JP6296897B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、画像形成装置に関する。
加熱により用紙のトナーに消色処理を施し、用紙上に印刷した画像を消色する消色装置が知られている。この消色装置には、消色前に画像を記憶するために画像読取を行う読取部と、用紙に熱を加えて画像を消色する消色部と、画像消色後に消色が正常に施されたか否かを判別するために前述の読取部で再度画像読取を行うものが知られている。また、画像形成装置で消色可能なトナーを用いて画像を形成する画像形成装置が知られている。これによって用紙に消色可能なトナーで形成された画像を消色装置で消色することが可能である。
このような画像形成装置において、1回目の印刷時も複数回の消色を実施した後の印刷時も、同じ定着温度にてトナーの定着を行っている。複数回の印刷を行うということは、用紙に対してトナーを重ねることになる。同じシートで印刷と消色を繰り返すと、そのシートの物理的または化学的な特性が変化してしまう。
特許第5453504号公報
本発明の実施の形態が解決しようとする課題は、消去可能なトナーにより画像を印刷する場合において、消去装置によって画像を消去した用紙を用いて画像を印刷しても、適切な設定で定着を行える画像形成装置を提供することを目的とする。
そこで上記課題を達成するため、本発明の実施形態では次のような手段を講じている。用紙を搬送する搬送部と、消去可能なトナーで前記用紙に画像を形成する画像形成部と、 前記画像形成部によって前記用紙に形成された画像を定着する定着器と、前記用紙再利用された回数を取得する取得部と、前記取得部が取得した再利用された回数が多いほど、前記定着器の温度を低くするように制御する制御部と、を有する画像形成装置である。
本実施の形態における画像形成装置を概略的に示す断面図。 本実施の形態における画像形成装置のブロック図。 本実施の形態における用紙の説明図。 第1の実施の形態における設定ファイルを示す図。 本実施の形態における印刷回数と定着温度の関係を示すグラフ。 第1の実施の形態における画像形成装置の印刷ジョブの工程を示すフローチャート。 第2の実施の形態における設定ファイルを示す図。 第2の実施の形態における画像形成装置の印刷ジョブの工程を示すフローチャート。
以下に本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。なお、本実施の形態では画像形成装置としてMFP(Multi−Function Peripherals)を例に挙げて説明をする。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態を図1乃至図6を参照して説明する。図1は、実施形態に係るMFP100の構成例を概略的に示す断面図である。図1に示すようにMFP100は、スキャナ部1、プリンタ部2、操作パネル4およびシステム制御部5を有する。
スキャナ部1は、原稿の画像を読み取って画像データに変換する装置である。スキャナ部1は、周知の構成を有し、読取面における原稿の画像を画像データに変換する例えばCCDラインセンサなどにより構成する。スキャナ部1は、原稿台ガラス(図示せず)に載置された原稿をスキャンするものであっても良いし、自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)が搬送する原稿の画像を読み取るものであっても良い。スキャナ部1は、たとえば、MFP100の本体上側に設置する。スキャナ部1は、システム制御部5により制御される。
プリンタ部2は、被画像形成媒体としての用紙に画像を形成する。たとえば、プリンタ部2は、電子写真方式の画像形成装置である。プリンタ部2は、複数種類(例えば、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)、消去(D))の5種類のトナーを用いて画像を形成する。イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)のトナーは所定の温度以上の熱を加えても、消去することができない消去不可能なトナーである。加えて、これら消去不可能なトナーは、例えば融点が約80度以下である、いわゆる低温定着可能なトナーであることが望ましい。消去トナー(D)は所定温度以上の熱によって消去可能なトナーである。消去トナー(D)の色は、濃い青色や黒色である。
なお、消去トナーは例えば所定の温度以上に加熱することにより消色化(無色化)可能なトナーである。消去トナーは、例えばバインダー樹脂に、色材を含有させてなる。消去可能な色材は、呈色性化合物、顕色剤、消去剤を含む。呈色性化合物は、例えばロイコ染料が挙げられる。顕色剤は、例えばフェノール類が挙げられる。消去剤は、加熱されると呈色性化合物と相溶し、顕色剤と親和性を有さない物質が挙げられる。消去可能な色材は、呈色性化合物と顕色剤との相互作用により発色し、消去温度以上の加熱により呈色性化合物と顕色剤との相互作用が絶たれるため、消去する。
図1に示す構成例において、プリンタ部2は、給紙部として、給紙カセット20(20A、20B、20C)を有する。たとえば、各給紙カセット20A、20B、20Cは、MFP100本体の下部に着脱可能な状態で設けられる。これらの給紙カセット20A、20B、20Cは、それぞれに設定した種類(例えば、サイズ、紙質)の用紙を収納する。また、プリンタ部2は、他の給紙部として、手差しトレイ(図示せず)などを有してもよい。給紙カセット20は、画像を印刷する用紙を供給する。
各給紙カセット20A、20B、20Cが収納する用紙に関する情報などの設定情報は、不揮発性メモリに記憶される。プリンタ部2は、設定情報に従って印刷処理に使用する用紙を収納する給紙カセットを選択する。プリンタ部2は、選択した給紙カセットから給紙した用紙に画像をプリントする。なお、プリンタ部2が手差しトレイを有する場合、操作パネル4から入力された手差しトレイにセットされた用紙のサイズを前述の不揮発性メモリに記憶すればよい。
搬送部22は、プリンタ部2内で用紙を搬送する。搬送部22は、ピックアップローラ21A、21B、21Cにより給紙カセット20A,20B,20Cから供給された用紙をレジストローラ24へ搬送する。レジストローラ24は、後述する中間転写ベルト27から用紙に画像を転写するタイミングで、当該用紙を転写位置へ搬送する。
また、給紙部20から中間転写ベルト27の間の搬送部22に読取部23が設けられている(この読取部23が取得部として機能する)。詳細には、この読取部23はレジストローラ24よりも用紙搬送の上流側かつ、後述の自動両面ユニット31(ADU)による反転経路の合流点よりも下流側に設けられる。この読取部23は例えばCCDセンサであり、発光部と受光部とを備える光学式センサなどである。この読取部23は用紙に印字されている印刷回数を読取る(この印刷回数が用紙の再利用に関する情報に相当する)。本実施形態で読取られる用紙は図3に示すように、用紙端部に用紙が再利用された情報として用紙が印刷された回数を表すマークを印字している。黒い横線1つが、1回の印刷回数を表す(つまり図3は、3回印刷されたことを表す)。用紙に印刷された印刷回数は、消去不可能なトナー(例えばブラック(K))で印刷される。これは図示しない消去装置で消去可能なトナーを消去するときに、消去可能なトナーと共に消去されないためである。
画像形成部25、露光部26、中間転写ベルト27、及び、転写部28は、画像を形成する画像形成手段として機能する。画像形成部25は、用紙に転写する画像を形成する。図1に示す構成例において、後に詳述するが、画像形成部25Yは、原稿画像が色分解されてイエローに対応する画像をイエローのトナーで形成する。画像形成部25Mは、同様にマゼンタのトナーで画像を形成する。画像形成部25Cは、シアンのトナーで画像を形成する。画像形成部25Kは、ブラックのトナーで画像を形成する。そして、各画像形成部25Y、25M、25C、25Kは、各色の画像を中間転写ベルト27上で重ね合わせて転写する。他方、画像形成部25Dは、消去可能なトナーで、用紙を再利用する場合に使用され、原稿画像を形成する。前述のように消去可能なトナーの色は濃い青色や黒色である。各画像形成部25Y、25M,25C,25K,25Dは、周知の構成、例えば、感光体ドラム、帯電チャージャ、トナーを含む現像部および除電部等からなっている。
露光部26は、レーザ光により各画像形成部25Y、25M、25C、25K、25Dの感光体ドラム(像坦持体)に周知の方法で静電潜像を形成する。各感光体ドラムに形成する静電潜像は、各色のトナーで現像する画像である。即ち、露光部26は、画像データに応じて制御する各画像形成部に対応したレーザ光をポリゴンミラーなどの光学系を介して各感光体ドラムに照射する。露光部26は、システム制御部5からの制御信号に応じてレーザ光のパワーを制御する。露光部26は、レーザ光の発光を制御するためのパルス幅の変調量などもシステム制御部5からの制御信号に応じて制御する。
