JP2014137496A - 半導体先鋭構造及びその作製方法、並びにスポットサイズ変換器、無反射終端 - Google Patents

半導体先鋭構造及びその作製方法、並びにスポットサイズ変換器、無反射終端 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、低損失化及び偏波依存性の低減が図られた半導体先鋭構造及びその作製方法、並びにスポットサイズ変換器、無反射終端を提供すること。
【解決手段】 半導体細線光導波路のコア構造の端部に形成され、先鋭構造を構成する少なくとも一辺に傾斜した側壁を有する半導体先鋭構造であって、先端に向かって幅及び厚みが減少している半導体先鋭構造及び先鋭構造を構成することになる一辺を含む半導体細線光導波路のコア構造を形成する工程と、半導体細線光導波路のコア構造上にフォトレジストを塗布する工程と、先鋭構造を構成することになる他の一辺を一部に含むマスクパターンを用いて、先鋭構造を構成することになる他の一辺の外側の領域のフォトレジストが除去されるようにフォトレジストに開口を形成する工程と、開口下に位置する先鋭構造を構成することになる他の一辺の側壁が厚み方向に傾斜するようにドライエッチングする工程とを含むその作製方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体先鋭構造及びその作製方法、並びにスポットサイズ変換器、無反射終端に関するものである。
シリコン細線光導波路によって構成される光集積回路は、集積密度の向上と低コスト化が可能になるため、次世代の技術として期待されている。シリコン細線光導波路は、サブミクロンサイズのシリコンコアと、典型的には二酸化シリコンからなるクラッドを持つ。コアとクラッドの間の高い屈折率差によって、導波光は強くコアに閉じ込められる。それにより数ミクロン程度の小さな曲げ半径でも十分に低い曲げ損失が実現できるため、光機能素子の超高密度集積が可能となる。
加えて、シリコン光集積回路は、その作製技術が、大量生産性の高いシリコンLSI作製技術と互換性を持つ。したがって、LSI作製技術を用いることで、シリコン光集積回路の低コスト化が期待できる。
一方で、サブミクロンスケールのシリコン細線光導波路は、光ファイバや半導体レーザ等の外部光素子との間でモード寸法に非常に大きな不整合が発生するために、光波結合が非常に非効率になるという問題が発生する。
この問題に対する解決法の一つは、図7に示すように、シリコン先鋭構造(「テーパ」ともいう。)を有するスポットサイズ変換器(SSC)を用いることである。シリコン先鋭構造SSCは、シリコン細線光導波路と、外部光素子と光モードの形状が効率的に整合する第二の導波路との間に、線幅が徐々に小さくなるシリコン先鋭構造を有するシリコン光導波路が第二導波路のコアで覆われた構造の部分を設置することにより、シリコン細線光導波路に閉じ込められていた光のモード形状を、被覆している第二導波路のコア中に徐々に拡大させることができる。この機能により、外部光素子との間で高効率な光波結合が実現できる。(特許文献1、2、非特許文献1参照)
シリコン先鋭構造を有するSSCで高い効率の光モード変換を得るためには、シリコンコアの外側に十分に光モード形状を広げなければならない。そのためには、非常に細い先鋭構造が必要となる。
シリコンコアの高さが220nmの場合には、TEモードに対しては、100nm以下の幅の必要性が指摘されており、TMモードに対しては、先端が50nm以下の幅のものが望まれている。しかしながら、この様な非常に細い先鋭構造を、特にフォトリソグラフィを用いる通常のシリコンLSI工程を用いて作製することは、工程中で使用されるフォトリソグラフィの解像限界のために非常に困難である。
このため、電子ビーム露光技術を用いる方法が提案されている。(特許文献2、非特許文献1参照)
ところが、電子ビーム露光技術は、生産スループットが極めて低いため、実用的な生産技術としては期待できない。
また、最先端の液浸ArFエキシマーステッパ技術を用いれば、原理的には実現可能であるが、液浸ArFエキシマーステッパ技術は極めて高価なプロセスコストが必要であるという問題がある。
本発明者らは上記の点に鑑み、i線ステッパ等解像度が低い露光装置を用いても電子ビーム露光技術あるいは液浸ArFエキシマーステッパ技術によると同等な工程によりシリコン細線光導波路の先鋭構造を実現するダブルパターニング法を提案している。(特許文献3、非特許文献2参照)
