JP2014134725A - 画像消去装置、および、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】画像消去装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、画像消去装置は、消去手段と、画像読取手段と、検出手段と、特定パターン形成手段とを有する。消去手段は、特定パターンが形成された用紙に対して消去処理を行う。画像読取手段は、消去手段により消去処理した用紙面の画像を読取る。検出手段は、画像読取手段により読み取った画像に基づいて用紙における消去残りを検出する。特定パターン形成手段は、検出手段により消去残りが検出された用紙に特定パターンを形成する。
【選択図】図2

Description

本実施形態は、画像消去装置および画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置は、所定の消去処理によって消去(消色)可能な画像形成材料を用いて画像を形成するものがある。また、画像形成装置は、複製禁止などの保護が必要な画像(セキュリティ画像)を保護するために、セキュリティ画像とともに電子透かしなどの特定パターンの画像を形成することもある。しかしながら、実際には、消去可能な画像形成材料は、完全に消去しきれずに、消去残りが発生することがある。消去処理によって特定パターンが消去され、セキュリティ画像の一部が複製可能な状態で残った場合、セキュリティ画像の一部が不正に複製できる状態となってしまう。
特開2010−100044号公報
本実施形態によれば、消去可能な画像形成材料で形成された画像を保護することができる画像消去装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
実施形態によれば、画像消去装置は、消去手段と、画像読取手段と、検出手段と、特定パターン形成手段とを有する。消去手段は、特定パターンが形成された用紙に対して消去処理を行う。画像読取手段は、消去手段により消去処理した用紙面の画像を読取る。検出手段は、画像読取手段により読み取った画像に基づいて用紙における消去残りを検出する。特定パターン形成手段は、検出手段により消去残りが検出された用紙に特定パターンを形成する。
図1は、実施形態に係るデジタル複合機の構成例を概略的に示す断面図である。 図2は、実施形態に係るデジタル複合機における制御系の構成例を説明するためのブロック図である。 図3は、実施形態に係るデジタル複合機における消色モードの動作例(画像消去装置の動作例)を説明するためのフローチャートである。 図4は、実施形態に係るデジタル複合機における画像形成モードの動作例(画像形成装置の動作例)を説明するためのフローチャートである。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係るデジタル複合機の構成例を概略的に示す断面図である。本実施形態に係るデジタル複合機(MFP,Multi-Functional Peripheral)は、画像消去装置および画像形成装置として機能する。図1に示すように、デジタル複合機は、スキャナ1、プリンタ2、操作パネル4およびシステム制御部5を有する。
スキャナ1は、原稿の画像を読み取って画像データに変換する装置である。スキャナ1は、たとえば、原稿の読取面における画像を画像データに変換するCCDラインセンサなどにより構成される。スキャナ1は、原稿台ガラスに載置された原稿をスキャンするものであっても良いし、自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)が搬送する原稿の画像を読み取るものであっても良い。スキャナ1は、たとえば、デジタル複合機の本体上部に設置する。スキャナ1は、システム制御部5により制御される。スキャナ1は、原稿の画像データをシステム制御部5へ出力する。
プリンタ2は、画像形成装置、画像消色装置(画像消去装置)、あるいは、消色機能を有する画像形成装置として機能する。プリンタ2は、被画像形成媒体としての用紙に画像を形成する画像形成機能と用紙にプリントされている画像を消色(消去)する画像消色機能とを有する。プリンタ2は、画像形成機能として、画像消色機能により消色可能な画像形成材料としての消色トナー、あるいは、画像消色機能では消色できない画像形成材料としての通常トナーの何れかを選択して画像形成が可能である。また、プリンタ2の画像形成機能としては、消色トナーによる画像形成を行うものであっても良いし、通常トナーで画像形成を行うものであっても良い。
図1に示す構成例において、プリンタ2は、給紙カセット20(20A、20B)を有する。たとえば、各給紙カセット20A、20Bは、デジタル複合機本体の下部に着脱可能な状態で設けられる。これらの給紙カセット20A、20Bは、画像をプリントする被画像形成媒体としての用紙を収納する。給紙カセット20A、20Bは、画像形成機能により画像を形成する新規の用紙(画像消色処理を施す必要がない用紙)だけでなく、画像消色機能により消色可能な画像がプリントされている用紙(画像消色処理を施す必要がある用紙)を収納する。運用形態としては、一方の給紙カセットに新規の用紙を収納し、他方の給紙カセットに消色可能な画像がプリントされている用紙を収納するようにしても良いし、両方(或いは何れか一方)の給紙カセットに新規の用紙と消色可能な画像がプリントされている用紙とが混在して収納されるようにしても良い。
各給紙カセット20A、20Bは、それぞれピックアップローラ21A、21Bを有する。ピックアップローラ21A、21Bは、各給紙カセット20A、20Bから用紙を一枚ずつ取り出す。ピックアップローラ21A、21Bは、取り出した用紙を複数の搬送ローラなどから構成される搬送路(搬送部)22へ供給する。給紙部としての給紙カセット及びピックアップローラは、2つに限定されるものでは無い。たとえば、給紙カセット及びピックアップローラは、1つであっても良いし、3つ以上であっても良い。また、給紙部としては、給紙カセットだけでなく、手差しトレイであっても良い。
搬送部22は、プリンタ2内で用紙を搬送する。搬送部22は、ピックアップローラ21A、21Bにより供給された用紙をスキャナ23の画像読取位置へ搬送する。搬送部22は、スキャナ23の画像読取位置を通過した用紙をレジストローラ24へ搬送する。レジストローラ24は、用紙に画像を形成する場合、画像を転写するタイミングで用紙を転写位置へ搬送する。ただし、用紙に画像を形成しない場合(たとえば、用紙にプリントされている画像を消色する場合、或いは、当該用紙をリジェクトする場合)、レジストローラ24は、搬送部22を構成する1つの搬送ローラとして用紙を搬送する。
