JP2014133033A - 身飾り品組立玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製作途中に単部品の組み合わせを確認しながら、独自なアクセサリーを簡単に製作できる身飾り品組立玩具を提供する。
【解決手段】 身飾り品組立玩具は、カプセル状の身飾り品200を作成する身飾り品組立玩具であって、透明板状の内装部品載置板の複数枚と、容器状のカプセル基体90を載置するカプセル支持部71を備えた台座部70と、台座部70の上方に配置される頂部膨大部80と、頂部膨大部80において上下に作動可能な押圧部81と、を備える組立器100と、カプセル支持部71に固定可能なカプセル基体90及びカプセル蓋部92とカプセルに収納可能な内装部品と、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば髪飾り、イヤリング、携帯電話ストラップ、或いはキーホルダーと言ったアクセサリーを簡単に手作りできる身飾り品組立玩具に関する。
近年、小学生の間では、自分独自のオリジナルなアクセサリーを身に付けることが喜ばれる風潮がある。すなわち、他人とは異なるアクセサリーを身に付けることによって、個性を際立たせようとしている。
そして、友達との間でアクセサリーを交換するとき等、自分が独自に製作したオリジナルなアクセサリーが必要となるときがある。しかし、独自のアクセサリーと言っても、それを製作するのは容易なことではなかった。
そこで、下記に示す特許文献1には、簡単な構造で平面的にも立体的にも構成することができ、多様なバリエーションが得られ、しかも手作りできるアクセサリー玩具が開示されている。
特開2005−198780号公報
しかしながら、上述のアクセサリー玩具は、複数のパーツを糸を介して連結して形成するものであって、各単パーツに糸を通すなど製作面で手数を要するものであった。
本発明は、上述したような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、製作途中に単部品の組み合わせを確認しながら、独自なアクセサリーを簡単に製作できる身飾り品組立玩具を提供することを目的とする。
本発明に係る身飾り品組立玩具は、カプセル状の身飾り品を作成する身飾り品組立玩具であって、複数枚の透明板状の内装部品載置板と容器状のカプセル基体を載置するカプセル支持部を備えた台座部と前記台座部の上方に配置される頂部膨大部と前記頂部膨大部において上下に作動可能な押圧部とを備える組立器と、前記カプセル支持部に固定可能なカプセル基体及びカプセル蓋部とカプセルに収納可能な内装部品と、を有し、前記内装部品載置板は水平に回動可能に支持部に支持されて、前記カプセル支持部の上方に移動可能とされ、前記押圧部の下降動作と合わせて、前記内装部品載置板を前記カプセル支持部の上方から外すことにより、前記内装部品載置板に載置された前記内装部品を前記カプセル支持部に載置固定された前記カプセル基体に配置させることを特徴とする。
好適には、前記押圧部の先端周縁には、前記内装部品載置板に載置された押し出し突起を形成し、前記内装部品載置板には、前記押し出し突起と係合する溝を形成していることを特徴とする。
好適には、前記内装部品載置板は、連結突起と突起摺動用スリットとを備え、上方に位置する内装部品載置板の前記突起摺動用スリットが下方に位置する内装部品載置板の前記連結突起と当接して連結されていることを特徴とする。
好適には、前記内装部品載置板は三枚で構成されていることもある。
好適には、前記組立器は、前記押圧部の先端中央にカプセル蓋当接部を備え、前記内装部品を配置した前記カプセル基体に、前記カプセル蓋部をセットし、前記押圧部を下降動作させることにより前記カプセル状の身飾り品を完成させることを特徴とする。
好適には、前記カプセル基体及び前記カプセル蓋部は、夫々半球形状であることを特徴とする。
好適には、前記内装部品は、円形のカラーシート、円形で透明シートに模様が印刷されたもの、及び、粒状の装飾品であることを特徴とする。
本発明によれば、製作途中に単部品の組み合わせを確認しながら、独自なアクセサリーを簡単に製作できる身飾り品組立玩具を提供することができる。
