JP2014127680A - 電子機器および電子機器システム、並びに電子機器の冷却方法および電子機器システムの冷却方法 - Google Patents

電子機器および電子機器システム、並びに電子機器の冷却方法および電子機器システムの冷却方法 Download PDF

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Abstract

【課題】CPUを効率的に冷却できるタブレット型のパソコンを提供すること。
【解決手段】筐体21の内部に搭載したCPU24と、筐体21に設けた排気口21Bに臨むように筐体21の内部に設けたフィン26と、CPU24に密着したヒートスプレッダ25とフィン26とに接続され、CPU24において生じた熱をフィン26に伝えるヒートシンク27Aと、フィン26に伝えられた熱を空気とともに排出させる送風ファン28とを備えたタブレット型のパソコン2において、筐体21に設けた吸気口21Aに臨むように筐体21の内部に設けた吸気側フィン29と、ヒートスプレッダ25と吸気側フィン29とに接続され、CPU24において生じた熱を吸気側フィン29に伝える吸気側ヒートシンク27Bとを備えたので、CPU24で生じた熱は吸気口21Aから取り入れた空気にも放熱することになり、CPU24を効率的に冷却できる。
【選択図】図8

Description

本発明は、電子機器および電子機器システム、並びに電子機器の冷却方法および電子機器システムの冷却方法に関する。
ノート型のパソコンなどの電子機器の中には、拡張機器に装着することにより、電子機器に拡張機能を付加するとともに、電子機器の冷却機能を強化するものがある。電子機器は、筐体の内部に搭載されたCPU(Central Processing Unit)(演算処理装置)などの熱源と、熱源に接続され、熱源において生じた熱を筐体に設けられた排気口の近傍まで伝えるヒートシンクなどの伝熱器と、排気口近傍まで伝えられた熱を空気とともに筐体の外部に排出させる送風ファンとを備えている。そして、熱源において生じた熱は、排気口の近傍まで伝えられ、空気とともに筐体の外部に排出される。拡張機器は、筐体に排気口と排気口に連通する冷却風通路とを設けるとともに、排気口に臨む送風ファンと拡張機器に装着した電子機器の底面に接するヒートシンクなどの伝熱器とを備えている。排気口は、拡張機器に電子機器を装着した場合に電子機器に搭載された熱源の真下に位置し、冷却風通路は、伝熱器の真下を通る。そして、拡張機器に電子機器を装着した状態で排気口から排出された空気は、電子機器に搭載された熱源の真下、伝熱器の真下、拡張機器に装着した電子機器の底面に接する伝熱器を通り、筐体の外部に排出される(たとえば、特許文献1参照)。
また、タブレット型のパソコンなどの電子機器の中には、拡張機器に装着することにより、電子機器に拡張機能を付加し、ノート型のパソコンとしても使用可能なものが提案されている。これによれば、単独でタブレット型のパソコンとして使用でき、拡張機器に装着することにより、ノート型のパソコンとして使用できる(たとえば、特許文献2参照)。
特開2000−75960号公報 特開2005−158013号公報
しかしながら、CPUなどの熱源は、性能が上がるにつれて発熱量が増える。タブレット型のパソコンやノート型のパソコンなどのように、薄型化が進み内部空間が限られる電子機器では、CPUなどの熱源を冷却することが難しい。これにより、内部空間が限られる電子機器は、高性能なCPUを搭載することが難しい。また、高性能なCPUを搭載しても、発熱量が増大すると熱でCPUが損傷するので、CPUがその性能を十分に発揮できない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、熱源を効率的に冷却できる電子機器および電子機器システム、並びに、電子機器の冷却方法および電子機器システムの冷却方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、筐体の内部に搭載した熱源と、筐体に設けた排気口に臨むように筐体の内部に設けた放熱器と、前記熱源と前記放熱器とに接続され、前記熱源において生じた熱を放熱器に伝える伝熱器と、前記放熱器に伝えられた熱を空気とともに排出させる送風ファンとを備えた電子機器において、筐体に設けた吸気口に臨むように筐体の内部に設けた吸気側放熱器と、前記熱源と前記吸気側放熱器とに接続され、前記熱源において生じた熱を前記吸気側放熱器に伝える吸気側伝熱器とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