スキャナ23は、CCDラインセンサなどにより構成される画像読取部である。スキャナ23は、搬送部22により搬送される用紙面の画像を所定の画像読取位置で読取る。スキャナ23の画像読取位置には、給紙カセット20から給紙した用紙、あるいは、後述するADU31により再供給される用紙などが搬送される。スキャナ23は、給紙カセット20から給紙した用紙面の画像を読取る第2の画像読取手段として機能するとともに、ADU31により再供給される用紙(消去処理後の用紙)面の画像を読取る画像読取手段として機能する。
画像形成部25(25A、25B)、露光部26、中間転写ベルト27、及び、転写部28は、用紙に画像を形成する場合に動作する画像形成手段あるいは特定パターン形成手段として機能するものである。レジストローラ24から搬送される用紙に画像を形成することなく、当該用紙にプリントされている画像を消色する場合(つまり、画像消色機能で動作する場合)、画像形成部25(25A、25B)、露光部26、中間転写ベルト27、及び、転写部28は、転写部28が搬送ローラとして機能する以外、プリントに関る動作を行わないようにして良い。
画像形成部25(25A、25B)は、用紙に転写する画像を形成するものである。たとえば、画像形成部25Aは、消色可能なトナー(消色トナーと称する)で画像を形成する。画像形成部25Bは、消色できないトナー(通常トナーと称する)で画像を形成する。画像形成部25(25A、25B)は、モノクロ画像を形成するものであっても良いし、カラー画像を形成するものであっても良い。たとえば、画像形成部25Aは、カラー画像を構成する各色の消色トナーで画像を形成する複数の画像形成部で構成するようにしても良い。また、画像形成部25Bも、カラー画像を構成する各色の通常トナーで画像を形成する複数の画像形成部で構成するようにしても良い。
露光部26は、レーザ光により各画像形成部25(25A、25B)における像担持体としての感光体ドラムに消色トナーあるいは通常トナーで現像される画像としての静電潜像を形成する。露光部26は、画像データに応じて制御するレーザ光をポリゴンミラーなどの光学系を介して感光体ドラムに照射する。レーザ光が照射された感光体ドラムの表面には、静電潜像が形成される。露光部26は、システム制御部5からの制御信号に応じてレーザ光を制御する。たとえば、露光部26は、レーザ光のパワーをシステム制御部5からの制御信号に応じて制御する。また、露光部26は、レーザ光の発光を制御するためのパルス幅の変調量などもシステム制御部5からの制御信号に応じて制御する。
各画像形成部25(25A、25B)は、それぞれの感光体ドラム上に形成された静電潜像をトナー(消色トナー、通常トナー)で現像することにより可視像としてのトナー像(消色トナー像、通常トナー像)を形成する。中間転写ベルト27は、中間転写体である。各画像形成部25(25A、25B)は、それぞれの感光体ドラム上に形成したトナー像を中間転写ベルト27上に転写(一次転写)する。消色トナー或いは通常トナーによるトナー像の1次転写位置には、転写電流によって制御される転写バイアスが与えられる。各感光体ドラム上のトナー像は、それぞれの一次転写位置で転写バイアスにより中間転写ベルト27に転写される。1次転写処理に用いる転写電流は、それぞれシステム制御部5により制御可能である。
また、各画像形成部25A、25Bは、それぞれ電位センサおよび濃度センサなどのセンサを有する。電位センサは、感光体ドラムの表面電位を検知するセンサである。各画像形成部25A、25Bにおいて、感光体ドラムは、露光部26により露光される前に、表面が帯電チャージャにより帯電される。帯電チャージャは、システム制御部5からの制御信号により帯電条件が変更できる。電位センサは、帯電チャージャにより表面が帯電された後の感光体ドラムにおける表面電位を検知する。濃度センサは、中間転写ベルト27上に転写したトナー像の濃度を検知する。また、濃度センサは、感光体ドラム上に形成したトナー像を検知するものであっても良い。
また、カラー画像を形成する構成である場合、各色用の画像形成部は、それぞれの色(例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の消色トナー或いは通常トナーで現像したトナー像(可視像)を中間転写ベルト27上に重ねて転写する(1次転写する)。これにより、中間転写ベルト27は、各色の消色トナーあるいは通常トナーによるトナー像が重なり合ったカラー画像(消色トナーによるカラー画像あるいは通常トナーによるカラー画像)を保持する。
転写部28は、中間転写ベルト27上のトナー像(消色トナー像或いは通常トナー像)を2次転写位置において用紙に転写する。2次転写位置は、中間転写ベルト27上のトナー像を用紙に転写する位置である。2次転写位置は、支持ローラ28aおよび2次転写ローラ28bが対向する位置である。2次転写位置には、転写電流によって制御される転写バイアスが与えられる。中間転写ベルト27上のトナー像(消色トナー像或いは通常トナー像)は、2次転写位置で転写バイアスにより中間転写ベルト27から用紙に転写される。2次転写処理に用いる転写電流は、システム制御部5により制御可能である。たとえば、システム制御部5は、消色トナー像を転写する場合の転写電流と通常トナー像を転写する場合の転写電流とをそれぞれ制御するようにしても良い。
定着器29は、定着手段としてトナー像を用紙に定着させる定着処理機能(定着部としての機能)と消色手段として用紙上の画像を消色する消色処理機能(消去部としての機能)とを有する。実施形態においては、用紙上の画像は、定着器29が与える熱により消色されるものとする。ただし、画像の消色(消去)処理は、定着器29が熱による消色するものに限定されるものではない。たとえば、消色(消去)処理は、用紙面上から画像形成材料をはぎとることにより画像を消去する消去部により実施されるものであっても良いし、化学的に用紙上の画像形成材料を無色可する材料を塗布する消去部により実施されるものであっても良い。つまり、画像形成装置には、トナー像を定着させる定着部と消色処理の方式に応じた消色部とが設けられるものであれば良い。なお、本実施形態の説明においては、用紙上の画像は熱により消色されるものであり、定着器29が消去部としても機能するものとする。
