JP2014135196A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタの嵌合状態を検知する際の信頼性を高める。
【解決手段】コネクタは、第1検知端子40を装着した第1ハウジング10と、第1ハウジング10に嵌合可能とされ、第2検知端子70を装着した第2ハウジング60とを備える。第2検知端子70には、嵌合方向に導電部71と非導電部72とが前後に並んで設けられる。第1、第2ハウジング10、60が互いに嵌合される過程では、第1検知端子40が第2検知端子70の導電部71と摺接することで検知回路が閉じられる。第1、第2ハウジング10、60が互いに正規嵌合された場合には、第1検知端子40が第2検知端子70の非導電部72と対応する位置に配置されて第1検知端子40との接触状態が解除されることで検知回路が開かれる。
【選択図】図3

Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1に開示のコネクタは、互いに嵌合可能な第1ハウジングと、第1ハウジングに装着される第1検知端子と、第2ハウジングに装着される第2検知端子とを備えている。第1検知端子は、一対の接触子を有し、第2検知端子は、検知回路に接続された一対の電極を有している。ここで、第1、第2ハウジングが互いに嵌合される過程では、第1ハウジングに形成されたロックアームの撓み動作に連動した第1検知端子の両接触子が第2検知端子の両電極から離れて位置し、第1、第2ハウジングが正規嵌合された場合には、ロックアームの復動に伴って第1検知端子の両接触子が第2検知端子の両電極と接触するようになっている。したがって、第1、第2ハウジングの嵌合過程では、第1、第2検知端子が接触しないことによって検知回路が開かれ、第1、第2ハウジングの正規嵌合時には、第1、第2検知端子が接触することによって検知回路が閉じられ、かかる検知回路の開閉を確認することによってコネクタの嵌合状態を電気的に検知することが可能となっている。
特開2007−80566号公報
ところで、上記の場合において、第1、第2検知端子の相互の接触領域のうちの少なくとも一方に異物が付着するなどして、第1、第2検知端子の両接触領域間に異物が介在していると、第1、第2ハウジングの正規嵌合時に第1、第2検知端子の導通状態が遮断され、検知回路が閉じられないおそれがある。このため、コネクタの嵌合状態を検知する信頼性にかける懸念がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、嵌合検知の信頼性を高めることを目的とする。
本発明は、第1検知端子を装着した第1ハウジングと、前記第1ハウジングに嵌合可能とされ、第2検知端子を装着した第2ハウジングとを備えたコネクタであって、前記第2検知端子には、嵌合方向に導電部と非導電部とが並んで設けられ、前記第1、第2ハウジングが互いに嵌合される過程では、前記第1検知端子が前記第2検知端子の前記導電部と摺接することで検知回路が閉じられ、前記第1、第2ハウジングが互いに正規嵌合された場合には、前記第1検知端子が前記第2検知端子の前記非導電部と対応する位置に配置されて前記第1検知端子との接触状態が解除されることで検知回路が開かれるように構成されているところに特徴を有する。
仮に、第1、第2検知端子の接触領域間に異物が入り込んでいても、第1、第2ハウジングの嵌合過程で第1検知端子が第2検知端子の導電部と摺接することにより、ワイピング作用が発揮されて、異物の除去が可能となる。よって、第1、第2ハウジングの嵌合過程で、検知回路が閉状態となることが保障され、且つ、第1、第2ハウジングの正規嵌合時には、検知回路が開状態となることが保障されるため、嵌合検知の信頼性が高められる。
実施例1のコネクタの嵌合初期の状態における断面図である。 図1の要部拡大断面図である。 さらに嵌合が進んだ状態における要部拡大断面図である。 コネクタが正規嵌合された状態における要部拡大断面図である。 実施例2のコネクタの嵌合初期の状態における要部拡大断面図である。 さらに嵌合が進んだ状態における要部拡大断面図である。 コネクタが正規嵌合された状態における要部拡大断面図である。 実施例3のコネクタの嵌合初期の状態における要部拡大断面図である。 さらに嵌合が進んだ状態における要部拡大断面図である。 コネクタが正規嵌合された状態における要部拡大断面図である。
