JP2014127479A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014127479A
JP2014127479A JP2012280570A JP2012280570A JP2014127479A JP 2014127479 A JP2014127479 A JP 2014127479A JP 2012280570 A JP2012280570 A JP 2012280570A JP 2012280570 A JP2012280570 A JP 2012280570A JP 2014127479 A JP2014127479 A JP 2014127479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
gas
opening
etching
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012280570A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Maruyama
卓也 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Electronics Corp
Original Assignee
Renesas Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Electronics Corp filed Critical Renesas Electronics Corp
Priority to JP2012280570A priority Critical patent/JP2014127479A/ja
Publication of JP2014127479A publication Critical patent/JP2014127479A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

【課題】生産性を向上できる半導体装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】第三の膜TLの開口部OP1から露出した第二の膜SLが第一の膜FLを被覆した状態で、第二の膜SLのエッチングを停止して、第二の膜SLに凹部CP1を形成する工程と、第二の膜SL上の第三の膜TLを、第一エッチングガスを用いて除去する工程と、第一エッチングガスとは異なる第二エッチングガスを用いて、凹部CP1の底部に位置する第二の膜SLを除去して第二の膜SLに開口部OP2を形成し、この開口部OP2から第一の膜FLを露出させる工程とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関し、例えば、半導体装置の配線やビア等の形成に適用可能な技術である。
近年、レジスト等のマスクを使用し、このマスク形状を金属膜等に転写して、ハードマスクを形成することが提案されている。
たとえば、特許文献1には、レジストマスクの下層にハードマスク用金属膜が配置された構造が開示されている。この特許文献1では、レジストマスクの開口部から露出するハードマスク用金属膜を除去することで、マスクパターンをレジストマスクから、ハードマスク用金属膜に転写している。これにより、ハードマスクを形成している。
特開2001―358218号公報
本発明者は、ハードマスクを形成する方法について検討を行った。そして、ハードマスクとなる膜上に、複数の層を積層し、上層に対する下層のエッチング選択比を適宜調整して、微細なマスクパターンを形成することを検討した。
具体的には、最上層に開口部を形成して第一のマスクを作成する。その後、第一のマスクの開口部から露出する下層を除去して、第一のマスクのマスクパターンを下層に転写し、これを第二のマスクとする。その後、この第二のマスクのマスクパターンをハードマスクとなる膜に転写し、ハードマスクを形成する。
ここで、近年、半導体装置の生産性をさらに向上させることが求められている。本発明者は、上述したハードマスクを形成する方法に関して、さらなる検討を行い、生産性の向上の要求にこたえる方法を発案した。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、第一の膜、第二の膜、第三の膜をこの順で積層する。そして、第三の膜の一部を除去して、第三の膜に開口部を形成する。次に、第三の膜をマスクとして、第二の膜をエッチングする。この際、第三の膜のマスクの開口部から露出した第二の膜が第一の膜を被覆した状態で、第二の膜のエッチングを停止する。その後、第二の膜上の第三の膜を、第一エッチングガスを用いて除去する。さらに、第一エッチングガスとは異なる第二エッチングガスを用いて、第二の膜を除去して第二の膜に開口部を形成し、この開口部から第一の膜を露出させる。
前記一実施の形態によれば、生産性を向上できる半導体装置の製造方法が提供される。
(a)〜(c)は、半導体装置の製造工程を示す工程断面図である。 (a)〜(c)は、半導体装置の製造工程を示す工程断面図である。 (a)〜(c)は、デュアルダマシン法により配線を形成する工程を示す工程断面図である。 (a)〜(c)は、デュアルダマシン法により配線を形成する工程を示す工程断面図である。 (a)〜(d)は、デュアルダマシン法により配線を形成する工程を示す工程断面図である。 半導体装置の断面図であり、半導体基板と直交する方向の断面図である。 (a)〜(c)は、比較例におけるデュアルダマシン法により配線を形成する工程を示す工程断面図である。 (a)は、実施例1において、第二の膜SLに開口部OP2を形成した直後の半導体基板の基板面と直交する方向の断面図である。(b)は、比較例1において、第二の膜SL上の第三の膜TLを除去した際の、半導体基板の基板面と直交する方向の断面図である。