用紙に画像を形成する場合(プリンタ2が画像形成機能で動作する場合)、レジストローラ24は、中間転写ベルト27上のトナー像(消色トナー像或いは通常トナー像)にタイミングを合わせて用紙を2次転写位置へ搬送する。転写部28は、2次転写位置においてトナー像を転写した用紙を定着器29へ供給する。この場合、定着器29は、トナー像を用紙に定着する定着処理を行う。
また、用紙に形成されている画像(消色トナー像)を消色する場合(プリンタ2が画像消色機能で動作する場合)、レジストローラ24および転写部28は、定着器29が画像消色可能な状態で用紙を搬送する。この場合、定着器29は、用紙に形成されているトナー像(消色トナー像)を消色する消色処理を行う。
定着器29は、用紙にトナー像を定着させたり、用紙上のトナー像を消色させたりするため、用紙に熱を与える構成を有する。図1に示す構成例では、定着器29は、加熱部29aを内蔵したヒートローラ29bとヒートローラ29bに加圧状態で接する加圧ローラ29cとにより構成する。加熱部29aは、温度制御可能なヒータであれば良い。たとえば、加熱部29aは、ハロゲンランプ等のヒータランプで構成しても良いし、誘導加熱(IH)方式のヒータであっても良い。また、加熱部29aは、複数のヒータで構成しても良い。なお、定着器29は、トナー像の用紙に定着させる定着処理用の定着器と消色トナー像を消色させる消色処理用の定着器とをそれぞれ設けた構成であっても良い。
上記のように構成される定着器29は、システム制御部5により定着処理に用いる定着温度あるいは消色処理に用いる消色温度の何れかに制御可能である。ただし、少なくとも消色トナーを用紙に定着させる定着温度と用紙上の消色トナー像を消色させる消色温度とは異なるものとする。また、画像形成(プリント)も消色も不要と判定された用紙は、画像形成処理も消色処理も行わずに定着器29をスルーして排紙部30へ排紙されるものとする。
たとえば、用紙にトナー像を定着させる定着処理を行う場合、システム制御部5は、定着器29を定着温度に制御する。定着温度に制御された定着器29は、転写部28によりトナー像が転写された用紙を加圧しつつ定着温度で加熱する。これにより、定着器29は、用紙にトナー像を定着させる。また、定着器29は、定着処理した用紙を排紙部30あるいは自動両面装置31の何れかへ搬送する。定着器29により定着処理した用紙の裏面にも画像を形成する場合、当該用紙は、一旦排紙部30側へ搬送された後、スイッチバックしてADU31へ搬送される。この場合、ADU31は、スイッチバックにより反転させた用紙を再度レジストローラ24の手前に供給する。
また、用紙に形成されている消色トナー像を消色する消色処理を行う場合、システム制御部5は、定着器29を消色温度に制御する。消色温度に制御された定着器29は、消色トナー像が転写された用紙を加圧しつつ消色温度で加熱する。定着器29は、消色処理した用紙を排紙部30又は自動両面装置(ADU)31の何れかへ搬送できる。ただし、本実施形態においては、定着器29が消色処理された用紙は画像の消色状態を確認するためのスキャナ23の画像読取位置に再供給されるものとする。すなわち、本実施形態では、定着器29は、消色処理した用紙をそのままの状態で(表裏を反転させずに)、ADU31へ搬送する。ADU31は、定着器29が消色処理した用紙を再びスキャナ23の画像読取位置の手前に搬送する。
操作パネル4は、ユーザインターフェースである。操作パネル4は、システム制御部5により制御される。操作パネル4は、ユーザが入力した情報をシステム制御部5へ出力する。ユーザは、操作パネル4において動作モードを指定したり、設定情報などの情報を入力したりする。たとえば、操作パネル4では、給紙カセット20A、20Bに格納している用紙に対して消色処理を実施して排紙部に排紙させる消色動作モードと、消色処理を行った用紙に画像形成する消色画像形成モードと指示できるものとする。
次に、デジタル複合機の制御系の構成について説明する。
図2は、デジタル複合機のシステム制御部5およびプリンタ2における制御系の構成例を概略的に示すブロック図である。
図2に示す構成例において、システム制御部5は、システムCPU(プロセッサ)51、RAM52、ROM53、不揮発性メモリ(NVM)54、HDD55、ページメモリ56、外部インターフェース(I/F)57および画像処理部58を有する。
システムCPU51は、デジタル複合機全体および各部を統括的に制御する。システムCPU51は、プログラムを実行することにより処理を実現するプロセッサである。システムCPU51は、システムバスを介して、装置内の各部に接続する。システムCPU51は、システム制御部5内の各部だけでなく、システムバスを介して、スキャナ1、プリンタ2、操作パネル4なども接続する。システムCPU51は、スキャナ1、プリンタ2、および、操作パネル4との双方向の通信により、各部へ動作指示を出力したり、各部から種々の情報を取得したりする。また、システムCPU51は、装置内の各部に設置した各種のセンサの検知信号および動作状態などを示す情報を入力する。
RAM52は、揮発性のメモリで構成される。RAM52は、ワーキングメモリ、あるいはバッファメモリとして機能する。ROM53は、プログラムおよび制御データなどを記憶する書換え不可の不揮発性メモリである。システムCPU51は、RAM52を使用しながらROM53(或は不揮発性メモリ54、HDD55)に記憶したプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。たとえば、システムCPU51は、プログラムを実行することにより抽出手段および制御手段として機能する。
不揮発性メモリ(NVM)54は、書換え可能な不揮発性メモリである。不揮発性メモリ54は、システムCPU51が実行する制御プログラムおよび制御データを記憶する。また、不揮発性メモリ54は、設定情報、処理条件などを記憶する。ハードディクスドライブ(HDD)55は、大容量の記憶装置である。HDD55は、画像データおよび各種の履歴情報などを記憶する。また、HDD55は、制御プログラムおよび制御データなどを記憶しても良い。また、HDD55は、設定情報および処理条件などを記憶しても良い。