また、本発明の身飾り品組立玩具は、内装部品載置板を水平に回動させたときに、部品を内装部品載置板から外に逃がしてしまう等を防止することができる。
そして、本発明の身飾り品組立玩具は、内装部品載置板の夫々が連結されて連動する機構であることから、展開及び収束を容易としている。
さらに、本発明の身飾り品組立玩具は、内装部品載置板を三枚として、三種類の部品をカプセル状の身飾り品として内装することができるので、組み合わせによりバリエーションに富んだ身飾り品を製作することができる。
さらに、本発明の身飾り品組立玩具は、押圧部の下降動作により確実に各部品をカプセル基体に配置することができる。
そして、本発明の身飾り品組立玩具は、カプセル状の身飾り品の容器を半球形状のカプセル基体及びカプセル蓋部とすることにより、球体のデザイン性に優れた身飾り品を組立てることができる。
そして、本発明の身飾り品組立玩具は、カプセル状の身飾り品の内装物として、背景を示すカラーシート、背景に対応する模様、及び、小粒の装飾品を組み合せることにより、各種デザインを楽しむことができる。
本発明の実施形態に係る身飾り品組立玩具の内装部品載置板展開時の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る身飾り品組立玩具の内装部品載置板収束時の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係るカプセル基体およびカプセル蓋部の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る第一内装部品載置板の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る内装部品載置板の連動板の説明図である。 本発明の実施形態に係る押圧部の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る内装部品載置板の展開状態を示す上面図である。 本発明の実施形態に係る内装部品載置板を基準位置へ戻す途中を示す上面図である。 本発明の実施形態に係る各内装部品載置板を基準位置に移動した状態の身飾り品組立玩具の断面図である。 本発明の実施形態に係る身飾り品組立玩具の第一内装部品載置板を回動させたときの断面図である。 本発明の実施形態に係る身飾り品組立玩具の各内装部品載置板を回動展開させたときの断面図である。 本発明の実施形態に係る身飾り品組立玩具のカプセル基体にカプセル蓋部を被せた状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について詳説する。本発明の身飾り品組立玩具は、カプセル状の身飾り品200を作成する組立器100と、カプセル基体90及びカプセル蓋部92とカプセルに収納可能な内装部品と、を有する。
組立器100は、複数枚の透明板状の内装部品載置板と、容器状のカプセル基体90を載置するカプセル支持部71を備えた台座部70と、を備える。また、組立器100は、台座部70の上方に配置される頂部膨大部80と、頂部膨大部80において上下に作動可能な押圧部81と、を備える。
そして、内装部品載置板は、水平に回動可能に支持部60に支持されて、カプセル支持部71の上方に移動可能とされ、押圧部81の下降動作と合わせて、内装部品載置板をカプセル支持部71の上方から外すことにより、内装部品載置板に載置された部品をカプセル支持部71に載置固定されたカプセル基体90に配置させる。
押圧部81の先端周縁には、内装部品載置板に載置された押し出し突起83を形成し、内装部品載置板には、押し出し突起83と係合する載置板溝11を形成しているものである。
また、内装部品載置板は、連結突起14,15と突起摺動用スリット16とを備え、下方に位置する内装部品載置板の前記突起摺動用スリット26が上方に位置する内装部品載置板の前記連結突起14,15と当接して連結されているものである。
また、身飾り品組立玩具は、内装部品載置板が第一内装部品載置板10、第二内装部品載置板20及び第三内装部品載置板30の三枚で構成されていることもある。
