JP2014130064A - 洗濯廃液処理装置および洗濯廃液処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】洗濯廃液処理装置10は、原子力設備で使用された洗濯物の洗濯により得られた洗濯廃液94を、粉末活性炭95を用いて吸着処理する粉末活性炭吸着槽20と、粉末活性炭吸着槽20から採取された粉末活性炭含有スラリー96中の液体成分97について溶存酸素濃度および酸化還元電位から選ばれる少なくとも1種の嫌気性状態データを測定する嫌気性状態監視部56を有し、液体成分97を粉末活性炭吸着槽20内に戻すサンプリングライン50と、を備える。
【選択図】 図2
Description
本発明の洗濯廃液処理装置の実施形態について図面を参照して説明する。この洗濯廃液処理装置は、洗濯システムの一部分を構成するものである。
図1に示される洗濯システム1は、水92と洗剤93を用いて洗濯物91を洗濯する洗濯機5と、洗濯機5から排出された洗濯廃液94に粉末活性炭を加えて粉末活性炭吸着処理を行い、得られた粉末活性炭含有スラリーを、処理液98と廃棄物99とに固液分離する洗濯廃液処理装置10とを備える。
図2は、本発明の洗濯廃液処理装置の第1の実施形態を説明する図である。洗濯システム1は、洗濯機5と、本発明の第1の実施形態として示した洗濯廃液処理装置10とからなる。
粉末活性炭吸着槽20は、原子力発電所で使用された洗濯物91の洗濯により洗濯機5から排出された洗濯廃液94を、粉末活性炭95を用いて吸着処理する槽である。粉末活性炭95は、粉末活性炭吸着槽20の上部に配置された粉末活性炭供給部25から粉末活性炭吸着槽20内に供給される。
スラリー送液ライン30は、粉末活性炭吸着槽20の底部から排出された粉末活性炭含有スラリー96を固液分離部40に送液するラインである。スラリー送液ライン30は、粉末活性炭吸着槽20の底部から排出された粉末活性炭含有スラリー96を固液分離部40に送液するスラリー送液配管31と、このスラリー送液配管31の途中に設けられ、スラリー送液配管31中の粉末活性炭含有スラリー96を送液するスラリー送液ポンプ35とを有する。
スラリー送液ライン30には、スラリー送液配管31に設けられたスラリー分岐点32でスラリー送液配管31から分岐し、スラリー送液配管31中を流通する粉末活性炭含有スラリー96の少なくとも一部を粉末活性炭吸着槽20に戻すスラリー循環ライン60が備えられる。スラリー循環ライン60は、粉末活性炭吸着槽20内の粉末活性炭含有スラリー96を攪拌するために設けられる。
固液分離部40は、粉末活性炭吸着槽20の底部から排出され、スラリー送液ライン30を介して送液された粉末活性炭含有スラリー96を固液分離する装置である。具体的には、固液分離部40は、粉末活性炭含有スラリー96を、粉末活性炭95等の固形分からなる廃棄物99と、液体成分からなる処理液98とに分離する。廃棄物99は、固液分離部40に捕捉された後、適宜、固液分離部40から除去され、廃棄される。固液分離部40としては、たとえば、ロータリーフィルタが用いられる。
サンプリングライン50は、粉末活性炭吸着槽20の底部から採取された粉末活性炭含有スラリー96中の液体成分97について溶存酸素濃度および酸化還元電位から選ばれる少なくとも1種の嫌気性状態データを測定する嫌気性状態監視部56を有し、液体成分97を粉末活性炭吸着槽20内に戻すラインである。
ここで液体成分97とは、粉末活性炭含有スラリー96から粉末活性炭等の固形分を除去して得られた成分である。
嫌気性状態監視部56とは、具体的に、嫌気性状態データ68が粉末活性炭含有スラリー96中の液体成分97の溶存酸素濃度である場合には洗浄機能付溶存酸素計であり、嫌気性状態データ68が粉末活性炭含有スラリー96中の液体成分97の酸化還元電位である場合には洗浄機能付酸化還元電位計である。
