JP2014128065A - 車両制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転電機を駆動させる期間と回転電機を停止させる期間とが交互に現れるように走行する車両において、乗り心地の悪化を抑制する。
【解決手段】車両制御装置100は、蓄電装置500に蓄電された電力を利用して駆動する回転電機MG2を備える車両10を制御するための車両制御装置であって、(i)回転電機を駆動させることで車両を走行させる第1期間と、(ii)回転電機を停止させることで車両を惰行させる第2期間とが交互に現れるように、回転電機を制御する第1制御手段と、第1期間と第2期間との間に、回転電機を駆動させることで車両の車速が維持される第3期間が現れるように、回転電機を制御する第2制御手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばモータジェネレータ等の回転電機を備える車両を制御するための車両制御装置の技術分野に関する。
走行用の動力源として回転電機を備える車両が知られている。このような車両の一例として、回転電機を備える一方で内燃機関を備えていない車両(いわゆる、EV(Electronic Vehicle)車両)や、回転電機及び内燃機関の双方を備えている車両(いわゆる、HV(Hybrid Vehicle)車両)が知られている。
このような車両において、例えば、特許文献1には、回転電機の一具体例であるモータを最高効率トルクで駆動させて車両を走行させる第1期間と、モータを停止させて車両を惰行(惰性走行)させる第2期間とが交互に繰り返されるように、回転電機を断続的に制駆動する技術が提案されている。この技術によれば、回転電機の電力消費量を低減させることができる。
その他、本発明に関連する先行技術文献として、例えば、特許文献2及び特許文献3が例示される。特許文献2には、内燃機関が外部に対して仕事をしていない場合に、クラッチを断にすると共に内燃機関の回転数を所定回転数(例えば、アイドル状態の回転数)に落とす技術が開示されている。特許文献3には、加速走行と惰性走行とを交互に繰り返す技術が開示されている。
特開2012−110089号公報 特開2012−036912号公報 特開2011−046272号公報
ここで、特許文献1に開示された技術では、第1期間には、相対的に大きい(具体的には、市街地を走行する場合に必要とされるトルクよりも大きい)最高効率トルクでモータを駆動させる一方で、第2期間には、モータのトルクがゼロになる。従って、典型的には、第1期間には、車両の車速が増加していく(つまり、車両が加速していく)一方で、第2期間には、車両の車速は減少していく(つまり、車両が減速していく)。このため、第1期間から第2期間へと切り替わる際には、車両の走行状態は、加速状態から減速状態へと即座に遷移することになる。同様に、第2期間から第1期間へと切り替わる際には、車両の走行状態は、減速状態から加速状態へと即座に遷移することになる。その結果、車両の走行状態の即座の変化(具体的には、車速の急激な変動)に起因して、車両の乗員にとっての乗り心地が悪化するおそれがあるという技術的問題が生じかねない。
尚、特許文献1には、第1期間にモータから出力されるトルク(最高効率トルク)を規定するトルクパルスを変調する(具体的には、トルクパルスの立ち上がり時の変化率やトルクパルスの立ち下がり時の変化率を、ランプ状に又はサイン波状に設定する)技術が提案されている。しかしながら、この技術が採用されたとしても、第1期間から第2期間へと切り替わる際には、車両の走行状態は、加速状態から減速状態へと即座に遷移することに変わりはない。第2期間から第1期間へと切り替わる際にも同様である。従って、車両の走行状態の即座の変化(具体的には、車速の急激な変動)に起因して、車両の乗員にとっての乗り心地が悪化するおそれがあるという技術的問題が生じかねないことに変わりはない。
本発明が解決しようとする課題には上記のようなものが一例として挙げられる。本発明は、回転電機を駆動させる期間と回転電機を停止させる期間とが交互に現れるように走行する車両において、乗り心地の悪化を抑制することが可能な車両制御装置を提供することを課題とする。
<1>
上記課題を解決するために、本発明の車両制御装置は、蓄電装置に蓄電された電力を利用して駆動する回転電機を備える車両を制御するための車両制御装置であって、(i)前記回転電機を駆動させることで前記車両を走行させる第1期間と、(ii)前記回転電機を停止させることで前記車両を惰行させる第2期間とが交互に現れるように、前記回転電機を制御する第1制御手段と、前記第1期間と前記第2期間との間に、前記回転電機を駆動させることで前記車両の車速が維持される第3期間が現れるように、前記回転電機を制御する第2制御手段とを備える。
本発明の車両制御装置によれば、バッテリ等の蓄電装置に蓄電された電力を利用して駆動する回転電機を備える車両を制御するために、第1制御手段を備えている。第1制御手段は、第1期間と第2期間とが交互に現れるように、回転電機を制御する。
ここで、「第1期間」は、回転電機を駆動させることで車両を走行させる期間を意味する。言い換えれば、「第1期間」は、車両が走行するために用いられるパワー(言い換えれば、トルク)が、蓄電装置に蓄電された電力を利用して駆動する回転電機から出力されている(つまり、回転電機の駆動に伴って回転電機から出力されるパワーを用いて、車両が走行している)期間を意味する。
尚、「第1期間」は、回転電機を駆動させることで車両が加速している期間を意味することが好ましい。つまり、「第1期間」は、時間の経過に伴って車両の車速が増加していく期間を意味することが好ましい。
一方で、「第2期間」は、回転電機を停止させることで車両を惰行(惰性走行)させる期間を意味する。つまり、「第2期間」は、回転電機が、蓄電装置に蓄電された電力を利用していない(つまり、回転電機が駆動していない)期間を意味する。言い換えれば、「第2期間」は、車両が走行するために用いられるパワーが、回転電機から出力されていない期間を意味する。
尚、「第2期間」は、回転電機を停止させることで車両が減速している期間を意味することが好ましい。つまり、「第2期間」は、時間の経過に伴って車両の車速が減少していく期間を意味することが好ましい。
従って、第1制御手段は、典型的には、第1期間には、車両が走行するために用いられるパワーを出力するように回転電機を制御する。一方で、第2制御手段は、典型的には、第2期間には、パワーを出力しない(言い換えれば、停止する)ように回転電機を制御する。その結果、車両は、回転電機から出力されるパワーを用いた走行と、回転電機から出力されるパワーを用いない惰行とを交互に繰り返す。
本発明では特に、車両制御装置は、第1制御手段に加えて、第2制御手段を備えている。第2制御手段は、第1期間と第2期間との間に第3期間が現れるように、回転電機を制御する。
ここで、「第3期間」は、回転電機を駆動させることで車両の車速が維持される期間を意味する。言い換えれば、「第3期間」は、車速を維持しながら車両が走行するために用いられるパワーが、蓄電装置に蓄電された電力を利用して駆動する回転電機から出力されている(つまり、回転電機の駆動に伴って回転電機から出力されるパワーを用いて、車両が一定の車速で走行している)期間を意味する。
