JP2014136188A - 排水処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】連続式生物処理と半回分式生物処理とを併用する系において、連続式生物処理により処理された処理水のSS濃度の増加を抑えることができる排水処理方法を提供する。
【解決手段】排水を連続式槽24に連続的に流入させながら、排水中の処理対象物質を微生物汚泥により生物学的に処理し、連続式槽24から排出された処理水から微生物汚泥を沈殿槽26にて分離する連続式生物処理工程と、排水を流入させる流入工程、排水中の処理対象物質を微生物汚泥により生物学的に処理する生物処理工程、前記微生物汚泥を沈降させる沈降工程、処理水を排出させる排出工程を半回分式槽14にて繰り返して行う半回分式生物処理工程と、前記沈降した半回分式槽14内の微生物汚泥を連続式槽24に供給する汚泥供給工程と、を備え、前記排出工程において半回分式槽14から排出された処理水の排出先を連続式槽24の系外及び沈殿槽26の系外とする排水処理方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、排水中の処理対象物質を微生物により生物学的に処理する排水処理方法に関する。
従来、生物学的排水処理には、フロックと呼ばれる微生物の集合体を活用した活性汚泥法が用いられてきた。しかし、活性汚泥法では、沈殿池でフロックと処理水を分離する際、フロックの沈降速度が遅いために沈殿池の表面積を非常に大きくしなければならないという問題点を有する場合がある。また、活性汚泥法の処理速度は、槽内の汚泥濃度に依存しており、汚泥濃度を高めることで処理速度を増加させることができるが、汚泥濃度を3000〜5000mg/L以上に増加させようとすると、バルキングなどの固液分離障害が発生し、処理を維持することができなくなる場合がある。したがって、従来の活性汚泥法のBOD処理速度は、0.5〜0.8kg/m/day程度である。
嫌気性生物処理では、グラニュールと呼ばれる微生物が緻密に集合し粒状となった集合体を活用することが一般的である。グラニュールは非常に沈降速度が速く、微生物が緻密に集合しているため、処理槽内の汚泥濃度を高くすることができ、排水の高速処理を実現することが可能である。しかし、嫌気性生物処理は、好気性処理(活性汚泥法)に比べて処理対象の排水種が限られていることや、処理水温を30〜35℃に維持する必要がある等の問題点を有する場合がある。また、嫌気性生物処理単独では、処理水の水質が悪く、河川等へ放流する場合には、別途活性汚泥法等の好気性処理を実施することが必要となる場合もある。
近年、排水を間欠的に反応槽に流入させる半回分式処理装置を用いて処理を行い、さらに汚泥の沈殿時間を非常に短縮することで、好気性の活性汚泥でもグラニュールを形成できることが明らかとなってきた(例えば、特許文献1〜4参照)。なお、半回分式処理装置では、1つの反応槽で(1)排水の流入、(2)処理対象物質の生物処理、(3)生物汚泥の沈降、(4)処理水の排出といった4つの工程を経ることによって処理が行われる。
上記のようにグラニュール化させることで、高速処理を達成できるが、半回分式処理装置を大規模排水処理設備に用いる場合には、巨大な排水貯留槽を設置しなければならない場合がある。そこで、排水を連続的に流入させて処理する連続式処理装置と、好気性グラニュールを供給する半回分式処理装置と、を設置し、半回分式処理装置から好気性グラニュールを供給することで、システム全体をグラニュール化する処理方法が提案されている(例えば、特許文献5参照)。この方法を用いることで、沈殿池を小型化でき、且つBOD処理速度を1.5〜3.0kg/m/dayにすることが可能となる。
国際公開第2004/024638号 特開2008−212878号公報 特開2009−18263号公報 特開2009−18264号公報 特開2007−136367号公報