本発明の好ましい形態を以下に示す。
前記第1検知端子は、撓み可能な弾性接触片を有し、前記第2検知端子は、前記第2ハウジングに対して固定的に設けられている。これにより、第1検知端子が導電部から非導電部に安定して移行することができる。
前記非導電部は、前記第2検知端子の金属表面を覆う樹脂部からなる。樹脂部によって非導電部が構成されるため、第2検知端子に特別な加工を施す必要がない。
前記非導電部は、前記第2検知端子において前記第1検知端子との接触を回避する形態をなす凹部又は孔部からなる。凹部又は孔部によって非導電部が構成されるため、非導電部のための別部材を用意する必要がない。
<実施例1>
本発明の実施例1を図1〜図4によって説明する。実施例1のコネクタは、互いに嵌合可能な第1、第2ハウジング10、60と、第1ハウジング10に装着される第1端子金具30及び第1検知端子40と、第2ハウジング60に装着される第2端子金具80及び第2検知端子70とを備えている。なお、以下の説明において、前後方向については、第1、第2ハウジング10、60の相互の嵌合面側を前方とし、上下方向については、各図を基準とする。
第2ハウジング60は合成樹脂製であって、図1に示すように、全体として角筒状のフード部61を備えている。フード部61は、プリント回路基板(以下、基板100という)に載置して固定されている。フード部61の上壁の内面には、ロック部62が突設されている。そして、フード部61の奥壁には、後述するように、対をなす第1端子金具30の短絡状態を解除するための解除片63が前方に突出して形成されている。
第2端子金具80は、ピン状をなし、略水平部分と略垂直部分とにより全体として略L字形に屈曲する形態とされている。第2端子金具80の略水平部分は、フード部61内に突出して第1端子金具30に接続され、第2端子金具80の略垂直部分は、フード部61外において基板100のスルーホール(図示せず)に挿通されて信号回路に半田付けして接続される。実施例1の場合、第2端子金具80は、上下方向及び幅方向に複数並列に配置されている。
第2検知端子70は、ピン状をなし、第2端子金具80と同一形状となる略L字形に屈曲する形態とされている。第2検知端子70の略水平部分は、フード部61内に突出して第1検知端子40に接続され、第2検知端子70の略垂直部分は、フード部61外において基板100のスルーホールに挿通されて嵌合検知回路に半田付けして接続される。第2検知端子70は、各第2端子金具80の上方において、幅方向に対をなして配置されている。なお、図1では、第2検知端子70を1つのみ示すものである。
また、図2に示すように、第2検知端子70の略水平部分には、導電部71と非導電部72とが前後方向に並んで設けられている。導電部71は、第2検知端子70の略水平部分の先端側において露出する金属表面によって構成されている。そして、導電部71の先端側には、先端へ向けて次第に縮径するテーパ状の案内部73が形成されている。一方、非導電部72は、導電部71の後方において金属表面を覆う樹脂部74として構成されている。樹脂部74は、フード部61と一体の樹脂材であって、フード部61の奥壁から第2検知端子70の下側の金属表面に沿って延出する薄肉の樹脂層からなる。
第1ハウジング10は合成樹脂製であって、図1に示すように、全体としてブロック状のハウジング本体11を備えている。ハウジング本体11の上方には、ロックアーム12が設けられている。ロックアーム12は、前後方向に延出して前端部を支点として上下方向に撓み変形可能とされている。ロックアーム12の上面にはロック突起13が形成されている。第1、第2ハウジング10、60の嵌合過程では、ロック突起13が第2ハウジング60のロック部62と当接してロックアーム12が撓み変形させられ、第1、第2ハウジング10、60の正規嵌合時には、ロック突起13がロック部62を乗り越えてロックアーム12が弾性復帰するとともに、ロック突起13がロック部62を係止可能に配置され、もって第1、第2ハウジング10、60が嵌合状態に保持される。