前述したように、各画像形成部25Y、25M、25C、25K、25Dは、それぞれの感光体ドラムに形成された静電潜像を現像部による各色のトナーで現像する。各画像形成部25Y、25M、25C、25K、25Dは、感光体ドラム上に可視像としてのトナー像を形成する。中間転写ベルト27は、中間転写体である。前述の消去不可能なトナーで画像を形成する場合には、各画像形成部25Y、25M、25C、25Kは、感光体ドラム上に形成したトナー像を中間転写ベルト27上に転写(一次転写)する。具体的には、各画像形成部25Y、25M、25C、25Kは、1次転写位置でトナー像に転写バイアスを与える。各画像形成部25Y、25M、25C、25Kは、転写電流によって転写バイアスを制御する。各感光体ドラム上のトナー像は、それぞれの一次転写位置で転写バイアスにより中間転写ベルト27に転写される。システム制御部5は、各画像形成部が1次転写処理に用いる転写電流を制御する。他方、用紙を再利用する場合、即ち、消去可能トナーにより画像を形成する場合には、画像形成部25Dにより感光体ドラム上に可視像としてのトナー像を形成する。このトナー像は前述のように中間転写ベルト27に転写される。この時、前述のように、消去不可能なトナーを有する他の画像形成部、例えば、25K(ブラックトナー)により、図3に示す用紙端部に用紙が再利用された情報として用紙が印刷された回数を表すマークを対応する感光体ドラムにトナー像として形成し、同時に中間転写ベルト27に転写する。このようにして、中間転写ベルト27上には、消去可能トナーによる原稿画像と共に用紙の所定位置に印字される再利用回数を表すマークも転写される。
また、各画像形成部25Y、25M、25C、25K、25Dは、それぞれ電位センサおよび濃度センサなどのセンサを有する。電位センサは、感光体ドラムの表面電位を検知するセンサである。各画像形成部25Y、25M、25C、25K、25Dにおいて、帯電チャージャは、感光体ドラムが露光部26により露光される前に、その表面を帯電する。システム制御部5は、帯電チャージャによる帯電条件が変更できる。電位センサは、帯電チャージャにより表面が帯電された感光体ドラムにおける表面電位を検知する。濃度センサは、中間転写ベルト27上に転写したトナー像の濃度を検知する。また、濃度センサは、感光体ドラム上に形成したトナー像の濃度を検知するものであっても良い。
転写部28は、中間転写ベルト27上のトナー像を2次転写位置において用紙に転写する。転写部28は、前記用紙の搬送路に沿って設けられた支持ローラ28aおよび2次転写ローラ28bを有しており、2次転写位置は、支持ローラ28aおよび2次転写ローラ28bが中間転写ベルト27を挟んで対向する位置である。転写部28は、2次転写位置のベルト27に転写電流によって制御する転写バイアスを与える。転写部28は、転写バイアスにより中間転写ベルト27上のトナー像を用紙に転写する。システム制御部5は、2次転写処理に用いる転写電流を制御する
定着器29は、トナーを用紙に定着させる機能を有する。たとえば、実施形態において、定着器29は、用紙に与える熱および圧力により用紙にトナー像を定着させる。
図1に示す構成例では、定着器29は、加熱部29aを内蔵したヒートローラ29bとヒートローラ29bに加熱された定着ベルトに加圧状態で接する加圧ローラ29cとにより構成する。加熱部29aは、温度制御可能なヒータであれば良い。たとえば、加熱部29aは、ハロゲンランプ等のヒータランプで構成しても良いし、誘導加熱(IH)方式のヒータであっても良い。また、加熱部29aは、複数のヒータで構成しても良い。定着器29は更にヒートローラ29bの温度を測定するための温度センサを有する。
用紙にトナー像を定着させる定着処理を行う場合、システム制御部5は、定着器29の温度が定着温度となるよう制御する。定着器29は、転写部28によりトナー像が転写された用紙を加圧しつつ定着温度で加熱する。これにより、定着器29は、用紙にトナー像を定着させる。また、定着器29は、使用者の処理要求に応じて、定着処理した用紙を排紙部30あるいはADU31の何れかへ搬送する。
定着器29の定着温度の制御に関して、用紙を再利用する場合、即ち、消去可能なトナーと消去不可能なトナーとを一緒に定着する場合、定着器29の温度は、用紙にトナー像が定着可能な温度かつ、熱によって消去可能なトナーが消えない温度に制御される。
定着器29により定着処理した用紙を排紙する場合、当該用紙は、排紙部30へ搬出される。また、定着器29により定着処理した用紙の裏面にも画像を形成する場合、用紙は、一旦排紙部30側へ搬送された後、スイッチバックしてADU31へ搬送される。この場合、ADU31は、スイッチバックにより反転させた用紙を再度レジストローラ24と読取部23の上流側に供給する。
なお、用紙を再利用する場合、この定着器29は用紙に印字された印刷回数の値に基づいて、定着温度が設定される。
操作パネル4は、ユーザインターフェースである。操作パネル4は、各種のボタンとタッチパネル4bを具備する表示部4aとを有する。システム制御部5は、操作パネル4の表示部4aに表示する内容を制御する。また、操作パネル4は、表示部4aのタッチパネル4bあるいはボタンに入力した情報をシステム制御部5へ出力する。また、印刷時には印刷枚数や濃度などの印刷に必要な情報の入力を受け付ける。
次に、MFP100の制御系の構成について説明する。図2は本実施の形態のMFP100のブロック図である。システムバス52を介して、CPU(Central Processing Unit)51、ROM(Read Only Memory)53、RAM(Random Access Memory)54、HDD(Hard Disk Drive)55、外部I/F(Interface)56、プリンタ部2、操作パネル4が接続される。また、CPU51とROM53とRAM54とはシステム制御部5を構成する。
ROM53には、CPU51を動作させるためのプログラムや閾値を予め記憶する。例えば消去可能なトナーや消去不可能なトナーの定着を可能とする定着温度なども記憶している。
RAM54には、プログラムによるデータ処理の作業領域となるワークエリアなどの様々なメモリエリアを動的に形成する。例えば、スキャナ部1で読取った画像情報を一時的に保存する一時保存エリアを有する。また、読取部23で読取った印刷回数を記憶する印刷回数記憶エリアを有する。印刷回数記憶エリアはデフォルトで「0」を記憶するものとする。また、用紙に転写されたトナーが、用紙に定着する温度(定着温度)を記憶する温度記憶エリアを有する。温度記憶エリアではデフォルトで消去可能なトナーを定着されるために必要な最も高い温度を記憶する。例えば、定着回数0に対応する95度である。この温度記憶エリアのデフォルト値はROM53又はHDD55などの不揮発性メモリに記憶され、MFP100が起動するたびに読み出して、RAM54に記憶する。
HDD55は、MFP100を動作させるOS(Operating System)がインストールされる。また、HDD55には、図4に示すように定着器29の設定ファイル551を有する。この設定ファイル551は、印刷回数記憶エリアとこの印刷回数記憶エリアに対応する温度エリアを有する。温度エリアに記憶する値は、印刷回数記憶エリアの印刷回数に対応する用紙の定着温度(消去可能なトナーの定着温度)である。システム制御部5は、読取部23で読取った印刷回数をRAM54の印刷回数記憶エリアに一旦保存する。そして、システム制御部5はRAM54の印刷回数記憶エリアに記憶される値を、設定ファイル551から検索し、印刷回数に対応する温度エリアに記憶する値を読み出す。読み出した値はRAM54の温度記憶エリアに記憶する。そして、読み出した値を目標値として定着器29の温度の制御を行う。また、設定ファイル551の印刷回数記憶エリアの最大値が、用紙を消去可能なトナーで印刷可能な回数である。例えば、本実施の形態では、設定ファイル551の印刷回数記憶エリアの最大値は「7」である。読取部23によって読取られた値が「7」より大きいなら、用紙はリサイクルの限界に達したとして、現在のモード(用紙再利用)に関わらず消去不可能なトナーで印刷する。所定回数以上、消去可能なトナーで用紙に印刷を行うと、用紙の劣化によって、ジャムが発生するなど、印刷処理に支障が生じるからである。
なお、図5に示すグラフは、印刷回数と定着温度の関係の実験結果を示す説明図である。縦軸が定着率であり、横軸が定着温度である。そして、印刷1回目、印刷3回目、印刷5回目、印刷7回目の定着温度と定着率を記載している。図5のグラフを参照してわかるように、印刷回数が増えれば増えるほど、定着率が向上する。換言するなら、印刷1回目よりも印刷7回目の方が、低い温度で消去可能なトナーを定着させることが可能である。
外部I/F56は、外部装置と通信するためのインターフェースである。たとえば、外部I/F56は、外部装置、例えばクライアント端末(PC)、
からのプリント要求に応じたプリントデータを受信する。外部I/F56は、外部装置とデータ通信を行うインターフェースであれば良く、たとえば、外部装置にローカルに接続する物(USBメモリ等)であっても良いし、ネットワークを介して通信するためのネットワークインターフェースであっても良い。
スキャナ部1とプリンタ部2と操作パネル4とは前述したので省略する。
以上のような構成を備えるMFP100において、予め設定されているプログラムに基づいて、MFP100は図6に示す印刷ジョブを実行する。
