JP2012010141A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定の被写体については輝度信号を変更できるように画像処理を行って、違和感の少ない画像を得ることができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】撮像素子3が入力した光のうち、赤外成分が多い被写体には輝度を抑えるようにできるから、例えば交通信号灯の白熱電球とLEDの表示画像を近づけることができ、これを視認する者の違和感を抑えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像素子により撮像された原画像データを画像処理する画像処理装置に関するものである。
近年、夜間のシーンをカラーで撮像する撮像装置が知られている。例えば、特許文献1には、以下に述べるようなカラー画像再生装置が開示されている。かかるカラー画像再生装置は、まず、R,G、Bのフィルタを備える画素により撮像された画像からR、G、Bの色成分からなる可視画像データを抽出する。次に、Irのフィルタを備える画素により撮像された画像から赤外画像データを抽出する。次に、可視画像データをHSV変換して第1の輝度情報を抽出し、かつ赤外画像データから第2の輝度情報を抽出する。次に、第1の輝度情報を重み係数w1で重み付け、第2の輝度情報を重み係数w2(w1+w2=1)で重み付け、疑似力ラー画像を生成するものである。又、特許文献2には、撮像素子の可視光透過型ロングパスフィルタと、赤外光透過ロングパスフィルタの赤外光領域における透過率データを適用して可視光透過型ロングパスフィルタを介する信号に含まれる赤外光成分をほぼ0にするパラメータを算出し、算出パラメータを適用して可視光透過型ロングパスフィルタを介する信号に含まれる赤外光成分を除去して高品質な可視光(RGB)画像を生成する技術が開示されている。
特開2007−184805号公報 特開2008−288629号公報
ところで、夜間はフォトンの量が少ないため、撮影画像のS/N比が小さくなるという問題があるが、特許文献1の手法では、このようなことが考慮されていない。これに対し出願人は、分光感度の異なる少なくとも3種類の画素が記列され、少なくとも3種類の原画像成分を含む原画像データを撮像する撮像素子と、前記原画像データを輝度信号と色差信号とを含む色空間に変換する色空間変換部とを備え、前記色空間変換部が、前記原画像成分を加算することで得られる第1の強度信号を前記色空間の輝度信号として算出する画像入力装置を開発した。
かかる画像入力装置の動作を具体的に説明する。まず、RGB色信号を輝度信号Yと色差信号Cb、Crを含む色空間に変換する。次に、画像成分Ye、R、IR、Wを加算することで得られる輝度信号Yadd(第1の強度信号の一例)を、変換対象となる色空間の輝度信号として算出する。ここで、輝度信号Yaddは、加算処理により算出されているため、減算処理により輝度信号Yを算出した場合に比べてノイズ成分を低くすることができる。次に、色差信号Cb、Crをスムージング処理し、色差信号Cbs、Crsを算出する。ここで、色差信号Cb、Crに含まれるノイズ成分がぼかされ、色差信号Cb、CrのS/N比を向上させることができる。次に、輝度信号Yaddの割合RT1(RT1=Yadd/Y)に応じて色差信号Crs、Cbsを補正し、以下の式に基づき色差信号Crm、Cbmを求める。
Crm=Crs×Yadd/Y
Cbm=Cbs×Yadd/Y
最後に、輝度信号Yaddと、色差信号Crm、CbmとからRGB色信号を算出する。かかる画像入力装置によれば、フォトンの量が少ない夜間においても、ノイズを低減してS/N比の高い輝度信号を生戌することができる。
しかるに、かかる画像入力装置において、可視光と赤外成分を加算することで得られる輝度信号Yaddは、可視光の輝度信号Yより値が大きくなり、Yaddに合わせて計算された色差信号Crm、Cbmも可視光の色差信号Cr,Cbより高くなるため、処理後の画像では色が鮮やかになり、視認しやすくなる。しかし、赤外成分が可視光より著しく大きい場合は、色差信号Crm、Cbmが高くなりすぎて、人間が視認する被写体の色との間で違和感が生じてしまうことがある。
