JP2001179740A - 使用済みトナーケースの処理方法及び同方法により取得されたプラスチック着色材料 - Google Patents

使用済みトナーケースの処理方法及び同方法により取得されたプラスチック着色材料

Info

Publication number
JP2001179740A
JP2001179740A JP37366899A JP37366899A JP2001179740A JP 2001179740 A JP2001179740 A JP 2001179740A JP 37366899 A JP37366899 A JP 37366899A JP 37366899 A JP37366899 A JP 37366899A JP 2001179740 A JP2001179740 A JP 2001179740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner case
toner
plastic
coloring material
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP37366899A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Kawase
照雄 川瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAWASE SANGYO CO Ltd
Original Assignee
KAWASE SANGYO CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KAWASE SANGYO CO Ltd filed Critical KAWASE SANGYO CO Ltd
Priority to JP37366899A priority Critical patent/JP2001179740A/ja
Publication of JP2001179740A publication Critical patent/JP2001179740A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B17/00Recovery of plastics or other constituents of waste material containing plastics
    • B29B17/0026Recovery of plastics or other constituents of waste material containing plastics by agglomeration or compacting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/767Printing equipment or accessories therefor
    • B29L2031/7678Ink or toner cartridges
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】使用済みトナーケースは、そのまま放置される
か、焼却されていた。また、再資源化もされていたが、
その再生工程で必要な粉砕(又は破砕)時に、トナーケ
ース内に残留する非常に微粒子なトナーが粉塵となって
飛散して作業環境を悪化させていた。 【解決手段】プラスチック製のトナーケースを回収した
後、残存するトナーを内有した状態でトナーケースを加
熱溶融させ、同時に混練して、着色プラスチック成形体
や廃棄プラスチック成形体製造時に用いる着色原料を製
造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は使用済みトナーケー
スの処理方法及び同処理方法により得られるプラスチッ
ク着色材料並びに同着色材料を用いてプラスチック成形
体を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとしている課題】複
写機用又はパソコンプリンター用のトナーは、各ユーザ
が簡便に交換できるよう、プラスチック製のケースに充
填されて販売使用されている。そして、トナーが残り僅
かになると、使用済みトナーケースとして廃棄され、そ
のままの形で埋め立てるか、若しくは焼却処分されてい
た。前述のごとく使用済みトナーケースについては再資
源化に関し何ら手だてが無かったが、その理由はトナー
その物が非常に微粒子であるため、再生工程で必要な粉
砕(又は破砕)時に、トナーケース内に残留するトナー
が粉塵となって飛散して二次公害を引き起こすことと、
その二次公害発生防止対策を実施するにしても費用が高
くて採算が合わないことのためであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、地球環
境の保護を考えると、埋立処分や焼却処分は、好ましい
ことではなくなんらかの対策が望まれるところである。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、廃棄すべきトナーケースを有効に再利用する方法で
あって、余分なコストや二次公害の問題が生じることの
ないトナーケースの処理方法を提供すること、及び同方
法によって得られる有用なプラスチック着色材料等を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では、.プラスチック製トナーケースを回
収した後、残存する少量のトナーを内有した状態でトナ
ーケースを加熱溶融しながら混練し、成形・冷却して着
色成形体を取得し、.あるいは少量の残存トナーを内
有する使用済みトナーケースを加熱溶融しながら混練
し、冷却した後、細破砕してプラスチック着色材料を製
造し、.又は少量の残存トナーを内有する使用済みト
ナーケースを加熱溶融しながら混練し、冷却した後、細
破砕してプラスチック着色材料を取得し、しかる後得ら
れたプラスチック着色材料を廃棄プラスチックに1〜1
0%、好ましくは2〜6%添加して混練しながら加熱溶
融し、成形・冷却して廃棄プラスチック成形体を製造
し、.更には少量の残存トナーを内有する使用済みト
ナーケースを加熱溶融しながら混練後、冷却、細破砕し
て取得されたプラスチック着色材料を提供する。
【0005】本発明は、従来の再生技術のようにトナー
ケースからトナーを完全に除去しようとするのではな
く、残留トナーとプラスチックケースの両者を一体化さ
せることによって粉塵飛散の問題を解決するとともに、
トナーに多く含まれるカーボンとプラスチックケースを
有用物化して活用するものである。一般の着色原料であ
れば、品質の一定性などの問題が生じるが、本発明によ
って生成されるプラスチック着色材料は、主として再生
プラスチックの成形時に使用されるものであり、しか
も、添加量は全体の1〜10%程度で足りるので、再生
プラスチック成形体の品質としては十分な実用性を供与
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態
を、実施例に基づいて、詳細に説明する。
【0007】
【実施例】 図1は、本発明に係る使用済みトナーケー
スの処理方法を実施するための装置の略示図であり、図
中、1は使用済みトナーケースの加熱溶融機、2は同溶
融機1から押し出され切断された溶融物を水冷する水
槽、3は水冷されて固化したプラスチック着色材料を粉
砕する粉砕機である。4は切断刃、5は搬出用コンベ
ア、10は投入口、11は混練押出機(スクリュー式エ
クストルーダー)、12は混練加熱溶融部、13はヒー
タ、14は押出口である。使用済みのトナーケースTC
はをそのまま投入口10に投入されるが、その内部に少
なからずトナーを含んでいる。その後、混練加熱溶融部
12において、ヒータ13により150〜250℃に加
熱され、トナーケースと内有するトナーとが一体的に溶
融混練された後、押出口14から、例えば直径77mm
程度の大きさで押し出される。また、押し出される溶融
物は、切断刃4によって、例えば2〜3cm程度の長さ
に切断される。切断された溶融物は、水槽2において冷
却された後にコンベア5により搬出される。そして、粉
砕機3により2〜20mm程度の大きさに粉砕され、プ
ラスチック着色材料PCとして着色原料に使用される。
なお、通常の複写機用トナーの組成は、微粒子カーボン
(色剤)と樹脂(結着剤)の複合物(例えば主成分が、
カーボンブラック5〜25%、スチレンーメタアクリル
酸エステル共重合体樹脂70〜90%)で、粒径が6〜
20μmである。ケースの組成は、ポリエチレン樹脂、
ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂等である。よっ
て、それらを150〜250℃程度まで加熱すれば樹脂
材は完全に溶融される。
【0008】複写機・プリンター用のトナーは、どの製
造メーカーのものであるかにかかわらず、主成分として
カーボンや色染料を含んでいるので、上記の方法により
製造したプラスチック着色材料は、黒色の着色原料ある
いはカラーの着色材料等として有効に再利用できる。こ
の着色原料は、特に、廃棄プラスチックを素材とする再
生プラスチックの製造に添加使用すると好適であり、廃
棄プラスチックの加熱溶融時に例えば3%程度の重量比
率で添加混練して成形加工すれば、再生プラスチック成
形体を充分に着色することができ、市販の着色剤を添加
使用した場合と比べて遜色ないものとなる。また、上記
の方法により製造された着色原料は、再生プラスチック
の成形性には何らの問題も与えることがなく、また成形
時の機械負荷にも影響が生じなかった。なお、トナーに
は、粉状のものだけでなく半液状のインクトナーも存在
するが、いずれのトナーを内有する使用済みトナーケー
スを用いても同様の結果が得られた。
【0009】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、二次公害の問題が生じる恐れはなく、かつ余分なコ
ストを要することなく廃棄すべきトナーケースを有効に
再利用できる。また、廃棄すべきトナーケースを有効に
活用して着色原料や再生プラスチック成形体製造時の着
色原料として利用できる。また、処理作業時に微粒のト
ナー粉塵が発生して作業環境を汚染悪化することも無
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る使用済みトナーケースの処理方法
を実施するための装置の略示図。
【符号の説明】
1:使用済みトナーケースの加熱溶融機 2:加熱溶融機1から押し出され切断された溶融物を水
冷する水槽 3:水冷されて固化したプラスチック着色材料を粉砕す
る粉砕機 4:切断刃 5:搬出用コンベア 10:投入口 11:混練押出機 12:混練加熱溶融部 13:ヒータ 14:押出口 TC:使用済みトナーケース PC:プラスチック着色材料
フロントページの続き Fターム(参考) 2H077 AA01 CA19 FA00 GA00 4F201 AA50 AB18 AH81 BA02 BA09 BC01 BC02 BC12 BC25 BC37 BL08 BL43 BT02 4F301 AA13 AA14 AA25 AB02 AD02 BA01 BA02 BA11 BA12 BA21 BA29 BC13 BD08 BD29 BD43 BE11 BE18 BE31 BF12 BF16 BF31

