JP2014137356A - 車載装置及びその経路補間方法並びに経路補間プログラム - Google Patents

車載装置及びその経路補間方法並びに経路補間プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】課金の観点から適切な補間経路を用いて不連続区間を補間することのできる車載装置を提供することを目的とする。
【解決手段】車載装置1は、移動体の位置情報を取得する位置情報取得部11と、道路が複数のリンクに疑似的に分割され、分割された各リンクに固有の識別情報及び位置情報が対応付けられた地図情報を記憶する地図情報記憶部12と、移動体の現在の位置情報に対応する地図情報のリンクを特定するリンク特定部13と、不連続である2つの線分の組み合わせと、該線分同士を繋ぎ合わせる補間経路を構成する線分とが一意に定められた補間経路情報を記憶する補間経路情報記憶部14と、リンク特定部13によって連続して特定された2つの線分が、地図情報上で不連続であった場合に、補間経路情報を用いて不連続区間を補間する移動経路作成部15とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車載装置及びその経路補間方法並びに経路補間プログラムに関するものである。
従来、カーナビゲーションシステムなどの機能の一つとして、GPSなどを用いて取得した位置情報と、予め用意された地図情報とを用いて移動経路を特定する、いわゆるマップマッチングといわれる技術が知られている。
また、従来、道路課金(ロードプライシング)として、例えば、課金エリアに進入し、課金エリアから退出した際に、課金エリアを走行した距離に応じて決定された徴収料金が課金される課金体系や、課金道路に進入し、課金道路から退出した際に、課金道路を走行した距離に応じて決定された徴収料金、あるいは一律の道路利用料金が課金される課金体系などが知られている。
このような道路課金においては、例えば、上述したマップマッチングを用いて地図上の位置を推定しており、この推定位置が事前に登録されている課金エリアと課金エリア外との境界を跨ぐことにより、課金エリア内への進入及び課金エリアからの退出を判断している。
しかしながら、例えば、図10に示すように、課金エリアの境界が複雑な交差点の一部に設定されていた場合、以下のような問題が生ずる。
すなわち、マップマッチングは一定の処理周期で行われるため、実際には車両が図10において破線で示した移動経路を移動していた場合でも、前回の検出位置が図中A点であり、次の検出位置が図中B点であった場合には、瞬時に認定される移動経路は図中の実線で示される経路となる。この場合、課金エリアの境界Dを跨いでいないと誤認識される可能性がある。
このように誤った移動経路が特定されてしまった場合でも、車載装置には、過去に振り返って移動経路を修正する機能が備わっているため、事後的にこの移動経路は修正され、課金エリアの境界を跨いだことが認識される。
しかしながら、近年、道路課金を開始する際、または、徴収料金が確定した場合に、瞬時に運転手にその旨を通知することが要請されている。このような要請に応じるためには、上述したマップマッチングによる誤った移動経路を早期に修正する必要がある。
上述したマップマッチングの精度を向上させるための技術として、例えば、特許文献1には下記のような技術が開示されている。
リンク単位で位置情報が定義されている地図データと移動体位置情報とから、移動体位置情報に対する一または複数の候補リンクを抽出し、抽出した一または複数の候補リンクの中から一のリンクを確定する。確定したリンクによって形成される移動経路が不連続であった場合、不連続の区間を補間するリンクの候補を探索し、探索したリンク候補の中から採用する一のリンクを決定し、決定したリンクを用いて不連続区間を補間する。
特開2011−76279号公報
しかしながら、上述した特許文献1では、一定のアルゴリズムに従って移動経路が特定される。従って、例えば、特定された移動経路が必ずしも実際の移動経路と一致するとはいえなかった。