JP2014126633A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014126633A
JP2014126633A JP2012282076A JP2012282076A JP2014126633A JP 2014126633 A JP2014126633 A JP 2014126633A JP 2012282076 A JP2012282076 A JP 2012282076A JP 2012282076 A JP2012282076 A JP 2012282076A JP 2014126633 A JP2014126633 A JP 2014126633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer material
fixing
bias voltage
fixing nip
applies
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012282076A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Kato
亘 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Finetech Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Finetech Inc filed Critical Canon Finetech Inc
Priority to JP2012282076A priority Critical patent/JP2014126633A/ja
Publication of JP2014126633A publication Critical patent/JP2014126633A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】
加圧部材の表面を安定的に除電することができ、静電オフセットによる画像の乱れを防ぐ。
【解決手段】
所定の極性の電荷に帯電した未定着トナー像が表面に転写された転写材に接触し転写材に熱を伝達するための定着部材と、定着部材との定着ニップで転写材を挟持し、転写材を加圧する加圧部材と、所定の極性と同極性のバイアス電圧を発生する第1の電圧発生手段と、定着ニップに転写材が通過している場合には、第1の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を定着部材に供給し、定着ニップに転写材が通過していない場合には、定着部材を接地するように切り替える第1の切替手段とを具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子写真方式を利用したレーザービームプリンタや複写機に適用される画像形成装置に関し、特に、シート等の記録材上に形成されたトナー画像を記録材に定着させる定着装置に関するものである。
例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置における定着装置としては、従来一般に、熱ローラ方式の加熱装置が多用されている。
この方式の加熱装置は、ハロゲンヒータ等の熱源により加熱して所定の温度を維持させた加熱ローラと、これに圧接させた弾性を有する加圧ローラとの圧接ニップ部に記録材を導入して挟持搬送させることで定着ローラの熱で記録材表面の未定着トナー像を熱定着させる。
最近では、フィルム加熱方式の加熱装置が提案され、実用化されている。この方式の加熱装置は、支持部材に固定支持させた加熱体に記録材を、耐熱性の有る薄肉のフィルム材を介して密着させている。そして、フィルム材を加熱体に摺動移動させて加熱体の熱をフィルム材を介して記録材へ与えるように構成されている。
このようなフィルム加熱方式の加熱装置は、加熱体として、良熱伝導性のセラミック基材と、この基材の表面に設けられた通電により発熱する抵抗発熱層を有するセラミックヒータが用いられている。またフィルム材として薄膜で低熱容量のものを用いているため、短時間に加熱体の温度が上昇し、スタンバイ時に加熱体に電力供給をする必要がなく、記録材をすぐに通紙しても記録材が定着ニップ部に到達するまでに加熱体を所定温度まで十分に昇温できる。
このため、ウェイトタイムの短縮化(クイックスタート性)や省電力化が可能である。
このような定着装置は、記録材上のトナー像の定着ニップ部における飛び散りを押さえるために加熱部材である定着ローラや定着フィルムに定着バイアスを印加する構成が採られている。すなわち、トナーの帯電極性と同極性の帯電バイアス、例えば、負極性のトナーを使用している場合には負電圧を印加させる。このバイアスを印加することにより、記録材にトナーを押し付け、トナーが飛び散ることを押さえている。
しかし、転写材の通紙による摩擦により加圧ローラの表面が転写材上のトナーと同極性に帯電し、定着バイアスの効果が十分に得られず、トナーが定着ローラや定着フィルムにトナーが付着する現象(以下、静電オフセットという)が発生していた。
この課題を解決するために加圧ローラの除電を行う除電手段をつけたり(特許文献1)、加圧ローラにバイアスを印加する印加手段をつけたり(特許文献2、特許文献3)していた。
特開2008−32818号公報 特開平4−116582号公報 特開2001−6848号公報
しかしながら、従来の技術では加圧ローラの帯電による静電オフセットを防ぐには不十分であった。