制御部90は、運転状態提示テーブル79を有し、サンプリングライン50を流通する液体成分97の嫌気性状態データ68に基づいて洗濯廃液処理装置10の運転状態を制御する装置である。
運転状態提示テーブル79は、サンプリングライン50の嫌気性状態監視部56で測定される嫌気性状態データと、スラリー送液ポンプ35の運転状態と、の対応関係が記載されたテーブルである。運転状態提示テーブル79は、嫌気性状態監視部56で測定された嫌気性状態データ68に対して好適な洗濯廃液処理装置10の運転状態を提示する。
(洗濯廃液供給工程)
本発明の第1の実施形態として示した洗濯廃液処理装置10の作用を説明する。
洗濯廃液処理装置10を用いた洗濯廃液処理方法では、はじめに、洗濯廃液供給工程を行う。洗濯廃液供給工程とは、洗濯機5から排出された洗濯廃液94を、粉末活性炭吸着槽20に供給する工程である。
次に、粉末活性炭吸着工程を行う。粉末活性炭吸着工程とは、洗濯廃液94を、粉末活性炭吸着槽20内で粉末活性炭95を用いて吸着処理する工程である。
粉末活性炭吸着工程の後は、固液分離工程が行われる。固液分離工程とは、粉末活性炭吸着槽20から排出された粉末活性炭含有スラリー96を固液分離部40で固液分離する工程である。
サンプリング工程とは、粉末活性炭吸着槽20の底部から採取された粉末活性炭含有スラリー96中の液体成分97について溶存酸素濃度および酸化還元電位から選ばれる少なくとも1種の嫌気性状態データ68を測定し、液体成分97を粉末活性炭吸着槽20内に戻す工程である。
たとえば、嫌気性状態監視部56が洗浄機能付溶存酸素計である場合、この洗浄機能付溶存酸素計で測定した液体成分97の溶存酸素濃度が第1データ伝送路88を介して制御部90に伝送される。また、嫌気性状態監視部56が洗浄機能付酸化還元電位計である場合、この洗浄機能付酸化還元電位計で測定した液体成分97の酸化還元電位が第1データ伝送路88を介して制御部90に伝送される。
洗濯廃液処理装置10では、サンプリング工程の後、制御工程が行われる。制御工程とは、サンプリングライン50を流通する液体成分97の嫌気性状態データ68に基づいて洗濯廃液処理装置10の運転状態を制御する工程である。
図3中、グラフAは、本発明の第1の実施形態として示した洗濯廃液処理装置10の固液分離部40での処理流量を示すグラフであり、グラフBは図7に示され、サンプリングライン50および制御部90を備えない洗濯廃液処理装置110の固液分離部40での処理流量の変化を示すグラフである。なお、固液分離部40は、定圧ろ過方式で運転した。
ここで図7に示される洗濯廃液処理装置110は、図2に本発明の第1の実施形態として示した洗濯廃液処理装置10に比較して、サンプリングライン50および制御部90を備えない点で異なり、他の構成は同じである。
図2に本発明の第1の実施形態として示した洗濯廃液処理装置10によれば、粉末活性炭吸着槽20内の特に底部に残留した粉末活性炭含有スラリー96が酸素リッチになるため、後段の固液分離処理での処理効率の低下を抑制することができる。
図4は、本発明の洗濯廃液処理装置の第2の実施形態を説明する図である。洗濯システム1Aは、洗濯機5と、本発明の第2の実施形態として示した洗濯廃液処理装置10Aとからなる。
循環ライン用空気注入ライン70は、スラリー送液ライン30のスラリー送液配管31のうち、スラリー分岐点32よりも上流側に設けられた空気注入点33に空気を注入するラインである。空気は、スラリー送液配管31中の粉末活性炭含有スラリー96の流れを利用したエジェクタ効果により、スラリー送液配管31中の粉末活性炭含有スラリー96に取り込まれる。循環ライン用空気注入ライン70は、スラリー送液ライン30中の粉末活性炭含有スラリー96に空気77を供給するために設けられる。
制御部90Aは、運転状態提示テーブル79Aを有し、サンプリングライン50を流通する液体成分97の嫌気性状態データ68に基づいて洗濯廃液処理装置10Aの運転状態を制御する装置である。