これに対し、撮像素子により少なくとも3種頬の原画像成分を含む原画像データを取得し、かかる原画像データを構成する原画像成分を加算することで第1の強度信号を生成し、この第1の強度画像信号を色空間の輝度信号として算出することにより、フォトンの量が少ない夜間においても、S/N比の高い輝度信号を生成することができる画像処理技術が開発されている。又、RGB色信号を色空間変換することで第2の強度信号を生成し、この第2の強度信号に対する第1の強度信号の割合を第1の割合として算出し、この第1の割合に応じて色差信号を補正することにより、色空間でバランスの取れた色差信号と輝度信号とを生成する画像処理技術が開発されている。かかる画像処理技術によれば、本来の可視光に近い違和感の少ないより自然な色再現をすることができる。
しかるに、かかる画像処理技術を例えば車載カメラ等に適用した場合に、夜間撮像時において、輝度が高くなりすぎる自発光の被写体(図1の交通信号灯SL、街灯TL、車両VHのランプTP等)や、反射率の高い標識等の白飛びなどを抑制することができるが、視認性を高めたい歩行者HMや自転車、路面RDなどが、見た目と同様に暗く再現されてしまうという問題がある。つまり、カメラで撮像する被写体の中には、元の被写体の自然な輝度を再現したいものと、元の被写体の輝度に関わらず、強調して表現したいものとがあるが、従来技術ではこれらを適切に区別できないという問題がある。
また、同じ自発光の被写体でも、交通信号灯SL(車両用信号機、矢印用信号機、歩行者用信号機)に使用される光源は、信号機設置当初から採用されてきた白熱電球と、2002年から設置され始めたLED(赤色、黄色、緑色)の2つがあるが、白熱電球から出射された光は、赤外成分を多く含むのに対し、LEDから出射された光は赤外成分を殆ど持たないという特徴がある。図2(a)に一般的な赤色白熱電球の周波数成分を示し、図2(b)に一般的な赤色LEDの周波数成分を示す。又、図3(a)に一般的な青色白熱電球の周波数成分を示し、図3(b)に一般的な青色LEDの周波数成分を示す。
従って、かかる交通信号灯SLを撮像した場合に、白熱電球は輝度を抑制し、LEDは抑制せずに表示したいが、従来技術ではこれらを適切に区別できないという問題がある。
白熱電球の赤色もLEDの赤色も、赤外領域に感度を持たない人間の目には、同じ赤色に見えるが、赤外領域に感度をもつセンサでは、同じ赤色光でもセンサの出力値に明確な差が生じることとなる。つまり、画像成分Ye、R、IR、Wの感度を持っているセンサの場合、赤外成分を含む白熱電球の信号値が高くなり、これにともなってYaddが大きくなるから、これは明度の違いとなってあらわれる。更に、色差信号crm、cbmも白熱電球の場合は大きくなる。輝度信号Yadd、色差信号crm、cbmは、処理の後段でRGB信号に変換されるが、その際、輝度信号Yが高い場合、色差信号cr、cbは色域の制限により押さえ込まれるので、白熱電球のYが高くなり、クロマがあまり高くない色になる。つまり、赤信号の場合、白熱電球はわずかにピンクっぽい白、LEDは赤として再現されることとなり、両者に差異が生じるため、表示画像を視認する者が違和感を覚える恐れがある。
具体例を挙げて説明すると、図4において、縦軸に色空間におけるL*をとり、横軸にクロマをとったとき、白丸が白熱電球の光をセンサにより受光して表示した座標であり、白角がLEDの光をセンサにより受光して表示した座標であり、黒丸が白熱電球の光を人間の目で見た座標であり、黒角がLEDの光をセンサにより受光して表示した座標である。図4から明らかであるが、LEDの見え具合は、センサからの出力による表示でも肉眼でも殆ど変わらないのに対し、白熱電球の場合には、肉眼に対し、センサからの出力による表示では輝度が大きくすることがわかる。