記熱源は、演算処理装置であることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記吸気側伝熱器は、前記伝熱器と一体に形成したことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記筐体は、前面が開口した偏平な箱状であって、その前面開口にディスプレイを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、筐体の内部に搭載した熱源と、筐体に設けた排気口に臨むように筐体の内部に設けた放熱器と、前記熱源と前記放熱器とに接続され、前記熱源において生じた熱を放熱器に伝える伝熱器と、前記伝熱器に伝えられた熱を空気とともに排出させる送風ファンと、筐体に設けた吸気口に臨むように筐体の内部に設けた吸気側放熱器と、前記熱源と前記吸気側放熱器とに接続され、前記熱源において生じた熱を前記吸気側放熱器に伝える吸気側伝熱器とを備えた電子機器本体と、前記電子機器本体が装着可能であって、前記電子機器本体を装着した状態で前記吸気口に空気を供給する送風ファンを備えた拡張機器とにより構成したことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記熱源は、演算処理装置であることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記吸気側伝熱器は、前記伝熱器と一体に形成したことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記筐体は、前面が開口した偏平な箱状であって、その前面開口にディスプレイを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記吸気口は、前記筐体の下縁中央に、下縁中央を境に左右対称となるように設けたことを特徴とする。
また、本発明は、筐体の内部に搭載した熱源と、筐体に設けた排気口に臨むように筐体の内部に設けた放熱器と、前記熱源と前記放熱器とに接続され、前記熱源において生じた熱を放熱器に伝える伝熱器と、放熱器に伝えられた熱を空気とともに排出させる送風ファンと、筐体に設けた吸気口に臨むように筐体の内部に設けた吸気側放熱器と、前記熱源と前記吸気側放熱器とに接続され、前記熱源において生じた熱を前記吸気側放熱器に伝える吸気側伝熱器とを備えた電子機器と、前記電子機器が装着可能であって、前記電子機器を装着した状態で前記吸気口に空気を供給する送風ファンを備えた拡張機器とにより構成したことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記熱源は、演算処理装置であることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記吸気側伝熱器は、前記伝熱器と一体に形成したことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記筐体は、前面が開口した偏平な箱状であって、その前面開口にディスプレイを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記吸気口は、前記筐体の下縁中央に、下縁中央を境に左右対称となるように設けたことを特徴とする。
また、本発明は、筐体の内部に搭載した熱源において生じた熱を排気口に臨むように設けた放熱器と吸気口に臨むように設けた吸気側放熱器とに伝え、排気口から強制的に排出する空気に放熱するとともに、吸気口から取り入れた空気に放熱することを特徴とする。
また、本発明は、筐体の内部に搭載した熱源において生じた熱を排気口に臨むように設けた放熱器と吸気口に臨むように設けた吸気側放熱器とに伝え、排気口から強制的に排出する空気に放熱するとともに、吸気口から取り入れた空気に放熱する電子機器の冷却方法であって、電子機器本体を単独で使用する場合には筐体内部の負圧により吸気口から空気を取り入れる一方、電子機器本体を拡張機器に装着した場合には拡張機器から吸気口に空気を強制的に供給することを特徴とする。
また、本発明は、筐体の内部に搭載した熱源において生じた熱を排気口に臨むように設けた放熱器と吸気口に臨むように設けた吸気側放熱器とに伝え、排気口から強制的に排出する空気に放熱するとともに、吸気口から取り入れた空気に放熱する電子機器システムの冷却方法であって、電子機器を単独で使用する場合には筐体内部の負圧により吸気口から空気を取り入れる一方、電子機器を拡張機器に装着した場合には拡張機器から吸気口に空気を強制的に供給することを特徴とする。