以下、実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
はじめに、図1および図2を参照して、本実施形態の概要を説明する。
本実施形態の半導体装置SD(図6参照)の製造方法は、
第一の膜FL上に、第一の膜FLとは異なる材料で構成された第二の膜SLを形成する工程と、
第二の膜SL上に、第一の膜FLおよび第二の膜SLとは異なる材料で構成された第三の膜TLを形成する工程と、
第三の膜TLの一部を選択的に除去して開口部OP1を形成する工程と、
第三の膜TLをマスクとして、開口部OP1から露出する第二の膜SLをエッチングするとともに、
第三の膜TLの開口部OP1から露出した第二の膜SLが第一の膜FLを被覆した状態で、第二の膜SLのエッチングを停止して、第二の膜SLに凹部CP1を形成する工程と、
第二の膜SL上の第三の膜TLを、第一エッチングガスを用いて除去する工程と、
第一エッチングガスとは異なる第二エッチングガスを用いて、凹部CP1の底部に位置する第二の膜SLを除去して第二の膜SLに開口部OP2を形成し、この開口部OP2から第一の膜FLを露出させる工程とを含む。
(基本構成)
図1および図2を参照して、本実施形態の半導体装置の製造方法の基本構成について説明する。
図1(a)に示すように、図示しない半導体基板上に、下地層(絶縁層IL1)を設ける。
本実施形態では、下地層は絶縁層IL1であり、たとえばlow-K膜である。この絶縁層IL1は、構成元素として炭素を含む低誘電率材料で構成されており、誘電率が3.0以下となっている。絶縁層IL1は、たとえば、炭素を含む酸化ケイ素膜(SiOC膜)、SiOCH膜、MSQ(methyl silsesquioxane膜)、およびこれらの膜の多孔質膜のいずれかである。
次に、この絶縁層IL1上に、第一の膜FL、第二の膜SL、第三の膜TLを積層する。
第一の膜FLは、絶縁層IL1上に直接設けられ、絶縁層IL1の一方の面を被覆している。本実施形態では、第一の膜FLは、構成元素として金属元素を含む膜であり、たとえば、TiおよびTaの少なくともいずれか一方を含む膜である。第一の膜FLは、たとえば、TiN層あるいは、TaN層である。このような膜は、取り扱い性がよい。第一の膜FLの厚みは、たとえば、10nm〜50nmである。
第二の膜SLは、第一の膜FL上に直接設けられ、第一の膜FLの絶縁層IL1と反対側の面を被覆している。第二の膜SLは、第一の膜FLとは異なる材料から構成されている。この第二の膜SLは、たとえば、有機膜である。第二の膜SLとしては、たとえば、ノボラック樹脂、アクリル樹脂あるいはポリヒドロキシスチレンを主成分とする有機膜である。この第二の膜SLの厚みは、第一の膜FLよりも厚く、たとえば、100〜300nmである。
第三の膜TLは、第二の膜SL上に直接設けられ、第二の膜SLの第一の膜FL側の面と反対側の面を被覆している。この第三の膜TLは、第二の膜SLおよび第一の膜FLと異なる材料で構成されている。第三の膜TLは、たとえば、構成元素としてシリコン元素を含む、シリコン含有膜である。第三の膜TLとしては、たとえば、SiO膜、SiC膜、SiN膜、SiOC膜のいずれかから選択することができる。また、第三の膜TLとして、有機シリコン酸化膜を使用してもよい。第二の膜SLとのエッチング選択比の観点から、有機シリコン酸化膜を使用する場合には、Si濃度は、25wt%〜40wt%であることが好ましい。有機シリコン酸化膜は、たとえば、ポリシリルキオキサン等、SiとOとを含む膜である。なお、前述した第二の膜SLは、第三の膜TLとのエッチング選択比を確保する観点から、構成元素としてシリコンを含まない有機膜であることが好ましい。この第三の膜TLの厚みは、第二の膜SLよりも薄く、たとえば、30nm〜100nmである。
次に、第三の膜SL上にレジスト層RLを設ける。レジスト層RLには、たとえば、ArF液浸露光用のレジスト等を使用することができ、ポリメタクリレートを主鎖とする有機材料を用いることができる。
このレジスト層RLに選択的に光を照射し、現像を行う。これにより、レジスト層RLの一部を選択的に除去して、レジスト層RLに開口部OPを形成する。
次に、このレジスト層RLのパターンを第三の膜TLに転写する。具体的には、第三の膜TLのうち、レジスト層RLの開口部OPから露出する部分を除去する。これにより、第三の膜TLに開口部OP1を形成する(図1(b)参照)。第三の膜TLを選択的に除去して開口部OP1を形成する際には、ドライエッチングを行なう。ドライエッチングのエッチングガスとしては、ハロゲン原子を含むガスを使用する。ハロゲン原子を含むガスとしては、フッ素原子を含むガスが好ましく、たとえば、炭素原子とフッ素原子を含んだガス(例えば、CF、C、C)ガス、SFガス、CHF3ガスのうちの、少なくともいずれか1種以上含むガスをエッチングガスとして使用することができる。
このようなフッ素原子を含むガスを使用することで、第三の膜TLを迅速にエッチングすることができ、半導体装置の生産性を高めることができる。
エッチングガスの流量は、たとえば、1〜1500sccmとすることが好ましい。
ここでドライエッチングを行う際には、チャンバーの上部のRF電源に交流電圧(ソースパワー)を印加して、プラズマを発生させ、チャンバー下部のRF電源に交流電圧(バイアスパワー)を印加してプラズマ中のイオンを引き込み、異方性よくエッチングを行う。
ソースパワーは、たとえば、10〜2000Wとし、かつバイアスパワーを印加する。バイアスパワーは、たとえば、10〜2000Wとする。
また、エッチングガスの圧力は、たとえば、1〜200mTorrである。
さらに、エッチングする際の半導体基板の温度は、たとえば、0℃〜80℃であることが好ましい。