これは赤色灯に限らず青色灯の場合も同様であり、白熱電球の光は白っぽい水色、LEDの光は青として再現されてしまう。更には、最近では車両のテールライトにLEDが採用されつつあるが、従来の白熱電球も使用した車両も併存しているという状況下、赤外成分を持つランプと持たないランプとが混在し、同様な課題を生じさせている。
本発明の目的は、特定の被写体については輝度信号を変更できるように画像処理を行って、違和感の少ない画像を得ることができる画像処理装置を提供することである。
請求項1に記載の画像処理装置は、
分光感度の異なる少なくとも3種類の画素が配列され、そのうち少なくとも1種類の画素は赤外領域に感度を持ち、入射した被写体光を、少なくとも3種類の原画像成分を含む原画像データに変換する撮像素子と、
前記原画像データを第1の輝度信号と色差信号とを含む色空間に変換する色空間変換部と、
前記原画像成分からRGB色信号を生成する色信号生成部と、
補正部と、を有し、
前記補正部は、前記原画像成分を加算することで得られる強度信号を前記色空間の第2の輝度信号として算出し、前記撮像素子が検出した赤外成分に基づいて、前記第1の輝度信号と前記第2の輝度信号とを重み付け演算して第3の輝度信号を求め、
前記第3の輝度信号を用いて画像信号を形成することを特徴とする。
本発明によれば、前記補正部が、前記原画像成分を加算することで得られる強度信号を前記色空間の第2の輝度信号として算出し、前記撮像素子が検出した赤外成分に基づいて、前記第1の輝度信号と前記第2の輝度信号とを重み付け演算して第3の輝度信号を求めるので、前記第3の輝度信号を用いて画像信号を形成すれば、赤外成分が多い場合には適切に輝度を抑えるようにできるから、例えば交通信号灯の白熱電球とLEDの表示画像を近づけることができ、これを視認する者の違和感を抑えることができる。本発明は特に夜間の撮像時に効果を発揮する。
本発明の別な態様によれば、前記補正部は、前記撮像素子が検出した全体の被写体光量に対する前記赤外成分が多くなるにつれて、前記第2の輝度信号の重み付けを小さくすると好ましい。これにより、例えば交通信号灯の白熱電球とLEDの表示色を近づけることができる。
本発明の別な態様によれば、前記補正部は、色相が所定範囲である場合、前記所定範囲外である場合と比較して、前記第2の輝度信号の重み付けを小さくすると好ましい。これにより、例えば交通信号灯に用いる赤、黄、緑というように所定範囲の色相である場合に限り、上述の処理を行うことで、例えば交通信号灯の白熱電球における赤外成分の影響を抑えて、表示画像を均一化させることができる。
本発明の別な態様によれば、前記補正部は、前記撮像素子で撮像した被写体を識別し、識別された被写体が所定の被写体である場合、前記重み付けを変更すると好ましい。例えば被写体認識機能を用いて被写体が交通信号機であると認識すれば、上述の処理を行うことで、その交通信号灯の表示色を均一化させることができる。所定の被写体としては、これ以外にも車両のテールランプなどがあるが、それに限られない。
本発明の別な態様によれば、前記補正部は、前記第3の輝度信号を用いて色相及びクロマのうち少なくとも一方を変更すると好ましい。
本発明の別な態様によれば、前記補正部は、輝度、色相及びクロマのうち少なくとも一つを所定範囲内に調整すると好ましい。
本発明によれば、特定の被写体については輝度信号を変更できるように画像処理を行って、違和感の少ない画像を提供できる画像処理装置を提供することができる。
車載カメラで撮像した被写体の例を示す図である。 一般的な赤色白熱電球の周波数成分(a)と、一般的な赤色LEDの周波数成分(b)を示した図である。 一般的な青色白熱電球の周波数成分(a)と、一般的な青色LEDの周波数成分(b)を示した図である。 白熱電球とLEDの見え具合の差を示す図である。 実施の形態1にかかる画像処理装置1のブロック図を示す図である。 撮像素子3の画素の配列を示す図である。 Ye、R、IRフィルタの分光透過特性を示した図であり、縦軸は透過率(感度)を示し、横軸は波長(nm)を示している。 