また、移動経路が誤って特定された場合に、誤って特定された移動経路に課金位置が設定されていた場合には、課金エリアに進入していないにもかかわらず課金が行われることとなり、運転手に不愉快な思いをさせてしまう可能性があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、課金の観点から適切な補間経路を用いて不連続区間を補間することのできる車載装置及びその経路補間方法並びに経路補間プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1態様は、移動体の位置情報を取得する位置情報取得手段と、道路が複数の線分に疑似的に分割され、分割された各線分に固有の識別情報及び位置情報が対応付けられた地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、前記移動体の現在の位置情報に対応する前記地図情報の線分を特定する線分特定手段と、不連続である2つの線分の組み合わせと、該線分同士を繋ぎ合わせる補間経路を構成する線分とが一意に定められた補間経路情報を記憶する補間経路情報記憶手段と、前記線分特定手段によって連続して特定された2つの線分が、前記地図情報上で不連続であった場合に、前記補間経路情報を用いて不連続区間を補間する経路補間手段とを具備する車載装置を提供する。
上記態様によれば、線分特定手段によって特定された線分が不連続であった場合には、補間経路情報記憶手段に記憶されている補間経路情報を用いて不連続区間が補間される。したがって、課金に適した補間経路を補間経路情報として予め設定しておくことで、不連続区間を課金に適した補間経路で補間することが可能となる。
上記車載装置は、更に、課金に関係する通知が必要となる線分の識別情報が登録された通知線分情報を記憶する課金情報記憶手段と、前記線分特定手段によって特定された線分および前記経路補間手段によって補間された補間経路を構成する線分が、前記課金情報記憶手段の通知線分情報に登録されているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって線分が登録されていると判定された場合に、課金に関する情報を通知する通知手段とを備えていてもよい。
上記構成によれば、課金に関係する通知が必要となる線分の識別情報が予め登録されているので、車両がこの線分に対応する道路を通過した場合に、課金に関する情報を速やかに通知することが可能となる。
上記車載装置において、前記補間経路情報は、所定の時間間隔で更新されることが好ましい。
このように、補間経路情報が更新されることにより、その時の道路事情に応じた補間経路情報を用いて補間を行うことが可能となる。
上記車載装置において、前記補間経路情報は、時間帯及び車種の少なくともいずれかに応じて設けられており、前記経路補間手段は、条件が一致する補間経路情報を用いて不連続な線分同士を補間することとしてもよい。
このように、時間帯や車種に応じて補間経路情報を用意しておくことで、例えば、時間帯に応じて通行止めとなる場合や、車種によっては通行が禁止されている道路にも対応することが可能となる。
上記車載装置においては、前記補間経路情報において前記補間経路を構成する線分には、課金キャンセル情報が属性情報として付加可能とされていてもよい。
このように、補間経路を構成する線分に課金キャンセル情報を付加可能とすることで、課金を回避することが可能となる。
本発明の第2態様は、道路が複数の線分に疑似的に分割され、分割された各線分に固有の識別情報及び位置情報が対応付けられた地図情報と、不連続である2つの線分の組み合わせと該線分同士を繋ぎ合わせる補間経路を構成する線分とが一意に定められた補間経路情報とを予め用意し、移動体の位置情報を取得する位置情報取得過程と、前記移動体の現在の位置情報に対応する前記地図情報の線分を特定する線分特定過程と、前記線分特定過程において連続して特定された2つの線分が、前記地図情報上で不連続であった場合に、前記補間経路情報を用いて不連続区間を補間する経路補間過程とを有する車載装置の経路補間方法である。
本発明の第3態様は、道路が複数の線分に疑似的に分割され、分割された各線分に固有の識別情報及び位置情報が対応付けられた地図情報と、不連続である2つの線分の組み合わせと該線分同士を繋ぎ合わせる補間経路を構成する線分とが一意に定められた補間経路情報とが記憶手段に予め記憶され、移動体の位置情報を取得する位置情報取得処理と、前記移動体の現在の位置情報に対応する前記地図情報の線分を特定する線分特定処理と、前記線分特定処理において連続して特定された2つの線分が、前記地図情報上で不連続であった場合に、前記補間経路情報を用いて不連続区間を補間する経路補間処理とをコンピュータに実行させるための車載装置の経路補間プログラムである。
本発明によれば、課金の観点から適切な補間経路を用いて不連続区間を補間することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る車載装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る地図情報について説明するための図である。 補間経路情報の一例を示した図である。 Uターンを想定した場合の補間経路の一例を示した図である。 図4に示したUターンの場合を想定して作成された補間経路情報を示した図である。 リンク情報の一例を示した図である。 経路補間後のリンク情報の一例を示した図である。 リンク情報に基づいて作成された移動経路情報の一例を示した図である。 キャンセル情報が付加された補間経路情報の一例を示した図である。 従来の問題点について説明するための図である。
