JP2014135627A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低照度環境においてもより自然な被写体の色を再現する撮像装置を提供すること。
【解決手段】撮像部11は被写体を撮影して可視光信号と非可視光信号を得る。可視光輝度抽出部14は可視光輝度信号Y1を抽出し、非可視光輝度抽出部15は非可視光輝度信号Y2を抽出する。色信号抽出部13は可視光信号から色信号を抽出し色信号を補正する。画像合成部16は、可視光輝度信号Y1と非可視光輝度信号Y2を合成し、合成した輝度信号Y3と補正された色信号を用いてカラー画像を生成する。制御部17は、可視光輝度信号Y1の値に応じて、画像合成部16にて合成する可視光輝度信号Y1と非可視光輝度信号Y2の合成比率と、色信号抽出部13にて補正する色信号の増幅度と色ノイズ除去を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、可視光と非可視光(近赤外光など)を使用してカラー画像を生成する撮像装置に関する。
低照度環境でのカラー画像撮影のため、赤外光を用いた画像生成技術が提案されている。例えば特許文献1に記載される赤外線カラー画像形成装置は、「対象物から放射又は反射される赤外線を受光し、赤外スペクトル画像を得る赤外線カメラと、該対象物について、色と、赤外スペクトル放射強度又は赤外スペクトル反射率との対応データを予め記憶する記憶装置と、該対応データに基づいて、前記赤外スペクトル画像の各位置における赤外スペクトルの放射強度又は赤外スペクトル反射率の値から、前記赤外スペクトル画像の各位置における色を決定する第1の処理手段と、前記第1の処理手段で得た色信号を基に、前記対象物の画像の各位置に人工的に着色を施す第2の処理手段」を備えている。
特開2002−171519号公報
撮像装置の基本性能として、撮影対象の被写体の色を忠実に再現できることが要求される。しかしながら、例えば監視カメラとして用いる場合、明るさが不十分な低照度環境にて使用されることがあり、撮影した被写体の色を正しく認識することが困難となる。そのような低照度環境であっても、被写体の色を正しく再現できることが望まれる。
前記特許文献1では、赤外スペクトル放射強度又は赤外スペクトル反射率の対応データを用いて被写体の色を決定している。しかしこの方法では、被写体の色を決定するために赤外スペクトルの対応データを予め測定して記憶しておく必要がある。また色を決定するために赤外線の受光信号のみを使用しているため、可視光信号から得られる色信号を用いる場合と比較して、必ずしも自然な色を再現することができず、改善の余地がある。
本発明の目的は、上記課題を鑑み、低照度環境においてもより自然な被写体の色を再現する撮像装置を提供することである。
本発明の撮像装置は、被写体を撮影して撮像画素により可視光信号と非可視光信号に変換する撮像部と、前記可視光信号から可視光輝度信号Y1を抽出する可視光輝度抽出部と、前記非可視光信号から非可視光輝度信号Y2を抽出する非可視光輝度抽出部と、前記可視光信号から色信号を抽出するとともに該色信号を補正する色信号抽出部と、前記可視光輝度信号Y1と前記非可視光輝度信号Y2を合成して合成輝度信号Y3とし、該合成輝度信号Y3と前記補正された色信号を用いてカラー画像を生成する画像合成部と、前記撮像部と前記色信号抽出部と前記画像合成部を制御する制御部と、を備える。
ここに前記制御部は、前記可視光輝度抽出部にて抽出した可視光輝度信号Y1の値に応じて、前記画像合成部にて合成する前記可視光輝度信号Y1と前記非可視光輝度信号Y2の合成比率と、前記色信号抽出部にて補正する前記色信号の増幅度と色ノイズ除去を制御する。
または前記制御部は、前記撮像部の露出条件に応じて、前記画像合成部にて合成する前記可視光輝度信号Y1と前記非可視光輝度信号Y2の合成比率と、前記色信号抽出部にて補正する前記色信号の増幅度と色ノイズ除去を制御する。
本発明によれば、低照度環境においてもより自然な被写体の色を再現する撮像装置を提供することができる。
