JP2014129440A - ボールペン用光輝性インキ組成物及びそれを内蔵したボールペン - Google Patents

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Abstract

【課題】光輝性板状顔料を用いた輝度の高い水性インキをボールペンに内蔵した場合であっても、所望の色相の筆跡を紙面に対して形成できるとともに、ボールの回転によるボール受け座の摩耗を長期的に抑制することが可能となるボールペン用光輝性インキ組成物とそれを内蔵したボールペンを提供する。
【解決手段】板状顔料と、水と、着色剤が溶媒中に分散された分散体を内包するマイクロカプセル粒子を含有する。前記板状顔料(平均粒子径a)とマイクロカプセル粒子(平均粒子径b)の粒子径比率(b/a)が0.02〜0.8であるボールペン用光輝性インキ組成物。前記ボールペン用光輝性インキ組成物を内蔵したボールペン。
【選択図】なし

Description

本発明はボールペン用光輝性インキ組成物に関する。更には、輝度の高い筆跡を形成するボールペン用光輝性インキ組成物と、優れた筆記性能を備えたボールペンに関する。
従来、金属光沢調の筆跡を得るためにインキ中に金属粉等の反射性顔料が種々添加されるが、得られる筆跡の輝度が高い点から、板状(鱗片状)の金属粉やパール顔料等である光輝性板状顔料を用いた水性インキ組成物が提案されている。
前記光輝性板状顔料を用いた光輝性インキにおいては、インキの色相を調整するために、インキ中に汎用の染料や顔料を添加したり、板状顔料表面を着色処理することが行われている(例えば、特許文献1,2参照)。
前記特許文献1に記載されるように、インキ中に汎用の着色剤(染料や顔料)を添加した際には、紙面が浸透性を有するため、筆記時には粒子径が大きい板状顔料のみが紙の表面に積層し、着色剤成分は紙面に浸透してしまうため、所望の色相の筆跡が得られ難くなる。また、板状顔料表面を着色処理したものを用いた場合には、前述の着色成分の浸透を考慮する必要はなくなるが、インキ全体を着色するためには、使用する板状顔料の粒子径を大きくすることや、添加量をより多くする必要があるため、筆記時にインキの吐出不良を生じたり、保管時に沈降等を生じ易いものとなる。
また、前記板状顔料を用いたインキをボールペンに内蔵した場合、筆記時のボールの回転と、吐出される板状顔料の接触によりボール受け座の摩耗が発生し易い。その結果、ボールペンチップ内のインキ流通路が変形してしまい、インキの吐出安定性を阻害することがあった。そのため、筆記した際の筆記感が損なわれたり、筆跡カスレ等の筆記不良をきたすという問題が起こる。特に使用する板状顔料が大きい場合や、多量に添加される場合に顕著となる。
前記問題を解決するために、板状顔料を用いたインキ組成物中にサルコシンの塩を添加することでボール受け座の摩耗を低減する試みがなされている(例えば、特許文献3参照)。
前記サルコシンの塩は、インキ中に添加することで金属表面に吸着して化学的な潤滑性能を付与するものであるが、保管時間の経過に伴って性能が低下してしまい長期的な効果が得難く、更に、筆記時に超高速回転することから座摩耗に特に不利である小径ボールを用いた際には、初期的にも効果が得られ難いものであった。
特開平11−29734号公報 特開2003−12973号公報 特開平8−199108号公報
本発明は、光輝性板状顔料を用いた輝度の高い水性インキをボールペンに内蔵した場合であっても、所望の色相の筆跡を紙面に対して形成できるとともに、ボールの回転によるボール受け座の摩耗を長期的に抑制することが可能となることで、カラフルであり輝度の高い輝きを放つ筆跡が形成でき、良好なインキ吐出性と初期と同等の優れた筆記感を長距離、長期間の筆記に亘って確保できるボールペン用光輝性インキ組成物とそれを内蔵したボールペンを提供するものである。
本発明のボールペン用光輝性インキ組成物は、板状顔料と、水と、着色剤が溶媒中に分散された分散体を内包するマイクロカプセル粒子を含有し、前記板状顔料(平均粒子径a)とマイクロカプセル粒子(平均粒子径b)の粒子径比率(b/a)が0.02〜0.8であることを要件とする。
更に、前記板状顔料が、パール顔料、アルミニウム粉顔料、金属または金属酸化物コーティングガラスフレーク、アルミコーティングポリエステルフィルムから選ばれる一種以上の板状光輝性顔料であること、前記マイクロカプセル粒子の平均粒子径bが0.5μm〜10μmの範囲であることを要件とする。