尚、ここでいう「車速が維持される」状態とは、第3期間の全てに渡って完全に同一な車速が維持される状態のみならず、実質的に同一であると同視することができる程度のマージン(言い換えれば、車速の変動幅)が許容された状態をも含む広い趣旨である。
また、第1期間は、車両の車速が増加している(つまり、車両が一定の車速で走行していない)という点において、第3期間とは明確に区別される。
その結果、本発明によれば、第1制御手段及び第2制御手段の動作により、車両は、回転電機から出力されるパワーを用いた走行(典型的には、車速が増加していく走行)と、回転電機から出力されるパワーを用いた走行(具体的には、車速が維持される走行)と、回転電機から出力されるパワーを用いない惰行(具体的には、車速が減少していく走行)と、回転電機から出力されるパワーを用いた走行(具体的には、車速が維持される走行)とを繰り返す。つまり、車両は、第1期間と第2期間とが交互に現れると共に、第1期間及び第2期間の夫々に続いて第3期間が現れる(言い換えれば、第1期間及び第2期間の夫々が現れる前に第3期間が現れる)ように走行する。
このような第3期間が第1期間と第2期間との間に確保されるため、本発明では、第1期間から第2期間へと切り替わる際には、車両の走行状態は、加速状態から定常走行状態(つまり、一定の車速で走行する状態)へと遷移すると共に、その後、定常走行状態から減速状態へと遷移することになる。言い換えれば、第1期間から第2期間へと切り替わる際には、車両の走行状態は、加速状態から減速状態へと即座に遷移することは殆ど又は全くない。このため、第1期間から第2期間へと即座に切り替わる比較例と比較して、第1期間から第2期間へと切り替わる際には、車速が緩やかに又は滑らかに変動する。言い換えれば、第1期間から第2期間へと即座に切り替わる比較例と比較して、第1期間から第2期間へと切り替わる際には、車速が急激に変動することが殆ど又は全くない。従って、本発明では、第1期間から第2期間へと即座に切り替わる比較例と比較して、車両の乗員にとっての乗り心地の悪化が好適に抑制される。
同様に、本発明では、第2期間から第1期間へと切り替わる際には、車両の走行状態は、減速状態から定常走行状態へと遷移すると共に、その後、定常走行状態から加速状態へと遷移することになる。言い換えれば、第2期間から第1期間へと切り替わる際には、車両の走行状態は、減速状態から加速状態へと即座に遷移することは殆ど又は全くない。このため、第2期間から第1期間へと即座に切り替わる比較例と比較して、第2期間から第1期間へと切り替わる際には、車速が緩やかに又は滑らかに変動する。言い換えれば、第2期間から第1期間へと即座に切り替わる比較例と比較して、第2期間から第1期間へと切り替わる際には、車速が急激に変動することが殆ど又は全くない。従って、本発明では、第2期間から第1期間へと即座に切り替わる比較例と比較して、車両の乗員にとっての乗り心地の悪化が好適に抑制される。
<2>
本発明の車両制御装置の他の態様では、前記第2制御手段は、前記第1期間に続いて、前記第1期間における前記車両の加減速度に応じた長さの前記第3期間が現れるように、前記回転電機を制御する。
この態様によれば、第1期間に続いて現れる第3期間の長さが、第1期間における車両の加減速度(典型的には、加速度)に応じて設定される。その結果、第1期間における車両の加減速度に応じた長さの第3期間が第1期間に続いて現れるがゆえに、第1期間から第2期間へと切り替わる際に、車速がより一層緩やかに又は滑らかに変動する。従って、乗員にとっての乗り心地の悪化がより一層好適に抑制される。
<3>
上述の如く第1期間に続いて第1期間における車両の加減速度に応じた長さの第3期間が現れるように回転電機を制御する車両制御装置の他の態様では、前記第2制御手段は、前記第1期間に続いて、前記第1期間における前記車両の加減速度の絶対値が大きくなるほど長くなる前記第3期間が現れるように、前記回転電機を制御する。
第1期間における車両の加減速度の絶対値が大きいほど、第1期間から第2期間へと即座に切り替わった際の車速の変動が大きくなりやすい(つまり、乗員にとっての乗り心地の悪化が顕著になりやすい)傾向にある。このような傾向を考慮して、この態様によれば、第1期間における車両の加減速度の絶対値が大きいほど、第1期間から第2期間へと即座に切り替わった際の車速の変動を緩やかに又は滑らかにするための第3期間(つまり、車速を維持しながら走行する定常走行状態)が、より長く継続することになる。その結果、第1期間における車両の加減速度に応じた長さの第3期間が第1期間に続いて現れるがゆえに、第1期間から第2期間へと切り替わる際に、車速がより一層緩やかに又は滑らかに変動する。従って、乗員にとっての乗り心地の悪化がより一層好適に抑制される。
<4>
本発明の車両制御装置の他の態様では、前記第2制御手段は、前記第1期間に続いて、前記第1期間が終了する時点での前記車速が維持される前記第3期間が現れるように、前記回転電機を制御する。
この態様によれば、第1期間に続いて現れる第3期間中の車速が、第1期間が終了する時点での車速に維持される。その結果、第1期間が終了する時点での車速が維持される第3期間が第1期間に続いて現れるがゆえに、第1期間から第2期間へと切り替わる際に、車速がより一層緩やかに又は滑らかに変動する。従って、乗員にとっての乗り心地の悪化がより一層好適に抑制される。
<5>
上述の如く第1期間に続いて第1期間が終了する時点での車速が維持される第3期間が現れるように回転電機を制御する車両制御装置の他の態様では、前記第2制御手段は、(i)前記第1期間に続いて前記第3期間が現れる前に、前記第1期間が終了する時点での前記車速を維持することができる前記回転電機の動作点を予め推定すると共に、(ii)前記第1期間が終了した時点で、当該予め推定した動作点での前記回転電機の駆動が開始されるように、前記回転電機を制御する。
この態様によれば、第3期間が現れる前に(言い換えれば、第1期間が終了する前に)、第1期間が終了する時点での車速を維持することができる回転電機の動作点(例えば、回転数やトルク等であって、実質的にはパワーに相当し得る)が推定される。その結果、第1期間が終了した時点で、予め推定した動作点(つまり、第1期間が終了する時点での車速を維持することができる動作点)での回転電機の駆動が即座に開始される。従って、第1期間に続いて、第1期間が終了する時点での車速が維持される第3期間が確実に確保されることになる。言い換えれば、第1期間から第3期間に切り替わる際に、車速を維持するために必要な動作点が不明である又は未算出であることに起因して車速が意図せず変動してしまうことが殆ど又は全くない。その結果、第1期間から第2期間へと切り替わる際に、車速がより一層緩やかに又は滑らかに変動する。従って、乗員にとっての乗り心地の悪化がより一層好適に抑制される。
<6>
本発明の車両制御装置の他の態様では、前記第2制御手段は、前記第2期間に続いて、前記第2期間における前記車両の加減速度に応じた長さの前記第3期間が現れるように、前記回転電機を制御する。