本発明にかかる電子機器は、筐体に設けた吸気口に臨むように筐体の内部に設けた吸気側放熱器と、熱源と吸気側放熱器とに接続され、熱源において生じた熱を吸気側放熱器に伝える吸気側伝熱器とを備えたので、熱源で生じた熱は、吸気口から取り入れた空気にも放熱することになり、熱源を効率的に冷却できる。
本発明にかかる電子機器は、筐体に設けた吸気口に臨むように筐体の内部に設けた吸気側放熱器と、熱源と吸気側放熱器とに接続され、熱源において生じた熱を吸気側放熱器に伝える吸気側伝熱器とを備えた電子機器本体と、電子機器本体が装着可能であって、電子機器本体を装着した状態で吸気口に空気を供給する送風ファンを備えた拡張機器とにより構成したので、熱源で生じた熱は、拡張機器から吸気口に強制的に供給された空気にも放熱することになり、熱源を効率的に冷却できる。
本発明にかかる電子機器システムは、筐体に設けた吸気口に臨むように筐体の内部に設けた吸気側放熱器と、熱源と吸気側放熱器とに接続され、熱源において生じた熱を吸気側放熱器に伝える吸気側伝熱器とを備えた電子機器と、電子機器が装着可能であって、電子機器を装着した状態で吸気口に空気を供給する送風ファンを備えた拡張機器とにより構成したので、熱源で生じた熱は、拡張機器から吸気口に強制的に供給した空気にも放熱することになり、熱源を効率的に冷却できる。
本発明にかかる電子機器の冷却方法は、筐体の内部に搭載した熱源において生じた熱を排気口に臨むように設けた放熱器と吸気口に臨むように設けた吸気側放熱器とに伝え、排気口から強制的に排出する空気に放熱するとともに、吸気口から取り入れた空気に放熱するので、熱源を効率的に冷却できる。
本発明にかかる電子機器の冷却方法は、電子機器本体を単独で使用する場合には筐体内部の負圧により吸気口から空気を取り入れる一方、電子機器本体を拡張機器に装着した場合には拡張機器から吸気口に空気を強制的に供給するので、電子機器本体が拡張機器に装着された場合には、熱源をより効率的に冷却できる。
本発明にかかる電子機器システムの冷却方法は、電子機器を単独で使用する場合には筐体内部の負圧により吸気口から空気を取り入れる一方、電子機器を拡張機器に装着した場合には拡張機器から吸気口に空気を強制的に供給するので、電子機器が拡張機器に装着された場合には、熱源をより効率的に冷却できる。
図1は、本発明の実施の形態であるノート型のパソコンを示す斜視図である。 図2は、図1に示したノート型のパソコンにおいて、タブレット型のパソコンを拡張機器から取り外した状態を示す斜視図である。 図3は、図2に示したタブレット型のパソコンを示す斜視図である。 図4は、図1に示したノート型パソコンを折り畳んだ状態を示す斜視図である。 図5は、図4に示したノート型のパソコンにおいて、タブレット型のパソコンを拡張機器から取り外した状態を示す斜視図である。 図6は、図5に示したノート型のパソコンにおいて、タブレット型のパソコンを反転させた状態を示す斜視図である。 図7は、図6に示したノート型のパソコンにおいて、タブレット型のパソコンを拡張機器に装着した状態を示す図である。 図8は、図3に示したタブレット型のパソコンの内部構造を示す図である。 図9は、図1に示したタブレット型のパソコンの内部構造を示す図である。 図10は、図8に示したタブレット型のパソコンの内部構造における熱分布を示す図である。
以下に、本発明にかかる電子機器および電子機器システム、並びに電子機器の冷却方法および電子機器の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。ここでは、タブレット型のパソコンを拡張機器に装着したノート型のパソコンを例に説明するが、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態であるノート型のパソコンを示す斜視図、図2は、図1に示したノート型のパソコンにおいて、タブレット型のパソコンを拡張機器から取り外した状態を示す斜視図、図3は、図2に示したタブレット型のパソコンを示す斜視図、図4は、図1に示したノート型のパソコンを折り畳んだ状態を示す斜視図である。
図1〜図4に示すように、本発明の実施の形態であるノート型のパソコン1は、タブレット型のパソコン2を拡張機器3に着脱可能に装着したもので、図1および図4に示すように、タブレット型のパソコン2を拡張機器3に装着してノート型のパソコン1として使用するとともに、図3に示すように、単独でタブレット型のパソコン2として使用する。