実施例1における撮像装置の機能構成を示すブロック図である。 撮像部11の内部構成を示す図である。 撮像部11の撮像画素24の構成例を示す図である。 撮像画素の光の波長に対する感度特性を示す図である。 画像合成部16の内部構成を示す図である。 カラー画像生成の流れを示すフローチャートである。 撮像部11の露出制御(S106)を具体的に説明する図である。 画像合成部16の輝度信号合成(S110)を具体的に説明する図である。 色信号抽出部13における色信号補正(S111)を具体的に説明する図である。 実施例2におけるカラー画像生成の流れを示すフローチャートである。 露出設定値の判定(S205)と、これに応じた輝度信号の合成(S207)及び色信号の補正(S208)を具体的に説明する図である。 実施例3における撮像部の内部構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、実施例1における撮像装置の機能構成を示すブロック図である。撮像装置1は、撮像部11と画像処理部12を備える。
撮像部11は、被写体からの可視光と非可視光を受光する撮像画素を有し、可視光信号と非可視光信号に変換して画像処理部12へ送る。ここでいう可視光とは赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の波長帯域、非可視光とは赤外または近赤外(IR)の波長帯域を指す。
画像処理部12は、色信号抽出部13、可視光輝度抽出部14、非可視光輝度抽出部15、画像合成部16、制御部17を備える。
色信号抽出部13は、撮像部11から入力した可視光信号から色信号R,G,Bを抽出する。その際、制御部17からの指示に従い、入力された色信号R,G,Bを所定の量だけ増幅し、色信号の増幅により発生した色ノイズの除去を行う補正を行う。
可視光輝度抽出部14は、撮像部11から入力した可視光信号から輝度信号を抽出する。ここで抽出した可視光輝度信号をY1とする。
非可視光輝度抽出部15は、撮像部11から入力した非可視光信号IRから各画素の値をモノクロ画像の輝度として捉え、非可視光輝度信号Y2を抽出する。
これらの抽出(補正)した色信号R,G,Bと2つの輝度信号Y1,Y2は、画像合成部16ならびに制御部17に送られる。
画像合成部16は、入力した可視光輝度信号Y1と非可視光輝度信号Y2を、制御部17からの指示に従い所定の比率で合成し、合成した輝度信号Y3と補正した色信号RGBを用いてカラー画像を生成して出力する。
制御部17は、入力した可視光輝度信号Y1の値に応じて、色信号抽出部13、画像合成部16、及び撮像部11の動作を制御する。色信号抽出部13に対しては、可視光輝度信号Y1の値に応じて、色信号を補正させる(具体的には、色信号抽出に使用する撮像部11から入力した可視光信号を補正させる)。画像合成部16に対しては、可視光輝度信号Y1の値に応じて、輝度信号Y1と輝度信号Y2の合成比率を決定して合成させる。撮像部11に対しては、可視光輝度信号Y1の値に応じて、露出設定値(アイリス開口度、シャッター速度、信号増幅度)を変更させる。あるいは逆に、露出設定値を参照して現在の照度環境(輝度信号Y1に相当)を推定し、色信号抽出部13及び画像合成部16を制御する(実施例2)。
このような構成により、撮影時の照度環境に応じて、可視光信号から抽出した輝度信号Y1と非可視光信号から抽出した輝度信号Y2とを適切な比率で合成し、視認性の良い輝度信号を得ることができる。また、照度が不十分でカラー画像を生成するために必要な色信号が少ない環境においては、可視光信号から抽出した色信号を適切に増幅するようにした。そして、合成した輝度信号Y3と補正した色信号を組み合わせることで、より自然な被写体の色のカラー画像を生成することができる。
以下、各部の構成と動作を詳細に説明する。
図2は、撮像部11の内部構成を示す図である。
撮像部11は、被写体からの光を集光するレンズ21と、光の入力量を調整するアイリス22と、アイリス開口度を調整するアイリス駆動部23と、可視光及び非可視光を受光し電気信号に変換する撮像画素24と、撮像画素のシャッター速度(露光時間)を制御するシャッター制御部25と、撮像画素で得た信号を増幅するゲイン制御部26を備える。撮像画素24は可視光用画素と非可視光用画素を有し、ゲイン制御部26からは可視光信号と非可視光信号を出力する。
撮影時の露出条件を設定するアイリス駆動部23、シャッター制御部25、ゲイン制御部26は、制御部17により制御され、また設定値が変化した場合にはその設定値を制御部17に送る。照度が低い時(すなわち可視光輝度信号Y1が少ない時)、制御部17は撮像部11のアイリス駆動部23、シャッター制御部25、ゲイン制御部26の露出設定値を変更し、可視光信号を増大させ必要な色信号を確保するように制御する。
図3は、撮像部11の撮像画素24の構成例を示す図である。撮像画素24は、共通の素子面上に、可視光用と非可視光用の画素を配置している。可視光用としては、R光に主な感度を持つ画素31、G光に主な感度を持つ画素32、B光に主な感度を持つ画素33を有し、非可視光用としては近赤外光IRに主な感度を持つ画素34を有する。これらの各画素を素子面上に繰返し配置している。
図4は、図3における各画素31〜画素34の光の波長に対する感度特性、すなわち分光特性を示す図である。画素R,G,Bの感度特性は、それぞれR,G,B可視光の波長域に加えて近赤外光IRの波長域にも感度を有している。この特性は一般的な可視光カメラに用いられる撮像画素の性質であり、IR成分を除去するために、図示しない光学フィルターを画素R,G,Bの前に挿入している。画素IRは近赤外光IRのみに感度を有する。その結果、画素R,G,Bからは、可視光域の色信号と輝度信号が、画素IRからは非可視光域の輝度信号が得られる。
図5は、画像合成部16の内部構成を示す図である。ここでは、可視光輝度抽出部14からの可視光輝度信号Y1と、非可視光輝度抽出部15からの非可視光輝度信号Y2を合成する。その合成比率(k1:k2)は制御部17からの指示に従い、それぞれ乗算器51,52の係数k1,k2として設定し輝度信号Y1,Y2に乗じる。これらを加算器53により加算して合成輝度信号Y3を生成する。これを(1)式で示す。合成輝度信号Y3は前記色信号R,G,Bとともに、カラー画像信号として出力される。
Y3=k1・Y1+k2・Y2 (1)
なお、図5では、色差生成部54により色信号抽出部13からの色信号R,G,Bを色差信号Cb,Crに変換する場合を示す。そのため(2)〜(4)式の変換を行う。これによれば、輝度信号と色差信号を用いたYCbCr形式のカラー画像信号として出力することもできる。
Y=0.257R+0.504G+0.098B+16 (2)
Cb=−0.148R−0.291G+0.439B+128 (3)
Cr=0.439R−0.368G−0.071B+128 (4)
図6は、本実施例におけるカラー画像生成の流れを示すフローチャートである。以下の各処理ステップは、制御部17の指示により実行される。
S101では、可視光輝度抽出部14は可視光信号から輝度信号Y1を抽出する。
S102では、色信号抽出部13は可視光信号から色信号RGBを抽出する。
S103では、非可視光輝度抽出部15は非可視光信号から輝度信号Y2を抽出する。
なお、S101〜S103の処理は、制御部17からの要求で実行するのではなく、色信号抽出部13、可視光輝度抽出部14、非可視光輝度抽出部15が所定の時間間隔で色信号や輝度信号の抽出を行い、これらを図示しないメモリに一旦格納し、制御部17がメモリから格納された色信号や輝度信号を読み出すようにしても良い。
S104では、制御部17は、可視光輝度抽出部14から取得した可視光輝度信号Y1の値が、所定の閾値Th以上か否かを判定する。ここに閾値Thは、可視光信号のみからカラー画像を生成するのに必要な照度環境(輝度レベル)をもとに定める。判定がYes(Y1≧Th)の場合は十分な照度が得られていると判断し、S105に進む。判定がNo(Y1<Th)の場合は照度が不足していると判断し、S106に進む。
S105では、色信号抽出部13は色信号RGBを補正する処理を行わず、画像合成部16は、色信号RGBと可視光輝度信号Y1を使用してカラー画像を生成する。
S106では、照度の不足(色信号RGBの不足)を補うため、制御部17は撮像部11に対し、可視光輝度信号Y1の値に応じて露出を増大し可視光信号を増大させるように制御する。撮像部11の露出制御の詳細は図7に後述する。
S107では、S106の露出制御により変化した可視光輝度信号Y1、非可視光輝度信号Y2、色信号RGBを、それぞれ可視光輝度抽出部14、非可視光輝度抽出部15、色信号抽出部13にて抽出する。
S108では、S107で取得した可視光輝度信号Y1の値が所定の閾値Th以上となったか否かを判定する。この判定はS104と同様に行う。判定がYes(Y1≧Th)の場合は十分な照度が得られていると判断し、S105に進む。判定がNo(Y1<Th)の場合はS109へ進む。
S109では、撮像部11にてさらなる露出増大が可能であるかどうかを判定する。判定がYes(増大可能)の場合はS106へ戻り、撮像部11に対しさらなる露出増大を行わせる。判定がNo(増大不可能)の場合はS110へと進む。なお、S106からS109の工程は必要に応じて実行しても良い。
