JP2014127080A - 警報システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】センサ付きの警報器100−1を所定の監視領域Aに配置すると共に、同じ監視領域A内に観測チップ10−11、10−12を設置する。警報器100−1は監視領域A全体の観測結果が示す自己の観測値から異状を検知した場合は火災警報を出力する。また警報器100−1は、観測チップ10−11、10−12による監視領域Aの所定局所A1,A2の観測値を示すデータを含んだ観測信号を受信して、その観測値から異状を検知した場合は、自己の観測値については感度をアップして火災を検知し、観測チップ10−11,10−12から受信した観測値については感度をダウンして火災を検知する。
【選択図】図2
Description
本発明は、警報システムに於いて、
所定の監視領域に配置し、当該監視領域全体の所定の観測値を観測した観測結果が示す自己の観測値、及び又は、外部から受信した観測信号の観測結果を示すデータに基づいて異状を検知した場合に、異状警報を出力する警報手段と、
所定の監視領域内の所定局所に設置し、当該所定局所の観測値を観測した観測値を示すデータを含んだ観測信号を送信する観測手段と、
を備え、
警報手段は、
自己の観測値の異状を検知する所定の第1初期感度および観測手段から受信した観測値の異状を検知する所定の第2初期感度を設定し、
第1初期感度に基づき自己の観測値の異状を検知した場合は、異状警報を出力し、
第2初期感度に基づき観測手段から受信した観測値の異状を検知した場合は、第1初期感度をそれより高い感度である所定の高感度に変更すると共に、第2初期感度をそれより低い感度である所定の低感度に変更し、
前記所定の高感度に変更された状態で自己の観測値の異状を検知した場合、または前記所定の低感度に変更された状態で前記観測手段から受信した前記観測値の異状を検知した場合に、異状警報を出力する、
ことを特徴とする。
警報手段は、第1初期感度を前記所定の高感度に変更すると共に第2初期感度を前記所定の低感度に変更してから、自己の観測値及び前記観測手段から受信した観測値の何れからも異状を検知せずに所定時間を経過した場合は、前記所定の高感度を前記第1初期感度に戻すと共に前記所定の低感度を前記第2初期感度に戻す。
観測手段は、所定局所の温度又は煙濃度を観測して生成した観測値である温度又は煙濃度を示すデータ含んだ観測信号を送信し、
警報手段は、監視領域全体の所定の温度又は煙濃度を観測して観測結果が示す自己の温度又は煙濃度、及び又は、観測手段から受信した観測信号の観測値である温度又は煙濃度を示すデータに基づいて異状を検知した場合に、異状警報を出力する。
警報手段は、異状を検知した場合に、連動元を示す異状警報を出力すると共に他の警報システムの警報手段へ異状連動信号を送信して連動先を示す異状警報を出力させ、一方、他の警報システムの警報手段から異状連動信号を受信した場合に、連動先を示す異状警報を出力する。
本発明によれば、所定の監視領域全体の異状例えば火災を監視する警報手段は、所定の第1初期感度で自己の観測値に基づき火災を検知した場合は、火災警報を出力し、一方、所定の第2初期感度で監視領域内の所定局所の火災をスポット的に監視している観測手段から受信した観測値に基づき火災を検知した場合は、この段階では火災警報は行わず、自己の観測値に基づき火災を検知する第1初期感度を、所定の高感度に変更し、真の局所火災であれば、変更した高感度により警報手段においても局所火災による観測値の変化から火災を検知することが可能となり、迅速且つ確実に局所火災を検知して警報することができる。これは、観測手段の観測値が上がって火災判断閾値を超えてもそれだけでは火災とせず、しかし火災の可能性はあるので警報手段の感度を上げ(火災判断閾値を下げ)、それで警報手段の観測値が火災判断閾値を超えたら、火災とする。
また1台の警報手段とこれに割当てられた1又は複数の観測手段により1つの警報システムを形成し、この警報システムを複数設けて例えば各部屋に配置することを可能としたため、ある部屋の警報システムで異状を検知して警報した場合に、異状連動信号を他の部屋の警報システムへ送信して警報報知させることができ、複数の警報システムの間のマルチ通信ネットワークを柔軟且つ適切に構築し、戸建住宅、集合住宅、学校、病院、オフィスビルなどの監視領域に対応してマルチスポット的にきめ細かく異状を検知して、早期に警報することができる。
(システム構成の概略)
図1は本発明による警報システムの概略構成を示した説明図である。本発明の警報システムは、少なくとも1台のセンサ付きの警報器と複数の観測チップで構成する。
(2) 第2初期感度に基づき観測チップ10から受信した観測値の異状を検知した場合は、自己観測値の異状を検知する第1初期感度を、これより感度の高い所定の高感度(「感度1B」とする)に変更すると共に、観測チップ10から受信した観測値の異状を検知する第2初期感度を、これより感度の低い所定の低感度(「感度2B」とする)に変更し、
(3) 高感度(感度1B)で自己の観測値に基づき異状を検知した場合、または低感度(感度2B)で観測チップ10から受信した観測値に基づき異状を検知した場合に、異状警報を出力する。
th(1A)>th(1B)
th(2B)>th(2A)
の関係がある。
(1a) 閾値th(1A)に基づき自己の観測値の異状を検知した場合は、異状警報を出力し、
(2a) 閾値th(2A)に基づき観測チップ10から受信した観測値の異状を検知した場合は、自己観測値の異状を検知するための閾値th(1A)を、それより低い閾値th(1B)に変更して感度アップして所定の高感度状態とすると共に、観測チップ10から受信した観測値の異状を検知するための閾値th(2A)を、それより高い所定の閾値th(2B)に変更して感度ダウンし、所定の低感度状態とする。
図1において、住戸における台所、居間、子供部屋、主寝室などの各部屋に分けて、センサ付きの警報器100−1〜100−4を設置し、警報器100−1〜100−4のそれぞれに対応して、観測チップ10−11〜10−44を配置し、警報システム1a〜1dを構成する。
警報システムに設けたセンサ付きの警報器100は、所定の監視領域に配置し、監視領域全体の温度又は煙濃度などの観測値を観測して観測結果が示す観測値から火災を検知した場合に火災警報を出力する。
本実施形態の各警報システムにあっては、それぞれの監視領域内に観測チップ10を1又は複数配置し、これを1台のセンサ付きの警報器100に割当てて管理している。このため警報器100に割当てた1又は複数の観測チップ10は、これらを管理する警報器100の監視領域内で且つ警報器100の通信範囲に入る所定局所に配置し、所定の検知エリア内の温度を観測する。警報装置100の通信範囲とは、警報装置100に割当てて管理している観測チップ10から送信した信号が、警報装置100で有効受信できる通信距離に入る範囲をいう。1台の観測チップ10の検知エリアは、これが割当てられている(これと通信する)1台の警報器100の監視領域よりも狭い。
図2は本発明による警報システムの住戸の部屋に対する設置例を示した説明図である。図2において、住戸14の部屋には、例えば図1の警報システム1aに対応したセンサ付きの警報器100−1と、そのうちの2台の観測チップ10−11,10−12を設置した場合を示している。
図3は観測チップ10−11の機能構成の概略を示したブロック図である。また図3では、警報システム1aの観測チップ10−11について示しているが、他の観測チップ10−12〜10−44の構成も同様となる。
図4はセンサ付きの警報器100の概略構成を示したブロック図である。また図4では、警報システム1aの警報器100−1について示しているが、他の警報システム1b〜1dの警報器100−2〜100−4の構成も同様となる。
図4において、警報器100−1は、警報制御部102、アンテナ106を接続した第1通信部104、アンテナ110を接続した第2通信部108、センサ部112、報知部114、操作部116を備え、図示しない電源、例えば電池電源により動作する。
