JP2017071167A - 画像形成装置 - Google Patents

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【課題】本発明の実施の形態が解決しようとする課題は、消色可能なトナーで形成された画像の消去残りの多い用紙においても効率的に用紙の再利用を行うことが可能な画像形成装置を提供することである。【解決手段】形成された画像が消去され、用紙の空白領域又は消去残り領域の少なくとも一方を記憶する識別子を有する用紙を載置する第1の載置部を有する給紙部と、用紙に印刷する画像を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶する画像に基づいて画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部が用紙へ画像を形成する位置よりも上流に設けられ、前記給紙部によって給紙された用紙の識別子を読取る読取部と、前記読取部により読取られた識別子をもとに、この用紙の空白領域を判断し、この用紙の空白領域に画像が形成されるように前記記憶部の画像を修正する制御部と、を有する画像形成装置。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、画像形成装置に関する。
画像形成装置の一形態として、用紙上に記録材料、例えば、消色可能トナーを使用して画像を印刷し、加熱により画像を形成するトナーに消色処理を施し、用紙上に印刷した画像を消去するいわゆる画像消去装置を備えたものが知られている。この画像消去装置には、消去前の画像を残すために画像読取をする読取部と、画像を形成するトナーを消色する消色部とを有し、トナーを消色後に消去処理が正常に施されたか否かを判別するために前述の読取部で再度画像読取を行うものが知られている。そして、正常に消去処理が行われていないと判断すると、廃棄用トレイに用紙を搬送する。そのために、用紙に形成された画像を消去する際、用紙の内容を読取部で読取保存し、消去するという一連の動作を実施している。
このような画像消去装置においては、消色可能なトナーを熱によって無色化することで、用紙に形成された画像の消去を行っている。このため、消色すなわち消去処理を繰り返すと用紙に消色可能なトナーが積層され、徐々に用紙に形成された画像が消去されなくなる。この用紙に形成された画像の消色可能なトナーの残りが一定以上になると、用紙を廃棄する判断を画像消去装置は行う。しかしながら、通常横書き原稿が多いため、用紙に形成される画像はページの前側(上側)に偏る場合が多々あり、これにともなって用紙のページ後半は用紙のページ前半に比べて、画像の消去残りが少ない場合がある。
特許第5453504号公報
本発明の実施の形態が解決しようとする課題は、消色可能なトナーで形成された画像の消去残りの多い用紙においても効率的に用紙の再利用を行うことが可能な画像形成装置を提供することである。
そこで上記課題を達成するため、本発明の実施形態では次のような手段を講じている。形成された画像が消去され、用紙の空白領域又は消去残り領域の少なくとも一方を記憶する識別子を有する用紙を載置する第1の載置部を有する給紙部と、用紙に印刷する画像を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶する画像に基づいて画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部が用紙へ画像を形成する位置よりも上流に設けられ、前記給紙部によって給紙された用紙の識別子を読取る読取部と、前記読取部により読取られた識別子をもとに、この用紙の空白領域を判断し、この用紙の空白領域に画像が形成されるように前記記憶部の画像を修正する制御部と、有する画像形成装置である。
本実施の形態における画像形成装置を概略的に示す断面図。 本実施の形態における画像形成装置のブロック図。 本実施の形態における用紙Pの説明図。 本実施の形態における用紙Pの各領域の割合と画像ファイルを概略的に示す説明図。 本実施の形態における定着器と転写部と読取部との関係を概略的に示す説明図。 本実施の形態における画像記憶エリアを概略的に示す説明図。 本実施の形態における画像形成装置の消去ジョブの工程を示すフローチャート。 本実施の形態における修正後の画像記憶エリアを概略的に示す説明図。 本実施の形態における修正前と修正後の画像記憶エリアを概略的に示す説明図。
