JP2014134210A - シャフト用構造体、雄型部材、及び、雌型部材 - Google Patents

シャフト用構造体、雄型部材、及び、雌型部材 Download PDF

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Kenichiro Aoki
堅一朗 青木
Yoshiharu Kiyohara
好晴 清原
Masuyuki Nakai
勉之 中井
Yoji Ishizaki
洋治 石崎
Yasuhiro Aoki
康弘 青木
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Abstract

【課題】歯打ち音と呼ばれる不快な異音を抑制しつつ、雄型部材と雌型部材との間での摺動抵抗の低減を可能にするシャフト用構造体、雄型部材、及び、雌型部材を提供する。
【解決手段】シャフト用構造体は、動力を伝達可能なシャフトに組み付けられ、雄型部材を、軸方向に摺動可能に雌型部材に挿入して構成されるシャフト用構造体であって、複数の雄歯部と複数の雄歯底部とが外周部に形成された雄型部材と、複数の雌歯部と複数の雌歯底部とが内周部に形成され、雄型部材が挿入される雌型部材と、繊維24を含有したゴム部材23であって、雄型部材の外周部表面を覆うように設けられたゴム部材23と、を備え、ゴム部材23に含有した繊維24の一部24aが、ゴム部材23の外周部23bから外側に向けて突出している。
【選択図】図4

Description

本発明は、各種産業機械で用いられるシャフトに組み付けられるシャフト用構造体、該シャフト用構造体を構成する雄型部材及び雌型部材に関する。
従来、例えば車両のステアリングシャフトに組み込まれる車両ステアリング用伸縮軸として、雄スプライン軸と雌スプライン軸とを備えた伸縮軸が公知となっている(特許文献1の図2参照)。この伸縮軸では、雄スプライン軸の外周面、及び、雌スプライン軸の内周面にスプラインが形成されている。さらに、雄スプライン軸の外周面、及び、雌スプライン軸の内周面の何れか一方には、厚さが0.25[mm]程度の合成樹脂(ナイロン等)からなる樹脂被膜が形成されている。
ところが、上記伸縮軸は、雄スプライン軸の外周面、又は、雌スプライン軸の内周面に形成されたスプラインで寸法精度を出すものであるため、雄スプライン軸と雌スプライン軸との間からは、歯打ち音と呼ばれる不快な異音が発生するという問題があった。
一方、雄スプライン軸と雌スプライン軸との隙間の一部に、ニトリルゴム、シリコンゴム、ウレタンゴム等のゴム材を設けたトルク伝達用継手が公知となっている(特許文献2の図2参照)。この継手は、電動モータの出力軸の先端部に設けたスプライン軸部と、ウォーム軸の基端部に設けたスプライン孔とをスプライン係合させた構造を有している。この継手では、ゴム材によって雄スプライン軸と雌スプライン軸との間のガタが吸収され、雄スプライン軸と雌スプライン軸との間から発生するガタ音(歯打ち音)の抑制が図られている。
特開2008−120250号公報 特開2009−108892号公報
しかしながら、特許文献2に記載されたトルク伝達用継手では、上記のガタ音を抑制することができても、ゴム材を設けることによって、雄スプライン軸と雌スプライン軸との間での摺動抵抗が増加するという問題があった。
そこで、本発明は、歯打ち音と呼ばれる不快な異音を抑制しつつ、雄スプライン軸と雌スプライン軸との間での摺動抵抗の低減を可能にするシャフト用構造体、雄型部材、及び、雌型部材を提供することを目的とする。
(1) 本発明のシャフト用構造体は、動力を伝達可能なシャフトに組み付けられ、雄型部材を、軸方向に摺動可能に雌型部材に挿入して構成されるシャフト用構造体であって、複数の雄歯部と複数の雄歯底部とが外周部に形成された雄型部材と、複数の雌歯部と複数の雌歯底部とが内周部に形成され、前記雄型部材が挿入される雌型部材と、繊維を含有したゴム部材であって、前記雄型部材の前記外周部表面を覆うように設けられたゴム部材と、を備え、前記ゴム部材に含有した前記繊維の一部が、前記ゴム部材の外周部から外側に向けて突出していることを特徴とする。