以下に、本発明に係る車載装置及びその経路補間方法並びに経路補間プログラムの一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る車載装置は、道路課金に広く使用されるものであり、例えば、一例として、課金道路を通過したときに一律の料金が課金されるような課金体系、所定の課金エリア内における走行距離に応じた料金が課金されるような課金体系などに適用される。また、課金エリアあるいは課金道路に進入したときに徴収料金の確定または課金がなされる場合、課金エリアあるいは課金道路から退出したときに徴収料金の確定または課金がなされる場合のいずれの場合にも適用することが可能である。
図1は、本発明の一実施形態に係る車載装置1の機能ブロック図を示した図である。車載装置1は、例えば、コンピュータを搭載しており、以下に示す各部の機能は、その機能に対応するハードウェアや、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラム(経路補間プログラム)を演算処理装置が実行することにより実現される。
図1に示すように、車載装置1は、移動経路を特定する処理を行う経路特定処理部10と、課金についての処理を行う課金処理部20とを備えている。
まず、経路特定処理部10について説明し、その後、課金処理部20について説明する。
経路特定処理部10は、位置情報取得部11、地図情報記憶部12、リンク特定部(線分特定手段)13、補間経路情報記憶部14、移動経路作成部15を備えている。
位置情報取得部11は、例えば、GPSなどであり、移動体の位置情報を取得する。また、GPSが利用できない場所(例えば、トンネル内など)においては、ジャイロ、加速度センサなどを用いて位置検出をすることとしてもよい。
地図情報記憶部12は、道路が複数の線分(以下「リンク」という)に疑似的に分割され、分割されたリンクに固有の識別情報(リンクID)及び位置情報(例えば、緯度経度)が対応付けられた地図情報を記憶する。この地図情報について、図2を用いて説明する。地図情報は、移動経路を特定しやすいように、実際の地図を編集したものである。例えば、地図情報では、両面通行の道路について、図中の破線矢印で参照されるように、一方の車線とその反対車線とが異なる道路として示されている。また、道路の交差点及び分岐点にはノード(図中の黒丸参照)が設定され、基本的には、ノード間における線分がリンクとして定義されている。また、このようにして設定されたリンクを更に細かく分断し、ノード間を複数のリンクで構成するようにしてもよい。
各リンクには、リンクID(例えば、図2中の44885、43492、31847等を参照)と位置情報とが対応付けられている。
リンク特定部13は、位置情報取得部11によって取得された位置情報に対応するリンクを地図情報記憶部12に記憶されている地図情報を用いて特定する。また、リンク特定部13は、前回特定したリンクIDのリンクと今回特定したリンクIDのリンクとが地図情報上において不連続であるか否かを判定する。そして、この判定結果と、今回特定したリンクIDと、位置情報の取得時刻とを関連付けたリンク情報を作成し、このリンク情報を移動経路作成部15に出力する。
図6に、リンク情報の一例を示す。図6に示したリンク情報において、ジャンプフラグは、今回特定したリンクが前回のリンクと不連続か否かを示すフラグであり、0の場合にはリンクが連続していることを示しており、1の場合にはリンクが不連続であることを示している。
補間経路情報記憶部14は、補間経路情報を記憶する。補間経路情報は、図3に示すように、互いに接続しない、換言すると、不連続であるリンクの組み合わせと、このリンク同士を繋ぎ合わせる補間経路を構成する1以上のリンクとが一意に定められた情報である。不連続である2つのリンクの組み合わせは、例えば、ジャンプ元リンクとジャンプ先リンクとで定義される。例えば、ジャンプ元リンクIDが44885、ジャンプ先IDが43487で特定される補間経路情報では、補間経路として、リンクID44885、43492、31847、43487が設定されている。
そして、道路構造などに応じて経路補間に必要であると想定される補間経路情報30を作成し、補間経路情報記憶部14に記憶させることで、上述のようなリンクの不連続が発生した場合に、容易にかつ迅速に経路補間を行うことが可能となる。
補間経路情報は、少なくとも課金に関する情報を運転手に通知する通知ポイント付近の領域に対して作成される。通知ポイントは、予め課金のオペレータ側(例えば、道路管理会社や行政など)にて設定される。
補間経路情報は、課金のオペレータ側で作成されたものを車載装置1が所定のタイミングでダウンロードすることにより取得されるものである。このように、課金のオペレータ側が補間経路情報を作成することにより、課金という観点から適切な補間経路を設定することが可能となり、課金のオペレータ側の経営理念を反映させた経路補間テーブルを作成することができる。
例えば、あるジャンプ元リンクとジャンプ先リンクとをつなぐ補間経路のリンク候補として、有料道路であるリンクを通過する補間経路と、有料道路でないリンクを通過する補間経路とがある場合、オペレータ側の意思により、いずれかの補間経路を選定し、補間経路情報を作成することができる。このように、本実施形態によれば、課金のオペレータ側の意思を反映した補間経路を作成することができ、ある補間経路については距離を優先させ、ある補間経路については課金料金を優先させるなどのように自由な基準に基づいて補間経路をカスタマイズすることができる。
補間経路情報は、車種、時間帯に応じて設けられていてもよい。例えば、小型車は通過できるが大型車は通過できない道路や、時間帯によっては通行止めになる道路が存在する。このような場合に対応できるように、一部の補間経路情報については、車種(小型車、大型車)毎、時間帯毎に設けられていてもよい。これにより、車種、時間帯に応じて適切な補間経路情報を使用して経路補間を行うことが可能となる。
補間経路情報は、Uターン等を想定した場合の補間経路も含まれる。例えば、図4(a)に示すように、リンクID3010から、リンクID3011とリンクID3051とに分岐するような道路構成を想定する。このような道路構成において、ジャンプ元リンクが3052、ジャンプ先リンクが3013であった場合、図4(b)に破線で示すように、リンクID3052の道路を途中まで走行したがUターンして分岐点まで戻り、リンクID3011に進入したと考えられる。したがって、このようなUターンによるリンク不連続の場合も想定して、補間経路情報を作成することが好ましい。この場合、補間経路情報は、図5に示すような情報となる。
移動経路作成部15(図1参照)は、リンク特定部13によって連続して特定されたリンクIDが連続していた場合、すなわち、リンク特定部13から入力されるリンク情報(図6参照)のジャンプフラグが0であった場合に、そのリンク情報を後述の課金処理部20に出力する。一方、連続して特定された2つのリンクが、地図情報上で不連続であった場合、すなわち、リンク情報のジャンプフラグが1であった場合には、補間経路情報記憶部14に記憶されている補間経路情報を用いて不連続区間を補間し、補間経路のリンクIDが追加されたリンク情報を作成する(経路補間手段)。図7に、経路補間後のリンク情報の一例を示す。図7に示すように、経路補間後のリンク情報では、補間経路におけるリンクIDの時刻情報として今回のリンク情報の時刻が設定されるとともに、ジャンプフラグが0に変更される。移動経路作成部15は、補間後のリンク情報を課金処理部20に出力する。
更に、移動経路作成部15は、リンク特定部13によって特定されたリンク情報及び補間が必要であったリンク情報については補間後のリンク情報を用いて、移動経路を作成する。図8に、移動経路情報の一例を示す。図8に示した移動経路情報のうち、ジャンプフラグが1に設定されているリンク情報は、不連続区間を補間する情報が補間経路テーブルに定義されておらず、補間が行われなかったことを示している。
次に、課金処理部20について説明する。
課金処理部20は、図1に示すように、課金情報記憶部(課金情報記憶手段)21、判定部22、通知部23、課金管理部24を備えている。
課金情報記憶部21は、課金に関係する通知が必要となるリンクIDが登録された通知リンク情報(通知線分情報)と、課金エリアと課金エリア外との境界が存在するリンクIDが登録された課金リンク情報とを記憶する。
判定部22は、移動経路作成部15から入力されたリンク情報に記載されているリンクIDが、課金情報記憶部21に記憶されている通知リンク情報に登録されているか否かを判定し、登録されていると判定した場合に、その旨を通知部23に出力する。
また、判定部22は、移動経路作成部15から入力されたリンク情報に記載されているリンクIDが、課金情報記憶部21に記憶されている課金リンク情報に登録されているか否かを判定し、登録されていると判定した場合に、その旨を課金管理部24に出力する。