すなわち、加圧ローラの除電を行う除電手段を設ける場合には、除電手段と加圧ローラ表面の距離が部品の取り付けにより、適正な距離が保てず、除電効果が十分に得られない場合があった。また、取り付けにより長手方向で除電手段と加圧ローラ表面の距離にばらつきが生じ、長手方向で除電ムラが発生したりし、静電オフセットが発生するという問題があった。
さらに、加圧ローラにバイアスを印加する印加手段を設ける場合には、除電機構がついていないため、連続通紙を行うにつれ加圧ローラ表面が帯電し続けてしまい、静電オフセットが発生するという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、十分に静電オフセットを防ぐことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の定着装置は、所定の極性の電荷に帯電した未定着トナー像が表面に転写された転写材に接触し前記転写材に熱を伝達するための定着部材と、前記定着部材との間の定着ニップで前記転写材を挟持し、前記転写材を加圧する加圧部材と、前記所定の極性と同じ極性のバイアス電圧を発生する第1の電圧発生手段と、前記定着ニップに前記転写材が通過している場合には、前記第1の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記定着部材に供給し、前記定着ニップに前記転写材が通過していない場合には、前記定着部材を接地するように切り替える第1の切替手段とを具備することを特徴とする。
本発明では、第1の切替手段により、定着ニップに転写材が通過している場合には、第1の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を定着部材に供給し、定着ニップに転写材が通過していない場合には、定着部材を接地するように切り替える。
このため、定着ニップに転写材が通過していない場合には、定着部材に蓄積して帯電した電荷が接地側に流れるので、加圧部材の表面を安定的に除電することができ、静電オフセットによる画像の乱れを防ぐことが可能である。
本発明の実施形態1における画像形成装置の概略構成を示す図である。 本発明の実施形態1における定着ニップに紙がある場合の定着装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態1における定着ニップに紙がない場合の定着装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態1と従来例とにおける加圧ローラの表面電位の推移を表したグラフである。 本発明の実施形態2における定着ニップに紙がある場合の定着装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態2における定着ニップに紙がない場合の定着装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態2と従来例の加圧ローラの表面電位の推移を表したグラフである。 本発明の実施形態3と従来例の高抵抗の紙を通紙した時の加圧ローラの表面電位の推移を示すグラフである。
以下に図面を参照して、本発明の実施形態を詳しく説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<実施形態1>
(画像形成装置の全体構成)
図1に本実施形態の画像形成装置の概略構成を示す。図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置には、画像形成ユニット100(画像形成手段)と、定着装置200(像加熱手段)が備えられる。
画像形成ユニット100は、感光体ドラム1と、帯電ローラ2、レーザースキャナ3、現像装置4、及び転写ローラ5を備える。感光体ドラム1は、形成すべき画像に対応するトナー画像を担持する。帯電ローラ2は、感光体ドラム1は、表面にトナーを保持するために帯電させる。レーザースキャナ3は、感光体ドラム1の表面をレーザー光Lでスキャンして作成する画像に対応する潜像を生成する。現像装置4は、感光体ドラム1の表面にトナーを供給する。転写ローラ5は、感光体ドラム1との間のニップでシート材P(シート状の転写材)を挟持し、感光体ドラム1の表面のトナー像をシート材Pに転写する。
シート材P上に画像を形成する際は、まずユーザが不図示の操作パネルにより、印刷モードや枚数を入力し、印刷開始ボタンを押すことにより、画像形成装置が動作する。動作が始まると感光体ドラム1が回転し、感光体ドラム1の表面に接触して設けられる帯電ローラ2が、感光体ドラム1の表面を一様に帯電する。一様に帯電した感光体ドラム1の表面に対して、レーザースキャナ3が画像情報に基づいてレーザー光Lを射出し、感光体ドラム1の表面に静電潜像を形成する。その後、現像装置4が、感光体ドラム1表面との電位差を利用して静電潜像にトナーを供給し、感光体ドラム1の表面上で静電潜像をトナー像として現像する。
一方、シート材Pは、給送ローラ6によって搬送され、レジストレイション上ローラ11及びレジストレイション下ローラ12により斜行補正がなされる。そして、感光体ドラム1の表面において現像されたトナー像は、感光体ドラム1と転写ローラ5のニップ部において、シート材Pに転写される。
シート材Pに転写されずに感光体ドラム1の表面に残留した残留トナーは、クリーニング装置7において除去される。