この態様によれば、第2期間に続いて現れる第3期間の長さが、第2期間における車両の加減速度(典型的には、減速度)に応じて設定される。その結果、第2期間における車両の加減速度に応じた長さの第3期間が第2期間に続いて現れるがゆえに、第2期間から第1期間へと切り替わる際に、車速がより一層緩やかに又は滑らかに変動する。従って、乗員にとっての乗り心地の悪化がより一層好適に抑制される。
<7>
上述の如く第2期間に続いて第2期間における車両の加減速度に応じた長さの第3期間が現れるように回転電機を制御する車両制御装置の他の態様では、前記第2制御手段は、前記第2期間に続いて、前記第2期間における前記車両の加減速度の絶対値が大きくなるほど長くなる前記第3期間が現れるように、前記回転電機を制御する。
第2期間における車両の加減速度の絶対値が大きいほど、第2期間から第1期間へと即座に切り替わった際の車速の変動が大きくなりやすい(つまり、乗員にとっての乗り心地の悪化が顕著になりやすい)傾向にある。このような傾向を考慮して、この態様によれば、第2期間における車両の加減速度の絶対値が大きいほど、第2期間から第1期間へと即座に切り替わった際の車速の変動を緩やかに又は滑らかにするための第3期間(つまり、車速を維持しながら走行する定常走行状態)が、より長く継続することになる。その結果、第2期間における車両の加減速度に応じた長さの第3期間が第2期間に続いて現れるがゆえに、第2期間から第1期間へと切り替わる際に、車速がより一層緩やかに又は滑らかに変動する。従って、乗員にとっての乗り心地の悪化がより一層好適に抑制される。
<8>
本発明の車両制御装置の他の態様では、前記第2制御手段は、前記第2期間に続いて、前記第2期間が終了する時点での前記車速が維持される前記第3期間が現れるように、前記回転電機を制御する。
この態様によれば、第2期間に続いて現れる第3期間中の車速が、第2期間が終了する時点での車速に維持される。その結果、第2期間が終了する時点での車速が維持される第3期間が第2期間に続いて現れるがゆえに、第2期間から第1期間へと切り替わる際に、車速がより一層緩やかに又は滑らかに変動する。従って、乗員にとっての乗り心地の悪化がより一層好適に抑制され。
<9>
上述の如く第2期間に続いて第2期間が終了する時点での車速が維持される第3期間が現れるように回転電機を制御する車両制御装置の他の態様では、前記第2制御手段は、(i)前記第2期間に続いて前記第3期間が現れる前に、前記第2期間が終了する時点での前記車速を予め推定すると共に、(ii)前記第2期間が終了した時点で、当該予め推定した前記車速を維持することができる動作点で前記回転電機の駆動が開始されるように、前記回転電機を制御する。
この態様によれば、第3期間が現れる前に(言い換えれば、第2期間が終了する前に)、第2期間が終了する時点での車速維持することができる回転電機の動作点が推定される。その結果、第2期間が終了した時点で、予め推定した動作点(つまり、第2期間が終了する時点での車速を維持することができる動作点)での回転電機の駆動が即座に開始される。従って、第2期間に続いて、第2期間が終了する時点での車速が維持される第3期間が確実に確保されることになる。言い換えれば、第2期間から第3期間に切り替わる際に、維持するべき車速が不明である又は未検出であることに起因して車速が意図せず変動してしまうことが殆ど又は全くない。その結果、第2期間から第1期間へと切り替わる際に、車速がより一層緩やかに又は滑らかに変動する。従って、乗員にとっての乗り心地の悪化がより一層好適に抑制される。
<10>
本発明の車両制御装置の他の態様では、前記車両は、前記回転電機に加えて、燃料の燃焼によって駆動する内燃機関を備えており、前記第2制御手段は、前記第1期間と前記第2期間との間に、前記回転電機及び前記内燃機関のうちの少なくとも一方を駆動させることで前記車両の車速が維持される前記第3期間が現れるように、前記回転電機及び前記内燃機関のうちの少なくとも一方を制御する。
この態様によれば、第2制御手段は、第1期間と第2期間との間に、回転電機及び内燃機関のうちの少なくとも一方を駆動させることで車両の車速が維持される第3期間が現れるように、回転電機及び内燃機関のうちの少なくとも一方を制御する。つまり、第2制御手段は、回転電機に加えて又は代えて内燃機関を駆動させることで、第3期間を確保してもよい。従って、この態様での「第3期間」は、回転電機及び内燃機関のうちの少なくとも一方を駆動させることで車両の車速が維持される期間を意味する。言い換えれば、この態様での「第3期間」は、車速を維持しながら車両が走行するために用いられるパワーが、蓄電装置に蓄電された電力を利用して駆動する回転電機及び燃料の燃焼を利用して駆動する内燃機関のうちの少なくとも一方から出力されている(つまり、回転電機の駆動に伴って回転電機から出力されるパワー及び内燃機関の駆動に伴って内燃機関から出力されるパワーのうちの少なくとも一方を用いて、車両が一定の車速で走行している)期間を意味する。
尚、この態様では、第1制御手段は、回転電機及び内燃機関のうちの少なくとも一方を駆動させることで車両を走行させる第1期間と、回転電機及び内燃機関の双方を停止させることで車両を惰行させる第2期間とが交互に現れるように、回転電機及び内燃機関のうちの少なくとも一方を制御してもよい。
その結果、この態様によれば、第1制御手段及び第2制御手段の動作により、車両は、回転電機及び内燃機関のうちの少なくとも一方から出力されるパワーを用いた走行(典型的には、車速が増加していく走行)と、回転電機及び内燃機関のうちの少なくとも一方から出力されるパワーを用いた走行(具体的には、車速が維持される走行)と、回転電機及び内燃機関から出力されるパワーを用いない惰行(具体的には、車速が減少していく走行)と、回転電機及び内燃機関のうちの少なくとも一方から出力されるパワーを用いた走行(具体的には、車速が維持される走行)とを繰り返す。
この態様においても、このような第3期間が第1期間と第2期間との間に確保されるため、上述した各種効果が好適に享受される。
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施形態から更に明らかにされる。
本実施形態のハイブリッド車両の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態のハイブリッド車両の第1動作例の流れを示すフローチャートである。 第1動作例が行われている間のハイブリッド車両の車速、モータジェネレータの出力(モータ出力)及びハイブリッド車両のユーザ(ドライバ又は搭乗者)が要求している出力(要求出力)の波形の一例を示すグラフである。 本実施形態のハイブリッド車両の第2動作例の流れを示すフローチャートである。 第2動作例が行われている間のハイブリッド車両の車速、モータジェネレータの出力(モータ出力)及びハイブリッド車両のユーザ(ドライバ又は搭乗者)が要求している出力(要求出力)の波形の一例を示すグラフである。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態の一例として、本発明をモータジェネレータMG1及びMG2並びにエンジン200を備えるハイブリッド車両10に適用した場合の実施形態について説明する。
(1)ハイブリッド車両の構成