このダブルパターニング法によって、解像限界がおよそ200nmのi線ステッパを用いても、50nmの先端幅を有するシリコン先鋭構造を形成できる。
以下、作製例1〜3を引用してこのダブルパターニング法を説明する。
(作製例1)
図8(a)に示すように、先鋭構造を有さないシリコン細線光導波路のコア構造1を、i線ステッパ露光によるフォトレジストパターン形成とそれに続くドライエッチングにより形成する。
次に、形成されたシリコン細線光導波路のコア構造上に、図8(b)のようにフォトレジスト3を塗布する。続いて図8(c)のように、先鋭構造を構成することになる一辺となる辺を一部に含むマスクパターンを用いて、この辺の外側の領域のフォトレジストが除去されるように、i線ステッパ露光と現像を行う。
続いてフォトレジストが除去された開口に露出しているコア構造をドライエッチングにより除去した後、残渣レジストを除去することにより、図8(d)のようなコア構造を形成する。
続いて図8(e)のようにフォトレジストを塗布する。
続いて図8(f)のように、先端構造を構成することになる他の一辺となる辺2を一部に含むマスクパターンを用いて、この辺の外側の領域のフォトレジストが除去されるように、i線ステッパ露光と現像を行う。
続いてフォトレジストが除去された開口4に露出しているコア構造をドライエッチングにより除去した後、残渣レジストを除去して、図8(g)のような一辺5、他の一辺6を有するシリコン先鋭構造7を形成する。これにより、所望の回折限界を超えた先端が幅100nm以下のシリコン先鋭構造を実現することができる。
(作製例2)
図9(a)に示すように、シリコン先鋭構造を構成することになる一辺となる辺2を一部に有するシリコン細線光導波路のコア構造1を、i線ステッパ露光によるフォトレジストパターン形成とそれに続くドライエッチングにより形成する。
次に、形成されたシリコン細線光導波路のコア構造上に、図9(b)のようにフォトレジスト3を塗布する。
続いて図9(c)のように、シリコン先鋭構造を構成することになる他方の一辺となる辺を一部に含むマスクパターンを用いて、この辺の外側の領域のフォトレジストが除去されるように、i線ステッパ露光と現像を行う。
続いてフォトレジストが除去された開口4に露出しているコア構造をドライエッチングにより除去した後、残渣レジストを除去して、図9(d)のような一辺5、他の一辺6を有する先鋭構造7を形成する。これにより、所望の回折限界を超えた先端が幅100nm以下のシリコン先鋭構造を実現することができる。
(作製例3)
図10(a)に示すように、先鋭構造を構成することになる一辺はシリコン細線光導波路の延長線上の一部2として含まれるシリコン細線光導波路のコア構造1を、i線ステッパ露光によるフォトレジストパターン形成とそれに続くドライエッチングにより形成する。
続いて形成されたシリコン細線光導波路のコア構造上に、図10(b)のようにフォトレジスト3を塗布する。
続いて図10(c)のように、シリコン先鋭構造を構成することになる他方の一辺となる辺を一部に含むマスクパターンを用いて、この辺の外側の領域のフォトレジストが除去されるように、i線ステッパ露光と現像を行う。
続いてフォトレジストが除去された開口4に露出しているコア構造をドライエッチングにより除去した後、残渣レジストを除去して、図10(d)のような一辺5、他の一辺6を有するシリコン先鋭構造7を形成する。これにより、所望の回折限界を超えた先端が幅100nm以下の先鋭構造を実現することができる。
しかしながら、上記作製例1〜3に示す作製方法においても未だ課題が残されている。
それは、先端付近の先鋭構造が、図11に示すように壊れてしまうということである。
すなわち、図7に示すように、先鋭構造の先端付近における断面はアスペクト比が非常に高くなる。そのため、先鋭構造の先端は非常に脆く、形成後の洗浄あるいは乾燥工程を通して容易に倒壊してしまう。この倒壊によって、SSCの性能に関して問題が発生する。倒壊している先端が伝搬光を散乱するために、過剰な損失が発生することである。
また、擬TMモードの方が同じ線幅でもシリコン光導波路中での光強度の残留度が擬TEモードモードよりも大きいため、先端での倒壊は擬TMモードに対してより大きな損失を与え、結果として、モード変換損失に偏波依存性が生じてしまう。
以上まとめると、このような先鋭構造を有するシリコン細線光導波路は、高効率のため有望ではあるが、低損失化及び偏波依存性の低減という面からは、次のような点で十分ではなかった。