更に、前記マイクロカプセル粒子に内包される溶媒が、比重1.0以下のものを含むこと、前記マイクロカプセル粒子に内包される溶媒が、エステル類、芳香族炭化水素類、高級アルコール類、ケトン類、エーテル類から選ばれる一種又は二種以上であること、前記マイクロカプセル粒子に内包される着色剤が、油溶性染料、分散染料、顔料から選ばれる一種又は二種以上であることを要件とし、剪断減粘性付与剤を含有することを要件とする。
更には、前記ボールペン用光輝性インキ組成物を内蔵したボールペンを要件とし、前記ボールペンが直径0.5mm以下のボールを筆記先端部に備えることを要件とする。
本発明により、光輝性板状顔料を用いた輝度の高い水性インキをボールペンに内蔵した場合であっても、着色成分が紙面に浸透することなく所望の色相の筆跡を形成できるとともに、ボールの回転によるボール受け座の摩耗を長期的に抑制することが可能となる。そのため、カラフルであり輝度の高い輝きが散りばめられた色彩豊かな筆跡が紙面に対して形成でき、良好なインキ吐出性と初期と同等の優れた筆記感を長距離、長期間の筆記に亘って確保できるボールペン用光輝性インキ組成物とそれを内蔵したボールペンとなる。
本発明は、板状(鱗片状を含む)の光輝性顔料を用いた光輝性水性インキ組成物中に、着色剤が溶媒中に分散された分散体を内包するマイクロカプセル粒子を色相調整成分として適用するものであり、前記板状顔料の平均粒子径aとマイクロカプセル粒子の平均粒子径bとを特定の粒子径比率に調整して配合することで、紙面に形成した筆跡が光輝性とともに所望の色相を呈し、更に、効果的な潤滑性能を長期間に亘って発現するものである。
尚、本発明における板状顔料の平均粒子径aとは、レーザー回折法(体積基準)により測定した際に、粒度分布図における粒子径軸の最小値を0.5μmとして計算した値である。また、マイクロカプセル粒子の平均粒子径bとは、レーザー回折法(体積基準)による測定で得られる算術平均径である。
前記板状顔料(板状光輝性顔料)としては、筆跡状態で光を反射させる光輝性を発揮する板状の顔料であれば良く、特にパール顔料、アルミニウム粉顔料、金属または金属酸化物コーティングガラスフレーク、アルミコーティングポリエステルフィルム等を挙げることができる。これらは一種以上を選択してインキ中に配合される。
具体的に、前記パール顔料には魚鱗箔のような天然品と、天然マイカ、合成マイカ、シリカ等の表面を金属酸化物で被膜した合成品とがあり、一般的には後者が多く用いられる。パール顔料は、マイカ表面に被覆させた金属酸化物の種類やコーティング膜厚によって様々な色調を示すものである。市販されているパール顔料としては、例えば、イリオジン100(銀色)、イリオジン111(銀色)、イリオジン151(銀色)、イリオジン153(銀色)、イリオジン201(金色)、イリオジン217(赤銅色)、イリオジン289(青色)、イリオジン302(金色)、イリオジン504(ワインレッド色)、イリオジン530(銅色)〔以上、メルクジャパン(株)製〕、アルティミカSB−100(銀色)〔以上、トピー工業(株)製〕等がある。更に、コレステリック液晶型光輝性顔料と称されるHELICONE HCS、HELICONE HCXS〔以上、ワッカーケミー社製〕等がある。
前記アルミニウム粉顔料は、アルミニウム片を高級脂肪酸やミネラルスピリットなどの石油系溶剤とともにボールミルで粉砕、研磨することで、非常に薄い鱗片上のアルミニウム微粒子のペーストとして得られるものを使用するのが一般的である。市販されているアルミニウム粉顔料としては、フレンドカラーF−700シリーズ、F−500シリーズ、F−350シリーズ、F−100シリーズ〔以上、昭和アルミパウダー(株)製〕、アルミペーストWXM0630、EMRD5660、WJCU75C〔以上、東洋アルミ(株)製〕等がある。
前記金属コーティングガラスフレークは、ガラスフレークに無電解メッキ法によりガラス表面に銀、ニッケルを皮膜、金属酸化物コーティングガラスフレークは、ガラスフレークの表面に液相法により二酸化チタンを皮膜することで得られる。この酸化チタン膜の厚みを変えることで、銀、黄、赤、青、緑等の色が得られるものである。市販されている金属又は金属酸化物コーティングガラスフレークとしては、メタシャイン2040PS、2020PS、5090NS、5090RC〔以上、日本板硝子(株)製〕等がある。