本発明の目的は、連続式生物処理と半回分式生物処理とを併用する系において、連続式生物処理により処理された処理水のSS濃度の増加を抑えることができる排水処理方法を提供することである。
本発明の排水処理方法は、排水を連続式反応槽に連続的に流入させながら、排水中の処理対象物質を微生物汚泥により生物学的に処理し、前記連続式反応槽から排出された処理水から微生物汚泥を固液分離槽にて分離する連続式生物処理工程と、排水を流入させる流入工程、排水中の処理対象物質を微生物汚泥により生物学的に処理する生物処理工程、前記微生物汚泥を沈降させる沈降工程、処理水を排出させる排出工程を半回分式反応槽にて繰り返して行う半回分式生物処理工程と、前記沈降した半回分式反応槽内の微生物汚泥を前記連続式反応槽に供給する汚泥供給工程と、を備え、前記排出工程において前記半回分式反応槽から排出された処理水の排出先を前記連続式反応槽の系外及び前記固液分離槽の系外とする。
また、前記排水の処理方法において、前記排出工程において前記半回分式反応槽から排出された処理水の平均SS濃度が100mg/L以下の場合、前記処理水の排出先を前記連続式反応槽の系外及び前記固液分離槽の系外とし、前記排出工程において前記半回分式反応槽から排出された処理水の平均SS濃度が100mg/L超の場合、前記処理水の排出先を前記連続式反応槽の系内及び前記固液分離槽の系内のうち少なくともいずれか一方とすることが好ましい。
また、前記排水の処理方法において、前記排出工程では、前記排出工程時間を前期と後期に分割し、後期の時間の割合を全時間の1/2以上として、前期の間は、前記処理水の排出先を前記連続式反応槽の系内及び前記固液分離槽の系内のうち少なくともいずれか一方とし、後期の間は、前記処理水の排出先を前記連続式反応槽の系外及び前記固液分離槽の系外とすることが好ましい。
また、前記排水の処理方法において、前記半回分式反応槽の汚泥のSVI5(Sludge Volume Index 5)が50以上〜80以下に達するまでを前記半回分式生物処理の立ち上げ期間とし、前記半回分式生物処理の立ち上げ期間の間は、前記処理水の排出先を前記連続式反応槽の系内及び前記固液分離槽の系内のうち少なくともいずれか一方とし、前記半回分式生物処理の立ち上げ期間経過後は、前記処理水の排出先を前記連続式反応槽の系外及び前記固液分離槽の系外とすることが好ましい。
本発明によれば、連続式生物処理と半回分式生物処理とを併用する系において、連続式生物処理により処理された処理水のSS濃度の増加を抑えることができる排水処理方法を提供することができる。
本実施形態に係る排水処理システムの構成の一例を示す模式図である。 本実施形態に係る排水処理システムの構成の他の一例を示す模式図である。 沈殿池から排出された処理水SS濃度の経時変化を示す図である。 半回分式槽から排出された処理水SS濃度の経時変化を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本実施形態は本発明を実施する一例であって、本発明は本実施形態に限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る排水処理システムの構成の一例を示す模式図である。図1に示す排水処理システム1は、排水貯留槽10、排水流入ライン12,28、半回分式生物処理反応槽14、処理水排出ライン16、汚泥排出ライン18、処理水槽20、連続式生物処理反応槽24、沈殿槽26、一次処理水排出ライン30、処理水排出ライン32、汚泥返送ライン34、を備える。本明細書において、「連続式」とは、回分式に対する方式であり、半回分式のように、排水の流入、生物処理、汚泥の沈降、処理水の排出を一つの反応槽で行う半回分式処理と区別されるものである。また、本実施形態において、連続式は、連続して反応槽に排水を投入して運転する方式に限定されるものではなく、ダイヤフラムポンプ等の往復運動のような原理を利用したポンプにより、反応槽に排水を供給して運転する方式等であってもよいし、反応槽の前段に原水槽を設置し、その原水槽の水位に応じてポンプの稼動−停止を制御(水位が高い場合にはポンプを稼動、水位が低い場合にはポンプを停止)して、反応槽に排水を供給する模擬連続通水方式等であってもよい。