(1)先鋭構造先端で倒壊が発生するため過剰な散乱損失が発生する。
(2)特にTMモードに対して充分なモードの広がりが得られないために、損失に偏波依存性が発生する。
特開2002−122750号公報 特開2004−133446号公報 特開2011−180166号公報
山田浩治他、「シリコン細線導波路システム−基本特性と機能デバイスへの応用」、電子情報通信学会論文誌C, Vol.J88-C, pp.374-387 (2005) Appl.Phys.Express.5,(2012)052202
本発明は、上記(1)〜(2)の問題点を解決し、低損失化及び偏波依存性の低減が図られた半導体先鋭構造及びその作製方法、並びにスポットサイズ変換器、無反射終端を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための手段は次のとおりである。
(1)半導体細線光導波路のコア構造の端部に形成され、先鋭構造を構成する少なくとも一辺に傾斜した側壁を有する半導体先鋭構造であって、先端に向かって幅及び厚みが減少していることを特徴とする半導体先鋭構造。
(2)上記半導体細線光導波路のコア構造の断面は、矩形又は台形であることを特徴とする上記(1)に記載の半導体先鋭構造。
(3)先鋭構造を構成する一辺及び他の一辺の双方が、傾斜した側壁を有することを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の半導体先鋭構造。
(4)先端付近の断面形状が三角形である上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の半導体先鋭構造。
(5)上記半導体はシリコンであることを特徴とする上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の半導体先鋭構造。
(6)先鋭構造を構成することになる一辺を含む半導体細線光導波路のコア構造を形成する工程と、該半導体細線光導波路のコア構造上にフォトレジストを塗布する工程と、先鋭構造を構成することになる他の一辺を一部に含むマスクパターンを用いて、先鋭構造を構成することになる他の一辺の外側の領域のフォトレジストが除去されるように該フォトレジストに開口を形成する工程と、該開口下に位置する先鋭構造を構成することになる他の一辺の側壁が厚み方向に傾斜するようにドライエッチングする工程とを含む半導体先鋭構造の作製方法。
(7)上記半導体細線光導波路のコア構造の断面は、矩形又は台形であることを特徴とする上記(6)に記載の半導体先鋭構造の作製方法。
(8)上記先鋭構造を構成することになる一辺を端部に含む半導体細線光導波路のコア構造を形成する工程において、上記先鋭構造を構成することになる一辺の側壁が厚み方向に傾斜するようにドライエッチングすることを特徴とする上記(6)又は(7)に記載の半導体先鋭構造の作製方法。
(9)上記半導体はシリコンであることを特徴とする上記(6)ないし(8)のいずれかに記載の半導体先鋭構造の作製方法。
(10)上記ドライエッチングは、シリコンにアンダーカットの入るガスと側壁の保護膜を堆積させることのできるガスとの混合ガス雰囲気中で行うことを特徴とする上記(9)に記載の半導体先鋭構造の作製方法。
(11)上記シリコンにアンダーカットの入るガスは、SFであり、側壁の保護膜を堆積させることのできるガスは、Cであることを特徴とする上記(10)に記載の半導体先鋭構造の作製方法。
(12)上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の半導体先鋭構造と、その上の第2コアと、さらにその上の上部クラッド層とを備えた半導体細線光導波路スポットサイズ変換器。
(13)上記半導体はシリコンであり、上記第2コアはベンゾンクロテンからなり、上記上部クラッド層はエポキシ樹脂からなることを特徴とする上記(12)に記載の半導体細線光導波路スポットサイズ変換器。
(14)上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の半導体先鋭構造を備えた無反射終端部。
本発明によれば、低損失化及び偏波依存性の低減が図られたシリコン等の半導体先鋭構造が得られるばかりでなく、シリコン等の半導体先鋭構造を有する光集積回路の低コスト化が実現される。
