JP2014125826A - 組立式個室 - Google Patents
組立式個室 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014125826A JP2014125826A JP2012284799A JP2012284799A JP2014125826A JP 2014125826 A JP2014125826 A JP 2014125826A JP 2012284799 A JP2012284799 A JP 2012284799A JP 2012284799 A JP2012284799 A JP 2012284799A JP 2014125826 A JP2014125826 A JP 2014125826A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- rear wall
- side wall
- side walls
- private room
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Cartons (AREA)
- Assembled Shelves (AREA)
Abstract
【解決手段】組立式個室は、1枚のダンボール板で構成され、折り目を介して連続する左右側壁10、11及び後壁12により前方が開口した平面視略コの字状をなす本体部材2と、本体部材2の左右側壁10、11の上端との係合により当該上端間に架設される天板部15を有する上部材3とを備えている。本体部材2は、左右側壁下部10b、11b及び後壁下部からなる本体下部と、左右側壁下部10b、11bの上端に折り目22を介して連接しかつ当該折り目22により別々に起立可能な左右側壁上部10a、11aを含む本体上部とを有する。上部材3は、左右側壁上部10a、11aの上端間に架設されて左右側壁上部10a、11aを起立状態に保持する。
【選択図】図7
Description
また、本体部材は、折り目を介して連続する左右側壁下部及び後壁下部からなる本体下部と、前記左右側壁下部の上端に折り目を介して連接しかつ当該折り目により別々に起立可能な左右側壁上部を含む本体上部とを有するため、本体下部がコの字状に折り曲げられていても、左右側壁上部を、別々に折り目で折り曲げることができる。そのため、組立式個室を組み立てる際に、左右側壁上部が左右側壁下部と対向するように折り曲げられ、本体下部がコの字状に折り曲げられて床面に設置された状態から、左右側壁上部を折り目により別々に起立させることができる。したがって、組立作業を容易に行うことができる。なお、本明細書において、「折り目により起立させる」とは、折り目を介して連接する2面が平行な状態となるように、一方の面を他方の面に対して折り目を中心に回転させることである。つまり、平坦状の部材を2つ折りにする場合と、2つ折り状態から平坦状にする場合のいずれも「起立させる」に相当する。
また、後板部によって左右側壁上部の後端間が覆われるため、後壁の上側に切欠きを設けても、組立式個室の後面を塞ぐことができる。後壁の上側に切欠きを設けた場合、本体部材の重量が軽くなるため、組立作業を容易に行うことができる。
また、連結部は、天板部の後端から下方に延びているため、組立時に、天板部を左右側壁の上端に架設することで、連結部を後壁下部に沿って配置でき、連結部を後壁に連結しやすい。したがって、連結部と上部材とが別々の部材で構成されている場合に比べて、組立作業を容易に行うことができる。
なお、第2工程と第3工程は、同時に行ってもよい。つまり、左右側壁上部の一方を折り目により起立させた後、この側壁上部の上端に上部材を係合させてから、左右側壁上部の他方を折り目により起立させて、上部材を係合させてもよい。
以下、本発明の第1実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態の組立式個室1は、紙製またはプラスチック製のダンボール板で形成された本体部材2及び上部材3と、カーテン5が吊り下げられるカーテンレール4とを備えている。組立式個室1は、例えば、災害時の避難場所に設置されて、更衣室として使用される。以下、図1に示す前後左右方向を用いて、組立式個室1について説明する。
まず、本体部材2を折り目23a〜23dに沿って折り曲げて、矩形筒状の補強部13を形成した後、連結孔25、26に連結具6を挿入して、左右側壁10、11と補強部13とを連結具6によって連結する。その後、補強部13の端部を折り目27に沿って折り曲げてから、2本の切れ目28の間の部分を折り曲げて溝部29を形成する。
まず、図10に示すように、本体下部(左側壁下部10bと後壁下部12bと右側壁下部11b)が略コの字状をなすように、縦折り目20における折り曲げ角度を変えて、本体部材2を床面に自立させる。図9のように、収納状態において、右側壁下部11bと後壁下部12bの内側の面同士が対向し、左側壁下部10bと後壁下部12bの外側の面同士が(右側壁上部11aを挟んで)対向するように折り曲げられている場合には、右側壁下部11bを後壁下部12bに対して縦折り目20を中心に90°回転させると共に、左側壁下部10bを後壁下部12bに対して縦折り目20を中心に270°回転させる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。但し、前記第1実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を用いて適宜その説明を省略する。
まず、本体下部(左側壁下部(図示省略)と後壁下部112bと右側壁下部111b)が略コの字状をなすように、縦折り目120における折り曲げ角度を変えて、本体部材102を床面に自立させる。その後、左側壁上部110aと右側壁上部111aと後壁上部112aを横折り目22、122により別々に起立させる。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。但し、前記第1実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を用いて適宜その説明を省略する。
