JP2014124855A - 使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法、プラスチック用黒色着色剤および黒色プラスチップ成型品 - Google Patents

使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法、プラスチック用黒色着色剤および黒色プラスチップ成型品 Download PDF

Info

Publication number
JP2014124855A
JP2014124855A JP2012283833A JP2012283833A JP2014124855A JP 2014124855 A JP2014124855 A JP 2014124855A JP 2012283833 A JP2012283833 A JP 2012283833A JP 2012283833 A JP2012283833 A JP 2012283833A JP 2014124855 A JP2014124855 A JP 2014124855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal transfer
ink ribbon
transfer ink
black
ribbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012283833A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Kobayashi
一幸 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Holdings Corp
Original Assignee
Sato Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sato Holdings Corp filed Critical Sato Holdings Corp
Priority to JP2012283833A priority Critical patent/JP2014124855A/ja
Publication of JP2014124855A publication Critical patent/JP2014124855A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

【課題】使用済み熱転写インクリボン1Aを単純に焼却あるいは埋め立てすることなく、任意のプラスチック製品の着色剤として再利用可能な使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法、プラスチック用黒色着色剤および黒色プラスチップ成型品を提供すること。
【解決手段】回収した使用済み熱転写インクリボン1Aに含まれるカーボンブラックを黒色の着色剤として再利用することに着目したもので、リボンフィルム基材と、リボンフィルム基材に積層するとともにカーボンブラックを分散したインク層と、を有する熱転写インクリボンを熱転写プリンターに装填して印字を行ったのちの使用済み熱転写インクリボン1Aを高速剪断粉砕処理による剪断熱および摩擦熱により熱溶融し、冷却処理により造粒して黒色粉体とし、プラスチック用黒色着色剤20として再利用可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法、プラスチック用黒色着色剤および黒色プラスチップ成型品にかかるもので、とくに熱転写方式によるサーマルプリンター(熱転写プリンター)に装填して印字に用いる熱転写インクリボンをリサイクル可能とした使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法、プラスチック用黒色着色剤および黒色プラスチップ成型品に関するものである。
従来から、熱転写インクリボンは、熱転写プリンターに装填して印字に用いられる。
図4および図5にもとづき概説する。
図4は、従来からの熱転写インクリボン1の斜視図であって、熱転写インクリボン1は、リボンフィルム基材2と、リボンフィルム基材2に積層したインク層3と、を有し、一般的には、紙製の支管(紙支管4)にロール状に巻いて使用される。
リボンフィルム基材2は、任意の樹脂材、たとえばPET(ポリエチレンテレフタレート)製のフィルムであって、所定の強度および耐熱性を有し、このリボンフィルム基材2にインク層3を積層している。
インク層3は、黒色のカーボンブラックおよびワックスを主成分として分散含有し、必要に応じて樹脂バインダーその他充填剤や安定化剤などを混合した塗工層であって、リボンフィルム基材2側からの加熱により、上記ワックスが溶融することによってリボンフィルム基材2からこのワックスとともに上記カーボンブラックが印字用紙に転写され、印字の画像を形成可能である。
図5は、熱転写インクリボン1を装填して印字を行う熱転写プリンター5の概略側面図であって、熱転写プリンター5は、印字用紙6の供給部7と、印字部8と、を有する。
印字用紙6は、ラベル連続体やタグ連続体など任意の用紙材であって、上記熱転写インクリボン1のインク層3が、印字データに応じた上記加熱によりその表面に転写固着可能である。
供給部7は、帯状の印字用紙6をロール状に保持し、印字部8方向に印字用紙6を帯状に繰り出し可能である。
印字部8は、サーマルヘッド9と、プラテンローラー10と、熱転写インクリボン1の供給軸11および使用済み熱転写インクリボン1Aの巻取り軸12と、を有する。
熱転写インクリボン1の供給軸11に熱転写インクリボン1の紙支管4を嵌め込んで熱転写インクリボン1を熱転写プリンター5に装填する。
サーマルヘッド9およびプラテンローラー10の間に熱転写インクリボン1および印字用紙6を挟持し、プラテンローラー10の回転駆動とともに、サーマルヘッド9に印字データにもとづいた電流を供給し、サーマルヘッド6の発熱素子9Aの発熱走査によって熱転写インクリボン1のインク層3を印字用紙6の表面側に転写して必要な印字を行う。
なお、上述の印字作用によりインク層3の一部が印字データに応じて印字用紙6に転写するため、巻取り軸12における使用済みリボン用紙支管4Aに巻き取られる、印字を行ったのちの使用済み熱転写インクリボン1Aには、この印字データが反転した反転画像13が残ることになる。
印字用紙6に転写したインク層3の平均印字率は3〜10%、高くても30%程度であり、インク層3の大半はリボンフィルム基材2上に留まっている。
現在、データの機密性確保の意図から、さらには、環境保全の意味からも、使用済み熱転写インクリボン1Aを回収してリサイクルするシステムが一部実行されている。
従来のリサイクルシステムにおいては、使用済み熱転写インクリボン1Aを主に産業廃棄物として、たとえばセメント工場などにおいて焼却処分することにより、石炭代替え品の一部として天然資源の使用抑制に寄与している(いわゆる、サーマルリサイクル)。
また、焼却しない分については、埋め立て処分されているが、環境負荷の軽減化および廃棄物の軽量化などの観点から、使用済み熱転写インクリボン1Aについて何らかの再利用を行うことが要請されているという問題がある。
特開2006−181864号公報
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、使用済み熱転写インクリボンを単純に焼却あるいは埋め立てすることなく、その再利用を可能とする使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法、プラスチック用黒色着色剤および黒色プラスチップ成型品を提供することを課題とする。
また本発明は、回収された使用済み熱転写インクリボンを任意のプラスチック製品の着色剤として利用可能な使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法、プラスチック用黒色着色剤および黒色プラスチップ成型品を提供することを課題とする。
また本発明は、使用済み熱転写インクリボンを回収して、任意のプラスチック製品、たとえば熱転写インクリボンの支管としても再利用可能な使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法、プラスチック用黒色着色剤および黒色プラスチップ成型品を提供することを課題とする。
すなわち本発明は、回収した使用済み熱転写インクリボンに含まれるカーボンブラックを黒色の着色剤として再利用することに着目したもので、第一の発明は、リボンフィルム基材と、このリボンフィルム基材に積層するとともにカーボンブラックを分散したインク層と、を有する熱転写インクリボンを熱転写プリンターに装填して印字を行ったのちの使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法であって、上記使用済み熱転写インクリボンを高速剪断粉砕処理による剪断熱および摩擦熱により熱溶融し、冷却処理により造粒して黒色粉体とし、プラスチック用黒色着色剤として再利用可能とすることを特徴とする使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法である。
第二の発明は、リボンフィルム基材と、このリボンフィルム基材に積層するとともにカーボンブラックを分散したインク層と、を有する熱転写インクリボンを熱転写プリンターに装填して印字を行ったのちの使用済み熱転写インクリボンを、高速剪断粉砕処理による剪断熱および摩擦熱により熱溶融し、冷却処理により造粒して黒色粉体としたことを特徴とするプラスチック用黒色着色剤である。
第三の発明は、リボンフィルム基材と、このリボンフィルム基材に積層するとともにカーボンブラックを分散したインク層と、を有する熱転写インクリボンを熱転写プリンターに装填して印字を行ったのちの使用済み熱転写インクリボンを、高速剪断粉砕処理による剪断熱および摩擦熱により熱溶融し、冷却処理により造粒してプラスチック用黒色着色剤とした黒色粉体を、プラスチック製品の材料に混練して成型したことを特徴とする黒色プラスチップ成型品である。
上記高速剪断粉砕処理は、高速回転可能な剪断用羽根を有するミキサータンク内でこれを行うことができる。
上記冷却処理ののち、さらに解砕処理を行って上記黒色粉体とすることができる。
上記プラスチック用黒色着色剤を上記熱転写インクリボン用のプラスチック支管の材料に混練することができる。
上記黒色プラスチック成型品は、上記熱転写インクリボン用のプラスチック支管であることができる。
本発明による使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法、プラスチック用黒色着色剤および黒色プラスチップ成型品においては、使用済み熱転写インクリボンを高速剪断粉砕処理による剪断熱および摩擦熱により熱溶融、冷却処理により造粒して、プラスチック用黒色着色剤として再利用可能に回収するので、使用済み熱転写インクリボンを単なる焼却処分や埋め立て処分ではなく、再利用可能な材料(プラスチック用黒色着色剤)としてリサイクルすることができる。したがって、省資源の観点から望ましいとともに、環境負荷を低減することができる。
とくに第一の発明の使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法によれば、使用済み熱転写インクリボンを、熱溶融および冷却という比較的簡単な工程により、プラスチック用黒色着色剤として再利用可能に回収することができる。
とくに第二の発明のプラスチック用黒色着色剤によれば、使用済み熱転写インクリボンの熱溶融および冷却により、インク層中のカーボンブラックをプラスチック成型品の着色剤として再利用可能となる。
とくに第三の発明の黒色プラスチップ成型品によれば、使用済み熱転写インクリボンからのカーボンブラックをプラスチック用黒色着色剤として再利用して、新たな成型品とすることができる。
本発明の、使用済み熱転写インクリボン1A(図5)のリサイクル方法を示す概略説明図である。 同、得られたプラスチック用黒色着色剤20をプラスチック支管21とする工程を示す概略説明図である。 同、使用済み熱転写インクリボン1Aのリサイクル方法の全容を、プラスチック用黒色着色剤20およびプラスチック支管21と合わせて示す概略説明図である。 従来からの熱転写インクリボン1の斜視図である。 同、熱転写インクリボン1を装填して印字を行う熱転写プリンター5の概略側面図である。
本発明は、使用済み熱転写インクリボンを、熱溶融および冷却により、プラスチック用黒色着色剤として再利用可能に回収する使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法、プラスチック用黒色着色剤および黒色プラスチップ成型品を実現した。
つぎに本発明の実施例による使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法、プラスチック用黒色着色剤および黒色プラスチップ成型品を図1ないし図3にもとづき説明する。ただし、図4および図5と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。
図1は、前記使用済み熱転写インクリボン1A(図5)のリサイクル方法を示す概略説明図であって、前記熱転写プリンター5(図5)に装填して印字用に用いた使用済み熱転写インクリボン1Aを回収し(リボン回収工程)、その使用済みリボン用紙支管4Aを除去する(紙支管除去工程)。
ついで、使用済み熱転写インクリボン1Aを高速剪断粉砕処理による剪断熱および摩擦熱により熱溶融する(熱溶融工程)。
この高速剪断粉砕処理は、たとえば、高速回転可能な剪断用羽根を有するミキサータンク(図示せず)内でこれを行うことができる。すなわち、ミキサータンクに使用済み熱転写インクリボン1Aを投入し、剪断用羽根の高速回転によってリボンフィルム基材2を細かく剪断するとともに、この高速回転にともなう剪断熱および摩擦熱により、とくにインク層3を熱溶融して半ゲル化させる。
かくして、細かく剪断されたリボンフィルム基材2と、リボンフィルム基材2から分離したインク層3のカーボンブラックおよびワックス等とがほぼ均一に混練した混練物を得る。
この半ゲル化した混練物に冷却水を添加して急冷することにより固化させて造粒する(冷却造粒工程)。
さらに必要であれば最後に、造粒物をさらに細かく解体するように砕く解砕処理を行い(解砕工程)、所定の粒径を有する黒色粉体とし、乾燥工程を経て、プラスチック用黒色着色剤20を得る。
得られたプラスチック用黒色着色剤20は、細粒状、針状さらには不定形状など各種形状の粒子の集合体であり、約0.01〜3mm程度のサイズ(粒径)を有する。
インク層3に含まれるカーボンブラック自体の粒径は、数nm〜100nm程度が一般的であり、このカーボンブラックの粒径に対してプラスチック用黒色着色剤20は、比較的大きな粒径を有するため、着色剤としてはカーボンブラックよりプラスチック材料に比較的混練しやすくなっている。
たとえば図2は、得られたプラスチック用黒色着色剤20をプラスチック支管21とする工程を示す概略説明図であって、プラスチック用黒色着色剤20を任意の合成樹脂材たとえばポリカーボネート樹脂を混ぜて黒色のペレット(図示せず)に成型する(ペレット成型工程)。
なお、このペレットには、使用済み熱転写インクリボン1Aのリボンフィルム基材2に由来する透明ないし白色透明な粒子も含まれることになるが、ペレット全体としては、インク層3に由来するカーボンブラックの黒色を呈することになる。
ペレットのサイズは、たとえば押出し成型する成型機(図示せず)の押出し口径およびカットタイミングを調整することにより、最終成型品(プラスチック支管21)あるいはその材料や成型条件に応じて任意に選定可能であって、たとえば、直径約2mm、長さ約3mmなどとすることができる。
このペレットをプラスチック材料に混練し(混練工程)、成型して(成型工程)、プラスチック支管21を得る。もちろん、このプラスチック支管21の色は、プラスチック用黒色着色剤20の黒色に由来する黒色である。
図3は、使用済み熱転写インクリボン1Aのリサイクル方法の全容を、プラスチック用黒色着色剤20およびプラスチック支管21と合わせて示す概略説明図であって、まず、使用済み熱転写インクリボン1Aを回収し(リボン回収工程)、その使用済みリボン用紙支管4Aを除去する(紙支管除去工程)。
除去した使用済みリボン用紙支管4Aは、これを古紙として再利用するか、焼却処分する。
ついで、図1にもとづいて説明したように、使用済み熱転写インクリボン1Aから、造粒物ないし粉体としてのプラスチック用黒色着色剤20を得る(着色剤回収工程)。
さらに、図2にもとづいて説明したように、プラスチック用黒色着色剤20を黒色のペレットとし、このペレットをプラスチック支管21の材料に混練して、熱転写インクリボン用として、黒色のプラスチック支管21を得る(成型工程)。
このプラスチック支管21に、熱転写インクリボン1を必要な大きさに小巻する(小巻き工程)。
この熱転写インクリボン1について、通常の販売および熱転写プリンター5での使用を介して、再度リボン回収工程に戻る。
ただし、図3に仮想線による矢印で示すように、上記リボン回収工程において、本発明のリサイクル方法によりすでに成型したプラスチック支管21に使用済み熱転写インクリボン1Aが巻かれている場合には、このプラスチック支管21を除去することなく(すなわち、紙支管除去工程を経ることなく)、上記着色剤回収工程として、既述した高速剪断粉砕処理により使用済み熱転写インクリボン1Aおよびプラスチック支管21を丸ごと処理して、プラスチック用黒色着色剤20を得ることができる。
かくして、使用済み熱転写インクリボン1Aを、高速剪断粉砕処理による剪断熱および摩擦熱により熱溶融し、冷却し、さらに解砕して黒色粉体とし、プラスチック用黒色着色剤20として再利用可能である。
また、プラスチック用黒色着色剤20をペレットに成型しておけば、任意のプラスチック製品の材料に混練し、成型して、黒色プラスチップ成型品とすることができ、たとえば図2および図3にもとづいて説明したように、熱転写インクリボン1用のプラスチック支管21とすることができる。
1 熱転写インクリボン(図4、図5)
1A 熱転写インクリボン1の使用済み熱転写インクリボン(図1、図5)
2 リボンフィルム基材
3 インク層
4 紙支管
4A 使用済みリボン用紙支管(図1、図5)
5 熱転写プリンター(図5)
6 印字用紙
7 供給部
8 印字部
9 サーマルヘッド
9A サーマルヘッド9の発熱素子
10 プラテンローラー
11 熱転写インクリボン1の供給軸
12 使用済み熱転写インクリボン1Aの巻取り軸
13 反転画像
20 プラスチック用黒色着色剤(実施例、図1、図2)
21 プラスチック支管(図2)

Claims (7)

  1. リボンフィルム基材と、このリボンフィルム基材に積層するとともにカーボンブラックを分散したインク層と、を有する熱転写インクリボンを熱転写プリンターに装填して印字を行ったのちの使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法であって、
    前記使用済み熱転写インクリボンを高速剪断粉砕処理による剪断熱および摩擦熱により熱溶融し、冷却処理により造粒して黒色粉体とし、プラスチック用黒色着色剤として再利用可能とすることを特徴とする使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法。
  2. 前記高速剪断粉砕処理は、高速回転可能な剪断用羽根を有するミキサータンク内でこれを行うことを特徴とする請求項1記載の使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法。
  3. 前記冷却処理ののち、さらに解砕処理を行って前記黒色粉体とすることを特徴とする請求項1または2記載の使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法。
  4. 前記プラスチック用黒色着色剤を前記熱転写インクリボン用のプラスチック支管の材料に混練することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法。
  5. リボンフィルム基材と、このリボンフィルム基材に積層するとともにカーボンブラックを分散したインク層と、を有する熱転写インクリボンを熱転写プリンターに装填して印字を行ったのちの使用済み熱転写インクリボンを、高速剪断粉砕処理による剪断熱および摩擦熱により熱溶融し、冷却処理により造粒して黒色粉体としたことを特徴とするプラスチック用黒色着色剤。
  6. リボンフィルム基材と、このリボンフィルム基材に積層するとともにカーボンブラックを分散したインク層と、を有する熱転写インクリボンを熱転写プリンターに装填して印字を行ったのちの使用済み熱転写インクリボンを、高速剪断粉砕処理による剪断熱および摩擦熱により熱溶融し、冷却処理により造粒してプラスチック用黒色着色剤とした黒色粉体を、プラスチック製品の材料に混練して成型したことを特徴とする黒色プラスチップ成型品。
  7. 当該黒色プラスチック成型品は、前記熱転写インクリボン用のプラスチック支管であることを特徴とする請求項6記載の黒色プラスチップ成型品。
JP2012283833A 2012-12-27 2012-12-27 使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法、プラスチック用黒色着色剤および黒色プラスチップ成型品 Pending JP2014124855A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012283833A JP2014124855A (ja) 2012-12-27 2012-12-27 使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法、プラスチック用黒色着色剤および黒色プラスチップ成型品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012283833A JP2014124855A (ja) 2012-12-27 2012-12-27 使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法、プラスチック用黒色着色剤および黒色プラスチップ成型品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014124855A true JP2014124855A (ja) 2014-07-07

Family

ID=51404769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012283833A Pending JP2014124855A (ja) 2012-12-27 2012-12-27 使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法、プラスチック用黒色着色剤および黒色プラスチップ成型品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014124855A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106183490A (zh) * 2016-06-29 2016-12-07 河南卓立膜材料股份有限公司 一种以纸为带基的热转印色带及其制备方法
WO2018055146A1 (fr) 2016-09-26 2018-03-29 Armor Méthode de production d'un matériau densifié à partir d'un film complexe, installation de production et utilisation

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106183490A (zh) * 2016-06-29 2016-12-07 河南卓立膜材料股份有限公司 一种以纸为带基的热转印色带及其制备方法
WO2018055146A1 (fr) 2016-09-26 2018-03-29 Armor Méthode de production d'un matériau densifié à partir d'un film complexe, installation de production et utilisation
US11135630B2 (en) 2016-09-26 2021-10-05 Armor Method for producing a densified material from a complex film, production installation and use

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103619553A (zh) 回收塑料产品的方法及其应用
JP2014124855A (ja) 使用済み熱転写インクリボンのリサイクル方法、プラスチック用黒色着色剤および黒色プラスチップ成型品
WO2021009815A1 (ja) プラスチック廃棄物の粉砕方法、及び、プラスチック廃棄物を利用した合成樹脂成形品の製造方法
CN103144216A (zh) 一种再生塑料造粒的制备工艺
CN107297896A (zh) 利用可破裂基材的电子照相3d打印
TW202136012A (zh) 用於回收轉移產品之方法
JP2004300115A (ja) ポリエステル廃棄物からの有効成分回収方法
JP2006305882A (ja) 樹脂廃材の再利用方法および再利用樹脂製品
JP2001179740A (ja) 使用済みトナーケースの処理方法及び同方法により取得されたプラスチック着色材料
JP2004286854A (ja) リサイクル方法及びリサイクルシステム
JP2964399B2 (ja) 古紙再生ペレット、古紙再生ペレット造粒方法、及び古紙再生ペレット造粒装置
TWM597778U (zh) 提高回收聚酯廢料之特性黏度的裝置
KR102020140B1 (ko) 금속이 피복된 합성수지 시트의 재활용방법 및 장치
JP3924335B2 (ja) 焼却灰等の包埋固化処理装置
JP2024043946A (ja) プラスチック混合廃棄物の再利用方法
CN104020645A (zh) 激光蓝图工程机墨粉及其制备方法
JP3158533B2 (ja) 熱硬化性樹脂材の再利用方法
EP4056343A1 (en) Method for producing synthetic resin molded article in which marine floating plastic waste is used
CN213321141U (zh) 一种挤塑板回收粉碎装置
KR20190001229U (ko) 소형화 가능한 폐합성수지 융해장치
EP1419192A1 (en) Method for making masterbatch
EP3835346A1 (en) A method to increase intrinsic viscosity of recycling polyester waste
KR101032130B1 (ko) 폐플라스틱 고체연료 제조장치
Ross et al. HP Deskjet printers with recycled plastics: a success story
CN111572024A (zh) 一种3d打印废料回收装置