本発明に係るシリコン等の半導体先鋭構造を示す模式図である。 本発明に係るシリコン等の半導体先鋭構造の各部位における、平面、側面及び断面を示す模式図である。 本発明に係るエッチングの原理を説明するSEM像である。 本発明に係るシリコン先鋭構造のAFM像である。 本発明に係るシリコン先鋭構造を備えたSSCの透過率である。 本発明に係るシリコン先鋭構造を備えた複数個のSSCの接続方法を説明する図面である。 従来のシリコン先鋭構造を示す模式図である。 従来のシリコン先鋭構造の作製例1を示す模式図である。 従来のシリコン先鋭構造の作製例2を示す模式図である。 従来のシリコン先鋭構造の作製例3を示す模式図である。 従来のシリコン先鋭構造における倒壊例を示すSEM像である。
(本発明に係る半導体先鋭構造)
図1は、本発明に係る、シリコン等の半導体先鋭構造を示す模式図である。
また、図2は、シリコン等の半導体先鋭構造の各部位における平面、側面及び断面を示す模式図である。
図2から分かるように、半導体先鋭構造の元の方(導波部)では断面形状は台形であるが、先端付近において、断面形状は三角形である。半導体先鋭構造の厚み及び幅は先端に向けて徐々に減少している。
このような構造の場合、先端に向けてアスペクト比が上昇しないため、先端が倒壊することを防ぐことができる。
さらに、半導体先鋭構造の高さ(厚み)が減少するという構造的特徴は、構造力学的利点以外にも、光モードの物理光学的利点も有する。
すなわち、厚みが減少することで、先端付近での擬TMモードにおける光強度のシリコン光導波路中から第二導波路コア中への浸み出しがより効果的になり、その結果として、擬TMモードに対するモード変換損失を効率的に減少させることができる。このために、モード変換損失の偏波依存性を減少させることができる。
なお、図1、2において、SOIは、「Silicon On Insulator」の略であり、BOXは、「Buried OXide」の略である。
以下、半導体先鋭構造の作製のための詳細な説明を、シリコン先鋭構造の作製を例示して行うが、本発明はこれに限定されずGaAs、InP等の半導体材料を用いた半導体先鋭構造の作製に対しても、基本的に適用できることは言うまでもないことである。
(本発明に係るエッチングの原理)
本発明では、シリコン先鋭構造形成のためのダブルパターニングの各工程において、側壁角度制御技術を採用している。
すなわち、シリコン先鋭構造を構成する各辺形成のためのドライエッチング工程において、シリコンにアンダーカットの入るガス、例えば、SFと側壁の保護膜を堆積させることのできるガス、例えばCとの混合ガス雰囲気中で誘導結合型反応性イオンエッチング行い、その混合比R(=SF/C)を調整することで各辺の側壁の傾斜角度を制御するものである。
図3(a)(b)のSEM像から分かるように、例えばR=33%とした場合には、側壁の傾斜角度は約80度であり、これより少ないR=25%とした場合には、側壁の傾斜角度は約60度となる。
混合比Rを適宜選定することにより、本発明に係るシリコン先鋭構造作製のための最適の側壁の傾斜角度が得られる。
なお、本発明に適用できる側壁角度制御技術としては、側壁の上部に比べて下部が広がる傾斜構造を形成できるドライエッチング方法であれば、どのような方法を用いてもよい。上記の方法以外にも、例えばドライエッチング中にフォトレジストの幅が縮小し、被エッチング物の上部の幅が減少する方法を用いてもよい。
(本発明に係るシリコン先鋭構造の作製方法)
本発明に係るシリコン先鋭構造の作製方法は、図8〜図10に従来の作製例1〜3として説明した、ダブルパターニング法による工程と基本的に変わるところはない。
本発明では、従来の図8(c)、(f)、図9(a)、(c)及び図10(a)、(c)におけるダブルパターニング法による工程に際して、上記本発明に係るエッチングの原理の項で述べたような、シリコン先鋭構造を構成する各辺の側壁の傾斜角度を調整するエッチング技術を適用したことが特徴である。
シリコン先鋭構造を示す図2の左側の点線の部分のように幅が十分に広い導波部では、2回目の露光パターンのフォトレジストの境界が1回目に形成された辺の上面の平面部状にあるためにダブルパターニング後の断面形状は台形であり高さの減少はない。
次に、図2の中央の点線の部分では幅の減少は見られるが高さの減少はない。
ところが、図2の右側の点線の部分のように先端部では、2回目の露光パターンのフォトレジストの境界が1回目に形成された辺の傾いた側壁の上に重なるために断面形状は三角形となる。断面形状が三角形になると、幅が狭くなるにつれて三角形の高さが低くなっていくことがわかる。このような先端部の形状を発明者らはナイフエッジテーパと呼んでいる。
