JP2014123828A - 放送受信装置、録画装置、及び録画予約番組の録画方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】放送受信装置、録画装置、及び録画予約番組の録画方法において、自装置が録画予約番組の情報を保持して録画機器を制御し、録画予約番組を録画機器に録画させる際のユーザによる操作の手間を低減する。
【解決手段】TV受像機は、録画予約番組の放送が開始されると(S11)、同時に録画可能な最大の番組数のTV番組を既に録画中であるか否かを判断し(S12)、最大の番組数を既に録画中である場合(S13でYES)、BDレコーダに<Record On>コマンドを送信する(S14)。BDレコーダは、<Record On>コマンドを受信すると、録画予約番組の録画を開始する(S15)。そして、TV受像機は、録画予約番組の放送終了時刻になったときに、<Record Off>コマンドをBDレコーダに送信し(S16)、BDレコーダが、録画予約番組の録画を停止する(S17)。
【選択図】図5
【解決手段】TV受像機は、録画予約番組の放送が開始されると(S11)、同時に録画可能な最大の番組数のTV番組を既に録画中であるか否かを判断し(S12)、最大の番組数を既に録画中である場合(S13でYES)、BDレコーダに<Record On>コマンドを送信する(S14)。BDレコーダは、<Record On>コマンドを受信すると、録画予約番組の録画を開始する(S15)。そして、TV受像機は、録画予約番組の放送終了時刻になったときに、<Record Off>コマンドをBDレコーダに送信し(S16)、BDレコーダが、録画予約番組の録画を停止する(S17)。
【選択図】図5
Description
本発明は、放送受信装置、録画装置、及び録画予約番組の録画方法に関する。
近年、地上デジタルテレビ放送の配信が開始されている。地上デジタルテレビ放送では、映像と音声に加えて様々なデータがコンテンツとして配信されている。これを利用したサービスの1つにEPG(電子番組表)がある。EPGには、今後放送される予定のテレビジョン(以下、TVという)番組の情報が格納されており、TV受像機にEPGを表示させることにより、今後放送される予定のTV番組の情報をユーザに提供することができる。
ところで、ユーザは、TV受像機に表示されたEPG内のTV番組の中から、任意のTV番組の録画予約を指示したい場合がある。しかしながら、TV受像機に録画機能がない等の理由により、TV受像機に接続されたブルーレイ(以下、BDという)レコーダ等の外部録画装置に録画予約を行う場合がある。その場合、ユーザは、外部録画装置を操作して、外部録画装置にEPGを表示させた後、そのEPGの中から任意のTV番組を選択して録画予約の指示を行わなければならない。このように、ユーザは、TV受像機でEPGを視認しているにも係らず、外部録画装置で再度EPGを表示させて録画予約の操作を行う必要があるため、操作が煩わしいという問題がある。
上記問題を解決するために、TV受像機からHDMI(High Definition Multimedia Interface)ケーブルで接続された外部録画装置を制御することが可能となるHDMI−CEC(Consumer Electronics Control)を使用する方法が知られている。CEC機能の中には電源連動、入力切換、接続中のデバイスの管理、及びリモコンコードのパススルー等の機能がある。CEC機能を用いることにより、ユーザは、TV受像機のリモコン装置を操作するだけで外部録画装置の制御が可能となる。
図15は、HDMI−CECの各メッセージ(以下、コマンドという)の大まかな分類を示す。Power系、操作系、選局系、要求系、及び通知系のコマンドは、CEC対応デバイスであればメーカーや機器のモデルに関係なく使用できるコマンドである。特殊系のコマンドは、CEC対応デバイスであってもメーカーや機器のモデルが異なると使用できないコマンドである。
CECコマンドの各分類には、例えば、以下のものがある。Power系・・・デバイスをスタンバイに移行させるための<Standby>コマンド。操作系・・・リモコンコードを送信するための<User Control Pressed>コマンド、録画を開始するための<Record On>コマンド、録画の予約を他のデバイスに受け渡すための<Set Digital Timer>コマンド。選局系・・・アクティブな機器を決定するための<Active Source>コマンド、アクティブな機器を指定するための<Set Stream Path>コマンド。要求系・・・物理アドレスを要求するための<Give Physical Address>コマンド、デバイスの名前を要求するための<Give OSD Name>コマンド。通知系・・・物理アドレスを通知するための<Report Physical Address>コマンド、デバイスの名前を通知するための<Set OSD Name>コマンド。
TV受像機から外部録画装置に、TV番組の録画予約を指示する場合、一般的には、操作系に属する<Set Digital Timer>コマンドを使用する。ところで、操作系のコマンドは、対応しているデバイスが多い順に並べると、<User Control Pressed>コマンド、<Record On>コマンド、<Set Digital Timer>コマンドの順になる。このように、<Set Digital Timer>コマンドに対応しているデバイスが少ないため、<Set Digital Timer>コマンドを使用したとしても、ユーザが意図したTV番組の録画予約が行えない場合がある。例えば、TV受像機は3ヵ月後まで録画予約可能だが、外部録画装置は1ヶ月先までしか録画予約ができない場合に、TV受像機が外部録画装置に対して、2ヶ月先の日付を指定して録画予約を行おうとしても外部録画装置は対応できない。このような場合、<Set Digital Timer>コマンドを使用したとしても、外部録画装置は、ユーザが意図したTV番組の録画予約を行えない。
さらに、近年、製造メーカーや発売時期によって、多種多様な録画予約機能が搭載された製品が販売されているため、TV受像機が、<Set Digital Timer>コマンドを使用して、外部録画装置に録画予約を指示(依頼)したとしても、外部録画装置が、TV受像機と同様な録画予約機能を有していないために、ユーザが意図したTV番組の録画予約を行えない場合がある。
また、機器間の仕様の差異による上記問題を解決するため、Vendor Specific CommandsというCECコマンド(図15に示す特殊系のコマンド)を用いて、メーカー特有のCECコマンドを送信する方法も考えられる。しかしながら、異なるメーカーの機器が接続されている場合、メーカー特有のCECコマンドを使用できないことが一般的である。
ところで、引用文献1には、表示装置と複数の録画機器とがHDMI接続され、表示装置に録画予約要求がなされたときに、表示装置が複数の録画機器の空き容量や録画予約状況から録画予約可能な録画機器を検索し、録画機器はTVからの録画予約要求に対して録画予約が可能であれば録画予約情報を設定する録画予約システムが開示されている。しかしながら、この録画予約システムでは、表示装置が録画予約情報を保持するものではないため、録画機器に録画予約情報を保持させるためだけに録画機器の電源をオンにしなければならない。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、自装置が録画予約番組の情報を保持して録画機器を制御できると共に、録画予約番組を録画装置に録画させる際のユーザによる操作の手間を低減可能な放送受信装置、録画装置、及び録画予約番組の録画方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様の放送受信装置は、録画予約番組の放送開始時刻と放送終了時刻を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記録画予約番組の放送開始時刻に該録画予約番組の録画の開始を指示するための録画開始コマンドを録画装置に送信した後、前記記憶手段に記憶された前記録画予約番組の放送終了時刻に該録画予約番組の録画の停止を指示するための録画停止コマンドを前記録画装置に送信するように制御する送信制御手段とを備えるものである。