半回分式生物処理反応槽14内には、排水を攪拌するための攪拌機(不図示)を備えることが望ましい。攪拌機は、例えば、モータの駆動により、モータに取り付けられたシャフトが回転し、シャフトの回転と共にシャフトの先端に取り付けられた攪拌羽根が回転する構造である。なお、攪拌機は、半回分式生物処理反応槽14内の排水を攪拌できる構造であれば上記に制限されるものではなく、例えば、好気性条件で生物処理を実施する際に用いられる曝気装置等でもよい。曝気装置の曝気により、槽内の排水を攪拌することが可能となる。
排水流入ライン12の一端は排水貯留槽10に接続され、他端は半回分式生物処理反応槽14に接続されている。処理水排出ライン16の一端は、半回分式生物処理反応槽14に接続され、他端は処理水槽20に接続されている。排水流入ライン28の一端は排水貯留槽10に接続され、他端は、連続式生物処理反応槽24に接続され、一次処理水排出ライン30の一端は連続式生物処理反応槽24に接続され、他端は沈殿槽26に接続され、処理水排出ライン32の一端は、沈殿槽26に接続され、他端は、処理水槽20に接続され、汚泥返送ライン34の一端は、沈殿槽26に接続され、他端は連続式生物処理反応槽24に接続されている。また、汚泥排出ライン18の一端が半回分式生物処理反応槽14に接続され、他端は連続式生物処理反応槽24に接続されている。なお、以下、半回分式生物処理反応槽14を半回分式槽14、連続式生物処理反応槽24を連続式槽24と呼ぶ場合がある。なお、汚泥排出ライン18の接続点は、半回分式生物処理反応槽14から汚泥を引き抜くのに適した場所であれば何れでもよい。なお、各ラインには、排水や汚泥等の送液のためのポンプ等が設置されていることが望ましい。
以下に、図1に示す排水処理システム1の動作について説明する。
まず、処理対象物質を含む排水は、半回分式生物処理反応槽14や連続式生物処理反応槽24に供給される前に、排水貯留槽10に溜められ、排水の水質安定化を行うことが好ましい。この際、排水中に固形物が含まれている場合には、スクリーン等によって、固形物を取り除いておくことが望ましい。また、排水貯留槽10では排水の均一化を行うため、攪拌装置(機械攪拌、空気攪拌等)を設置することが望ましい。
排水貯留槽10内の排水の一部は、排水流入ライン12から半回分式槽14に間欠的に流入し、残りは、排水流入ライン28から連続式槽24に連続的に流入する。半回分式槽14では、(1)排水の流入、(2)排水中の処理対象物質を微生物汚泥により生物学的に処理する生物処理、(3)汚泥の沈降、(4)生物処理により得られる処理水の排出の4つの工程が繰り返し行われる。具体的には、半回分式生物処理反応槽14内に滞留している微生物汚泥と半回分式生物処理反応槽14に流入した排水中の処理対象物質とが接触し、処理対象物質が分解され処理される。生物処理後、半回分式生物処理反応槽14内の微生物汚泥を沈降させる。微生物汚泥(グラニュール化した汚泥も含む。以下同じ)の沈降後、微生物汚泥は半回分式槽14から引き抜かれ、汚泥排出ライン18から連続式槽24に供給されると共に、本実施形態では、半回分式槽14の処理水(上澄水)が処理水排出ライン16から処理水槽20に供給される。すなわち、本実施形態では、半回分式槽14から排出された処理水の排出先を連続式槽24の系外、沈殿槽26の系外としている。
連続式槽24には、汚泥排出ライン18及び汚泥返送ライン34から微生物汚泥(グラニュール化した汚泥も含む)が供給され、例えば、好気条件下で(曝気装置等による曝気処理)、且つ供給された微生物汚泥(グラニュール化した汚泥も含む)等が共存した状態で、例えば、排水中の有機物が二酸化炭素にまで酸化処理される。本実施形態では、上記のような標準活性汚泥法による生物処理だけでなく、AO(Anaerobic−Anoxic Process)やAO(Anaerobic−Oxic Process)等の栄養塩除去型システム(無酸素処理槽や嫌気処理槽を設置するシステム)、オキシデーションディッチ法、ステップ流入型多段活性汚泥法等のシステムによる生物処理も可能である。