ハウジング本体11の内部には、複数のキャビティ14が前後方向に延出して形成されている。各キャビティ14の内壁下面には、撓み可能なランス15が前方に突出して形成されている。各キャビティ14内には後方から第1端子金具30が挿入され、正規挿入された第1端子金具30はランス15によって弾性的に抜け止めされるようになっている。
また、ハウジング本体11にはリテーナ装着部19が凹設され、リテーナ装着部19にはリテーナ90が装着可能とされている。第1端子金具30がランス15によって係止された後、リテーナ装着部19にリテーナ90が正規装着されることにより、第1端子金具30がリテーナ90によって二次的に抜け止めされるようになっている。
第1端子金具30は金属板を曲げ加工等して成形され、図1に示すように、筒状の箱部31と、箱部31の後方に連なるオープンバレル状のバレル部32とを有している。箱部31には、第1、第2ハウジング10、60の正規嵌合時に、第2端子金具80が挿入されて接続される。バレル部32は、電線20の端末部に圧着により接続されている。
各第1端子金具30のうち、上段に位置して幅方向で対をなす第1端子金具30(1つのみ図示)は、第1、第2ハウジング10、60の嵌合前、両第1端子金具30の上方に位置するショート端子38を介して互いに短絡状態に接続されている。図1に示すように、ショート端子38は、両第1端子金具30の箱部31に弾性的に接触する一対の舌片39(1つのみ図示)を有している。第1、第2ハウジング10、60が正規嵌合されると、舌片39と箱部31との間に第2ハウジング60の解除片63が分け入って、両第1端子金具30の短絡状態が解除されるようになっている。
ハウジング本体11の上端部には、検知端子収容部16が形成されている。検知端子収容部16は、前後方向に延出してハウジング本体11の後端に開口する形態とされている。そして、検知端子収容部16には、後方から第1検知端子40が挿入されて収容される。検知端子収容部16の前壁には、図2に示すように、第2検知端子70と対応する位置に、端子挿入孔17が前後方向に貫通して形成されている。また、検知端子収容部16の前壁には、延出部18が後方に延出して形成されている。延出部18の下面は、端子挿入孔17の内壁上面と前後方向に連続している。第1、第2ハウジング10、60の嵌合過程では、端子挿入孔17に第2検知端子70が挿入され、挿入された第2検知端子70の先端部が延出部18の下面に摺動案内されるようになっている(図3及び図4を参照)。
第1検知端子40は金属板を曲げ加工等して成形され、図2に示すように、ほぼ前後方向に沿った平板状の基部41と、基部41の後端から回曲状に折り返されて前方へ延出する幅方向に一対の帯板状の弾性接触片42(1つのみ図示)とを有している。第1検知端子40が検知端子収容部16内に正規挿入されると、基部41の前端が検知端子収容部16の前壁に当て止めされるようになっている。
両弾性接触片42は、基部41に連なる回曲部分を支点として上下方向に撓み変形可能とされている。そして、両弾性接触片42の前端部には、接点部43が形成されている。また、両弾性接触片42の前端部には、接点部43から前端に向けて下向き傾斜する斜面部44が形成されている。
さて、第1検知端子40は、第1、第2ハウジング10、60の嵌合動作によって第2検知端子70と導通可能とされている。そして、第1、第2検知端子40、70同士の導通・非導通状態の切り換えに基づいて、第1、第2ハウジング10、60の嵌合状態を電気的に検知することが可能とされている。以下、かかる嵌合検知動作について具体的に説明する。
第1、第2ハウジング10、60は互いに正対した状態から嵌合される。第1、第2ハウジング10、60の嵌合初期には、図2に示すように、両第2検知端子70の先端部が対応する端子挿入孔17に挿入され、両第2検知端子70の案内部73が検知端子収容部16に収容された第1検知端子40の斜面部44と対向位置する。さらに嵌合が進むと、案内部73が斜面部44を摺動して、弾性接触片42が下方へ撓み変形させられ、且つ、図3に示すように、両第2検知端子70の導電部71に、撓み変形された弾性接触片42の接点部43が摺接する。これにより、第1、第2検知端子40、70同士が導通状態となって、嵌合検知回路が閉じられる。このとき、仮に、第1検知端子40の接点部43と第2検知端子70の導電部71の少なくとも一方に異物が付着していても、嵌合の進行に伴い第1、第2検知端子40、70が互いに摺動することにより、該異物が除去されて、第1、第2検知端子40、70の導通状態が確実に実現される。また、第2検知端子70の先端部に弾性接触片42が下方から弾性的に当接した状態で、第2検知端子70の先端部の上面が延出部18に対し前後方向に沿って当接することにより、弾性接触片42の弾性力が確実に受け止められる。