このように、フォトリソグラフィの解像限界よりも大きなサイズのパターンを組み合わせることで、解像限界以下のサイズの先鋭構造を形成できる。
(本発明に係るシリコン先鋭構造の実験例)
上記のエッチング技術を用いて、220nm厚のシリコンと、3μm厚のBOX層を有するSOI基板上に、シリコン先鋭構造を実験的に作製した。パターニング工程には、およそ200nmの解像限界を持つi線ステッパを使用した。
シリコンは、およそ80度の側壁を形成することのできるR=33%の条件を用いてエッチングした。
図4は、作製されたシリコン先鋭構造の先端の原子間力顕微鏡(AFM)像を示している。先端に向かって、徐々に高さ(厚さ)が減少していることが分かる。これにより、ダブルパターニング法と側壁傾斜エッチングの組み合わせによってシリコン先鋭構造が作製できることが確認された。
側壁の傾斜角度は、60度以上85度以下が好ましい。さらに、75度以上80度以下がより好ましい。
(本発明に係るシリコン先鋭構造を備えたスポットサイズ変換器の一例)
シリコン先鋭構造を有するスポットサイズ変換器(SSC)を作製した。
長さおよそ180μmのシリコン先鋭構造の上に、2μm四方のポリマー第二コアを、スピンコート、i線露光、CFベースのドライエッチングからなる加工プロセスにより、位置合わせして被せて形成した。
第二コアの材料は、波長1.55μmにおいて屈折率1.535のベンゾシクロブテン(BCB)を用いた。
BCBエッチング中のCFプラズマ照射からシリコン細線光導波路を保護するために、スピンコートされたBCB層はシリコン細線光導波路全体の上に残した。これは、シリコン細線光導波路部分は2μm厚のBCB上部クラッド層を持つということを意味する。BCBによる第二コアの上部クラッド層として、波長1.55μmにおいて屈折率1.446を有するエポキシ樹脂層を被覆した。
(本発明に係るシリコン先鋭構造を備えたSSCの評価)
本発明に係るシリコン先鋭構造を備えたSSCユニット当たりのモード変換損失を、波長1.55μmにおいて実験的に調べた。この実験ではSSCユニットは、長さ180μmのナイフエッジテーパを含むモード変換領域と、その前後にそれぞれ接続された長さ30μmのBCB第二導波路、そして長さ10μmのシリコン細線光導波路からなる。
正確にモード変換損失の値を測定するために、従来のシリコン先鋭構造を備えたSSCユニットの場合と同様のデバイスレイアウトを用いた。
なお、試作したBCB導波路とシリコン細線光導波路の伝搬損失はそれぞれ、およそ3dB/cm、8dB/cmであるが、SSCユニット中のこれらの導波路の損失は、導波路長が非常に短いために、無視できる。このため、SSCユニットの挿入損失が近似的にモード変換損失となる。
図5は、図6に示すように、シリコン細線光導波路中にカスケード接続されて挿入されたSSCの数が異なるシリコン細線光導波路の透過率を示している。
図5において、TE-likeモードとTM-likeモードの測定結果を示す。点線は測定結果の線形フィティングであり、これはSSCユニット一つ当たりのモード変換損失に相当する。
この結果から、モード変換損失は、擬TEモードに対して0.35dB、擬TMモードに対して0.21dBであることが明らかとなった。従来のものの損失(擬TEモードに対して0.55dB、擬TMモードに対して0.98dB)と比較して、本発明に係るシリコン先鋭構造の導入によって十分に改善された。改善は、擬TMモードに対して特に顕著である。
本発明では、最先端ではない成熟した低コストなフォトリソグラフィ技術を用いても、超低損失かつ低偏波依存性のSSCに応用可能な高性能のシリコン先鋭構造を形成できることが明らかになった。フォトレジストの露光に使用したi線露光法は、LSIの金属配線を形成するためのバックエンド工程(BEOL)で広く用いられている。したがって、側壁傾斜エッチング工程をBEOLに導入すれば、当該技術はBEOLと潜在的に高い互換性を持つ。
BEOLによるシリコンフォトニクス技術は、LSIの金属配線層上に積層される、高い透過性を有し低温成長可能な水素化アモルファスシリコンに基づいた光配線ネットワークを直接的に構築することを可能にするとして期待される。