連続式槽24内で生物処理された一次処理水は、微生物汚泥(グラニュール汚泥も含む)と共に一次処理水排出ライン30を通り、沈殿槽26に流入する。沈殿槽26内では、一次処理水から微生物汚泥(グラニュール汚泥も含む)が沈降分離される。そして、微生物汚泥(グラニュール汚泥も含む)が分離された排水は、処理水として処理水排出ライン32から排出され、処理水槽20に供給される。また、微生物汚泥(グラニュール汚泥も含む)は、汚泥返送ライン34から連続式槽24に返送される。
本実施形態では、このようにして排水処理が行われるが、通常、半回分式槽14における処理水の排出工程では、約15分程度の短時間に多量の処理水の排出を行うため、処理水の排出先を連続式槽24や沈殿槽26とすると、沈殿槽26の表面積負荷が一時的に大きくなり、沈殿槽26から排出される処理水にSSが流出して、処理水中のSS濃度が上昇する危険性がある。そこで、本実施形態では、前述したように、半回分式槽14の微生物汚泥については連続式槽24に供給するが、半回分式槽14から排出された処理水の排出先については連続式槽24の系外及び沈殿槽26の系外へ排出させている。これにより、沈殿槽26の表面積負荷の一時的な上昇を抑制することができるため、沈殿槽26から排出される処理水にSSが流出して、処理水中のSS濃度の上昇を抑制することができる。ここで、連続式槽24の系外及び沈殿槽26の系外とは、連続式槽24、沈殿槽26に処理水が供給されることのない箇所を指しており、本実施形態では、例えば、処理水槽20等が挙げられる。
図2は、本実施形態に係る排水処理システムの構成の他の一例を示す模式図である。図2に示す排水処理システム2において、図1に示す排水処理システム1と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。図2に示す排水処理システム2は、処理水供給ライン36、電磁弁38、SS濃度計40を備えるものである。処理水供給ライン36の一端は処理水排出ライン16に接続され、他端は連続式槽24に接続されている。なお、処理水供給ライン36の他端は連続式槽24の系内及び沈殿槽26の系内のうち少なくともいずれか一方に接続されていればよく、例えば、排水流入ライン28、一次処理水排出ライン30、又は沈殿槽26等に接続されてもよい。すなわち、連続式槽24の系内及び沈殿槽26の系内とは、連続式槽24、沈殿槽26に処理水が供給される箇所を指している。また、処理水供給ライン36の他端に一時貯留槽やpH調整槽などの槽を設けて、半回分式槽14の処理水を一時的に貯留した後、連続式槽24、沈殿槽26に供給してもよい。
処理水排出ライン16と処理水供給ライン36との接続点には電磁弁38が設置され、電磁弁38より上流側の処理水排出ライン16にはSS濃度計40が設置されている。電磁弁38とSS濃度計40とは電気的に接続されている。電磁弁38は、SS濃度計40の測定値に基づいて、処理水が流れる経路を処理水排出ライン16側、又は処理水供給ライン36側に切り換えるものである。SS濃度計40は、処理水中のSS濃度を測定することができるものであれば特に制限されるものではなく、例えば、MLSS計や濁度計等が挙げられる。
以下に、図2に示す排水処理システム2の動作について説明する。
排水貯留槽10内の排水の一部は、排水流入ライン12から半回分式槽14に間欠的に流入し、残りは、排水流入ライン28から連続式槽24に連続的に流入する。半回分式槽14内では、前述の通り、排水中の処理対象物質が分解処理された後、微生物汚泥(グラニュール化した汚泥も含む。以下同じ)を沈降させる。そして、微生物汚泥を半回分式槽14から引き抜き、汚泥排出ライン18から連続式槽24に供給すると共に、半回分式槽14の処理水(上澄水)を処理水排出ライン16から排出する。