上記構成においては、送信制御手段が、記憶手段に記憶された録画予約番組の放送開始時刻に録画予約番組の録画の開始を指示するための録画開始コマンドを録画装置に送信した後、この録画予約番組の放送終了時刻に録画予約番組の録画の停止を指示するための録画停止コマンドを録画装置に送信するように制御する。そのため、録画機器に録画予約番組の情報を保持させるためだけに録画機器の電源をオンにする必要がなくなり、また、録画開始コマンドと録画停止コマンドを自動的に録画装置に送信するため、ユーザによる操作の手間を低減できる。
前記放送受信装置は、前記録画装置が起動しているかどうかを確認する確認手段と、前記確認手段により前記録画装置が起動していないと確認されたときに、前記録画予約番組の前記放送開始時刻を前記録画装置の起動時間に基づいて補正する補正手段とをさらに備えることが望ましい。
上記構成においては、確認手段が録画装置の起動を確認し、録画装置が起動していないと確認されたときに、補正手段が、録画予約番組の放送開始時刻を録画装置の起動時間に基づいて補正する。そのため、録画装置が起動していないと確認された場合に、補正後の放送開始時刻に基づいて、録画開始コマンドを録画装置に送信できる。従って、録画装置が起動していない場合であっても、録画予約番組の放送開始時刻から遅延することなく録画予約番組の録画を開始させることができるので、利便性が向上する。
前記放送受信装置は、前記録画装置を起動するための起動コマンドを前記録画装置に送信した後、前記録画装置が起動状態であるか否かを確認するための起動確認コマンドを前記録画装置に送信し、前記起動コマンドの送信後から前記起動確認コマンドにより前記録画装置の起動状態を確認するまでの時間を測定することにより、前記録画装置の起動時間を取得することが望ましい。
上記構成においては、起動コマンドを録画装置に送信した後、録画装置が起動状態であるか否かを確認するための起動確認コマンドを録画装置に送信し、起動コマンドの送信後から起動確認コマンドにより録画装置の起動状態を確認するまでの時間を測定する。そのため、録画装置の起動に必要な時間を正確に測定できるため、録画予約番組の放送開始時刻から遅延することなく録画予約番組の録画を開始させることができるので、利便性が向上する。
前記放送受信装置は、放送局から受信した番組を録画媒体に録画させる録画手段と、前記録画手段が前記録画予約番組を前記録画媒体に録画できるか否かを判断する判断手段とをさらに備え、前記送信制御手段は、前記判断手段によって前記録画予約番組を録画できないと判断された場合に、前記録画開始コマンド及び前記録画停止コマンドを前記録画装置に送信するように制御することが望ましい。
上記構成においては、録画手段が放送局から受信した番組を録画媒体に録画させ、判断手段が、録画手段によって録画予約番組を録画媒体に録画できるか否かを判断する。そして、送信制御手段は、判断手段によって録画予約番組を録画できないと判断された場合に、録画開始コマンド及び録画停止コマンドを録画装置に送信するように制御する。そのため、録画手段によって録画予約番組を録画媒体に録画できない場合であっても、録画装置に録画開始コマンドを送信して、録画予約番組を録画させることができるので、利便性が向上する。
前記録画手段は、放送局から受信した複数の番組を前記録画媒体に同時に録画でき、前記判断手段は、前記録画手段が同時に録画可能な最大の番組数の番組を既に録画中である場合に、該録画予約番組を録画できないと判断することが望ましい。
上記構成においては、録画手段が同時に録画可能な最大の番組数の番組を既に録画中である場合に、判断手段が、録画予約番組を録画できないと判断する。そのため、録画手段が同時に録画可能な最大の番組数の番組を既に録画中である場合、すなわち、録画手段によって録画予約番組を録画媒体に録画できない場合に、録画装置に録画開始コマンドを送信して、録画予約番組を録画させることができるので、利便性が向上する。
前記送信制御手段によって前記録画開始コマンド及び前記録画停止コマンドが前記録画装置に送信されたときに、前記録画予約番組が該録画装置に録画された旨を報知する報知手段をさらに備えることが望ましい。
上記構成においては、送信制御手段によって録画開始コマンド及び録画停止コマンドが録画装置に送信されたときに、報知手段が、録画予約番組が録画装置に録画された旨を報知するので、ユーザは、録画予約番組がどこに録画されたのか容易に知ることができる。
前記録画開始コマンドは、HDMI−CECの<Record On>コマンドであり、前記録画停止コマンドは、HDMI−CECの<Record Off>コマンドであることが望ましい。
上記構成においては、録画開始コマンドは、HDMI−CECの<Record On>コマンドであり、録画停止コマンドは、HDMI−CECの<Record Off>コマンドである。そのため、放送受信装置及び録画装置は、HDMI−CECに従ったCECコマンドの送受信が可能であればよいため、独自プロトコルに対応した専用機器や専用ソフトウェア等の導入コストをかける必要がない。従って、録画装置の製造コストを抑制することができる。
前記送信制御手段は、前記録画装置が前記録画開始コマンドに対応していない場合、前記記憶手段に記憶された前記録画予約番組の放送開始時刻に、該録画予約番組の選局を指示するための選局指示送信コマンドと、該録画予約番組の録画の開始を指示するためのリモコンコードに対応する第1送信コマンドとを前記録画装置に送信した後、前記記憶手段に記憶された前記録画予約番組の放送終了時刻になったときに、該録画予約番組の録画の停止を指示するためのリモコンコードに対応する第2送信コマンドを前記録画装置に送信するように制御することが望ましい。
上記構成においては、録画装置が録画開始コマンドに対応していない場合、送信制御手段は、記憶手段に記憶された録画予約番組の放送開始時刻に、録画予約番組の選局を指示するための選局指示送信コマンドと、録画予約番組の録画の開始を指示するためのリモコンコードに対応する第1送信コマンドとを録画装置に送信するように制御する。そして、記憶手段に記憶された録画予約番組の放送終了時刻になったときに、送信制御手段は、録画予約番組の録画の停止を指示するためのリモコンコードに対応する第2送信コマンドを録画装置に送信するように制御する。そのため、録画装置が録画開始コマンドに対応していない場合であっても、選局指示送信コマンドと第1送信コマンドとを録画装置に送信して、録画予約番組を録画させることができ、また、第2送信コマンドを録画装置に送信して、録画予約番組の録画を停止させることができるので、利便性が向上する。
本発明の他の態様の録画装置は、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の放送受信装置から送信された前記録画開始コマンド及び前記録画停止コマンドを受信する受信手段と、放送局から受信した複数の番組を録画装置側の録画媒体に録画する録画装置側の録画手段と、前記録画装置側の録画手段に番組の録画を指示する録画指示操作手段とを備え、前記録画装置側の録画手段は、前記録画指示操作手段によって録画を指示された番組を録画中に、前記放送受信装置から送信された前記録画開始コマンドが前記受信手段によって受信されると、該録画開始コマンドで録画の開始を指示された番組の録画をさらに開始した後、前記放送受信装置から送信された前記録画停止コマンドが前記受信手段によって受信されると、前記録画指示操作手段によって録画を指示された番組の録画を停止せず、前記録画開始コマンドによって録画を開始した番組の録画を停止するものである。
上記構成においては、受信手段が、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の放送受信装置から送信された録画開始コマンド及び録画停止コマンドを受信し、録画装置側の録画手段が、放送局から受信した複数の番組を録画装置側の録画媒体に録画し、録画指示操作手段が、録画装置側の録画手段に番組の録画を指示する。録画装置側の録画手段は、録画指示操作手段によって録画を指示された番組を録画中に、放送受信装置から送信された録画開始コマンドが受信手段によって受信されると、録画開始コマンドで録画の開始を指示された番組の録画をさらに開始する。そして、放送受信装置から送信された録画停止コマンドが受信手段によって受信されると、録画指示操作手段によって録画を指示された番組の録画を停止せず、録画開始コマンドによって録画を開始した番組の録画を停止する。そのため、録画停止コマンドが受信されると、録画開始コマンドによって録画を開始した番組の録画のみを停止させ、録画指示操作手段によって録画を指示された番組の録画を停止させることがないため、利便性が向上する。