前記アルミコーティングポリエステルフイルムは、ポリエステルフィルムの片面にアルミニウムを真空蒸着したのち、所望の色とする際に、両面に着色コーティングをしたのち細かく切断することで得られる。市販されているアルミコーティングポリエステルフイルムは、クリスタルカラーX−20〔ダイヤ工業(株)製〕、エルジーSilver500(銀色)、エルジーGold500(金色)〔以上、尾池工業(株)製〕等がある。
これらの板状顔料は、所望の色相、光輝度に合わせて、一種又は二種以上を併用することができる。また、上記板状顔料の使用量は、インキ組成物全量に対して1.0〜20重量%、好ましくは5.0〜15重量%の範囲で使用される。
また、本発明のインキ組成物に使用される板状顔料において、特に粒子径の制限はないが、使用するボールペンにおいて筆記できなかったり、筆記中に顔料が吐出溝(インキ流出孔)を閉塞させたりして、筆記できなくなる虞のない粒子径が選択される。粒子径が小さすぎると筆跡状態での光輝感が得られ難くなり、大きすぎるとインキ吐出性を阻害したり座摩耗を促進する傾向が強くなるため、特に好ましい平均粒子径としては、5〜25μmの範囲である。
本発明に用いるマイクロカプセル粒子は、着色剤が溶媒中に分散された分散体を内包しており、インキの色相調整成分として適用される着色微粒子である。前記マイクロカプセル粒子は、従来公知のマイクロカプセル化法により壁膜形成物質からなる殻体に前記分散体を内包させることで得られるものであり、壁膜形成物質としては、例えば、ゼラチン、シェラック、アラビアガム、ロジン、ロジンエステル、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、パラフィン、トリステアリン、ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂、ポリイソブテン、ポリウレタン、ポリブタジエン、ポリエステル、ポリアミド、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、ポリスチレン、メラミン樹脂等を単独又は混合して使用することができる。
前記マイクロカプセル化法としては、例えば、界面重合法、界面重縮合法、insitu重合法、コアセルベーション法、液中硬化被覆法、水溶液からの相分離法、有機溶媒からの相分離法、融解分散冷却法、気中懸濁被覆法、スプレードライニング法等を挙げることができ、適宜選択することができる。
前記マイクロカプセル粒子に内包される溶媒としては、高温条件下においても物性変化が生じ難く、マイクロカプセル外部への放出が生じ難い点から油性媒体が適用され、エステル類、芳香族炭化水素類、高級アルコール類、ケトン類、エーテル類から選ばれる一種又は二種以上を混合して用いることができる。
尚、前記溶媒のうち、比重が1.0以下のものを用いることで、マイクロカプセル粒子の比重を小さくして水性インキ媒体との比重差を小さく調整することが容易に行い得るため、マイクロカプセル粒子がインキ中でより分散状態を維持し易いものとなる。
前記溶媒中に分散(溶解を含む)されることで分散体を形成する着色剤としては、油溶性染料、分散染料、顔料から選ばれる一種又は二種以上が適用でき、所望の色相となるように調整して配合される。
前記油溶性染料と分散染料は、それぞれカラーインデックスのソルベント染料及び分散染料に分類される染料から選ばれ、具体的には、アゾ系、金属錯塩アゾ系、アンスラキノン系及び金属フタロシアニン系の化学構造を有する染料が挙げられる。
前記顔料としては、アゾ系、アンスラキノン系、縮合ポリアゾ系、チオインジゴ系、金属錯塩系、フタロシアニン系、ペリノン系、ペリレン系、ジオキサジン系及びキナクリドン系等の有機顔料、カーボンブラック、酸化鉄等の無機顔料が挙げられる。
前記分散体を内包するマイクロカプセル粒子は、平均粒子径bが0.3〜10μm、好ましくは0.5〜5μmの範囲となるようにマイクロカプセル化される(平均粒子径はレーザー回折法、体積基準による)。
平均粒子径が0.3μm未満では、紙面に浸透し易いため、筆跡状態で所望の色相が得られ難いものとなり、更に、ボールペン形態における十分な摩耗抑制効果が得られ難いものとなる。また、10μmを越えると、マイクロカプセル粒子の分散安定性が低下することがあるため好ましくない。
