JP2014136303A - 構造物、構造物の製造方法、及び成形品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】構造物10は、凹部11と、凹部11に連通する第1流路12と、凹部11に連通する第2流路13とを有している。構造物10は、凹部11の下部21と第1流路12の底面22とを有する第1基材20と、第1基材20上に積層され、第1凹部貫通孔31と第1流路貫通孔32と第2流路13の底面33とを有する第2基材30と、第2基材30上に積層され、第2凹部貫通孔41と第2流路貫通孔42と第3流路貫通孔43とを有する第3基材40とを備えている。第1基材20の第1流路12の底面22および第2基材30の第2流路13の底面33に、それぞれ微細加工面24、34が設けられている。
【選択図】図2
Description
まず本発明の一実施形態に係る構造物の構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る構造物の斜視図であり、図2は、本発明の一実施形態に係る構造物の分解斜視図である。
次に、図1および図2に示す構造物10を製造する方法について、図4(a)〜(h)および図5(a)〜(b)を用いて説明する。なお、図4(a)〜(h)および図5(a)〜(b)は、それぞれ構造物10の製造方法を示す断面図(図1および図2のX方向に沿う断面図)である。
次に、図1および図2に示す構造物を用いて成形品を製造する方法について説明する。
次に、図8および図9を参照して本発明の変形例について説明する。図8は、本発明の変形例に係る構造物の斜視図であり、図9は、本発明の変形例に係る構造物の分解斜視図である。図8および図9に示す形態は、構造物10Aが第1基材20と第2基材30との二層を積層した構造である点が異なるものであり、他の構成は上述した実施の形態と略同一である。図8および図9において、図1乃至図7に示す実施の形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
11 凹部
12 第1流路
13 第2流路
20 第1基材
21 下部
22 底面
24 微細加工面
30 第2基材
31 第1凹部貫通孔
32 第1流路貫通孔
33 底面
34 微細加工面
40 第3基材
41 第2凹部貫通孔
42 第2流路貫通孔
43 第3流路貫通孔
51 微細孔(微細凹部)
52 微細溝(微細凹部)
60 成形品
Claims (11)
- 凹部と、前記凹部に連通する第1流路とを有する構造物を製造する、構造物の製造方法であって、
前記凹部の下部を有する第1基材を準備する工程と、
前記第1基材のうち前記第1流路の底面に対応する箇所に、微細加工面を設ける工程と、
前記凹部の上部を構成する第1凹部貫通孔と、前記第1流路を構成する第1流路貫通孔とを有する第2基材を準備する工程と、
前記第1基材上に前記第2基材を積層する工程とを備えたことを特徴とする構造物の製造方法。 - 凹部と、前記凹部に連通する第1流路と、前記凹部に連通する第2流路とを有する構造物を製造する、構造物の製造方法であって、
前記凹部の下部を有する第1基材を準備する工程と、
前記第1基材のうち前記第1流路の底面に対応する箇所に、微細加工面を設ける工程と、
前記凹部の中間部を構成する第1凹部貫通孔と、前記第1流路を構成する第1流路貫通孔とを有する第2基材を準備する工程と、
前記第2基材のうち前記第2流路の底面に対応する箇所に、微細加工面を設ける工程と、
前記凹部の上部を構成する第2凹部貫通孔と、前記第1流路の上部を構成する第2流路貫通孔と、前記第2流路を構成する第3流路貫通孔とを有する第3基材を準備する工程と、
前記第1基材上に前記第2基材を積層するとともに、前記第2基材上に前記第3基材を積層する工程とを備えたことを特徴とする構造物の製造方法。 - 前記第2基材の前記第2流路の前記底面は、前記第2基材の他の面よりも親液性又は撥液性が高められていることを特徴とする請求項2記載の構造物の製造方法。
- 前記第1基材の前記第1流路の前記底面は、前記第1基材の他の面よりも親液性又は撥液性が高められていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の構造物の製造方法。
- 前記微細加工面は、1μm以下の開口寸法をもつ微細凹部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の構造物の製造方法。
- 請求項1乃至5のいずれか一項記載の構造物の製造方法により構造物を作製する工程と、
前記構造物を用いて、前記構造物を反転した形状を有する金型を作製する工程と、
前記金型を用いて合成樹脂製の成形品を成形する工程とを備えたことを特徴とする成形品の製造方法。 - 凹部と、前記凹部に連通する第1流路とを有する構造物であって、
前記凹部の下部と、前記第1流路の底面とを有する第1基材と、
前記第1基材上に積層され、前記凹部の上部を構成する第1凹部貫通孔と、前記第1流路を構成する第1流路貫通孔とを有する第2基材とを備え、
前記第1基材の前記第1流路の前記底面の少なくとも一部に、微細加工面を設けたことを特徴とする構造物。 - 凹部と、前記凹部に連通する第1流路と、前記凹部に連通する第2流路とを有する構造物であって、
前記凹部の下部と、前記第1流路の底面とを有する第1基材と、
前記第1基材上に積層され、前記凹部の中間部を構成する第1凹部貫通孔と、前記第1流路を構成する第1流路貫通孔と、前記第2流路の底面とを有する第2基材と、
前記第2基材上に積層され、前記凹部の上部を構成する第2凹部貫通孔と、前記第1流路の上部を構成する第2流路貫通孔と、前記第2流路を構成する第3流路貫通孔とを有する第3基材とを備え、
前記第1基材の前記第1流路の前記底面の少なくとも一部および前記第2基材の前記第2流路の前記底面の少なくとも一部に、それぞれ微細加工面を設けたことを特徴とする構造物。 - 前記第2基材の前記第2流路の前記底面は、前記第2基材の他の面よりも親液性又は撥液性が高められていることを特徴とする請求項8記載の構造物。
- 前記第1基材の前記第1流路の前記底面は、前記第1基材の他の面よりも親液性又は撥液性が高められていることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一項記載の構造物。
- 前記微細加工面は、1μm以下の開口寸法をもつ微細凹部を有することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一項記載の構造物。
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