なお、シート材Pをニップ部に搬送する際のタイミングは、トップセンサ8によってシート材Pの先端を検知することで、トナー像をシート材P上の所望の位置に転写可能なタイミングに制御される。
感光体ドラム1と転写ローラ5のニップ部で未定着トナー像が転写されたシート材Pは、定着装置200に搬送される。定着装置200によってトナー像が定着されたシート材Pは、定着装置200から排出され、排出センサ9を経由して装置本体外部に排出される。
(定着装置の構成)
図2を参照して本実施の形態における定着装置200の構成について説明する。図2は、本実施の形態における定着装置200の概略構成を示すものである。本実施の形態における定着装置200は、フィルム加熱方式を採用している。
同図に示すように、定着装置200は、加圧ローラ73(加圧部材)、定着フィルム74(定着部材),加熱ヒータ75、及び断熱ホルダ76を具備している。加圧ローラ73は定着フィルム74に圧接して定着ニップ部Nを形成し、さらに加圧ローラ73が回転することで、定着フィルム74が従動回転するように構成されている。
加熱ヒータ75は、断熱ホルダ76に保持され、定着フィルム74の内周面と摺動する位置に設けられる。
加熱ヒータ75としては、低熱容量のプレート状のものが用いられる。本実施形態では、アルミナや窒化アルミ等の絶縁性セラミック基板の表面に、基板の長手方向に沿って、Ag/Pd(銀パラジウム)、RuO2、Ta2N等の通電発熱抵抗層がスクリーン印刷されたものが用いられる。
断熱ホルダ76は、加熱ヒータ75を保持するものであって、液晶ポリマー、フェノール樹脂、PPS、PEEK等の耐熱性樹脂によって形成される。また、加熱ヒータ75を保持すると共に、定着フィルム74の回転をガイドする役目も備える。
本実施の形態における定着フィルム74には、定着装置200のクイックスタートを可能にするために、層厚が200μm以下の耐熱性フィルムが用いられる。また、耐久性を確保するために、層厚を20μm以上とすることが望ましい。すなわち、本実施の形態では、層厚が20μm以上、かつ、200μm以下の定着フィルムが用いられる。
また、本実施形態における定着フィルム74は、基層742と表層743と内周面に設けられた保護層741とから構成される複層構造を有する。
基層742としては、ポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK等の耐熱性樹脂、あるいは、耐熱性、高熱伝導性を有するSUS、Al、Ni、Cu、Zn等の純金属、合金等が用いられる。
表層743としては、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PFA(テトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)、FEP(テトラフルオロエチレンヘキサフルオロプロピレン共重合体)等の樹脂が用いられる。
保護層741として、熱効率を損なわない範囲で通電発熱抵抗層を保護するガラス層が設けられる。
加圧ローラ73は、SUS、SUM、Al等の金属製の芯金部731と、金属芯金の外側に形成される弾性層732とによって構成される。
本実施形態では、弾性層732として、シリコーンゴムやフッ素ゴム等の耐熱ゴムで形成した弾性ソリッドゴム層、あるいはより断熱効果を持たせるためにシリコーンゴムを発泡して形成した弾性スポンジゴム層が用いられる。また、シリコーンゴム層内に中空のフィラー(マイクロバルーン等)を分散させ、硬化物内に気体部分を持たせて断熱効果を高めた弾性気泡ゴム層を用いる構成であってもよい。
さらに、弾性層の表面にパーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)等の離型性層を形成する。
なお、加圧ローラ73は、不図示のバネによって定着フィルム74に対して加圧され、定着ニップ部Nを得る。また、芯金の端部に設けられた不図示の駆動ギアにより、回転する駆動力を得る。駆動力は制御手段を統制するCPU15からの指令に従い、不図示のモータより伝達される。この加圧ローラの回転駆動に伴って、定着フィルム74は加圧ローラ73との摩擦力により従動回転する。
また、本実施形態では、定着フィルム74と加熱ヒータ75との間に、フッ素系やシリコーン系の耐熱性グリース等の潤滑材を介在させることにより、摩擦抵抗を低く抑え、定着フィルム74がより滑らかに回転することが可能な構成としている。
また、加熱ヒータ75の温度制御は、セラミック基板の背面に設けた不図示のサーミスタ等の温度検知素子の信号に応じて、CPU15が通電発熱抵抗層に印加する電圧のデューティー比や波数等を決定し適切に制御する。このようにすることで、加熱ニップ部の温度を所望の定着設定温度に保つようにしている。
上述のように構成される定着装置200に対して、未定着トナー画像を保持したシート材Pが所定のタイミングに、適宜供給され、定着ニップ部Nに搬送されて加熱定着が行われる。
また、不図示の環境センサによって判断された温度や湿度に応じて、転写バイアスや定着の温度などのプロセス条件が最適な条件に切り替わり、環境の変化に対応して良好な画像を出力している。
さらに、定着ニップ部Nより排出されたシート材Pは不図示の排出ガイドに案内されて排出される。
本実施形態においては、プロセススピード311mm/sec、加圧ローラ73の外周長は94.2mm、連続通紙の際の紙間時間は0.24secとなっている。
(定着バイアス印加部の構成)