以下に本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。なお、本実施の形態では画像形成装置としてMFP(Multi−Function Peripherals)を例に挙げて説明をする。
本実施の形態を図1乃至図9を参照して説明する。図1は、実施形態に係るMFP100の構成例を概略的に示す断面図である。図1に示すようにMFP100は、スキャナ部1、プリンタ部2、操作パネル4およびシステム制御部5を有する。
実施の形態における印刷に用いる用紙Pを図3に示す。印刷に用いる用紙Pには、上端部に識別子C、用紙の上部に色材(消色可能トナー)の消色残り領域N、用紙の中間部に空白領域K、更に下部には色材の消色(消去)残り領域Nが形成されている。識別子Cは例えば二次元コードである。この識別子Cには図4(a)に示すように、当該用紙Pの消去残り領域Nと空白領域Kの各領域の割合を記憶する。この識別子Cが記憶する情報は用紙毎によって異なる。また、識別子Cが印字されている上端部を上部とした場合に、二次元コードには、上部から順番に各領域の割合が記憶される。本実施形態では、印刷に用いる用紙Pは上部から順に消去残り領域Nが30%、空白領域Kが50%、消去残り領域Nが20%形成されている。このため、図4(a)に示すように、印刷に用いる用紙Pに付された二次元コードは、この順番に各領域の情報を保持する。なお、この識別子Cは消色装置が消色処理を行う場合に、形成される。この識別子Cは消色可能なトナーで印刷されても、非消色のトナーで印刷されてもよい。
図1に戻り、スキャナ部1は、原稿の画像を読み取って画像データに変換する装置である。スキャナ部1は例えば、MFP100の本体上側に設置される。スキャナ部1は、周知の構成を有し、読取面における原稿の画像を画像データに変換する例えばCCDラインセンサなどにより構成する。スキャナ部1は、原稿台ガラス(図示せず)に載置された原稿をスキャンするものであっても良いし、自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)が搬送する原稿の画像を読み取るものであっても良い。スキャナ部1は、システム制御部5により制御される。
プリンタ部2は、記録媒体としての用紙Pに画像を形成する。本実施の形態では、プリンタ部2は、電子写真方式の画像形成部である。プリンタ部2は、カラーの場合、複数種類(例えば、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)、消色(D))の5種類のトナーを用いて画像を形成する。イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)のトナーは所定の定着温度以上の熱を加えても、消色することができない消色不可能なトナーである。消色トナー(D)は定着温度を超える所定温度以上の加熱によって消色可能なトナーである。消色トナー(D)の色は、例えば濃い青色や黒色である。なお、プリンタ部2による画像の生成を行う周知構成についての詳細は、後述する。
この実施態様で使用する消色トナーは、例えばバインダー樹脂に、色材を含有させてなる。消色可能な色材は、呈色性化合物、顕色剤、消去剤を含む。呈色性化合物は、例えばロイコ染料が挙げられる。顕色剤は、例えばフェノール類が挙げられる。消去剤は、加熱されると呈色性化合物と相溶し、顕色剤と親和性を有さない物質が挙げられる。消色可能な色材は、呈色性化合物と顕色剤との相互作用により発色し、消色温度以上の加熱により呈色性化合物と顕色剤との相互作用が絶たれるため、消色される。
図1に示す構成例において、プリンタ部2は、給紙部として、給紙カセット20(20A、20B、20C)を有する。たとえば、各給紙カセット20A、20B、20Cは、MFP100本体の下部に挿脱可能な状態で設けられる。これらの給紙カセット20A、20B、20Cは、それぞれに設定した種類(例えば、サイズ、紙質)の用紙Pを収容する。また、これら給紙カセット20A、20B、20Cに例えばサイズの異なる用紙Pを収容した後に各サイズを対応する給紙カセットそれぞれに設定することも可能である。各給紙カセット20A、20B、20Cには給紙部センサが設けられている。給紙部センサは、給紙トレイ22に収容されている用紙の収容量を検知する。この給紙部センサは例えば赤外線センサである。他に周知のマイクロスイッチを用いるなど、機械式のセンサも使用可能である。この給紙部センサは検知結果を後述のシステム制御部5へと送信する。また、プリンタ部2は、他の給紙部として、周知の手差しトレイ(図示せず)などを有してもよい。また、本実施形態では給紙カセット20Aには全面が使用可能な用紙が収納され、給紙カセット20Bには、図3に示すような消去残りがある再利用を目的とした用紙Pが収納される。本実施形態においては、給紙カセット20Bが第1の載置部、給紙カセット20Aが第2の載置部とする。
各給紙カセット20A、20B、20Cが収容する用紙Pに関する設定情報などは、不揮発性メモリに記憶される。プリンタ部2は、設定情報に従って印刷処理に使用する用紙Pを収容する給紙カセットを選択する。プリンタ部2は、選択した給紙カセットから給紙した用紙Pに画像を印刷する。なお、プリンタ部2が手差しトレイを有する場合、操作パネル4から入力された手差しトレイにセットされた用紙Pのサイズを前述の不揮発性メモリに記憶すればよい。なお、この不揮発性メモリは後述のHDD55である。
なお、以下の説明において、用紙は給紙部20から排紙部30へと搬送されるため、給紙部20側を用紙搬送方向に対しての上流側とし、排紙部30側を用紙搬送方向に対しての下流側とする。
図1に示す搬送部22は、プリンタ部2内で用紙の搬送路に沿って配置され用紙Pを搬送する。搬送部22は、ピックアップローラ21A、21B、又は21Cにより対応する給紙カセット20A、20B、又は20Cから供給された用紙Pを後述する転写部28よりも上流側に配置されるレジストローラ24へ搬送する。レジストローラ24は、後述する中間転写ベルト27から用紙Pに画像を転写するタイミングで、当該用紙Pを転写位置へ搬送する。
給紙部20からレジストローラ24との間に読取部23が設けられている。より詳細には、この読取部23はレジストローラ24よりも用紙Pの搬送方向の上流側かつ、後述のADU(Automatic Duplex Unit)31による反転経路の合流点よりも下流側に設けられる。この読取部23は例えばCCDカメラである。本実施の形態において、読取部23は用紙P端部に形成されている識別子Cを読取る。
以下に画像形成の詳細について説明する。図1に示す、画像形成部25、露光部26、中間転写ベルト27、及び、転写部28は、画像を形成する周知の画像形成手段として機能する。画像形成部25は、用紙に転写する画像を形成する。図1に示すカラー画像を生成する構成例において、後に詳述するが、画像形成部25Yは、原稿画像が色分解されてイエローに対応する画像をイエローのトナーで形成する。画像形成部25Mは、同様にマゼンタのトナーで対応する画像を形成する。画像形成部25Cは、シアンのトナーで対応する画像を形成する。画像形成部25Kは、ブラックのトナーで対応する画像を形成する。そして、各画像形成部25Y、25M、25C、25Kは、各色のトナー画像を中間転写ベルト27上で重ね合わせて転写する。他方、画像形成部25Dは、消色可能なトナーで、用紙を再利用する場合に使用され、消去可能な原稿画像を形成する。前述のように消色可能なトナーの色は濃い青色や黒色である。従って、画像形成部25Dで形成される画像は、モノクロ(単色)画像である。各画像形成部25Y、25M,25C,25K,25Dは、周知の構成、例えば、感光体ドラム、帯電チャージャ、トナーを含む現像部および除電部等(図1では図示のみ)からなっている。なお、画像形成部25Dは、用紙を再利用する場合のみに使用されるが、使用するトナーのみが異なり、構成および動作が他の画像形成部と同様なので、以下の説明では同時に説明する。