S110では、制御部17は画像合成部16に対し、可視光輝度信号Y1の値に応じて可視光輝度信号Y1と非可視光輝度信号Y2の合成比率(k1:k2)を指示する。画像合成部16は指示された合成比率にて輝度信号Y3を合成する。合成比率の決定については図8にて後述する。
S111では、制御部17は色信号抽出部13に対し、可視光輝度信号Y1の値に応じて色信号の補正(振幅増幅、色ノイズ除去)を指示する。色信号抽出部13は指示に従い、色信号RGBを色信号R’G’B’に補正し画像合成部16へ送る。色信号の補正処理については図9にて後述する。
S112では、画像合成部16は輝度信号Y3と補正された色信号R’G’B’を用いてカラー画像を生成する。
上記フローチャートでは、可視光輝度信号Y1の値に応じて、可視光輝度信号Y1と非可視光輝度信号Y2の合成比率を変えて輝度信号を合成し(S110)、色信号RGBを補正(増幅、ノイズ除去)する(S111)。これにより、低照度環境においてもより自然な被写体の色信号を生成し、視認性のよいカラー画像を生成できる。また、可視光輝度信号Y1が所定の閾値Thより低い場合には、撮像部11の露出を増大させることにより(S106)、撮像部11から画像処理部12に送られる可視光信号を増大させることができる。なお、ステップS106の工程(撮像部11の露出増大処理)は、ユーザが選択した場合に実施するようにしても良い。
以下、ステップS106、S110、S111の各処理について具体的に説明する。
図7は、撮像部11の露出制御(ステップS106)を具体的に説明する図である。横軸は可視光輝度信号Y1の強度で、2つの閾値Th1,Th2(Th1<Th2)で範囲を区分している。閾値Th2はステップS104における閾値Thと等しい。これらの閾値は、予め制御部17が固定値として記憶してもよいし、撮像装置の外部から入力して設定してもよい。縦軸は、撮像部11で設定する露出設定値(アイリス開口度I、シャッター速度S、信号増幅度G)である。
制御部17は、輝度信号Y1がTh2以上の場合には、撮像部11から入力する可視光信号はカラー画像を生成するために十分なものであると判定し、撮像部11の露出設定値を変更しない(基準値とする)。
輝度信号Y1がTh2未満の場合には、制御部17は、可視光信号がカラー画像を生成するために不十分であると判定し、撮像部11のアイリス駆動部23、シャッター制御部25、ゲイン制御部26に対して、露出増大の制御を行い可視光信号を増大させる。すなわち、アイリス開口度I、シャッター速度S、信号増幅度Gの露出設定値を変更する。ここでは3個のパラメータI,S,Gを取り上げたが、これらから適宜選択して制御しても良い。本例では閾値Th1を境界にして露出設定を2段階に与え、輝度信号Y1がTh1未満の場合には、輝度信号Y1がTh1以上の場合よりも露出量を大きく与えている。さらに閾値を2個以上設けることで、よりきめ細かな制御が可能となる。これにより、過剰な露出(過剰な可視光信号の増幅)により画像の細部情報が失われることを抑止し、カラー画像を合成するために適切な可視光信号を画像処理部12に送ることができる。
このように露出処理(S106)によれば、撮像部11の段階での照度不足(可視光信号不足)を改善し、カラー画像を生成するために必要な可視光信号を得る(またはそれに近づける)ことが可能になる。
図8は、画像合成部16の輝度信号合成(ステップS110)を具体的に説明する図である。横軸は可視光輝度信号Y1の強度で、2つの閾値Th1,Th2(Th1<Th2)で範囲を区分している。閾値Th2はステップS104,S108における閾値Thと等しい。縦軸は、可視光輝度信号Y1と非可視光輝度信号Y2の合成比率(k1:k2)を縦方向の幅で示している。
制御部17は、輝度信号Y1の値に応じて画像合成部16で使用する輝度信号Y1,Y2の合成比率k1,k2を決定する。輝度信号Y1がTh2以上の場合には、撮像部11から入力する可視光信号はカラー画像を生成するために十分なものであると判定し、k1=1、k2=0とし、画像合成部16では可視光輝度信号Y1をそのまま合成輝度信号Y3とする。
輝度信号Y1がTh2未満の場合には、制御部17は、可視光信号がカラー画像を生成するために不十分であると判定し、画像合成部16では可視光輝度信号Y1に非可視光輝度信号Y2を加算して合成輝度信号Y3とする。本例ではこの領域を閾値Th1で区分し、輝度信号Y1がTh1以上の場合は、k1=k2=0.5とし、可視光輝度信号Y1と非可視光輝度信号Y2の平均値を合成輝度信号Y3とする。また輝度信号Y1がTh1未満の場合には、k1=0、k2=1とし、非可視光輝度信号Y2のみを合成輝度信号Y3とする。