なお、これらのエッチング条件(バイアスパワー、ソースパワー、エッチングガスの圧力)の好ましい範囲は、後述する他の膜をエッチングする際も同じである。そして、後述する他の膜をエッチングする際にも、上述した範囲で適宜調整することが好ましい。
次に、第二の膜SLのうち、第三の膜TLの開口部OP1から露出した部分を除去する。これにより、第三の膜TLのマスクパターンが第二の膜SLに転写されることとなる。
ただし、この工程では、図1(b)に示すように、第三の膜TLの開口部OP1から露出した第二の膜SLが第一の膜FLを被覆した状態で、第二の膜SLのエッチングを停止する。これにより、第二の膜SLには、凹部CP1が形成されることとなる。第二の膜SLのうち、凹部CP1の底面を構成する部分(底部BT)は、第一の膜FLを被覆している。第一の膜FLの第二の膜SL側の表面は、第二の膜SLに被覆され、露出していない。
凹部CP1は、第二の膜SLをドライエッチングすることで形成される。エッチングガスとしては、特に限定されないが、たとえば、酸素原子を含むガス(酸化性ガス)や、実質的に酸素原子を含まないガス(非酸化性ガス)のいずれかを使用することができる。
酸素原子を含むガスとしては、たとえば、Oガス、COガス、COガス、これらのガスのうち、2種以上を混合した混合ガスのいずれかを使用することができる。さらには、以上のようないずれかのガスに、窒素ガスおよびアルゴンガスのいずれかの少なくとも一方を添加してもよい。このようにすることで、第二の膜SLの凹部CP1の側壁が大きくエッチング(サイドエッチング)されてしまうことを抑制することができる。
また、実質的に酸素原子を含まないガスとしては、窒素ガスと水素ガスの混合ガス、アンモニアガスのいずれかを使用することができる。実質的に酸素原子を含まないガスとは、意図的に酸素原子を含むようにしたガスは含まないものの、酸素原子が不可避的に混入してしまうガスは含む趣旨である。
エッチングガスの流量は、たとえば、1〜1500sccmとすることが好ましい。
ここでエッチングを行う際には、前述したように、バイアスを印加して、エッチングすることが好ましい。これにより、第二の膜SLの凹部CP1の側壁が大きくエッチング(サイドエッチング)されてしまうことを抑制することができる。
また、エッチングガスの圧力を低圧化(たとえば、50mTorr未満)させることによっても、前記サイドエッチングを抑制することができる。
なお、レジスト層RLは、第二の膜SLに凹部CP1を形成する過程で、第二の膜SLの一部とともに、除去される。そのため、この工程において、第三の膜TLの第二の膜SLと反対側の表面が露出することとなる。
その後、第一の膜FLの第二の膜SL側の表面が、第二の膜SLに被覆された状態で、図1(c)および図2(a)に示すように、第二の膜SL上の第三の膜TLを除去する。
図1(c)は、第三の膜TLがエッチングガスにより、エッチングされている途中の工程を示しており、図1(b)の第三の膜TLの厚みよりも、図1(c)の第三の膜TLの厚みは薄くなっている。
第三の膜TLは、ドライエッチングされて、除去される。エッチングガスとしては、第三の膜TLに、開口部OP1を形成した際に使用したガスを使用することができる。
具体的には、エッチングガスとして、ハロゲン原子を含むガスを使用する。ハロゲン原子を含むガスとしては、フッ素原子を含むガスが好ましく、たとえば、炭素原子とフッ素原子を含んだガス(例えば、CFガス、Cガス、Cガス)、SFガス、CHF3ガスのすくなくともいずれか1種以上含むガスをエッチングガスとして使用することができる。
また、エッチング条件は、第三の膜TLに、開口部OP1を形成する工程と、同様である。
以上の工程により、第三の膜TLが除去されて、第二の膜SLの第一の膜FLと反対側の表面が露出することとなる。
次に、図2(b)に示すように、第二の膜SLの凹部CP1の底部BTを除去して、開口部OP2を形成する。この開口部OP2からは第一の膜FLが露出する。
開口部OP2を形成する際に、凹部CP1の底部BTをドライエッチングにより除去する。エッチングガスとしては、第三の膜TLを第二の膜SLから除去する際に使用したエッチングガスとは異なるガスを使用する。具体的には、フッ素原子を実質的に含まないこのエッチングガスを使用する。フッ素原子を実質的に含まないガスとは、意図的にフッ素原子を含むようにしたガスは含まないものの、フッ素原子が不可避的に混入してしまうガスは含む趣旨である。
具体的には、エッチングガスとしては、凹部CP1を形成する際のエッチングガスとして例示したエッチングガスを使用できる。
酸素原子を含むガスをエッチングガスとして用いてもよく、Oガス、COガス、COガス、これらのガスのうち、2種以上を混合した混合ガスのいずれかを使用することができる。さらには、以上のようないずれかのガスに、窒素ガスおよびアルゴンガスのいずれかの少なくとも一方を添加してもよい。
なお、エッチングガスとして、窒素ガスと水素ガスの混合ガス、アンモニアガスのいずれかを使用してもよい。このガスは、酸素原子を実質的に含んでいない。なお、バイアスパワー、ソースパワー、エッチングガスの圧力、温度等のエッチング条件は、凹部CP1を形成する際のエッチング条件と同様とすることができる。
次に、開口部OP2が形成された第二の膜SLをマスクとして、第一の膜FLを選択的に除去する。第一の膜FLの開口部OP2から露出した部分をドライエッチングにより除去する。エッチングガスとしては、フッ素原子を実質的に含まないガスを使用する。ただし、フッ素原子が不可避的に混入してしまうものは使用してもよい。
さらには、フッ素原子および酸素原子を実質的に含まないガスが好ましく、たとえば、Clを主成分とするエッチングガスを使用する。エッチングガスの流量は、たとえば、1〜500sccmとすることが好ましい。
酸素原子を実質的に含まないガスを使用することで、絶縁層IL1中の炭素原子が、酸素原子と結合して、絶縁層IL1中から抜けてしまうことを抑制することができる。これにより、絶縁層IL1の誘電率の増加を抑制することができる。