以下に、電子写真方式での画像形成について詳述する。各画像形成部25Y、25M、25C、25K、25Dは、図示しないがそれぞれ電位センサおよび濃度センサなどの周知のセンサを有する。電位センサは、各画像形成部が有する周知の感光体ドラムの表面電位を検知するセンサである。各画像形成部25Y、25M、25C、25K、25Dにおいて、周知の帯電チャージャは、感光体ドラムが後述する露光部26により露光される前に、その表面を帯電する。システム制御部5は、帯電チャージャによる帯電条件が変更できる。電位センサは、帯電チャージャにより表面が帯電された感光体ドラムにおける表面電位を検知する。濃度センサは、後述する中間転写ベルト27上に転写したトナー像の濃度を検知する。また、濃度センサは、感光体ドラム上に形成したトナー像の濃度を検知するものであっても良い。
露光部26は、前述のように各画像形成部25Y、25M、25C、25K、25Dの帯電された感光体ドラム上にレーザ光によりスキャナ部1で取得した原稿画像の静電潜像を形成する。各感光体ドラムに形成する静電潜像は、各色のトナーで現像する画像である。即ち、露光部26は、画像データに応じて制御する各画像形成部に対応したレーザ光をポリゴンミラーなどの光学系を介して各感光体ドラムに照射する。露光部26は、システム制御部5からの制御信号に応じてレーザ光のパワーを制御する。露光部26は、レーザ光の発光を制御するためのパルス幅の変調量などもシステム制御部5からの制御信号に応じて制御する。
前述したように、各画像形成部25Y、25M、25C、25K、25Dは、それぞれの感光体ドラムに形成された静電潜像を現像部による各色のトナーで現像する。各画像形成部25Y、25M、25C、25K、25Dは、感光体ドラム上に可視像としてのトナー像を形成する。中間転写ベルト27は、中間転写体である。前述の消色不可能なトナーでカラー画像を形成する場合には、各画像形成部25Y、25M、25C、25Kは、感光体ドラム上に形成したトナー像を中間転写ベルト27上に転写(1次転写)する。具体的には、各画像形成部25Y、25M、25C、25Kは、1次転写位置(例えば、感光体ドラムと転写ベルトが接する部位)でトナー像に転写バイアスを与える。各画像形成部25Y、25M、25C、25Kは、転写電流によって転写バイアスを制御する。各感光体ドラム上のトナー像は、それぞれの1次転写位置で転写バイアスにより中間転写ベルト27に転写される。システム制御部5は、各画像形成部が1次転写処理に用いる転写電流を制御する。他方、用紙を再利用する場合、即ち、消色可能トナーによりモノクロ画像を形成する場合には、画像形成部25Dにより感光体ドラム上に可視像としてのトナー像を形成する。このトナー像は前述のように中間転写ベルト27に転写される。
転写部28は、前記用紙Pの搬送路に沿って設けられた支持ローラ28aおよび2次転写ローラ28bを有している。転写部28は、中間転写ベルト27上のトナー像を2次転写位置において用紙Pに転写する。2次転写位置は、支持ローラ28aおよび2次転写ローラ28bが中間転写ベルト27を挟んで対向する位置である。転写部28は、2次転写位置のベルト27に転写電流によって制御する転写バイアスを与える。転写部28は、転写バイアスにより中間転写ベルト27上のトナー像を用紙Pに転写する。システム制御部5は、2次転写処理に用いる転写電流を制御する。
上述の転写部28の下流側に配置された定着器29は、トナーを用紙Pに定着させる機能を有する。たとえば、実施形態において、定着器29は、用紙Pに与える熱および圧力により用紙Pにトナー像を定着させる。
図1と図5に示す構成例では、定着器29は、加熱源29aを内蔵したヒートローラ(加熱部)29bと、加圧機構29dによって加圧状態で接する加圧ローラ(加圧部)29cとにより構成する。加熱源29aは、周知の温度制御可能なヒータであれば良い。たとえば、加熱源29aは、ハロゲンランプ等のランプヒータで構成しても良いし、誘導加熱(IH)方式のヒータであっても良い。また、加熱源29aは、複数のヒータで構成しても良い。図5に示すように、定着器29は更にヒートローラ29bの温度を測定するための温度センサ29eを有する。温度センサ29eは測定したヒートローラ29bの温度を後述のシステム制御部5へと送信する。加圧機構29dは加圧ローラ29cをヒートローラ29bへと押圧する。加圧機構29dは弾性部材などによって構成される。加圧機構29dによって加圧ローラ29cがヒートローラ29bへと押圧されていない場合、加圧ローラ29cとヒートローラ29bは離間され、それらの間には隙間が形成される。また、ヒートローラ29bは駆動部29fによって回転駆動する。加圧ローラ29cはヒートローラ29bに押圧された時に、ヒートローラ29bに従動して回転駆動する。なお、図5に示すように、レジストローラ24、転写部28、定着器29はこの順序で搬送方向下流に行くに従って設けられる。