運転状態提示テーブル79Aは、サンプリングライン50の嫌気性状態監視部56で測定される嫌気性状態データと、スラリー送液ポンプ35の運転状態および循環ライン用空気注入バルブ73の開度から選ばれる1種以上の運転状態と、の対応関係が記載されたテーブルである。運転状態提示テーブル79Aは、嫌気性状態監視部56で測定された嫌気性状態データ68に対して好適な洗濯廃液処理装置10Aの運転状態を提示する。
次に、第2の実施形態の洗濯廃液処理装置の作用を説明する。
図4に本発明の第2の実施形態として示した洗濯廃液処理装置10Aの作用は、図2に本発明の第1の実施形態として示した洗濯廃液処理装置10の作用に新たな作用を加えたものである。具体的には、洗濯廃液処理装置10Aの作用は、洗濯廃液処理装置10の作用において、洗濯廃液供給工程、粉末活性炭吸着工程、固液分離工程、およびサンプリング工程の作用に加え、新たな作用を奏するものである。
以下、新たな作用のみについて説明する。
第2の実施形態の洗濯廃液処理装置10Aを用いた洗濯廃液処理方法の制御工程は、第1の実施形態の洗濯廃液処理装置10を用いた洗濯廃液処理方法の制御工程に比較して、スラリー送液ライン30のスラリー送液ポンプ35の運転状態、および循環ライン用空気注入ライン70の循環ライン用空気注入バルブ73の開度から選ばれる1種以上の運転状態を制御する点で異なり、他の構成は同じである。このため、以下、第2の実施形態の洗濯廃液処理装置10Aを用いた洗濯廃液処理方法の制御工程と、第1の実施形態の洗濯廃液処理装置10を用いた洗濯廃液処理方法の制御工程との相違点のみについて説明する。
第2の実施形態の洗濯廃液処理装置10Aによれば、粉末活性炭吸着槽20内の特に底部に残留した粉末活性炭含有スラリー96が酸素リッチになるため、後段の固液分離処理での処理効率の低下を抑制することができる。
図5は、本発明の洗濯廃液処理装置の第3の実施形態を説明する図である。洗濯システム1Bは、洗濯機5と、本発明の第3の実施形態として示した洗濯廃液処理装置10Bとからなる。
バブリングライン80は、粉末活性炭吸着槽20内の底部から粉末活性炭含有スラリー96中にバブル状の空気を放出する装置である。
制御部90Bは、運転状態提示テーブル79Bを有し、サンプリングライン50を流通する液体成分97の嫌気性状態データ68に基づいて洗濯廃液処理装置10Bの運転状態を制御する装置である。
運転状態提示テーブル79Bは、サンプリングライン50の嫌気性状態監視部56で測定される嫌気性状態データと、スラリー送液ポンプ35の運転状態、バブリンクライン80のブロワー82の運転状態、およびバブリングライン80のバブリング用空気供給バルブ83の開度から選ばれる1種以上の運転状態と、の対応関係が記載されたテーブルである。運転状態提示テーブル79Bは、嫌気性状態監視部56で測定された嫌気性状態データ68に対して好適な洗濯廃液処理装置10Bの運転状態を提示する。
次に、第3の実施形態の洗濯廃液処理装置の作用を説明する。
図5に本発明の第3の実施形態として示した洗濯廃液処理装置10Bの作用は、図2に本発明の第1の実施形態として示した洗濯廃液処理装置10の作用に新たな作用を加えたものである。具体的には、洗濯廃液処理装置10Bの作用は、洗濯廃液処理装置10の作用において、洗濯廃液供給工程、粉末活性炭吸着工程、固液分離工程、およびサンプリング工程の作用に加え、新たな作用を奏するものである。
以下、新たな作用のみについて説明する。
第3の実施形態の洗濯廃液処理装置10Bを用いた洗濯廃液処理方法の制御工程は、第1の実施形態の洗濯廃液処理装置10を用いた洗濯廃液処理方法の制御工程に比較して、スラリー送液ライン30のスラリー送液ポンプ35の運転状態、バブリングライン80のブロワー82の運転状態、およびバブリングライン80のバブリング用空気供給バルブ83の開度から選ばれる1種以上の運転状態を制御する点で異なり、他の作用は同じである。このため、以下、第3の実施形態の洗濯廃液処理装置10Bを用いた洗濯廃液処理方法の制御工程と、第1の実施形態の洗濯廃液処理装置10を用いた洗濯廃液処理方法の制御工程との相違点のみについて説明する。
第3の実施形態の洗濯廃液処理装置10Bによれば、粉末活性炭吸着槽20内の特に底部に残留した粉末活性炭含有スラリー96が酸素リッチになるため、後段の固液分離処理での処理効率の低下を抑制することができる。
このため、上記の本発明の第1〜第3の実施形態として示した洗濯廃液処理装置10、10Aおよび10Bにおいて、嫌気性状態監視部56が洗浄機能付酸化還元電位計であり、嫌気性状態データ68として溶存酸素濃度に代えて酸化還元電位を用いる場合も、上記の本発明の第1〜第3の実施形態として示した洗濯廃液処理装置10、10Aおよび10Bの作用と同様の作用が得られる。
5 洗濯機
10、10A、10B、110 洗濯廃液処理装置
20 粉末活性炭吸着槽
25 粉末活性炭供給部
30 スラリー送液ライン
31 スラリー送液配管
32 スラリー分岐点
33 空気注入点
35 スラリー送液ポンプ
40 固液分離部
50 サンプリングライン
51 サンプリング配管
55 サンプリング送液ポンプ
56 嫌気性状態監視部(洗浄機能付溶存酸素計、洗浄機能付酸化還元電位計)
57 逆洗機能付フィルタ
60 スラリー循環ライン
61 スラリー循環配管
62 ノズル
68 嫌気性状態データ
69 制御信号
70 循環ライン用空気注入ライン
71 循環ライン用空気注入配管
72 空気フィルタ
73 循環ライン用空気注入バルブ
77 空気
78 排出口
79 運転状態提示テーブル
80 バブリングライン
81 バブリング用空気供給配管
82 ブロワー
83 バブリング用空気供給バルブ
84 底部バブリングユニット
85 環状配管
86 ノズル
87 空気
88 第1データ伝送路
89 第2データ伝送路
90、90A、90B 制御部
91 洗濯物
92 水
93 洗剤
94 洗濯廃液
95 粉末活性炭
96 粉末活性炭含有スラリー
97 液体成分
98 処理液
99 廃棄物
103 処理液ライン
105 処理液サンプルタンク
106 処理液送液配管
107 処理液ポンプ
108 処理液分岐点
109 処理液循環配管
Claims (15)
- 原子力設備で使用された洗濯物の洗濯により得られた洗濯廃液を、粉末活性炭を用いて吸着処理する粉末活性炭吸着槽と、
前記粉末活性炭吸着槽から採取された粉末活性炭含有スラリー中の液体成分について溶存酸素濃度および酸化還元電位から選ばれる少なくとも1種の嫌気性状態データを測定する嫌気性状態監視部を有し、前記液体成分を前記粉末活性炭吸着槽内に戻すサンプリングラインと、
を備えることを特徴とする洗濯廃液処理装置。 - 前記嫌気性状態監視部は、洗浄機能付溶存酸素計または洗浄機能付酸化還元電位計であることを特徴とする請求項1記載の洗濯廃液処理装置。
- 前記サンプリングラインは、このサンプリングライン中を流通する前記粉末活性炭含有スラリーから粉末活性炭を除去して前記液体成分を分離する逆洗機能付フィルタを有することを特徴とする請求項1または2に記載の洗濯廃液処理装置。
- 前記粉末活性炭吸着槽から排出された粉末活性炭含有スラリーを固液分離する固液分離部と、
前記粉末活性炭吸着槽から排出された粉末活性炭含有スラリーを前記固液分離部に送液するスラリー送液ラインとを備え、
このスラリー送液ラインは、前記粉末活性炭含有スラリーを送液するスラリー送液配管と、このスラリー送液配管の途中に設けられたスラリー送液ポンプとを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯廃液処理装置。 - 前記スラリー送液ラインのスラリー送液配管に設けられたスラリー分岐点で前記スラリー送液配管から分岐し、前記スラリー送液配管中を流通する粉末活性炭含有スラリーの少なくとも一部を前記粉末活性炭吸着槽に戻すスラリー循環ラインをさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗濯廃液処理装置。
- 前記スラリー分岐点は、前記スラリー送液配管のうちスラリー送液ポンプよりも下流側に設けられたことを特徴とする請求項5記載の洗濯廃液処理装置。
- 前記スラリー送液ラインのスラリー送液配管のうち、前記スラリー分岐点よりも上流側に設けられた空気注入点に空気を注入する循環ライン用空気注入ラインをさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の洗濯廃液処理装置。
- 前記空気注入点は、前記スラリー送液配管のうち前記スラリー送液ポンプよりも上流側に設けられることを特徴とする請求項7記載の洗濯廃液処理装置。
- 前記循環ライン用空気注入ラインは、空気が流通する循環ライン用空気注入配管と、この循環ライン用空気注入配管中の空気の流通量を制御する循環ライン用空気注入バルブとを有することを特徴とする請求項7または8に記載の洗濯廃液処理装置。
- 前記循環ライン用空気注入ラインは、前記循環ライン用空気注入配管に導入する空気中の不純物を取り除く空気フィルタを有することを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の洗濯廃液処理装置。
- 前記粉末活性炭吸着槽内の底部から前記粉末活性炭含有スラリー中にバブル状の空気を放出するバブリングラインをさらに備えることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の洗濯廃液処理装置。
- 前記バブリングラインは、
空気を前記粉末活性炭吸着槽内の底部に供給するバブリング用空気供給配管と、
このバブリング用空気供給配管に空気を供給するブロワーと、
前記バブリング用空気供給配管中を流通する空気の流通量を制御するバブリング用空気供給バルブと、
前記粉末活性炭吸着槽内の底部に配置され、前記バブリング用空気供給配管から供給された空気を、前記粉末活性炭含有スラリー中にバブル状に放出する底部バブリングユニットと、
を有することを特徴とする請求項11記載の洗濯廃液処理装置。 - 前記サンプリングラインを流通する前記液体成分の嫌気性状態データに基づいて洗濯廃液処理装置の運転状態を制御する制御部をさらに備え、
前記制御部は、前記スラリー送液ラインのスラリー送液ポンプの運転状態、前記循環ライン用空気注入ラインの循環ライン用空気注入バルブの開度、前記バブリングラインのブロワーの運転状態、および前記バブリンクラインのバブリング用空気供給バルブの開度から選ばれる1種以上の運転状態を制御することを特徴とする請求項12記載の洗濯廃液処理装置。 - 前記制御部と前記嫌気性状態監視部とが、前記嫌気性状態データを伝送する第1データ伝送路で電気的に接続されるとともに、前記制御部と、前記スラリー送液ポンプ、前記循環ライン用空気注入バルブ、前記ブロワー、および前記バブリング用空気供給バルブから選ばれる1種以上の装置とが第2データ伝送路で電気的に接続され、
前記制御部は、前記第1データ伝送路を介して伝送された嫌気性状態データに基づいて、前記運転状態を制御する制御信号を作成し、
この制御信号は、前記第2データ伝送路を介して、前記スラリー送液ポンプ、前記循環ライン用空気注入バルブ、前記ブロワー、および前記バブリング用空気供給バルブから選ばれる1種以上の装置に伝送されることを特徴とする請求項13記載の洗濯廃液処理装置。 - 原子力設備で使用された洗濯物の洗濯により得られた洗濯廃液を、粉末活性炭吸着槽中で粉末活性炭を用いて吸着処理する粉末活性炭吸着工程と、
前記粉末活性炭吸着槽から採取された粉末活性炭含有スラリー中の液体成分について溶存酸素濃度および酸化還元電位から選ばれる少なくとも1種の嫌気性状態データを測定し、前記液体成分を前記粉末活性炭吸着槽内に戻すサンプリング工程とを備えることを特徴とする洗濯廃液処理方法。
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