JP2014133494A5 - 可動式ホーム柵 - Google Patents

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この発明は、例えばプラットホーム上に設置される可動式ホーム柵に関するものである。
本発明は、上記のような問題点を解決するものであり、レール案内体と係合するレール体に歪があっても、可動扉の移動をスムーズに行なうことができ、しかもレール案内体の損傷を極力抑えることができるものである。
請求項1に記載の可動式ホーム柵は、レール体と、レール体に係合して可動扉を摺動可能に支持する第1及び第2のレール案内体と、第1のレール案内体に設けられ、レール体の傾きに応じて回動可能な第1のベアリングと、第2のレール案内体に設けられ、レール体の傾きに応じて第1のベアリングとは異なる方向に回動可能な第2のベアリングと、を備えるものである。
また、請求項2に記載の可動式ホーム柵は、可動扉と、可動扉を収納可能に設けられた戸袋と、戸袋内に設けられたレール体と、可動扉に設けられ、レール体に係合して可動扉を摺動可能に支持する第1及び第2のレール案内体と、第1のレール案内体に設けられ、レール体の傾きに応じて回動可能な第1のベアリングと、第2のレール案内体に設けられ、レール体の傾きに応じて第1のベアリングとは異なる方向に回動可能な第2のベアリングと、を備えるものである。
また、請求項3に記載の可動式ホーム柵は、可動扉と、可動扉を収納可能に設けられた戸袋と、可動扉に設けられたレール体と、戸袋内に設けられ、レール体に係合して可動扉を摺動可能に支持する第1及び第2のレール案内体と、第1のレール案内体に設けられ、レール体の傾きに応じて回動可能な第1のベアリングと、第2のレール案内体に設けられ、レール体の傾きに応じて第1のベアリングとは異なる方向に回動可能な第2のベアリングと、を備えるものである。
この発明によれば、レール案内体と係合するレール体に歪があっても、可動扉の移動をスムーズに行なうことができ、しかもレール案内体の損傷を極力抑えることができる
この発明の実施の形態1に係る可動式ホーム柵を示す正面図である。 実施の形態1に係る可動式ホーム柵の要部を示す正面図である。 実施の形態1に係るリニアガイドベアリングおよびその支持部を示す正面図である。 実施の形態1に係るリニアガイドベアリングおよびその支持部を示す側面図である。 実施の形態1に係るベアリング支持体を示す斜視図である。 実施の形態1に係るリニアガイドベアリングの動作を説明する図である。 実施の形態1に係るリニアガイドベアリングの動作を説明する略線図である。 実施の形態1に係るリニアガイドベアリングの動作を説明する図である。 実施の形態1に係る別の形のリニアガイドベアリングおよびその支持部を示す正面図(a)および平面図(b)である。 実施の形態1に係るさらに別の形のリニアガイドベアリングおよびその支持部を示す正面図(a)および平面図(b)である。 実施の形態1に係るさらに別の形のリニアガイドベアリングおよびその支持部を示す正面図である。 実施の形態1に係るさらに別の形のリニアガイドベアリングおよびその支持部を示す正面図(a)、平面図(b)および側面図(c)である。 実施の形態1に係るさらに別の形のリニアガイドベアリングを示す正面図(a)、平面図(b)および側面図(c)である。 この発明の実施の形態2に係る可動式ホーム柵を示す斜視図である。 実施の形態2に係る可動式ホーム柵を示す側面図である。 一般的な可動式ホーム柵を示す正面図である。 図16の側面を示す略線図である。 従来の可動式ホーム柵の要部を示す正面図である。 従来のリニアガイドベアリングおよびその支持部を示す側面図である。 従来のリニアガイドベアリングの動作を説明する略線図である。
実施の形態1.
本実施の形態1に係る可動式ホーム柵において、可動式ホーム柵の構造のうち、リニアガイドベアリングおよびその支持部を除いた要素は図16および図17と同様であり、同一または類似の要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。図1は実施の形態1に係る可動扉を概略的に示す正面図である。図2はこの発明の要部であるリニアガイドベアリングに関連する部分を示す図である。図1および図2において、可動扉1の下端側部にはリニアブラケット2が強固に固定されている。
次に、本発明の実施の形態1に係る可動式ホーム柵の動作を説明する。図2はリニアガイド5に歪がない状態を示しており、可動扉1は2個のリニアガイドベアリング3に支持されて、モーター駆動により円滑にリニアガイド5上を移動する。一般にリニアガイド5の取付け誤差許容度は、2個のリニアガイドベアリング3の間隔が200mmの場合、0.02mm以下の傾きが要求される。リニアガイド5を有するリニアガイドレール4は2m〜5mの長さになるため、このリニアガイドレール4の長さにわたってこれだけの加工精度が要求されることになる。剛性の強い鉄骨などに比べてはるかに細いリニアガイドレール4をこの精度で全長にわたって加工することは非常な労力が要求される。
実施の形態2.
図14および図15はこの発明の実施の形態2に係る可動式ホーム柵を示すものである。図において、可動扉1は戸袋10に出入り可能に支持されている。実施の形態1と異なり、本実施の形態2では、可動扉1の側面で、かつプラットホーム面と平行にリニアガイド5が設けられている。一方、戸袋10側の支柱18には、Z形金具16により2個のリニアガイドベアリング3が所定の間隔をあけて取り付けられ、これらのリニアガイドベアリング3がリニアガイド5に跨るように配置され、可動扉1を支えている。可動扉1はモーター6によりタイミングベルト17を介して駆動されるようになされている。なお、図14は、戸袋10の壁面から内部が透視できるように図示したものであり、図14には、図15に示す支柱18は図示を省略している。

Claims (6)

  1. レール体と、
    前記レール体に係合して可動扉を摺動可能に支持する第1及び第2のレール案内体と、
    前記第1のレール案内体に設けられ、前記レール体の傾きに応じて回動可能な第1のベアリングと、
    前記第2のレール案内体に設けられ、前記レール体の傾きに応じて前記第1のベアリングとは異なる方向に回動可能な第2のベアリングと、
    を備える可動式ホーム柵。
  2. 可動扉と、
    前記可動扉を収納可能に設けられた戸袋と、
    前記戸袋内に設けられたレール体と、
    前記可動扉に設けられ、前記レール体に係合して前記可動扉を摺動可能に支持する第1及び第2のレール案内体と、
    前記第1のレール案内体に設けられ、前記レール体の傾きに応じて回動可能な第1のベアリングと、
    前記第2のレール案内体に設けられ、前記レール体の傾きに応じて前記第1のベアリングとは異なる方向に回動可能な第2のベアリングと、
    を備える可動式ホーム柵。
  3. 可動扉と、
    前記可動扉を収納可能に設けられた戸袋と、
    前記可動扉に設けられたレール体と、
    前記戸袋内に設けられ、前記レール体に係合して前記可動扉を摺動可能に支持する第1及び第2のレール案内体と、
    前記第1のレール案内体に設けられ、前記レール体の傾きに応じて回動可能な第1のベアリングと、
    前記第2のレール案内体に設けられ、前記レール体の傾きに応じて前記第1のベアリングとは異なる方向に回動可能な第2のベアリングと、
    を備える可動式ホーム柵。
  4. 前記第1及び第2のベアリングは、球面ベアリングであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の可動式ホーム柵。
  5. 前記第1及び第2のベアリングは、半球面ベアリングであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の可動式ホーム柵。
  6. 前記第1及び第2のベアリングは、軸受ベアリングであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の可動式ホーム柵。
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