そのため、本実施形態では、右側壁211と後壁212との境界となる縦折り目120は、横折り目22より下側にのみ形成されている。一方、左側壁210と後壁212との境界となる縦折り目20は、第1実施形態と同様に、本体部材2の上下方向全域にわたって形成されている。
まず、本体下部(左側壁下部(図示省略)と後壁下部212bと右側壁下部211b)が略コの字状をなすように、縦折り目20、120における折り曲げ角度を変えて、本体部材202を床面に自立させる。その後、左側壁上部210aと右側壁上部211aを横折り目22により別々に起立させる。そして、後壁上部212aを縦折り目20を中心に回転させて、後壁上部212aを後壁下部212bの上方に配置する。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。但し、前記第1実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を用いて適宜その説明を省略する。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。但し、前記第1実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を用いて適宜その説明を省略する。
次に、本発明の第6実施形態について説明する。但し、前記第1実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を用いて適宜その説明を省略する。
そのため、本実施形態では、左右側壁510、511と後壁512との境界となる縦折り目120は、横折り目22より下側にのみ形成されている。
2、102、202、302、402、502、602 本体部材
3、103、203、303、403、503、603 上部材
6 連結具
10、110、210、510、610 左側壁
10a、110a、210a、510a 左側壁上部
10b 左側壁下部
11、110、211、511、611 右側壁
11a、110a、211a、511a 右側壁上部
11b、111b、211b、511b 右側壁下部
12、112、212、312、412、512、612 後壁
12a、112a、212a、312a、412a 後壁上部
12b、112b、212b、312b、412b 後壁下部
13 補強部
15 天板部
16、116、216、316、416、516 連結部
20、120 縦折り目
21 スリット
22、122 横折り目
30、530 縦切欠き
31、231、331、431、631 横切込み
32、132、232、332、432、532 連結孔
42 スリット
43、143、343、443、543 連結孔
130、230、330、430、630 縦切込み
Claims (9)
- 1枚のダンボール板で構成され、折り目を介して連続する左右側壁及び後壁により前方が開口した平面視コの字状をなす本体部材と、
前記本体部材の左右側壁の上端との係合により当該上端間に架設される上部材とを備えており、
前記本体部材は、左右側壁下部及び後壁下部からなる本体下部と、前記左右側壁下部の上端に折り目を介して連接しかつ当該折り目により別々に起立可能な左右側壁上部を含む本体上部とを有し、
前記上部材は、前記左右側壁上部の上端間に架設されて前記左右側壁上部を起立状態に保持することを特徴とする組立式個室。 - 前記上部材は、前記左右側壁上部の上端間に架設される天板部と、当該天板部の後端に折り目を介して連接され、前記左右側壁上部の後端間を覆う後板部とを有することを特徴とする請求項1に記載の組立式個室。
- 前記本体上部は、前記左右側壁上部の後端間を覆う後壁上部を有し、
前記後壁上部は、前記後壁下部の上端に折り目を介して連接され、前記左右側壁上部とは別々に起立可能に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の組立式個室。 - 前記本体上部は、前記左右側壁上部の後端間を覆う後壁上部を有し、
前記後壁上部は、前記左右側壁上部の少なくともいずれか一方の後端に折り目を介して連接されていることを特徴とする請求項1に記載の組立式個室。 - 前記本体上部は、前記左右側壁上部の後端間を覆う後壁上部を有し、
前記後壁上部は、前記左右側壁上部の少なくともいずれか一方の後端に折り目を介して連接された側壁延長部と、前記後壁下部の上端に折り目を介して連接された後壁延長部とからなることを特徴とする請求項1に記載の組立式個室。 - 前記上部材は、前記左右側壁上部の上端間に架設される天板部と、当該天板部の後端に折り目を介して連接され、少なくとも前記後壁上部と連結して当該後壁上部を保持する連結部とを有することを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の組立式個室。
- 前記上部材は、1枚のダンボール板で構成されていることを特徴とする請求項1、2または6のいずれか1項に記載の組立式個室。
- 前記本体下部と前記本体上部は、高さ寸法が略同じであることを特徴とする請求項1または請求項3〜5のいずれか1項に記載の組立式個室。
- 請求項1に記載の組立式個室の組立方法であって、
前記左右側壁上部が前記左右側壁下部と対向するように前記折り目に沿って折り曲げられた状態で、前記本体下部を平面視略コの字状にして床面に設置する第1工程と、
前記左右側壁上部を、前記折り目により起立させる第2工程と、
前記左右側壁上部の前記上端間に、前記天板部を架設する第3工程と、
を有することを特徴とする組立式個室の組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012284799A JP6033670B2 (ja) | 2012-12-27 | 2012-12-27 | 組立式個室 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012284799A JP6033670B2 (ja) | 2012-12-27 | 2012-12-27 | 組立式個室 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014125826A true JP2014125826A (ja) | 2014-07-07 |