タブレット型のパソコン2は、拡張機器3に装着する下面2A(図2および図3参照)に一対の装着穴(図示せず)と一対の鉤穴(図示せず)とが設けてある。一対の装着穴は、タブレット型のパソコン2を拡張機器3に装着した場合に、拡張機器3の一部(装着部5に設けた一対の挿入部51(図2参照))が挿入され、当該一部に支持される部分である。一対の装着穴は、タブレット型のパソコン2の幅方向中央C1を境に対称に設けてあり、その位置は、タブレット型のパソコン2の幅方向両端部であり、その入口形状は、タブレット型のパソコン2の幅方向に細長い矩形形状に形成してある。
一対の鉤穴は、タブレット型のパソコン2を拡張機器3に装着した場合に、拡張機器3の一部(装着部5に設けた一対のフック52(図2参照))が挿入され、当該一部に係止される部分である。一対の鉤穴は、タブレット型のパソコン2の幅方向中央C1を境に対称に設けてあり、その位置は、タブレット型のパソコン2を幅方向に四等分する二つの位置(1/4の位置と3/4の位置)である。
また、タブレット型のパソコン2は、拡張機器3に装着する下面2Aに一対のコネクタ(図示せず)が設けてある。一対のコネクタは、データの入出力を可能にする入出力端子で、その接続端面がタブレット型のパソコン2の下面2Aと面一あるいは下面2Aより内側にへこむように設けてある。また、一対のコネクタは、その接続端面が細長い矩形形状であって、タブレット型のパソコン2の幅方向中央C1を境に対称に設けてある。
図1に示すように、拡張機器3は、タブレット型のパソコン2を装着して使用するもので、その幅は、タブレット型のパソコン2と略同一の幅を有している。拡張機器3は、図1および図2に示すように、拡張機器本体4と、装着部5とを備えて構成してあり、これらは、いずれもタブレット型のパソコン2と略同一の幅を有している。図1に示すように、拡張機器本体4は、タブレット型のパソコン2を装着してノート型のパソコン1として使用する場合に、机の上や膝の上に載せられる部分であり、その上面に操作キー41やタッチパッド42からなるキーボード40が設けてある。
図2に示すように、装着部5は、タブレット型のパソコン2を装着する部分で、図1および図4に示すように、拡張機器本体4に対して回動可能に取り付けてあり、装着部5の回動中心Oは、回動中心Oの後側に拡張機器本体4の奥行きが残るように、拡張機器本体4の上に配置してある。このように、回動中心Oの後側に拡張機器本体4の奥行きが残るように、回動中心Oを拡張機器本体4の上に配置した拡張機器3は、装着したタブレット型のパソコン2が従来のノート型のパソコンの蓋体よりも重量が大きい場合であっても、回動中心Oの後側となる領域(奥行き)に支えられ、タブレット型のパソコン2側に倒れることがない。
図2に示すように、装着部5には、装着端面5Aが設けてある。装着端面5Aは、装着するタブレット型のパソコン2の下面2Aが突き合わせられる面で、上述した回動中心Oと平行に形成してある。装着端面5Aは、タブレット型のパソコン2と略同一の幅を有しており、装着端面5Aには、一対のコネクタ53が設けてある。一対のコネクタ53は、タブレット型のパソコン2の下面に設けたコネクタが接続され、データの入出力が可能になる入出力端子で、その接続端面が装着部5の装着端面5Aよりも上方に突出するように設けてある。また、一対のコネクタ53は、その接続端面が細長い矩形形状であって、装着部5の幅方向中央C2を境に対称に設けてある。
また、図2に示すように、装着部5は、装着端面5Aに一対の挿入部51が設けてある。一対の挿入部51は、タブレット型のパソコン2を装着部5に装着した場合に、タブレット型のパソコン2の下面2Aに設けた装着穴に挿入され、タブレット型のパソコン2を支持するものである(図1参照)。図2に示すように、一対の挿入部51は、装着部5の幅方向中央C2を境に対称に設けてあり、その位置は、装着部5の幅方向両端部である。また、挿入部51は、装着部5の幅方向に細長い矩形の断面形状を有しており、その外側となる側面は、装着端面5Aに対して垂直に形成してあり、その内側となる側面は凹となる湾曲に形成してある。
また、装着部5は、スライダ(図示せず)とコネクタカバー54とを備えている。スライダは、装着部5に対して、装着部5の幅方向にスライド可能であって、装着部5とスライダとの間には引っ張りコイルバネ(図示せず)が架け渡してある。これにより、引っ張りコイルバネには弾性復元力が作用し、スライダは待機位置から係止位置に向けて付勢される。また、スライダには、その上面に装着部5の装着端面5Aから突出する一対のフック52が設けてあり、待機位置に対して係止位置側となる端部(左側端部)にイジェクトノブ55が設けてある。