図2に示すように、定着装置200は、さらに、定着フィルム74に定着バイアスを印加する定着バイアス印加部300(第1の電圧発生手段)を有している。
定着バイアス印加部300は、定着フィルム74の基層742にトナーと同極性の−900vの電圧(第1の電圧)を発生する電源301(第1の電圧発生手段)と、所定のタイミングで電源301の電圧及び接地のいずれかを選択して定着フィルム74の基層742に接続するスイッチング回路302(第1の切替フィルム手段)とを具備している。
スイッチング回路302により電源301の電圧が定着フィルム74の基層742に与えられると、定着フィルム74の表層743は−900vの電位が現れ、トナーに対しシート材P方向に電場のよる力を与えてトナーが表層743に付着するのを防いでいる。
しかしながら、連続連紙をすると加圧ローラ73の表面がシート材Pとの摩擦帯電により次第に−900v以下の電位になってしまい負極性の静電気が蓄積し、静電オフセットが発生する。
そのため、本実施形態においては加圧ローラ73の表面の除電をするために、定着フィルム74をスイッチング回路302によって所定のタイミングで接地経路に接続するようにしている。
なお、図2は定着ニップ部にシート材Pが通過している場合の定着装置200の状態を示す図、図3は定着ニップ部にシート材Pが通過していない場合の定着装置200の状態を示す図である。
本実施形態では、シート材Pの位置を検出する排出センサ9等からの信号に基づきCPU15が定着バイアス印加部300のスイッチング回路302を以下のように切り替える。すなわち、シート材Pが定着ニップ部Nに存在する間は電源301からのバイアス電圧−900vを定着フィルム74に印加するようにスイッチング回路302が動作する。一方、定着ニップ部Nからシート材Pが排出されると、定着フィルム74が接地させるようにスイッチング回路302が動作する。
さらに、定着ニップ部Nからシート材Pが排出されると、加圧ローラ73の回転スピードを393mm/secにする。このように、加圧ローラ73の回転スピードをあげることにより、連続通紙の紙間時間0.24secの間で加圧ローラ73を一周でき、紙間時間に加圧ローラ73の表面全体の静電オフセットを除去することが可能である。なお、回転スピードを上げなくとも紙間時間に加圧ローラ73が少なくとも1回転する構成の場合には、スピードを上げる必要はない。
さらに、紙間時間に定着フィルム74を接地しても、定着ニップ部Nには、シート材Pが存在していないので、シート材Pに保持されているトナーが飛び散るという問題は、生じない。
(従来例との比較)
図4は本実施形態と従来例とにおける加圧ローラ73の表面電位を表したグラフである。横軸に時間(sec)、縦軸は加圧ローラの表面電位である。実線が本実施形態、点線が従来例である。
同図に示すように、従来例の場合には、紙間中は、電荷の蓄積は無いものの、通紙中には負の電荷が蓄積し、複数のシート材Pが通紙されると最初の電位から次第に低くなって静電オフセットが生じていることがわかる。
一方、本実施形態の場合には、紙間中に定着フィルム74の経路をアース接地経路にし、加圧ローラ73のスピードを393mm/secにあげて加圧ローラ73を一周させ、紙間中で加圧ローラ73の表面全周を除電している。
このため、通紙中は負の電荷が蓄積し、加圧ローラ73の表面電位は次第に低くなるが、紙間中に加圧ローラ73の表面が全周にわたり除電されて、最初の電位−710vに戻る。なお、定着フィルム74の電圧が−900Vなので、トナーに対しシート材P方向に電場のよる力を与えているため静電オフセットによる画像不良は発生しない。
<実施形態2>
次に本発明の他の実施形態の画像形成装置について説明する。本実施形態の画像形成装置も図1の概略構成を有し、実施形態1と同一又は類似の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態においてプロセススピードが311mm/sec、加圧ローラ73の外周長は94.2mm、紙間時間は0.24secである。また、定着フィルム74の基層742には通紙中に定着バイアス印加部300によりトナーと同極性の−500vの電圧が印加されている。
(定着バイアス印加部の構成)
また、本実施形態の定着装置200には、さらに、定着バイアス印加部400が設けられている。定着バイアス印加部400は、トナーと逆極性の+400vの電圧(第2の電圧)を発生させる電源401(第2の電圧発生手段)と、CPU15からの信号に基づいて通紙時には電源401の電圧を加圧ローラ73の芯金部731に印加するスイッチング回路402(第2の切替手段)とを具備している。
図5は定着ニップ部にシート材Pが存在している時(通紙時)の定着装置200を表した図、図6は定着ニップ部Nにシート材Pが存在しない時(紙間時)の定着装置200を示す図である。
本実施形態では、シート材Pの位置を検出する排出センサ9等からの信号に基づきCPU15が定着バイアス印加部400のスイッチング回路402を以下のように切り替える。すなわち、シート材Pが定着ニップ部に存在する間は+400vのバイアスを加圧ローラ73の芯金部731に印加し、定着ニップ部Nからシート材Pが排出されると、芯金部731を接地状態するように切り替わる。
なお、定着ニップ部からシート材Pが排出されると、加圧ローラ73の回転スピードを393mm/secにする。
なお、定着バイアス印加部400のスイッチング回路402によって紙間時には、芯金部731が接地状態に切り替えているのは、次の理由による。
すなわち、シート材Pのトナーは負極に帯電しており、シート材Pを連続して通紙すると、そのトナーにより加圧ローラ73は負極側に帯電していくことになる。
そこで、紙間において、加圧ローラ73の表面が接している定着フィルム74を定着バイアス印加部300のスイッチング回路302により接地すると、その加圧ローラ73の表面に蓄積した負電荷が接地側に流れて行くことにより除電が行われる。
しかし、仮に、芯金部731に常時、電源401の+400vが印加されると、芯金部731の正電位によって負電荷が引き寄せられ、スイッチング回路302によって接続される接地側に流れなくなる。このため、定着バイアス印加部400のスイッチング回路402により通紙間は、芯金部731を接地するようにしている。
(従来例との比較)
図7は本実施形態と従来例の加圧ローラ73表面の帯電量を表したグラフである。横軸に時間(sec)、縦軸は加圧ローラ73の表面電位である。実線が本実施形態、点線が従来例である。この実施形態との比較では、複数枚のシート材Pを通紙した後、加圧ローラ73の表面電位が約−300v程度になったところから実験を始めている。
同図に示すように、従来例の場合には、紙間中は、電荷の蓄積は無いものの、通紙中には負の電荷が蓄積し、複数のシート材Pが通紙されると最初の電位から次第に低くなって静電オフセットが生じていることがわかる。
一方、本実施形態の場合には、通紙中に加圧ローラ73の芯金部731に+400vを印加しており、加圧ローラ73の弾性層732は+400vに帯電している。加圧ローラ73の表層は絶縁体なので−700vに帯電したままである。従って、同図に範囲Aに示すように表面電位計で加圧ローラ73の表面を測定すると−700v+400v=−300vとなる。
次に、同図の範囲Bで示すように、紙間中は加圧ローラ73の芯金部731を接地しているため、加圧ローラ73の弾性層732は0vになる。加圧ローラ73の表層は絶縁体なので−750vに帯電したままであるため、測定値は−750vになる。定着フィルム74を接地し、加圧ローラ73を回転させることで加圧ローラ73の表層は除電され帯電量が減少する。
範囲Cでは、シート材Pが定着ニップ部Nに突入する際の加圧ローラ73の芯金部731に+400vを印加するため、範囲Aの場合と同様に測定値は−300vになる。
このように、範囲Bに示す紙間で、芯金部731及び、定着フィルム74が接地され、加圧ローラ73の表面に蓄積される電荷が定着フィルム74を介して接地側に放電されるので、次に通紙された場合には、前の通紙期間と略同じ電位となることができる。このため、制電オフセットによる画像の乱れが生じることがない画像形成装置を提供できる。
<実施形態3>
次に本発明のさらに他の実施形態の画像形成装置について説明する。本実施形態の画像形成装置も図1の概略構成及び図2及び図3に示す定着装置を有する。
通紙時における加圧ローラ73の表面電位の帯電量は紙の抵抗値、周囲の環境によって変わる。
電気抵抗の高い抵抗の紙を通紙した場合、加圧ローラ73の表面の帯電量は大きくなる。これは紙の抵抗が高いため、加圧ローラ表面の導電性が悪くなり、加圧ローラ73表面の電荷が移動しないからである。
また、低温低湿の環境状態で紙を通紙した場合、加圧ローラ73表面の帯電量は大きくなる。これは加圧ローラ73表面の吸着水分量が少ないため、表面の導電性が悪くことで電荷漏えいの速度が遅くなってしまい、大気中の放電がされ難くなってしまうからである。
そのため本実施形態では紙の抵抗値検出手段で紙の抵抗値が高いと判断、かつ、環境センサ(環境状態測定手段)で温度・湿度(環境状態値)が所定の範囲内にあると判断された場合にのみ、実施形態1又は実施形態2に記載の静電オフセットの除去制御を行う。温度・湿度が所定の範囲内にある場合としては、例えば、両方とも所定の値よりも低い場合とすることができる。
抵抗測定手段は、レジストレイション上ローラ11に電圧を印加する不図示の電圧印加装置と、この電圧印加装置での印加電圧によりシート材Pを伝わってレジストレイション下ローラ12に流れた電流を測定する電流測定装置とから構成されている。そして、抵抗測定手段は、この電流値よりシート材Pの抵抗値を検出する。また、抵抗測定手段は、レジストレイション上ローラ11とレジストレイション下ローラ12の一対のローラを含み、定着装置200の搬送方向上流に設けられる。
また、坪量(単位面積当たりの重さに相当する値)が大きいと、電気抵抗は高くなる。このため、電気抵抗を測定せずに、ユーザが操作パネル(不図示)から坪量に相当する紙の属性を入力する入力手段を設け、この入力手段によって入力された紙の属性に基いて実施形態1又は実施形態2に記載の静電オフセットの除去制御を行うこともできる。
例えば、紙の厚さを「薄紙」、「普通紙」、「厚紙」に分け、この属性を入力手段によってユーザが入力するようにすることができる。そして、ユーザが「厚紙」を選んだ場合に静電オフセットの除去制御を行うようにすることができる。
また、ユーザによって入力された紙の厚さが「厚紙」以外であった場合又はシート材Pの抵抗値が所定の値よりも小さい場合には、シート材Pが定着ニップNを通過する、しないに拘わらず、スイッチング回路302により電源301、電源401の電圧がそれぞれ定着フィルム74、加圧ローラ73に印加されるようにしても良い。温度、湿度が低温、低湿ではない場合も同様である。
図8は本実施形態と従来例の高抵抗の紙(1016Ω/cm)を温度が23度、湿度が5%の環境で通紙した時の加圧ローラ73の表面電位を表したグラフである。