前記録画装置側の録画手段は、前記録画開始コマンドによって録画を開始した番組の数と同じ数の前記録画停止コマンドを前記受信手段が受信するのを待って、前記録画開始コマンドによって録画を開始した全ての番組の録画を停止することが望ましい。
上記構成においては、録画開始コマンドによって録画を開始した番組の数と同じ数の録画停止コマンドを受信手段が受信するのを待って、録画装置側の録画手段は、録画開始コマンドによって録画を開始した全ての番組の録画を停止する。そのため、ある録画開始コマンドによって録画を開始した番組が録画途中であるにも係わらず、他の録画開始コマンドによって録画を開始した番組の放送終了時刻に送信された録画停止コマンドによって録画が停止されることがない。従って、録画開始コマンドによって録画を開始した番組の放送終了時刻まで確実に録画することができるため、利便性が向上する。
本発明の他の態様の録画予約番組の録画方法は、録画予約番組の放送開始時刻と放送終了時刻を記憶する記憶ステップと、録画装置を起動させるために必要な起動時間を取得する取得ステップと、前記記憶ステップで記憶された前記録画予約番組の放送開始時刻から前記起動時間を減じた時刻になったときに、該録画予約番組の録画の開始を指示するための録画開始コマンドを前記録画装置に送信した後、前記記憶ステップで記憶された前記録画予約番組の放送終了時刻になったときに、該録画予約番組の録画の停止を指示するための録画停止コマンドを前記録画装置に送信するように制御する送信制御ステップとを備えるものである。
上記構成においては、記憶ステップで録画予約番組の放送開始時刻と放送終了時刻を記憶し、取得ステップで録画装置を起動させるために必要な起動時間を取得する。そして、記憶ステップで記憶された録画予約番組の放送開始時刻から起動時間を減じた時刻になったときに、送信制御ステップは、録画予約番組の録画の開始を指示するための録画開始コマンドを録画装置に送信するように制御する。そして、記憶ステップで記憶された録画予約番組の放送終了時刻になったときに、録画予約番組の録画の停止を指示するための録画停止コマンドを録画装置に送信するように制御する。そのため、録画予約番組の放送開始時刻から起動時間を減じた時刻になったときに、録画装置に録画開始コマンドを送信して、録画予約番組を録画させることができる。従って、録画予約番組の放送開始時刻から遅延することなく録画予約番組の録画を開始させることができるので、利便性が向上する。
本発明によれば、自装置が録画予約番組を録画できない場合であっても、録画開始コマンド及び録画終了コマンドを録画装置に送信することにより、録画予約番組の録画の開始及び停止を録画装置に指示できるので、録画予約番組が録画できないことを防ぐことができ、ユーザによる操作の手間を低減できる。
以下、本発明の第1の実施形態に係るテレビジョン受像機(放送受信装置)、ブルーレイディスクレコーダ(録画装置)、及び録画予約番組の録画方法について、図1乃至図3を参照して説明する。図1は、テレビジョン(以下、TV)受信機2と、ブルーレイディスク(以下、BDという)レコーダ3とを含む録画システム1の概略構成を示す。TV受像機2とBDレコーダ3とは、HDMIケーブル61を介して相互に接続されている。TV受像機2は、TV番組を録画可能な機器である。
TV受像機2と、BDレコーダ3とは、それぞれHDMI(High Definition Multimedia Interface)に対応した機器であり、HDMI−CEC(Consumer Electronics Control)に基づくCECコマンドと、CECコマンドに対するレスポンスデータとをそれぞれ送受信可能である。
TV受像機2は、図2に示すように、アンテナ(図示せず)にそれぞれ接続された第1チューナ部21及び第2チューナ部22と、映像を表示するディスプレイ23と、音声を出力するスピーカ24と、ユーザによって操作される操作部25とを備える。また、TV受像機2は、メモリ(記憶手段)26と、HDMI通信部27と、第1チューナ部21及び第2チューナ部22によって受信されたTV番組を録画するハードディスクドライブ(以下、HDDという;請求項における録画媒体)28と、タイマー部29と、制御部(送信制御手段、確認手段)20とをさらに備える。
第1チューナ部21及び第2チューナ部22のそれぞれは、放送局から配信される各チャンネルのデジタル放送信号を受信して、このデジタル放送信号に対して復調処理等を行い、復調の結果得られた映像信号及び音声信号を制御部20に出力する。また、第1チューナ部21及び第2チューナ部22のそれぞれは、放送局から配信されるEPG(電子番組表)のデータ信号を受信して、制御部20に出力する。
ディスプレイ23は、第1チューナ部21及び第2チューナ部22によって受信されたTV番組の映像や、HDMI通信部27によって受信された映像や、HDD27に録画されたTV番組の映像や、EPGを表示する。スピーカ24は、第1チューナ部21及び第2チューナ部22によって受信されたTV番組の音声や、HDMI通信部27によって受信された音声や、HDD27に録画されたTV番組の音声を出力する。
操作部25は、ユーザによって操作される操作ボタンを有するリモコン装置等で構成される。ユーザは操作部25を操作することにより、所望のTV番組の録画の指示や、所望のTV番組の録画予約の入力を行うことができる。メモリ26は、EPG情報26aと、録画予約番組26bと、起動時間26cとを含む各種データを記憶している。録画予約番組26bには、ユーザによって録画予約されたTV番組(以下、録画予約番組という)のチャンネル、放送開始時刻、放送終了時刻、及び録画先の情報等が格納されている。ユーザは、操作部25を操作して、EPGに表示されたTV番組を選択することによってTVの録画予約の入力を行ってもよい。また、ユーザは、操作部25を操作して、チャンネルと、録画開始時刻と、録画終了時刻とを入力することにより、所望のTV番組の録画予約を行なってもよい。録画予約番組の録画先の情報は、ユーザによって選択されたTV受像機2又はBDレコーダ3のいずれかの情報である。起動時間26cは、起動を指示するためのCECコマンドをBDレコーダ3に送信してから、BDレコーダ3が起動するまでの時間である。
HDMI通信部27は、HDMIレシーバとして機能し、HDMIケーブル61を介して、BDレコーダ3から送信された映像ストリームを受信する。また、HDMI通信部27は、各種CECコマンドの送信と、レスポンスデータの受信とを行う。タイマー部29は、録画予約番組26bの放送開始時刻や放送終了時刻等の所定の時刻の計測を行う。
制御部20は、映像再生処理部20aと、録画処理部(録画手段)20bと、EPG情報取得部20cと、HDMI通信処理部20dと、録画可否判断部(判断手段)20eと、放送開始時刻補正部(補正手段)20fとを有し、ユーザによる操作部25の操作に基づいて、TV受像機2の各部を制御する。
映像再生処理部20aは、第1チューナ部21及び第2チューナ部22を用いて受信した映像信号をディスプレイ23に出力し、音声信号をスピーカ24に出力する。録画処理部20bは、第1チューナ部21及び第2チューナ部22を用いて受信したTV番組をHDD28に録画する。すなわち、録画処理部20bは、同時に2つのTV番組をHDD28に録画可能である。EPG情報取得部20cは、第1チューナ部21又は第2チューナ部22を用いて放送局から取得したEPG情報26aを、メモリ26に記憶させる。
HDMI通信処理部20dは、HDMI通信部27を用いてBDレコーダ3から受信した映像ストリームを映像再生処理部に転送する処理や、BDレコーダ3に送信するCECコマンドの制御等を行う。具体的には例えば、HDMI通信処理部20dは、HDMI通信部27を用いて、HDMI−CECの<Record On>コマンドや、<Record Off>コマンド等をBDレコーダ3に送信する制御を行う。
録画可否判断部20eは、録画処理部20bが、録画予約番組26bをHDD28に録画できるか否かを判断する。具体的には例えば、録画可否判断部20eは、録画予約番組26bの放送開始時刻になったときに、録画処理部20bが、第1チューナ部21及び第2チューナ部22を用いて、2つの番組をHDD28に既に録画中である場合、録画予約番組26bをHDD28に録画できないと判断する。