この工程により、図2(c)に示すように、第二の膜SLのマスクパターンが第一の膜FLに転写されることとなる。
その後、図2(c)に示すように、第一の膜FL上の第二の膜SLをドライエッチングにより、除去する。
ここでは、実質的に酸素原子を含まないガスをエッチングガスとして、使用することが好ましい。たとえば、窒素ガスと水素ガスの混合ガス、アンモニアガスのいずれかを使用することができる。
前述したように酸素原子を実質的に含まないガスを使用することで、絶縁層IL1中の炭素原子が、酸素原子と結合して、絶縁層IL1中から抜けてしまうことを抑制することができる。これにより、絶縁層IL1の誘電率の増加を抑制することができる。
ここで、図1(a)〜図2(c)までの工程を一つのチャンバー内で実施してもよい。ただし、たとえば、図1(a)〜図2(b)までの工程を一つのチャンバー内で実施した後、このチャンバーから第一の膜FLおよび第二の膜SLが積層された半導体基板を取り出してもよい。第一の膜FLおよび第二の膜SLが積層された半導体基板を、外気にさらしたのち、他のチャンバー内に搬送する。そして、この他のチャンバ内で、第一の膜FLに開口部OP3を形成する工程を実施してもよい。
その後、第一の膜FLをマスクとして、第一の膜FLの開口部OP3から露出した下地層をエッチングする。ここでは、下地層を絶縁層IL1としている。絶縁層IL1を選択的に除去して、ビア溝、あるいは、配線溝およびビア溝からなる溝を形成する。たとえば、デュアルダマシン法により、配線溝およびビア溝が一体化された溝を形成してもよい。
ただし、下地層を金属層としてもよい。第一の膜FLをマスクとして下地層をエッチングすることで配線を形成することも可能である。
(デュアルダマシン法による配線およびビアの形成)
次に、図3〜図5を参照して、上述した製造方法を使用したデュアルダマシン法による配線およびビアの形成方法について詳細に説明する。
ここでは、図3(a)に示すように、絶縁層IL1の下方に、エッチングストッパ膜ESが設けられ、このエッチングストッパ膜ESの下方に絶縁層IL2が設けられている。絶縁層IL2内には、配線Iが形成されている。他の点は、図1、図2と同様である。
エッチングストッパ膜ESとしては、たとえば、SiN膜あるいはSiCN膜を使用できる。
ここで、第三の膜TLに開口部OP3を形成し、第二の膜SLを除去するまでの工程(図3(a)〜図3(c))は、上述した基本構成の欄で説明した製造方法が適用される。
まず、図3(a)に示すように、図1(a)と同様、絶縁層IL1上に、第一の膜FL,第二の膜SL、第三の膜TLを積層する。次に、前述したように、第三の膜TLに開口部OP1を形成し、この開口部OP1を通じて、第二の膜SLに凹部CP1を形成する。次に、前述したように、第二の膜SL上の第三の膜TLを、フッ素を含むガスでエッチングして除去する。その後、前述したように、第二の膜SLの凹部CP1の底部BTを、フッ素を実質的に含まないガスでエッチングし、除去する。これにより、第二の膜SLに開口部OP2を形成する(図3(b)参照)。
次に、前述したように、第二の膜SLの開口部OP2から露出する第一の膜FLを除去する。これにより、第一の膜FLに開口部OP3が形成される。
その後、前述したように、第一の膜FL上の第二の膜SLを除去して、第一の膜FLを露出させる(図3(c)参照)。
次に、図4(a)に示すように、第一の膜FL上に、膜SL2を設ける。なお、図3(a)〜(c)の工程を同一のチャンバー内で実施した後、このチャンバーから半導体基板を取り出し、外気にさらしたのち、図4以降の工程を他のチャンバー内で実施してもよい。
膜SL2は、第二の膜SLと同様、第一の膜FLと異なる材料で構成されており、本実施形態では、有機膜である。膜SL2の材料としては、第二の膜SLで述べた材料と同様のものを使用することができる。
この膜SL2は、第一の膜FLの開口部OP3内部を埋め込むとともに、第一の膜FLを被覆する。膜SL2の厚みは、たとえば、200〜500nmである。
次に、この膜SL2上に、膜TL2を設ける。膜TL2は、第一の膜FL、第二の膜SL、膜SL2と異なる材料で構成されている。膜TL2の材料としては、第三の膜TLで述べた材料と同様のものを使用することができる。
膜TL2の厚みは、膜SL2よりも薄く、たとえば、30nm〜100nmである。
その後、膜TL2上にレジスト層RL2を設ける。レジスト層RL2には、たとえば、ArF液浸露光用のレジスト等を使用することができ、ポリメタクリレートを主鎖とする有機材料を用いることができる。
このレジスト層RL2に選択的に光を照射し、現像を行う。これにより、レジスト層RL2の一部を選択的に除去して、レジスト層RL2に開口部OP4を形成する。
その後、レジスト層RL2の開口部OP4から露出する膜TL2をドライエッチングして、膜TL2を選択的に除去する。これにより、膜TL2に開口部OP5が形成される。開口部OP5の形成方法は、第三の膜TLに開口部OP1を形成する方法と同様である。
次に、膜TL2の開口部OP5から露出する膜SL2をドライエッチングして、膜SL2を選択的に除去する。これにより、膜SL2に開口部OP6が形成される(図4(b)参照)。開口部OP6の形成方法は、第二の膜SLに開口部OP2を形成する方法と同様である。
次に、開口部OP6および開口部OP5から露出する絶縁層IL1を除去する。図4(c)に示すように、絶縁層IL1に貫通孔THが形成されることとなる。貫通孔THを形成する際には、絶縁層IL1をドライエッチングするが、エッチングガスとしては、実質的に酸素を含まず、フッ素原子を含むガスが好ましい。たとえば、炭素原子とフッ素原子を含んだガス(例えば、CFガス、Cガス、Cガス)、SFガス、CHF3ガスのすくなくともいずれか1種以上含むガスをエッチングガスとして使用することができる。
これにより、貫通孔THが形成され、貫通孔THの開口からは、エッチングストッパ膜ESが露出する。
その後、図5(a)に示すように、膜SL2を、第一の膜FL上からドライエッチングにより、除去する。ここでは、実質的に酸素原子を含まないガスをエッチングガスとして、使用することが好ましい。たとえば、窒素ガスと水素ガスの混合ガス、アンモニアガスのいずれかを使用することができる。
次に、図5(b)に示すように、第一の膜FLをマスクとして、絶縁層IL1をドライエッチングし、配線溝ITを形成する。このドライエッチング工程で、貫通孔THの上部側部分の径が広がり、配線溝ITが形成される。なお、貫通孔THの下部側部分の径は広がらず、貫通孔THの下部側部分は、ビア溝VTとなる。
ここでは、エッチングガスとして、フッ素原子を含むガスを使用する。たとえば、炭素原子とフッ素原子を含んだガス(例えば、CFガス、Cガス、Cガス)、SFガス、CHF3ガスのすくなくともいずれか1種以上含むガスをエッチングガスとして使用することができる。このとき、第一の膜FLとエッチングガスとが反応してTiF等の金属フッ化物が発生しないように、チャンバ内の温度(基板温度)を上昇させることが好ましい。たとえば、60℃〜80℃とする。
この工程において、エッチングストッパ膜ESにも開口部OP7が形成され、エッチングストッパ膜の開口から配線Iの表面が露出することとなる。
次に、図5(c)に示すように、配線溝ITおよびこの配線溝ITに連通するビア溝VTを埋め込むように導電膜CLを形成する。導電膜CLは、配線溝ITおよびビア溝VT内に充填されるとともに、第一の膜FLの表面も被覆する。
導電膜CLは、金属膜であり、たとえば、Cu等の膜である。
その後、第一の膜FL上の導電膜CL、および、第一の膜FLをCMP(Chemical Mechanical Polishing)により研磨して、配線I2およびビアVを形成する。配線I2は配線溝IT内に形成され、ビアVは、ビア溝VT内に形成されている。ビアVは、配線I2と一体的に形成されるとともに、配線Iに接続される。
以上の工程を繰り返すことで、図6に示す半導体装置SDを製造することができる。
この半導体装置SDは、前述した絶縁層IL2の下方に配置された、半導体基板SSと、この半導体基板SS上に形成された絶縁層IL3とを備える。
エッチングストッパ膜ESと、絶縁層IL1とは、この順でそれぞれ多層積層されている。
半導体基板SSには、トランジスタTRが設けられている。トランジスタTRは、不純物拡散により、ソース領域SRと、ドレイン領域DRとが形成されている。また、ソース領域SRと、ドレイン領域DRとの間にはゲート電極GEが設けられている。そして、ゲート電極GEを被覆するように、エッチングストッパ膜ES2が形成されている。
絶縁層IL3は、エッチングストッパ膜ES2およびトランジスタTRを被覆している。絶縁層IL3中には、絶縁層IL3を貫通し、ソース領域SRあるいはドレイン領域DRに接続されたコンタクトCが形成されている。このコンタクトCに、配線Iが接続されている。
このような本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
本実施形態では、図1(c)、図2(a)に示すように、第一の膜FLが第二の膜SLにより被覆された状態で、エッチングガスにより第三の膜TLを除去している。これにより、第一の膜FLを第三の膜TLをエッチングするためのエッチングガスから保護することができる。そのため、第三の膜TLをエッチングするためのエッチングガスを選択する際に、第一の膜FLとの関係を考慮せずに、選択することができる。これにより、第三の膜TLをエッチングするためのエッチングガスの選択の幅が広がり、半導体装置SDの生産性を向上させることができる。
なお、第二の膜SLに開口部OP2を形成する際のエッチングガスとしては、第三の膜TLをエッチングするためのエッチングガスと異なり、第二の膜SLをエッチングでき、かつ、露出する第一の膜FLに適したガスを選択すればよい。
また、前述したように、本実施形態では、TiあるいはTaを含む膜である第一の膜FLが第二の膜SLにより被覆された状態で、フッ素原子を含むガスにより第三の膜TLを除去している。
ここで、図7(a)に示すように、第二の膜SLを貫通する開口部を形成してしまった場合について説明する。第一の膜FLが第二の膜SLに被覆されておらず、第一の膜FLが露出した状態で、第三の膜TLをエッチングすると、以下の問題が生じる。
第三の膜TLのエッチングガスに含まれるフッ素原子は、第一の膜FLに含まれるTiや、Taと結合して、金属フッ化物MF(TiNやTaN)を形成してしまう(図7(b)、(c)参照)。金属フッ化物MFが発生すると、この金属フッ化物MFの存在により、第一の膜FLを所望の形状に、微細加工できなくなったり、絶縁層ILに形成する配線溝等の溝の形状を所望の形状としたりすることが困難となる。
これに対し、本実施形態では、第一の膜FLが第二の膜SLにより被覆された状態で、エッチングガスにより第三の膜TLを除去している。これにより、第三の膜TLのエッチングガス中のフッ素原子が第一の膜FLと反応してしまうことを抑制することができ、所望の形状のマスクパターンや、配線溝を形成することができる。
また、このように第一の膜FLが第二の膜SLにより被覆された状態で、エッチングガスにより第三の膜TLを除去するので、第一の膜FLとの関係を考慮せずに、第三の膜TLのエッチングガスとして、フッ素原子を含むガスとすることができるのである。これにより、第三の膜TLを迅速にエッチングすることができる。
また、本実施形態では、第二の膜SLに開口部OP2を形成する際のエッチングガスを、酸素原子を含むガスとしている。これにより、第二の膜SLを迅速にエッチングできる。また、第二の膜SLの下層には、第一の膜FLが存在し、この第一の膜FLが絶縁層IL1を被覆しているので、絶縁層IL1中の炭素が、エッチングガス中の酸素原子と反応して、絶縁層IL1中から抜けてしまうことを防止できる。そのため、絶縁層IL1の誘電率の上昇を抑制できる。