用紙Pにトナー像を定着させる定着処理を行う場合、システム制御部5は、定着器29の温度が所定の定着温度となるよう制御する。定着器29は、転写部28によりトナー像が転写された用紙Pを加圧しつつ定着温度で加熱する。これにより、定着器29は、用紙Pにトナー像を定着させる。定着器29の下流に配置された図示しない周知の分岐機構により、使用者の処理要求に応じて、定着処理した用紙Pを排紙部30あるいはADU31の何れかへ搬送する。
定着器29により定着処理した用紙Pを排紙する場合、当該用紙Pは、排紙部30へ搬出される。また、定着器29により定着処理した用紙Pの裏面にも画像を形成する場合、用紙Pは、一旦排紙部30側へ搬送された後、スイッチバックしてADU31へ搬送される。この場合、ADU31は、スイッチバックにより反転させた用紙Pを再度レジストローラ24と読取部23の上流側に供給する。
操作パネル4は、ユーザインターフェースである。操作パネル4は、周知の各種の入力ボタンとタッチパネル4bを具備する表示部4aとを有する。システム制御部5は、操作パネル4の表示部4aに表示する内容を制御する。また、操作パネル4は、表示部4aのタッチパネル4bあるいは入力ボタンで入力した情報をシステム制御部5へ出力する。また、印刷時には印刷枚数や濃度などの印刷に必要な情報の入力を受け付ける。この情報は印刷情報として後述するRAM54の所定の領域に記憶される。
次に、MFP100の制御系の構成について説明する。図2は本実施の形態のMFP100のブロック図である。システムバス52を介して、CPU(Central Processing Unit)51、ROM(Read Only Memory)53、RAM(Random Access Memory)54、HDD(Hard Disk Drive)55、外部I/F(Interface)56、プリンタ部2、操作パネル4が接続される。CPU51とROM53とRAM54とでシステム制御部5が構成される。
ROM53には、CPU51を動作させるためのプログラムや閾値を予め記憶する。例えば消色可能なトナーや消色不可能なトナーの定着を可能とする定着温度なども記憶している。
RAM54には、CPU51が実行するプログラムを展開するエリアと、プログラムによるデータ処理の作業領域となるワークエリアなどの様々なメモリエリアを動的に形成する。操作パネル4などから入力された印刷枚数や濃度などの情報は印刷情報エリアに記憶する。また、図6に示すように、印刷する画像情報を保存する画像記憶エリアを有する(RAM54の画像記憶エリアが記憶部に相当する)。この画像記憶エリアに記憶する画像情報はトナーを用いて画像を形成する領域である画像領域Iとトナーを用いて画像を形成しない空白領域Kからなる。この画像記憶エリアに記憶する画像情報をもとに、画像形成を行い、中間転写ベルト27に1次転写を行う。この画像記憶エリアに記憶する画像情報は、外部I/F56を通じて外部から送信された印刷原稿、あるはスキャナ部1を通じて取り込んだ用紙Pの画像である。
また、RAM54は図4(b)に示すような画像ファイルを有する。この画像ファイルは、画像記憶エリアに記憶する画像情報において、トナーを用いて画像を形成する領域である画像領域Iとトナーを用いて画像を形成しない空白領域Kの割合を記憶する。さらに、RAM54は印刷ファイルを有する。この印刷ファイルには識別子Cの二次元コードをデコードして取得した用紙Pの画像の消去残り領域と空白領域の情報を記憶する。このため、印刷ファイルに記憶する情報は、図4(a)に示す情報と同様である。
HDD55は、MFP100を動作させるOS(Operating System)がインストールされる。また、前述したように、HDD55の所定の領域には、各給紙カセット20A、20B、20Cに、どのような用紙が収納されているかを記憶している。また、給紙カセット20Bに収納されている画像の消去残りのある用紙Pを使用して印刷するかの閾値である再利用不可能閾値を有する。再利用不可能閾値は、空白領域Kの割合を記憶する。システム制御部5は、RAM54の画像ファイルに記憶する空白領域Kの割合が再利用不可能閾値以上なら、これから印刷する画像は空白領域が多いので給紙カセットBに収納されている消去残りのある用紙Pを用いるよう制御する。逆に、RAM54の画像ファイルに記憶する空白領域Kが再利用不可能閾値以下なら、これから印刷する画像は空白領域が少なく印刷する量が多いと判断し、給紙カセット20Aの画像の消去残りのない用紙Pを使用する。本実施形態においては再利用不可能閾値には20%の値が記憶されているものとする。つまり、これから印刷する画像情報の空白領域Kが20%以下である合、印刷量が多く、画像の消去残りを有する給紙カセット20Bの用紙では1枚で印刷しきれない可能性があるので、給紙カセット20Aから再利用されていない用紙を給紙して印刷する。
外部I/F56は、外部装置と通信するためのインターフェースである。たとえば、外部I/F56は、外部装置、例えばクライアント端末(PC)、
からのプリント要求に応じたプリントデータを受信する。外部I/F56は、外部装置とデータ通信を行うインターフェースであれば良く、たとえば、外部装置にローカルに接続する機器(USBメモリ等)であっても良いし、ネットワークを介して通信するためのネットワークインターフェースであっても良い。
スキャナ部1とプリンタ部2と操作パネル4の構成は前述したので省略する。
以上のような構成を備えるMFP100において、予め設定されているプログラムに基づいて、MFP100は図7に示す印刷ジョブを実行する。
MFP100が印刷ジョブを行う時、給紙部の例えば給紙カセット20Bには既に、図3に示すように識別子Cと空白領域Kと消去残り領域Nを有する用紙Pがセットされているものとする。また、給紙カセット20Aには全面に画像形成可能な用紙Pが収納される。また給紙カセット20Bから給紙する用紙Pには、用紙の上部(前側)30%が消去残り領域Nであり、50%の空白領域Kが続き、最後に20%の消去残り領域が形成されているものとする。図4(a)に示すように、これらの情報は二次元コードである識別子Cに記憶されている。操作者は操作パネル4のスタートキーを押下して、MFP100は印刷ジョブを開始するものとする。また、MFP100はスキャナ1に載置された用紙Pを読み取って、RAM54の画像記憶エリアに図6に示すような、先頭30%が画像領域Iであり、残りが70%に空白領域Kが形成されている画像情報を生成しているものとする。また、HDD55の再利用不可能閾値には20%の値が記憶されているものとする。なお、この印刷ジョブは消色可能なトナーで印刷してもよいし、消色不可能なトナーで印刷してもよい。本実施形態では消色不可能なトナーで印刷するものとする。
システム制御部5は、RAM54の画像記憶エリアに記憶する画像情報から、画像領域Iと空白領域Kの割合を取得して、図4(b)に示すようにRAM54の画像ファイルに記憶する。そして、RAM54の画像ファイルに記憶する空白領域KとHDD55に記憶する再利用不可能閾値との比較を行う。つまり、RAM54の画像ファイルに記憶する空白領域Kが20%以上かを判定する(ACT101)。画像記憶エリアの空白領域Kの割合は、OCR(Optical Character Reader)ソフトを使用、又はマクロ認識又はミクロ認識などの各種処理を行うことによって、画像記憶エリアの画像情報を解析する。解析した画像記憶エリアの画像情報の画像領域Iと空白領域Kの割合はRAM54の画像ファイルに記憶する(ACT101)。
空白領域Kが再利用不可能閾値以下である(これから印刷する画像の印刷量が多い。画像ファイルの空白領域Kが20%以下)である場合(ACT101のNo)、システム制御部5は、ピックアップローラ21Aを駆動させ、第2載置部である給紙カセット20Aから全面に画像形成可能な用紙Pをピックアップして用紙Pの搬送を開始する(ACT110)。そして、この用紙Pへ画像を転写し、印刷を行う(ACT111)。
他方、空白領域Kが再利用不可能閾値以上である(これから印刷する画像の印刷量が少ない。画像ファイルの空白領域Kが20%以上)である場合(ACT101のYes)、システム制御部5は、ピックアップローラ21Bを駆動させ、第1載置部である給紙カセット20Bから、消去残りのある用紙Pをピックアップして用紙Pの搬送を開始する(ACT102)。
システム制御部5は、レジストローラ24へ用紙Pを搬送する過程で、読取部23を用いて、用紙Pに形成された識別子Cを読取る。システム制御部5は、用紙Pをレジストローラ24まで搬送し、待機させる(ACT103)。
システム制御部5は用紙Pに識別子Cがあるかを判断する(ACT104)。これは読取った画像に対してOCRソフトなどを用いて判定する。システム制御部5は用紙Pに識別子Cがないと判断すると(ACT104のYes)、転写部28でRAM54の画像記憶エリアに記憶されている画像を用紙Pに転写し、定着器29により画像が用紙Pに定着され、用紙Pへの印刷を行う(ACT111)。その後、用紙Pは排紙部30にて用紙Pが排紙される(ATC112)。
他方、システム制御部5は用紙Pに識別子Cがあると判断すると(ACT104のNo)、識別子Cの二次元コードをデコードする(ACT105)。このACT105の処理によってシステム制御部5は、前側30%が消去残り領域Nであり、50%の空白領域Kが続き、最後に20%の消去残り領域であるという用紙Pの状態を取得する。取得した情報はRAM54の印刷ファイルに記憶する。
そして、画像ファイルの画像領域Iが、印刷ファイルの空白領域Kに収まるか、つまり「印刷ファイルの空白領域K≧画像ファイルの画像領域I」であるかの判定を行う。換言するなら、画像の消去残りを有する用紙Pへ印刷する内容が1ページ1内に収まるか収まらないかの判定を行う(ACT106)。
「印刷ファイルの空白領域K≧画像ファイルの画像領域I」であるとシステム制御部5は判定するなら(ACT106のYes)、図8に示すように画像記憶エリアに記憶する画像情報を1ページのみ修正する。まず、印刷ファイルから消去残り領域Nと空白領域Kを読出し、画像記憶エリアの印字内容を空白領域Kに印字されるようにする。そして、消去残り領域に該当する箇所を消色不可能な黒トナーでマスキングして、画像記憶エリアに記憶する画像情報を修正する(ACT107)。
続いて、システム制御部5は、画像形成部25、露光部26、中間転写ベルト27、転写部28、レジストローラ24を駆動させ、用紙Pへ画像を転写する。用紙Pへ画像の転写が完了すると、転写が完了した画像情報をRAM54の画像記憶エリアから削除する。その後、用紙Pは定着器29へと搬送され、用紙Pに形成された画像が定着される(ACT111)。そして定着された画像は印刷を終え排紙部30へと排紙される(ACT112)。
他方、「印刷ファイルの空白領域K<画像ファイルの画像領域I」であるとシステム制御部5は判定するなら(ACT106のNo)、RAM54の画像記憶エリアに記憶する画像情報全体を修正する。図9を例に挙げて説明する。修正前は、RAM54の画像記憶エリアに画像領域Iが80%、空白領域Kが20%の画像を記憶すると仮定する。そして、この画像を前述の前側30%が消去残り領域Nであり、50%の空白領域Kが続き、最後に20%の消去残り領域が形成されている用紙Pに印刷しようとする場合、用紙Pの空白領域が50%に対して画像ファイルの画像領域Iは80%であるので空白領域が足らない。この用紙Pには画像領域Iに記載されている画像情報のうち用紙Pの空白領域Kに挿入可能な分を移動させ、挿入不可能な画像情報は2ページ目の画像情報を新たに作成する。2ページ目の画像情報は画像領域Iを100%と仮定して画像情報を作成する。また、前述のACT107と同様に消去残り領域Nには、消色不可能な黒トナーでマスキングを行う(ACT108)。また、画像情報の修正が完了したらRAM54の印刷情報エリアの印刷枚数を1増加させる(ACT109)。そして、システム制御部5は画像形成部25、露光部26、中間転写ベルト27、転写部28、レジストローラ24を駆動させ、1枚目の画像を用紙Pへ転写する。用紙Pへ画像の転写が完了すると、転写が完了した1枚目の画像情報をRAM54の画像記憶エリアから削除する。その後、用紙Pは定着器29へと搬送され、用紙Pに形成された画像が定着される(ACT111)。そして定着された画像は印刷を終え排紙部30へと排紙される(ACT112)。
