JP2014123637A - 部品実装装置 - Google Patents

部品実装装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014123637A
JP2014123637A JP2012278820A JP2012278820A JP2014123637A JP 2014123637 A JP2014123637 A JP 2014123637A JP 2012278820 A JP2012278820 A JP 2012278820A JP 2012278820 A JP2012278820 A JP 2012278820A JP 2014123637 A JP2014123637 A JP 2014123637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component mounting
nozzle
mounting apparatus
substrate
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012278820A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6001438B2 (ja
Inventor
Isao Takahira
功 高平
Hironori Ogawa
博紀 小川
Takashi Saegusa
高志 三枝
Eri Takano
恵利衣 高野
Tomohiro Inoue
智博 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Instruments Co Ltd
Original Assignee
Hitachi High Tech Instruments Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi High Tech Instruments Co Ltd filed Critical Hitachi High Tech Instruments Co Ltd
Priority to JP2012278820A priority Critical patent/JP6001438B2/ja
Publication of JP2014123637A publication Critical patent/JP2014123637A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6001438B2 publication Critical patent/JP6001438B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

【課題】特許文献1では、2台のカメラが必要であり、また、カメラ視野が斜め方向からであるため、正確な実装誤差を計測するためには実装前に画像処理を行うことが必要となる。本発明への画像処理の適用を排除する訳ではないが、高速部品実装のためには部品実装は短時間の間に行われることが望ましく、画像処理の時間はより短い方が望ましい。
【解決手段】
本発明は、基板が搭載されるべき面の法線に対して実質的に平行な光軸を有するカメラと、カメラの光軸に対して傾斜した軌跡を描くノズルを有し、カメラの光軸とノズルの軌跡は基板上で交差することを特徴とする。
【選択図】図8