(2) 本発明の雄型部材は、動力を伝達可能なシャフトに組み付けられ、複数の雌歯部と複数の雌歯底部とが内周部に形成された雌型部材に摺動可能に挿入して構成されるシャフト用構造体に用いられる雄型部材であって、外周部に形成された複数の雄歯部と、外周部に形成された複数の雄歯底部と、繊維を含有したゴム部材であって、前記複数の雄歯部及び前記複数の雄歯底部の外周部表面を覆うように設けられたゴム部材と、を備え、前記ゴム部材に含有した前記繊維の一部が、前記ゴム部材の外周部から外側に向けて突出していることを特徴とする。
上記(1)及び(2)の構成によれば、雄型部材の外周部表面を覆うように設けられたゴム部材に繊維を含有させることで、繊維同士をゴムによって接着し強固にまとめ上げることができるだけでなく、ゴム部材の外周部から外側に向けて突出する繊維の一部によって、雄型部材と雌型部材とが相対的に軸方向に移動する際の摺動抵抗を低減できるとともに、雄型部材と雌型部材との間から生じる歯打ち音を抑制することができる。
(3) 本発明のシャフト用構造体は、動力を伝達可能なシャフトに組み付けられ、雄型部材を、軸方向に摺動可能に雌型部材に挿入して構成されるシャフト用構造体であって、複数の雄歯部と複数の雄歯底部とが外周部に形成された雄型部材と、複数の雌歯部と複数の雌歯底部とが内周部に形成され、前記雄型部材が挿入される雌型部材と、繊維を含有したゴム部材であって、前記雌型部材の前記内周部表面を覆うように設けられたゴム部材と、を備え、前記ゴム部材に含有した前記繊維の一部が、前記ゴム部材の内周部から内側に向けて突出していることを特徴とする。
(4) 本発明の雌型部材は、動力を伝達可能なシャフトに組み付けられ、複数の雄歯部と、複数の雄歯底部とが外周部に形成された雄型部材が摺動可能に挿入されて構成されるシャフト用構造体に用いられる雌型部材であって、内周部に形成された複数の雌歯部と、内周部に形成された複数の雌歯底部と、繊維を含有したゴム部材であって、前記複数の雌歯部及び前記複数の雌歯底部の内周部表面を覆うように設けられたゴム部材と、を備え、前記ゴム部材に含有した前記繊維の一部が、前記ゴム部材の内周部から内側に向けて突出していることを特徴とする。
上記(3)及び(4)の構成によれば、雌型部材の内周部表面を覆うように設けられたゴム部材に繊維を含有させることで、繊維同士をゴムによって接着し強固にまとめ上げることができるだけでなく、ゴム部材の内周部から内側に向けて突出する繊維の一部によって、雄型部材と雌型部材とが相対的に軸方向に移動する際の摺動抵抗を低減できるとともに、雄型部材と雌型部材との間から生じる歯打ち音を抑制することができる。
本発明の第1の実施形態に係るシャフト用構造体を適用した電動パワーステアリング装置の概略構成を示す模式図の一例である。 本発明の第1の実施形態に係るシャフト用構造体の斜視図の一例である。 本発明の第1の実施形態に係るシャフト用構造体の要部の分解斜視図であって、(a)が雄型部材の一例、(b)が雌型部材の一例、(c)が雄型部材の外周部に設けられるゴム部材の一例である。 (a)図3(c)に示すA−A線の矢視断面を拡大した図である。(b)(a)中に太線で示す円で囲んだ部分を拡大した図である。 本発明の第1の実施形態に係る雄型部材の斜視図の一例であって、雄型部材の外周部に接着剤を用いてゴム部材が貼り付けられた一例である。 本発明の第2の実施形態に係るシャフト用構造体を適用した電動パワーステアリング装置の概略構成を示す模式図の一例である。 本発明の第2の実施形態に係るシャフト用構造体の斜視図の一例である。 本発明の第2の実施形態に係るシャフト用構造体の要部の分解斜視図であって、(a)が雄型部材の一例、(b)が雌型部材の一例、(c)が雌型部材の内周部に設けられるゴム部材の一例である。 (a)図8(c)に示すB−B線の矢視断面を拡大した図である。(b)(a)中に太線で示す円で囲んだ部分を拡大した図である。 本発明の第2の実施形態に係る雌型部材の斜視図の一例であって、雌型部材の内周部に接着剤を用いてゴム部材が貼り付けられた一例である。
[第1の実施形態]
以下、図1〜図5を参照しつつ、本発明の第1の実施形態に係るシャフト用構造体(スプライン)、このシャフト用構造体を構成する雄型部材(雄スプライン軸)及び雌型部材(雌スプライン軸)について説明する。
