JP2014123659A - 電子機器及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ヒートシンク2と、ヒートシンク2の配置面11a上に配される基板3と、基板3を囲むように配置面11a上に配される筒状の枠体4と、枠体4の内側に充填されて基板3を封止する封止樹脂5と、枠体4の軸方向の第一端部4Aを配置面11aに向けて押し付けて固定する固定手段と、を備え、配置面11aと基板3及び前記枠体4の第一端部4Aとの間に弾性変形可能な放熱シート8が介在している構成の電子機器1を提供する。
【選択図】図1
Description
これらの構成では、電子部品や基板の熱をヒートシンクに逃がすことができる。
また、この種の電子機器には、基板や電子部品の放熱効率向上だけではなく、製造効率の向上や製造コストの削減も求められている。
また、上記電子機器によれば、固定手段によって枠体をヒートシンクの配置面に向けて押さえつけることにより、枠体の軸方向の第一端部が放熱シートに食い込んで放熱シートが弾性的に圧縮されるため、ヒートシンクと枠体との隙間を確実に埋めることができる。すなわち、筒状に形成された枠体の一方の開口部をヒートシンクによって隙間なく閉塞することができる。したがって、枠体をヒートシンクに固定した後に枠体の他方の開口部から封止樹脂を流し込む際に、封止樹脂がヒートシンクの配置面と枠体との間から外部に漏れ出すことを防止できる。
上記電子機器では、ヒートシンクの凹凸部と枠体の第一端部とを嵌め合わせることで、ヒートシンクと枠体の第一端部との間に介在する放熱シートの周縁部分を凹凸部と枠体の第一端部との間に挟み込むことができる。したがって、枠体をヒートシンクに取り付けた後に封止樹脂を枠体の内側に流し込む際に、ヒートシンクと枠体との間から封止樹脂が漏れることをより確実に防ぐことができる。
上記電子機器では、基板及び枠体の第一端部を順番にヒートシンクの配置面に押し付けることで、ヒートシンクと枠体との間から樹脂が漏れることをより確実に防ぐことが可能である。
上記電子機器によれば、枠体をヒートシンクに取り付けるだけで、基板が押付部によってヒートシンクの配置面に押し付けられて、基板をヒートシンクに取り付けることが可能となる。したがって、電子機器の製造効率向上をさらに図ることができる。また、従来のように基板をヒートシンクに取り付ける別個の部材(例えばネジ等)が不要となるため、電子機器の構成部品点数を減らして、製造コスト削減をさらに図ることもできる。
上記電子機器によれば、係合部を被係合部に係合させる操作だけで、枠体をヒートシンクに取り付けることができるため、電子機器の製造効率向上をさらに図ることができる。また、係合部や被係合部がヒートシンクや枠体に形成されているため、電子機器の構成部品点数を減らして、製造コスト削減をさらに図ることができる。
前記基板及び前記枠体の第一端部の他方を前記膨出部に押し付けるとよい。
以下、図1〜6を参照して本発明の第一実施形態について説明する。
図1に示すように、この実施形態に係る電子機器1は、ヒートシンク2と、放熱シート8と、基板3と、枠体4と、封止樹脂5とを備えている。
ヒートシンク2は、例えばアルミニウム等のように熱伝導率の高い材料からなり、図1,2に示すように、板状に形成された本体部11と、本体部11から突出する複数のフィン12とを備えている。本体部11の上面は、後述する基板3や枠体4を配置する平坦な配置面11aとなっている。
また、本実施形態のヒートシンク2における挿入穴14は、配置面11aの周縁領域のうち互いに向かい合う二つの角部に一つずつ形成されている。
本実施形態の放熱シート8は、配置面11aの形状に倣って平面視矩形状に形成されている。また、連通孔16は、ヒートシンク2の挿入穴14と同様に、放熱シート8のうち互いに向かい合う二つの角部に一つずつ形成されている。なお、図示例では、放熱シート8が配置面11a全体を覆っているが、これに限ることはない。
この基板3は、その他方の主面3b(第二主面3b)がヒートシンク2の配置面11aに配された放熱シート8上に重ねて配されている。
延出部22は、ヒートシンク2の配置面11aに対向する枠体4の軸方向の第一端部4Aから枠体4の軸方向に突出しており、ヒートシンク2の側面11c,11dに配されている。
鉤部23は、延出部22に対して枠体4の外周面4c側から内周面4d側に向かう方向(枠体4の径方向内側)に突出している。この鉤部23は、枠体4の軸方向に直交して延出部22の延出方向と逆に向く係合平坦面23aと、係合平坦面23aと延出部22との間に形成される係合傾斜面23bとを有している。係合傾斜面23bは、係合平坦面23a及び延在部の延在方向の両方に対して傾斜している。