画像処理部4の詳細な構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる画像処理装置1の動作を示すフローチャートである。 関数func(α)の例を示すグラフである。 関数func(α、Hue)の例を示すグラフである。 縦軸に輝度、横軸にクロマをとって示す図である。 縦軸に輝度、横軸にクロマをとって示す図である。 縦軸に輝度、横軸にクロマをとって示す図であり、調整の一例を示す。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態にかかる画像処理装置1について説明する。図5は、実施の形態1にかかる画像処理装置1のブロック図である。図5に示すように画像処理装置1は、レンズ2、撮像素子3、画像処理部4、及び制御部5を備えている。ここで、画像処理装置1は、例えば車両に搭載され、車両の周囲の被写体を撮像する用途に用いられる。
レンズ2は、被写体の光像を取り込み、撮像素子3へ導く光学レンズ系から構成される。光学レンズ系としては、被写体の光像の光軸Lに沿って直列的に配置される、例えばズームレンズやフォーカスレンズ、その他の固定レンズブロック等を採用することができる。また、レンズ2は、透過光量を調節するための絞り(図略)、シャッタ(図略)等を備え、制御部5の制御の下、絞り及びシャッタの駆動が制御される。
撮像素子3は、PD(フォトダイオード)からなる受光部と、受光部により光電変換された信号を出力する出力回路と、撮像素子3を駆動する駆動回路とを含み、光量に応じたレベルを有する原画像データを生成する。ここで、撮像素子3としては、CMOSイメージセンサ、VMISイメージセンサ、及びCCDイメージセンサ等の種々の撮像センサを採用することができる。
本実施の形態において、撮像素子3は、被写体の光像を入射して、カラーフィルタを備える画素により可視カラー画像成分を変換出力し、赤外フィルタを備える画素により赤外画像成分を変換出力し、フィルタを備えない画素により可視輝度画像成分と赤外画像成分とを含む輝度画像成分を変換出力するようになっている。
画像処理部4は、演算回路及び演算回路の作業領域として用いられるメモリ等を含み、撮像素子3から出力された原画像データをA/D変換してデジタル信号に変換し、後述する画像処理を実行した後、例えば図略のメモリや表示装置に出力する。
制御部5は、CPU及びCPUが実行するプログラムを格納するメモリ等を含み、外部からの制御信号に応答し、画像処理装置1の全体制御を司る。
図6は、撮像素子3の画素の配列を示す図である。図6に示すように撮像素子3には、可視波長領域と赤外波長領域とを有感度波長帯域とするYe画素(第1の画素)、R画素(第2の画素)、IR画素(第3の画素)、及びW画素(第4の画素)とを含む単位画素部31がマトリックス状に配列されている。尚、例えば「Ye」画素とは、「Ye」フィルタを有する画素の意味であり、以下同様とする。
図6の場合、単位画素部31において、第1行第1列にR画素が配列され、第2行第1列にIR画素が配列され、第1行第2列にW画素が配列され、第2行第2列にYe画素が配列されるというように、R画素、IR画素、W画素,及びYe画素は干鳥状に配列されている。但し、これは一例であり、他のパターンでR画素、IR画素、W画素、及びYe画素を千鳥状に配列してもよい。
Ye画素はYeフィルタ(第1のカラーフィルタ)を備えているため、Yeの可視カラー画像成分である画像成分Ye(原画像成分)および赤外画像成分を出力する。R画素はRフィルタ(第2のカラーフィルタ)を備えているため、Rの可視カラー画像成分である画像成分R(原画像成分)および赤外画像成分を出力する。IR画素はIRフィルタ(赤外フィルタ)を備えているため、赤外画像成分である画像成分IR(原画像成分)を出力する。W画素はフィルタを備えていないため、可視輝度画像成分と画像成分IRとを含む輝度画像成分である画像成分W(原画像成分)を出力する。