(電動パワーステアリング装置の全体構成)
ここでは、電動パワーステアリング装置の動作説明を兼ねて、各部の構成を説明する。図1に示すように、電動パワーステアリング装置(EPS)1は、操舵部材としてのステアリングホイール2に連結しているステアリングシャフト(シャフト)3と、ステアリングシャフト3の先端部に設けられたピニオンギヤ4及びこのピニオンギヤ4に噛み合うラックギヤ5を有して車両の左右方向に延びる操舵軸としてのラック軸6とを有している。
ラック軸6の両端部にはそれぞれタイロッド7が結合されており、各タイロッド7は対応するナックルアーム(図示せず)を介して対応する車輪8に連結されている。ステアリングホイール2が操作されてステアリングシャフト3が回転されると、この回転がピニオンギヤ4およびラックギヤ5によって、車両の左右方向に沿ってのラック軸6の直線運動に変換される。これにより、車輪8の転舵が達成される。
ステアリングシャフト3は、ステアリングホイール2に連なる入力軸9と、ピニオンギヤ4に連なる出力軸10とに分割されており、これら入、出力軸9,10はトーションバー11を介して同一の軸線上で互いに連結されている。また、トーションバー11を介する入、出力軸9,10間の相対回転変位量により操舵トルクを検出するトルクセンサ12が設けられており、このトルクセンサ12のトルク検出結果は制御部13に与えられる。制御部13では、トルク検出結果及び車速検出結果等に基づいて、ドライバ14を介して操舵補助用の電動モータ15への印加電圧を制御する。そして、電動モータ15の回転軸(図示せず)の回転が、減速機構17を介して減速される。減速機構17の出力回転は変換機構18を介してラック軸6の軸方向移動に変換され、操舵が補助される。本電動パワーステアリング装置1はいわゆるラックアシストタイプである。
(シャフト用構造体の構成)
本実施形態に係るシャフト用構造体20は、例えば、上記のステアリングシャフト3に適用されている。なお、以下において、ステアリングシャフト3を単にシャフト3と略記することがある。
本発明に係るシャフト用構造体20は、動力を伝達可能なシャフト3に組み付けられ、該動力を伝達可能な雄型部材及び雌型部材を軸方向に摺動可能に挿入して構成されるものであって、図2に示すように、金属製の雄型部材21、金属製の雌型部材22、及び、雄型部材21の外周部21c表面を覆うように設けられたゴム部材23を有する。
雄型部材21は、図3(a)に示すように、略円柱状の基軸部21aと、該基軸部21aの一端部から凸状に延びる凸状部21bとを有する。この凸状部21bの外周部21cには、凸状部21bの周方向に沿って所定の隙間を隔てて隣り合う例えば8つの雄歯部21dと、各雄歯部21dの間に形成された例えば8つの雄歯底部21eと、が形成されている。
雌型部材22は、図3(b)に示すように、略円筒状に形成されており、ゴム部材23(図3(c)参照)が外周部21cに覆われた雄型部材21を挿入可能な内周部22aを有する。雌型部材22の内周部22aには、雄型部材21の凸状部21bに形成されている雄歯部21dと同数(本実施形態では8つ)の雌歯部22bが、雌型部材22の周方向に所定の隙間を隔てて形成されている。更に、雌型部材22の内周部22aには、隣り合う各雌歯部22bの間において、雄歯底部21eと同数(本実施形態では8つ)の雌歯底部22cが形成されている。なお、この雌歯底部22cは、軸方向断面が略U字形状となるように形成されている。
ゴム部材23は、例えば、ウレタンゴム、ニトリルゴム、シリコンゴム、フッ素ゴム、アクリルゴム、エチレン−プロピレンゴム、ブチルゴム、イソプレンゴム、塩素化ポリエチレンゴム、エピクロヒドリンゴム、水素化ニトリルゴム、クロロプレンゴム、ポリブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、天然ゴム等を単独で、又はこれらのゴムを各種変性処理したものを使用することができる。これらのゴムは、単独で使用することができるほか、複数種のゴムをブレンドして用いることもできる。また、ゴムには、加硫剤のほか、加硫促進剤、老化防止剤、軟化剤、可塑剤、充填剤、及び、着色剤等の従来からゴムの配合剤として使用していたものを適量配合することができる。さらに、上記ゴムの代わりに、又は上記ゴムとともに、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン、ポリカーボネート、PET樹脂、フッ素樹脂、ポリエチレン、AS樹脂、ABS樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ナイロン、アルキド樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂等の熱可塑性樹脂、又は熱硬化樹脂を用いることもできる。