MFP100の印刷ジョブを行う時、スキャナ部1の原稿台ガラスには既にコピーを行う原稿が載置されている。MFP100はこの原稿を読取る。り、今回は、用紙を再利用するため、消去可能なトナーで用紙に画像を印刷するようMFP100を設定したものとする。また、給紙部の例えば給紙カセット20Bには既に印刷を行うために再使用される用紙がセットされているものとする。この給紙カセット20Bにセットされている全ての用紙には、図3に示すように印刷回数が記されているものとする。なお、印刷を行う画像情報は、上記のスキャナ部1により原稿を読み取る他に、クライアント端末としてのPC(Personal Computer)からMFP100にインターフェースを介して入力しても良い。
システム制御部5は操作パネル4によって、入力された印刷情報(コピーを行う枚数、印刷を行う濃度など)の入力を受け、RAM54の所定の領域に記憶する(ACT101)なお、以下の説明では、スキャナ部1による原稿の読取、露光部26および画像形成部25による画像の形成については言及しないが、前述の各部の動作により中間転写ベルト27にトナー画像が一次転写されるものとする。
システム制御部5は、給紙部の給紙カセット20Bから、ピックアップローラ21Bによって用紙をピックアップする。そして、システム制御部5は搬送部22を制御し、レジストローラ24へ用紙を搬送する(ACT102)。
システム制御部5は、レジストローラへ搬送中の用紙に印字されたマーク(印刷回数)を、読取部23を制御して読取る。システム制御部5は読取った印刷回数をRAM54の印刷回数記憶エリアに記憶する(ACT103)。
システム制御部5はRAM54の印刷回数記憶エリアに記憶する印刷回数をキーにして、HDD55の設定ファイル551の印刷回数記憶エリアを検索する。RAM54の印刷回数記憶エリアに記憶する印刷回数が、この設定ファイル551の印刷回数記憶エリアに記憶している最大値以下であるか、システム制御部5が判断を行う(ACT104)。本実施の形態では、設定ファイル551の印刷回数記憶エリアの最大値は「7」であるので、RAM54の印刷回数記憶エリアに記憶する印刷回数が7以下か否かを判断する。
RAM54の印刷回数記憶エリアに記憶する印刷回数がHDD55の設定ファイル551の印刷回数記憶エリアの最大値以下であるとシステム制御部5が判断する場合(ACT104のYes)、システム制御部5はRAM54の印刷回数記憶エリアに記憶する印刷回数を、HDD55の設定ファイル551の印刷回数記憶エリアから検索し、その印刷回数に対応する温度エリアの温度を読み出し、RAM54の温度記憶エリアに記憶する。ここでRAM54の温度記憶エリアに記憶した値が、定着器29の目標温度となる。そして、システム制御部5は加熱部29aを加熱し、RAM54の温度記憶エリアに記憶する温度まで定着器29の温度を上昇させる。定着器29の温度が目標温度になるまで、用紙はレジストローラの手前で待機する。(ACT105)。
加えて、レジストローラの手前で用紙が待機しているときに、システム制御部5はプリンタ部2を制御し、用紙に印刷する画像を作成する。このとき、本実施の形態では、スキャナ部1で読み取った原稿の画像をそのままコピーせず、原稿に印字された印刷回数に1を加える形でマークを生成し、原稿画像に加えて印刷画像を形成する。具体的には、本実施の形態では、図3に示すように印刷回数は3回である。この印刷回数は、前述のACT103で読み取られる。画像形成部25は、スキャナ部1で読み取った画像に、黒い横線を搬送方向に1つ加える形で画像形成する。この場合、前述の様に、原稿の画像は消去可能なトナーで形成され、印刷回数は消去不可能なトナーで形成される(ACT106)。
その後、システム制御部5は定着器29が目標温度に達し、用紙に画像を転写する準備が完了したと判断するなら、レジストローラ24を動作させ用紙を搬送する。そして、システム制御部5は用紙に対して転写部28にて作成した画像の転写を行い、定着器29にて定着を行う。なお、前述したように印刷回数は、低温でも定着可能な低温定着可能なブラック(K)のトナーを使用するので、消去トナー(D)と共に定着可能である。また、ブラック(K)のトナーが低温定着可能なトナーでない場合は、用紙の搬送速度やヒートローラ29bと加圧ローラ29cによる用紙への圧を変更して定着を行う(ACT107)。
他方、RAM54の印刷回数記憶エリアに記憶する印刷回数が、HDD55の設定ファイル551の印刷回数記憶エリアの最大値以下ではないとシステム制御部5が判断する場合(ACT104のNo)、システム制御部5は用紙の再利用回数が限界だと判断する。システム制御部5はROM53から消去不可能なトナーの定着温度を読み出して、RAM54の温度記憶エリアに記憶する。そして、システム制御部5は加熱部29aを加熱し、RAM54の温度記憶エリアに記憶する温度まで定着器29の温度を上昇させる。定着器29の温度が目標温度になるまで、用紙はレジストローラの手前で待機する(ACT109)。