ここで、半回分式槽14における生物処理の立上げ時は、槽内汚泥が十分にグラニュール化していないため、沈降工程で全ての汚泥が沈みきる前に排出工程が開始され、一部の汚泥(SS)が処理水側へ流出して、処理水SS濃度が100〜4000mg/Lとなる場合がある。従って、半回分式槽14における排出工程前期のSS濃度の高い処理水(SS濃度100〜4000mg/L)の排出先を連続式槽24及び沈殿槽26の系内のうち少なくともいずれか一方とし、排出工程後期のSS濃度の低い処理水(SS濃度100mg/L以下)の排出先を連続式槽24の系外及び沈殿槽26の系外とすることが有効である。
本実施形態では、処理水排出ライン16を通る処理水のSS濃度をSS濃度計40で測定し、測定データを電磁弁38に送信する。そして、SS濃度計40による測定データが100mg/Lを超える場合には、電磁弁38により処理水排出ライン16側の経路を閉じ、処理水供給ライン36側の経路を開放して、半回分式槽14から排出されたSS濃度の高い処理水を連続式槽24に供給する。また、SS濃度計40による測定データが100mg/L以下の場合には、電磁弁38により処理水供給ライン36側の経路を閉じ、処理水排出ライン16側の経路を開放して、半回分式槽14から排出されたSS濃度の低い処理水を処理水槽20に供給する。
また、上記のような処理水の経路の切り換えを排出工程の時間で分割することも好ましい。排出工程の前期では、SS濃度の高い処理水が半回分式槽14から排出される場合があるからである。したがって、排出工程時間の全時間を前期と後期に分割し、前期の間は、半回分式槽14から排出された処理水の排出先を連続式槽24の系内及び沈殿槽26の系内のうち少なくともいずれか一方とし、後期の間は、半回分式槽14から排出された処理水の排出先を連続式槽24の系外及び沈殿槽26の系外とする。ここで、排出工程時間の後期の時間は、排出工程全時間の1/2以上に設定されることが好ましく、1/2以上2/3以下に設定(排出工程全時間の1/3を少なくとも前期の時間とする)することがより好ましい。このような排出工程の時間で処理水の経路を切り換えるには、電磁弁38等にタイマーを設置し、タイマーで設定した時間に基づいて処理水の経路を切り換えればよい。
また、上記のような処理水の経路の切り換えを前記半回分式生物処理の立ち上げ期間の前後とすることも好ましい。すなわち、半回分式生物処理の立ち上げ期間は、半回分式槽14から排出された処理水の排出先を連続式槽24の系内及び沈殿槽26の系内のうち少なくともいずれか一方とし、半回分式生物処理の立ち上げ期間経過後は、半回分式槽14から排出された処理水の排出先を連続式槽24の系外及び沈殿槽26の系外とする。ここで、半回分式生物処理の立ち上げ期間は、上述のように処理水のSS濃度で規定することの他に、半回分式槽14内の汚泥のSVI5(Sludge Volume Index 5)等で規定してもよく、例えば、半回分式槽14内の汚泥のSVI5が50以上〜80以下の範囲に達するまでの期間を生物処理の立ち上げ期間としてもよい。半回分式槽14内の汚泥のSVI5は下記により測定される。まず、1Lの汚泥を1Lのメスシリンダーに投入し、攪拌した後、5分間静置した時の汚泥界面を測定する。そして、メスシリンダーにおける汚泥の占める体積率(%)を計算する。次に、汚泥のMLSS(mg/L)を測定する。これらを下記式に当てはめて、SVI5を算出する。
SVI5=汚泥の占める体積率×10,000/MLSS
以下に、本実施形態の排水処理システム1,2を構成する各槽について詳述する。