この例では簡単のために可視光輝度信号Y1を3つの領域に区分したが、2個以上の閾値を設けて破線のように細分化して合成比率を決定することもできる。これにより、非可視光信号を過剰に使用することで画像の輝度情報の一部が失われることを抑止し、画像合成部16では適切な輝度信号を用いてカラー画像を生成することができる。
このように輝度合成処理(S110)によれば、撮像部11において照度不足(可視光信号不足)が解消されない場合であっても、カラー画像を生成するために必要な輝度信号を得ることが可能になる。
図9は、色信号抽出部13における色信号補正(ステップS111)を具体的に説明する図である。横軸は可視光輝度信号Y1の強度で、2つの閾値Th1,Th2(Th1<Th2)で範囲を区分している。閾値Th2はステップS104における閾値Thと等しい。縦軸は、色信号RGBの補正量、すなわち色信号の増幅量Pと色ノイズの除去量NRを示している。
制御部17は、可視光輝度信号Y1の値に応じて、色信号抽出部13に対し色信号の補正を指示する。輝度信号Y1がTh2以上の場合には、撮像部11から入力する可視光信号はカラー画像を生成するために十分なものであると判定し、色信号RGBの補正を行わない。
輝度信号Y1がTh2未満の場合には、制御部17は、可視光信号がカラー画像を生成するために不十分であると判定し、色信号抽出部13に対し色信号の増幅量Pと色ノイズの除去量NRを指示する。この色信号の補正は、前記図8における可視光輝度信号Y1の減少分を補うものであるから、その補正量は、図8における非可視光輝度信号Y2の合成比率k2の大きさに応じて増加させるのが望ましい。色信号の増幅では、色信号R,G,Bを指定された増幅量Pだけ増加させ、色信号R’,G’,B’とする。もしくは色差信号Cb,Crを用いる場合には、前記(3)(4)式のR,G,Bの係数を指定された増幅量Pに合わせて変更すれば良い。また色ノイズ除去では、色信号の増幅に伴う色ノイズの増加を抑えるものであり、色信号の増幅に合わせて色ノイズ除去量NRだけフィルター処理の強度を増加させる。
本例では閾値Th1を境界にして色信号補正量を2段階に与え、輝度信号Y1がTh1未満の場合には、輝度信号Y1がTh1以上の場合よりも補正量(P,NR)を大きく与えている。さらに閾値を2個以上設けて破線で示すように細分化して補正量を設定することもできる。これにより、色信号を過剰に増幅することで不要な色ノイズが発生することを回避し、カラー画像を合成するために適切な色信号を画像処理部12に送ることができる。なお、色信号の増幅量Pに対する閾値と色ノイズ除去量NRに対する閾値を共通の値としたが、それぞれに異なる値を設定してもよい。
このように色信号補正(S111)によれば、撮像部11において照度不足(可視光信号不足)が解消されない場合であっても、カラー画像を生成するために必要な色信号を得ることが可能になる。
実施例1によれば、可視光信号から抽出した輝度信号Y1の値に応じて、可視光信号から抽出した輝度信号Y1と非可視光信号から抽出した輝度信号Y2の比率を変えて合成し輝度信号Y3とする。また、可視光信号から抽出した輝度信号Y1の値に応じて、可視光信号から抽出した色信号RGBの増幅と色ノイズ除去を行い色信号R’G’B’とする。これらの輝度信号Y3と色信号R’G’B’とを使用することで、低照度環境においてもより自然な被写体の色を再現し、視認性の良いカラー画像を生成することができる。
前記実施例1では、可視光信号から抽出した輝度信号Y1の値に応じて、可視光輝度信号Y1と非可視光輝度信号Y2を合成し、色信号RGBの補正を行った。これに対し実施例2では、撮像部11の露出設定条件に応じて、輝度信号の合成と色信号の補正を行うようにする。これは、低照度(低輝度)環境では露出大のカメラ設定がなされるように、抽出される輝度信号Y1の値と撮像部11の露出設定条件には相関があるからである。
図10は、実施例2におけるカラー画像生成の流れを示すフローチャートである。以下の各処理ステップは、制御部17の指示により実行される。
S201では、可視光輝度抽出部14は可視光信号から輝度信号Y1を抽出する。
S202では、色信号抽出部13は可視光信号から色信号RGBを抽出する。