以上のように、本実施形態では、枠体4に形成された複数の爪部21が係合部となっており、ヒートシンク2に形成された凹所13が、係合部に係合する被係合部となっている。また、これら係合部及び被係合部によって、枠体の第一端部をヒートシンクの配置面に押し付けて固定する固定手段が構成されている。
本実施形態の押付部31は、枠体4の内周面4dから内側に突出するベース部32と、ベース部32の突出方向先端部から枠体4の軸方向に沿って第一端部4A側に延在する弾性変形部33と、を備えている。なお、図示例では、ベース部32が枠体4の第二端部4B近傍に配されているが、これに限ることはなく、少なくとも枠体4の軸方向に沿って弾性変形部33の延在方向先端部よりも枠体4の第二端部4B側に配されていればよい。
このように押付部31が構成されるため、枠体4を放熱シート8上に配した状態では、弾性変形部33の延在方向先端部が基板3の第一主面3aに押し付けられて、弾性変形部33が弾性変形する。そして、弾性変形部33に生じる弾性力によって基板3がヒートシンク2の配置面11aに向けて押し付けられる。また、この押し付けにより、基板3が放熱シート8に食い込んで放熱シート8が弾性的に圧縮される。
封止樹脂5は、枠体4の内側に充填され、基板3を封止している。本実施形態では、基板3、電子部品6及び枠体4の押付部31が封止樹脂5によって埋設されている。また、端子ピン7のうち枠体4の内側に位置する端子ピン7の基端部が封止樹脂5によって埋設され、端子ピン7の先端部が封止樹脂5の外部に突出している。
本実施形態の電子機器1を製造する際には、はじめに、放熱シート8をヒートシンク2の配置面11aに配置する第一工程を実施し、次いで、基板3及び枠体4の第一端部4Aを放熱シート8に押し付ける第二工程を実施すればよい。
本実施形態の第二工程では、はじめに、基板3をヒートシンク2の配置面11aに配置し、次いで、枠体4をヒートシンク2に取り付ければよい。枠体4を取り付ける際には、枠体4の複数の爪部21をヒートシンク2の凹所13に係合させればよい。この係合の際には、爪部21の延出部22が弾性的に撓むことで、ヒートシンク2が複数の爪部21の間に挟み込まれ、各爪部21の鉤部23が凹所13に入り込むことで爪部21を凹所13に係合させることができる。これにより、枠体4の第一端部4Aがヒートシンク2の配置面11aに押し付けられ、枠体4がヒートシンク2に固定される。言い換えれば、枠体4の第一端部4A側の開口部(一方の開口部)がヒートシンク2によって閉塞される。
このように基板3が枠体4よりも先に配置面11aに向けて押し付けられる場合には、図6(a)に示すように、放熱シート8のうち基板3を配する領域(一部領域)の部分が、配置面11aと基板3との間に挟み込まれて押圧されることで、一部領域を囲む放熱シート8の周囲領域に押し広げられる。これにより、放熱シート8の周囲領域には、放熱シート8の厚さ方向に膨らんで基板3を囲む膨出部8Aが形成される。なお、図6(a)における二点鎖線は、基板3を放熱シート8に押し付ける前の状態における放熱シート8の上面の位置を示している。
なお、この効果は、基板3がアルミ基板である場合に特に有効である。すなわち、基板3がアルミ基板である場合、端子ピン7は基板3の第一主面3aに対してはんだ付けだけで接合されるため、基板3と端子ピン7との接合が弱く、基板3と端子ピン7との接合部分に応力が集中しやすい。そこで、前述のように電子機器1が実装されれば、基板3やヒートシンク2の重量によって上記接合部分にかかる応力を効果的に低減できる。
以上のことから、本実施形態の電子機器1によれば、その実装に際して基板3やヒートシンク2の重量を支持したり、スタンドオフを作り出したりするための別個の部材(例えば基板3から実装基板9に向けて延びる支柱)が不要となるため、効率よく電子機器1を実装基板9に搭載することが可能となる。
また、本実施形態の電子機器1では、押付部31が基板3を配置面11aに沿う方向から挟み込むように枠体4の内周面4dの周方向に複数配列されているため、枠体4をヒートシンク2に取り付けるだけで、配置面11a上における基板3の位置決めを容易に行うことができる。
この場合、実装基板9における電子機器1の実装領域を最低限に抑えて、実装基板9に対して電子機器1を含む多数の実装部品を高密度に実装することが可能となる。すなわち、枠体4と端子ピン7との相対位置の誤差が大きい場合には、実装基板9における電子機器1の実装領域を枠体4の大きさよりも大きく設定する必要があるが、枠体4と端子ピン7との相対位置の誤差を小さく設定でできることで、電子機器1の実装領域を小さく設定することが可能となる。これにより、実装基板9上において電子機器1とこれに隣り合う他の実装部品との間隔を狭く設定することができる。
次に、図8〜9を参照して本発明の第二実施形態について説明する。