図7は、Ye、R、IRフィルタの分光透過特性を示した図であり、縦軸は透過率(感度)を示し、横軸は波長(nm)を示している。なお、点線で示すグラフはフィルタが取り外された状態における画素の分光感度特性を示している。この分光感度特性は、600nm付近でピークを有し、上に凸の曲線を描いて変化していることが分かる。また、図7では、400nm〜700nmが可視波長領域とされ、700nm〜1100nmが赤外波長領域とされ、400nm〜1100nmが有感度波長帯域とされている。
図7に示すように、Yeフィルタは、可視波長領域の青色領域を除く前記有感度波長帯域の光を透過する特性を有する。よって、Yeフィルタは主にイエローの光と赤外光とを透過する。
Rフィルタは、可視波長領域の青色領域及び緑色領域を除く有感度波長帯域の光を透過する特性を有する。よって、Rフィルタは主に赤の光と赤外光とを透過する。
IRフィルタは、可視波長領域を除く有感度波長帯域、すなわち赤外波長帯域の光を透過する特性を有する。Wはフィルタを備えていない場合を示し、画素の有感度波長帯域の光が全て透過される。
他に似たような特性を実現するには、Ye、R、IRの代わりにYe、M(マゼンタ)+IR、C(シアン)+IR(但し、M+IRは、グリーンのみを遮蔽し、C+IRはレッドのみを遮蔽する。)でも実現可能である。ただし、R画素、IR画素、Ye画素は、分光透過特性を急峻にすることができ、例えば、M+IRフィルタやC+IRフィルタに比べて、分光透過特性が良好である。つまり、M+IRフィルタ及びC+IRフィルタは、それぞれ、有感度波長帯域のうち、中央の一部の領域である緑色領域及び赤色領域のみを遮蔽する特性を有しており、このようなフィルタに、Rフィルタ、IRフィルタ、Yeフィルタのような急峻な分光透過特性を持たせることは困難である。そのため、M+IRフィルタ及びC+IRフィルタは、それぞれ、演算してもRGB画像成分を精度良く抽出することができない。よって、R画素、IR画素、Ye画素、W画素で撮像素子3を構成することで、撮像素子3の高性能化を図ることができる。
図8は、画像処理部4の詳細な構成を示すブロック図である。画像処理部4は、色補間部41、色信号生成部42、色空間変換部43、補正部44,及びRGB色信号生成部45を備えている。図9は、画像処理部4の処理を示すフローチャートである。
色補間部41は、図9のステップS101で撮像素子3から出力された画像成分Ye、画像成分R、画像成分IR、及び画像成分Wのそれぞれに、欠落画素データを補間するための補間処理を施し、画像成分R、画像成分IR、画像成分W、及び画像成分Yeのそれぞれを撮像素子3の画素数と同一画素数からなる画像データにする。なお、画像成分Ye、R、R、Wに欠落画素データが発生するのは、R画素、IR画素、W画素、及びYe画素が千鳥状に配列されているためである。また。補間処理としては、例えば線形補間処理を採用すればよい。
色信号生成部42は、ステップS102で、色補間部41により補間処理が施された画像成分Yeと、画像成分Rと、画像成分IRと、画像成分Wとを下記式(1)により合成して、色信号dR、dG、dB(RGB色信号)を生成する。
dR=R−IR
dG=Ye−R (1)
dB=W−Ye
色空間変換部43は、ステップS103で、式(2)に示すように、色信号dR,dG,dBを、輝度信号Y_rgb(第1の輝度信号の一例)と色差信号Cb_rgb、Cr_rgb(色差信号の一例)とを含む色空間に変換する、ここで、色差信号Cb_rgbは青の色差信号を示し、色差信号Cr_rgbは赤の色差信号を示す。
Y_rgb=0.3・dR+0.6・dG+0.1・dB
Cb_rgb=dR−Y_rgb (2)
Cr_rgb=dB−Y_rgb
また、色空間変換部43は、ステップS104で、式(3)に示すように、画像成分Ye、R、IR、Wを加算することで得られる輝度信号Yadd(第2の輝度信号の一例)を、変換対象となる色空間の輝度信号として算出する。
Yadd=(R+IR+W+Ye)/4 (3)
ここで、輝度信号Yaddは、加算処理により算出されているため。減算処理により輝度信号Y_rgbを算出した場合に比べてノイズ成分を低くすることができる。