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少量の残存トナーを内有する使用済みトナ
    ーケースを加熱溶融しながら混練し、成形・冷却して着
    色成形体を取得することを特徴とする使用済みトナーケ
    ースの処理方法。
  2. 【請求項2】少量の残存トナーを内有する使用済みトナ
    ーケースを加熱溶融しながら混練し、冷却した後、細破
    砕してプラスチック着色材料を製造することを特徴とす
    る着色材料の製造方法。
  3. 【請求項3】少量の残存トナーを内有する使用済みトナ
    ーケースを加熱溶融しながら混練し、冷却した後、細破
    砕してプラスチック着色材料を取得し、しかる後得られ
    たプラスチック着色材料を廃棄プラスチックに1〜10
    %添加して混練しながら加熱溶融し、成形・冷却するこ
    とを特徴とする使用済みトナーケースを用いた廃棄プラ
    スチック成形体の製造方法。
  4. 【請求項4】少量の残存トナーを内有する使用済みトナ
    ーケースを加熱溶融しながら混練後、冷却、細破砕して
    取得されたプラスチック着色材料。
JP37366899A 1999-12-28 1999-12-28 使用済みトナーケースの処理方法及び同方法により取得されたプラスチック着色材料 Pending JP2001179740A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37366899A JP2001179740A (ja) 1999-12-28 1999-12-28 使用済みトナーケースの処理方法及び同方法により取得されたプラスチック着色材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37366899A JP2001179740A (ja) 1999-12-28 1999-12-28 使用済みトナーケースの処理方法及び同方法により取得されたプラスチック着色材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001179740A true JP2001179740A (ja) 2001-07-03

Family

ID=18502561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37366899A Pending JP2001179740A (ja) 1999-12-28 1999-12-28 使用済みトナーケースの処理方法及び同方法により取得されたプラスチック着色材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001179740A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100422002B1 (ko) * 2001-11-21 2004-03-11 삼성전자주식회사 전자사진방식 화상형성기
WO2005054344A1 (en) * 2003-12-05 2005-06-16 John Scheirs Masterbatch
JP2006187890A (ja) * 2004-12-29 2006-07-20 Aishiizu:Kk 廃棄トナーの固形化及び再利用カーボン入り樹脂成形材料製造装置
US7211617B2 (en) 2002-06-27 2007-05-01 Sharp Kabushiki Kaisha Molding material and molding product, manufacturing method thereof, and recycling method of waste toner

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100422002B1 (ko) * 2001-11-21 2004-03-11 삼성전자주식회사 전자사진방식 화상형성기
US7211617B2 (en) 2002-06-27 2007-05-01 Sharp Kabushiki Kaisha Molding material and molding product, manufacturing method thereof, and recycling method of waste toner
WO2005054344A1 (en) * 2003-12-05 2005-06-16 John Scheirs Masterbatch
JP2006187890A (ja) * 2004-12-29 2006-07-20 Aishiizu:Kk 廃棄トナーの固形化及び再利用カーボン入り樹脂成形材料製造装置
JP4605367B2 (ja) * 2004-12-29 2011-01-05 有限会社アイシーズ 廃棄トナーの固形化及び再利用カーボン入り樹脂成形材料製造装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1484146B1 (en) Recycle system for used plastics
JP6719042B1 (ja) プラスチック廃棄物の粉砕方法、及び、プラスチック廃棄物を利用した合成樹脂成形品の製造方法
JP2006305982A (ja) 原料混合物の混練方法及び混練装置
EP1518652A1 (en) An apparatus for making molded resin products
WO2005037927A1 (ja) 固形異物を含む廃プラスチック材料粉砕物から得た再生樹脂組成物
JP2001179740A (ja) 使用済みトナーケースの処理方法及び同方法により取得されたプラスチック着色材料
KR20020009412A (ko) 다층구조의 수지성형품 및 다층구조의 수지성형품의제조방법
KR101276323B1 (ko) 플라스틱 복합소재 폐기물을 이용한 재활용 칩의 제조방법
JPH101547A (ja) 研磨材
JP3688965B2 (ja) 樹脂成形品およびその製造方法
KR100266290B1 (ko) 포장용 완충재의 재생방법, 혼합재생펠릿및 이를 포함한 사출품
JP2003231120A (ja) 使用済みプラスチックのリサイクルシステム
CN102020800B (zh) 造粒工艺中的原料配比及其方法
JPH09169028A (ja) 紙ペレット及び該紙ペレットの造粒方法
KR0153321B1 (ko) 폐카페트 및 카페트 스크랩을 이용한 재생보드의 제조방법
KR101434159B1 (ko) 폐합성수지 재생 압출성형장치
JP2004106506A (ja) 洗浄用熱可塑性樹脂組成物
KR19990083957A (ko) 폐프라스틱의 재생방법
JPH05295375A (ja) 固形燃料
JP3641915B2 (ja) 消しゴムの製造方法
EP1419192A1 (en) Method for making masterbatch
CN100453284C (zh) 难燃性塑料的再生处理方法
JP3179923B2 (ja) 乾式電子写真用トナー容器、リサイクル乾式電子写真用トナー容器の製造方法、及び、リサイクル乾式電子写真用トナー容器
JP2002268348A (ja) トナーボトルのキャップ
JP2024043946A (ja) プラスチック混合廃棄物の再利用方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060516

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060920