加えて、レジストローラの手前で用紙が待機しているときに、システム制御部5はプリンタ部2を制御し、用紙に印刷する画像を作成する。このとき、印刷を行う用紙は限界に達しているので、もう再利用されることがないよう、システム制御部5は画像形成部25を制御し、消去不可能なトナーで画像形成する。また、原稿に印字された印字回数は、1を加える形ではなく、「END」などの文字を加える形で画像形成を行う(ACT110)。
ACT109の処理の後、システム制御部5は定着器29が目標温度に達し、用紙に画像を転写する準備が完了したと判断するなら、レジストローラ24を動作させ用紙を搬送する。システム制御部5は用紙に対して転写部28にて作成した画像の転写を行い、定着器29にて定着を行う。(ACT107)。
定着器29で定着が完了すると、システム制御部5は搬送部22を制御して用紙を例えば排紙部30へと搬送する(ACT108)。
そして、システム制御部5は全てのジョブを終えたかを、ACT101にてRAM54の所定の領域に記憶した印刷情報を参照して判断する(ACT111)。例えば、まだコピーの残り枚数があると判断すると(ACT111のNo)ACT202に戻る。一方、要求されたコピーの枚数が完了したと判断すると(ACT111のYes)、印刷ジョブを終了する。
以上によって、PCやスキャナ部1などから原稿を印刷する場合、用紙に画像を印刷した回数(再利用回数)によって定着する温度を制御することが可能である。従って、本実施の形態の画像形成装置は、消色されたトナーが残っている用紙を用いて画像を印刷しても適切な温度で定着を行うことが可能となる。更には、図5に示すように、用紙を再利用すればするほど低温でも定着することが可能となり、定着処理時の目標温度を低下させることにより、省電力で環境に配慮した画像形成装置を提供することも可能となる。
(第2の実施の形態)
続いて、第2の実施の形態に関して説明を行う。第1の実施の形態と同様な構成は同一の符号を付してその説明を省略する。第2の実施の形態では、HDD55の設定ファイル551に代わって、第2の設定ファイル552をHDD55に記憶する。図7に示すように、第2の設定ファイル552の印刷回数記憶エリアに記憶する印刷回数は「0回から1回」「2回から3回」のように範囲である。そして印刷回数の各範囲に対応して定着温度を記憶する。
しかして以上のような印刷回数のファイルを備える第2の実施の形態のMFP100は、予め設定されているプログラムに基づいて、図8に示す印刷ジョブを実行する。この第2の実施の形態での印刷ジョブでは、用紙の印刷回数が用紙ごとに入力されず、適宜入力される場合を想定する。用紙の印刷回数が入力されない場合は、RAM54の温度記憶エリアに記憶する値を使用する。なお、本実施形態は、例えば、給紙部にスタックされる用紙は、印刷回数1回、印刷回数3回などの同一の印刷回数の用紙の束が、まとまって投入された場合を想定する。
MFP100の印刷ジョブを行う時、スキャナ1の原稿台ガラスには既にコピーを行う原稿が載置されている。MFP100はこの原稿を読取り、消去可能なトナーで用紙に画像を印刷するようMFP100を設定したものとする。また、給紙部の例えば給紙カセット20Bには既に印刷を行うために再使用される用紙がセットされているものとする。この給紙カセット20Bにセットされている全ての用紙には、図3に示すように印刷回数が記されているものとする。
システム制御部5は操作パネル4によって、入力された印刷情報(コピーを行う枚数、印刷を行う濃度など)の入力を受け、RAM54の所定の領域に記憶する(ACT201)。なお、第1の実施の形態と同様に、以下の説明では、スキャナ1による原稿の読取、露光部26および画像形成部25による画像の形成については言及しないが、前述の各部の動作により中間転写ベルト27にトナー画像が一次転写されるものとする。
システム制御部5は、給紙部の給紙カセット20Bから、ピックアップローラ21Bによって用紙をピックアップする。そして、システム制御部5は搬送部22を制御し、レジストローラ24へ用紙を搬送する(ACT202)。
システム制御部5は、レジストローラへ搬送中の用紙に印字のマーク(印刷回数)を、読取部23を制御して読取りを行う(ACT203)。システム制御部5は用紙からマーク(印刷回数)を読取れたか否かの判定を行う(ACT204)。
システム制御部5は、用紙からマーク(印刷回数)を読取れなかったと判断すると(ACT204のNo)、システム制御部5はRAM54の印刷回数記憶エリアに記憶する印刷回数を、HDD55の第2の設定ファイル552の印刷回数記憶エリアから検索する(ACT206)。