本発明におけるシリコン先鋭構造に使用するシリコン材料は、結晶シリコンに限らずアモルファスシリコンでもよい。アモルファスシリコンの場合、材料の吸収損失を低減化するために、水素化アモルファスシリコンが望ましいが、シリコン元素以外に炭素、ゲルマニウム等を添加した材料でもよい。
また、本発明に係るシリコン等の半導体先鋭構造を備えたスポットサイズ変換器を例示したが、本発明はこれに限定されず、シリコン等の半導体細線光導波路の無反射終端部等に適用できることはいうまでもないことである。
なお、これまで先鋭構造及び細線光導波路に使用する材料として、シリコン材料を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれに限らずGaAs、InP等の半導体材料を用いた先鋭構造及び細線光導波路にも適用できることは先にも述べたとおりである。
1 シリコン細線光導波路のコア構造
2 シリコン先鋭構造を構成する一辺
3 フォトレジスト
4 フォトレジストの開口
5 シリコン先鋭構造を構成する一辺
6 シリコン先鋭構造を構成する他の一辺
7 シリコン先鋭構造

Claims (14)

  1. 半導体細線光導波路のコア構造の端部に形成され、先鋭構造を構成する少なくとも一辺に傾斜した側壁を有する半導体先鋭構造であって、先端に向かって幅及び厚みが減少していることを特徴とする半導体先鋭構造。
  2. 上記半導体細線光導波路のコア構造の断面は、矩形又は台形であることを特徴とする請求項1に記載の半導体先鋭構造。
  3. 先鋭構造を構成する一辺及び他の一辺の双方が、傾斜した側壁を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体先鋭構造。
  4. 先端付近の断面形状が三角形である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の半導体先鋭構造。
  5. 上記半導体はシリコンであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の半導体先鋭構造。
  6. 先鋭構造を構成することになる一辺を含む半導体細線光導波路のコア構造を形成する工程と、該半導体細線光導波路のコア構造上にフォトレジストを塗布する工程と、先鋭構造を構成することになる他の一辺を一部に含むマスクパターンを用いて、先鋭構造を構成することになる他の一辺の外側の領域のフォトレジストが除去されるように該フォトレジストに開口を形成する工程と、該開口下に位置する先鋭構造を構成することになる他の一辺の側壁が厚み方向に傾斜するようにドライエッチングする工程とを含む半導体先鋭構造の作製方法。
  7. 上記半導体細線光導波路のコア構造の断面は、矩形又は台形であることを特徴とする請求項6に記載の半導体先鋭構造の作製方法。
  8. 上記先鋭構造を構成することになる一辺を端部に含む半導体細線光導波路のコア構造を形成する工程において、上記先鋭構造を構成することになる一辺の側壁が厚み方向に傾斜するようにドライエッチングすることを特徴とする請求項6又は7に記載の半導体先鋭構造の作製方法。
  9. 上記半導体はシリコンであることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1項に記載の半導体先鋭構造の作製方法。
  10. 上記ドライエッチングは、シリコンにアンダーカットの入るガスと側壁の保護膜を堆積させることのできるガスとの混合ガス雰囲気中で行うことを特徴とする請求項9に記載の半導体先鋭構造の作製方法。
  11. 上記シリコンにアンダーカットの入るガスは、SFであり、側壁の保護膜を堆積させることのできるガスは、Cであることを特徴とする請求項10に記載の半導体先鋭構造の作製方法。
  12. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の半導体先鋭構造と、その上の第2コアと、さらにその上の上部クラッド層とを備えた半導体細線光導波路スポットサイズ変換器。
  13. 上記半導体はシリコンであり、上記第2コアはベンゾンクロテンからなり、上記上部クラッド層はエポキシ樹脂からなることを特徴とする請求項12に記載の半導体細線光導波路スポットサイズ変換器。
  14. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の半導体先鋭構造を備えた無反射終端部。
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