通知部23は、判定部22から通知を受けた場合に、課金に関する情報を運転手に通知する。例えば、課金エリアに進入した場合には、課金エリアに進入したことを通知し、課金エリアから退出した場合には、課金エリアから退出したことを通知する。通知は、音声などの聴覚に訴えるものであってもよいし、車載の表示画面にメッセージを記載するなどのように視覚に訴えるものであってもよい。
課金管理部24は、判定部22から通知を受けると、今まで課金エリア外にいた場合には課金を開始し、課金エリア内にいた場合には課金を終了する。
次に、上述した構成を備える車載装置1の動作について説明する。
まず、位置情報取得部11によって車両の現在の位置情報がGPSなどによって取得され、この位置情報が時間情報に対応付けられてリンク特定部13に出力される。リンク特定部13は、入力された位置情報と地図情報記憶部12に記憶されている地図情報とを用いて、現在位置に対応するリンクのリンクIDを特定する。更に、リンク特定部13は、特定したリンクが前回特定したリンクと不連続であるか否かを判定する。そして、この判定結果、位置取得時刻、及びリンクIDとを関連付けたリンク情報(図6参照)を作成し、移動経路作成部15に出力する。
移動経路作成部15は、リンク特定部13から入力されるリンク情報のジャンプフラグを参照し、ジャンプフラグが0の場合には、リンク特定部13からのリンク情報をそのまま課金処理部20に出力する。これに対し、ジャンプフラグが1であった場合は、補間経路記憶部14に記憶されている補間経路情報を参照して移動経路の補間を行い、経路補間後のリンク情報を課金処理部20に出力する。
更に、移動経路作成部15は、リンク情報(経路補間が必要であったものについては、補間後のリンク情報を採用)を時系列でつなぎ合わせることにより、移動経路情報(図8参照)を作成する。
移動経路作成部15から出力されたリンク情報は、課金処理部20の判定部22に随時入力される。判定部22は、移動経路作成部15から随時入力されるリンク情報に規定されているリンクIDが、課金情報記憶部21に記憶されている通知リンク情報に登録されているか否かを判定し、登録されていると判定した場合に、その旨を通知部23に出力する。
また、判定部22は、移動経路作成部15から随時入力されるリンク情報に規定されているリンクIDが、課金情報記憶部21に記憶されている課金リンク情報に登録されているか否かを判定し、登録されていると判定した場合に、その旨を課金管理部24に出力する。
通知部23は、判定部21からの入力情報に従って、課金に関する情報を通知する。これにより、課金エリアに進入したことや、課金エリアから退出したことがタイムリーに運転手に通知されることとなる。
また、課金管理部24は、判定部22から通知を受けると、今まで課金エリア外にいた場合には課金を開始し、課金エリア内にいた場合には課金を終了する。
以上、本実施形態に係る車載装置1及びその経路補間方法並びに経路補間プログラムによれば、リンクの不連続区間を補間する補間経路情報を予め用意しておき、リンク特定部13によって連続して特定されたリンクが地図情報上において不連続であった場合には、この補間経路情報を用いて不連続区間が補間される。したがって、課金に適した補間経路を補間経路情報として予め設定しておくことで、不連続区間を課金に適した補間経路で補間することが可能となる。これにより、タイムリーに正確な課金情報を乗員に通知することが可能となるとともに、課金エリアに進入していないにも関わらず課金が行われるとの不都合も解消することができる。
また、時間帯、車種に応じて補間経路情報を用意しておくことで、時間帯に応じて通行止めとなる場合や、車種によっては通行が禁止されている道路にも対応することが可能となる。
更に、補間経路情報は所定の時間間隔で更新されることから、その時々の道路事情に適した補間経路情報に基づいて不連続区間の補間を行うことが可能となる。
なお、本実施形態に係る補間経路情報において、補間経路を構成する各リンクIDに課金キャンセル情報を付加することとしてもよい。
例えば、図4に示すような道路構成において、リンクID3051、3052が課金対象のリンクであり、課金リンク情報に登録されていた場合を想定する。この場合、リンク特定部13によって連続して特定されたリンクIDが3052、3013であった場合、リンクの不連続により、図5に示す補間経路情報に基づいて経路補間が行われ、経路補間後のリンク情報は、リンクID3052、3051、3011、3012、3013を通過したリンク情報となる。このようなリンク情報を受け取った判定部22では、課金対象であるリンクID3051、3052が含まれていることから、課金リンク情報にリンクIDが登録されていると判定され、課金管理部24による課金が開始されることとなる。
そして、このような場合に、実際には有料道路に進入したものの、途中で引き返したことから、課金オペレータ側としては、課金を回避させたい場合がある。
このような不都合を解消するために、補間経路情報において、課金キャンセルの情報を付加する。例えば、図9に示すように、リンクID3052、3051に対応付けて課金キャンセル情報を関連付けておく。そして、このような課金キャンセル情報が付加されたリンクIDについては、判定部22は判定対象としないこととする。
これにより、補間経路に有料道路と判定されるリンクが含まれている場合でも、それによる課金を回避させることが可能となる。
なお、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において上述した各実施形態を部分的または全体的に組み合わせる等して、種々変形実施が可能である。
1 車載装置
10 経路特定処理部
11 位置情報取得部
12 地図情報記憶部
13 リンク特定部
14 補間経路情報記憶部
15 移動経路作成部
20 課金処理部
21 課金情報記憶部
22 判定部
23 通知部
24 課金管理部

Claims (7)

  1. 移動体の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    道路が複数の線分に疑似的に分割され、分割された各線分に固有の識別情報及び位置情報が対応付けられた地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、
    前記移動体の現在の位置情報に対応する前記地図情報の線分を特定する線分特定手段と、
    不連続である2つの線分の組み合わせと、該線分同士を繋ぎ合わせる補間経路を構成する線分とが一意に定められた補間経路情報を記憶する補間経路情報記憶手段と、
    前記線分特定手段によって連続して特定された2つの線分が、前記地図情報上で不連続であった場合に、前記補間経路情報を用いて不連続区間を補間する経路補間手段と
    を具備する車載装置。
  2. 課金に関係する通知が必要となる線分の識別情報が登録された通知線分情報を記憶する課金情報記憶手段と、
    前記線分特定手段によって特定された線分および前記経路補間手段によって補間された補間経路を構成する線分が、前記課金情報記憶手段の通知線分情報に登録されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって登録されていると判定された場合に、課金に関する情報を通知する通知手段と
    を具備する請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記補間経路情報は、所定の時間間隔で更新される請求項1または請求項2に記載の車載装置。
  4. 前記補間経路情報は、時間帯及び車種の少なくともいずれかに応じて設けられており、
    前記経路補間手段は、条件が一致する補間経路情報を用いて不連続な線分同士を補間する請求項1から請求項3のいずれかに記載の車載装置。
  5. 前記補間経路情報において前記補間経路を構成する線分には、課金キャンセル情報が属性情報として付加可能とされている請求項1から請求項4のいずれかに記載の車載装置。
  6. 道路が複数の線分に疑似的に分割され、分割された各線分に固有の識別情報及び位置情報が対応付けられた地図情報と、不連続である2つの線分の組み合わせと該線分同士を繋ぎ合わせる補間経路を構成する線分とが一意に定められた補間経路情報とを予め用意し、
    移動体の位置情報を取得する位置情報取得過程と、
    前記移動体の現在の位置情報に対応する前記地図情報の線分を特定する線分特定過程と、
    前記線分特定過程において連続して特定された2つの線分が、前記地図情報上で不連続であった場合に、前記補間経路情報を用いて不連続区間を補間する経路補間過程と
    を有する車載装置の経路補間方法。
  7. 道路が複数の線分に疑似的に分割され、分割された各線分に固有の識別情報及び位置情報が対応付けられた地図情報と、不連続である2つの線分の組み合わせと該線分同士を繋ぎ合わせる補間経路を構成する線分とが一意に定められた補間経路情報とが記憶手段に予め記憶され、
    移動体の位置情報を取得する位置情報取得処理と、
    前記移動体の現在の位置情報に対応する前記地図情報の線分を特定する線分特定処理と、
    前記線分特定処理において連続して特定された2つの線分が、前記地図情報上で不連続であった場合に、前記補間経路情報を用いて不連続区間を補間する経路補間処理と
    をコンピュータに実行させるための車載装置の経路補間プログラム。
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