一方、システム制御部5は、用紙からマーク(印刷回数)を読取れたと判断すると(ACT204のYes)、システム制御部5は読取った印刷回数をRAM54の印刷回数記憶エリアに上書き記憶する(ACT205)。
続いて、システム制御部5はRAM54の印刷回数記憶エリアに記憶する印刷回数をキーにして、HDD55の第2の設定ファイル552の印刷回数記憶エリアを検索する。RAM54の印刷回数記憶エリアに記憶する印刷回数が、この第2の設定ファイル552の印刷回数記憶エリアに記憶している値以下であるか、システム制御部5が判断を行う(ACT206)。本実施の形態では、第2の設定ファイル552の印刷回数記憶エリアの最大値は「7」であるので、RAM54の印刷回数記憶エリアに記憶する印刷回数が7以下か否かを判断する。
RAM54の印刷回数記憶エリアに記憶する印刷回数がHDD55の第2の設定ファイル552の印刷回数記憶エリアの最大値以下であるとシステム制御部5が判断する場合(ACT206のYes)、システム制御部5はRAM54の印刷回数記憶エリアに記憶する印刷回数を、HDD55の第2の設定ファイル552の印刷回数記憶エリアから検索し、その印刷回数に対応する温度エリアの温度を読み出し、RAM54の温度記憶エリアに記憶する。ここでRAM54の温度記憶エリアに記憶した値が、定着器29の目標温度となる。他方、この判断結果により、消去可能トナーにより形成された画像が中間転写ベルト27に転写される。そして、システム制御部5は加熱部29aを加熱し、RAM54の温度記憶エリアに記憶する温度まで定着器29の温度を上昇させる。定着器29の温度が目標温度になるまで、用紙はレジストローラの手前で待機する(ACT207)。
加えて、レジストローラの手前で用紙が待機しているときに、システム制御部5はプリンタ部2を制御し、用紙に印刷する画像を作成する。このとき、本実施の形態では、スキャナ部1で読み取った原稿の画像をそのままコピーせず、原稿に印字された印刷回数に1を加える形で図3に示すマーク画像を形成する。具体的には、本実施の形態では、図3に示すように印刷回数は3回である。この印刷回数は、前述のACT103で読み取られる。画像形成部25は、スキャナ部1で読み取った画像に、黒い横線を搬送方向に1つ加える形で画像形成する。つまり、原稿の画像は消去可能なトナーで形成され、印刷回数は消去不可能なトナーで形成される(ACT208)。
システム制御部5は定着器29が目標温度に達し、用紙に画像を転写する準備が完了したと判断するなら、レジストローラ24を動作させ用紙を搬送する。そして、システム制御部5は用紙に対して転写部28にて作成した画像の転写を行い、定着器29にて定着を行う(ACT209)。
他方、RAM54の印刷回数記憶エリアに記憶する印刷回数が、HDD55の第2の設定ファイル552の印刷回数記憶エリアの最大値以下ではないとシステム制御部5が判断する場合(ACT206のNo)、システム制御部5は用紙の再利用回数が限界だと判断する。システム制御部5はROM53から消去不可能なトナーの定着温度を読み出して、RAM54の温度記憶エリアに記憶する。そして、システム制御部5は加熱部29aを加熱し、RAM54の温度記憶エリアに記憶する温度まで定着器29の温度を上昇させる。定着器29の温度が目標温度になるまで、用紙はレジストローラの手前で待機する(ACT210)。
加えて、レジストローラの手前で用紙が待機しているときに、システム制御部5はプリンタ部2を制御し、用紙に印刷する画像を作成する。このとき、印刷を行う用紙は限界に達しているので、もう再利用されることがないよう、システム制御部5は画像形成部25を制御し、消去不可能なトナーで画像形成する。また、原稿に印字された印字回数は、1を加える形ではなく、「END」などの文字を加える形で画像形成を行う(ACT211)。
システム制御部5は定着器29が目標温度に達し、用紙に画像を転写する準備が完了したと判断するなら、レジストローラ24を動作させ用紙を搬送する。そして、システム制御部5は用紙に対して転写部28にて作成した画像の転写を行い、定着器29にて定着を行う(ACT209)。
定着器29で定着が完了すると、システム制御部5は搬送部22を制御して用紙を排紙部30へと搬送する(ACT212)。
そして、システム制御部5は全てのジョブを終えたかを、ACT201にてRAM54の所定の領域に記憶した印刷情報を参照して判断する(ACT213)。例えば、まだコピーの残り枚数があると判断すると(ACT213のNo)ACT202に戻る。一方、要求されたコピーの枚数が完了したと判断すると(ACT213のYes)、第2の実施の形態の印刷ジョブを終了する。
