却下されたことを通知する。オーダーの変更指示者が使用する端末は、例えば、オーダーの変更指示の送信元のオーダリング装置1である。あるいは、オーダーの変更指示を生成した医師の携帯端末6に対してオーダー変更が却下されたことを通知するようにしてもよい。
後者のように携帯端末6に通知を行う場合、医師が使用するオーダリング装置1と、その医師が使用する携帯端末6とを関連付けて管理する管理テーブル情報をナースコール制御機2に記憶させておく。そして、あるオーダリング装置1から送信されてきたオーダーの変更指示をキャンセルする場合に、そのオーダリング装置1に関連付けられた携帯端末6に対して却下の通知を行うようにする。
図5は、警告発生部17により警告メッセージが発せられるケースの一例を示す図である。図5(a)に示すように、時刻T1においてオーダリング装置1からオーダーの変更指示が出されたとする。また、この変更指示に係るオーダーについて予定記憶部13に記憶されている看護業務予定情報により、当該オーダーによる看護行為の実施予定時刻がT2であることが示されていたとする。この実施予定時刻T2は、もともと看護行為の実施に最低限必要な準備時間を考慮して設定されたものである。
これに対し、図5(b)に示すように、オーダリング装置1から出されたオーダーの変更指示により、看護行為の実施予定時刻がT3に早められたとする。この変更指示を受けた時間判定部16は、変更指示されたオーダーによる看護行為の実施予定時刻T3と現在時刻T1との差が、準備時間記憶部15において当該看護行為の準備時間情報として記憶されている準備時間Tよりも短いか否かを判定する。図5(b)では、(T3−T1)<Tとなっている例を示している。この場合、警告発生部17は、図4に示したような警告メッセージを発生してナースコール親機3の画面に表示させる。
図6は、上記のように構成したナースコール制御機2の動作例を示すフローチャートである。なお、図6に示すフローチャートは、ナースコール制御機2の電源がオンとされたときに開始する。ここでは説明の簡略化のため、予定生成部11により看護業務予定情報が生成されて予定記憶部13に既に記憶されているものとする。
まず、予定変更部12は、オーダリング装置1からオーダーの変更指示が出されたか否かを判定する(ステップS1)。ここで、オーダーの変更指示が出されていない場合、ステップS1の判定を継続する。一方、オーダーの変更指示が出された場合、予定変更部12は、そのオーダーの変更指示を時間判定部16に通知する。
時間判定部16は、図5に例示したように、変更指示されたオーダーによる看護行為の実施予定時刻T3と現在時刻T1との差が、準備時間記憶部15において当該看護行為の準備時間情報として記憶されている準備時間Tよりも短いか否かを判定する(ステップS2)。ここで、(T3−T1)<Tが成り立たない場合は、オーダーを変更しても現在時刻T1から看護行為の実施予定時刻T3までの間に準備時間Tを確保することができるので、オーダーの変更を認めても問題はない。そこで、処理はステップS5に遷移する。
一方、(T3−T1)<Tが成り立つ場合は、オーダーを変更すると現在時刻T1から看護行為の実施予定時刻T3までの間に準備時間Tを確保することができない。よって、この場合に警告発生部17は、準備時間が確保されていない旨の警告メッセージを発生し、それをナースコール親機3に送信してナースコール親機3の画面に表示させる(ステップS3)。
その後、予定変更部12は、変更確定ボタン42の操作によりオーダーの変更指示を確定させることが指示されたか否か、つまり、変更確定ボタン42を操作したことを示す情報がナースコール親機3から送られてきたか否かを判定する(ステップS4)。
ここで、変更確定ボタン42が操作されたと予定変更部12により判定された場合、予定変更部12は、ステップS1でオーダリング装置1から入力されたオーダーの変更指示に従って、予定記憶部13に記憶されている看護業務予定情報を変更する(ステップS5)。そして、処理はステップS8に進む。
一方、変更確定ボタン42が操作されていない場合、変更却下通知部18は、キャンセルボタン43の操作によりオーダーの変更指示を確定させないことが指示されたか否か、つまり、キャンセルボタン43を操作したことを示す情報がナースコール親機3から送られてきたか否かを判定する(ステップS6)。ここで、キャンセルボタン43が操作されていないと変更却下通知部18により判定された場合、処理はステップS4に戻る。