第1、第2ハウジング10、60が正規嵌合位置に至ると、図4に示すように、両第2検知端子70の樹脂部74が検知端子収容部16内に臨み、両弾性接触片42の接点部43が第2検知端子70の導電部71から樹脂部74に乗り移る。これにより、第1、第2検知端子40、70の導通状態が解除されて、嵌合検知回路が開かれる。この場合、上述したように、第1、第2検知端子40、70間のワイピング作用により嵌合過程で異物が除去されているため、正規嵌合位置においては、嵌合検知回路が閉状態から開状態になるのを明確に検知することができる。一方、第1、第2ハウジング10、60が正規嵌合位置に到達せずに半嵌合位置に留まっていると、接点部43が樹脂部74に移行せずに導電部71への接触状態を維持するため、第1、第2検知端子40、70の導通状態も維持されて、嵌合検知回路が開状態になることはない。したがって、嵌合検知回路が閉状態のままであることにより、第1、第2ハウジング10、60が正規嵌合位置に至っていないことがわかる。
また、第1、第2ハウジング10、60の正規嵌合位置では、ショート端子38による短絡状態が解除片63によって解除されることにより、二重の嵌合検知が実現される。
以上説明したように、実施例1によれば、第1、第2ハウジング10、60の嵌合過程で第1検知端子40が第2検知端子70の導電部71と摺接することにより、ワイピング作用が発揮されて、異物が除去されるため、検知回路が閉状態となることが保障され、且つ、第1、第2ハウジング10、60の正規嵌合時には検知回路が開状態となることが保障される。したがって、嵌合検知の信頼性が高められる。
また、第1検知端子40が撓み可能な弾性接触片42を有し、第2検知端子70が第2ハウジング60に固定的に設けられているため、第1検知端子40の接点部43が導電部71から非導電部72に安定して移行することができる。
さらに、第2検知端子70の金属表面を覆う樹脂部74によって非導電部72が構成されるため、第2検知端子70に孔開け加工等の特別な加工が不要となる。
<実施例2>
図5〜図7は、実施例2を示す。実施例2は、第2検知端子70Aの非導電部72Aの形態が実施例1とは異なる。その他は、実施例1と同様であるため、実施例1と同様の構成には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
非導電部72Aは、導電部71の後方位置にて第2検知端子70Aを板厚方向に貫通する孔部75として構成されている。図5に示すように、孔部75は、第2検知端子70Aの幅方向中央部において、前後方向に長い断面矩形の開口形状を呈している。
図6に示すように、第1、第2ハウジング10、60の嵌合過程では、実施例1と同様、第1検知端子40の両弾性接触片42(1つのみ図示)の接点部43が両第2検知端子70A(1つのみ図示)の案内部73から導電部71にかけて摺動して、接触領域がワイピングしながら第1、第2検知端子40、70が導通状態となる。これにより、嵌合検知回路が閉状態となる。
一方、図7に示すように、第1、第2ハウジング10、60の正規嵌合時には、両弾性接触片42の弾性復帰に伴い、両弾性接触片42の接点部43が上方に変位して孔部75に入り込み、それと同時に第1、第2検知端子40、70の導通状態が解除されて、嵌合検知回路が開状態となる。
実施例2によれば、孔部75によって非導電部72Aが構成されるため、第2ハウジング60と一体の樹脂部74等を省略することが可能となる。
<実施例3>