以上によって、PCから文章を印刷する場合、用紙の印刷した回数に応じて定着する温度を制御することが可能である。本実施の形態においても第1の実施の形態と同様に、適切な温度で定着を行うことができるため、省電力で環境に配慮した画像形成装置を提供することが可能となる。
本発明の実施の形態では、用紙が印刷された回数を読取部23にて読取ったが、これに限られるものではない。例えば操作パネル4にて用紙が印刷された回数を入力してもよい。
用紙の再利用に関する情報とは、本実施例では用紙が印刷された回数であるとしたが、これに限られるものではない。例えば、消去装置によって用紙が消去された回数でもよい。また、例えば特開2011−209711号公報に記載されているように、用紙の反射光から用紙が再利用された回数を推測してもよい。
なお、本実施の形態では消去処理の一例として加熱によって画像の色を消す記述をしたが、本実施の形態に記載の消去とは、熱により画像の色を消すものに限定されない。例えば、光の照射によってシート上の画像の色を消す処理であってもよいし、用紙を薬剤につけこんでトナーを剥離させる処理でもよい。消去とは、シートを再利用可能にするために、シート上の画像を見えなくする構成であれば良い。要は、このような処理により、再利用する用紙に画像を印字する場合に、その定着温度が再利用の回数に応じて低下するものであれば適用可能である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
5 システム制御部
23 読取部
29 定着器
54 RAM
55 HDD
100 MFP
551 設定ファイル
552 第2の設定ファイル

Claims (6)

  1. 用紙を搬送する搬送部と、
    消去可能なトナーで前記用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって前記用紙に形成された画像を定着する定着器と、
    前記用紙再利用された回数を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した再利用された回数が多いほど、前記定着器の温度を低くするように制御する制御部と、
    を有する画像形成装置。
  2. 前記定着器の目標温度を記憶する記憶部と、
    前記制御部は、前記取得部が取得した再利用された回数に応じた温度の目標値を前記記憶部に記憶し、この目標値に前記定着器の温度を制御する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記取得部は、前記用紙の再利用された回数を前記用紙毎に取得することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  4. 前記取得部は前記用紙に記された前記用紙の再利用された回数を読取る読取部であり、
    前記読取部は、前記搬送部にて搬送される前記用紙に印字された情報を読取ることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 用紙を搬送する搬送部と、
    消去可能なトナーまたは消去不可能なトナーで前記用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって前記用紙に形成された画像を定着する定着器と、
    前記用紙の再利用に関する情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した再利用に関する情報に応じて、前記定着器の温度を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、消去可能なトナーを用いて前記用紙に画像を形成する指示を受けた場合であって前記用紙の再利用された値が所定値を超えると判断した場合、消去不可能なトナーで前記用紙に画像形成を行うよう前記画像形成部の制御を行う画像形成装置。
  6. 用紙を搬送する搬送部と、
    消去可能なトナーで前記用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって前記用紙に形成された画像を定着する定着器と、
    前記用紙が再利用された回数を取得する取得部と、
    前記用紙が再利用された回数と前記定着器の定着温度とを対応付けた設定ファイルであって前記用紙が再利用された回数の増加に応じて前記定着器の定着温度が低くなるように設定した設定ファイルを記憶する記憶部と、
    前記取得部が取得した前記用紙が再利用された回数に基づいて、前記設定ファイルで対応付けられた定着温度になるよう前記定着器を制御する制御部と、
    を有する画像形成装置。
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