また、本実施形態では、第一の膜FLをドライエッチングする際に、酸素原子を実質的に含まないガスをエッチングガスとして使用している。これにより、第一の膜FLの下層の絶縁層IL1中の炭素が、エッチングガス中の酸素原子と反応して、絶縁層IL1中から抜けてしまうことを防止できる。そのため、絶縁層IL1の誘電率を低いものとすることができる。
さらに、本実施形態では、第一の膜FLに開口部OP3を形成した後、チャンバーから半導体基板を取り出し、その後の工程を他のチャンバー内で実施することができる。
前述した金属フッ化物が析出している場合には、チャンバーから外部に半導体基板を取り出すと、金属フッ化物が空気中の水分を吸着して水和物を形成し、膨潤して、金属フッ化物が大きくなってしまう。これにより、微細な配線溝TIを形成することが困難となる。
これに対し、本実施形態では、前述したように、金属フッ化物の析出を抑制できる。そのため、第一の膜FLに開口部OP3を形成した後、チャンバーから半導体基板を取り出し、その後の工程を他のチャンバー内で実施しても、微細な配線溝TIを形成することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
次に、本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
前記実施形態と同様に、図1(a)〜(c)、図2(a)〜(c)に示す工程を実施した。
はじめに、シリコン基板上に、100nmの多孔質のSiOC膜(絶縁層IL1)を形成し、この絶縁層IL1上に40nmのTiN膜(第一の膜FL)を形成した。次に、第一の膜FL上に、200nmの有機膜(第二の膜SL)を形成した。有機膜は、ノボラック樹脂(ノボラック型フェノール樹脂)を主成分とする組成物(であり、この組成物を第一の膜FL上に塗布し、熱硬化することで形成された。
次に、第二の膜SL上に、40nmの有機シリコン酸化膜(第三の膜TL)を形成した。その後、レジスト層RLとして、ArF液浸レジストを120nmの厚さで形成した。
その後、ArF液浸によるフォトリソグラフィー法にて、レジスト層RLを露光現像し、開口部OP1を形成した。
次に、開口部OP1から露出した第三の膜TLを圧力30mTorr、ソースパワー600W、バイアスパワー300W、基板温度40℃の条件で、ドライエッチングし、開口部OP2を形成した。エッチングガスとしては、CFを用い、流量を150sccmとした。
次に、開口部OP2から露出する第二の膜SLをドライエッチングして、凹部CP1を形成した。圧力15mTorr、ソースパワー800W、バイアスパワー200W、基板温度40℃とし、エッチングガスとしては、COガスを使用し、流量を500sccmとした。
第二の膜SLの凹部CP1の底部BTが第一の膜FLを被覆している状態でエッチングを停止した。
次に、第二の膜SL上に残存する第三の膜TLをドライエッチングで除去した。圧力30mTorr、ソースパワー600W、バイアスパワー300W、基板温度40℃の条件で、ドライエッチングした。エッチングガスとしては、CFを用い、流量を150sccmとした。
その後、第二の膜SLの凹部CP1の底部BTをドライエッチングで除去して、開口部OP3を形成して、第一の膜FLを露出させた。圧力15mTorr、ソースパワー800W、バイアスパワー200W、基板温度40℃の条件で、ドライエッチングした。エッチングガスとしては、COガスを用い、流量を500sccmとした。
次に、開口部OP3から露出した第一の膜FLを除去して、第一の膜FLに開口部OP4を形成した。
圧力15mTorr、ソースパワー600W、バイアスパワー200W、基板温度40℃の条件で、ドライエッチングした。エッチングガスとしては、Clガスを用い、流量を130sccmとした。
以上のような工程において、TiFが析出することはなかった。
図8(a)にSEM(Scanning Electron Microscope)により観察した断面図(基板面と直交する方向の断面図)を示す。図8(a)は、第二の膜SLに開口部OP2を形成した直後の図である。図8(a)によれば、TiF等の析出物が析出していないことが確認できた。
(比較例1)
比較例1では、第三の膜TLに開口部OP1を形成した後、この開口部OP1から露出する第二の膜SLを除去して、第二の膜SLを貫通する貫通孔を形成した。その後、CFガスをエッチングガスとして、第二の膜SL上の第三の膜TLを除去した。他の点は、実施例1と同じである。
具体的には、以下のようである。
実施例1と同様に、シリコン基板上に、SiOC膜(絶縁層IL1)、TiN膜(第一の膜FL)、有機膜(第二の膜SL)、SiO膜(第三の膜TL)を積層し、レジスト層RLを形成した。
次に、実施例1と同様の方法で、第三の膜TLに開口部OP1を形成し、その後、前記開口部OP1から露出した第二の膜SLを選択的に除去した。このとき、図7(a)に示すように、第二の膜SLには、貫通孔TH2が形成され、この貫通孔TH2からは、第一の膜FLが露出していた。
次に、実施例1と同様の方法で、図7(b)に示すように、第二の膜SL上の第三の膜TLを除去した。
その後、実施例1と同様の方法で、第二の膜SLの貫通孔TH2から露出する第一の膜FLを選択的に除去した(図7(c)参照)。
この場合には、TiFである析出物MFが析出してしまった。
図8(b)に、SEMによる観察結果を示す。図8(b)は、第二の膜SL上の第三の膜TLを除去した際の、半導体基板の基板面と直交する方向の断面図を示す。第二の膜SLの貫通孔をふさぐように、TiF化合物が析出していることがわかる。そのため、比較例1では、第一の膜FLを所望の形状にエッチングすることが困難となってしまった。