JP6033670B2 JP6033670B2 (ja) | 2016-11-30 |
Family
ID=51405549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012284799A Active JP6033670B2 (ja) | 2012-12-27 | 2012-12-27 | 組立式個室 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6033670B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7095190B1 (ja) * | 2022-02-11 | 2022-07-04 | 山崎 明美 | 警備員保護ブース |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5460899A (en) * | 1977-10-03 | 1979-05-16 | Extraversion Inc | Portable display unit |
JP3035266B2 (ja) * | 1998-05-22 | 2000-04-24 | 三菱重工業株式会社 | 着火装置 |
JP3149473B2 (ja) * | 1991-09-30 | 2001-03-26 | スズキ株式会社 | 2サイクルエンジンの排気制御装置 |
JP3180324B2 (ja) * | 1993-04-19 | 2001-06-25 | 株式会社ブリヂストン | スチ−ルコ−ド及びその製法並びにこれを用いたタイヤ |
-
2012
- 2012-12-27 JP JP2012284799A patent/JP6033670B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5460899A (en) * | 1977-10-03 | 1979-05-16 | Extraversion Inc | Portable display unit |
JP3149473B2 (ja) * | 1991-09-30 | 2001-03-26 | スズキ株式会社 | 2サイクルエンジンの排気制御装置 |
JP3180324B2 (ja) * | 1993-04-19 | 2001-06-25 | 株式会社ブリヂストン | スチ−ルコ−ド及びその製法並びにこれを用いたタイヤ |
JP3035266B2 (ja) * | 1998-05-22 | 2000-04-24 | 三菱重工業株式会社 | 着火装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7095190B1 (ja) * | 2022-02-11 | 2022-07-04 | 山崎 明美 | 警備員保護ブース |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6033670B2 (ja) | 2016-11-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5759483B2 (ja) | 物品ディスプレイスタンド | |
JP6033670B2 (ja) | 組立式個室 | |
JP3226650U (ja) | 段ボールベッド | |
JP3189095U (ja) | パネルスタンド | |
JP2017172312A (ja) | 簡易トイレハウス | |
JP3180324U (ja) | 組立式個室 | |
JP2014092014A (ja) | 仕切り構造 | |
JP3180291U (ja) | 補強部材 | |
JP3190904U (ja) | 折りたたみ箱 | |
JP3222106U (ja) | 間仕切り及び固定具 | |
JP2005053518A (ja) | 仕切体 | |
JP4871964B2 (ja) | 段ボール製受け台 | |
JP3990704B2 (ja) | 内装パネル、内装パネルの施工方法 | |
JP3198335U (ja) | 組立式載置台 | |
JP2021065287A (ja) | 段ボール製家具 | |
JP6641743B2 (ja) | 車両用携帯トイレ | |
JP2014070372A (ja) | 衝立の連結構造 | |
JP7362469B2 (ja) | 補強部材、補強構造体および包装箱 | |
JP3153592U (ja) | 仕切体及び仕切体が収納された箱 | |
JP6048307B2 (ja) | 底板一体型仕切体 | |
JP4409392B2 (ja) | 組み立て支持体 | |
JP3149128U (ja) | ハンギングラックのフレキシブルな仕切り構造 | |
JP4290159B2 (ja) | 組み合わせ箱 | |
JP4926672B2 (ja) | ダンボール製間仕切り装置及び間仕切り形成用ダンボール板 | |
JP2003082796A (ja) | 簡易パーティション |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20151215 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151215 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20151215 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20151215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161007 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161018 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161026 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6033670 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |