JP2014133376A - 印刷装置および印刷装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単に、規則的に装飾された形状の印刷物を作成することが可能な印刷装置を提供する。
【解決手段】テープTを規則的に装飾された形状にカットするための切り取り位置を教示する切り取りガイドGを、テープTに対して印刷するガイド印刷部を備えた。テープTに印刷された切り取りガイドGに沿ってテープTを切ることで、規則的な模様で装飾された装飾形状ラベルDLを得ることができる。これにより、新たに特殊な形状のテープTを生産する必要がなく、従来からあるテープTを用いることができるため、低コスト且つ簡単に規則的に装飾された形状の装飾形状ラベルDLを得ることができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、定型の印刷媒体に印刷を行う印刷装置および印刷装置の制御方法に関するものである。
従来、様々な種類のテープ(テープカートリッジ)を装着可能に構成され、装着したテープに対して所望の印刷を行なうテープ印刷装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のテープ印刷装置には、材質、幅、色などが異なる各種のテープを収納したテープカートリッジが提供されており、使用者は、その使用目的にあった種類のテープ(テープカートリッジ)を選んで使用することで、所望のラベルを作成できる。
特開2001−47666号公報
ところで、上記のテープ印刷装置で使用されるテープ(印刷媒体)は、一般的に長尺状の形状(矩形)のものが用いられる。しかしながら、テープの使用用途によっては、長尺状のテープではなく、特定の装飾が施された形状のテープ(例えば、テープの外周に沿って規則的に凹凸が形成されたテープや、テープの外周に沿って規則的に弧状の窪みが形成されたテープ等。以下、「装飾形状テープ」と称す)を使用したい場合がある。この対応として、特定の装飾形状テープを新たに生産することが考えられるが、装飾形状テープを生産する場合には多大なコストを必要とする為、いくつもの種類の装飾形状テープを生産することは困難であるという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑み、簡単に、規則的に装飾された形状の印刷物を作成することが可能な印刷装置および印刷装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明の印刷装置は、印刷媒体を規則的に装飾された形状にカットするための切り取り位置を教示する切り取りガイドを、印刷媒体に対して印刷するガイド印刷部を備えたことを特徴とする。
本発明の印刷装置の制御方法は、印刷媒体を規則的に装飾された形状にカットするための切り取り位置を教示する切り取りガイドを、印刷媒体に対して印刷するステップを実行することを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷媒体に印刷された切り取りガイドに沿って印刷媒体を切ることで、規則的な模様で装飾された印刷物を得ることができる。これにより、新たに特殊な形状の印刷媒体を生産する必要がなく、従来からある定型の印刷媒体を用いることができるため、低コスト且つ簡単に規則的に装飾された形状の印刷物を得ることができる。
本発明の印刷装置において、ガイド印刷部は、切り取りガイドを印刷媒体の一部の領域である第1領域に印刷すると共に、第1領域と、印刷媒体における第1領域以外の第2領域との境界部分に、第2領域を第1領域のサイズ単位で折り畳むための基準となる折り目線を印刷することが好ましい。
本発明の構成によれば、印刷媒体の一部の領域に切り取りガイドと、印刷媒体を折り畳むための基準となる折り目線とを印刷する。折り目線を基準として切り取りガイドが前面になるように印刷媒体を幾層にも折り畳み、切り取りガイドに沿って印刷媒体を切ることで、全体に規則的な模様で装飾された印刷物を得ることができる。これにより、印刷媒体全体に対して切り取りガイドが印刷されている場合に比べ、印刷媒体を切断する回数が少なくて済み、簡単に所望の形状の印刷物を得ることができる。
本発明の印刷装置において、第1領域は矩形の領域であり、ガイド印刷部は、切り取りガイドを、第1領域を構成する4辺の内の少なくとも1辺に沿って印刷することが好ましい。
本発明の構成によれば、切り取りガイドを、その印刷領域の外周(外周の一部)に沿って印刷する為、切り取りガイド部分を切り取りやすい。
本発明の印刷装置において、印刷媒体は長尺状のテープ状媒体であり、テープ状媒体の長手方向における第1領域の長さは、テープ状媒体の長手方向における第2領域の長さに基づいて設定されることが好ましい。
本発明の構成によれば、テープ状媒体における切り取りガイドの印刷領域以外の領域(第2領域)の長さ(サイズ)に応じて、切り取りガイドの印刷領域(第1領域)の長さを設定する。例えば、切り取りガイドの印刷領域以外の領域が長ければ、切り取りガイドの印刷領域も長くし、切り取りガイドの印刷領域以外の領域が短ければ、切り取りガイドの印刷領域も短くする。切り取りガイドの印刷領域以外の領域の長さに比して切り取りガイドの印刷領域が短すぎると、テープを折り畳む回数が増えて厚みが増すため、切り取りガイドに沿ってテープを切断することが困難になることが考えられるが、本発明では、これを回避することができる。
本発明の印刷装置において、印刷媒体は長尺状のテープ状媒体であり、切り取りガイドにより切り取る領域のサイズは、テープ状媒体のテープ幅に基づいて設定されることが好ましい。
本発明の構成によれば、テープ幅の異なるテープ状媒体に同じ形状の切り取りガイドを印刷する場合であっても、見た目に違和感のない装飾を施すことができる。
本発明の印刷装置において、切り取りガイドの形状が異なる複数種類のガイドパターンの中から、1のガイドパターンを選択するためのガイド選択部を備え、ガイド印刷部は、選択されたガイドパターンに基づいて、切り取りガイドを印刷することが好ましい。
本発明の構成によれば、切り取りガイドのガイドパターンを変更するだけで、容易に多数の異なる装飾形状の印刷物を得ることができる。
本発明の印刷装置において、ガイド印刷部は、切り取りガイドと共に、切り取りガイドに沿って切り取る旨を示す情報を印刷することが好ましい。
本発明の印刷装置において、ガイド印刷部は、折り目線と共に、折り目線で印刷媒体を折る方向を示す情報を印刷することが好ましい。
本発明の構成によれば、印刷媒体のどの部分を切り取ればよいのか、あるいは印刷媒体をどのように折ればいいのかをユーザーに教示できる。
本実施形態に係るテープ印刷装置の開閉蓋を開いた状態の外観斜視図である。 切り取りガイドの形状パターンの一例を説明する図である。 テープ印刷装置の制御ブロック図である。 ガイドデータの一例を説明する図である。 切り取りガイドの印刷操作に基づく画面遷移を説明する図である。 作成されるラベルの一例を説明する図である。 切り取りガイド印刷処理のフローチャートである。 切り取りガイドの印刷位置が異なるラベルの一例を説明する図である。 切り取りガイドの印刷位置が異なるラベルの一例を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、印刷装置として、テープ状媒体に印刷を行うことによってラベルを作成するテープ印刷装置を例に挙げて説明する。
図1は、本実施形態に係るテープ印刷装置1の開閉蓋4を開いた状態の外観斜視図である。図2は、切り取りガイドの形状パターンの一例を説明する図である。図1に示すようにテープ印刷装置1は、装置ケース2により外郭が形成され、装置ケース2の前部上面には各種入力キーを備えたキーボード3が配置されると共に、後部上面には、その左部に開閉蓋4が取り付けられ、その右部には表示画面5が配設されている。開閉蓋4の内側にはテープカートリッジCを装着するためのカートリッジ装着部6が窪入形成されており、テープカートリッジCは、開閉蓋4を開放した状態でカートリッジ装着部6に着脱可能に装着される。また、開閉蓋4にはこれを閉じた状態でテープカートリッジCの装着/非装着を視認するための覗き窓7が形成されている。
キーボード3には、文字キー群3a、および各種動作モード等を指定するための機能キー群3bが配列されている。文字キー群3aは、JIS配列に基づいたフルキー構成であり、操作するキー数の増加を抑えるためのシフトキーを備えるなど、一般のワードプロセッサー等と同様である。また、機能キー群3bには、[印刷]キー11、[カーソル]キー12、[選択]キー13、[特殊印刷]キー14等が含まれる。
[印刷]キー11は、通常印刷の実行を指示するためのキーである。[カーソル]キー12は、上下左右キー([↑],[↓],[←],[→])から成り、カーソル移動やスクロール操作を行うためのキーである。また、[選択]キー13は、選択肢の選択および確定操作を行うためのキーである。
[特殊印刷]キー14は、連続印刷、鏡像文字印刷、切り取りガイド印刷等の通常印刷とは異なる印刷実行を指示するためのキーである。本実施形態では、特に、切り取りガイド印刷を実行するための操作手段として機能する。切り取りガイド印刷とは、テープTを規則的に装飾された形状にカットするための切り取り位置を示す切り取りガイドG(図6(a)参照)をテープTに印刷する機能である。この切り取りガイドGの形状は、図2に示すような複数種類のガイドパターンGP(GP1〜GP3)の中から選択可能になっており、ユーザーは所望のガイドパターンGPを選択して切り取りガイド印刷を実行することで、テープTの所定位置に選択した形状の切り取りガイドGを印刷することができる。例えば、ガイドパターンGP1を選択した場合は、テープTの上下辺に沿って弧状の切り取りガイドGを印刷することができ、ガイドパターンGP2を選択した場合は、テープTの上下辺に沿って凹凸形状の切り取りガイドGを印刷することができる(詳細は後述する)。なお、図2では、3種類のガイドパターンGP1〜GP3を例示しているが、あくまでも一例であり、これに限るものではない。
表示画面5は、液晶ディスプレーであり、ユーザーがキーボード3を用いて入力した入力情報に基づく編集結果、および当該編集結果に基づいて生成された印刷データ等を確認したりする際に用いられる。
装置ケース2の左側部には、カートリッジ装着部6と外部とを連通するテープ排出口21が形成され、このテープ排出口21には、送り出したテープTを切断するためのテープカッター22が臨んでいる。そして、テープ排出口21から印刷済みのテープTが所定長さだけ送り出され、送りを一旦停止させた状態で、この印刷済みのテープTがテープカッター22により切断されて、短冊状のラベルを作成する。
一方、カートリッジ装着部6には、ヘッドカバー25内にサーマルタイプの印刷ヘッド26が内蔵されたヘッドユニット24と、印刷ヘッド26に対峙するプラテン駆動軸27と、後述のインクリボンRを巻き取る巻き取り駆動軸28と、後述のテープリール32の位置決め突起29とを備えている。また、カートリッジ装着部6の下側には、プラテン駆動軸27および巻き取り駆動軸28を回転させるテープ送りモーター30(図2参照)が内蔵されている。
テープカートリッジCは、カートリッジケース31内部の上部中央部に、一定の幅(4mm〜48mm程度)のテープTを巻回したテープリール32と、右下部にインクリボンRを巻回したリボンリール33とを収容して構成されており、テープTとインクリボンRは同じ幅で構成されている。テープTとしては、アイロン等を用いて対象物(布等)に貼り付けを可能とする布製のテープ(所謂、アイロンラベル用テープ)が巻回されている。
テープリール32の左下部には前記ヘッドユニット24を覆うヘッドカバー25が差し込まれるための貫通孔34が形成されている。さらに、貫通孔34に差し込まれたヘッドユニット24と、プラテン駆動軸27に嵌合されて回転駆動するプラテンローラー35とは、テープTとインクリボンRとが重なる部分に対応して配置されている。一方、リボンリール33に近接してリボン巻き取りリール36が配置され、リボンリール33から繰り出されたインクリボンRは、ヘッドカバー25を周回するように、リボン巻き取りリール36に巻き取られるようになっている。つまり、貫通孔34の周壁のリボン走行路を経由して、リボン巻き取りリール36に巻き取られるようになっている。
また、テープカートリッジCには、収容するテープTのテープ種別(テープ幅、テープの地色、地模様、材質など)を識別できるように、裏面に複数の孔(図示省略)が設けられている。カートリッジ装着部6には、これら複数の孔の状態を検出するテープ識別センサー(マイクロスイッチ等)37(図2参照)が設けられており、これにより、テープTの種別を判別できるようになっている。
テープカートリッジCがカートリッジ装着部6に装着されると、ヘッドカバー25に貫通孔34が、位置決め突起29にテープリール32の中心孔が、巻き取り駆動軸28にリボン巻き取りリール36の中心孔がそれぞれ差し込まれ、テープTおよびインクリボンRを挟み込んで印刷ヘッド26がプラテンローラー35に当接して印刷が可能になる。その後、ユーザーが表示画面5の編集結果を確認しながらキーボード3により所望のテキスト(文字、数字、記号、簡易図形等のキャラクター)や画像を入力して印刷を指示すると、テープ印刷装置1は、テープ送りモーター30によりテープカートリッジCからテープTを繰り出し、印刷ヘッド26の発熱素子を選択的に発熱させることによりテープTに所望の印刷を行う。テープTの印刷済み部分はテープ排出口21から随時外部に送り出され、印刷を完了すると、テープ送りモーター30は、余白分を含むテープ長さの位置までテープTの送りを行った後、その送りを停止する(その後、切断処理に移行する)。
次に、図3および図4を参照し、テープ印刷装置1の制御構成について説明する。図3は、テープ印刷装置1の制御ブロック図であり、図4は、切り取りガイドGを印刷するために用いるガイドデータGDの一例を説明する図である。
図3に示すように、テープ印刷装置1は、中央処理装置であるCPU(Central Processing Unit)41、RAM(Random Access Memory)42、ROM(Read Only Memory)43、キャラクタージェネレーターROM(CG−ROM)44、表示画面5、キーボード3、カッターモーター23、テープカッター22、テープ送りモーター30、印刷ヘッド26およびテープ識別センサー37を備え、各構成要素は、バス45を介して接続されている。
RAM42は、CPU41が各種処理を実行するための作業領域(ワークエリア)として使用される。ROM43は、CPU41が各種制御を行うための制御プログラムおよび各種情報を記憶している。制御プログラムとしては、具体的に、表示画面5の表示制御を行うための表示制御プログラム、テープTに切り取りガイドGを印刷するための切り取りガイド印刷プログラム等を記憶している(図示省略)。
CG−ROM44は、テープ印刷装置1に用意されている装飾画像や、文字、記号、図形(絵文字)等のキャラクターのフォントデータを記憶している。また、CG−ROM44には、切り取りガイドGを印刷するためのガイドデータGDが記憶されている。
ガイドデータGDは、ガイドパターンGP(図2参照)で示される形状の切り取りガイドGを印刷するために必要な最少サイズのパターン画像であり、このガイドデータGDを連結することで切り取りガイドGを生成する。また、ガイドデータGDは、テープTのテープ幅に応じて、切り取りガイドGにより切り取る領域のサイズが異なるデータが記憶されている。例えば、ガイドパターンGP2の形状を得るための切り取りガイドGのガイドデータGDとしては、図4に示すような形状のガイドデータGDがテープ幅毎に用意されている。すなわち、テープ幅が広くなるにつれ、切り取りガイドGにより切り取る領域CT(図4の点線と実線で形成される領域)のサイズが大きいガイドデータGDが用意されている。なお、同図では、テープ幅が、6mm、12mm、18mmのテープTに切り取りガイドGを印刷するときに用いるガイドデータGDを例示しているが、これ以外のテープ幅に対応するガイドデータGDも記憶されている。
図3の説明に戻る。表示画面5は、編集結果や印刷レイアウトを表示する表示部として機能する。キーボード3は、ユーザーが情報を入力するための入力部、編集処理を行うための編集部、各種設定を行うための設定部等として機能する。
カッターモーター23は、テープカッター22と接続され、切断部として機能する。また、テープ送りモーター30および印刷ヘッド26は、テープT上に印刷を行うための印刷部として機能する。また、上記のとおり、印刷ヘッド26およびテープ識別センサー37は、カートリッジ装着部6に設けられ、テープ識別センサー37は、テープカートリッジCに収容されたテープTの種別を検出する。CPU41は、このテープ識別センサー37の検出結果に基づいて(テープ素材や幅等に基づいて)、テキストとして入力可能な行数および文字数の制限、切断可能か否かの判別、等を行う。その他、CPU41は、表示画面5の表示処理、編集処理および印刷処理等を制御する。
次に、図5および図6を参照して、切り取りガイドGを印刷するための操作および当該操作に基づく印刷結果について説明する。図5は、切り取りガイドGの印刷操作に基づく画面遷移を説明する図である。図6は、印刷結果として作成されるラベルLの一例を説明する図である。
図5の符号D01の画面(以下、「画面D**」と記載する)は、ユーザーがテキスト等を入力するための入力画面を示している(同図では、一例として、「あいうえおかきく」と入力された状態の入力画面を例示している)。図中の参照番号Mは、入力されたテキストが何行目に位置するかを示す行頭マークであり、参照番号Kは、入力位置を示すカーソルである。
入力画面(画面D01)を表示した状態で、ユーザーにより[特殊印刷]キー14が押下されると、テープ印刷装置1(CPU41)は、特殊印刷メニュー画面(画面D02)を表示する。この特殊印刷メニュー画面(画面D02)では、「鏡文字印刷」や「切り取りガイド(切り取りガイド印刷)」、「連続印刷」等の複数の選択項目が表示され、ユーザーその中からいずれかの項目を選択可能となっている。
特殊印刷メニュー画面(画面D02)において、ユーザーにより「切り取りガイド」が選択されると(「切り取りガイド」を反転表示させた状態で[選択]キー13が押下されると)、テープ印刷装置1は、切り取りガイド印刷プログラムによる切り取りガイド印刷処理を開始し(ガイド印刷部)、所望の形状の切り取りガイドGを得るためのガイドパターンGPを選択するためのガイドパターン選択画面を表示する(画面D03,ガイド選択部)。このガイドパターン選択画面では、複数のガイドパターンGPと、各ガイドパターンGPを識別するパターン番号Nとが表示される。
次に、ガイドパターン選択画面(画面D03)において、ユーザーによる[カーソル]キー12([↑]キーや[↓]キー)の操作により、所望のガイドパターンGPのパターン番号Nが選択されると(本実施形態では、ガイドパターンGP2を示すパターン番号「02」が選択されるものとする)、テープ印刷装置1は、選択されたガイドパターンGP2に基づいて切り取りガイドGの印刷データ(以下、「ガイド印刷データ」と称す)を作成する。そして、当該ガイド印刷データと入力されたテキストデータから、テープTに印刷するための印刷データを作成し、印刷を実行する(画面D04)。この印刷処理の結果、図6(a)に示すようなラベルL1(L)を作成することができる。
図6(a)に示すように、ラベルL1には、ユーザーにより入力されたテキスト(テキストデータ)を印刷する領域(以下、「テキスト印刷領域52(第2領域)」と称す)の前側の領域に、切り取りガイドGが印刷される(以下、切り取りガイドGが印刷される領域を「ガイド印刷領域51(第1領域)」と称す)。また、ガイド印刷領域51とテキスト印刷領域52の境界には、テキスト印刷領域52に相当するテープ部分を、ガイド印刷領域51の長さ(テープ長手方向における長さ)を基準単位として折り畳むための折り目線53が印刷される。すなわち、ラベルL1の先頭に切り取りガイドGと折り目線53が印刷され、続けてテキストが印刷される。
なお、詳細は後述するが、ガイド印刷領域51の長さは、テキスト印刷領域52の長さの3分の1以上の長さになるように設定(算出)される。このようにガイド印刷領域51の長さをテキスト印刷領域52の長さに基づいて決定することで、折り目線53を基準としてテープTを折る回数が増えることでテープTの厚みが増し、切り取りガイドGに沿ってテープTを切り取ることが困難になることを避けることができる。
図6(a)に示すラベルL1を作成した後、ユーザーは、図6(b)に示すように切り取りガイドGが前面になるように折り目線53に沿ってラベルL1を幾重にも折り畳み(例えば、蛇腹折りし)、その後、折り畳んだラベルL1を切り取りガイドGに沿ってカットする(図6(c))。切り取りガイドGに沿ってカットした後、図6(d)に示すようにラベルL1を広げて折り目線53部分で切断することで、全体に規則的な模様(切り取りガイドGの形状)に装飾されたラベル(以下、「装飾形状ラベルDL」と称す)を得ることができる(図6(e))。
次に、図7のフローチャートを参照し、切り取りガイド印刷処理の処理内容について、詳細に説明する。上述のように、テープ印刷装置1は、ユーザーによりガイドパターンGPが選択されたことをトリガーとして切り取りガイド印刷処理を開始する。
この印刷処理では、テープ印刷装置1(CPU41)は、先ず、選択されたガイドパターンGPおよび装着されたテープTのテープ幅に応じたガイドデータGDを取得する(S01)。次に、テープ印刷装置1は、ユーザーにより入力されたテキスト長(テキスト印刷領域52の長さ)を取得する(S02)。次に、テープ印刷装置1は、取得したガイドパターンGPに基づいてガイド印刷データを作成する(S03)。この時、テープ印刷装置1は、作成したガイド印刷データに基づく切り取りガイドGの印刷長(ガイド印刷領域51の長さ)がテキスト印刷領域52の長さの3分の1以上か否かを判定する。
判定の結果、ガイド印刷領域51の長さ<(テキスト印刷領域52の長さ/3)である場合(S04;No)、テープ印刷装置1は、ガイドデータGDの数を加算し(S05)、再度、ガイド印刷データを作成する(S03)。すなわち、ガイドデータGDの数を増やし(連結させ)、切り取りガイドGを印刷するガイド印刷領域51の長さを長くしたガイド印刷データを作成する。一方、判定の結果、ガイド印刷領域51の長さ≧(テキスト印刷領域52の長さ/3)である場合(S04;Yes)、テープ印刷装置1は、作成したガイド印刷データとテキストデータからテープTに印刷するための印刷データを作成し(S06)、印刷を実行する(S07)。これにより、図6(a)のようなラベルLを作成することができる。なお、図6(a)のガイド印刷領域51(切り取りガイドG)は、3つのガイドデータGDにより作成されたガイド印刷データに基づいて形成されるものである。
以上説明したように、本実施形態によれば、テープTに印刷された切り取りガイドGに沿ってテープTを切ることで、規則的な模様で装飾された装飾形状ラベルを得ることができる。これにより、新たに特殊な形状のテープTを生産する必要がなく、従来からある定型のテープT(長尺状のテープT)を用いることができるため、低コスト且つ簡単に規則的に装飾された形状の装飾形状ラベルを得ることができる。
なお、本実施形態では、テキスト印刷領域52の長さの3分の1以上になるようにガイド印刷領域51の長さを設定しているが、あくまでも一例であり、これに限るものではない。例えば、ガイド印刷領域51の長さをテキスト印刷領域52の長さの2分の1になるように設定しても良いし、4分の1になるように設定しても良い。すなわち、ガイド印刷領域51の長さは、テキスト印刷領域52の長さに基づいて設定すれば良い。
また、本実施形態では、ラベルLの前端部分にガイド印刷領域51を設け、当該領域に切り取りガイドGを印刷するようにしているが、これに限るものではない。例えば、図8(a)に示すように、ラベルLの後端部分にガイド印刷領域51を設け、切り取りガイドGを印刷しても良い。あるいは、図8(b)に示すように、ラベルL全体に切り取りガイドGを印刷するようにしても良い。この場合、折り目線53は印刷されない。
また、本実施形態では、ガイド印刷領域51の上辺および下辺に沿って(テープTの長手方向の辺)切り取りガイドGを印刷しているが、これに限るものではない。ガイド印刷領域51の上辺のみに沿って(または下辺のみに沿って)切り取りガイドGを印刷するようにしても良い。また、ガイド印刷領域51の上辺と下辺で異なる形状の切り取りガイドGを印刷するようにしても良い。また、図9(a)に示すように、ガイド印刷領域51の左辺および右辺(テープTの幅方向の辺)に沿って切り取りガイドGを印刷しても良い。これにより、図9(b)のようにラベル内側に規則的な装飾を施した装飾形状ラベルDL(ラベル内側に菱形に切り取られた穴61が開いた装飾形状ラベルDL)を作成することができる。また、これらを組み合わせて、ガイド印刷領域51の外周(上下左右の辺)に沿って切り取りガイドGを印刷しても良い。
また、本実施形態の切り取りガイド印刷処理において、切り取りガイドGや折り目線53と共に、切り取りガイドGに沿って切り取る旨を示す情報や折り目線53でテープTを折る方向を示す情報を印刷しても良い。これにより、テープTのどの部分を切り取ればよいのか、あるいはテープTをどのように折ればいいのかをユーザーに教示できる。
また、本実施形態では、テープTとして、アイロン等を用いて対象物に貼り付ける布製のテープを例示しているが、これに限るものではなく、裏面に粘着剤層が形成された記録テープと、この粘着剤層により記録テープに貼り付けられた剥離テープとから構成されるテープを用いても良い。
また、本発明は、上記のサーマルタイプの印刷装置に限らず、例えば、インクジェットタイプの印刷装置にも適応可能である。また、印刷媒体として一般的な印刷用紙(紙媒体)を用いる場合にも本発明は適用可能である。
また、上記の実施例に示したテープ印刷装置1の各構成要素をプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを記憶媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。記録媒体としては、CD−ROM、フラッシュROM、メモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック等)、コンパクトディスク、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスクおよびフレキシブルディスク等を利用することができる。
また、上述した実施例によらず、テープ印刷装置1の装置構成や処理の各工程等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
1…テープ印刷装置 51…ガイド印刷領域 52…テキスト印刷領域 53…折り目線 G…切り取りガイド GP、GP1、GP2、GP3…ガイドパターン CT…切り取り領域 T…テープ

Claims (9)

  1. 印刷媒体を規則的に装飾された形状にカットするための切り取り位置を教示する切り取りガイドを、前記印刷媒体に対して印刷するガイド印刷部を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記ガイド印刷部は、
    前記切り取りガイドを前記印刷媒体の一部の領域である第1領域に印刷すると共に、前記第1領域と、前記印刷媒体における前記第1領域以外の第2領域との境界部分に、前記第2領域を前記第1領域のサイズ単位で折り畳むための基準となる折り目線を印刷することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記第1領域は矩形の領域であり、
    前記ガイド印刷部は、
    前記切り取りガイドを、前記第1領域を構成する4辺の内の少なくとも1辺に沿って印刷することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記印刷媒体は長尺状のテープ状媒体であり、
    前記テープ状媒体の長手方向における第1領域の長さは、前記テープ状媒体の長手方向における第2領域の長さに基づいて設定されることを特徴とする請求項2または3に記載の印刷装置。
  5. 前記印刷媒体は長尺状のテープ状媒体であり、
    前記切り取りガイドにより切り取る領域のサイズは、前記テープ状媒体のテープ幅に基づいて設定されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の印刷装置。
  6. 前記切り取りガイドの形状が異なる複数種類のガイドパターンの中から、1の前記ガイドパターンを選択するためのガイド選択部を備え、
    前記ガイド印刷部は、
    選択されたガイドパターンに基づいて、前記切り取りガイドを印刷することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の印刷装置。
  7. 前記ガイド印刷部は、
    前記切り取りガイドと共に、前記切り取りガイドに沿って切り取る旨を示す情報を印刷することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の印刷装置。
  8. 前記ガイド印刷部は、
    前記折り目線と共に、前記折り目線で前記印刷媒体を折る方向を示すための情報を印刷することを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の印刷装置。
  9. 印刷媒体を規則的に装飾された形状にカットするための切り取り位置を教示する切り取りガイドを、前記印刷媒体に対して印刷するステップを実行することを特徴とする印刷装置の制御方法。
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US11904616B2 (en) 2021-03-09 2024-02-20 Seiko Epson Corporation Information processing apparatus, tape printing apparatus, and method and program for controlling information processing apparatus

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