S203では、非可視光輝度抽出部15は非可視光信号から輝度信号Y2を抽出する。
なお、S201〜S203の処理は、制御部17からの要求で実行するのではなく、色信号抽出部13、可視光輝度抽出部14、非可視光輝度抽出部15が所定の時間間隔で色信号や輝度信号の抽出を行い、これらを図示しないメモリに一旦格納し、制御部17がメモリから格納された色信号や輝度信号を読み出すようにしても良い。
S204では、制御部17は、撮像部11が備えるアイリス駆動部23、シャッター制御部25、ゲイン制御部26から露出設定値を取得する。これらの設定値には、アイリス開口度、シャッター速度、信号増幅度が含まれる。
S205では、撮像部11の露出設定値が低照度環境での撮影に適したものか否かを判定する。この判定は、可視光信号のみから良好なカラー画像を生成するのが可能か否かに基づいている。判定がYes(低照度向けの設定)の場合には照度が不足していると判断し、S207に進む。判定がNo(高照度向けの設定)の場合には十分な照度が得られていると判断し、S206に進む。なお、通常の照度向けの設定の場合は十分な照度が得られていると判断し、判定はNo(高照度向け)に含める。判定処理の具体例は図11で後述するように、各露出設定値から合計露出判定値Eを算出して判断する。
S206では、色信号抽出部13は色信号RGBを補正する処理を行わず、画像合成部16は、色信号RGBと可視光輝度信号Y1を使用してカラー画像を生成する。
S207では、制御部17は画像合成部16に対し、合計露出判定値Eに応じて可視光輝度信号Y1と非可視光輝度信号Y2の合成比率(k1:k2)を指示する。画像合成部16は指示された合成比率にて輝度信号Y3を合成する。
S208では、制御部17は色信号抽出部13に対し、合計露出判定値Eに応じて色信号の補正(振幅増幅、色ノイズ除去)を指示する。色信号抽出部13は指示に従い、色信号RGBを色信号R’G’B’に補正し画像合成部16へ送る。合成比率の決定と色信号の補正処理については図11にて後述する。
S209では、画像合成部16は輝度信号Y3と補正された色信号R’G’B’を用いてカラー画像を生成する。
上記フローチャートでは、撮像部11のアイリス駆動部23、シャッター制御部25、ゲイン制御部26の露出設定値を取得して、低照度環境の設定の場合には、可視光輝度信号Y1と非可視光輝度信号Y2の合成比率を変えて輝度信号を合成し(S207)、可視光色信号RGBを補正(増幅、ノイズ除去)する(S208)。これにより、低照度環境においてもより自然な被写体の色信号を生成し、視認性のよいカラー画像を生成できる。
図11は、露出設定値の判定(S205)と、これに応じた輝度信号の合成(S207)及び色信号の補正(S208)を具体的に説明する図である。制御部17は、撮像部11が備えるアイリス駆動部23、シャッター制御部25、ゲイン制御部26から、それぞれの露出設定値であるアイリス開口度I、シャッター速度S、信号増幅度Gを取得する。
図11(a)は、これらの露出設定値I,S,Gからそれぞれの露出判定値を算出する方法を示す。露出判定値算出にはそれぞれ関数f(I)、g(S)、h(G)を用いるが、各関数は露出設定値が低照度向けであるほど大きな値を返す。すなわち、アイリス開口度Iが大きいほど、シャッター速度Sが遅いほど、また信号増幅度Gが大きいほど関数値は大きくなる。ここでは簡単のために、露出設定値I,S,Gの値がそれぞれの閾値以上の場合には露出判定値=1、閾値未満の場合には露出判定値=0となる関数とした。
次に、算出した各露出判定値f(I)、g(S)、h(G)を(5)式により合計して、合計露出判定値Eを求める。本例の場合、合計露出判定値Eは、0,1,2,3のいずれかの値をとる。合計露出判定値Eは撮像部11全体の露出の大きさの指標となるもので、これに従い輝度信号の合成と色信号の補正を決定する。
合計露出判定値E=f(I)+g(S)+h(G) (5)
図11(b)は、合計露出判定値Eと輝度信号の合成比率及び色信号補正処理の対応関係の一例を示す。合計露出判定値E=0の場合は高照度向けの設定であり、入力する可視光信号は十分であると判断する。この場合は、画像合成部16での輝度信号合成比率をk1=1、k2=0とし、可視光輝度信号Y1をそのまま合成輝度信号Y3とする。また色信号抽出部13での色信号補正を行わない。