また、前記マイクロカプセル粒子の含有量は、インキ組成物全量に対して、1〜20重量%、好ましくは、2〜10重量%とすることが望ましい。含有量が1%未満ではインキ全体の着色がされ難く、更に、摩耗抑制効果が不十分となる。また、20%を超えると、マイクロカプセル粒子の分散安定性が低下することがあるため好ましくない。
本発明において、前記マイクロカプセル粒子の平均粒子径bは、前記板状顔料の平均粒子径aとの粒子径比率(b/a)において、0.02〜0.8、好ましくは0.1〜0.6の範囲となるように調整して各成分を配合することで実用に供される。
一般に、板状顔料は平均粒子径aが大きいと高い光輝性を発現するが座摩耗に不利に働き、aが小さいと座摩耗を生じ難いが光輝感が損なわれる。また、マイクロカプセル粒子の平均粒子径bが大きいと紙面に浸透せずに色相調整剤としての機能が高くなるがインキ吐出性を阻害し易くなり、bが小さいとインキ吐出性は良好だが紙面に浸透してしまい色相付与できなくなる。
これらの相反する効果と不具合を解消すべく、鋭意検討した結果、本発明においては各粒子径の比率(b/a)を前記範囲とすることで、着色成分のみが紙面に浸透することなく所望の色相で高輝度の筆跡を形成できるとともに、ボールの回転によるボール受け座の摩耗を長期的に抑制することが可能となり、筆跡の色相形成と筆記時の座摩耗抑制を兼ね備えた光輝性インキ組成物を見出したものである。そのため、紙面に対してカラフルで輝度の高い輝きが散りばめられた色彩豊かな筆跡の形成が、良好なインキ吐出と優れた筆記感で長距離・長期間に亘って可能なボールペンが得られる。
尚、前記粒子径比率(b/a)が0.02より小さい場合、筆跡においては板状顔料表面のマイクロカプセル粒子が板状顔料間の隙間に移行し易くなるため、マイクロカプセル粒子による色相付与力が不十分となり、更に筆記時には座摩耗が大きくなってしまう。また、0.8を越えると、筆跡においては板状顔料表面にマイクロカプセル粒子が隙間なく配置されて板状顔料による光輝感が損なわれ、更に筆記時にはインキ吐出を阻害することがあるため、いずれの場合も良好な筆跡形成と優れた筆記性能の両立ができなくなってしまう。
更にインキ中には、水性媒体に溶解もしくは分散可能な着色剤(染料及び顔料)を添加することが可能であり、その具体例を以下に例示する。
前記染料としては、酸性染料、塩基性染料、直接染料等を使用することができる。
酸性染料としては、ニューコクシン(C.I.16255)、タートラジン(C.I.19140)、アシッドブルーブラック10B(C.I.20470)、ギニアグリーン(C.I.42085)、ブリリアントブルーFCF(C.I.42090)、アシッドバイオレット6B(C.I.42640)、ソルブルブルー(C.I.42755)、ナフタレングリーン(C.I.44025)、エオシン(C.I.45380)、フロキシン(C.I.45410)、エリスロシン(C.I.45430)、ニグロシン(C.I.50420)、アシッドフラビン(C.I.56205)等が用いられる。
塩基性染料としては、クリソイジン(C.I.11270)、メチルバイオレットFN(C.I.42535)、クリスタルバイオレット(C.I.42555)、マラカイトグリーン(C.I.42000)、ビクトリアブルーFB(C.I.44045)、ローダミンB(C.I.45170)、アクリジンオレンジNS(C.I.46005)、メチレンブルーB(C.I.52015)等が用いられる。
直接染料としては、コンゴーレッド(C.I.22120)、ダイレクトスカイブルー5B(C.I.24400)、バイオレットBB(C.I.27905)、ダイレクトディープブラックEX(C.I.30235)、カヤラスブラックGコンク(C.I.35225)、ダイレクトファストブラックG(C.I.35255)、フタロシアニンブルー(C.I.74180)等が用いられる。
前記顔料としては、カーボンブラック、群青などの無機顔料や銅フタロシアニンブルー、ベンジジンイエロー等の有機顔料の他、予め界面活性剤等を用いて微細に安定的に水媒体中に分散された水分散顔料製品等が用いられ、例えば、C.I.Pigment Blue 15:3B〔品名:S.S.Blue GLL、顔料分22%、山陽色素株式会社製〕、C.I. Pigment Red 146〔品名:S.S.Pink FBL、顔料分21.5%、山陽色素株式会社製〕、C.I.Pigment Yellow 81〔品名:TC Yellow FG、顔料分約30%、大日精化工業株式会社製〕、C.I.Pigment Red220/166〔品名:TC Red FG、顔料分約35%、大日精化工業株式会社製〕等を挙げることができる。
蛍光顔料としては、各種蛍光性染料を樹脂マトリックス中に固溶体化した合成樹脂微細粒子状の蛍光顔料が使用できる。
その他、蓄光性顔料、二酸化チタン等の白色顔料、更には熱変色性組成物、光変色性組成物、香料等を直接又はマイクロカプセル化したカプセル顔料等を例示できる。
前記熱変色性組成物としては、(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、(ハ)前記両者の呈色反応の生起温度を決める反応媒体からなる可逆熱変色性組成物が好適であり、マイクロカプセルに内包させて可逆熱変色性マイクロカプセル顔料として適用される。
前記可逆熱変色性組成物としては、特公昭51−44706号公報、特公昭51−44707号公報、特公平1−29398号公報等に記載された、所定の温度(変色点)を境としてその前後で変色し、高温側変色点以上の温度域で消色状態、低温側変色点以下の温度域で発色状態を呈し、前記両状態のうち常温域では特定の一方の状態しか存在せず、もう一方の状態は、その状態が発現するのに要した熱又は冷熱が適用されている間は維持されるが、前記熱又は冷熱の適用がなくなれば常温域で呈する状態に戻る、ヒステリシス幅が比較的小さい特性(ΔH=1〜7℃)を有する可逆熱変色性組成物をマイクロカプセル中に内包させた加熱消色型のマイクロカプセル顔料が適用できる。
更に、特公平4−17154号公報、特開平7−179777号公報、特開平7−33997号公報、特開平8−39936号公報等に記載されている大きなヒステリシス特性(ΔH=8〜50℃)を示す、即ち、温度変化による着色濃度の変化をプロットした曲線の形状が、温度を変色温度域より低温側から上昇させていく場合と逆に変色温度域より高温側から下降させていく場合とで大きく異なる経路を辿って変色し、完全発色温度以下の低温域での発色状態、又は完全消色温度以上の高温域での消色状態が、特定温度域で色彩記憶性を有する可逆熱変色性組成物をマイクロカプセル中に内包させた加熱消色型のマイクロカプセル顔料も適用できる。
尚、前記色彩記憶性を有する可逆熱変色性組成物として具体的には、完全発色温度を冷凍室、寒冷地等でしか得られない温度、即ち−50〜0℃、好ましくは−40〜−5℃、より好ましくは−30〜−10℃、且つ、完全消色温度を摩擦体による摩擦熱、ヘアドライヤー等身近な加熱体から得られる温度、即ち50〜95℃、好ましくは50〜90℃、より好ましくは60〜80℃の範囲に特定し、ΔH値を40〜100℃に特定することにより、常態(日常の生活温度域)で呈する色彩の保持に有効に機能させることができる。
更に、剪断減粘性付与剤を添加することで、保管時における板状顔料やマイクロカプセル粒子の分散安定性を図ることもできる。
前記剪断減粘性付与剤としては、水に可溶乃至分散性の物質が効果的であり、キサンタンガム、ウェランガム、構成単糖がグルコースとガラクトースの有機酸修飾ヘテロ多糖体であるサクシノグリカン(平均分子量約100〜800万)、グアーガム、ローカストビーンガム及びその誘導体、ヒドロキシエチルセルロース、アルギン酸アルキルエステル類、メタクリル酸のアルキルエステルを主成分とする分子量10万〜15万の重合体、グルコマンナン、寒天やカラゲニン等の海藻より抽出されるゲル化能を有する炭水化物、ベンジリデンソルビトール及びベンジリデンキシリトール又はこれらの誘導体、架橋性アクリル酸重合体、ポリN−ビニルカルボン酸アミド、無機質微粒子、HLB値が8〜12のノニオン系界面活性剤、ジアルキルスルホコハク酸の金属塩やアミン塩等を例示でき、更には、インキ組成物中にN−アルキル−2−ピロリドンとアニオン系界面活性剤を併用して添加しても安定した剪断減粘性を付与できる。
更に必要に応じて、水に相溶性のある従来汎用の水溶性有機溶剤を用いることができる。具体的には、エタノール、プロパノール、ブタノール、グリセリン、ソルビトール、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、チオジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、スルフォラン、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン等が挙げられる。