一対のフック52は、タブレット型のパソコン2を装着部5に確実に取り付けるためのもので、待機位置で装着するタブレット型のパソコン2の下面に設けた一対の鉤穴にそれぞれ対向する一方、係止位置で装着するタブレット型のパソコン2の下面に設けた一対の鉤穴にそれぞれ係止される。
イジェクトノブ55は、スライダを係止位置から待機位置に移動させるためのもので、スライダが係止位置に位置する場合に待機位置に対して係止位置側となる装着部5の端面(左端面)から突出する。この状態から、引っ張りコイルバネの弾性復元力に抗してイジェクトノブ55を押し込むと、スライダが係止位置から待機位置を超えてイジェクト位置に移動する。
コネクタカバー54は、装着部5に対して上下方向にスライド可能であって、装着部5とコネクタカバー54との間には、圧縮コイルバネ(図示せず)が収容してある。これにより、圧縮コイルバネには弾性復元力が作用し、コネクタカバー54は上方に向けて付勢される。また、コネクタカバー54には、一対のコネクタ口(図示せず)と一対のフック口(図示せず)とが設けてある。
コネクタ口は、装着部5に設けたコネクタ53が進退するための開口で、装着部5に設けたコネクタ53が挿通する細長い矩形状に形成してある。これにより、装着部5に設けたコネクタ53の接続端面がコネクタカバー54の上面と面一あるいは上面よりも下側に退避する。この状態から、圧縮コイルバネの弾性復元力に抗してコネクタカバー54を押し込むと、コネクタカバー54が押し下げられ、装着部5に設けたコネクタ53がコネクタカバー54の上面から突出する。このように、装着部5に設けたコネクタ53がコネクタカバー54の上面から突出すると、装着部5に設けたコネクタ53にタブレット型のパソコン2の下面に設けたコネクタ53が接続可能となる。
フック口は、フック52が挿通するための開口で、フック口を挿通したフック52がイジェクト位置と係止位置との間で移動可能となるように、細長い矩形形状に形成してある。これにより、フック52の先端だけがコネクタカバー54の上面から突出し、コネクタカバー54が押し下げられると、フック52の全体がコネクタカバー54の上面から突出する。このように、コネクタカバー54の上面から突出したフック52の全体は、待機位置において鉤穴に挿入可能となり、鉤穴に挿入された状態で待機位置から係止位置に移動すると、鉤穴に係止される。
図5は、図4に示したノート型のパソコンにおいて、タブレット型のパソコンを拡張機器から取り外した状態を示す斜視図、図6は、図5に示したノート型のパソコンにおいて、タブレット型のパソコンを反転させた状態を示す図、図7は、図6に示したノート型のパソコンにおいて、タブレット型のパソコンを拡張機器に装着した状態を示す図である。
上述したタブレット型のパソコン2は、図1に示すように、拡張機器3に装着してノート型のパソコン1として使用することもできれば、図2に示すように、拡張機器3から取り外し、図3に示すように、単独で、タブレット型のパソコン2としても使用することができる。
また、タブレット型のパソコン2は、図5に示すように、拡張機器3から取り外した後に、図6に示すように、反転させ、図7に示すように、拡張機器3に装着することもできる。これにより、本発明の実施の形態であるノート型のパソコン1は、本発明の電子機器を構成するとともに、電子機器システムを構成し、本発明の実施の形態であるタブレット型のパソコン2は、本発明の電子機器を構成するとともに、本発明の電子機器本体を構成する。
図8は、タブレット型のパソコンの内部構造を示す図である。図1〜図3に示すように、タブレット型のパソコン2は、筐体21とディスプレイ22とを備えている。筐体21は、前面が開口した偏平な箱状に形成してあり、ディスプレイ22は、その前面開口を塞ぐように取り付けてある。図8に示すように、筐体21の下面中央には、吸気口21Aが形成してある。吸気口21Aは、筐体21の内部に空気を取り入れるための開口で、筐体21の幅方向中央C3を境に左右対称に設けてある。吸気口21Aは、筐体21の幅方向に沿って細長い矩形形状に形成してある。なお、吸気口21Aから筐体21の内部に異物が入らないように、吸気口21Aを複数に区切る複数の桟を設けることが好ましい。
また、筐体21の上面には、排気口21Bが形成してある。排気口21Bは、筐体21の内部の空気を排出するための開口で、吸気口21Aと異なり、空気を排出するのに適した任意の位置に設けてある。排気口21Bは、筐体21の幅方向に沿って細長い矩形形状に形成してある。なお、排気口21Bから筐体21の内部に異物が入らないように、排気口21Bを複数に区切る複数の桟を設けることが好ましい。