放送開始時刻補正部20fは、BDレコーダ3の起動時間26cに基づいて、録画予約番組26bの放送開始時刻を補正する。具体的には例えば、録画予約番組26bの放送開始時刻(例えば「16::00」)から起動時間(例えば「1分間」)26cを減じた時刻(「15:59」)を、補正後における録画予約番組26bの放送開始時刻とする。すなわち、録画予約番組26bの放送開始時刻が16:00であり、起動時間が1分間である場合、放送開始時刻補正部20fは、録画予約番組26bの放送開始時刻を15:59に補正する。
制御部20は、通常動作を行う通常動作モードや、完全スタンバイモードや、擬似スタンバイモード等の複数の動作モードを有する。
制御部20は、完全スタンバイモードで動作しているとき、主電源(図示せず)をオフにして、操作部25と、メモリ26と、HDMI通信部27と、タイマー部29とをオンにしてTV受像機2を動作させる。また、制御部20は、擬似スタンバイモードで動作しているとき、ディスプレイ23及びスピーカ24以外の部分の全てをオンにしてTV受像機2を動作させる。
BDレコーダ3は、図3に示すように、第1チューナ部31と、第2チューナ部32と、第3チューナ部33と、操作部(録画指示操作手段)34と、メモリ35と、HDMI通信部(受信手段)36と、TV番組を録画するためのHDD37と、タイマー部38と、制御部(録画装置側の録画手段)30とを備える。BDレコーダ3は、放送局から配信されるTV番組を受信するための第1チューナ部31〜第3チューナ部33を用いて、受信したTV番組をHDD37に録画することができる。すなわち、BDレコーダ3は、最大3つのTV番組を同時に録画できる。
操作部34は、ユーザによって操作される操作ボタンを有するリモコン装置等で構成される。ユーザは、操作部34を操作することによりTV番組の録画予約やTV番組の録画の開始等の指示を行う。メモリ35は、EPG情報35aと、録画予約番組35bとを含む各種データを記憶している。
HDMI通信部36は、HDMIトランスミッタとして機能し、制御部30による制御に基づき、HDD37から読み出されたTV番組の映像ストリームを、HDMIケーブル61を介して、TV受像機2に送信する。また、HDMI通信部36は、制御部30による制御に基づき、TV受像機2から送信されたCECコマンドの受信や、TV受像機2から受信したCECコマンドに対するレスポンスデータの送信を行う。タイマー部38は、録画予約番組35bの放送開始時刻や放送終了時刻等の所定の時刻の計測を行う。
制御部30は、映像再生処理部30aと、録画処理部(録画装置側の録画手段)30bと、EPG情報取得部30cと、HDMI通信処理部30dとを有し、ユーザによる操作部34の操作や、TV受像機2から受信したCECコマンドに基づいて、BDレコーダ3の各部の制御を行う。具体的には例えば、制御部30は、HDMI通信部36を用いてTV受像機2から受信した<Record On>コマンドの内容に基づいて、TV番組の録画を開始したり、<Record Off>コマンドの内容に基づいて、TV番組の録画を停止したりする。また、制御部30は、通常動作を行う通常動作モードや、スタンバイモード等の複数の動作モードを有する。
映像再生処理部30aは、HDD37に録画されたTV番組を再生し、HDMI通信部36に出力する。録画処理部30bは、第1チューナ部31〜第3チューナ部33のそれぞれを用いて受信したTV番組をHDD37に録画する。すなわち、録画処理部30bは、同時に3つのTV番組をHDD37に録画可能である。EPG情報取得部30cは、第1チューナ部31〜第3チューナ部33のいずれかを用いて放送局から取得したEPG情報35aを、メモリ35に記憶させる。
HDMI通信処理部30dは、HDMI通信部36を用いて、映像再生処理部30aによって再生された映像ストリームをTV受像機2に送信する処理や、TV受像機2と送受信するCECコマンドやレスポンスデータの制御等を行う。
次に、TV受像機2におけるBDレコーダの起動時間26cの測定処理について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、TV受像機2の制御部20が、BDレコーダ3にCECコマンドを送信して、BDレコーダ3の動作モードを確認する(S1)。具体的には、制御部20は、<Give Device Power Status>コマンドをBDレコーダ3に送信し、BDレコーダ3から通知された<Report Power Status>コマンドの内容を確認して、BDレコーダ3がスタンバイモードであるか否かを確認する。BDレコーダ3がスタンバイモードである場合、BDレコーダ3から<Report Power Status>[Standby]が通知される。
上記S1の結果、BDレコーダ3がスタンバイモードでは無い場合(S2でNO)、TV受像機2の制御部20は、BDレコーダ3にCECコマンドを送信して、スタンバイモードに移行させた後(S3)、上記S1以降の処理を行う。具体的には、制御部20は、<Standby>コマンドや<User Control Pressed>[Power Off Function]コマンドをBDレコーダ3に送信して、BDレコーダ3をスタンバイモードに移行させる。
一方、BDレコーダ3がスタンバイモードである場合(S2でYES)、TV受像機2の制御部20は、電源オンを指示するCECコマンドをBDレコーダ3に送信し、起動時間26cの計測を開始する(S4)。具体的には、制御部20は、<User Control Pressed>[Power On Function]コマンドや、<User Control Pressed>[Power]のコマンドをBDレコーダ3に送信して電源オンを指示した後に、起動時間26cの計測を開始する。
そして、TV受像機2の制御部20は、CECコマンドを送信してBDレコーダ3の電源状態を確認する(S5)。具体的には、<Give Device Power Status>コマンドを送信して、このコマンドに対するレスポンスのステータスを確認する。BDレコーダ3は、“On“、“Standby“、“In transition Standby to On“、“In transition On to Standby“のいずれかのステータスを通知する。BDレコーダ3が電源オンである場合、<Report Power Status>[On]コマンドが通知される。
そして、上記S5の結果、BDレコーダ3が電源オンであるとき(S6でYES)、TV受像機2の制御部20は、BDレコーダ3の起動時間26cの測定を終了し、測定した時間をメモリ26の起動時間26cに記憶させる(S8)。一方、上記S5の結果、BDレコーダ3が電源オンでないとき(S6でNO)、TV受像機2の制御部20は、1秒待った後(S7)、上記S5以降の処理を繰り返す。
次に、録画システム1における録画予約番組26bの録画処理について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。ここでは、録画予約番組26bには、3chのTV番組について録画予約するように入力されているものとする。また、録画予約番組26bの録画先としてTV受像機2が選択されているものとする。また、BDレコーダ3は、電源オンであるものとする。
まず、TV受像機2の制御部20は、録画予約番組26bの放送が開始されると(S11)、同時に録画可能な最大の番組数のTV番組を既に録画中であるか否かを判断する(S12)。すなわち、制御部20は、録画処理部20bが同時に2つの番組を既に録画中であるか否かを判断する。この結果、最大の番組数を録画中ではない場合(S13でNO)、制御部20は、HDD28に録画予約番組26bを録画する(S18)。
一方、上記S2の判断の結果、最大の番組数を既に録画中である場合(S13でYES)、制御部20は、BDレコーダ3に<Record On>コマンドを送信する(S14)。ここで送信される<Record On>コマンドの内容は、3chのTV番組の録画の開始を指示するものである。BDレコーダ3の制御部30は、上記S4で送信された<Record On>コマンドを受信すると、3chのTV番組(録画予約番組26b)の録画を開始する(S15)。
そして、制御部20は、録画予約番組26bの放送終了時刻になっときに、<Record Off>コマンドをBDレコーダ3に送信し(S16)、BDレコーダ3は、3chのTV番組の録画を停止する(S17)。