尚、前記水溶性有機溶剤は一種又は二種以上を併用して用いることができ、2〜60重量%、好ましくは5〜35重量%の範囲で用いられる。
更に、紙面への固着性や粘性を付与するために水溶性樹脂を添加することもできる。前記水溶性樹脂としては、アルキッド樹脂、アクリル樹脂、スチレンマレイン酸共重合物、セルロース誘導体、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、デキストリン等が挙げられる。前記水溶性樹脂は一種又は二種以上を併用することができ、インキ組成中1乃至30重量%の範囲で用いられる。
その他、必要に応じて、炭酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、酢酸ソーダ等の無機塩類、水溶性のアミン化合物等の有機塩基性化合物等のpH調整剤、ベンゾトリアゾール、トリルトリアゾール、2,5−ジメルカプト−1,3,4−チアジアゾール、サポニン等の防錆剤、石炭酸、1、2−ベンズチアゾリン3−オンのナトリウム塩、安息香酸ナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、パラオキシ安息香酸プロピル、2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチルスルフォニル)ピリジン等の防腐剤或いは防黴剤、尿素、ノニオン系界面活性剤、ソルビット、マンニット、ショ糖、ぶどう糖、還元デンプン加水分解物、ピロリン酸ナトリウム等の湿潤剤、消泡剤、インキの浸透性を向上させるフッ素系界面活性剤やノニオン系の界面活性剤を使用してもよい。
更に、アスコルビン酸類、エリソルビン酸類、α−トコフェロール、カテキン類、合成ポリフェノール、コウジ酸、アルキルヒドロキシルアミン、オキシム誘導体、α−グルコシルルチン、α−リポ酸、ホスホン酸塩、ホスフィン酸塩、亜硫酸塩、スルホキシル酸塩、亜ジチオン酸塩、チオ硫酸塩、二酸化チオ尿素等を添加して化学的に気泡を除去することもできる。
また、N−ビニル−2−ピロリドンのオリゴマー、N−ビニル−2−ピペリドンのオリゴマー、N−ビニル−2−ピロリドン、N−シクロヘキシル−2−ピロリドン、ε−カプロラクタム、N−ビニル−ε−カプロラクタムのオリゴマー等の増粘抑制剤を添加することで、出没式形態での機能を高めることもできる。
更に、潤滑剤を使用することができ、例えば、金属石鹸、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、エチレンオキサイド付加型カチオン活性剤、リン酸エステル系活性剤、β−アラニン型界面活性剤、N−アシルアミノ酸、N−アシルメチルタウリン、2,5−ジメルカプト−1,3,4−チアジアゾールやその塩やオリゴマー、3−アミノ−5−メルカプト−1,2,4−トリアゾール、チオカルバミン酸塩、ジメチルジチオカルバミン酸塩、α−リポ酸、N−アシル−L−グルタミン酸とL−リジンとの縮合物やその塩等が用いられる。
更に、インキ収容管内に充填されたインキ組成物の後端部にはインキ逆流防止体(液栓)を配することもできる。
前記インキ逆流防止体としては、液状または固体のいずれを用いることもでき、前記液状のインキ逆流防止体としては、ポリブテン、α−オレフィンオリゴマー、シリコーン油、精製鉱油等の不揮発性媒体が挙げられ、所望により前記媒体中にシリカ、珪酸アルミニウム、膨潤性雲母、脂肪酸アマイド等を添加することもできる。また、固体のインキ逆流防止体としては樹脂成形物が挙げられる。前記液状及び固体のインキ逆流防止体は併用することも可能である。
前記ボールペン用光輝性インキ組成物を充填するボールペンの筆記先端部(チップ)の構造は、従来汎用の機構が有効であり、金属製のパイプの先端近傍を外面より内方に押圧変形させたボール抱持部にボールを抱持してなるチップ、或いは、金属材料をドリル等による切削加工により形成したボール抱持部にボールを抱持してなるチップ、或いは、金属製のパイプや金属材料の切削加工により形成したチップに抱持するボールをバネ体により前方に付勢させたもの等を適用できる。