この実施形態では、第一実施形態の電子機器1と比較して、枠体4に形成される押付部の構成のみが異なっており、その他の構成については第一実施形態と同様である。本実施形態では、第一実施形態と同一の構成要素について同一符号を付す等して、その説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態の枠体4の内周面4dには、第一実施形態の場合と同様に、枠体4を放熱シート8上に配した状態で基板3をヒートシンク2の配置面11aに向けて押し付ける押付部(押付手段)51が一体に形成されている。また、押付部51は、第一実施形態の押付部31と同様に、基板3をヒートシンク2の配置面11aに沿う方向から挟み込むように、枠体4の周方向に互いに間隔をあけて複数配列されている。
以上のように構成される複数の押付部51は、位置調整傾斜面53aが放熱シート8上に配された基板3の第一主面3aと側面3cとの角部に当接し、前述したように棒状部53や枠体4が弾性的に撓むことで、基板3を配置面11aに押し付け、さらに、基板3を枠体4の内側に付勢する。
そして、本実施形態の電子機器は、第二工程を第一実施形態と同様に実施することで製造することが可能である。すなわち、基板3をヒートシンク2の配置面11aに配置した後に、枠体4をヒートシンク2に取り付けることができる。また、図6に示したように、基板3を配置面11aに向けて押し付けた後に、枠体4の第一端部4Aを配置面11aに向けて押し付けることができる。なお、枠体4をヒートシンク2に取り付ける際には、複数の押付部51の位置調整傾斜面53aが基板3の第一主面3aと側面3cとの角部に当接することで、基板3が配置面11aに向けて押し付けられる。
また、配置面11a上における基板3の位置がずれている場合には、基板3の角部が位置調整傾斜面53aによって配置面11aに沿う方向に押されて、基板3の位置調整がなされる。これによって、配置面11a上における基板3の位置ずれを防ぐことができる。
その後、図9(b)に示すように、基板3が配置面11aに向けて押し付けられると、膨出部8Bが放熱シート8の厚さ方向に圧縮されて基板3の周囲に押し広げられ、膨出部8Bが枠体4の第一端部4Aの内周面4dに押し付けられる。すなわち、枠体4の第一端部4Aに対して放熱シート8が密着する面積を拡大できる。
すなわち、図6に示すように、基板3を放熱シート8に押し付けた後に枠体4の第一端部4Aを膨出部8Aに押し付けることで、枠体4の第一端部4Aを放熱シート8に大きく食い込ませることができるため、ヒートシンク2と枠体4との隙間をより確実に埋めて、封止樹脂5の漏れをより確実に防止できる。
また、図9に示すように、枠体4の第一端部4Aを放熱シート8に押し付けた後に、基板3を膨出部8Bに押し付けることで、枠体4の第一端部4Aに対して放熱シート8が密着する面積を拡大できるため、ヒートシンク2と枠体4との隙間をより確実に埋めて、封止樹脂5の漏れをより確実に防止できる。
次に、図10,11を参照して本発明の第三実施形態について説明する。
この実施形態では、第一実施形態の電子機器1と比較して、ヒートシンク2と枠体4の第一端部4Aとの接続構造のみが異なっており、その他の構成については第一実施形態と同様である。本実施形態では、第一実施形態と同一の構成要素について同一符号を付す等して、その説明を省略する。
図10,11に示すように、本実施形態のヒートシンク2の配置面11aには、枠体4の第一端部4Aに嵌め合せる凹凸部61が形成されている。凹凸部61は、筒状に形成された枠体4の平面視形状に対応する平面視環形状に形成されている。本実施形態の凹凸部61は、図2に示す枠体4の形状に対応するように、平面視矩形のリング状に形成されている。
一方、図11に示す第二例の凹凸部61は、ヒートシンク2の配置面11aから突出する凸状部61Bである。この場合には、第一端部4Aに凸状部61Bを挿入するための平面視環状の挿入溝62が形成される。そして、放熱シート8が枠体4の挿入溝62の内面とこの挿入溝62に嵌め込まれたヒートシンク2の凸状部61Bとの間に挟み込まれている。
また、本実施形態の電子機器の製造方法では、第一工程において、凹凸部61を含むヒートシンク2の配置面11aを放熱シート8により覆えばよい。そして、第二工程において、枠体4の第一端部4Aを凹凸部61に嵌め合せればよい。これにより、枠体4の第一端部4Aとヒートシンク2の凹凸部61との間に放熱シート8を挟み込むことができる。
また、本実施形態の電子機器及び製造方法によれば、枠体4の第一端部4Aとヒートシンク2の凹凸部61との間に放熱シート8を挟み込むことができるため、枠体4をヒートシンク2に取り付けた後、第三工程において枠体4内に封止樹脂5を流し込む際に、封止樹脂5がヒートシンク2の配置面11aと枠体4との間から漏れ出すことをより確実に防ぐことが可能となる。