次に、録画システム1における録画予約番組26bの録画処理の別の例について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。ここでは、BDレコーダ3が電源オンであり、BDレコーダ3の制御部30が、第1チューナ部31及び第2チューナ部32を用いて、TV番組を録画中に、TV受像機3から<Record On>コマンドが送信されたものとする。また、<Record On>コマンドは、3chのTV番組について録画の開始を指示するものとする。また、録画予約番組26bの録画先としてTV受像機2が選択されているものとする。
BDレコーダ3の制御部30は、第1チューナ部31及び第2チューナ部32を用いてTV番組を録画中に、TV受像機2から送信された<Record On>コマンドを受信すると(S21)、第3チューナ部33を用いて、<Record On>コマンドに指定された3chのTV番組(録画予約番組26b)の録画をさらに開始する(S22)。
そして、TV受像機2の制御部20は、録画予約番組26bの放送終了時刻になったときに、<Record Off>コマンドをBDレコーダ3に送信し(S23)、BDレコーダ3は、第3チューナ部33を用いて録画を開始した3chのTV番組の録画を停止する(S24)。すなわち、BDレコーダ3の制御部30は、第1のチューナ部及び第2のチューナ部の録画は継続させ、上記S22で<Record On>コマンドによって録画を開始したTV番組のみ録画を停止させる。
次に、録画システム1における録画予約番組26bの録画処理のさらに別の例について、図7に示すフローチャートを参照して説明する。ここでは、録画予約番組26bの録画先としてTV受像機2が選択されているものとする。また、BDレコーダ3は電源オンであるものとする。
TV受像機2の制御部20が、それぞれ異なるTV番組(録画予約番組26b)の録画の開始を指示する<Record On>コマンドをBDレコーダ3に3回送信したとする(S31)。ここで、送信される<Record On>コマンドは、2ch、5ch、10chのTV番組の録画を指示するものとする。なお、2ch、5ch、10chのTV番組は、それぞれ放送開始時刻と放送終了時刻が異なっているものとする。
BDレコーダ3の制御部30は、第1チューナ部31乃至第3チューナ部33を用いて、TV受像機2から受信した3つの<Record On>コマンドのそれぞれで指定されたTV番組の録画を開始する(S32)。
TV受像機2の制御部20は、録画を指示した各TV番組の放送終了時刻になったときに、<Record Off>コマンドをBDレコーダ3に送信する(S33)。例えば、2chのTV番組の放送終了時刻になったときに、TV受像機2の制御部20は、<Record Off>コマンドをBDレコーダ3に送信する。制御部20は、3つのTV番組の録画を指示しているため、それぞれのTV番組の放送終了時刻に<Record Off>コマンドを送信する。従って、制御部20は、計3回の<Record Off>コマンドを送信する。
BDレコーダ3の制御部30は、TV受像機2から<Record Off>コマンドを3つ受信した場合(S34でYES)、第1チューナ部31乃至第3チューナ部33のそれぞれを用いて録画している3つのTV番組の録画を停止する(S35)。
一方、BDレコーダ3の制御部30が、TV受像機2から<Record Off>コマンドを3つ受信していない場合(S34でNO)、TV受像機2及びBDレコーダ3は、上記S33及びS34の処理を繰り返す。すなわち、BDレコーダ3の制御部30は、<Record Off>コマンドを3つ受信するまで、3つのTV番組の録画を継続する。
次に、TV受像機2における<Record On>コマンドの送信処理の一例について、図8に示すフローチャートを参照して説明する。ここでは、録画予約番組26bの録画先としてTV受像機2が選択されているものとする。また、BDレコーダ3の起動時間26cは1分であるものとする。
まず、TV受像機2の制御部20は、完全スタンバイモードで動作しているときに(S41)、録画予約番組26bの放送開始時刻から起動時間(ここでは、1分)26cを減じた時刻よりもさらに前の時刻(例えば、1分30秒前)になると、擬似スタンバイモードに移行する(S42)。
制御部20は、録画予約番組26bが予定通りに放送される場合(S43でYES)、CECコマンドを用いて、BDレコーダ3の電源状態を確認する(S44)。ここでは、例えば、<Give Device Power Status>コマンドをBDレコーダ3に送信することにより、BDレコーダ3の電源状態を確認する。
一方、録画予約番組26bの放送が予定通りに開始されない場合(S43でNO)、制御部20は、録画予約番組26bの放送開始時刻を変更後の放送開始時刻に更新し(S49)、上記S41以降の処理を繰り返す。
TV受像機2の制御部20は、BDレコーダ3が電源オンである場合(S45でYES)、録画予約番組26bの放送開始時刻に、<Record On>コマンドをBDレコーダ3に送信した後(S46)、完全スタンバイモードに移行する(S47)。
一方、BDレコーダ3が電源オンでない場合(S45でNO)、TV受像機2の制御部20は、電源オンを指示するCECコマンドをBDレコーダ3に送信して、BDレコーダ3の電源オンを確認した後、<Record On>コマンドをBDレコーダ3に送信する(S48)。具体的には、TV受像機2が、<User Control Pressed>[Power On Function]コマンドや、<User Control Pressed>[Power]コマンドをBDレコーダ3に送信して、電源オンを指示する。そして、TV受像機2が<Give Device Power Status>コマンドをBDレコーダ3に送信して、BDレコーダ3が電源オンであるか否かを確認する。このとき、BDレコーダ3から<Report Power Status>[In transition Standby On]コマンドが返信された場合、BDレコーダ3が電源オンに移行している最中であると判断し、TV受像機2は、再度、電源オンを指示するCECコマンドをBDレコーダ3に送信する。BDレコーダ3の電源オンを確認した場合、<Record On>コマンドをBDレコーダ3に送信する。
次に、TV受像機2における<Record Off>コマンドの送信処理の一例について、図9に示すフローチャートを参照して説明する。ここでは、上記図8に示した処理によって、TV受像機2からBDレコーダ3に<Record On>コマンドが送信されており、BDレコーダ3がTV番組(録画予約番組26b)の録画を開始しているものとする。
まず、TV受像機2の制御部20は、完全スタンバイモードで動作しているときに(S51)、録画予約番組26bの放送終了時刻になると、擬似スタンバイモードに移行する(S52)。
そして、制御部20は、録画予約番組26bの放送が予定通りに終了する場合(S53でYES)、<Record off>コマンドをBDレコーダ3に送信した後(S54)、BDレコーダ3に電源オフを指示するCECコマンドを送信する(S55)。一方、録画予約番組26bの放送が予定通りに終了しない場合(S53でNO)、制御部20は、録画予約番組26bの放送終了時刻を変更後の放送終了時刻に更新し(S56)、上記S51以降の処理を繰り返す。
次に、TV受像機2におけるEPG表示処理の一例について、図10に示すフローチャートを参照して説明する。ここでは、ユーザによって録画予約番組26bが入力されているものとする。
TV受像機2の制御部20は、ディスプレイ23にEPGを表示するときに、録画予約番組26bの録画先を判断し(S61)、録画先としてTV受像機2が選択されている場合(S62でYES)、EPGにおける録画予約番組26の表示部分に録画先がTV受像機2である旨を表示する(S63)。具体的には例えば、EPGにおける録画予約番組26の表示部分の背景を赤色に表示する。
一方、録画先としてBDレコーダ3が選択されている場合(S62でNO)、TV受像機2の制御部20は、EPGにおける録画予約番組26の表示部分に録画先がBDレコーダ3である旨を表示する(S64)。具体的には例えば、EPGにおける録画予約番組26の表示部分の背景を黄色に表示する。
次に、録画システム1における録画予約番組26bの録画処理の一例について、図11に示すフローチャートを参照して説明する。ここでは、録画予約番組26bの録画先としてBDレコーダ3が選択されているものとする。また、BDレコーダ3は、電源オンであるものとする。