ページメモリ56は、処理の対象とする画像データを展開するためのメモリである。たとえば、スキャナ1が読み取った画像データは、画像処理が施された後、ページメモリ56に格納される。ページメモリ56に格納された画像データは、プリント用の画像処理が施されてプリンタ2へ出力されたり、HDD55に保存されたり、外部インターフェース57を介して外部装置へ送信されたりする。
外部インターフェース(I/F)57は、外部装置と通信するためのインターフェースである。たとえば、外部インターフェース57は、外部装置からのプリント要求に応じたプリントデータを受信する。外部インターフェース57は、外部装置とデータ通知を行うインターフェースであれば良く、たとえば、外部装置にローカルに接続するものであっても良いし、ネットワークを介して通信するためのネットワークインターフェースであっても良い。
画像処理部58は、スキャナ1が読み取った画像を入力画像として処理するスキャナ系の画像処理部、画像データの圧縮或いは伸張を行う圧縮伸長部、および、プリンタ2が用紙にプリントするプリント用の画像データを生成するプリンタ系の画像処理部などの機能を有する。たとえば、スキャナ系の画像処理部(入力画像処理部)としては、シェーディング補正処理、階調変換処理、ライン間補正処理などの機能を有する。
次に、プリンタ2における制御系の構成例について説明する。
図2に示す構成例において、プリンタ2は、制御系統の構成として、プリンタCPU(プロセッサ)61、RAM62、ROM63、不揮発性メモリ(NVM)64、搬送制御部65、スキャナ制御部66、画像判定用RAM67、画像判定部68、露光制御部70、消色トナー像制御部71、通常トナー像制御部72、転写制御部73、定着制御部75、反転制御部76などを有する。
プリンタCPU61は、プリンタ2全体の制御を司る。プリンタCPU61は、プログラムを実行することにより処理を実現するプロセッサである。プリンタCPU61は、システムバスなどを介して、プリンタ2内の各部に接続する。
プリンタCPU61は、システムCPU51からの動作指示に応じて、プリンタ2内の各部へ動作指示を出力したり、各部から取得した種々の情報をシステムCPU51へ通知したりする。
RAM62は、揮発性のメモリで構成される。RAM62は、ワーキングメモリ、あるいはバッファメモリとして機能する。ROM63は、プログラムおよび制御データなどを記憶する書換え不可の不揮発性メモリである。プリンタCPU61は、RAM62を使用しながらROM63(或は不揮発性メモリ64)に記憶したプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。
不揮発性メモリ(NVM)64は、書換え可能な不揮発性のメモリである。たとえば、不揮発性メモリ64は、プリンタCPU61が実行する制御プログラムおよび制御データを記憶する。また、不揮発性メモリ64は、設定情報および処理条件などを記憶するようにしても良い。
搬送制御部65は、ピックアップローラ21及び搬送部22の駆動を制御する。搬送制御部65は、プリンタCPU61からの動作指示に応じてプリンタ2内における搬送部22としての搬送ローラの駆動を制御する。たとえば、プリンタCPU61は、システム制御部5からの画像消色処理あるいは画像形成処理の開始の指示に応じて搬送制御部65へピックアップローラ21および搬送部22による用紙の給紙開始を指示する。
スキャナ制御部66は、スキャナ23の駆動を制御する。スキャナ制御部66は、プリンタCPU61からの動作指示に応じて用紙上の画像を読取る。たとえば、プリンタCPU61は、図示しないセンサによってスキャナ23の画像読取位置に搬送させる用紙を検知した場合にスキャナ制御部66に用紙上の画像読取の開始を指示する。また、スキャナ23が用紙から読取った画像データを保存しておく場合、スキャナ制御部66は、プリンタCPU61などを介してスキャナ23が読み取った画像データをシステム制御部5へ転送する。これにより、スキャナ23が読み取った用紙の画像データは、システム制御部5のHDD55などに保存できる。
また、画像判定用RAM67は、スキャナ23により読み取った用紙上の画像データを格納する。画像判定部68は、画像判定用RAM67に格納された画像データ(用紙上の読取画像)に基づいて用紙における画像の消色状態を判定する。画像判定部68は、用紙における画像の消色状態の判定結果をプリンタCPU61に通知する。なお、画像判定部68は、プリンタCPU61がROM63或いはNVM64に記憶されているプログラムにより実現しても良い。
露光制御部70は、露光部26を制御するものである。露光制御部70は、プリンタCPU61からの動作指示に応じて露光部26により画像形成部25A、25Bの感光体ドラムに静電潜像を形成するための露光制御を行う。たとえば、露光制御部70は、プリンタCPU61に指示される画像データに応じて露光部26が感光体ドラムに照射するレーザ光を制御する。
消色トナー像制御部71は、画像形成部25Aの駆動を制御する。消色トナー像制御部71は、プリンタCPU61からの動作指示に応じて画像形成部25Aの感光体ドラムに形成された静電潜像を消色トナーで現像する制御を行う。通常トナー像制御部72は、画像形成部25Bの駆動を制御する。通常トナー像制御部72は、プリンタCPU61からの動作指示に応じて画像形成部25Bの感光体ドラムに形成された静電潜像を通常トナーで現像する制御を行う。転写制御部73は、転写部28の駆動および転写電流などの制御を行う。転写制御部73は、プリンタCPU61からの動作指示に応じて中間転写ベルト27に転写されたトナー像を転写部28により用紙に転写する制御を行う。
定着制御部75は、定着器29の駆動を制御する。定着制御部75は、プリンタCPU61からの動作指示に応じてヒートローラ29bおよび加圧ローラ29cを駆動させたり、加熱部29aを制御することによりヒートローラ29bの表面温度を所望の温度に制御したりする。たとえば、用紙に消色トナー像を定着させる定着処理を行う場合、定着制御部75は、ヒートローラ29bが消色トナー用の定着温度となるように加熱部29aを制御する。用紙に通常トナー像を定着させる定着処理を行う場合、定着制御部75は、ヒートローラ29bが通常トナー用の定着温度となるように加熱部29aを制御する。また、用紙上の消色トナー像を消色する消色処理を行う場合、定着制御部75は、ヒートローラ29bが消色処理用の温度(消色温度)となるように加熱部29aを制御する。