半回分式槽14内での生物処理反応は、嫌気(無酸素)条件のみ、好気条件のみ、嫌気(無酸素)−好気交互運転のいずれでもよい。しかし、汚泥の増殖速度が高くなる点、グラニュール形成速度が高くなる点からは好気条件を含む条件が好ましく、グラニュールを安定に形成できる点からは、嫌気(無酸素)条件を含む条件が好ましいため、嫌気(無酸素)−好気条件を含むような条件設定が望ましい。処理対象となる物質は、例えば、有機物、アンモニア性窒素、硝酸態窒素等の窒素含有物質等であり、有機物は微生物との接触により、二酸化炭素まで分解され、窒素含有物質等は微生物との接触により、窒素ガスにまで分解される。
半回分式槽14では、例えば、排水BOD濃度が200〜1000mg/Lで、BOD負荷を1.5〜3.0kg/m/dayとする場合、排水流入時間15分、無酸素反応時間30分、好気反応時間60〜400分、汚泥沈降時間15分、処理水排出時間15分とし、1サイクルの合計時間を2.3〜8.0時間に設定することが望ましい。
半回分式槽14の排水流入率は20%以上80%以下とし、好ましくは40%以上60%以下とすることが好ましい。処理対象物質である有機物濃度が非常に高い状態(流入工程の直後、飽食状態)と有機物濃度が非常に低い状態(生物処理工程の終盤、飢餓状態)を汚泥が繰り返し経験することによって、汚泥のグラニュール化が進行すると考えられている。従って、グラニュールを形成する観点では排水流入率は出来るだけ高くとった方が良いが、その一方で、排水流入率を高くすればする程、流入ポンプの容量が大きくなりコスト高となるため、排水流入率は40%以上60%以下が好ましい。
半回分式槽14内のpHは、一般的な微生物に適する6〜9、特に6.5〜7.5とすることが望ましい。pH値が前記範囲外となる場合は、酸、アルカリを添加してpHコントロールを実施することが好ましい。半回分式生物処理反応槽14内の溶存酸素(DO)は、好気条件では、0.5mg/L以上、特に1mg/L以上とすることが望ましい。
半回分式槽14は、概ね汚泥濃度が3000〜30000mg/L程度で運転されるが、汚泥の健全性(沈降性、活性等)を維持するためには、汚泥負荷を0.05〜0.60kg/MLSS/dayに保つことが好ましく、0.1〜0.5kg/MLSS/dayに保つことがより好ましいため、所定濃度よりも汚泥濃度が増加した場合には反応槽内より引き抜くことが必要となる。
連続式槽24は1槽でもよいし、2槽以上の多段処理としてもよいし、好気槽、嫌気槽及び無酸素槽を組み合わせた複合槽としてもよい。また、ポリウレタン、プラスチック、樹脂等の担体を連続式槽24に充填して、生物処理を行ってもよい。
連続式槽24内のpHは、一般的な微生物に適する6〜9が好ましく、6.5〜7.5とすることがより好ましい。また、溶存酸素(DO)は、好気条件では、0.5mg/L以上、特に1mg/L以上とすることが望ましい。連続式槽24の滞留時間は特に制限されるものではないが、通常は4時間から24時間の間で設定することが好ましい。
本実施形態において、処理水から微生物汚泥を分離する固液分離装置としては、沈殿槽26に限定されるものではなく、例えば、MBRのような膜分離装置、液体サイクロン、GSS等でもよい。
半回分式槽14から抜き取られる微生物汚泥はグラニュール化した汚泥として得られ易い。そして、グラニュール汚泥を投入した排水処理システムでは、汚泥の沈降性を著しく改善することが可能となる。処理水から汚泥を分離する固液分離装置が沈殿槽26の場合には、沈殿槽26の線流速は0.6m/hr前後に設定されるが、グラニュールを投入した場合、線流速を1〜5m/hrに設定することが可能である。