まず、TV受像機2が、録画予約番組26の放送開始時刻に、<Record On>コマンドをBDレコーダ3に送信し(S71)、BDレコーダ3が<Record On>コマンドに対応している場合(S72でNO)、録画予約番組26の放送終了時刻に、TV受像機2が、<Record off>コマンドをBDレコーダ3に送信する(S73)。
一方、BDレコーダ3が<Record On>コマンドに非対応の場合(S72でYES)、TV受像機2の制御部20は、<User Control Pressed>[Number Entry Mode]をBDレコーダ3に送信する。<Record On>コマンドに非対応であるか否かの判定は、<Record On>コマンドをBDレコーダ3に送信した後、BDレコーダ3から<Feature Abort>コマンドが通知されると、TV受像機2の制御部20は、BDレコーダ3が<Record On>コマンドに非対応であると判定する。<Feature Abort>コマンドは、受信したコマンドに対応していないことを通知するコマンドである。
そして、TV受像機2の制御部20は、予約録画番組26bが放送されるサービスのCH番号を、<User Control Pressed>[0−9]コマンドでBDレコーダ3に送信した後(S75)、<User Control Pressed>[Record]コマンドをBDレコーダ3に送信し(S76)、BDレコーダ3に録画予約番組26bの録画を開始させる。そして、TV受像機2の制御部20は、録画予約番組26の放送終了時刻に、<User Control Pressed>[Stop]コマンドをBDレコーダ3に送信して(S77)、録画予約番組26bの録画を停止させる。
上述したように、本実施形態に係るTV受像機2、BDレコーダ3、及び録画予約番組26bの録画方法によれば、TV受像機2の制御部20が、メモリ26に記憶された録画予約番組26bの放送開始時刻に録画予約番組26bの録画の開始を指示するための<Record On>コマンドをBDレコーダ3に送信した後、この録画予約番組26bの放送終了時刻に録画予約番組26bの録画の停止を指示するための<Record Off>コマンドをBDレコーダ3に送信するように制御する。そのため、BDレコーダ3に録画予約番組26bの情報を保持させるためだけにBDレコーダ3の電源をオンにする必要がなくなり、また、<Record On>コマンドと<Record Off>コマンドを自動的にBDレコーダ3に送信するため、ユーザによる操作の手間を低減できる。
また、本実施形態によれば、TV受像機2の制御部20がBDレコーダ3の起動を確認し、BDレコーダ3が起動していないと確認されたときに、録画予約番組26bの放送開始時刻をBDレコーダ3の起動時間26cに基づいて補正する。そのため、BDレコーダ3が起動していないと確認された場合に、補正後の放送開始時刻に基づいて、<Record On>コマンドをBDレコーダ3に送信できる。従って、BDレコーダ3が起動していない場合であっても、録画予約番組26bの放送開始時刻から遅延することなく録画予約番組26bの録画を開始させることができるので、利便性が向上する。
また、本実施形態によれば、TV受像機2が、起動を指示する起動コマンド(<User Control Pressed>[Power On Function]コマンド)をBDレコーダ3に送信した後、BDレコーダ3が起動状態であるか否かを確認するための起動確認コマンド(<Give Device Power Status>)をBDレコーダ3に送信し、起動コマンドの送信後から起動確認コマンドにより録画装置の起動状態を確認するまでの時間を測定する。そのため、TV受像機2は、BDレコーダ3の起動に必要な時間を正確に測定できるため、録画予約番組26bの放送開始時刻から遅延することなく録画予約番組26bの録画を開始させることができるので、利便性が向上する。
また、本実施形態によれば、TV受像機2は、録画処理部20bが放送局から受信したTV番組をHDD28に録画させ、録画可否判断部20eが、録画予約番組26bをHDD28に録画できるか否かを判断する。そして、TV受像機2の制御部20は、録画可否判断部20eによって録画予約番組26bを録画できないと判断された場合に、<Record On>コマンド及び<Record Off>コマンドをBDレコーダ3に送信するように制御する。そのため、録画処理部20bによって録画予約番組26bをHDD28に録画できない場合であっても、BDレコーダ3に<Record On>コマンドを送信して、録画予約番組26bを録画させることができるので、利便性が向上する。
また、本実施形態によれば、録画処理部20bが同時に録画可能な最大の番組数(2つ)の番組を既に録画中である場合に、録画可否判断部20eが、録画予約番組26bを録画できないと判断する。そのため、録画処理部20bが同時に録画可能な最大の番組数の番組を既に録画中である場合、すなわち、録画処理部20bによって録画予約番組26bをHDD28に録画できない場合に、BDレコーダ3に<Record On>コマンドを送信して、録画予約番組26bを録画させることができるので、利便性が向上する。
また、本実施形態によれば、録画開始コマンドがHDMI−CECの<Record On>コマンドであり、録画停止コマンドがHDMI−CECの<Record Off>コマンドである。そのため、TV受像機2及びBDレコーダ3は、HDMI−CECに従ったCECコマンドの送受信が可能であればよいため、独自プロトコルに対応した専用機器や専用ソフトウェア等の導入コストをかける必要がない。従って、TV受像機2及びBDレコーダ3の製造コストを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、BDレコーダ3が<Record On>コマンドに対応していない場合、TV受像機2の制御部20は、メモリ26に記憶された録画予約番組26bの放送開始時刻に、録画予約番組26bの選局を指示するための選局指示送信コマンドと、録画予約番組の録画の開始を指示するためのリモコンコードに対応する<User Control Pressed>コマンドをBDレコーダ3に送信するように制御する。そして、メモリ26に記憶された録画予約番組26bの放送終了時刻になったときに、TV受像機2の制御部20は、録画予約番組26bの録画の停止を指示するためのリモコンコードに対応する<User Control Pressed>[Stop]コマンドをBDレコーダ3に送信するように制御する。そのため、BDレコーダ3が<Record On>コマンドに対応していない場合であっても、<User Control Pressed>コマンドをBDレコーダ3に送信して、録画予約番組26の録画の開始、及び録画の停止をさせることができるので、利便性が向上する。
また、本実施形態によれば、BDレコーダ3のHDMI通信部36が、TV受像機2から送信された<Record On>コマンド及び<Record Off>コマンドを受信し、BDレコーダ3の録画処理部30bが、放送局から受信した複数のTV番組をBDレコーダ3のHDD37に録画し、操作部34が、BDレコーダ3の録画処理部30bにTV番組の録画を指示する。BDレコーダ3の録画処理部30は、操作部34によって録画を指示されたTV番組を録画中に、TV受像機2から送信された<Record On>コマンドを受信すると、<Record On>コマンドで録画の開始を指示されたTV番組の録画をさらに開始する。そして、TV受像機2から送信された<Record Off>コマンドを受信すると、操作部34によって録画を指示されたTV番組の録画を停止せず、<Record On>コマンドによって録画を開始した番組の録画を停止する。そのため、<Record Off>コマンドを受信すると、<Record On>コマンドによって録画を開始したTV番組の録画のみを停止させ、操作部34によって録画を指示されたTV番組の録画を停止させることがないため、利便性が向上する。
また、本実施形態によれば、BDレコーダ3が、<Record On>コマンドによって録画を開始したTV番組の数と同じ数の<Record Off>コマンドをBDレコーダ3のHDMI通信部36が受信するのを待って、BDレコーダ3の録画処理部30bは、<Record On>コマンドによって録画を開始した全てのTV番組の録画を停止する。そのため、ある<Record On>コマンドによって録画を開始したTV番組が録画途中であるにも係わらず、他の<Record On>コマンドによって録画を開始したTV番組の放送終了時刻に送信された<Record Off>コマンドによって録画が停止されることがない。従って、<Record On>コマンドによって録画を開始したTV番組の放送終了時刻まで確実に録画することができるため、利便性が向上する。