また、組立器100は、押圧部81の先端中央にカプセル蓋当接部84を備え、内装部品を配置したカプセル基体90に、カプセル蓋部92を被せ、押圧部81を下降動作させることによりカプセル基体90とカプセル蓋部92を嵌め合わせて、カプセル状の身飾り品200を完成させるものである。
そして、身飾り品組立玩具は、カプセル状の身飾り品の容器を半球形状のカプセル基体90及びカプセル蓋部92とすることがある。
さらに、身飾り品組立玩具は、カプセル状の身飾り品200の内装部品が円形のカラーシート95、円形で透明シートに模様が印刷された模様シート94、及び、粒状装飾品93とすることもある。
以下、本発明の実施例について図を用いて説明する。図1及び図2は、身飾り品組立玩具の外観斜視図である。なお、本実施形態において、身飾り品組立玩具における上下とは図1に示す組立器100の台座部70を下方とし頂部膨大部80を上方とする。
身飾り品組立玩具の組立器100は、台座部70と、台座部70に固定された支持部60を介して回動可能とする透明板状の三枚の内装部品載置板と、台座部70に固定された支柱部を介した頂部膨大部80と、頂部膨大部80において上下に作動可能な押圧部81と、台座部70に形成された半球体のカプセル基体90の紐穴91部分と係合するカプセル支持部71と、を備える。
本実施例の身飾り品組立玩具の組立器100は、三枚の内装部品載置板が、図2に示すように、台座部70の上方で収束するように位置され、三枚の内装部品載置板が支持部60を軸として、図1に示すように、上方の内装部品載置板から順次外方に向けて水平に展開されるものである。
本実施例の内装部品載置板は、上方から第一内装部品載置板10、第二内装部品載置板20及び第三内装部品載置板30の三枚から構成されており、夫々にカプセル状の身飾り品200に収納させる内装部品を載置させるものである。
第一内装部品載置板10は、透明な硬質樹脂製であって、略円形の板状の部品載置部10aと、内装部品載置板を支持部60を軸として回動可能とするとともに各内装部品載置板の回動幅を規制して連動可能とする連結機構である連動板12と、が一体とされて形成されている。
そして、第一内装部品載置板10は、図1に示したように、最も回動幅が広い構造とされており、台座部70上方中央に収束された状態から反時計回りに180度程回動可能とされている。
第二内装部品載置板20は、透明な硬質樹脂製であって、第一内装部品載置板10同様に略円形の板状の部品載置部と、内装部品載置板を支持部60を軸として回動可能とするとともに各内装部品載置板の回動幅を規制して連動可能とする連結機構である連動板22と、が一体とされて形成されている。
また、第二内装部品載置板20は、第一内装部品載置板10と連結されており、第一内装部品載置板10を反時計回りに60度程回動させて展開すると、第二内装部品載置板20が回動を開始することとなる。
第三内装部品載置板30は、透明な硬質樹脂製であって、第一内装部品載置板10及び第二内装部品載置板20同様に略円形の板状の部品載置部と、内装部品載置板を支持部60を軸として回動可能とするとともに各内装部品載置板の回動幅を規制して連動可能とする連結機構である連動板32と、が一体とされて形成されている。
また、第三内装部品載置板30は、第二内装部品載置板20と連結されており、第一内装部品載置板10を反時計回りに120度程回動させて展開していき、第二内装部品載置板20が60度程回動すると、第三内装部品載置板30が回動を開始することとなる。
そして、身飾り品組立玩具は、組立てるカプセル状の身飾り品200の部品として、図1に示したように、カプセルを形成するベースとなる半球状のカプセル基体90と、カプセル基体90と嵌め合わせ内装部品を身飾り品200内に収納させる半球状透明製のカプセル蓋部92と、内装部品として背景の色デザインを決定する円形のカラーシート95と、円形で透明シートに模様が印刷された模様シート94と、粒状装飾品93と、を有する。
これらにより、身飾り品組立玩具は、カプセル状の身飾り品200を製作する玩具であって、半球体のカプセル基体90を組立器100のカプセル支持部71に載置し、複数枚の透明板状の内装部品載置板を展開した状態で夫々の内装部品載置板にカプセル状の身飾り品200に収納させる各内装部品を載置させた後、各内装部品載置板を台座部70中央の上方に回動させて収束させ、押圧部81を下方に作動させ、上方の内装部品載置板から展開していくと、その内装部品載置板に載置された内装部品が、一つ下の内装部品載置板に載置されている内装部品の上に落下され、さらに、上方から順次内装部品載置板を展開していくと、その都度内装部品が下方に落下されていき、最下方の内装部品載置板を展開すると、全内装部品が落下してカプセル基体90に配置される。
そして、組立器100は、押圧部81の先端中央のカプセル蓋当接部84を備え、身飾り品200の構成部品となる内装部品を配置したカプセル基体90に、略半球状のカプセル蓋部92をセットし、押圧部81を下降動作させることにより、カプセル基体90とカプセル蓋部92とを嵌め合わせ、内装部品が収納されたカプセル状の身飾り品200を完成させるものである。
次に、組立てるカプセル状の身飾り品200の構造について説明する。図3は、カプセル状の身飾り品200の外観を形成するカプセル基体90とカプセル蓋部92の外観斜視図である。
カプセル基体90は、半透明又は模様を形成した硬質樹脂製で半球体の形状をしており、カプセル状の身飾り品200の内装部品を配置させる土台となるものである。
このカプセル基体90には、半球体の頂部に紐穴91を形成しており、円周縁の外方にカプセル蓋部92に形成された爪部92aを係止させる係止部90aをカプセル基体90の中心に対して対称となる二箇所の位置に形成している。
また、カプセル基体90の内部には、身飾り品200のシート状の内装部品を載置させるために略中央に中空円柱形状で肉薄のリブ90bと、中空円柱形状のリブ90bから放射方向の四方にカプセル基体90の内壁まで到達する薄肉のリブ90cが形成されている。
カプセル蓋部92は、透明の硬質樹脂製で半球体の形状をしており、カプセル状の身飾り品200の内装部品を観賞可能とする蓋部材である。
カプセル蓋部92は、円周縁の対象となる位置に爪部92aを形成しており、カプセル基体90の係止部90aに係止させて、カプセル状の身飾り品200を完成させるものである。
また、カプセル蓋部92の内部には、身飾り品200のシート状の内装部品をカプセル内部で固定させるために内部周縁の三方に薄肉棒状のリブ92bが形成されている。これにより、カプセル基体90の各リブとカプセル蓋部92のリブ92bで挟みこむようにして、身飾り品200のシート状の内装部品は固定される。
そして、身飾り品200の内装部品として、図1に示したように、背景の色デザインを決定する円形のカラーシート95、円形で透明シートに模様が印刷された模様シート94、及び、粒状装飾品93を夫々順にカプセル基体90のリブ90b、90c上に配置し、そのカプセル基体90とカプセル蓋部92とを嵌め合わせさせることにより身飾り品200を完成させる。
なお、カラーシート95及び模様シート94は、球形状としたカプセルの内径と略等しい直径を有し、カプセル基体90の上端近くに配置され、カプセル基体90のリブ90cとカプセル蓋部92のリブ92bとに挟持固定されてカプセル蓋部92内の空間を確保する。
次に、身飾り品組立玩具における組立器100の各部の構造について図を用いて詳細に説明する。なお、内装部品載置板は、第一、第二、及び第三内装部品載置板が略同様な構造であることから、第一内装部品載置板10について詳細に説明する。図4は、第一内装部品載置板10の斜視図である。図5は、第一内装部品載置板10及び第二内装部品載置板20の連結機構に関する説明図である。
内装部品載置板の一つであり上方に位置する第一内装部品載置板10は、略円形板状の部品載置部10aと第一内装部品載置板10を回動可能とする軸穴を形成した連動板12とを備える。
そして、第一内装部品載置板10は、図4に示すように、部品載置部10aに載置板溝11と部品載置目安13と防護壁13aとガイド溝13bを有している。また、第一内装部品載置板10は、連動板12の軸穴周縁に、連結突起14,15、突起摺動用スリット16、基準位置ストッパー17を備える。なお、第一内装部品載置板10では、突起摺動用スリット16を隠す図示しない蓋を設けており、外観上、突起摺動用スリット16は、見えないものとされている。