反転制御部76は、ADU31の駆動を制御する。反転制御部76は、プリンタCPU61からの動作指示に応じて定着器29を通過した用紙をADU31によりスキャナ23の画像読取位置の手前に再供給する制御を行う。たとえば、定着処理後した用紙の裏面に画像を形成する場合(両面プリントを行う場合)、反転制御部76は、定着処理後した用紙を一旦排紙部30側へ搬送した後、スイッチバックさせてADU31に取り込むように駆動制御を行う。これにより、用紙は、面が反転した状態でレジストローラ24の手前(スキャナ23の画像読取位置の手前)に再供給される。また、定着器29で消色処理した用紙における画像の消色状態を確認する場合、反転制御部76は、消色処理した用紙をそのままの状態でADU31に取り込むように駆動制御を行う。これにより、用紙は、面が反転せずにスキャナ23の画像読取位置の手前に再供給される。
次に、上記のように構成されるデジタル複合機の動作について説明する。
ここでは、給紙カセット20には、消色トナーで画像がプリントされている用紙(消色処理の対象となる用紙)と消色処理の対象とならない用紙(新規の用紙、消色済みの用紙、消色できない画像がプリントされている用紙)とが混在した状態で収納されているものとする。
また、デジタル複合機のプリンタ2は、動作モードとして、消色モードと画像形成モードとを有するものとする。消色モードは、カセット20内の用紙に対して消色処理を施して排紙部に排紙する動作モードである。画像形成モードは、カセット20から取り出した用紙に対して必要に応じて消色処理を施し、消色処理を施した用紙(画像を消色した用紙)或いは新規の用紙に画像を形成する動作モードである。
まず、消色モードの動作例について説明する。
図3は、デジタル複合機1における消色モードの動作例を説明するためのフローチャートである。
たとえば、カセット20内の用紙に対して消色処理を行いたい場合、ユーザは、操作パネル4により動作モードとして消色モードを選択し、消色処理の対象となるカセットを選択する。操作パネル4により消色モードとカセットとが選択されると、システムCPU51は、プリンタCPU61に対して動作モードとして消色モードを指示するとともに処理対象とするカセットを指定する。
プリンタCPU61は、システムCPU51から指示に応じて動作モードと処理対象のカセットとを設定する。プリンタCPU61は、動作モードを消色モードに設定し、搬送部22により消色処理の対象とするカセット20から用紙を給紙する(ステップS11)。搬送部22は、給紙した用紙を第2の画像読取手段として機能するスキャナ23による画像読取位置へ搬送する。スキャナ23は、搬送部22により搬送される用紙上の画像を読み取る(ステップS12)。スキャナ23は、読み取った用紙上の画像データを画像判定用RAM67に格納する。画像判定部68は、画像判定用RAM67に格納された画像データに基づいて当該用紙が消色処理すべき用紙であるか否かを判断する(ステップS13)。画像判定部68は、スキャナ23による用紙の読取画像に消色可能な画像データの成分が存在するか否かにより消色処理すべき用紙であるか否かを判断する。画像判定部68は、判定結果として用紙が消色処理すべき用紙であるか否かを示す情報をプリンタCPU61へ通知する。
たとえば、画像判定部68は、用紙の読取画像データに所定量以上のプリントされた画素成分(用紙の下地以外の画素成分)が存在するか否かにより当該用紙が消色処理すべき用紙であるか否かを判断する。また、画像判定部68は、消色トナーで形成された画素が検出できれば、用紙の読取画像に消色トナーで形成された画素成分が存在するか否かにより当該油脂が消色処理すべきであるか否かを判定するようにしても良い。
給紙した用紙が消色処理すべき用紙でないと判断した場合(ステップS13、NO)、画像判定部68は、当該用紙が消色処理すべき用紙でない旨の画像判定結果を示す情報をプリンタCPU61へ通知する。当該用紙が消色処理すべき用紙でない旨の画像判定結果を受けると、プリンタCPU61は、搬送部22により当該用紙を搬送させることにより転写部28および定着器29を通過させて当該用紙を排紙部30へ排紙する(ステップS21)。当該用紙を排紙すると、プリンタCPU61は、処理対象のカセットに次の用紙があれば(ステップS22、YES)、上記ステップS11へ戻って次の用紙を給紙し、処理対象のカセットに次の用紙が無ければ(ステップS22、NO)、消色モードによる処理を終了する。
また、給紙した用紙が消色処理すべき用紙であると判断した場合(ステップS13。YES)、画像判定部68は、さらに、当該用紙に特定パターンがプリントされているか否かを判断する(ステップS14)。たとえば、特定パターンは、不正なコピーを防止するためのパターン画像である。画像判定部68は、用紙の読取画像に特定パターンとしてのパターン画像が存在するか否かにより、当該用紙に特定パターンがプリントされているか否かを判定する。なお、画像判定部68は、消色トナーで形成された画素が検出できれば、用紙の読取画像に消色トナーで形成された特定パターンが存在するか否かを判定するようにしても良い。この場合、画像判定部66は、当該用紙に消色トナーで特定パターンが形成されているか否かを判定するようにしても良い。
当該用紙に特定パターンがプリントされていると判断した場合(ステップS14、YES)、画像判定部68は、当該用紙が特定パターンのプリントされた消色処理すべき用紙である旨の画像判定結果を示す情報をプリンタCPU61へ通知する。当該用紙が特定パターンのプリントされた消色処理すべき用紙である旨の画像判定結果を受けると、プリンタCPU61は、当該用紙に対する情報として特定パターンがプリント済みであることを示す特定パターンのプリント済みフラグをセットし(ステップS15)、定着器29を用紙に形成されている消色トナー像を消色可能な消色温度に制御する(ステップS16)。
また、画像判定部68から特定パターンがプリントされていない消色処理すべき用紙である旨の画像判定結果を受けると、プリンタCPU61は、特定パターンのプリント済みフラグをセットすることなく、定着器29を用紙に形成されている消色トナー像を消色可能な消色温度に制御する(ステップS16)。
定着器29を消色温度に制御すると、プリンタCPU61は、当該用紙に対する消色処理を行う(ステップS17)。消色処理として、プリンタCPU61は、搬送部22により消色温度に制御される定着器29へ当該用紙を搬送させる。定着器29は、当該用紙を加熱部29aにより消色温度に加熱したヒートローラ29bと加圧ローラ29cとで搬送することにより、当該用紙を消色温度で加熱する。プリンタCPU61は、定着器29により消色温度で加熱した用紙(消色処理した用紙)をADU31へ搬送する。ADU31は、消色処理後に搬送されてきた用紙を画像読取手段として機能するスキャナ23の手前に再供給する(ステップS18)。ここで、ADU31は、少なくともスキャナ23の画像読取位置よりも手前の位置に消色処理後の用紙を再供給する。
プリンタCPU61は、ADU31により再供給された用紙を搬送部22により搬送させ、スキャナ23により当該用紙の画像を再度読み取らせる。これにより、スキャナ23は、画像読取位置に搬送されてきた消色処理後の用紙の画像を読み取る(ステップS19)。スキャナ23は、読み取った用紙上の画像データを画像判定用RAM67に格納する。画像判定部68は、画像判定用RAM67に格納された画像データに基づいて再供給された用紙における消色残りが有るか否か(消色トナー像が消色されているか否か)を判断する(ステップS20)。画像判定部68は、画像判定結果として用紙に消色残りがあるか否かを示す情報をプリンタCPU61へ通知する。
再供給された用紙に消色残りがない(消色トナー像が消色されている)と判断した場合(ステップS20、NO)、画像判定部68は、当該用紙に消色残りがない旨の画像判定結果を示す情報をプリンタCPU61へ通知する。当該用紙に消色残りがない旨の画像判定結果を受けると、プリンタCPU61は、搬送部22により当該用紙を搬送させることにより転写部28および定着器29を通過させて当該用紙を排紙部30へ排紙する(ステップS21)。当該用紙を排紙すると、プリンタCPU61は、処理対象のカセットに次の用紙があれば(ステップS22、YES)、上記ステップS11へ戻って次の用紙を給紙し、処理対象のカセットに次の用紙が無ければ(ステップS22、NO)、消色モードによる処理を終了する。
また、再供給した用紙に消色残りがあると判断した場合(ステップS20、YES)、画像判定部68は、当該用紙に消色残りがある旨の画像判定結果を示す情報をプリンタCPU61へ通知する。当該用紙に消色残りがある旨の画像判定結果を受けると、プリンタCPU61は、当該用紙に対して消色処理を再び実施(リトライ)するか否かを判断する(ステップS23)。
当該用紙に対して再び消色処理を実施すると判断した場合(ステップS23、YES)、プリンタCPU61は、ステップS16へ戻り、定着器29を消色温度に制御し、当該用紙に対する消色処理を実行する。この場合、プリンタCPU61は、当該用紙に対して上記ステップS16〜S23の処理を実施する。
また、当該用紙に対して消色処理を実施しないと判断した場合(ステップS23、NO)、プリンタCPU61は、当該用紙に対して特定パターンフラグがセットされている否かを判断する(ステップS24)。当該用紙に対して特定パターンフラグがセットされていると判断した場合(ステップS24、YES)、プリンタCPU61は、定着器29を用紙にトナー(通常トナー或いは消色トナー)を定着させるための定着温度に制御し(ステップS25)、当該用紙に対する特定パターンの画像形成処理を行う(ステップS26)。
当該用紙への特定パターンの画像形成処理として、プリンタCPU61は、画像形成部25および露光部26により転写ベルト27上に特定パターンのトナー像を形成する。ここで、特定パターンは、消色トナーで当該用紙に形成しても良いし、通常トナーで当該用紙に形成しても良い。転写ベルト27上に形成した特定パターンのトナー像は、転写部28で当該用紙に転写される。特定パターンのトナー像が転写された用紙は、定着温度に制御される定着器29により定着処理される。これらの処理により、特定パターンが当該用紙にプリントされる。
すなわち、消色残りがある用紙に対して特定パターンフラグがセットされている場合、プリンタCPU61は、当該用紙に特定パターンをプリントした用紙を排紙部30へ排紙する(ステップS21)。
また、消色残りがある用紙に対して特定パターンフラグがセットされていない場合、つまり、当該用紙に対する特定パターンのプリントが不要である場合(ステップS24、NO)、プリンタCPU61は、搬送部22により当該用紙を搬送させることにより転写部28および定着器29を通過させて当該用紙を排紙部30へ排紙する(ステップS21)。
当該用紙を排紙する場合、プリンタCPU61は、処理対象のカセットに次の用紙があれば(ステップS22、YES)、上記ステップS11へ戻って次の用紙を給紙し、処理対象のカセットに次の用紙が無ければ(ステップS22、NO)、消色モードによる処理を終了する。
以上の消色モードでの処理によれば、画像消去装置としてのデジタル複合機は、給紙した用紙に特定パターンが形成されている否かを判断した後に当該用紙に対して画像を消色する消色処理を実行し、消色処理を施した用紙における消色残りを確認し、消色残り無しが確認された用紙を排紙する。また、画像形成装置は、消色残りの有りが確認され、かつ、消色処理前に特定パターンが形成されていた用紙に対しては特定パターンをプリントして排紙する。
これにより、消色トナーで特定パターンをプリントした用紙が消色処理によって特定パターンのみが消色され、特定パターンとともにプリントされていた特定パターン以外の画像だけが不正に複製されることを防止できる。
次に、画像形成モードの動作例について説明する。
図4は、画像形成モードの動作例を説明するためのフローチャートである。
たとえば、カセット20内の用紙を用いて画像形成処理を行いたい場合、ユーザは、操作パネル4により動作モードとして画像形成モードを選択し、画像形成する用紙が収納されているカセットを選択する。操作パネル4により画像形成モードとカセットとが選択されると、システムCPU51は、プリンタCPU61に対して動作モードとして画像形成モードを指示するとともに処理対象とするカセットを指定する。ここでは、画像形成モードで指定されたカセットには、消色トナーで画像が形成されている用紙が格納(あるいは混在)されているものとする。
プリンタCPU61は、システムCPU51から指示に応じて動作モードを画像形成モードに設定し、搬送部22により指定されたカセット20から用紙を給紙する(ステップS31)。搬送部22は、カセット20から給紙した用紙を第2の画像読取手段として機能するスキャナ23による画像読取位置へ用紙を搬送する。スキャナ23は、搬送部22により搬送される用紙上の画像を読み取る(ステップS32)。スキャナ23は、読み取った用紙上の画像データを画像判定用RAM67に格納する。画像判定部68は、画像判定用RAM67に格納された画像データに基づいて当該用紙が消色処理すべき用紙であるか否かを判断する(ステップS33)。画像判定部68は、スキャナ23による用紙の読取画像に消色可能な画像データの成分が存在するか否かにより消色処理すべき用紙であるか否かを判断する。画像判定部68は、判定結果として用紙が消色処理すべき用紙であるか否かを示す情報をプリンタCPU61へ通知する。
たとえば、画像判定部68は、用紙の読取画像データに所定量以上のプリントされた画素成分(用紙の下地以外の画素成分)が存在するか否かにより当該用紙が消色処理すべき用紙であるか否かを判断する。また、画像判定部68は、消色トナーで形成された画素が検出できれば、用紙の読取画像に消色トナーで形成された画素成分が存在するか否かを判定するようにしても良い。この場合、消色トナー以外で画像データが形成されている用紙は、消色処理すべき用紙でないと判定できる。
給紙した用紙が消色処理すべき用紙でないと判断した場合、つまり、給紙した用紙が新しい用紙あるいは画像消色済みの用紙である場合(ステップS33、NO)、画像判定部68は、当該用紙が消色処理すべき用紙でない旨の画像判定結果を示す情報をプリンタCPU61へ通知する。当該用紙が消色処理すべき用紙でない旨の画像判定結果を受けると、プリンタCPU61は、定着器29を用紙にトナー(通常トナー或いは消色トナー)を定着させるための定着温度に制御し(ステップS41)、当該用紙に対して画像形成処理を実行し(ステップS42)、画像形成した用紙を排紙し(ステップS43)、画像形成処理を終了する。
また、給紙した用紙が消色処理すべき用紙であると判断した場合(ステップS33。YES)、画像判定部68は、さらに、当該用紙に特定パターンがプリントされているか否かを判断する(ステップS34)。たとえば、特定パターンは、不正なコピーを防止するためのパターン画像である。画像判定部68は、用紙の読取画像に特定パターンとしてのパターン画像が存在するか否かにより、当該用紙に特定パターンがプリントされているか否かを判定する。なお、画像判定部68は、消色トナーで形成された画素が検出できれば、用紙の読取画像に消色トナーで形成された特定パターンが存在するか否かを判定するようにしても良い。この場合、画像判定部66は、当該用紙に消色トナーで特定パターンが形成されているか否かを判定するようにすれば良い。
当該用紙に特定パターンがプリントされていると判断した場合(ステップS34、YES)、画像判定部68は、当該用紙が特定パターンのプリントされた消色処理すべき用紙である旨の画像判定結果を示す情報をプリンタCPU61へ通知する。当該用紙が特定パターンのプリントされた消色処理すべき用紙である旨の画像判定結果を受けると、プリンタCPU61は、当該用紙に対する情報として特定パターンがプリント済みであることを示す特定パターンのプリント済みフラグをセットし(ステップS35)、定着部(消去部)29を用紙に形成されている消色トナー像を消色可能な消色温度に制御する(ステップS36)。
また、画像判定部68から特定パターンがプリントされていない消色処理すべき用紙である旨の画像判定結果を受けると、プリンタCPU61は、特定パターンのプリント済みフラグをセットすることなく、定着器29を用紙に形成されている消色トナー像を消色可能な消色温度に制御する(ステップS36)。
定着器29を消色温度に制御すると、プリンタCPU61は、当該用紙に対する消色処理を行う(ステップS37)。消色処理として、プリンタCPU61は、搬送部22により当該用紙を定着器29へ搬送させ、定着器29により当該用紙を消色温度で加熱させる。プリンタCPU61は、定着器29により消色温度で加熱された用紙(消色処理した用紙)をADU31へ搬送される。ADU31は、消色処理後に搬送されてきた用紙を画像読取手段として機能するスキャナ23の手前に再供給する(ステップS38)。ここで、ADU31は、少なくともスキャナ23の画像読取位置よりも手前の位置に消色処理後の用紙を再供給する。
プリンタCPU61は、ADU31により再供給された用紙を搬送部22により搬送させ、スキャナ23により当該用紙の画像を再度読み取らせる。これにより、スキャナ23は、画像読取位置に搬送されてきた消色処理後の用紙の画像を読み取る(ステップS39)。スキャナ23は、読み取った用紙上の画像データを画像判定用RAM67に格納する。画像判定部68は、画像判定用RAM67に格納された画像データに基づいて再供給された用紙における消色残りが有るか否か(消色トナー像が消色されているか否か)を判断する(ステップS40)。画像判定部68は、画像判定結果として用紙に消色残りがあるか否かを示す情報をプリンタCPU61へ通知する。
再供給した用紙に消色残りがない(消色トナー像が消色されている)と判断した場合(ステップS40、NO)、画像判定部68は、当該用紙に消色残りがない旨の画像判定結果を示す情報をプリンタCPU61へ通知する。当該用紙に消色残りがない旨の画像判定結果を受けると、プリンタCPU61は、上記ステップS41へ進み、定着器29を定着温度に制御し(ステップS41)、当該用紙に対して画像形成処理を実行し(ステップS42)、画像形成した用紙を排紙し(ステップS43)、画像形成処理を終了する。
また、再供給した用紙に消色残りがあると判断した場合(ステップS40、YES)、画像判定部68は、当該用紙に消色残りがある旨の画像判定結果を示す情報をプリンタCPU61へ通知する。当該用紙に消色残りがある旨の画像判定結果を受けると、プリンタCPU61は、当該用紙に対して消色処理を再び実施(リトライ)するか否かを判断する(ステップS44)。
当該用紙に対して再び消色処理を実施すると判断した場合(ステップS44、YES)、プリンタCPU61は、ステップS36へ戻り、定着器29を消色温度に制御し、当該用紙に対する消色処理を実行する。この場合、プリンタCPU61は、当該用紙に対して上記ステップS36〜S40の処理を実施する。
また、当該用紙に対して再度の消色処理を実施しないと判断した場合(ステップS44、NO)、プリンタCPU61は、当該用紙に対して特定パターンフラグがセットされている否かを判断する(ステップS45)。当該用紙に対して特定パターンフラグがセットされていると判断した場合(ステップS45、YES)、プリンタCPU61は、定着器29を用紙にトナー(通常トナー或いは消色トナー)を定着させるための定着温度に制御し(ステップS46)、当該用紙に対する特定パターンの画像形成処理を行う(ステップS47)。
当該用紙への特定パターンの画像形成処理として、プリンタCPU61は、特定パターン画像形成部25および露光部26により転写ベルト27上に特定パターンのトナー像を形成する。ここで、特定パターンは、消色トナーで当該用紙に形成しても良いし、通常トナーで当該用紙に形成しても良い。転写ベルト27上に形成した特定パターンのトナー像は、転写部28で当該用紙に転写される。特定パターンのトナー像が転写された用紙は、定着温度に制御される定着器29により定着処理される。これらの処理により、特定パターンが当該用紙にプリントされる。
また、プリンタCPU61は、特定パターンをプリントした用紙を排紙部30へ排紙する(ステップS48)。図4に示す例では、消色残りがあって特定パターンをプリントした用紙は、排紙し、指定されたカセットから次の用紙を給紙して上述した処理を実行するものとする。すなわち、特定パターンをプリントして用紙を排紙する場合、プリンタCPU61は、処理対象のカセットに次の用紙があれば(ステップS49、YES)、上記ステップS11へ戻って次の用紙を給紙し、処理対象のカセットに次の用紙が無ければ(ステップS49、NO)、使用可能な用紙がないことによるエラー処理を実行し(ステップS50)、画像形成処理を終了する。
また、消色残りがある用紙に対して特定パターンフラグがセットされていない場合、つまり、当該用紙に対する特定パターンのプリントが不要である場合(ステップS45、NO)、プリンタCPU61は、搬送部22により当該用紙を搬送させることにより転写部28および定着器29を通過させて当該用紙を排紙部30へ排紙する(ステップS48)。この場合も、プリンタCPU61は、指定のカセットに次の用紙があれば(ステップS49、YES)、上記ステップS31へ戻って次の用紙を給紙し、指定のカセットに次の用紙が無ければ(ステップS49、NO)、エラー処理を実行し(ステップS50)、画像形成処理を終了する。
以上の画像形成モードでの処理によれば、画像形成装置としてのデジタル複合機は、給紙した用紙に特定パターンが形成されている否かを判断した後に当該用紙に対して画像を消色する消色処理を実行し、消色処理を施した用紙における消色残りを確認する。画像形成装置は、消色残りがあないことを確認した場合、あるいは、給紙した用紙が消色処理すべき用紙でないと判断した場合、当該用紙に画像形成処理を実行する。また、画像形成装置は、消色残りが有ることが確認され、かつ、消色処理前に特定パターンが形成されていた用紙に対しては特定パターンをプリントして排紙する。
これにより、消色トナーで特定パターンをプリントした用紙が消色処理によって特定パターンのみが消色された状態で、再利用されることを防止できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…スキャナ、2…プリンタ、4…操作パネル、5…システム制御部、20(20A.20B)…給紙カセット、21(21A.21B)…ピックアップローラ、22…搬送部
23…スキャナ(画像読取手段、第2の画像読取手段)、25(25A、25B)…画像形成部(特定パターン形成手段、画像形成手段)、29…定着器(画像消去手段)、31…ADU(自動両面装置)、51…システムCPU、61…プリンタCPU。

Claims (6)

  1. 画像消去装置において、
    特定パターンが形成された用紙に対して消去処理を行う消去手段と、
    前記消去手段により消去処理した用紙面の画像を読取る画像読取手段と、
    前記画像読取手段により読み取った画像に基づいて前記用紙における消去残りを検出する検出手段と、
    前記検出手段により消去残りが検出された用紙に特定パターンを形成する特定パターン形成手段と、
    を有する画像消去装置。
  2. 前記検出手段は、前記画像読取手段により読み取った画像に基づいて前記用紙に特定パターン以外の画像の一部が複製可能な状態で残っているか否かを検出する、
    前記請求項1に記載の画像消去装置。
  3. さらに、給紙した用紙面の画像を読取る第2の画像読取手段と、
    前記第2の画像読取手段により読み取った画像に基づいて消去処理対象とすべき用紙であるか否かを判断する判断手段と、を有し、
    前記消去手段は、前記判断手段により消去処理の対象とすべきと判断された用紙に対して消去処理を実行する、
    前記請求項1又は2の何れか1項に記載の画像消去装置。
  4. さらに、前記第2の画像読取手段により読み取った画像に基づいて用紙に特定パターンが形成されているか否かを判断する第2の判断手段を有し、
    前記特定パターン形成手段は、前記検出手段により消去残りが検出された用紙のうち前記第2の判断手段により特定パターンを形成されていると判断された用紙に対して特定パターンを形成する、
    前記請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像消去装置。
  5. 画像形成装置において、
    特定パターンが形成された用紙に対して消去処理を行う消去手段と、
    前記消去手段により消去処理した用紙面の画像を読取る画像読取手段と、
    前記画像読取手段により読み取った画像に基づいて前記用紙における消去残りを検出する検出手段と、
    前記検出手段により消去残りが検出されなかった用紙に対して画像を形成する画像形成手段と、
    前記検出手段により消去残りが検出された用紙に特定パターンを形成する特定パターン形成手段と、
    を有する画像形成装置。
  6. さらに、給紙する用紙面の画像を読取る第2の画像読取手段と、
    前記第2の画像読取手段により読み取った画像に基づいて消去処理対象とすべき用紙であるか否かを判断する判断手段と、を有し、
    前記消去手段は、前記判断手段により消去処理の対象とすべきと判断された用紙に対して消去処理を実行し、
    前記画像形成手段は、前記判断手段により消去処理の対象とすべきでないと判断された用紙、あるいは、前記検出手段により消去残りが検出されなかった用紙に対して画像を形成する、
    前記請求項5に記載の画像形成装置。
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