しかしながら、排水処理システム2の固液分離が沈殿槽26のような重力沈降である場合、半回分式生物処理反応槽14からの急激な汚泥投入は、沈殿槽26における一時的な線流速の増加を引き起こし、汚泥が沈殿槽26から流出する場合がある。通常、沈殿槽26の汚泥界面は水深の1/2以下にあるため、汚泥の流出を防ぐ点で、1回あたりの汚泥供給量を沈殿槽26の容積の1/2以下とすることが好ましい。また、たとえば膜分離のような固液分離を採用した場合においても急激な汚泥投入は水位の上昇を招き、連続式槽24上部からの汚泥流出を引き起こす場合があるため、汚泥の供給量は上記範囲とすることが好ましい。また、固液分離の方式にかかわらず、連続式槽24の処理水量の急激な増加を防ぐ点で、半回分式槽14から連続式槽24への汚泥供給速度を、連続式槽24への原水の流入速度の1/20以上1/2以下とすることが好ましい。また、連続式槽24の処理水量の急激な増加を防ぐ点で、半回分式槽14から汚泥を供給している間、連続式槽24への排水流入速度を所定量低下、もしくは排水の流入を停止させることも好ましい。所定量とは、連続式槽24の処理水量の急激な増加を防ぐ範囲で適宜設定されるものである。
半回分式槽14からの汚泥を連続式槽24で効率的に利用するためには、半回分式槽14の容積は、連続式槽24の容積に対して1/100〜1/3の範囲の大きさとすることが好ましく、1/20〜1/5の範囲の大きさとすることがより好ましい。また、半回分式槽14の処理水を連続式槽24の系内へ排出する場合、連続式槽24の容積に対する半回分式槽14の容積比率及び半回分式槽14の排水流入率によって、沈殿槽26における処理水のSS濃度の増加への影響度が異なるため、前記の容積比率及び排水流入率を考慮して沈殿槽26の線流速を設定する必要がある。例えば、容積比率が1/5で排水比率60%の場合、比較的沈殿槽26への影響度が大きいと考えられるため、沈殿槽26の線流速は1〜2m/hr程度に設定するのが好ましい。
本実施形態の処理に適用する排水は、例えば、食品加工工場排水、化学工場排水、半導体工場排水、機械工場排水、下水、し尿、河川水等の生物分解性を有する物質(有機物)を含有する排水等である。また、生物難分解性を示す排水を処理する場合には、予め物理化学的処理を施し、生物分解性を有する物質に変換することによって処理が可能となる。食品加工工場排水などに含有されることが多い油脂分に関しては、グラニュールを含む汚泥に付着して悪影響を及ぼす可能性が高いため、半回分式生物処理反応槽14に流入させる前に、予め浮上分離、凝集加圧浮上装置、吸着装置等の既存の手法にて、油脂分をノルマルヘキサン抽出濃度で150mg/L以下程度まで除去しておくことが望ましい。
微生物汚泥のグラニュール化には核が必要と考えられている。通常の排水にはこのような核となるような微粒子が含まれているので特に添加する必要はないが、核形成を促進させる点で、Fe2+、Fe3+、Ca2+、Mg2+等の水酸化物が形成されるようなイオンを排水に添加することが望ましい。
以下、実施例を挙げ、本発明をより具体的に詳細に説明するが、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
容積72.5Lの連続式槽と、沈殿池表面積86.5cmの沈殿池と、容積7.25Lの半回分式槽を用いて、排水処理を実施した。処理水排出ラインの一端を半回分式槽に接続し、他端を連続式槽に接続した。連続式槽の排水流量を145L/日とし、半回分式槽の排水流入率を50%、排出工程時間を15分とした。半回分式槽における排出工程開始の5分前から5分ごとに、沈殿池から排出される処理水をサンプリングし、SS濃度を測定した。
図3は、沈殿池から排出された処理水SS濃度の経時変化を示す図である。図3から分かるように、半回分式槽から連続式槽に処理水が流入するまでは、沈殿池から排出される処理水のSS濃度は50〜60mg/L程度であったが、半回分式槽から連続式槽に処理水が流入し始めると、処理水のSS濃度は500〜4500mg/Lまで上昇した。その後、半回分式槽から連続式槽への処理水の流入が終了すると、即座に沈殿池から排出される処理水のSS濃度は10mg/L以下まで低下した。以上のことから、半回分式槽から排出される処理水の排出先は、連続式槽の系外及び沈殿池の系外とすることが有効であるといえる。
(実施例2)