BT 底部
CL 導電膜
CP1 凹部
DR ドレイン領域
ES エッチングストッパ膜
ES2 エッチングストッパ膜
FL 第一の膜
GE ゲート電極
I 配線
I2 配線
IL1 絶縁層
IL2 絶縁層
IT 配線溝
MF 析出物
OP 開口部
OP1 開口部
OP2 開口部
OP3 開口部
OP4 開口部
OP5 開口部
OP6 開口部
OP7 開口部
RL レジスト層
RL2 レジスト層
SD 半導体装置
SL 第二の膜
SL2 膜
SR ソース領域
SS 半導体基板
TH 貫通孔
TH2 貫通孔
TI 配線溝
TL 第三の膜
TL2 膜
TR トランジスタ
V ビア
VT ビア溝
C コンタクト
IL3 絶縁層

Claims (6)

  1. 第一の膜上に、前記第一の膜とは異なる材料で構成された第二の膜を形成する工程と、
    前記第二の膜上に、前記第一の膜および前記第二の膜とは異なる材料で構成された第三の膜を形成する工程と、
    前記第三の膜の一部を選択的に除去して開口部を形成する工程と、
    前記第三の膜をマスクとして、前記開口部から露出する前記第二の膜をエッチングするとともに、
    前記マスクの前記開口部から露出した前記第二の膜が前記第一の膜を被覆した状態で、前記第二の膜のエッチングを停止することで、前記第二の膜に凹部を形成する工程と、
    前記第二の膜上の前記第三の膜を、第一エッチングガスを用いて除去する工程と、
    第一エッチングガスとは異なる第二エッチングガスを用いて、前記凹部の底部に位置する前記第二の膜を除去して前記第二の膜に開口部を形成し、この開口部から第一の膜を露出させる工程とを含む半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第二の膜の開口部から露出した前記第一の膜を除去して、前記第一の膜に開口部を形成する工程を含む半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第一の膜は金属元素を含む膜であり、
    前記第二の膜は、有機膜であり、
    前記第三の膜は、シリコン含有膜であり、
    前記第一エッチングガスは、フッ素原子を含むガスであり、
    前記第二エッチングガスは、フッ素原子を含まないガスである半導体装置の製造方法。
  4. 請求項3に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第一の膜の下層には、構成元素として炭素を含み、誘電率が3.0以下の低誘電率の絶縁層があり、
    前記第二の膜の開口部から露出した前記第一の膜を除去して、前記第一の膜に開口部を形成する工程と、
    前記第一の膜の開口部から露出する前記絶縁層を除去して、前記絶縁層に凹部を形成する工程と、
    前記凹部を埋め込むように導電性膜を形成する工程とを含み、
    前記第二エッチングガスは、酸素原子を含むガスである半導体装置の製造方法。
  5. 請求項4に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第一の膜に開口部を形成する前記工程と、
    前記絶縁層に凹部を形成する前記工程とは、異なるチャンバー内で実施される半導体装置の製造方法。
  6. 請求項3に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第一の膜は、チタンあるいはタンタルのいずれかを含む膜である半導体装置の製造方法。

JP2012280570A 2012-12-25 2012-12-25 半導体装置の製造方法 Pending JP2014127479A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012280570A JP2014127479A (ja) 2012-12-25 2012-12-25 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012280570A JP2014127479A (ja) 2012-12-25 2012-12-25 半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014127479A true JP2014127479A (ja) 2014-07-07

Family

ID=51406781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012280570A Pending JP2014127479A (ja) 2012-12-25 2012-12-25 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014127479A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023214575A1 (ja) * 2022-05-02 2023-11-09 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理方法及びプラズマ処理装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003109943A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Mitsubishi Electric Corp パターン形成方法
JP2004095902A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Sony Corp 半導体装置の製造方法