合計露出判定値Eが1以上の場合には、入力する可視光信号がカラー画像を生成するために不十分であると判断する。E=1の場合は、輝度信号合成比率をk1=0.7、k2=0.3とし、可視光輝度信号Y1に非可視光輝度信号Y2を加算して合成輝度信号Y3とする。なお、色信号補正はなしとする。E=2の場合は、輝度信号合成比率をk1=0.3、k2=0.7とし、非可視光輝度信号Y2の割合を増加する。色信号補正(振幅増幅、色ノイズ除去)はありとし、色信号R’G’B’に補正する。E=3の場合は、輝度信号合成比率をk1=0、k2=1とし、非可視光輝度信号Y2のみを合成輝度信号Y3とする。色信号補正はありとする。
上記例では、合計露出判定値Eを0〜3の4通りに区分して輝度信号の合成と色信号の補正を行うものとしたが、合計露出判定値Eをさらに細分化してきめ細かな制御を行うことで、より撮影環境に適した視認性のよい画像生成を行うことができる。
実施例2によれば、撮像部11の露出設定値から現在の撮影環境の照度が十分であるか否かを判定するようにしたので、実施例1のように可視光信号から抽出した輝度信号Y1を使用して判定する必要がない。よって、実施例1に比較してより簡便に照度不足を判定し、輝度信号の合成と色信号の補正を行うことが可能となる。
前記実施例1,2では、撮像部11を1つの光学系で構成し、共通の撮像画素から可視光信号と非可視光信号を出力するようにした。これに対し実施例3では、撮像部を2つの光学系で構成し、可視光信号と非可視光信号を異なる撮像画素から出力するようにした。
図12は、実施例3における撮像部の内部構成を示す図である。本実施例では2つの撮像部11a,11bを備え、撮像部11aは可視光用、撮像部11bは非可視光用に使い分けている。可視光用の撮像部11aには、レンズ21a、アイリス22a、アイリス駆動部23a、可視光撮像画素24a、シャッター制御部25a、ゲイン制御部26aを有する。非可視光用の撮像部11bには、レンズ21b、アイリス22b、アイリス駆動部23b、非可視光撮像画素24b、シャッター制御部25b、ゲイン制御部26bを有する。可視光撮像画素24aはR,G,B画素であり、非可視光撮像画素24bはIR画素である。そして、撮像部11aのゲイン制御部26aから可視光信号を出力し、撮像部11bのゲイン制御部26bから非可視光信号を出力する。
アイリス駆動部23a,23b、シャッター制御部25a,25b、ゲイン制御部26a,26bは、制御部17により制御される。また、アイリス駆動部23a,23b、シャッター制御部25a,25b、ゲイン制御部26a,26bは、動作のための設定値が変化した場合には、設定値を制御部17に送る。
実施例3の構成によれば、可視光及び非可視光の露出設定(アイリス開口度、シャッター速度、信号増幅度)を、それぞれ独立にかつ最適に制御できる。よって、低照度環境において可視光信号と非可視光信号の両方を使用するとき、より視認性の良いカラー画像を生成することができる。
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成は、それらの一部又は全部がハードウェアで構成されても、プロセッサでプログラムが実行されることにより実現されるように構成されてもよい。また、制御線や信号線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や信号線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1…撮像装置、
11…撮像部、
11a…可視光用撮像部、
11b…非可視光用撮像部、
12…画像処理部、
13…色信号抽出部、
14…可視光輝度抽出部、
15…非可視光輝度抽出部、
16…画像合成部、
17…制御部、
21,21a,21b…レンズ、
22,22a,22b…アイリス、
23,23a,23b…アイリス駆動部、
24…撮像画素(可視光+非可視光)、
24a…可視光撮像画素、
24b…非可視光撮像画素、
25,25a,25b…シャッター制御部、
26,26a,26b…ゲイン制御部、
k1,k2…輝度信号合成比率、
Y1…可視光輝度信号、
Y2…非可視光輝度信号、
Y3…合成輝度信号、
RGB…色信号、
R’G’B’…補正された色信号。

Claims (8)

  1. 被写体を撮影してカラー画像を生成する撮像装置において、
    被写体を撮影して撮像画素により可視光信号と非可視光信号に変換する撮像部と、
    前記可視光信号から可視光輝度信号Y1を抽出する可視光輝度抽出部と、