有効容積3.5Lの半回分式槽を用いて、排水処理を実施した。排水にはカツオエキス、ペプトンを主成分とした模擬排水を用い、BOD濃度が約1000mg/Lとなるように調整した。水温を20℃に調整し、また、塩酸と水酸化ナトリウムを用いて、模擬排水のpHを7.2に調整した。半回分式処理のサイクルタイムは流入時間10分、無酸素反応時間30分、好気反応時間670分、汚泥沈殿時間1分、処理水排出時間10分とした。半回分式槽から排出される処理水のSS濃度の経時変化を把握するため、排出工程開始から1分毎に処理水をサンプリングし、SS濃度を測定した。
図4は、半回分式槽から排出された処理水SS濃度の経時変化を示す図である。図4から分かるように、処理水排出開始直後は約4000mg/Lの高濃度のSSが排出されているが、1分後には約140mg/Lまで大きく低下した。そして、処理水排出開始3分後には、SS濃度が放流可能なレベルの100mg/L以下となった。この結果から、半回分式槽から排出される処理水の排出先を時間で分割した場合、排出工程の全時間(10分)の少なくとも3分の1の時間(3分)を前期とし、その間は処理水を連続式槽や沈殿槽に供給することが好ましい。すなわち、残りの時間である排出工程の全時間の2/3を後期とし、その間は処理水を連続式槽の系外及び沈殿槽の系外へ排出することが好ましい。
1,2 排水処理システム、10 排水貯留槽、12,28 排水流入ライン、14 半回分式生物処理反応槽(半回分式槽)、16 処理水排出ライン、18 汚泥排出ライン、20 処理水槽、24 連続式生物処理反応槽(連続式槽)、26 沈殿槽、30 一次処理水排出ライン、32 処理水排出ライン、34 汚泥返送ライン、36 処理水供給ライン、38 電磁弁、40 SS濃度計。

Claims (4)

  1. 排水を連続式反応槽に連続的に流入させながら、排水中の処理対象物質を微生物汚泥により生物学的に処理し、前記連続式反応槽から排出された処理水から微生物汚泥を固液分離槽にて分離する連続式生物処理工程と、
    排水を流入させる流入工程、排水中の処理対象物質を微生物汚泥により生物学的に処理する生物処理工程、前記微生物汚泥を沈降させる沈降工程、処理水を排出させる排出工程を半回分式反応槽にて繰り返して行う半回分式生物処理工程と、
    前記沈降した半回分式反応槽内の微生物汚泥を前記連続式反応槽に供給する汚泥供給工程と、を備え、
    前記排出工程において前記半回分式反応槽から排出された処理水の排出先を前記連続式反応槽の系外及び前記固液分離槽の系外とすることを特徴とする排水処理方法。
  2. 前記排出工程において前記半回分式反応槽から排出された処理水の平均SS濃度が100mg/L以下の場合、前記処理水の排出先を前記連続式反応槽の系外及び前記固液分離槽の系外とし、前記排出工程において前記半回分式反応槽から排出された処理水の平均SS濃度が100mg/L超の場合、前記処理水の排出先を前記連続式反応槽の系内及び前記固液分離槽の系内のうち少なくともいずれか一方とすることを特徴とする請求項1記載の排水処理方法。
  3. 前記排出工程では、前記排出工程時間を前期と後期に分割し、後期の時間の割合を全時間の1/2以上として、前期の間は、前記処理水の排出先を前記連続式反応槽の系内及び前記固液分離槽の系内のうち少なくともいずれか一方とし、後期の間は、前記処理水の排出先を前記連続式反応槽の系外及び前記固液分離槽の系外とすることを特徴とする請求項1記載の排水処理方法。
  4. 前記半回分式反応槽の汚泥のSVI5(Sludge Volume Index 5)が50以上〜80以下に達するまでを前記半回分式生物処理の立ち上げ期間とし、前記半回分式生物処理の立ち上げ期間の間は、前記処理水の排出先を前記連続式反応槽の系内及び前記固液分離槽の系内のうち少なくともいずれか一方とし、前記半回分式生物処理の立ち上げ期間経過後は、前記処理水の排出先を前記連続式反応槽の系外及び前記固液分離槽の系外とすることを特徴とする請求項1記載の排水処理方法。
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