はじめに、図1を参照して、本実施形態のハイブリッド車両10の構成について説明する。ここに、図1は、本実施形態のハイブリッド車両10の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、ハイブリッド車両10は、車軸11、車輪12、ECU100、エンジン200、モータジェネレータMG1、モータジェネレータMG2、トランスアクスル300、インバータ400、バッテリ500及びSOC(State Of Charge)センサ510を備える。
車軸11は、エンジン200及びモータジェネレータMG2から出力された動力を車輪に伝達するための伝達軸である。
車輪12は、後述する車軸11を介して伝達される動力を路面に伝達する手段である。図1は、ハイブリッド車両10が左右に一輪ずつの車輪12を備える例を示しているが、実際には、前後左右に一輪ずつ車輪12を備えている(つまり、合計4つの車輪12を備えている)ことが好ましい。
ECU100は、本発明の「車両制御装置」の一例を構成しており、ハイブリッド車両10の動作全体を制御することが可能に構成された電子制御ユニットである。ECU100は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を備えている。
エンジン200は、「内燃機関」の一例たるガソリンエンジンであり、ハイブリッド車両10の主たる動力源として機能する。尚、エンジン200の詳細な構成については後述する。
モータジェネレータMG1は、「回転電機」の一例であり、バッテリ500を充電するための或いはモータジェネレータMG2に電力を供給するための発電機として、更にはエンジン200の駆動力をアシストする電動機として機能するように構成されている。
モータジェネレータMG2は、「回転電機」の一例であり、エンジン200の動力をアシストする電動機として、或いはバッテリ500を充電するための発電機として機能するように構成されている。
尚、モータジェネレータMG1及びモータジェネレータMG2の夫々は、例えば同期電動発電機である。従って、モータジェネレータMG1及びモータジェネレータMG2の夫々は、外周面に複数個の永久磁石を有するロータと、回転磁界を形成する三相コイルが巻回されたステータとを備える。但し、モータジェネレータMG1及びモータジェネレータMG2の少なくとも一方は、他の形式のモータジェネレータであっても構わない。
トランスアクスル300は、トランスミッションやディファレンシャルギア等が一体化された動力伝達機構である。トランスアクスル300は、特に動力分割機構310を備えている。
動力分割機構310は、図示せぬサンギア、プラネタリキャリア、ピニオンギア、及びリングギアを備えた遊星歯車機構である。これら各ギアのうち、内周にあるサンギアの回転軸はモータジェネレータMG1に連結されており、外周にあるリングギアの回転軸は、モータジェネレータMG2に連結されている。サンギアとリングギアの中間にあるプラネタリキャリアの回転軸はエンジン200に連結されており、エンジン200の回転は、このプラネタリキャリアと更にピニオンギアとによって、サンギア及びリングギアに伝達され、エンジン200の動力が2系統に分割されるように構成されている。ハイブリッド車両10において、リングギアの回転軸は、ハイブリッド車両10における車軸11に連結されており、この車軸11を介して車輪12に駆動力が伝達される。
インバータ400は、バッテリ500から取り出した直流電力を交流電力に変換してモータジェネレータMG1及びモータジェネレータMG2に供給すると共に、モータジェネレータMG1及びモータジェネレータMG2によって発電された交流電力を直流電力に変換してバッテリ500に供給することが可能に構成されている。尚、インバータ400は、所謂PCU(Power Control Unit)の一部として構成されていてもよい。
バッテリ500はモータジェネレータMG1及びモータジェネレータMG2を稼働するための電力に係る電力供給源として機能することが可能に構成された充電可能な蓄電池である。
尚、バッテリ500は、ハイブリッド車両10の外部の電源から電力の供給を受けることで充電されてもよい。つまり、ハイブリッド車両10は、いわゆるプラグインハイブリッド車両であってもよい。
SOCセンサ510は、バッテリ500の充電状態を表すバッテリ残量を検出することが可能に構成されたセンサである。SOCセンサ510は、ECU100と電気的に接続されており、SOCセンサ510によって検出されたバッテリ500のSOC値は、常にECU100によって把握される構成となっている。
(2)ハイブリッド車両の第1動作例
続いて、図2及び図3を参照しながら、本実施形態のハイブリッド車両10の第1動作例について説明する。図2は、本実施形態のハイブリッド車両10の第1動作例の流れを示すフローチャートである。図3は、第1動作例が行われている間のハイブリッド車両10の車速、モータジェネレータMG2の出力(モータ出力)及びハイブリッド車両10のユーザ(ドライバ又は搭乗者)が要求している出力(要求出力)の波形の一例を示すグラフである。
図2に示すように、ECU100は、モータジェネレータMG2を断続的に(言い換えれば、間欠的に)駆動させることで、車速が許容車速範囲に収まるようにハイブリッド車両10を走行させる断続走行モードを開始するべきか否かを判定する(ステップS10)。
尚、断続走行モードとは、モータジェネレータMG2を駆動させることでハイブリッド車両10を走行させる(典型的には、ハイブリッド車両10の車速が増加していくようにハイブリッド車両10を走行させる)加速期間と、モータジェネレータMG2を停止させることでハイブリッド車両10を惰行させる(典型的には、ハイブリッド車両10の車速が減少していくようにハイブリッド車両10を惰行させる)惰行期間とが交互に且つ繰り返し現れる走行モードを意味する。このような断続走行モードは、主として、モータジェネレータMG2の電力消費量の低減(言い換えれば、モータジェネレータMG2の効率的な駆動)を目的として行われる。
ステップS10の判定の結果、断続走行モードを開始するべきでないと判定される場合には(ステップS10:No)、ECU100は、ハイブリッド車両10の走行モードを断続走行モードに切り替えなくともよい。つまり、ECU100は、以下に説明するステップS11からステップS14までの動作を行わなくともよい。
他方で、ステップS10の判定の結果、断続走行モードを開始するべきであると判定される場合には(ステップS10:Yes)、ECU100は、ハイブリッド車両10の走行モードを断続走行モードに切り替える。尚、図3は、時刻t10においてハイブリッド車両10の走行モードが断続走行モードに切り替えられた場合の、ハイブリッド車両10の車速(図3の1段目のグラフ参照)、モータジェネレータMG2のモータ出力(図3の2段目のグラフ参照)及びハイブリッド車両10のユーザが要求している要求出力(図3の3段目のグラフ参照)の波形の例を示している。