一方、キャンセルボタン43が操作されたと変更却下通知部18により判定された場合、変更却下通知部18は、オーダーの変更指示者が使用する端末に対して、オーダー変更が却下されたことを通知する(ステップS7)。その後、ナースコール制御機2は、電源がオフにされたか否かを判定し(ステップS8)、オフにされていない場合、処理はステップS1に戻る。一方、ナースコール制御機2の電源がオフにされた場合、図6に示すフローチャートの処理は終了する。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、看護業務の実施予定であるオーダーの変更指示がオーダリング装置1から出されたときに、当該変更指示されたオーダーによる看護行為の実施予定時刻と現在時刻との差が、当該看護行為に至るまでに最低限必要な準備時間よりも短いか否かをナースコール制御機2の時間判定部16にて判定し、短いと判定された場合には警告発生部17により警告メッセージを発生してナースコール親機3の画面に表示させるようにしている。
このように構成した本実施形態の看護業務管理システム100によれば、医師からオーダーの変更指示が出されたときに、変更後のオーダーで指示されている看護行為の実施予定時刻までの間に、その看護行為を行うために最低限必要な準備時間を確保できない場合には警告メッセージが発生され、ナースコール親機3に画面表示される。
この警告メッセージにより、オーダー変更の見直しを促すことができ、無理なオーダー変更を可能な限り回避することができる。例えば、看護師がキャンセルボタン43を操作することにより、医師によるオーダーの変更指示をキャンセルすることができる。これにより、医師からオーダーの変更指示が行われる場合でも、オーダーに基づく看護業務を看護師が無理なく行えるようにすることができる。その結果、看護師や患者の負担を軽減することができるとともに、インシデントの発生を抑制することができる。
なお、上記実施形態では、ナースコール制御機2で発生した警告メッセージをナースコール親機3に送信して画面表示させる例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ナースコール制御機2で発生した警告メッセージを、オーダーの変更指示の送信元であるオーダリング装置1に送信して画面表示させるようにしてもよいし、送信元のオーダリング装置1に関連付けられた携帯端末6に送信して画面表示させるようにしてもよい。このようにすれば、オーダーの変更指示を行った医師に対して直接的に警告メッセージを送ることができ、当該医師に対してオーダー変更の見直しを促すことができる。
また、上記実施形態では、図2に示した各機能構成をナースコール制御機2が備える例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図2に示した各機能構成をオーダリング装置1が備えるようにしてもよい。または、図2に示した各機能構成のうち、一部をオーダリング装置1が備え、残りの一部をナースコール制御機2が備えるようにしてもよい。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 オーダリング装置
2 ナースコール制御機
3 ナースコール親機
6 携帯端末
11 予定生成部
12 予定変更部
13 予定記憶部
15 準備時間記憶部
16 時間判定部
17 警告発生部
18 変更却下通知部

Claims (3)

  1. 看護業務の実施予定をオーダーとして規定した看護業務予定情報を記憶する予定記憶部と、
    上記看護業務において行われる看護行為に至るまでに最低限必要な時間を準備時間情報として記憶する準備時間記憶部と、
    上記オーダーの変更指示が出されたときに、当該変更指示されたオーダーによる看護行為の実施予定時刻と現在時刻との差が、上記準備時間記憶部において上記看護行為の準備時間情報として記憶されている準備時間よりも短いか否かを判定する時間判定部と、
    上記実施予定時刻と現在時刻との差が上記準備時間よりも短いと上記時間判定部により判定された場合に警告を発生させる警告発生部とを備えたことを特徴とする看護業務管理システム。
  2. 上記警告発生部は、準備時間が確保されていない旨のメッセージを表示するとともに、上記オーダーの変更指示を確定させるか否かの操作インタフェースを表示し、
    上記操作インタフェースの操作により上記オーダーの変更指示を確定させることが指示された場合に、上記予定記憶部に記憶されている上記看護業務予定情報を変更する予定変更部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の看護業務管理システム。
  3. 上記操作インタフェースの操作により上記オーダーの変更指示を確定させないことが指示された場合に、上記オーダーの変更指示者が使用する端末に対してオーダー変更が却下されたことを通知する変更却下通知部を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載の看護業務管理システム。
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