JP2008171922A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Renesas Technology Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2010161166A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Fujitsu Semiconductor Ltd 配線の形成方法
JP2012235124A (ja) * 2011-04-29 2012-11-29 Renesas Electronics Corp 半導体装置の製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003109943A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Mitsubishi Electric Corp パターン形成方法
JP2004095902A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Sony Corp 半導体装置の製造方法
JP2008171922A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Renesas Technology Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2010161166A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Fujitsu Semiconductor Ltd 配線の形成方法
JP2012235124A (ja) * 2011-04-29 2012-11-29 Renesas Electronics Corp 半導体装置の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023214575A1 (ja) * 2022-05-02 2023-11-09 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理方法及びプラズマ処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5168142B2 (ja) 半導体装置
US7871923B2 (en) Self-aligned air-gap in interconnect structures
US6617244B2 (en) Etching method
JP5123924B2 (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
US11694955B2 (en) Semiconductor device and manufacturing method thereof
US7611994B2 (en) Fine patterning method for semiconductor device
KR20170083943A (ko) 다수의 포토 다수의 에칭을 사용하는 비아 패턴화
JP4256347B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US7855138B2 (en) Semiconductor device and method for manufacturing the same
JP2006128543A (ja) 電子デバイスの製造方法
JP2012235124A (ja) 半導体装置の製造方法
US6495448B1 (en) Dual damascene process
JP2007134717A (ja) デュアルダマシン工程を利用した低誘電率物質層内のコンタクト構造形成方法
US20120329272A1 (en) Method for forming small dimension openings in the organic masking layer of tri-layer lithography
JP2003100724A (ja) 誘電体エッチング用アルミニウムハードマスク
JP4492949B2 (ja) 電子デバイスの製造方法
US20060099802A1 (en) Diffusion barrier for damascene structures
JP2006128542A (ja) 電子デバイスの製造方法
JP3781729B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP4523351B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2014127479A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2004193627A (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
US7538037B2 (en) Method for manufacturing semiconductor device
JP2010034490A (ja) 半導体装置の製造方法
US20130056874A1 (en) Protection of intermetal dielectric layers in multilevel wiring structures

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160524

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160526

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161206