具体的には、ECU100は、加速期間には、ハイブリッド車両10の走行に用いられるパワーがハイブリッド車両10に対して出力されるように、モータジェネレータMG2を駆動する(ステップS11)。典型的には、ECU100は、ハイブリッド車両10の車速が連続的に若しくは段階的に又はその他の態様で増加していくように、モータジェネレータMG2を駆動させる。このとき、ECU100は、ハイブリッド車両10の車速が許容車速範囲の上限速度V1(或いは、当該上限速度V1以下の所定速度)を超えないように、モータジェネレータMG2を駆動させることが好ましい。言い換えれば、ECU100は、ハイブリッド車両10の車速が許容車速範囲の上限速度V1(或いは、当該上限速度V1以下の所定速度)を超える時点で加速期間が終了するように、モータジェネレータMG2を駆動させてもよい。尚、図3に示す例で言えば、時刻t12から時刻t13までの間の期間及び時刻t16から時刻t17までの間の期間が、加速期間に相当する。
ここで、モータジェネレータMG2の電力消費量の低減を実現するという観点から見れば、加速期間には、ECU100は、モータジェネレータMG2を、電力消費量の低減を実現可能な動作点で駆動させることが好ましい。例えば、ECU100は、モータジェネレータMG2を、モータジェネレータMG2の効率が最高となる動作点で駆動させてもよい。或いは、ECU100は、モータジェネレータMG2を、ハイブリッド車両10のユーザが要求している出力(要求出力)がモータジェネレータMG2の連続的な駆動によって満たされる場合の効率よりもより良好な効率を実現可能な動作点で駆動させてもよい。
他方で、ECU100は、惰行期間には、モータジェネレータMG2を停止させる(ステップS13)。この場合、典型的には、ハイブリッド車両10の車速が連続的に若しくは段階的に又はその他の態様で減少していく。特に、ECU100は、許容車速範囲の下限速度V2(或いは、当該下限速度V2以上の所定速度)までハイブリッド車両10の車速が連続的に若しくは段階的に又はその他の態様で減少していくように、モータジェネレータMG2を停止させてもよい。言い換えれば、ECU100は、ハイブリッド車両10の車速が許容車速範囲の下限速度V2(或いは、当該下限速度V2以上の所定速度)を下回る時点で惰行期間が終了するように、モータジェネレータMG2を停止させてもよい。尚、図3に示す例で言えば、時刻t10から時刻t11までの間の期間、時刻t14から時刻t15までの間の期間及び時刻t18から時刻t19までの間の期間が、惰行期間に相当する。
尚、加速期間及び惰行期間の夫々の長さは、ハイブリッド車両10が断続走行モードで走行している場合の要求出力(図3に示す例では、要求出力Pr)及び加速期間中のモータ出力等を考慮した上で、ハイブリッド車両10の車速が許容車速に収まるような適切な長さに設定されることが好ましい。典型的には、ハイブリッド車両10が断続走行モードで走行する全期間(つまり、加速期間と惰行期間との総和)に対する加速期間の割合は、加速期間中の要求出力/加速期間中のモータ出力と一致する。
第1動作例では特に、加速期間が終了した場合(例えば、ハイブリッド車両10の車速が上限速度V1と一致した場合)には、加速期間に続いて、モータジェネレータMG2を駆動させることで、ハイブリッド車両10の車速が一定に維持される(つまり、増加せず且つ減少しない)ようにハイブリッド車両10を走行させる定常走行期間が現れる。その後、定常走行期間に続いて、惰行期間が現れることになる。つまり、本実施形態では、加速期間から惰行期間に即座に切り替わることに代えて、加速期間と惰行期間との間に定常走行期間が確保された上で、加速期間から惰行期間に切り替わる。
具体的には、ECU100は、加速期間に続いて現れる定常走行期間には、ハイブリッド車両10の車速が、一定の車速(例えば、加速期間が終了した時点での車速(図3に示す例では上限速度V1))に維持されるように、モータジェネレータMG2を駆動させる(ステップS12)。尚、図3に示す例で言えば、時刻t13から時刻t14までの間の期間及び時刻t17から時刻t18までの間の期間が、加速期間に続いて現れる定常走行期間に相当する。
このとき、ECU100は、加速期間におけるハイブリッド車両10の加速度に応じて、加速期間に続いて現れる定常走行期間の長さを調整してもよい。例えば、ECU100は、加速期間におけるハイブリッド車両10の加速度の絶対値が大きくなるほど長くなる定常走行期間が加速期間に続いて現れるように、加速期間に続いて現れる定常走行期間の長さを調整してもよい。
加えて、ECU100は、加速期間が終了する前に、加速期間が終了した時点での車速(図3に示す例では上限速度V1)を予め推定していてもよい。更に、ECU100は、加速期間が終了する前に、加速期間が終了した時点での車速を維持するために必要なモータジェネレータMG2の動作点(つまり、トルク及び回転数を一義的に決定することが可能なモータジェネレータMG2の動作点であり、実質的には、モータ出力(図3に示す例では、モータ出力Pm2)に相当する)を予め推定していてもよい。この場合、ECU100は、加速期間が終了すると同時に(言い換えれば、加速期間に続けて定常走行期間が開始すると同時に)、予め推定した動作点でのモータジェネレータMG2の駆動が開始されるように、モータジェネレータMG2を駆動させてもよい。その結果、加速期間から定常走行期間に切り替わる際のタイムラグが低減される。
加えて、第1動作例では特に、惰行期間が終了した場合(例えば、ハイブリッド車両10の車速が下限速度V2と一致した場合)には、惰行期間に続いて、モータジェネレータMG2を駆動させることで、ハイブリッド車両10の車速が一定に維持される(つまり、増加せず且つ減少しない)ようにハイブリッド車両10を走行させる定常走行期間が現れる。その後、定常走行期間に続いて、加速期間が現れることになる。つまり、本実施形態では、惰行期間から加速期間に即座に切り替わることに代えて、惰行期間と加速期間との間に定常走行期間が確保された上で、惰行期間から加速期間に切り替わる。
具体的には、ECU100は、惰行期間に続いて現れる定常走行期間には、ハイブリッド車両10の車速が、一定の車速(例えば、惰行期間が終了した時点での車速(図3に示す例では下限速度V2))に維持されるように、モータジェネレータMG2を駆動させる(ステップS14)。尚、図3に示す例で言えば、時刻t11から時刻t12までの間の期間及び時刻t15から時刻t16までの間の期間が、惰行期間に続いて現れる定常走行期間に相当する。
このとき、ECU100は、惰行期間におけるハイブリッド車両10の減速度に応じて、惰行期間に続いて現れる定常走行期間の長さを調整してもよい。例えば、ECU100は、惰行期間におけるハイブリッド車両10の減速度の絶対値が大きくなるほど長くなる定常走行期間が惰行期間に続いて現れるように、惰行期間に続いて現れる定常走行期間の長さを調整してもよい。
加えて、ECU100は、惰行期間が終了する前に、惰行期間が終了した時点での車速(図3に示す例では下限速度V2)を予め推定していてもよい。更に、ECU100は、惰行期間が終了する前に、惰行期間が終了した時点での車速を維持するために必要な動作点(つまり、トルク及び回転数を一義的に決定することが可能なモータジェネレータMG2の動作点であり、実質的には、モータ出力(図3に示す例では、モータ出力Pm1)に相当する)を予め推定していてもよい。この場合、ECU100は、惰行期間が終了すると同時に(言い換えれば、惰行期間に続けて定常走行期間が開始すると同時に)、予め推定した動作点でのモータジェネレータMG2の駆動が開始されるように、モータジェネレータMG2を駆動させてもよい。その結果、惰行期間から定常走行期間に切り替わる際のタイムラグが低減される。
以上説明したステップS11からステップS14までの動作が、断続走行モードでの走行を終了すると判定されるまで繰り返し継続される(ステップS15)。
以上説明したように、第1動作例によれば、定常走行期間が加速期間と惰行期間との間に確保されるため、加速期間から惰行期間へと切り替わる際には、ハイブリッド車両10の走行状態は、加速状態から定常走行状態(つまり、一定の車速で走行する状態)へと遷移すると共に、その後、定常走行状態から減速状態へと遷移することになる。言い換えれば、加速期間から惰行期間へと切り替わる際には、ハイブリッド車両10の走行状態は、加速状態から減速状態へと即座に遷移することは殆ど又は全くない。このため、図3に示すように、加速期間から惰行期間へと即座に切り替わる比較例と比較して、加速期間から惰行期間へと切り替わる際には、車速が緩やかに又は滑らかに変動する。言い換えれば、加速期間から惰行期間へと即座に切り替わる比較例と比較して、加速期間から惰行期間へと切り替わる際には、車速が急激に変動することが殆ど又は全くない。従って、第1動作例では、加速期間から惰行期間へと即座に切り替わる比較例と比較して、ハイブリッド車両10の乗員にとっての乗り心地の悪化が好適に抑制される。
更に、第1動作例では、加速期間におけるハイブリッド車両10の加速度の絶対値が大きくなるほど長くなる定常走行期間が加速期間に続いて現れるように、加速期間に続いて現れる定常走行期間の長さが調整されてもよいことは上述した通りである。つまり、第1動作例では、加速期間におけるハイブリッド車両10の加速度の絶対値が大きいほど、加速期間から惰行期間へと即座に切り替わった際の車速の変動を緩やかに又は滑らかにするための定常走行期間が、より長く継続してもよい。その結果、加速期間から惰行期間へと切り替わる際に、車速がより一層緩やかに又は滑らかに変動する。従って、乗員にとっての乗り心地の悪化がより一層好適に抑制される。
同様に、第1動作例によれば、定常走行期間が加速期間と惰行期間との間に確保されるため、惰行期間から加速期間へと切り替わる際には、ハイブリッド車両10の走行状態は、減速状態から定常走行状態へと遷移すると共に、その後、定常走行状態から加速状態へと遷移することになる。言い換えれば、惰行期間から加速期間へと切り替わる際には、ハイブリッド車両10の走行状態は、減速状態から加速状態へと即座に遷移することは殆ど又は全くない。このため、図3に示すように、惰行期間から加速期間へと即座に切り替わる比較例と比較して、惰行期間から加速期間へと切り替わる際には、車速が緩やかに又は滑らかに変動する。言い換えれば、惰行期間から加速期間へと即座に切り替わる比較例と比較して、惰行期間から加速期間へと切り替わる際には、車速が急激に変動することが殆ど又は全くない。従って、第1動作例では、惰行期間から加速期間へと即座に切り替わる比較例と比較して、ハイブリッド車両10の乗員にとっての乗り心地の悪化が好適に抑制される。
更に、第1動作例では、惰行期間におけるハイブリッド車両10の減速度の絶対値が大きくなるほど長くなる定常走行期間が惰行期間に続いて現れるように、惰行期間に続いて現れる定常走行期間の長さが調整されてもよいことは上述した通りである。つまり、第1動作例では、惰行期間におけるハイブリッド車両10の減速度の絶対値が大きいほど、惰行期間から加速期間へと即座に切り替わった際の車速の変動を緩やかに又は滑らかにするための定常走行期間が、より長く継続してもよい。その結果、惰行期間から加速期間へと切り替わる際に、車速がより一層緩やかに又は滑らかに変動する。従って、乗員にとっての乗り心地の悪化がより一層好適に抑制される。
尚、上述の説明では、モータジェネレータMG1及びモータジェネレータMG2に加えてエンジン200を備えるハイブリッド車両10が第1動作例を行う例が説明された。しかしながら、モータジェネレータMG1及びモータジェネレータMG2のうちの少なくとも一方を備えると共に、エンジン200を備えない車両(いわゆる、電気自動車)が第1動作例を行ってもよい。
(3)ハイブリッド車両の第2動作例
続いて、図4及び図5を参照しながら、本実施形態のハイブリッド車両10の第2動作例について説明する。図4は、本実施形態のハイブリッド車両10の第2動作例の流れを示すフローチャートである。図5は、第2動作例が行われている間のハイブリッド車両10の車速、モータジェネレータMG2の出力(モータ出力)及びハイブリッド車両10のユーザ(ドライバ又は搭乗者)が要求している出力(要求出力)の波形の一例を示すグラフである。尚、以下の説明では、説明の重複を避けるために、第1動作例と同一の動作については、同一のステップ番号を付することでその詳細な説明を省略する。
図4に示すように、第2動作例においても、第1動作例と同様に、ECU100は、モータジェネレータMG2を断続的に(言い換えれば、間欠的に)駆動させることで、車速が許容車速範囲に収まるようにハイブリッド車両10を走行させる断続走行モードを開始するべきか否かを判定する(ステップS10)。
ステップS10の判定の結果、断続走行モードを開始するべきでないと判定される場合には(ステップS10:No)、ECU100は、ハイブリッド車両10の走行モードを断続走行モードに切り替えなくともよい。つまり、ECU100は、以下に説明するステップS21からステップS24までの動作を行わなくともよい。
他方で、ステップS10の判定の結果、断続走行モードを開始するべきであると判定される場合には(ステップS10:Yes)、ECU100は、ハイブリッド車両10の走行モードを断続走行モードに切り替える。尚、図5は、時刻t10においてハイブリッド車両10の走行モードが断続走行モードに切り替えられた場合の、ハイブリッド車両10の車速(図5の1段目のグラフ参照)、モータジェネレータMG2のモータ出力(図5の2段目のグラフ参照)及びハイブリッド車両10のユーザが要求している要求出力(図5の3段目のグラフ参照)の波形の例を示している。
具体的には、ECU100は、加速期間には、ハイブリッド車両10の走行に用いられるパワーがハイブリッド車両10に対して出力されるように、モータジェネレータMG2及びエンジン200のうちの少なくとも一方を駆動する(ステップS21)。つまり、第2動作例では、第1動作例と比較して、加速期間にエンジン200が駆動されることがあるという点において異なっている。第2動作例のステップS21におけるその他の動作は、第1動作例のステップS11における動作と同様であってもよい。
尚、図5は、ECU100が、加速期間の前半にモータジェネレータMG2を駆動させると共に、加速期間の後半にモータジェネレータMG2及びエンジン200の双方を駆動させる例を示している。しかしながら、ECU100は、加速期間において、図5に示す態様とは異なる態様でモータジェネレータMG2及びエンジン200のうちの少なくとも一方を駆動させてもよい。例えば、ECU100は、加速期間において、図5に示す態様とは異なる態様で、モータジェネレータMG2及びエンジン200の双方を駆動させてもよい。或いは、例えば、ECU100は、加速期間には、モータジェネレータMG2及びエンジン200のうちのいずれか一方を駆動させる一方で、モータジェネレータMG2及びエンジン200のうちのいずれか他方を駆動させなくともよい。好ましくは、ECU100は、モータジェネレータMG2の電力消費量及びエンジン200の燃料消費量を低減させる(言い換えれば、ハイブリッド車両10全体としての燃費又は電費を改善する)ことができるように、モータジェネレータMG2のモータ出力及びエンジン200のエンジン出力の分担割合を決定することが好ましい。
他方で、ECU100は、惰行期間には、モータジェネレータMG2及びエンジン200の双方を停止させる(ステップS23)。
尚、加速期間及び惰行期間の夫々の長さは、ハイブリッド車両10が断続走行モードで走行している場合の要求出力(図3に示す例では、要求出力Pr)並びに加速期間中のモータ出力及びエンジン出力等を考慮した上で、ハイブリッド車両10の車速が許容車速に収まるような適切な長さに設定されることが好ましい。典型的には、ハイブリッド車両10が断続走行モードで走行する全期間(つまり、加速期間と惰行期間との総和)に対する加速期間の割合は、加速期間中の要求出力/(加速期間中のモータ出力+加速期間中のエンジン出力)と一致する。
第2動作例においても、第1動作例と同様に、加速期間が終了した場合(例えば、ハイブリッド車両10の車速が上限速度V1と一致した場合)には、加速期間に続いて、モータジェネレータMG2及びエンジン200のうちの少なくとも一方を駆動させることで、ハイブリッド車両10の車速が一定に維持される(つまり、増加せず且つ減少しない)ようにハイブリッド車両10を走行させる定常走行期間が現れる。その後、定常走行期間に続いて、惰行期間が現れることになる。
具体的には、ECU100は、加速期間に続いて現れる定常走行期間には、ハイブリッド車両10の車速が、一定の車速(例えば、加速期間が終了した時点での車速(図3に示す例では上限速度V1))に維持されるように、モータジェネレータMG2及びエンジン200のうちの少なくとも一方を駆動させる(ステップS22)。つまり、第2動作例では、第1動作例と比較して、定常走行期間にエンジン200が駆動されることがあるという点において異なっている。第2動作例のステップS22におけるその他の動作は、第1動作例のステップS12における動作と同様であってもよい。
加えて、ECU100は、加速期間が終了する前に、(i)加速期間が終了した時点での車速を維持するために必要なモータジェネレータMG2の動作点(つまり、トルク及び回転数を一義的に決定することが可能なモータジェネレータMG2の動作点であり、実質的には、モータ出力に相当する)及び(ii)エンジン200の動作点(つまり、トルク及び回転数を一義的に決定することが可能なエンジン200の動作点であり、実質的には、エンジン出力(図5に示す例では、エンジン出力Pe2)に相当する)のうちの少なくとも一方を予め推定していてもよい。この場合、ECU100は、加速期間が終了すると同時に(言い換えれば、加速期間に続けて定常走行期間が開始すると同時に)、予め推定した動作点でのモータジェネレータMG2及びエンジン200のうちの少なくとも一方の駆動が開始されるように、モータジェネレータMG2及びエンジン200のうちの少なくとも一方を駆動させてもよい。その結果、加速期間から定常走行期間に切り替わる際のタイムラグが低減される。
尚、図5は、ECU100が、加速期間に続いて現れる定常走行期間には、モータジェネレータMG2を駆動させない一方で、エンジン200を駆動させる例を示している。しかしながら、ECU100は、加速期間に続いて現れる定常走行期間において、図5に示す態様とは異なる態様でモータジェネレータMG2及びエンジン200のうちの少なくとも一方を駆動させてもよい。例えば、ECU100は、加速期間に続いて現れる定常走行期間には、モータジェネレータMG2を駆動させる一方で、エンジン200を駆動させなくともよい。或いは、例えば、ECU100は、加速期間に続いて現れる定常走行期間には、モータジェネレータMG2及びエンジン200の双方を駆動させてもよい。好ましくは、ECU100は、モータジェネレータMG2の電力消費量及びエンジン200の燃料消費量を低減させる(言い換えれば、ハイブリッド車両10全体としての燃費又は電費を改善する)ことができるように、モータジェネレータMG2のモータ出力及びエンジン200のエンジン出力の分担割合を決定することが好ましい。
加えて、第2動作例においても、第1動作例と同様に、惰行期間が終了した場合(例えば、ハイブリッド車両10の車速が下限速度V2と一致した場合)には、惰行期間に続いて、モータジェネレータMG2及びエンジン200のうちの少なくとも一方を駆動させることで、ハイブリッド車両10の車速が一定に維持される(つまり、増加せず且つ減少しない)ようにハイブリッド車両10を走行させる定常走行期間が現れる。その後、定常走行期間に続いて、加速期間が現れることになる。
具体的には、ECU100は、惰行期間に続いて現れる定常走行期間には、ハイブリッド車両10の車速が、一定の車速(例えば、惰行期間が終了した時点での車速(図3に示す例では下限速度V2))に維持されるように、モータジェネレータMG2及びエンジン200のうちの少なくとも一方を駆動させる(ステップS24)。つまり、第2動作例では、第1動作例と比較して、定常走行期間にエンジン200が駆動されることがあるという点において異なっている。第2動作例のステップS24におけるその他の動作は、第1動作例のステップS14における動作と同様であってもよい。
加えて、ECU100は、惰行期間が終了する前に、(i)惰行期間が終了した時点での車速を維持するために必要なモータジェネレータMG2の動作点(つまり、トルク及び回転数を一義的に決定することが可能なモータジェネレータMG2の動作点であり、実質的には、モータ出力(図5に示す例では、モータ出力Pm1)に相当する)及び(ii)エンジン200の動作点(つまり、トルク及び回転数を一義的に決定することが可能なエンジン200の動作点であり、実質的には、エンジン出力に相当する)のうちの少なくとも一方を予め推定していてもよい。この場合、ECU100は、惰行期間が終了すると同時に(言い換えれば、惰行期間に続けて定常走行期間が開始すると同時に)、予め推定した動作点でのモータジェネレータMG2及びエンジン200のうちの少なくとも一方の駆動が開始されるように、モータジェネレータMG2及びエンジン200のうちの少なくとも一方を駆動させてもよい。その結果、惰行期間から定常走行期間に切り替わる際のタイムラグが低減される。