排紙部30へと用紙Pを排紙した後、システム制御部5はRAM54の画像記憶エリアに印刷すべき画像情報が存在するかを判定する(ACT113)。RAM54の画像記憶エリアに画像情報が存在する場合は(ACT113のNo)、再度ACT101へ戻る。他方、RAM54の画像記憶エリアに画像情報が存在しない場合は(ACT113のYes)、印刷ジョブを終了する。
以上によって、画像の消去処理がされた用紙のまだ使える領域に画像を形成することが可能となるので、従来では廃棄された用紙も効率的に使用することが可能になる。また、印刷量が多い画像に対しては、その印刷量を給紙前に確認することによって全面が使用可能な用紙を給紙するので、1枚で印刷可能な印刷物を2枚で印刷することになる煩わしさを低減できる。
なお、本発明の実施形態では、再利用不可能閾値に空白領域Kの割合を記憶したが、画像ファイルIの割合を記憶してもよい。
なお、本発明の実施形態では、識別子Cに空白領域Kと消去残り領域Nの割合を記憶したが、少なくともどちらか一方を記憶するだけでもよい。空白領域Kがわかれば、残りを消去残り領域Nと判断できるためである。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
5 システム制御部
23 読取部
29 定着器
54 RAM
55 HDD
100 MFP

Claims (5)

  1. 形成された画像が消去され、用紙の空白領域又は消去残り領域の少なくとも一方を記憶する識別子を有する用紙を載置する第1の載置部を有する給紙部と、
    用紙に印刷する画像を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶する画像に基づいて画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部が用紙へ画像を形成する位置よりも上流に設けられ、前記給紙部によって給紙された用紙の識別子を読取る読取部と、
    前記読取部により読取られた識別子をもとに、この用紙の空白領域を判断し、この用紙の空白領域に画像が形成されるように前記記憶部の画像を修正する制御部と、
    を有する画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記読取部により読取られた用紙の識別子をもとに、この用紙の空白領域を判断し、前記記憶部に記憶する画像の印刷領域が用紙の前記空白領域よりも多いと判断する場合、前記記憶部に記憶する画像を複数に分割して修正する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記読取部により読取られた用紙の識別子をもとに、この用紙の消去残り領域を判断し、この消去残り領域にマスキングを行うよう前記記憶部の画像を修正するよう制御する
    請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記給紙部は全面に画像を形成可能な用紙を載置する第2の載置部を更に有し、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶する画像の空白領域をもとに、前記第1の載置部に載置された用紙を給紙するか前記第2の載置部に載置された用紙を給紙するかの判断を行う請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記第2の載置部から用紙が給紙され場合、前記記憶部の画像の修正を行わずに、前記画像形成部にて用紙へ画像に基づく画像を形成する制御を行う請求項4に記載の画像形成装置。
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