部品載置目安13は、部品載置部10aに記された円形のマーク又は凹凸等により形成されており、円形の寸法がカプセル基体90の半球体の直径よりも僅かに小径とされている。
載置板溝11は、第一内装部品載置板10を回動させたときに、押圧部81と第一内装部品載置板10との間で挟むように載置された部品をガイドする働きを有する。
防護壁13aは、載置された粒状装飾品や円形シート等が回動時等に部品載置部から落下しないように防波堤の役目をする壁である。ガイド溝13bは、第一内装部品載置板10を回動させたときに載置された円形シートのサイズに合わせた僅かな溝による円形シートの移動路を示すものである。
なお、第二内装部品載置板20及び第三内装部品載置板30も第一内装部品載置板10同様の構成となる。
そして、第一内装部品載置板10の連結機構である連動板12に設けた連結突起14,15は、図5に示すように下方に位置する第二内装部品載置板20の連結機構である突起摺動用スリット26と連結されるものであって、上方に位置する第一内装部品載置板10を反時計回りに回動させていくと、連結突起14も反時計回りに摺動し、60度程回動させると連結突起14が第二内装部品載置板20の突起摺動用スリット26の端で当接することとなる。
第一内装部品載置板10の連結突起14が第二内装部品載置板20の突起摺動用スリット26の端で当接した状態で、さらに第一内装部品載置板10を反時計回りに回動させていくと、第二内装部品載置板20の回動が開始され、同様に、第三内装部品載置板30も第一内装部品載置板10を120度程反時計回りに回動させた状態で回動が開始されることとなる。
なお、各内装部品載置板は、部品載置部10aと連動板12とがヒンジ部を介して接続されて、部品載置部10aが上方向に向けて回動可能とされており、玩具への衝撃等による載置板の割れ等を防止している。
次に、展開された各内装部品載置板を組立器100の台座部70の上方に移動させるときには、第一内装部品載置板10を時計回りに回動させていくと、連結突起15も時計回りに摺動し、60度程回動させると第一内装部品載置板10の連結突起15が第二内装部品載置板20の突起摺動用スリット26の逆の端で当接することとなる。
そして、第一内装部品載置板10の連結突起15が第二内装部品載置板20の突起摺動用スリット26の逆の端で当接した状態で、さらに第一内装部品載置板10を時計回りに回動させていくと、第二内装部品載置板20が回動を開始させ、同様に、第三内装部品載置板30も第一内装部品載置板10を120度程時計回りに回動させた状態で回動を開始させることとなる連結機構を構成している。
また、基準位置ストッパー17は、内装部品載置板が組立器100の台座部70中央の上方に収束されている状態を基準位置として、支持部60の軸外周に形成された凹溝に係止させる突起であり、内装部品載置板を基準位置から回動を開始させるとき、及び、内装部品載置板を基準位置に戻すときに操作者にクリック感を与えて基準位置を知らせる働きを有する。
次に、身飾り品組立玩具の組立器100の押圧部81について、図を用いて説明する。図6は、押圧部81の外観斜視図である。
押圧部81は、硬質樹脂製であって、中空円柱形状の本体81aに対して、上方に操作部82として摘み部材を一体とされており、下方の円形部には先端周縁に円環部83aと円環部の一部に押し出し突起83とを形成しているものである。なお、円環部83aの内方には、平板状のカプセル蓋当接部84が形成されている。
また、押圧部81の本体81aの表面には、押圧部ストッパー85,86として棒状の突起部を上部、中央の二箇所に形成しており、上方の押圧部ストッパー85は、図1に示した傘形状の頂部膨大部80の上部内方に形成された溝80aと当接するものであり、中央の押圧部ストッパー86は頂部膨大部80の下部内方に形成された溝と当接するものである。
そして、押圧部ストッパー85,86は、押圧部81が最も上方に移動されたときに、操作部82を左右何れかに回転させることにより、頂部膨大部80の各溝との当接から外されて、押圧部81をその位置でロックさせることとなる。
そして、押圧部81の円環部83aと押し出し突起83は、内装部品載置板に載置された粒状装飾品93、カラーシート95及び模様シート94等の部品を横抜け防止とするものである。具体的には、粒状装飾品93は、内装部品載置板を回動させたときに、内装部品載置板上であって、押圧部81の先端周縁の円環部83a内方に配置され押し出し突起83と載置板溝によって、閉じ込められて横抜け防止とされる。
そして、カラーシート95や模様シート94の薄厚の円形シートは、内装部品載置板を回動させたときに、押圧部81の円環部83aと内装部品載置板上の部品載置目安からガイド溝上で挟まれながら移動され、押圧部81の円環部83aと防護壁により横抜け防止とされ、押し出し突起83の先端が載置板溝に挿入されカラーシート95や模様シート94よりも下方に位置してシートの横抜けを確実に阻止する。
次に、身飾り品組立玩具の組立器100による身飾り品200の具体的な組立の流れについて図を用いて説明する。
身飾り品組立玩具を用いてカプセル状の身飾り品200を製作するにあたっては、先ず、図1に示したように、操作部82を上方に作動させ左右何れかに回転させて押圧部81をロックし、上方に保持させる。
また、組立器100の内装部品載置板が図2に示したように台座部70の上方に収束されている状態であれば、第一内装部品載置板10を反時計回りに回動させていくことにより第二内装部品載置板20及び第三内装部品載置板30が夫々連動して回動され、図1に示したように内装部品載置板を展開させた状態とする。
次に、カプセル状の身飾り品200の構成部品であるカプセル基体90の紐穴91部分を台座部70の中央に位置するカプセル支持部71に係合させ、カプセル基体90の開口部分が上方を向くようにして保持させる。
そして、展開された内装部品載置板の各載置板に部品載置部の夫々にカプセル状の身飾り品200の構成部品を載置させる。
具体的には、図7に示すように、第一内装部品載置板10の部品載置目安13内に粒状の装飾品93を載置し、第二内装部品載置板20の部品載置目安内に円形で透明シートに模様が印刷された模様シート94を載置し、第三内装部品載置板30の部品載置目安内に円形のカラーシート95を載置し、図8に示すように、第一内装部品載置板10を時計回りに回動させていくと、各部品が上下方向において、各内装部品載置板を介して一直線上に配置された状態とされる。
これにより、予め身飾り品200の内装部品の完成品における組み合わせの確認を行い、場合によっては、組合わせの変更として、粒状装飾品93の変更追加や模様シート94の変更等を組立てる前に実施できる。
そして、第一内装部品載置板10をさらに回動させることにより、図9に示すように、各載置板を台座部70中央の基準位置へと配置させる。
次に、操作部82を回転させて押圧部81のロックを解除させると、上方の押圧部ストッパー85が頂部膨大部80の上部内方に形成された溝80aと当接するとともに、中央の押圧部ストッパー86は頂部膨大部80の下部内方に形成された溝80bと当接して、押圧部81が落下する。
そして、押圧部81の下端の円形周縁に設けた押し出し突起83が、第一内装部品載置板10の部品載置目安13内における載置板溝11上に配置され、第一内装部品載置板10に載置された粒状の装飾品93を押圧部81の円環部83a内方に閉じ込める。
次に、押圧部81を第一内装部品載置板10上に落下させた状態で、第一内装部品載置板10を反時計回りに回動させる。回動される第一内装部品載置板10は、その軌跡において、載置板溝11上を押し出し突起83が摺動することとなる。
また、回動時に、押し出し突起83は、その落下位置を左右方向に移動することなく、内方に粒状の装飾品93を閉じこめた状態を保持し、第一内装部品載置板10が60度程回動すると、図10に示したように、押圧部81の上下方向において第一内装部品載置板10が外れることとなる。
そして、第一内装部品載置板10が60度程回動されて、押圧部81から第一内装部品載置板10が外れると、押圧部81が第一内装部品載置板10の厚みの分だけ自重落下する。これに伴い、粒状の装飾品93も第二内装部品載置板20に載置された模様シート94上に落下することとなる。これにより、押圧部81の円環部83aと第二内装部品載置板20とにより、第二内装部品載置板20上の模様シート94は挟まれ、模様シート94上に落下した粒状装飾品93は押圧部81の円環部83a内部に閉じ込められる。
続いて、第一内装部品載置板10がさらに回動されて、トータル120度程回動されると押圧部81から第二内装部品載置板20が外れ、押圧部81が第二内装部品載置板20の厚みの分だけ自重落下する。これに伴い、粒状の装飾品93とその下に位置する模様シート94は、第三内装部品載置板30に載置されたカラーシート95上に落下することとなる。これにより、押圧部81の円環部83aと第三内装部品載置板30とにより、第三内装部品載置板30上の模様シート94とカラーシート95とは挟まれ、粒状装飾品93は押圧部81の円環部83a内部に閉じ込められる。
そして、第一内装部品載置板10がさらに回動されてトータル180度程回動されると図11に示すように、押圧部81から第三内装部品載置板30が外れ、押圧部81が下方に位置するカプセル基体90の開口部へと自重落下する。これに伴い、粒状の装飾品93とその下に位置する模様シート94及びカラーシート95は、カプセル基体90の開口部に落下することとなる。
これにより、カプセル基体90にカプセル状の身飾り品200の各内装部品が配置されると、一旦、操作部82を上方に作動させ、次に操作部82を左右何れかに回転させて押圧部81をロックし、押圧部81を上方で保持させる。
次に、カプセル基体90の係止部90aにカプセル蓋部92の爪部92aを係合させるようにして、カプセル基体90にカプセル蓋部92を被せ、操作部82を回転させて押圧部81のロックを解除させ、押圧部81を落下させ加圧することにより、押圧部81の円環部83a内方のカプセル蓋当接部84がカプセル蓋部92の球面と当接されて押し込まれ、図12に示すようにカプセル蓋部92の爪部92aがカプセル基体90の係止部90aに係止され、カプセル基体90とカプセル蓋部92が嵌め合わされてカプセル状の身飾り品200の完成となる。
完成したカプセル状の身飾り品200には紐穴91を有していることから、例えば、髪飾り、イヤリング、携帯電話ストラップ、或いはキーホルダーと言ったアクセサリーとして活用することができる。
なお、完成した身飾り品200は、カプセル蓋部92をカプセル基体90から外し、再度、模様シート94又はカラーシート95の交換及び粒状の装飾品93の追加や交換を行って異なる内容として組み直すことができる。
なお、本実施形態では内装部品載置板を三枚として、三種類の部品をカプセル状の身飾り品200として内装することができる身飾り品組立玩具として説明してきたが、これに限定されず、例えば、内装部品載置板を4枚以上として多様な内装部品をカプセル内に組み込んだ身飾り品を製作可能としても構わない。
また、本実施形態ではカプセル状の身飾り品200の内装物として、背景を示すカラーシート95、背景に対応する模様シート94、及び、小粒の装飾品93を組み合せた身飾り品を製作可能とした身飾り品組立玩具として説明してきたが、例えば、カラーシートには人物写真やロゴマーク等を用いた身飾り品を製作するようにしても、バリエーションに富んだ身飾り品を製作する上で効果的である。
以上のように本実施形態によれば、製作途中に単部品の組み合わせを確認しながら、独自なアクセサリーを簡単に製作できる身飾り品組立玩具を提供することができる。
そして、本実施形態によれば、内装部品載置板を水平に回動させたときに、部品を内装部品載置板から外に逃がしてしまう等を防止することができる。
また、本実施形態によれば、内装部品載置板の夫々が連結されて連動する機構であることから、展開及び収束を容易としている。
さらに、本実施形態によれば、内装部品載置板を三枚として、三種類の部品をカプセル状の身飾り品200として内装することができるので、組み合わせによりバリエーションに富んだ身飾り品200を製作することができる。
さらに、本実施形態によれば、押圧部81の下降動作により確実に各部品をカプセル基体90に収納することができる。
また、本実施形態によれば、カプセル状の身飾り品の容器を半球形状のカプセル基体90及びカプセル蓋部92とすることにより、球体のデザイン性に優れた身飾り品を組立てることができる。
そして、本実施形態によれば、カプセル状の身飾り品200の内装物として、背景を示すカラーシート95、背景に対応する模様シート94、及び、小粒の装飾品93を組み合せることにより、各種デザインを楽しむことができる。
10 第一内装部品載置板
10a 部品載置部 11 載置板溝
12 連動板 13 部品載置目安
13a 防護壁 13b ガイド溝
14 連結突起 15 連結突起
16 突起摺動用スリット 17 基準位置ストッパー
20 第二内装部品載置板 21 載置板溝
22 連動板
26 突起摺動用スリット
27 基準位置ストッパー
30 第三内装部品載置板 31 載置板溝
32 連動板
60 支持部
70 台座部 71 カプセル支持部
80 頂部膨大部 80a 溝
81 押圧部 81a 本体
82 操作部 83 押し出し突起
83a 円環部 84 カプセル蓋当接部
85 押圧部ストッパー
90 カプセル基体 90a 係止部
90b リブ 90c リブ
91 紐穴
92 カプセル蓋部 92a 爪部
92b リブ
93 粒状装飾品 94 模様シート
95 カラーシート
100 組立器 200 身飾り品

Claims (7)

  1. カプセル状の身飾り品を作成する身飾り品組立玩具であって、
    複数枚の透明板状の内装部品載置板と、
    半球体のカプセル基体を載置するカプセル支持部を備えた台座部と、
    前記台座部の上方に配置される頂部膨大部と、
    前記頂部膨大部において上下に作動可能な押圧部と、
    を備える組立器と、
    前記カプセル支持部に固定可能なカプセル基体及びカプセル蓋部とカプセルに収納可能な内装部品と、を有し、
    前記内装部品載置板は、水平に回動可能に支持部に支持されて、前記カプセル支持部の上方に移動可能とされ、前記押圧部の下降動作と合わせて、前記内装部品載置板を前記カプセル支持部の上方から外すことにより、前記内装部品載置板に載置された前記内装部品を前記カプセル支持部に載置固定された前記カプセル基体に配置させることを特徴とする身飾り品組立玩具。
  2. 前記押圧部の先端周縁には、前記内装部品載置板に載置された押し出し突起を形成し、前記内装部品載置板には、前記押し出し突起と係合する溝を形成していることを特徴とする請求項1に記載の身飾り品組立玩具。
  3. 前記内装部品載置板は、連結突起と突起摺動用スリットとを備え、下方に位置する内装部品載置板の前記突起摺動用スリットが上方に位置する内装部品載置板の前記連結突起と当接して連結されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の身飾り品組立玩具。
  4. 前記内装部品載置板は三枚で構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の身飾り品組立玩具。
  5. 前記組立器は、前記押圧部の先端中央にカプセル蓋当接部を備え、前記内装部品を収納した前記カプセル基体に、前記カプセル蓋部をセットし、前記押圧部を下降動作させることにより前記カプセル状の身飾り品を完成させることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに身飾り品組立玩具。
  6. 前記カプセル基体及び前記カプセル蓋部は、夫々半球形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の身飾り品組立玩具。
  7. 前記内装部品は、円形のカラーシート、円形で透明シートに模様が印刷されたもの、及び、粒状の装飾品であることを特徴とする請求項6に記載の身飾り品組立玩具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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