図8に示すように、筐体21の内部となる、筐体21とディスプレイ22(図3参照)の間には、制御基板23が搭載してある。制御基板23には、熱源となるCPU(Central Processing Unit)(演算処理装置)24が搭載してある。CPU24には、ヒートスプレッダ25が密着するように取り付けてあり、CPU24で生じた熱はヒートスプレッダ25に伝えられる。これにより、ヒートスプレッダ25は、CPU24と一体に取り扱われ、熱源とみなすことができる。
また、筐体21の内部には、筐体21に設けた排気口21Bに臨むように、フィン26が設けてある。フィン26は、空気に触れる表面積を増やすことにより冷却効果を高めるためのもので、放熱器を構成する。
また、ヒートスプレッダ(熱源)25とフィン26との間には、ヒートシンク27Aが設けてある。ヒートシンク27Aは、熱源からフィン26に向けて熱を伝えるためのもので、熱伝導率に優れた材質の材料で構成してある。
フィン26の近傍には、吐出口がフィン26に対向するように、送風ファン28が設けてある。送風ファン28は、フィン26に伝えられた熱を空気とともに排出させるためのもので、本実施の形態では、筐体21に対向する面とディスプレイ22に対向する面とに設けられた吸気口28Aから空気を吸い込み、フィン26に対向する吐出口から空気を吐き出す遠心ファンを送風ファン28に採用する。
また、筐体21の内部には、筐体21に設けた吸気口21Aに臨むように、吸気側フィン29が設けてある。吸気側フィン29は、上述したフィン26と同様、空気に触れる表面積を増やすことにより冷却効果を高めるためのもので、吸気側において放熱器を構成する。
ヒートスプレッダ(熱源)25と吸気側フィン29との間には、吸気側ヒートシンク27Bが設けてある。吸気側ヒートシンク27Bは、上述したヒートシンク27Aと同様、熱源から吸気側フィン29に向けて熱を伝えるためのもので、本実施の形態では、上述したヒートシンク27Aと一体に設けてある。
上述したタブレット型のパソコン2を単独で使用する場合には、CPU24で生じた熱が、吸気側ヒートシンク27Bを一体に形成したヒートシンク27Aを経由して、フィン26と吸気側フィン29とに伝えられる。そして、フィン26に伝えられた熱は、送風ファン28から供給された空気とともに、筐体21の外部に排出される。一方、吸気側フィン29に伝えられた熱は、送風ファン28によって生じた筐体内部の負圧により、取り入れた空気に放熱することになる。
図9は、図1に示したタブレット型のパソコンの内部構造を示す図である。図9に示すように、タブレット型のパソコン2を装着した拡張機器3の装着部5には、ファンユニット56が設けてある。ファンユニット56は、タブレット型のパソコン2を拡張機器3に装着した場合に、吸気口21Aに空気を供給するためのもので、その吐出口は、装着端面5Aに開口し、装着したタブレット型のパソコン2の吸気口21Aに対向する。ファンユニット56の吐出口は、タブレット型のパソコン2に設けた吸気口21Aと同様、装着部5の幅方向中央C4を境に左右対称に設けてある。ファンユニット56の吐出口は、装着部5の幅方向に沿って細長い矩形状に形成してある。なお、ファンユニット56の吐出口からファンユニット56の内部に異物が入らないように、ファンユニット56の吐出口を複数に区切る複数の桟を設けることが好ましい。
また、ファンユニット56は、一対の送風ファン57により構成してある。本実施の形態では、前面と後面とに設けられた吸気口から空気を吸い込み、ファンユニット56の吐出口から空気を吐き出す遠心ファンを送風ファン57に採用する。
上述したタブレット型のパソコン2を拡張機器3に装着して使用する場合には、CPU24で生じた熱が、吸気側ヒートシンク27Bを一体に形成したヒートシンク27Aを経由して、フィン26と吸気側フィン29とに伝えられる。そして、フィン26に伝えられた熱は、送風ファン28から供給された空気とともに、筐体21の外部に排出される。一方、吸気側フィン29に伝えられた熱は、拡張機器3から強制的に供給された空気に放熱することになる。
図10は、図8に示したタブレット型のパソコンの内部構造における熱分布を示す図である。図10に示すように、上述したタブレット型のパソコン2は、単独で使用する場合でも、CPU24で生じた熱が、吸気側ヒートシンク27Bを一体に形成したヒートシンクを経由して、フィン26と吸気側フィン29とに伝えられることがわかる。そして、フィン26に伝えられた熱は、送風ファン28から供給された空気とともに、筐体21に設けた排気口21Bから筐体21の外部に排出され、吸気側フィン29に伝えられた熱は、送風ファン28によって生じた筐体内部の負圧により、取り入れた空気に放熱することがわかる。