ゴム部材23は、図3(c)に示すように、雄型部材21の外周部21c(図3(a)参照)と略同形状の内周部23aと、雌型部材22の内周部22a(図3(b)参照)に挿入可能な外周部23bとを有している。本実施形態では、図5に示すように、雄型部材21の外周部21cに、ゴム部材23が接着されている。ここで使用される接着剤は、アクリル樹脂系接着剤、オレフィン系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤、エチレン−酢酸ビニル樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤、塩化ビニル樹脂系接着剤、クロロプレンゴム系接着剤、シアノアクリレート系接着剤、シリコン系接着剤、スチレン−ブタジエンゴム系接着剤、ニトリルゴム系接着剤、ホットメルト接着剤、フェノール樹脂系接着剤、メラミン樹脂系接着剤、ユリア樹脂系接着剤、及びレゾルシノール系接着剤等があり、接着剤を加熱融解した状態にして流動性を付与した上で塗布し冷却することにより硬化・接着する方法、及び、接着剤を加熱することで硬化・接着させる方法等がある。
本実施形態において、ゴム部材23は、雄型部材21の外周部21cの全周にわたって覆われており、例えば図2に示すように、ゴム部材23が接着された雄型部材21は、雌型部材22の端部から軸方向に突き出た先端部分を有している。雄型部材21の先端部分には、シャフト用構造体20の使用状況に応じて適宜加工が施される。
ゴム部材23には、図3(c)に示すように、短繊維24が含有されている。この短繊維24は、アラミド繊維、ナイロン、ウレタン、木綿、絹、麻、アセテート、レーヨン、フッ素を含む繊維、及び、ポリエステル等によって形成可能である。繊維の形状は、例えば短繊維形状又は長繊維形状であってもよい。
図4(a)は、図3(c)に示すA−A線の矢視断面を拡大した図である。図4(b)は、図4(a)中に太線で示す円で囲んだ部分を拡大した図である。図4(b)に示すように、ゴム部材23に含有した短繊維24の一部24aは、ゴム部材23の外周部23bから外側に向けて突出している。なお、図4(b)では、全ての短繊維24についての長手方向がゴム部材23の厚み方向と略同じ方向を向いているが、必ずしも、全ての短繊維24についての長手方向がゴム部材23の厚み方向と略同じ方向を向いている必要はなく、ゴム部材23の面に沿う方向に向いている短繊維が含まれていてもよい。各短繊維24の長手方向における一部24a(ゴム部材23から突出している部分)は、雌型部材22に雄型部材21が挿入された際に、雌型部材22の内周部22aと接触することにより所定の弾性力を内周部22aに付与可能であるとともに、接触する内周部22aに応じて撓むように構成されている。
ここで、シャフト用構造体20の製法の一例としては、金属材料(図示せず)から図3(a),(b)にそれぞれ示された形状を有する雄型部材21及び雌型部材22を切り出す工程、ゴム部材23に短繊維24を含有する工程、雄型部材21の外周部21cにゴム部材23を設ける工程、を順次行うことによる製法を挙げることができる。
また、ゴム部材23の製法としては、以下のような製法を適宜選択することができる。例えば、図3(c)のゴム部材23を成型する場合、まず内周部23a及び外周部23bをそれぞれ成型することができる内型及び外型を用意する。当然のことながら、内型の外周面及び外型の内周面には、それぞれ、内周部23a及び外周部23bに沿った凹凸形状を備えている。そして、この2つの型の間に短繊維を含有したゴムを充填したのち、内型及び外型から充填されたゴムに圧力及び温度を与え、その後、型からゴムを取り外し、内周部23a及び外周部23bが成型されたゴム部材23を得ることができる。