図8〜図10は、実施例3を示す。実施例3は、第2検知端子70Bの非導電部72Bの形態が実施例1とは異なり、第2検知端子70Bが進入する端子挿入孔17Bの開口径が実施例1と異なる。その他は、実施例1と同様であるため、実施例1と同様の構成には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図8に示すように、第2検知端子70Bにおける導電部71より後方の部分には、導電部71より拡幅された拡幅部77が設けられている。非導電部72Bは、拡幅部77の幅方向中央部を上方に叩き出すことにより、導電部71の後端から後方へ向けて次第に上方に凹み、さらに後方へ向けて一定深さで連なる凹部76として構成されている。端子挿入孔17Bは、凹部76の深さ分、第2検知端子70Bの上下寸法が拡張されるのに起因し、上下方向の開口径が大きくとられている。
図9に示すように、第1、第2ハウジング10、60の嵌合過程では、実施例1、2と同様、第1、第2検知端子40、70Bの相互の摺接によって第1、第2検知端子40、70Bが導通状態となって、嵌合検知回路が閉状態となる。
一方、図10に示すように、第1、第2ハウジング10、60の正規嵌合時には、両弾性接触片42の弾性復帰に伴い、両弾性接触片42の接点部43が上方に変位して凹部76の内側に入り込み、それと同時に第1、第2検知端子40、70Bの導通状態が解除されて、嵌合検知回路が開状態となる。
実施例3によれば、凹部76によって非導電部72Bが構成されるため、実施例2と同様、第2ハウジング60と一体の樹脂部74等を設ける必要がない。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)凹部は、第2検知端子の板厚範囲内に凹み形成されるものであってもよい。
(2)実施例2において、非導電部が導電部と同一幅で連なり、凹部が全幅に亘って折り曲げられて成形されるものであってもよい。
(3)第1検知端子の形状は任意であり、例えば、両弾性接触片は、前端から後方へ向けて延出する形態であって、前端を支点として撓み変形する構成であってもよい。
(4)非導電部は、第2検知端子の金属表面を覆うように装着される非導電性のキャップ等の別部材によって構成されるものであってもよい。
(5)実施例2では、第2検知端子に実施例3の拡幅部に相当するものを設け、この拡幅部に相当するものの幅方向中央部に孔部を設けてもよい。
10…第1ハウジング
20…電線
30…第1端子金具
40…第1検知端子
42…弾性接触片
60…第2ハウジング
70、70A、70B…第2検知端子
71…導電部
72、72A、72B…非導電部
74…樹脂部
75…孔部
76…凹部
80…第2端子金具

Claims (4)

  1. 第1検知端子を装着した第1ハウジングと、
    前記第1ハウジングに嵌合可能とされ、第2検知端子を装着した第2ハウジングとを備えたコネクタであって、
    前記第2検知端子には、嵌合方向に導電部と非導電部とが並んで設けられ、
    前記第1、第2ハウジングが互いに嵌合される過程では、前記第1検知端子が前記第2検知端子の前記導電部と摺接することで検知回路が閉じられ、
    前記第1、第2ハウジングが互いに正規嵌合された場合には、前記第1検知端子が前記第2検知端子の前記非導電部と対応する位置に配置されて前記第1検知端子との接触状態が解除されることで検知回路が開かれるように構成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記第1検知端子は、撓み可能な弾性接触片を有し、前記第2検知端子は、前記第2ハウジングに対して固定的に設けられていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記非導電部は、前記第2検知端子の金属表面を覆う樹脂部からなることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 前記非導電部は、前記第2検知端子において前記第1検知端子との接触を回避する形態をなす凹部又は孔部からなることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
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