例えば、ヒートシンク2に形成される凹所13は、上記実施形態のように枠体4の軸方向に直交する方向に窪んで形成されることに限らず、少なくとも枠体4の爪部21が係合するように枠体4の軸方向に交差する方向に窪んで形成されていればよい。例えば凹所13は、鉤部23の係合傾斜面23bに当接する角部15が直角ではなく鋭角あるいは鈍角となるように形成されてもよい。
また、凹所13は、ヒートシンク2の第一側面11cと第二側面11dとで別々に分けて形成されることに限らず、例えば溝状に形成された第一側面11cの第一凹所13Aを第二側面11dまで延ばす等して一つに形成されてもよい。
さらに、枠体4の第一端部4Aをヒートシンク2の配置面11aに押し付けて固定する固定手段は、係合部(複数の爪部21)及び被係合部(凹所13)によって構成されることに限らず、例えば、ヒートシンク2及び枠体4をねじで止める構成であってもよい。この構成では、ヒートシンク2及び枠体4の一方にねじを枠体4の軸方向に挿通させる貫通孔を形成し、他方にねじを羅着させるねじ穴を形成すればよい。
さらに、上記実施形態では、ヒートシンク2に挿入穴14が形成され、枠体4に突起41が形成されているが、例えばヒートシンク2に突起41が形成され、枠体4に挿入穴14が形成されていてもよい。また、ヒートシンク2及び枠体4には、挿入穴14及び突起41が形成されていなくてもよい。
2 ヒートシンク
11a 配置面
13 凹所
3 基板
4 枠体
4A 第一端部
4d 内周面
21 爪部
31,51 押付部(押付手段)
5 封止樹脂
8放熱シート
8A,8B 膨出部
Claims (9)
- ヒートシンクと、該ヒートシンクの配置面上に配される基板と、基板を囲むように前記配置面上に配される筒状の枠体と、枠体の内側に充填されて前記基板を封止する封止樹脂と、前記枠体の軸方向の第一端部を前記配置面に向けて押し付けて固定する固定手段と、を備え、
前記配置面と前記基板及び前記枠体の第一端部との間に弾性変形可能な放熱シートが介在していることを特徴とする電子機器。 - 前記ヒートシンクの配置面に、前記枠体の第一端部に嵌め合わせる平面視環状の凹凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記基板を前記配置面に向けて押し付ける押付手段を備え、
前記放熱シートには、その一部領域が前記配置面と前記基板あるいは前記枠体の第一端部との間に挟み込まれて押圧されることで、前記一部領域を囲む放熱シートの周囲領域に押し広げられて、前記周囲領域において前記放熱シートの厚さ方向に膨らんで前記基板あるいは前記第一端部を囲む膨出部が形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器。 - 前記押付手段が、前記枠体の内周面に一体に形成された押付部であることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
- 前記固定手段が、前記ヒートシンク及び前記枠体の一方に形成される係合部と、前記ヒートシンク及び前記枠体の他方に形成されて前記係合部に係合する被係合部とを備え、
前記係合部と前記被係合部とが係合した状態において、前記枠体の軸方向の第一端部が前記配置面に向けて押し付けられることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子機器。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電子機器の製造方法であって、
前記ヒートシンクの配置面に前記放熱シートを配置する第一工程と、
前記基板及び前記枠体の第一端部を前記放熱シートに押し付け、前記枠体の一方の開口部を前記ヒートシンクによって閉塞する第二工程と、
前記枠体の他方の開口部から前記枠体内に溶融した前記封止樹脂を流し込む第三工程とを順番に実施することを特徴とする電子機器の製造方法。 - 前記第二工程において、前記基板及び前記枠体の第一端部の一方を前記放熱シートの一部領域に押し付けることで、前記一部領域の部分が前記一部領域を囲む放熱シートの周囲領域に押し広げられて、前記周囲領域において前記放熱シートの厚さ方向に膨らんで前記基板あるいは前記第一端部の一方を囲む膨出部が形成され、
前記基板及び前記枠体の第一端部の他方を前記膨出部に押し付けることを特徴とする請求項6に記載の電子機器の製造方法。 - 前記第二工程において、前記基板を前記放熱シートに押し付けた後に、前記枠体の第一端部を前記膨出部に押し付けることを特徴とする請求項7に記載の電子機器の製造方法。
- 前記第二工程において、前記枠体の第一端部を前記放熱シートに押し付けた後に、前記基板を前記膨出部に押し付けることで、前記膨出部が前記基板の周囲に押し広げられて前記枠体の内周面に押し付けられることを特徴とする請求項7に記載の電子機器の製造方法。
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