横軸は通紙枚数(枚)、縦軸は加圧ローラ73の表面電位(V)である。従来例が−1150vまで加圧ローラ73の表面電位が低くなっているのに対し、本実施形態の場合には、−790vの表面電位にすることができた。
定着フィルム74に印加される電圧は−900Vなので、トナーに対しシート材P方向に電場のよる力を与えているため静電オフセットは発生せず、これによる画像の乱れの無い画像形成装置を提供できる。
なお、本実施形態3では、紙の抵抗測定手段で紙の抵抗値が高いと判断、かつ、環境センサで低温低湿環境と判断された場合にのみ、実施形態1に記載の静電オフセットの除去制御を行うようにしている。しかし、紙の抵抗値が高いこと、低温であること、低湿であること、のうちの少なくとも1つが成り立つ場合に実施形態1に記載の静電オフセットの除去制御を行うようにしても良い。
さらに、本実施形態3では、図2、図3に示す実施形態1の定着装置の構成となるようにしたが、図5、図6に示す実施形態2の定着装置の構成とするようにすることもできる。
本発明は、プリンタ等の画像形成装置に利用可能である。
1…感光ドラム
2…帯電ローラ
3…レーザースキャナ
4…現像器
5…転写ローラ
6…給送ローラ
7…クリーニング装置
8…トップセンサ
9…排出センサ
11…レジストレイション上ローラ
12…レジストレイション下ローラ
15…CPU
73…加圧ローラ
74…定着フィルム
75…加熱ヒータ
76…断熱ホルダ
100…画像形成ユニット
200…定着装置
300、400…定着バイアス印加部
301、401…電源
302、402…スイッチング回路
N…定着ニップ
P…シート材

Claims (10)

  1. 所定の極性の電荷に帯電した未定着トナー像が表面に転写された転写材に接触し前記転写材に熱を伝達するための定着部材と、
    前記定着部材との間の定着ニップで前記転写材を挟持し、前記転写材を加圧する加圧部材と、
    前記所定の極性と同じ極性のバイアス電圧を発生する第1の電圧発生手段と、
    前記定着ニップに前記転写材が通過している場合には、前記第1の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記定着部材に印加し、前記定着ニップに前記転写材が通過していない場合には、前記定着部材を接地するように切り替える第1の切替手段と
    を具備することを特徴とする定着装置。
  2. 前記所定の極性と逆の極性のバイアス電圧を発生する第2の電圧発生手段と、
    前記定着ニップに前記転写材が通過している場合には、前記第2の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記加圧部材に印加し、前記定着ニップに前記転写材が通過していない場合には、前記加圧部材を接地するように切り替える第2の切替手段と
    をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記転写材は、シート状であり、
    前記転写材の単位面積当たりの重さに相当する属性の情報をユーザが入力する入力手段を具備し、
    前記入力手段によって入力された前記情報が示す値が所定の値よりも大きい場合には、
    前記第1の切替手段は、前記定着ニップに前記転写材が通過しているときに、前記第1の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記定着部材に印加し、前記定着ニップに前記転写材が通過していないときに、前記定着部材を接地するように切り替え、
    前記第2の切替手段は、前記定着ニップに前記転写材が通過しているときに、前記第2の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記加圧部材に印加し、前記定着ニップに前記転写材が通過していない場合には、前記加圧部材を接地するように切り替え、
    前記入力手段によって入力される前記情報が示す値が所定の値よりも大きくない場合には、前記転写材の通過に拘わらず、
    前記第1の切替手段は、前記第1の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記定着部材に印加し、
    前記第2の切替手段は、前記第2の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記加圧部材に印加する
    ことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記転写材は、シート状であり、
    前記定着装置は、前記定着ニップに前記転写材が供給される前に前記転写材の厚さ方向の抵抗値を検出する抵抗値検出手段を具備し、
    前記抵抗値検出手段によって検出された前記抵抗値が所定の値よりも大きい場合には、
    前記第1の切替手段は、前記定着ニップに前記転写材が通過しているときに、前記第1の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記定着部材に印加し、前記定着ニップに前記転写材が通過していないときに、前記定着部材を接地するように切り替え、
    前記第2の切替手段は、前記定着ニップに前記転写材が通過しているときに、前記第2の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記加圧部材に印加し、前記定着ニップに前記転写材が通過していない場合には、前記加圧部材を接地するように切り替え、
    前記抵抗値検出手段によって検出された前記抵抗値が所定の値よりも大きくない場合には、前記転写材の通過に拘わらず、
    前記第1の切替手段は、前記第1の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記定着部材に印加し、
    前記第2の切替手段は、前記第2の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記加圧部材に印加する
    ことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  5. 前記定着装置の環境の温度及び湿度を測定する環境状態測定手段を具備し、
    前記環境状態測定手段によって測定された温度及び湿度がそれぞれ所定の温度及び所定の湿度よりも小さい場合には、
    前記第1の切替手段は、前記定着ニップに前記転写材が通過しているときに、前記第1の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記定着部材に印加し、前記定着ニップに前記転写材が通過していないときに、前記定着部材を接地するように切り替え、
    前記第2の切替手段は、前記定着ニップに前記転写材が通過しているときに、前記第2の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記加圧部材に印加し、前記定着ニップに前記転写材が通過していない場合には、前記加圧部材を接地するように切り替え、
    前記環境状態測定手段によって測定された温度及び湿度がそれぞれ所定の温度及び所定の湿度よりも小さくない場合には、前記転写材の通過に拘わらず、
    前記第1の切替手段は、前記第1の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記定着部材に印加し、
    前記第2の切替手段は、前記第2の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記加圧部材に印加する
    ことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  6. 前記転写材はシート状であり、
    前記定着装置の環境の温度及び湿度を測定する環境状態測定手段と、
    前記定着ニップに前記転写材が供給される前に前記転写材の厚さ方向の抵抗値を検出する抵抗値検出手段とを具備し、
    前記抵抗値検出手段によって検出された前記抵抗値が所定の値よりも大きく、かつ、前記環境状態測定手段によって測定された温度及び湿度がそれぞれ所定の温度及び所定の湿度より小さい場合には、
    前記第1の切替手段は、前記定着ニップに前記転写材が通過しているときに、前記第1の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記定着部材に印加し、前記定着ニップに前記転写材が通過していないときに、前記定着部材を接地するように切り替え、
    前記第2の切替手段は、前記定着ニップに前記転写材が通過しているときに、前記第2の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記加圧部材に印加し、前記定着ニップに前記転写材が通過していない場合には、前記加圧部材を接地するように切り替え、
    前記抵抗値検出手段によって検出された前記抵抗値が所定の値よりも大きくないか、又は、前記環境状態測定手段によって測定された温度及び湿度がそれぞれ所定の温度及び所定の湿度より小さくない場合には、前記転写材の通過に拘わらず、
    前記第1の切替手段は、前記第1の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記定着部材に印加し、
    前記第2の切替手段は、前記第2の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記加圧部材に印加する
    ことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  7. 前記転写材の単位面積当たりの重さに相当する属性の情報をユーザが入力する入力手段と
    前記定着装置の環境の状態の温度及び湿度を測定する環境状態測定手段とを具備し、
    前記環境状態測定手段によって測定された温度及び湿度がそれぞれ所定の温度及び所定の湿度よりも小さく、かつ、前記入力手段によって入力された前記情報が示す値が所定の値よりも大きい場合には、
    前記第1の切替手段は、前記定着ニップに前記転写材が通過しているときに、前記第1の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記定着部材に印加し、前記定着ニップに前記転写材が通過していないときに、前記定着部材を接地するように切り替え、
    前記第2の切替手段は、前記定着ニップに前記転写材が通過しているときに、前記第2の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記加圧部材に印加し、前記定着ニップに前記転写材が通過していない場合には、前記加圧部材を接地するように切り替え、
    前記環境状態測定手段によって測定された温度及び湿度がそれぞれ所定の温度及び所定の湿度よりも小さくないか、又は、前記入力手段によって入力された前記情報が示す値が所定の値よりも大きくない場合には、前記転写材の通過に拘わらず、
    前記第1の切替手段は、前記第1の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記定着部材に印加し、
    前記第2の切替手段は、前記第2の電圧発生手段によって発生されたバイアス電圧を前記加圧部材に印加する
    ことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  8. 前記抵抗値検出手段は、
    前記定着ニップの前記転写材の搬送方向上流に設けられ、前記転写材を挟持して搬送する一対のローラを有し、
    前記転写材が前記一対のローラに挟持されている間に前記一対のローラの間に電圧を印加し、前記一対のローラの間に流れる電流を測定することで前記抵抗値を検出することを特徴とする請求項4又は請求項6に記載の定着装置。
  9. 前記加圧部材は、加圧ローラであり、
    前記定着装置は、前記加圧ローラを回転駆動する駆動手段をさらに具備し、
    前記ニップに前記転写材が通過していない期間に、前記加圧ローラが少なくとも1回転するように前記駆動手段が前記加圧ローラを回転駆動することを特徴とする請求項1乃至請求項8のうちのいずれか一項に記載の定着装置。
  10. 前記転写材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像が形成された前記転写材の定着を行う請求項1乃至請求項9のうちのいずれか一項に記載の定着装置と
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
JP2012282076A 2012-12-26 2012-12-26 定着装置及び画像形成装置 Pending JP2014126633A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012282076A JP2014126633A (ja) 2012-12-26 2012-12-26 定着装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012282076A JP2014126633A (ja) 2012-12-26 2012-12-26 定着装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014126633A true JP2014126633A (ja) 2014-07-07

Family

ID=51406193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012282076A Pending JP2014126633A (ja) 2012-12-26 2012-12-26 定着装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014126633A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018120139A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018120139A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4773785B2 (ja) 像加熱装置
JP4095406B2 (ja) 加熱定着装置
US7155136B2 (en) Image heating apparatus having heater for externally heating fixing roller
JP6558913B2 (ja) 画像形成装置
JP3990957B2 (ja) 加熱定着装置
JP5777668B2 (ja) 画像加熱装置
JP3977200B2 (ja) 像加熱装置
JP2017097143A (ja) 定着装置
JP2015166795A (ja) 定着装置
US5512729A (en) Image heating apparatus comprising backup roller provided with heat conducting member or cleaning member
JP2004013045A (ja) 像加熱装置及び画像形成装置
JP2014126745A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2009093017A (ja) 像加熱装置及び画像形成装置
JP2006301110A (ja) 画像形成装置
JP5020775B2 (ja) 像加熱装置及び画像形成装置
JP2014126633A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6614816B2 (ja) 像加熱装置
JP2002311749A (ja) 画像形成装置
JP2017009949A (ja) 画像形成装置
JP5153249B2 (ja) 画像形成装置
JP2011145455A (ja) 像加熱装置
JP2009042303A (ja) 加圧ローラ及び像加熱装置
JP2000321901A (ja) 加熱定着装置および画像形成装置
JP2009229550A (ja) 画像形成装置
JP2013037065A (ja) 像加熱装置