上述した本発明の実施の形態であるタブレット型のパソコン2は、吸気口21Aに臨むように設けた吸気側フィン29と、CPU24と吸気側フィン29とに接続され、CPU24において生じた熱を吸気側フィン29に伝える吸気側ヒートシンク27Bとを設けたので、筐体21に設けた排気口21Bから排出する空気に放熱するとともに、筐体21に設けた吸気口21Aから取り込む空気にも放熱するので、CPU24を効率的に冷却できる。
上述したタブレット型のパソコン2は、筐体21に設けた吸気口21Aに臨むように筐体21の内部に設けた吸気側フィン29と、CPU24に密着したヒートスプレッダ25と吸気側フィン29とに接続され、CPU24において生じた熱を吸気側フィン29に伝える吸気側ヒートシンク27Bとを備えたので、CPU24で生じた熱は、筐体内部の負圧により筐体内部に取り込まれた空気にも放熱することになり、CPU24を効率的に冷却できる。
また、タブレット型のパソコン2を拡張機器3に装着したノート型のパソコン1は、タブレット型のパソコン2が、筐体21に設けた吸気口21Aに臨むように筐体21の内部に設けた吸気側フィン29と、CPU24に密着したヒートスプレッダ25と吸気側フィン29とに接続され、CPU24において生じた熱を吸気側フィン29に伝える吸気側ヒートシンク27Bとを備え、拡張機器3が、タブレット型のパソコン2を装着した状態で吸気口21Aに空気を供給するファンユニット(送風ファン57)56を備えたので、CPU24で生じた熱は、拡張機器3から吸気口21Aに強制的に供給された空気にも放熱することになり、CPU24を効率的に冷却できる。
また、タブレット型のパソコン2を拡張機器3に装着したノート型のパソコン(パソコンシステム)1は、筐体21に設けた吸気口21Aに臨むように筐体21の内部に設けた吸気側フィン29と、CPU24に密着したヒートスプレッダ25と吸気側フィン29とに接続され、CPU24において生じた熱を吸気側フィン29に伝える吸気側ヒートシンク27Bとを備えたタブレット型のパソコン2と、タブレット型のパソコン2が装着可能であって、タブレット型のパソコン2を装着した状態で吸気口21Aに空気を供給するファンユニット(送風ファン57)56を備えた拡張機器3とにより構成したので、CPU24で生じた熱は、拡張機器3から吸気口21Aに強制的に供給された空気にも放熱することになり、CPU24を効率的に冷却できる。
また、タブレット型のパソコン2は、CPU24において生じた熱を排気口21Bに臨むように設けたフィン26と吸気口21Aに臨むように設けた吸気側フィン29とに伝え、排気口21Bから強制的に排出する空気に放熱するとともに、吸気口21Aから取り入れた空気に放熱するので、CPU24を効率的に冷却できる。
また、タブレット型のパソコン2を単独で使用する場合には、タブレット型のパソコン内部の負圧により、吸気口21Aから空気を取り入れる一方、タブレット型のパソコン2を拡張機器3に装着した場合には、拡張機器3から吸気口21Aに空気を強制的に供給するので、タブレット型のパソコン2を拡張機器3に装着した場合には、CPU24を効率的に冷却できる。
1 ノート型のパソコン(電子機器,電子機器システム)
2 タブレット型のパソコン(電子機器,電子機器本体)
2A 下面
21 筐体
21A 吸気口
21B 排気口
22 ディスプレイ
23 制御基板
24 CPU(演算処理装置)
25 ヒートスプレッダ
26 フィン(放熱器)
27A ヒートシンク(伝熱器)
27B 吸気側ヒートシンク(吸気側伝熱器)
28 送風ファン
28A 吸気口
29 吸気側フィン(吸気側放熱器)
3 拡張機器
4 拡張機器本体
5 装着部
5A 装着端面
56 ファンユニット
57 送風ファン

Claims (17)

  1. 筐体の内部に搭載した熱源と、筐体に設けた排気口に臨むように筐体の内部に設けた放熱器と、前記熱源と前記放熱器とに接続され、前記熱源において生じた熱を放熱器に伝える伝熱器と、前記放熱器に伝えられた熱を空気とともに排出させる送風ファンとを備えた電子機器において、
    筐体に設けた吸気口に臨むように筐体の内部に設けた吸気側放熱器と、
    前記熱源と前記吸気側放熱器とに接続され、前記熱源において生じた熱を前記吸気側放熱器に伝える吸気側伝熱器と