また、図5に示すように、雄型部材21の外周部21cに、ゴム部材23が接着されている場合の製造方法は、上記製造方法の内型をそのまま雄型部材21に置き換え、さらに雄型部材21の金属表面に接着剤を塗ったあと、この雄型部材21と外型との間に短繊維を含有したゴムを充填したのち、外型から圧力及び温度を与え、その後、外型を取り外し、雄型部材21の外周部21cにゴム部材23が接着された図5の部材を得る。
(本発明の第1の実施形態に係るシャフト用構造体の特徴)
上記構成によれば、雄型部材21の外周部21c表面を覆うように設けられたゴム部材23に短繊維24を含有させることで、繊維同士をゴムによって接着し強固にまとめ上げることができるだけでなく、ゴム部材23の外周部23bから外側に向けて突出する短繊維24の一部24aによって、雄型部材21と雌型部材22とが相対的に軸方向に移動する際の摺動抵抗を低減できるとともに、雄型部材21と雌型部材22との間から生じる歯打ち音を抑制することができる。
[第2の実施の形態]
次に、図6〜図10を参照しつつ、本発明の第2の実施形態に係るシャフト用構造体(スプライン)、このシャフト用構造体を構成する雄型部材(雄スプライン軸)及び雌型部材(雌スプライン軸)について説明する。なお、第1実施の形態の部位1〜15,17,18と、本実施の形態の部位101〜115,117,118とは、順に同様のものであるので、詳細な説明を省略することがある。
(電動パワーステアリング装置の全体構成)
図6に示すように、電動パワーステアリング装置(EPS)101は、操舵部材としてのステアリングホイール102に連結しているステアリングシャフト(シャフト)103と、ステアリングシャフト103の先端部に設けられたピニオンギヤ104及びこのピニオンギヤ104に噛み合うラックギヤ105を有して車両の左右方向に延びる操舵軸としてのラック軸106とを有している。
(シャフト用構造体の構成)
本実施形態に係るシャフト用構造体は、例えば、上記のステアリングシャフト103に適用されている。なお、以下において、ステアリングシャフト103を単にシャフト103と略記することがある。
本発明に係るシャフト用構造体120は、動力を伝達可能なシャフト103に組み付けられ、該動力を伝達可能な雄型部材及び雌型部材を軸方向に摺動可能に挿入して構成されるものであって、図7に示すように、金属製の雄型部材121、金属製の雌型部材122、及び、雌型部材122の内周部122a表面を覆うように設けられたゴム部材123を有する。
雄型部材121は、図8(a)に示すように、略円柱状の基軸部121aと、該基軸部121aの一端部から凸状に延びる凸状部121bとを有する。この凸状部121bの外周部121cには、凸状部121bの周方向に沿って所定の隙間を隔てて隣り合う例えば8つの雄歯部121dと、各雄歯部121dの間に形成された例えば8つの雄歯底部121eと、が形成されている。凸状部121bの外周部121cは、ゴム部材123(図8(c)参照)で内周部122aが覆われた雌型部材122へ挿入可能に構成されている。
雌型部材122は、図8(b)に示すように、略円筒状に形成されている。雌型部材122の内周部122aには、雄型部材121の凸状部121bに形成されている雄歯部121dと同数(本実施形態では8つ)の雌歯部122bが、雌型部材122の周方向に所定の隙間を隔てて形成されている。更に、雌型部材122の内周部122aには、隣り合う各雌歯部122bの間において、雄歯底部121eと同数(本実施形態では8つ)の雌歯底部122cが形成されている。なお、この雌歯底部122cは、軸方向断面が略U字形状となるように形成されている。
ゴム部材123は、第1の実施形態のゴム部材23と同様の材料を用いて形成可能である。
ゴム部材123は、図8(c)に示すように、雄型部材121の外周部121c(図8(a)参照)を挿入可能な内周部123aと、雌型部材122の内周部122a(図8(b)参照)と略同形状の外周部123bとを有している。本実施形態では、図10に示すように、雌型部材122の内周部122aに、ゴム部材123が接着されている。ここで使用される接着剤は、第1の実施形態で例示したものを使用することができる。