また、前記ボールは、超硬合金、ステンレス鋼、ルビー、セラミック等からなる汎用のものが適用でき、直径0.1mm〜2.0mm、好ましくは0.2mm〜1.0mmの範囲のものが好適に用いられる。特に、ボール径が0.5mm以下の小径のものでは、筆記距離に対するボールの回転数が多くなるとともに、超高速回転することから、本発明のインキがより好適に作用する。そのため、ボール径がより小さい0.5mm、0.4mm、0.38mm、0.35mm、0.3mm、0.28mm、0.25mm等、小さくなるにつれて本発明のインキは非常に有利に作用する。
また、前記ボールの材質のうち、硬度が高い超硬合金ボールは座摩耗を生じやすいため、特に本発明の光輝性インキ組成物が有用なものとなる。
前記光輝性インキ組成物を収容する軸筒は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂からなる成形体が、インキの低蒸発性、生産性の面で好適に用いられる。
前記軸筒にはチップを直接連結する他、接続部材を介して前記軸筒とチップを連結してもよい。
前記軸筒内に収容されるインキ組成物は、インキ組成物が低粘度である場合は軸筒前部にインキ保留部材を装着し、軸筒内に直接インキ組成物を収容する方法と、多孔質体或いは繊維加工体に前記インキ組成物を含浸させて収容する方法が挙げられる。
更に、前記軸筒として透明、着色透明、或いは半透明の成形体を用いることにより、インキ色やインキ残量等を確認できる。
尚、前記軸筒は、ボールペン用レフィルの形態として、前記レフィルを外軸内に収容するものでもよいし、先端部にチップを装着した軸筒自体をインキ収容体として、前記軸筒内に直接インキを充填してもよい。
前記軸筒を用いたボールペンは、キャップ式、出没式のいずれの形態であっても適用できる。出没式ボールペンとしては、ボールペンレフィルに設けられた筆記先端部が外気に晒された状態で外軸内に収納されており、出没機構の作動によって外軸開口部から筆記先端部が突出する構造であれば全て用いることができる。
出没機構の操作方法としては、例えば、ノック式、回転式、スライド式等が挙げられる。
前記ノック式は、外軸後端部や外軸側面にノック部を有し、該ノック部の押圧により、ボールペンレフィルの筆記先端部を外軸前端開口部から出没させる構成、或いは、外軸に設けたクリップ部を押圧することにより、ボールペンレフィルの筆記先端部を外軸前端開口部から出没させる構成を例示できる。
前記回転式は、外軸に回転部(後軸等)を有し、該回転部を回すことによりボールペンレフィルの筆記先端部を外軸前端開口部から出没させる構成を例示できる。
前記スライド式は、軸筒側面にスライド部を有し、該スライドを操作することによりボールペンレフィルの筆記先端部を外軸前端開口部から出没させる構成、或いは、外軸に設けたクリップ部をスライドさせることにより、ボールペンレフィルの筆記先端部を外軸前端開口部から出没させる構成を例示できる。
尚、前記出没式ボールペンは、外軸内に一本のボールペンレフィルを収容したもの以外に、複数のボールペンレフィルを収容してなる複合タイプの出没式ボールペンであってもよい。
以下に実施例を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
以下の表に実施例及び比較例のボールペン用光輝性インキの組成を示す。尚、表中の組成の数値は重量部を示す。
また、平均粒子径は、堀場製作所製レーザー式粒度分布測定機LA−300(体積基準)を用いて測定し、そのメジアン径を平均粒子径とした値である。その際、板状顔料の粒子径については、粒度分布図における粒子径軸の最小値を0.5μmとして計算した値を用いている。
Figure 2014129440
表中の原料の内容について注番号に沿って説明する。
(1)アルミ粉ペースト、東洋アルミ(株)製、商品名:アルペーストWXM−0630(平均粒子径a:7μm)
(2)アルミ粉ペースト、東洋アルミ(株)製、商品名:アルペーストEMRD5660(平均粒子径a:10μm)
(3)パール顔料、メルクジャパン社製、商品名:イリオジン221(平均粒子径a:15μm)
(4)アルミ粉ペースト、東洋アルミ(株)製、商品名:アルペーストWXM1440(平均粒子径a:32μm)
(5)アゾ系赤色顔料を2−エチルヘキシセン酸セチル(比重:0.85)に分散状態で内包する赤色マイクロカプセル粒子(平均粒子径b:2μm)
(6)黄色染料を2−エチルヘキシセン酸セチル(比重:0.85)に溶解状態で内包する黄色マイクロカプセル粒子(平均粒子径b:6μm)
(7)黄色染料を2−エチルヘキシセン酸セチル(比重:0.85)に溶解状態で内包する黄色マイクロカプセル粒子(平均粒子径b:0.2μm)
(8)保土ヶ谷化学工業(株)製、商品名:フロキシン
(9)平均粒子径0.2μmの赤色顔料分散液(固形分:20%)
(10)第一工業製薬(株)製、商品名:プライサーフM208B
(11)三晶(株)製、商品名:レオザン
インキの調製
水に各成分を添加して、20℃で、ディスパーにて400rpm、1時間攪拌した後、剪断減粘性付与剤を加えて更に1時間攪拌することで各インキを調製した。
インキ逆流防止体の調製
基油としてポリブテン98.5部中に、増粘剤として脂肪酸アマイド1.5部を添加した後、3本ロールにて混練してインキ逆流防止体を得た。
ボールペンの作製
前記実施例及び比較例のインキ組成物を、直径0.5mmの超硬合金ボールを抱持するステンレススチール製切削チップがポリプロピレン製パイプの一端に嵌着されたボールペンレフィルに1.0g充填し、該インキの後端に前記インキ逆流防止体を配設した後、前記ボールペンレフィルを外軸に組み込み、キャップを装着して試料ボールペンを作製した。
前記試料ボールペンとインキ組成物を用いて以下の試験を行った。
筆記試験
筆記可能であることを確認した試料ボールペンを、自動筆記試験機にて、旧JIS P3201筆記用紙Aに螺旋状の丸を連続筆記し、筆跡の状況と、充填されるインキが完全に消費できるかどうか確認した(各5本ずつ試験)。尚、前記試験機は、筆記荷重100g、筆記角度70°、筆記速度4m/分の条件で使用した。
筆跡確認試験
前記筆記試験により得られた各筆跡を目視により確認し、光輝感と色相を官能評価した。
インキ安定性試験
調製した各インキ5gをサンプル瓶に移し取り蓋をした後、50℃の環境下に30日間放置した。各期間放置後、室温にて内部のインキの状態を目視により確認した。
前記各試験の結果を以下の表に示す。
Figure 2014129440
尚、試験結果の評価は以下の通りである。
筆記試験
○:良好な筆跡が形成でき、内蔵するインキを全て書き切ることができた。
△:一部の試料が途中で筆記できなくなりインキが残った。
×:全ての試料で筆跡に線飛びやカスレが発生し、途中で筆記できなくなりインキが残った。
筆跡確認試験
○:はっきりとした光輝性を有しており、所望の色相も得られる。
△:光輝性がはっきりと得られない、又は色相が薄い。
×:光輝性が得られない、又は所望の色相の筆跡が得られない。
インキ安定性試験
○:異常なし。
△:インキ中に凝集が見られる。
×:粒状物の沈降が見られる。

Claims (9)

  1. 板状顔料と、水と、着色剤が溶媒中に分散された分散体を内包するマイクロカプセル粒子を含有し、前記板状顔料(平均粒子径a)とマイクロカプセル粒子(平均粒子径b)の粒子径比率(b/a)が0.02〜0.8であるボールペン用光輝性インキ組成物。
  2. 前記板状顔料が、パール顔料、アルミニウム粉顔料、金属または金属酸化物コーティングガラスフレーク、アルミコーティングポリエステルフィルムから選ばれる一種以上の板状光輝性顔料である請求項1記載のボールペン用光輝性インキ組成物。
  3. 前記マイクロカプセル粒子の平均粒子径bが0.3μm〜10μmの範囲である請求項1又は2に記載のボールペン用光輝性インキ組成物。
  4. 前記マイクロカプセル粒子に内包される溶媒が、比重1.0以下のものを含む請求項1乃至3のいずれかに記載のボールペン用光輝性インキ組成物。
  5. 前記マイクロカプセル粒子に内包される溶媒が、エステル類、芳香族炭化水素類、高級アルコール類、ケトン類、エーテル類から選ばれる一種又は二種以上である請求項1乃至4のいずれかに記載のボールペン用光輝性インキ組成物。
  6. 前記マイクロカプセル粒子に内包される着色剤が、油溶性染料、分散染料、顔料から選ばれる一種又は二種以上である請求項1乃至5のいずれかに記載のボールペン用光輝性インキ組成物。
  7. 剪断減粘性付与剤を含有する請求項1乃至6のいずれかに記載のボールペン用光輝性インキ組成物。
  8. 前記請求項1乃至7のいずれかに記載のボールペン用光輝性インキ組成物を内蔵したボールペン。
  9. 前記ボールペンが直径0.5mm以下のボールを筆記先端部に備える請求項8記載のボールペン。
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