警報器100は、センサ部18で観測した自己の観測値の異状を検知する所定の第1閾値Tth(1A)と、観測チップ10から受信した観測値の異状を検知する所定の第2閾値Tth(2A)を予め設定登録することで、それぞれの検知につき初期感度(第1初期感度,第2初期感度)を設定している。観測値(或いは観測データ)が温度を示す電圧値等の指標である場合には、各閾値もこの指標に準じた値とする。即ち、以下に例示する50℃、65℃、70℃、90℃といった各温度に対応する電圧値(観測値)を各閾値とすることができる。以下では観測値、閾値共に温度そのものとして説明する。
警報制御部102は、自己のセンサ部112からの検出信号に基づき所定周期毎に観測した温度観測結果が示す温度が所定の第1閾値Tth(1A)、例えばTth(1A)=70℃以上の場合に火災を検知し、報知部114に指示し、連動元を示す火災警報を出力する制御を行う。この場合の火災警報として例えば「ピーピー 火災を検知しました 確認してください」といった音声メッセージをスピーカから繰り返し出力すると共にLEDを例えば点灯して行う。
警報制御部102は、報知部114から連動元を示す火災警報を出力させた後に、火災警報の元となる観測信号を送信した観測チップ10、ここでは上記警報器100−1が火災警報を出力する元となった観測チップ10−11から受信した観測信号の温度が第1閾値温度Tth1=70℃を下回る状態が例えば所定時間継続した場合或いは例えば所定回数連続した場合、異状の復旧(異状検知状態が解消したこと)を検知し、報知部114からの、当該異状検知に起因する連動元を示す火災警報出力を停止すると共に、第2通信プロトコルに従った異状復旧連動信号を生成し、第2通信部108に指示し、当該異状復旧連動信号を他の警報システムの警報器100−2〜100−4へ送信させる制御を行い、これを受信した他の警報システムの警報器100−2〜100−4に、同じ火災検知に起因する連動先を示す火災警報出力(警報音及び/又は警報表示)を停止させる。
警報制御部102は、連動元として火災警報の出力中に操作部116の警報停止スイッチで受け付けた警報停止操作を検知した場合、報知部114に指示して連動元を示す火災警報出力(警報音及び/又は警報表示)を停止させると共に、第2通信プロトコルに従った警報停止連動信号を生成し、第2通信部108に指示し、当該警報停止連動信号を他の警報システムの警報器100−2〜100−4へ送信させる制御を行い、これを受信した他の警報システムの警報器100−2〜100−4に、連動先を示す火災警報出力(警報音及び/又は警報表示)を停止させる。
(温度観測制御)
警報制御部102は、第1通信部104に指示し、所定周期毎に第1通信部104から警報システム1aの観測チップ10−11〜10−14へ第1通信プロトコルに従った一括AD変換信号を送信させる制御を行い、これを受信した当観測チップ10−11〜10−14に観測動作を行わせる。
警報制御部102は、観測チップ10から受信した温度観測信号の観測値である温度を示すデータが予め定めた所定の第2閾値Tth(2A)以上、例えばTth(2A)=70℃以上となって火災を検知した場合、この段階で火災警報は行わず、自己の観測温度及び観測チップの観測温度から火災を検知するための感度を変更し、変更した感度に基づき火災を検知した場合に火災警報を出力する制御を行う。
警報制御部102は、第2閾値Tth(2A)に基づき観測チップ10から受信した観測温度から火災を検知した場合、センサ部112からの検出信号に基づく自己の観測温度の異状を検知する第1閾値Tth(1A)=70℃を、それより低い所定の閾値Tth(1B)(第3閾値)、例えばTth(1B)=50℃に変更して感度アップし、自己の観測温度が、変更後の第3閾値Tth(1B)=50℃以上の場合に火災を検知し、報知部114に指示して火災警報を出力させる制御を行う。
警報制御部102は、第2閾値Tth(2A)に基づき観測チップ10から受信した観測温度から火災を検知した場合、第2閾値Tth(2A)=70℃を、それより大きい所定の閾値Tth(2B)(第4閾値)、例えばTth(2B)=90℃に変更して感度ダウンし、観測チップ10から受信した観測温度が変更した第4閾値Tth(2B)=90℃以上の場合に火災を検知し、報知部114に指示して火災警報を出力させる制御を行う。
警報制御部102は、第1閾値Tth(1A)に基づき観測チップ10から受信した観測温度から火災を検知した場合に第1閾値Tth(1A)から変更した第3閾値Tth(1B)及び第2閾値Tth(2A)から変更した第4閾値Tth(2B)については、感度変更から所定時間を経過しても火災を検知しない場合は、元の第1閾値Tth(1A)及び第2閾値Tth(2A)に戻す閾値復旧制御を行う。
観測チップ10及び警報器100で煙濃度を観測する場合、警報器100のセンサ部で観測した自己の煙濃度の異状を検知する所定の第1閾値Sth(1A)として例えばSth1=10%/mを設定し、また、観測チップ10から受信した煙濃度の異状を検知する所定の第2閾値Sth(2A)として例えばSth(2A)=10%/mを設定し、第1閾値Sth(1A)から変更する第3閾値Sth(1B)として例えばSth(1B)=5%/mを設定し、第2閾値Sth(2A)から変更する第4閾値Sth(2B)として例えばSth(2B)=15%/mを設定する。
(監視領域Aの火災)
図5は図2に示した警報システム1aにおいて、観測チップ10−11,10−12の局所領域A1,A2から外れた警報器100−1の警戒領域Aで異状が発生した場合の説明図である。
図6は観測チップ10−11を設置している局所領域A1のごみ入れ15で火災Fが発生した場合の説明図である。ごみ入れ15で火災Fが発生すると、熱気流28は火災Fの初期段階では弱く、センサ付きの警報器100−1の観測温度が第2閾値Tth(2A)以上に上昇して火災を検知するのは更に火災が拡大した後となり、火災を検知して警報するまでに時間がかかる。
図8は、図6に示した観測チップ10−12を設置している局所領域A2の暖房機器16で一時的に温度異状が発生した場合のタイムチャートであり、図8(A)は警報器観測温度、図8(B)は警報器火災検知、図8(C)は観測チップ観測温度、図8(D)は観測チップ火災検知を示す。
図9は、図4に示した警報器100−1の警報制御部102による警報制御を示したフローチャートであり、他の警報器100−2〜100−4も同様となる。
図10は本発明で使用する観測チッブの実施形態として温度観測チップの外観を示した説明図であり、図10(A)に平面を、図10(B)に内部構造の断面を、図10(C)に底面を示している。
図11は本発明で使用する観測チッブの実施形態として煙観測チップの外観を示した説明図であり、図11(A)に平面を、図11(B)に内部構造の断面を、図11(C)に底面を示している。
(感度変更)
上記の実施形態にあっては、警報器の管理下にある複数の観測チップの内のいずれか1つの観測チップの観測値から火災(火災の予兆)を検知した場合、警報器の感度をアップすると共に、火災を検知した観測チップの感度をダウンし、警報器の観測値による火災検知または感度をダウンした観測チップの観測値の火災検知で火災警報を出力するようにしているが、これ以外の感度変更として、警報器の管理下にある複数の観測チップの内のいずれかの観測チップの観測値から火災(火災の予兆)を検知した場合、警報器の感度をアップすると共に、警報器の管理下にある全ての観測チップの感度をダウンし、警報器の観測値による火災検知または感度をダウンした観測チップのいずれかの観測値の火災検知で火災警報を出力するようにしても良い。
上記の実施形態にあっては、警報器側で各観測チップから受信した観測値に基づいて異状を検知しているが、観測チップ側で観測値から異状を検知し、異状検知信号を警報器へ送信するようにしても良い。
上記の実施形態にあっては、観測値と所定の閾値を比較して火災を検知しているが、観測値の時間変化率を求め、これと所定の閾値を比較して火災を検知しても良い。この場合、警報器は、観測チップで観測した観測値の時間変化率が第2閾値th(2A)以上となって異状を検知した場合、警報器自身の観測値時間変化率の異状を検知する第1閾値th(1A)をそれより小さい第3閾値th(1B)に変更して感度アップし、また、観測チップの観測値時間変化率の異状検知する第2閾値th(2A)をそれより大きい第4閾値th(2B)に変更して感度ダウンすれば良い。
上記の実施形態における警報システムは、異状として火災を検知して警報する場合を例にとるものであったが、火災以外にガス漏れ、CO、各種の防犯、地震、その他任意の異状を検知して警報する警報システムにも適用できる。
また、上記の実施形態にあっては、警報器と観測チップの間は第1通信プロトコルに従った通信、警報器の間は第2通信プロトコルに従った通信としているが、それぞれ同じ通信プロトコルとし、別チャンネルとすれば良い。このようにすれば警報器に第1通信部と第2通信部を設ける必要がなく、1つの通信部として構成を簡単できる。
上記の実施形態は、警報器と観測チップを備えた複数の警報システムを連携させているが、必ずしも警報システムを連携させるものでなくて良いし、警報システムは1つであっても良い。また、連携する複数の警報システムの一部は、本発明の感度制御を行わないものでも良いし、観測チップを使用しない警報器で構成したものでも良い。
上記の実施形態にあっては、図1のように、全ての警報器に観測チップを割当てて複数の警報システムを形成しているが、観測チップの割り当てのない警報器のみの警報システムを設け、他の警報器からの連動信号を受信して連動警報のみを行うようにしても良い。
警報器及び観測チップの間の通信は無線によるものでなくても良く、有線通信によっても、また有線と無線を適宜混在させるものであっても良い。
上記の実施形態は住戸用に限らずビルやオフィス用など各種用途の温度異状の監視にも適用できる。
本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
20,112:センサ部
22:観測制御部
24:通信部
100−1〜100−4:警報器
102:警報制御部
104:第1通信部
108:第2通信部
114:報知部
116:操作部
Claims (4)
- 所定の監視領域に配置し、当該監視領域全体の所定の観測値を観測した観測結果が示す自己の観測値、及び又は、外部から受信した観測信号の観測値を示すデータに基づいて異状を検知した場合に、異状警報を出力する警報手段と、
前記所定の監視領域内の所定局所に設置し、当該所定局所の前記観測値を観測した観測値を示すデータを含んだ観測信号を送信する観測手段と、
を備え、
前記警報手段は、
自己の観測値の異状を検知する所定の第1初期感度および前記観測手段から受信した観測値の異状を検知する所定の第2初期感度を設定し、
前記第1初期感度に基づき自己の観測値の異状を検知した場合は、異状警報を出力し、
前記第2初期感度に基づき前記観測手段から受信した観測値の異状を検知した場合は、前記第1初期感度をそれより高い感度である所定の高感度に変更すると共に、前記第2初期感度をそれより低い感度である所定の低感度に変更し、
前記所定の高感度に変更された状態で自己の観測値の異状を検知した場合、または前記所定の低感度に変更された状態で前記観測手段から受信した前記観測値の異状を検知した場合に、異状警報を出力する、
ことを特徴とする警報システム。
- 請求項1記載の警報システムに於いて、前記警報手段は、前記第1初期感度を前記所定の高感度に変更すると共に前記第2初期感度を前記所定の低感度に変更してから、自己の観測値及び前記観測手段から受信した観測値の何れからも異状を検知せずに所定時間を経過した場合は、前記所定の高感度を前記第1初期感度に戻すと共に前記所定の低感度を前記第2初期感度に戻すことを特徴とする警報システム。
- 請求項1記載の警報システムに於いて、
前記観測手段は、前記所定局所の温度又は煙濃度を観測して観測値である温度又は煙濃度を示すデータ含んだ観測信号を送信し、
前記警報手段は、前記監視領域全体の所定の温度又は煙濃度を観測して観測結果を示す自己の温度又は煙濃度、及び又は、前記観測手段から受信した観測信号の観測値である温度又は煙濃度を示すデータに基づいて異状を検知した場合に、異状警報を出力することを特徴とする警報システム。
- 請求項1記載の警報システムに於いて、前記警報手段は、異状を検知した場合に、連動元を示す異状警報を出力すると共に他の警報システムの警報手段へ異状連動信号を送信して連動先を示す異状警報を出力させ、一方、他の警報システムの警報手段から異状連動信号を受信した場合に、連動先を示す異状警報を出力することを特徴とする警報システム。
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