本実施形態において、ゴム部材123は、雌型部材122の内周部122aの全周にわたって覆われており、例えば図7に示すように、雄型部材121は、雌型部材122の端部から軸方向に突き出た先端部分を有している。雄型部材121の先端部分には、シャフト用構造体120の使用状況に応じて適宜加工が施される。
ゴム部材123には、図8(c)に示すように、短繊維124が含有されている。この短繊維124は、第1の実施形態の短繊維24と同様の材料を用いて形成可能である。
図9(a)は、図8(c)に示すB−B線の矢視断面を拡大した図である。図9(b)は、図9(a)中に太線で示す円で囲んだ部分を拡大した図である。図9(b)に示すように、ゴム部材123に含有した短繊維124の一部124aは、ゴム部材123の内周部123aから内側に向けて突出している。なお、図9(b)では、全ての短繊維124についての長手方向がゴム部材123の厚み方向と略同じ方向を向いているが、必ずしも、全ての短繊維124についての長手方向がゴム部材123の厚み方向と略同じ方向を向いている必要はなく、ゴム部材123の面に沿う方向に向いている短繊維が含まれていてもよい。各短繊維124の長手方向における一部124a(ゴム部材123から突出している部分)は、雌型部材122に雄型部材121が挿入された際に、雄型部材121の外周部121cと接触することにより所定の弾性力を外周部121cに付与可能であるとともに、接触する外周部121cに応じて撓むように構成されている。
ここで、シャフト用構造体120の製法の一例としては、金属材料(図示せず)から図8(a),(b)にそれぞれ示された形状を有する雄型部材121及び雌型部材122を切り出す工程、ゴム部材123に短繊維124を含有する工程、雌型部材122の内周部122aにゴム部材123を設ける工程、を順次行うことによる製法を挙げることができる。
また、ゴム部材123の製法としては、第1の実施形態のゴム部材23と同様の製法を用いることができる。
また、図10に示すように、雌型部材122の内周部122aに、ゴム部材123が接着されている場合の製造方法は、上記製造方法の内型をそのまま雌型部材122に置き換え、さらに雌型部材122の金属表面に接着剤を塗ったあと、この雌型部材122と外型との間に短繊維を含有したゴムを充填したのち、外型から圧力及び温度を与え、その後、外型を取り外し、雌型部材122の内周部122aにゴム部材123が接着された図10の部材を得る。
(本発明の第2の実施形態に係るシャフト用構造体の特徴)
上記構成によれば、雌型部材122の内周部122a表面を覆うように設けられたゴム部材123に短繊維124を含有させることで、繊維同士をゴムによって接着し強固にまとめ上げることができるだけでなく、ゴム部材123の内周部123aから内側に向けて突出する短繊維124の一部124aによって、雄型部材121と雌型部材122とが相対的に軸方向に移動する際の摺動抵抗を低減できるとともに、雄型部材121と雌型部材122との間から生じる歯打ち音を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記各実施形態では、本実施形態に係るシャフト用構造体を車両用のステアリングシャフト3,103に適用する例について述べたが、本発明はこれに限定されず、各種産業機械で用いられるシャフトに適用できる。
なお、上記第1実施形態では、ゴム部材23で雄型部材21の外周部21cの全周を覆う例について述べた。しかし、本発明の作用効果を奏することができる範囲内であれば、必ずしも、ゴム部材23で外周部21cの全周を覆う必要はなく、ゴム部材23で外周部21cの一部分を覆ってもよい。同様に、上記第2実施形態では、ゴム部材123で雌型部材122の内周部122aの全周を覆う例について述べたが、本発明の作用効果を奏することができる範囲内であれば、ゴム部材123で内周部122aの一部分を覆ってもよい。
なお、上記第1実施形態では、雄型部材21の外周部21cにゴム部材23を接着する例について述べた。しかし、本発明の作用効果を奏することができる範囲内であれば、必ずしも、雄型部材21の外周部21cにゴム部材23を接着する必要はなく、ゴム部材23を雄型部材21と雌型部材22との間に介在する中間層として形成してもよい。同様に、上記第2実施形態では、雌型部材122の内周部122aにゴム部材123が接着を接着する例について述べたが、本発明の作用効果を奏することができる範囲内であれば、必ずしも、雌型部材122の内周部122aにゴム部材123を接着する必要はなく、ゴム部材123を雄型部材121と雌型部材122との間に介在する中間層として形成してもよい。
1、101 電動パワーステアリング装置
2、102 ステアリングホイール
3、103 ステアリングシャフト(シャフト)
4、104 ピニオンギヤ
5、105 ラックギヤ
6、106 ラック軸
7、107 タイロッド
8、108 車輪
9、109 入力軸
10、110 出力軸
11、111 トーションバー
12、112 トルクセンサ
13、113 制御部
14、114 ドライバ
15、115 電動モータ
17、117 減速機構
18、118 変換機構
20、120 シャフト用構造体
21、121 雄型部材
21a、121a 基軸部
21b、121b 凸状部
21c、23b、121c、123b 外周部
21d、121d 雄歯部
21e、121e 雄歯底部
22、122 雌型部材
22a、23a、122a、123a 内周部
22b、122b 雌歯部
22c、122c 雌歯底部
23、123 ゴム部材
24、124 短繊維(繊維)
24a、124a 一部

Claims (4)

  1. 動力を伝達可能なシャフトに組み付けられ、雄型部材を、軸方向に摺動可能に雌型部材に挿入して構成されるシャフト用構造体であって、
    複数の雄歯部と複数の雄歯底部とが外周部に形成された雄型部材と、
    複数の雌歯部と複数の雌歯底部とが内周部に形成され、前記雄型部材が挿入される雌型部材と、
    繊維を含有したゴム部材であって、前記雄型部材の前記外周部表面を覆うように設けられたゴム部材と、
    を備え、
    前記ゴム部材に含有した前記繊維の一部が、
    前記ゴム部材の外周部から外側に向けて突出している
    ことを特徴とするシャフト用構造体。
  2. 動力を伝達可能なシャフトに組み付けられ、複数の雌歯部と複数の雌歯底部とが内周部に形成された雌型部材に摺動可能に挿入して構成されるシャフト用構造体に用いられる雄型部材であって、
    外周部に形成された複数の雄歯部と、
    外周部に形成された複数の雄歯底部と、
    繊維を含有したゴム部材であって、前記複数の雄歯部及び前記複数の雄歯底部の外周部表面を覆うように設けられたゴム部材と、
    を備え、
    前記ゴム部材に含有した前記繊維の一部が、
    前記ゴム部材の外周部から外側に向けて突出している
    ことを特徴とする雄型部材。
  3. 動力を伝達可能なシャフトに組み付けられ、雄型部材を、軸方向に摺動可能に雌型部材に挿入して構成されるシャフト用構造体であって、
    複数の雄歯部と複数の雄歯底部とが外周部に形成された雄型部材と、
    複数の雌歯部と複数の雌歯底部とが内周部に形成され、前記雄型部材が挿入される雌型部材と、
    繊維を含有したゴム部材であって、前記雌型部材の前記内周部表面を覆うように設けられたゴム部材と、
    を備え、
    前記ゴム部材に含有した前記繊維の一部が、
    前記ゴム部材の内周部から内側に向けて突出している
    ことを特徴とするシャフト用構造体。
  4. 動力を伝達可能なシャフトに組み付けられ、複数の雄歯部と、複数の雄歯底部とが外周部に形成された雄型部材が摺動可能に挿入されて構成されるシャフト用構造体に用いられる雌型部材であって、
    内周部に形成された複数の雌歯部と、
    内周部に形成された複数の雌歯底部と、
    繊維を含有したゴム部材であって、前記複数の雌歯部及び前記複数の雌歯底部の内周部表面を覆うように設けられたゴム部材と、
    を備え、
    前記ゴム部材に含有した前記繊維の一部が、
    前記ゴム部材の内周部から内側に向けて突出している
    ことを特徴とする雌型部材。
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