また、本実施形態によれば、TV受像機2の制御部20が、録画予約番組26bの放送開始時刻と放送終了時刻をメモリ26に記憶し、BDレコーダ3を起動させるために必要な起動時間26cを取得してメモリ26に記憶する。そして、制御部20は、記憶された録画予約番組26bの放送開始時刻から起動時間26cを減じた時刻になったときに、録画予約番組26bの録画の開始を指示するための<Record On>コマンドをBDレコーダ3に送信するように制御する。そして、制御部20は、メモリ26に記憶された録画予約番組26bの放送終了時刻になったときに、録画予約番組26bの録画の停止を指示するための<Record Off>コマンドをBDレコーダ3に送信するように制御する。そのため、録画予約番組26bの放送開始時刻から起動時間26cを減じた時刻になったときに、BDレコーダ3に<Record On>コマンドを送信して、録画予約番組26bを録画させることができる。従って、録画予約番組26bの放送開始時刻から遅延することなく録画予約番組26bの録画を開始させることができるので、利便性が向上する。
また、本実施形態によれば、図10に示したように、TV受像機2の制御部20は、EPGを表示するときに、録画予約番組26の表示部分に録画先がTV受像機2又はBDレコーダ3である旨を表示する。そのため、ユーザは、EPGを見るだけで、録画予約番組26bの録画先としてどこを選択したのか分かるため、利便性が向上する。
次に、本発明の第2の実施形態に係るTV受像機2、BDレコーダ3、及び録画予約番組26bの録画方法について、図12を参照して説明する。本実施形態では、TV受像機2が、インターネットに接続するためのネットワークインタフェース41をさらに備え、制御部20が、メール送信部(報知手段)20gをさらに有すること以外は、上記図2に示したTV受像機2と同様の構成である。また、本実施形態に係るBDレコーダ3は、上記図3に示したBDレコーダ3と同様の構成であり、録画システム1は、図12に示すTV受像機2と、このTV受像機2とHDMIケーブル61で接続されたBDレコーダ3とを含むものである。本実施形態においては、第1の実施形態と同一の構成は同一の符号で示し、その説明を省略する。
ネットワークインタフェース41は、インタ−ネットを介して各種サ−バにデータの送受信を行うものである。メール送信部20gは、ネットワークインタフェース41を用いて、ユーザの携帯電話などにメールを送信する処理を行う。
次に、本実施形態に係る録画システム1における録画予定番組26bの録画処理の一例について、図13に示すフローチャートを参照して説明する。ここでは、録画先としてBDレコーダ3が選択された録画予約番組26bを録画するものとする。また、BDレコーダ3は、電源オンであるものとする。
TV受像機2の制御部20は、録画先としてBDレコーダ3が選択された録画予約番組26bの放送が開始されると(S81)、BDレコーダ3に<Record On>コマンドを送信する(S82)。BDレコーダ3が録画可能であるとき(S83でYES)、BDレコーダ3の制御部30は、受信した<Record On>コマンドの内容に指定されたチャンネルのTV番組の録画を開始する(S84)。BDレコーダ3が録画可能であるか否かは、CECの<Record Status>コマンドを用いて、BDレコーダ3がTV受像機2に通知し、BDレコーダ3が録画中である場合、TV受像機2の制御部20は、BDレコーダ3が録画不可であると判断する。
そして、TV受像機2の制御部20は、録画予約番組26bの放送終了時刻になったときに、<Record Off>コマンドをBDレコーダ3に送信し、BDレコーダ3の制御部30がTV番組の録画を停止する(S85)。そして、TV受像機2の制御部20は、メール送信部20gを用いて、録画予約番組26bをBDレコーダ3に録画した旨のメッセージを含むメールをユーザが有する情報機器に送信する(S90)。
一方、BDレコーダが録画不可である場合(S83でNO)、TV受像機2の制御部20は、TV受像機2に録画可能であるとき(S86でYES)、録画予約番組26bをTV受像機2のHDD28に録画する(S87)。そして、TV受像機2の制御部20は、メール送信部20gを用いて、録画先にBDレコーダ3が選択された録画予約番組26bをTV受像機2に録画した旨のメッセージを含むメールをユーザが有する情報機器に送信する(S88)。TV受像機2のHDD28に録画可能である場合とは、TV受像機2が、第1チューナ部21及び第2チューナ部の両方を用いて、TV番組を録画中ではない場合である。
一方、TV受像機2の制御部20は、TV受像機2に録画できないとき(S86でNO)、メール送信部20gを用いて、録画予約番組26bを録画できない旨のメッセージを含むメールをユーザが有する情報機器に送信する(S89)。
次に、本実施形態に係る録画システム1における録画予定番組26bの録画処理の別の一例について、図14に示すフローチャートを参照して説明する。ここでは、録画先としてTV受像機2が選択された録画予約番組26bを録画するものとする。また、BDレコーダ3は、電源オンであるものとする。
TV受像機2の制御部20は、録画先としてTV受像機2が選択された録画予約番組26bの放送が開始されると(S91)、TV受像機2に録画可能であるとき(S92でYES)、録画予約番組26bをTV受像機2のHDD28に録画する(S93)。そして、制御部20は、メール送信部20gを用いて、録画予約番組26bをTV受像機2に録画した旨のメッセージを含むメールをユーザが有する情報機器に送信する(S100)。
一方、TV受像機2の制御部20は、TV受像機2に録画できないとき(S92でNO)、BDレコーダ3に<Record On>コマンドを送信する(S94)。BDレコーダ3が録画可能であるとき(S95でYES)、BDレコーダ3の制御部30は、受信した<Record On>コマンドの内容に指定されたチャンネルのTV番組(録画予定番組26b)の録画を開始する(S96)。
そして、TV受像機2の制御部20は、録画予約番組26bの放送終了時刻になったときに、<Record Off>コマンドをBDレコーダ3に送信し、BDレコーダ3の制御部30が、TV番組の録画を停止する(S97)。そして、TV受像機2の制御部20は、メール送信部20gを用いて、録画先にTV受像機2が選択された録画予約番組26bをBDレコーダ3に録画した旨のメッセージを含むメールをユーザが有する情報機器に送信する(S98)。
一方、TV受像機2の制御部20は、BDレコーダ3に録画できないとき(S95でNO)、メール送信部20gを用いて、録画予約番組26bを録画できない旨のメッセージを含むメールをユーザが有する情報機器に送信する(S99)。
上述したように、本実施形態に係るTV受像機2、BDレコーダ3、及び録画予約番組26bの録画方法によれば、TV受像機2の制御部20が、メール送信部20gを用いて、録画予約番組26bがTV受像機2又はBDレコーダ3のいずれに録画されたかをユーザが有する情報機器にメールで報知することができる。そのため、ユーザは、録画予約番組26bがどこに録画されたのか容易に知ることができる。なお、上記の録画予約番組26bを録画した機器を示すメッセージや、上記の録画予約番組26bを録画できなかった旨のメッセージをディスプレイ23に表示させることによりユーザに報知してもよい。
また、本実施形態に係る録画システム1、及びTV受像機2によれば、録画予約番組26bの録画先にTV受像機2が選択されている場合に、TV受像機2に録画ができないとき、自動的に録画予約番組26bをBDレコーダ3に録画させるため、録画予約番組26bが録画できないことをより確実に防ぐことができる。また、録画予約番組26bの録画先にBDレコーダ3が選択されている場合も同様に、TV受像機2に録画させるため、同様の効果が得られる。