補正部44は、ステップS105で、全体の入射光量に対する赤外成分の割合αを計算する。割合α=IR/Wで計算できるが、WとIRの差を利用しても良い。
次いで補正部44は、第1の輝度信号Y_rgbと、第2の輝度信号Yaddとを重み付け平均化して、第3の輝度信号Y_add_rgbを計算する。第3の輝度信号Y_add_rgbの計算手法としては、以下の例がある。
(a)Y_add_rgb=(1−α)×Yadd+α×Y_rgb
最も単純な線形の重み付け計算例であり、赤外成分の割合が多い場合には、Yaddの重み付けを小さく、Y_rgbの重み付けを大きくすれば、例えば赤信号等が赤外成分により明るくなりすぎるのを防ぐことができる。
(b)Y_add_rgb=(1−func(α))×Yadd+func(α)×Y_rgb
この計算例は、αを変数とする関数func(α)を用いて、重み付けを非線形に決定するものである。図10に、関数func(α)の例を示す。変数αが一定値を超えたところから重み付けを発生させ、その後しだいに増やすことで、一定値以上で滑らかな調整ができる。
(c)Y_add_rgb=(1−func(α、Hue))×Yadd+func(α、Hue)×Y_rgb
この計算例は、(a)に示す赤外成分割合αに基づく重み付けを基本とし、更に色相Hue情報も考慮して重み付けを行うものである。例えば、交通信号灯の白飛びを抑制したい場合には、交通信号灯の赤色、黄色、緑色である所定範囲の色相の光を入射した画素からの信号では、Y_rgbの重みをより強くすると、白飛びしにくくなる。また、複雑な信号検出処理がいらないので、迅速な処理を低コストで行える。図11に、関数func(α、Hue)の例を示す。
(d)Y_add_rgb=(1−func(α、被写体情報))×Yadd+func(α、被写体情報)×Y_rgb
この例は、(a)に示す赤外成分割合αに基づく重み付けを基本とし、更に画像中の特定の被写体を検出した被写体情報も考慮して重み付けを行う例である。例えば、交通信号機を被写体として検出した場合はY_rgbをより強く、逆に、歩行者や路面の場合はYaddをより強くするように重み付けを行うとよい。計算コストは増えるが、より精度よく調整することができる。尚、交通信号機を画像認識する例としては、特開2007-257303号公報等に開示されている。又、歩行者を画像認識する例としては、特開2009-064274号公報等に開示されている。
補正部44は、ステップS107において、更にY_add_rgbの変更に応じて、(5)式に示すように、色差信号Cr_rgb、Cb_rgbを調整する。
Cr_add_rgb=(Y_add_rgb/Y_rgb)×Cr_rgb (5)
Cb_add_rgb=(Y_add_rgb/Y_rgb)×Cb_rgb
但し、Cr_rgb、Cb_rgbに対して、赤外成分割合αに基づく重み付けを同様に行ってもよい。
その後、RGB色信号生成部45は、ステップS108で式(2)を逆変換することで、輝度信号Y_add_rgbと、色差信号Cr_add_rgb、Cb_add_rgbとから色信号dR’,dG’,dB’を算出する。以上で画像処理が完了する。
なお、色信号dR’、dG’、dB’は、上述の処理を経て算出されたものであるため、画像成分Ye,R、IR、Wを減算処理することで算出された色信号dR、dG,dBに比べて遙かに精度の高い色信号となっている。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2にかかる画像処理装置を説明する。ここでは補正部44が、撮像素子3から得られた画像信号に基づき、特開2007-257303号公報等に開示されているようにして、撮像された被写体の中から交通信号機を探索し、画面上における座標Singo(x、y)を求める。尚、被写体としては交通信号機に限られないが、ここでは交通信号機を例に取り説明する。