尚、図5は、ECU100が、惰行期間に続いて現れる定常走行期間には、モータジェネレータMG2を駆動させる一方で、エンジン200を駆動させない例を示している。しかしながら、ECU100は、惰行期間に続いて現れる定常走行期間において、図5に示す態様とは異なる態様でモータジェネレータMG2及びエンジン200のうちの少なくとも一方を駆動させてもよい。例えば、ECU100は、惰行期間に続いて現れる定常走行期間には、モータジェネレータMG2を駆動させない一方で、エンジン200を駆動させてもよい。或いは、例えば、ECU100は、惰行期間に続いて現れる定常走行期間には、モータジェネレータMG2及びエンジン200の双方を駆動させてもよい。好ましくは、ECU100は、モータジェネレータMG2の電力消費量及びエンジン200の燃料消費量を低減させる(言い換えれば、ハイブリッド車両10全体としての燃費又は電費を改善する)ことができるように、モータジェネレータMG2のモータ出力及びエンジン200のエンジン出力の分担割合を決定することが好ましい。
以上説明したステップS21からステップS24までの動作が、断続走行モードでの走行を終了すると判定されるまで繰り返し継続される(ステップS15)。
以上説明した第2動作例によっても、上述した第1動作例によって享受することができる各種効果を享受することができる。
尚、上述の第1動作例及び第2動作例では、加速期間に続けて定常走行期間が現れると共に、惰行期間に続けて定常走行期間が現れる例が説明された。つまり、上述の第1動作例及び第2動作例では、加速期間及び惰行期間の夫々に続けて定常走行期間が現れる例が説明された。しかしながら、加速期間及び惰行期間のうちのいずれか一方に続けて定常走行期間が現れる一方で、加速期間及び惰行期間のうちのいずれか他方に続けて定常走行期間が現れなくともよい。この場合であっても、少なくとも定常走行期間が全く現れない比較例と比較すれば、車速が相応に緩やかに又は滑らかに変動する。従って、乗員にとっての乗り心地の悪化が相応に抑制される。
また、定常走行期間は、断続走行モードでハイブリッド車両10が走行している間に現れる全ての加速期間の夫々に続いて現れてもよい。或いは、定常走行期間は、断続走行モードでハイブリッド車両10が走行している間に現れる全ての加速期間のうちの少なくとも一部に続いて現れる一方で、断続走行モードでハイブリッド車両10が走行している間に現れる全ての加速期間のうちの少なくとも他の一部に続いて現れなくともよい。
同様に、定常走行期間は、断続走行モードでハイブリッド車両10が走行している間に現れる全ての惰行期間の夫々に続いて現れてもよい。或いは、定常走行期間は、断続走行モードでハイブリッド車両10が走行している間に現れる全ての惰行期間のうちの少なくとも一部に続いて現れる一方で、断続走行モードでハイブリッド車両10が走行している間に現れる全ての惰行期間のうちの少なくとも他の一部に続いて現れなくともよい。
加えて、上述の第1動作例及び第2動作例では、ハイブリッド車両10が、いわゆるスプリット(動力分割)方式のハイブリッドシステム(例えば、THS:Toyota Hybrid System)を採用する例について説明している。しかしながら、シリーズ方式のハイブリッドシステムやパラレル方式のハイブリッドシステムを採用するハイブリッド車両10が、上述した第1動作例及び第2動作例を行ってもよい。
尚、本発明は、請求の範囲及び明細書全体から読み取るこのできる発明の要旨又は思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う車両制御装置もまた本発明の技術思想に含まれる。
10 ハイブリッド車両
100 ECU
200 エンジン
300 トランクアクスル
310 動力分割機構
400 インバータ
500 バッテリ
510 SOCセンサ
MG1、MG2 モータジェネレータ

Claims (10)

  1. 蓄電装置に蓄電された電力を利用して駆動する回転電機を備える車両を制御するための車両制御装置であって、
    (i)前記回転電機を駆動させることで前記車両を走行させる第1期間と、(ii)前記回転電機を停止させることで前記車両を惰行させる第2期間とが交互に現れるように、前記回転電機を制御する第1制御手段と、
    前記第1期間と前記第2期間との間に、前記回転電機を駆動させることで前記車両の車速が維持される第3期間が現れるように、前記回転電機を制御する第2制御手段と
    を備えることを特徴とする車両制御装置。
  2. 前記第2制御手段は、前記第1期間に続いて、前記第1期間における前記車両の加減速度に応じた長さの前記第3期間が現れるように、前記回転電機を制御することを特徴とする請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記第2制御手段は、前記第1期間に続いて、前記第1期間における前記車両の加減速度の絶対値が大きくなるほど長くなる前記第3期間が現れるように、前記回転電機を制御することを特徴とする請求項2に記載の車両制御装置。
  4. 前記第2制御手段は、前記第1期間に続いて、前記第1期間が終了する時点での前記車速が維持される前記第3期間が現れるように、前記回転電機を制御することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車両制御装置。
  5. 前記第2制御手段は、(i)前記第1期間に続いて前記第3期間が現れる前に、前記第1期間が終了する時点での前記車速を維持することができる前記回転電機の動作点を予め推定すると共に、(ii)前記第1期間が終了した時点で、当該予め推定した動作点での前記回転電機の駆動が開始されるように、前記回転電機を制御することを特徴とする請求項4に記載の車両制御装置。
  6. 前記第2制御手段は、前記第2期間に続いて、前記第2期間における前記車両の加減速度に応じた長さの前記第3期間が現れるように、前記回転電機を制御することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の車両制御装置。
  7. 前記第2制御手段は、前記第2期間に続いて、前記第2期間における前記車両の加減速度の絶対値が大きくなるほど長くなる前記第3期間が現れるように、前記回転電機を制御することを特徴とする請求項6に記載の車両制御装置。
  8. 前記第2制御手段は、前記第2期間に続いて、前記第2期間が終了する時点での前記車速が維持される前記第3期間が現れるように、前記回転電機を制御することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の車両制御装置。
  9. 前記第2制御手段は、(i)前記第2期間に続いて前記第3期間が現れる前に、前記第2期間が終了する時点での前記車速を維持することができる前記回転電機の動作点を予め推定すると共に、(ii)前記第2期間が終了した時点で、当該予め推定した動作点で前記回転電機の駆動が開始されるように、前記回転電機を制御することを特徴とする請求項8に記載の車両制御装置。
  10. 前記車両は、前記回転電機に加えて、燃料の燃焼によって駆動する内燃機関を備えており、
    前記第2制御手段は、前記第1期間と前記第2期間との間に、前記回転電機及び前記内燃機関のうちの少なくとも一方を駆動させることで前記車両の車速が維持される前記第3期間が現れるように、前記回転電機及び前記内燃機関のうちの少なくとも一方を制御することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の制御装置。
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