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記熱源は、演算処理装置であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記吸気側伝熱器は、前記伝熱器と一体に形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記筐体は、前面が開口した偏平な箱状であって、その前面開口にディスプレイを備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の電子機器。
  5. 筐体の内部に搭載した熱源と、筐体に設けた排気口に臨むように筐体の内部に設けた放熱器と、前記熱源と前記放熱器とに接続され、前記熱源において生じた熱を放熱器に伝える伝熱器と、前記伝熱器に伝えられた熱を空気とともに排出させる送風ファンと、筐体に設けた吸気口に臨むように筐体の内部に設けた吸気側放熱器と、前記熱源と前記吸気側放熱器とに接続され、前記熱源において生じた熱を前記吸気側放熱器に伝える吸気側伝熱器とを備えた電子機器本体と、
    前記電子機器本体が装着可能であって、前記電子機器本体を装着した状態で前記吸気口に空気を供給する送風ファンを備えた拡張機器と
    により構成したことを特徴とする電子機器。
  6. 前記熱源は、演算処理装置であることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記吸気側伝熱器は、前記伝熱器と一体に形成したことを特徴とする請求項5または6に記載の電子機器。
  8. 前記筐体は、前面が開口した偏平な箱状であって、その前面開口にディスプレイを備えたことを特徴とする請求項5〜7のいずれか一つに記載の電子機器。
  9. 前記吸気口は、前記筐体の下縁中央に、下縁中央を境に左右対称となるように設けたことを特徴とする請求項5〜8のいずれか一つに記載の電子機器。
  10. 筐体の内部に搭載した熱源と、筐体に設けた排気口に臨むように筐体の内部に設けた放熱器と、前記熱源と前記放熱器とに接続され、前記熱源において生じた熱を放熱器に伝える伝熱器と、放熱器に伝えられた熱を空気とともに排出させる送風ファンと、筐体に設けた吸気口に臨むように筐体の内部に設けた吸気側放熱器と、前記熱源と前記吸気側放熱器とに接続され、前記熱源において生じた熱を前記吸気側放熱器に伝える吸気側伝熱器とを備えた電子機器と、
    前記電子機器が装着可能であって、前記電子機器を装着した状態で前記吸気口に空気を供給する送風ファンを備えた拡張機器と
    により構成したことを特徴とする電子機器システム。
  11. 前記熱源は、演算処理装置であることを特徴とする請求項10に記載の電子機器システム。
  12. 前記吸気側伝熱器は、前記伝熱器と一体に形成したことを特徴とする請求項10または11に記載の電子機器システム。
  13. 前記筐体は、前面が開口した偏平な箱状であって、その前面開口にディスプレイを備えたことを特徴とする請求項10〜12のいずれか一つに記載の電子機器システム。
  14. 前記吸気口は、前記筐体の下縁中央に、下縁中央を境に左右対称となるように設けたことを特徴とする請求項10〜13のいずれか一つに記載の電子機器システム。
  15. 筐体の内部に搭載した熱源において生じた熱を排気口に臨むように設けた放熱器と吸気口に臨むように設けた吸気側放熱器とに伝え、排気口から強制的に排出する空気に放熱するとともに、吸気口から取り入れた空気に放熱することを特徴とする電子機器の冷却方法。
  16. 筐体の内部に搭載した熱源において生じた熱を排気口に臨むように設けた放熱器と吸気口に臨むように設けた吸気側放熱器とに伝え、排気口から強制的に排出する空気に放熱するとともに、吸気口から取り入れた空気に放熱する電子機器の冷却方法であって、
    電子機器本体を単独で使用する場合には筐体内部の負圧により吸気口から空気を取り入れる一方、電子機器本体を拡張機器に装着した場合には拡張機器から吸気口に空気を強制的に供給することを特徴とする電子機器の冷却方法。
  17. 筐体の内部に搭載した熱源において生じた熱を排気口に臨むように設けた放熱器と吸気口に臨むように設けた吸気側放熱器とに伝え、排気口から強制的に排出する空気に放熱するとともに、吸気口から取り入れた空気に放熱する電子機器システムの冷却方法であって、
    電子機器を単独で使用する場合には筐体内部の負圧により吸気口から空気を取り入れる一方、電子機器を拡張機器に装着した場合には拡張機器から吸気口に空気を強制的に供給することを特徴とする電子機器システムの冷却方法。
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