次に、上述の(1)、(2)式から求めた輝度信号Y_rgbと色差信号Cb_rgb、Cr_rgbとから、CIE1976L***均等色空間におけるクロマとHueを計算し、これらの値により特定される交通信号機の座標を求めても良い。尚、クロマは、sqrt{(a*2+(b*2}で与えられ、彩度を表し、L*は、明度に対応する。そして、色相平面上における色相角Hueは、arctan(b*/a*)で与えられる。
以上の手法に限らず、一定の明度以上のもので、且つ赤色、黄色、緑色のいずれかの色相を持つものを交通信号灯として検出でき、これを強調することができる。一方、街灯の光(水色、オレンジ)など、逆に強調したくない色を検出してもよい。交通信号灯は光源によらず色を強調したいが、街灯は色を強調しないことが好ましい。色を強調したい被写体と、強調したくない被写体とを区別して、選択的な色調整を行えば、特に夜間撮像における視認性が向上する。
次に、検出した交通信号機の座標Singo(x、y)範囲で、撮像素子3からの画像成分IRを平均化して、係数SingoIRに対応づける。係数SingoIRの範囲は、0.0〜1.0であり、赤外成分が少なければ0に近づき、多ければ1に近づくものとする。
更に、輝度信号と色差信号の調整量を設定する。ここで、基準となるLED赤信号の輝度信号及び色差信号をY_red_led、Cr_red_led、Cb_red_ledとする。一方、基準となる白熱球赤信号の輝度信号及び色差信号をY_haku、Cr_haku、Cb_hakuとして、最大調整量を下式で求める
kY_max=(Y_red_haku−Y_red_led)
kCr_max=(Cr_red_haku−Cb_red_led) (6)
kCb_max=(Cb_red_haku−Cb_red_led)
又、実際の調整量は、下式により求める。
kY=singoIR×kY_max
kCr=SingoIR×kCr_max (7)
kCb=SingoIR×kCb_max
更に、補正部44は、以下の式により第3の輝度信号及び色差信号を求めて、RGB色信号生成部45に入力する。その後は、上述した実施の形態と同様である。これにより、交通信号機以外の被写体画像の輝度及びクロマはそのままとし、また交通信号機におけるLEDの光も輝度及びクロマをそのままとする一方、白熱電球の光は輝度及びクロマを低減して、肉眼で見た画像に近づくように再現できる。
Y_add_rgb=Y_rgb−kY
Cr_add_rgb=Cr_rgb−kCr (5’)
Cb_add_rgb=Cb_rgb−kCb
更に、本実施の形態の変形例によれば、最大調整量は、色領域ごとに設定しても良い。以下、赤、黄、緑、青の4つの色相を中心に調整量をかえる例を説明する。まず、パラメータを以下のようにあらかじめ決めておく。交通信号灯に用いる4つの各色の色相Hueを、赤は310度、黄は280度、緑は220度、青は100度とする。
図12は、縦軸に輝度、横軸にクロマをとって示す図であり、(a)は赤(310度)、(b)は黄(280度)、(c)は緑(220度)、(d)は青(100度)である。ここで、以上の4つの色相を中心に調整量を変更する手法について説明する。各色相毎に、図12に示す調整パラメータを決めておく。
ここで、調整パラメータとしては、(Y、C、ΔY、ΔC)で表されるP1〜P6を用いる。Cはクロマ座標、Yは輝度座標、ΔCはクロマ座標の調整量、ΔYは輝度座標の調整量である。図13を参照して、実線の矢印がクロマ座標、輝度座標を示し、点線の矢印が、クロマ座標の調整量、輝度座標の調整量を示す。上述の(1)、(2)式から求めた輝度信号Y_rgbと色差信号Cb_rgb、Cr_rgbとから、CIE1976L***均等色空間における輝度Y_inと、クロマChroma_inと、色相Hue_inとを決定する。更に、これらと、上述の調整パラメータとから、白熱電球の光とLEDの光との差に対応する調整量kY_max、kCr_max、kCb_maxを求める。
a)色相補間
色相Hue_inが4色相のどの間にあるか判別し、両側の2色相分の調整パラメータP1〜P6を線形補間する(6点×4(Y、C、ΔY、ΔC)=24回)。
b)クロマ補間