なお、本発明は、上記各実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、上記各実施形態において、請求項に示す放送受信装置がTV受像機である例を示したが、これに限られず、CECコマンドを送信可能な放送受信装置であればよい。また、請求項に示す録画装置がBDレコーダである例を示したが、これに限られず、CECコマンドを送受信可能であり、TV番組を録画できる録画装置であればよい。例えば、BDレコーダが録画予約されたTV番組を録画できないときに、BDレコーダが<Record On>コマンドをTV受像機に送信して、TV受像機に録画を行わせるものであってもよい。
また、上記各実施形態において、TV受像機に複数のBDレコーダが接続されているときに、各BDレコーダにどのようなジャンルのTV番組を録画させるかを予め指定しておく。例えば、BDレコーダAにはドラマとスポーツの番組、BDレコーダBには映画の番組、BDレコーダCにはそれ以外の番組というように指定しておく。そして、TV受像機が、録画予約番組のジャンルに応じて、録画先のBDレコーダを自動的に設定して録画させるものであってもよい。
2 TV受像機(放送受信装置)
3 BDレコーダ(録画装置)
20 制御部(送信制御手段、確認手段)
20b 録画処理部(録画手段)
20e 録画可否判断部(判断手段)
20f 放送開始時刻補正部(補正手段)
20g メール送信部(報知手段)
26 メモリ(記憶手段)
28 HDD(録画媒体)
30 制御部(録画装置側の録画手段)
30b 録画処理部(録画装置側の録画手段)
34 操作部(録画指示操作手段)
36 HDMI通信部(受信手段)
3 BDレコーダ(録画装置)
20 制御部(送信制御手段、確認手段)
20b 録画処理部(録画手段)
20e 録画可否判断部(判断手段)
20f 放送開始時刻補正部(補正手段)
20g メール送信部(報知手段)
26 メモリ(記憶手段)
28 HDD(録画媒体)
30 制御部(録画装置側の録画手段)
30b 録画処理部(録画装置側の録画手段)
34 操作部(録画指示操作手段)
36 HDMI通信部(受信手段)
Claims (11)
- 録画予約番組の放送開始時刻と放送終了時刻を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記録画予約番組の放送開始時刻に該録画予約番組の録画の開始を指示するための録画開始コマンドを録画装置に送信した後、前記記憶手段に記憶された前記録画予約番組の放送終了時刻に該録画予約番組の録画の停止を指示するための録画停止コマンドを前記録画装置に送信するように制御する送信制御手段とを備える放送受信装置。 - 前記録画装置が起動しているかどうかを確認する確認手段と、
前記確認手段により前記録画装置が起動していないと確認されたときに、前記録画予約番組の前記放送開始時刻を前記録画装置の起動時間に基づいて補正する補正手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。 - 前記録画装置を起動するための起動コマンドを前記録画装置に送信した後、前記録画装置が起動状態であるか否かを確認するための起動確認コマンドを前記録画装置に送信し、前記起動コマンドの送信後から前記起動確認コマンドにより前記録画装置の起動状態を確認するまでの時間を測定することにより、前記録画装置の起動時間を取得することを特徴とする請求項2に記載の放送受信装置。
- 放送局から受信した番組を録画媒体に録画させる録画手段と、
前記録画手段が前記録画予約番組を前記録画媒体に録画できるか否かを判断する判断手段とをさらに備え、
前記送信制御手段は、前記判断手段によって前記録画予約番組を録画できないと判断された場合に、前記録画開始コマンド及び前記録画停止コマンドを前記録画装置に送信するように制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の放送受信装置。 - 前記録画手段は、放送局から受信した複数の番組を前記録画媒体に同時に録画でき、
前記判断手段は、前記録画手段が同時に録画可能な最大の番組数の番組を既に録画中である場合に、該録画予約番組を録画できないと判断することを特徴とする請求項4に記載の放送受信装置。 - 前記送信制御手段によって前記録画開始コマンド及び前記録画停止コマンドが前記録画装置に送信されたときに、前記録画予約番組が該録画装置に録画された旨を報知する報知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の放送受信装置。
- 前記録画開始コマンドは、HDMI−CECの<Record On>コマンドであり、
前記録画停止コマンドは、HDMI−CECの<Record Off>コマンドであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の放送受信装置。 - 前記送信制御手段は、前記録画装置が前記録画開始コマンドに対応していない場合、前記記憶手段に記憶された前記録画予約番組の放送開始時刻に、該録画予約番組の選局を指示するための選局指示送信コマンドと、該録画予約番組の録画の開始を指示するためのリモコンコードに対応する第1送信コマンドとを前記録画装置に送信した後、前記記憶手段に記憶された前記録画予約番組の放送終了時刻になったときに、該録画予約番組の録画の停止を指示するためのリモコンコードに対応する第2送信コマンドを前記録画装置に送信するように制御することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の放送受信装置。
- 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の放送受信装置から送信された前記録画開始コマンド及び前記録画停止コマンドを受信する受信手段と、
放送局から受信した複数の番組を録画装置側の録画媒体に録画する録画装置側の録画手段と、
前記録画装置側の録画手段に番組の録画を指示する録画指示操作手段とを備え、
前記録画装置側の録画手段は、前記録画指示操作手段によって録画を指示された番組を録画中に、前記放送受信装置から送信された前記録画開始コマンドが前記受信手段によって受信されると、該録画開始コマンドで録画の開始を指示された番組の録画をさらに開始した後、前記放送受信装置から送信された前記録画停止コマンドが前記受信手段によって受信されると、前記録画指示操作手段によって録画を指示された番組の録画を停止せず、前記録画開始コマンドによって録画を開始した番組の録画を停止することを特徴とする録画装置。 - 前記録画装置側の録画手段は、前記録画開始コマンドによって録画を開始した番組の数と同じ数の前記録画停止コマンドを前記受信手段が受信するのを待って、前記録画開始コマンドによって録画を開始した全ての番組の録画を停止することを特徴とする請求項9に記載の録画装置。
- 録画予約番組の放送開始時刻と放送終了時刻を記憶する記憶ステップと、
録画装置を起動させるために必要な起動時間を取得する取得ステップと、
前記記憶ステップで記憶された前記録画予約番組の放送開始時刻から前記起動時間を減じた時刻になったときに、該録画予約番組の録画の開始を指示するための録画開始コマンドを前記録画装置に送信した後、前記記憶ステップで記憶された前記録画予約番組の放送終了時刻になったときに、該録画予約番組の録画の停止を指示するための録画停止コマンドを前記録画装置に送信するように制御する送信制御ステップとを備える録画予約番組の録画方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012278218A JP2014123828A (ja) | 2012-12-20 | 2012-12-20 | 放送受信装置、録画装置、及び録画予約番組の録画方法 |
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JP2014123828A true JP2014123828A (ja) | 2014-07-03 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101479443B1 (ko) * | 2014-02-19 | 2015-01-06 | 한양대학교 산학협력단 | 텔레비전 및 방송수신기의 소급 타임 쉬프트 개인용 비디오 녹화 방법 및 장치 |
-
2012
- 2012-12-20 JP JP2012278218A patent/JP2014123828A/ja active Pending
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