    前記非可視光信号から非可視光輝度信号Y2を抽出する非可視光輝度抽出部と、
    前記可視光信号から色信号を抽出するとともに該色信号を補正する色信号抽出部と、
    前記可視光輝度信号Y1と前記非可視光輝度信号Y2を合成して合成輝度信号Y3とし、該合成輝度信号Y3と前記補正された色信号を用いてカラー画像を生成する画像合成部と、
    前記撮像部と前記色信号抽出部と前記画像合成部を制御する制御部と、を備え、
    該制御部は、前記可視光輝度抽出部にて抽出した可視光輝度信号Y1の値に応じて、前記画像合成部にて合成する前記可視光輝度信号Y1と前記非可視光輝度信号Y2の合成比率と、前記色信号抽出部にて補正する前記色信号の増幅度と色ノイズ除去を制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記制御部は前記画像合成部に対し、前記可視光輝度信号Y1の値が閾値Th2以上の場合には前記可視光輝度信号Y1を前記合成輝度信号Y3として使用し、前記可視光輝度信号Y1の値が閾値Th1(ただしTh1<Th2)未満の場合には前記非可視光輝度信号Y2を前記合成輝度信号Y3として使用するよう制御することを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記制御部は前記色信号抽出部に対し、前記可視光輝度信号Y1の値が閾値Th2以上の場合には前記色信号の補正を行わず、前記可視光輝度信号Y1の値が閾値Th2未満の場合には、前記非可視光輝度信号Y2の合成比率に応じて前記色信号の増幅と色ノイズ除去を行うよう制御することを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記撮像部は露出条件設定のため、アイリス開口度を調整するアイリス駆動部と、前記撮像画素のシャッター速度を制御するシャッター制御部と、前記撮像画素で得た信号を増幅するゲイン制御部とを有し、
    前記制御部は前記可視光輝度信号Y1の値が閾値Th2未満の場合には、前記撮像部に対し、前記アイリス開口度、前記シャッター速度、前記信号増幅度の各設定値を変更し、露出を増大させるよう制御することを特徴とする撮像装置。
  5. 被写体を撮影してカラー画像を生成する撮像装置において、
    被写体を撮影して撮像画素により可視光信号と非可視光信号に変換する撮像部と、
    前記可視光信号から可視光輝度信号Y1を抽出する可視光輝度抽出部と、
    前記非可視光信号から非可視光輝度信号Y2を抽出する非可視光輝度抽出部と、
    前記可視光信号から色信号を抽出するとともに該色信号を補正する色信号抽出部と、
    前記可視光輝度信号Y1と前記非可視光輝度信号Y2を合成して合成輝度信号Y3とし、該合成輝度信号Y3と前記補正された色信号を用いてカラー画像を生成する画像合成部と、
    前記撮像部と前記色信号抽出部と前記画像合成部を制御する制御部と、を備え、
    該制御部は、前記撮像部の露出条件に応じて、前記画像合成部にて合成する前記可視光輝度信号Y1と前記非可視光輝度信号Y2の合成比率と、前記色信号抽出部にて補正する前記色信号の増幅度と色ノイズ除去を制御することを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項5に記載の撮像装置において、
    前記撮像部は露出条件設定のため、アイリス開口度を調整するアイリス駆動部と、前記撮像画素のシャッター速度を制御するシャッター制御部と、前記撮像画素で得た信号を増幅するゲイン制御部とを有し、
    前記制御部は、前記撮像部における前記アイリス開口度、前記シャッター速度、前記信号増幅度の各設定値から露出判定値を算出し、該露出判定値に応じて前記輝度信号の合成比率と前記色信号の補正を制御することを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記撮像部は、前記可視光信号を出力する撮像画素を有する可視光用撮像部と、前記非可視光信号を出力する撮像画素を有する非可視光用撮像部とを備えることを特徴とする撮像装置。
  8. 請求項1または2に記載の撮像装置において、
    前記撮像部の前記撮像画素は、前記非可視光信号として近赤外領域の信号を出力することを特徴とする撮像装置。
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