図14を参照し、Chroma_inの値に応じて、調整パラメータP1、P2からQ1を、調整パラメータP3、P4からQ2を、調整パラメータP5、P6からQ3を、それぞれ線形補間して求める。各座標Q1〜Q3には、同様に(Y、C、ΔY、ΔC)の値が含まれている。
c)輝度Y補間
図14を参照し、入力したY_inとChroma_inの値に応じて、S1の値を線形補間で計算する。Y_inがQ2の輝度座標Yより大きければ、Q1、Q2をパラメータとして用い、小さければQ2、Q3をパラメータとして用いる。
S1のΔYがkY_maxであり、ΔCを、Cr方向とCb方向に分解したものがkCr_max、kCb_maxとなる。
更に、以下の式に従い、kY_max、kCr_max、kCb_maxを、Y_in(例えばY_rgb)、Cr_in(例えばCr_rgb)、Cb_in(例えばCb_rgb)にそれぞれ加えることで、調整後の輝度信号Y_new及び色差信号Cr_new、Cb_newを求める。これ以降は、上述した実施の形態と同様である。
Y_new=kY_max+Y_in
Cr_new=kCr_max+Cr_in
Cb_new=kCb_max+Cb_in
本変形例によれば、交通信号機以外の被写体画像の輝度及びクロマはそのままとし、また交通信号機におけるLEDの光も輝度及びクロマをそのままとする一方、白熱電球の光は輝度及びクロマを低減するが、クロマや輝度が低い場合には、補正量を減少させることで、補正による違和感を低減するようにしている。又、輝度やクロマと同様にして、色相を所定範囲内で調整しても良い。
本発明は、車載カメラや監視カメラ等に適用可能であるが、用途はそれに限られない。
1画像処理装置
2レンズ
3撮像素子
4画像処理部
5制御部
41色補間部
42色信号生成部
43色空間変換部
44補正部
45RGB信号生成部

Claims (6)

  1. 分光感度の異なる少なくとも3種類の画素が配列され、そのうち少なくとも1種類の画素は赤外領域に感度を持ち、入射した被写体光を、少なくとも3種類の原画像成分を含む原画像データに変換する撮像素子と、
    前記原画像データを第1の輝度信号と色差信号とを含む色空間に変換する色空間変換部と、
    前記原画像成分からRGB色信号を生成する色信号生成部と、
    補正部と、を有し、
    前記補正部は、前記原画像成分を加算することで得られる強度信号を前記色空間の第2の輝度信号として算出し、前記撮像素子が検出した赤外成分に基づいて、前記第1の輝度信号と前記第2の輝度信号とを重み付け演算して第3の輝度信号を求め、
    前記第3の輝度信号を用いて画像信号を形成することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記補正部は、前記撮像素子が検出した全体の被写体光量に対する前記赤外成分が多くなるにつれて、前記第2の輝度信号の重み付けを小さくすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記補正部は、色相が所定範囲である場合、前記所定範囲外である場合と比較して、前記第2の輝度信号の重み付けを小さくすることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記補正部は、前記撮像素子で撮像した被写体を識別し、識別された被写体が所定の被写体である場合、前記重み付けを変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記補正部は、前記第3の輝度信号を用いて色相及びクロマのうち少なくとも一方を変更することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記補正部は、輝度、色相及びクロマのうち少なくとも一つを所定範囲内で調整することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
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