Description

本発明は、基板に処理を施す処理ヘッド、それを用いた処理装置に関する。本発明は、例えば、電子部品を吸着し、基板に電子部品を搭載する部品実装装置に関する。
現在、様々な電気製品の基板に電子部品を実装する作業は自動化されており、その際に使用されるのが部品実装装置である。基板に装着する電子部品は年々微小化が進んでいる。電子部品の微小化は今後も進むことが予想され、部品実装装置にはさらなる高速高精度実装が要求されている。高速高精度実装を実現するためには、部品を保持するノズルの動作軸には高速動作が要求される。
先行技術としては特許文献1乃至6が挙げられる。
特開2007−72046号公報 特開平05−251897号公報 特開2005−217009号公報 特表2005−537630号公報 特開平06−216587号公報 特開2003−008295号公報
特許文献1では、2台のカメラが必要であり、また、カメラ視野が斜め方向からであるため、正確な実装誤差を計測するためには実装前に画像処理を行うことが必要となる。本発明への画像処理の適用を排除する訳ではないが、高速部品実装のためには部品実装は短時間の間に行われることが望ましく、画像処理の時間はより短い方が望ましい。
本発明は、基板が搭載されるべき面の法線に対して実質的に平行な光軸を有するカメラと、カメラの光軸に対して傾斜した軌跡を描くノズルを有し、ノズルの軌跡が基板上でカメラの光軸に到達することを特徴とする。
本発明によれば実装精度、及び実装速度の少なくとも1つを向上させることが可能となる。
実施例1に係る部品搭載装置全体の上面図。 図1の部品搭載装置を図1の矢印130から観察した場合の矢視図。 ヘッドアクチュエータ113の第1の構成を説明する図。 ノズルシャフト311の上下動作を説明する図。 ノズルシャフト311の回転動作を説明する図。 ノズル回転モータ316を下面からみた説明図。 ヘッドアクチュエータ113の第2の構成を説明する図。 第1の構成のノズル317、及び第2の構成のノズル317周辺の詳細を説明する図。 第2の構成での部品実装を説明するフローチャート。 第2の構成のヘッドアクチュエータ700をノズル712側から説明する図。 ヘッドアクチュエータとカメラの位置関係を説明する図。 ヘッドアクチュエータとカメラの他の位置関係を説明する図。 図12の方式で得た画像を説明する図。 第2の構成でのカメラ901が得た画像を説明する図。 第2の構成について更に詳細に説明する図。 第1の構成での部品供給装置151について説明する図。 第2の構成での部品供給装置151について説明する図。 実施例2を説明する図。 実施例2を説明する図(続き)。 実施例3を説明する図。 実施例3を説明するフローチャート。 実施例4を説明する図。 実施例5を説明する図。
以下、実施例について図面を用いて説明する。
図1は実施例1に係る部品搭載装置全体の上面図である。基板123は紙面左側から基板ガイド191によって電子部品搭載位置に搬送される。
基板の搬送方向に直交する方向に第1のYビーム101、第2のYビーム102、第3のYビーム180が配置されている。第3のYビーム180には、後述するXビーム103、105の進行方向を規定するためのガイド181、及びXビーム104、106の進行方向を規定するためのガイド182が配置されている。
第1のYビーム101、及び第3のYビーム180によって、Xビーム103、105は移動する。第2のYビーム102と第3のYビーム180によって、Xビーム104、06が移動することになる。より具体的には、Xビーム103、104、105、106は、それぞれ、第1のYビーム101、第2の102それぞれに配置されたリニアモータ等のアクチュエータ107、108によって基板の搬送方向に対して実質的に直交方向に移動することになる。
Xビーム103、104、105、106のそれぞれには、リニアモータ等のアクチュエータ109、110、111、112が配置されている。そして、アクチュエータ109、110、111、112にはそれぞれ、電子部品を基板123に搭載するヘッドアクチュエータ113、114、115、116がそれぞれ配置されている。 ここでアクチュエータ109、110、111、112は、リニアモータではなく、ボールネジ等の機構を用いれば安価かつ軽量な構成とすることができる。
そして、ヘッドアクチュエータ113、114、115、116は、それぞれアクチュエータ109、110、111、112によってYビーム101、102に対して実質的に直交方向(基板搬送方向に対して実質的に水平方向)に駆動される。
電子部品をヘッドアクチュエータ113、114、115、116に供給する部品供給装置151、152、153、154は第1のYビーム101、第2のYビーム102の両端に配置されている。ヘッドアクチュエータ113は、部品供給装置151から電子部品を補給する。ヘッドアクチュエータ114は、部品供給装置153から電子部品を補給する。ヘッドアクチュエータ115は、部品供給装置152から電子部品を補給する。ヘッドアクチュエータ116は、部品供給装置154から電子部品を補給する。
例えば、ヘッドアクチュエータ113について搭載する電子部品が無くなった場合は、アクチュエータ107によってXビーム103が部品供給装置151の手前(又は上方)に移動し、ヘッドアクチュエータ113はノズルに電子部品を吸着することになる。この補給動作は、ヘッドアクチュエータ114、115、116についても同様である。
そして、部品搭載装置にはノズルに吸着された電子部品の姿勢を確認するカメラ117、118、119、120が、部品供給装置151、152、153、154のそれぞれと基板123との間に配置されており、補給された電子部品の姿勢はこのカメラ117、118、119、120によってそれぞれ確認される。
もし、姿勢に傾きが検出された場合は、ヘッドアクチュエータ113、114、115、116が電子部品の傾きを調整する。
なお、このカメラ位置であれば、ヘッドアクチュエータ113、114、115、116のそれぞれは、基板123に至る経路でカメラ117、118、119、120に撮像されることになるので効率が良い。また、制御部124は、上述した様々な動作の処理、制御、及び後述する様々な動作の処理、制御を行う。
図2は、図1の部品搭載装置を図1の矢印130から観察した場合の矢視図である。ここでは、第1のYビーム101、及びヘッドアクチュエータ113周辺の構造について詳細に説明するが、他のヘッドアクチュエータについても同様である。
第1のYビーム101の上にはアクチュエータ107が配置されている。アクチュエータ107にはXビーム103が接続されている。Xビーム103の一方の端部はアクチュエータに接続されており、Xビーム103のもう一方の端部はガイド181に接続されている。Xビーム103は、荷台201上の基板123の搬送方向に対して実質的に直交方向に移動することになる。
Xビーム103の側面にはアクチュエータ109が配置されている。このアクチュエータ109には、ヘッドアクチュエータ113が接続されている。ヘッドアクチュエータ113は、アクチュエータ109によって基板搬送方向に対して実施的に平行に移動することになる。
本実施例の部品実装装置では、ヘッドアクチュエータ113、114、115、116が各々、独立して移動する。よって、従来よりも高速な部品搭載装置を構成することができる。
なお、図1では、Xビームが4つの場合を説明したが、Xビームの数は4つでなくても良い。また、Xビーム103、104、105、106はそれぞれ取り外し可能にしても良い。その場合は、例えば、異なる種類のヘッドアクチュエータを接続することもでき、より多彩な部品の搭載を実現することもできる。上述したビームの構成により、各ヘッドアクチュエータ113、114、115、116を独立して自在に駆動することが可能となる。
次にヘッドアクチュエータ113の第1の構成について説明する。なお、ここではヘッドアクチュエータ113の構成について説明するが、他のヘッドアクチュエータ114、115、116の構成についても同様である。
図3はヘッドアクチュエータ113の正面図である。ヘッドフレーム301は図2のXビーム103に接続されている。ノズル上下モータ302はフレーム301に接続されている。ノズル上下モータ302には、ボールネジ308が接続されている。さらにボールネジ308の端部はガイド318によって支持されている。ボールネジ308には、アーム309が接続されている。アーム309の先端はノズル移動部310の少なくとも周囲に形成された凸な部分350(凸部)を挟み込む構造(凹型)になっている。
ノズル移動部310には、中空構造のノズルシャフト311が接続されている。さらに、ノズルシャフト311は、ロータ313に接続されている。そしてノズルシャフト311の先端には開口を有する電子部品を吸着するためのノズル317が取り外し可能に接続されている。また、図示はしていないが、ヘッドアクチュエータ113は、ノズル317を吸引するための吸引力を発生するためのポンプも有している。
ノズル回転モータ316はフレーム301に接続されおり、ノズルシャフト311は、ノズル回転モータ316とロータ313との相互作用によって、回転することになる。
次にノズルの選択動作、上下動作、回転動作について、ヘッドアクチュエータ113の構成をさらに詳細に説明する。
図4は、ヘッドアクチュエータ113のセンタースプライン306、ノズル選択用ベルト307、ノズル移動部310、ノズルシャフト311、ノズル台座320付近の詳細を説明する図である。
まず、ノズルの上下動作について説明する。ノズル移動部310はセンタースプライン306に接続されている。センタースプライン306は、ノズル移動部の移動方向を規定するガイドとしての役割を果たす。
ノズル移動部310は、前述した少なくとも周囲に凸な部分350(凸部)を有しており、その凸部をアーム309に把持されている。さらに、この凸部350にはL字型のアーム351が接続されている。このアーム351の先端は、ノズル台座320の切り欠き部352(別の表現としては、凹部)に配置されている。さらに、各ノズルシャフト311は、回転体353を介して、ノズル台座320に配置されている。
そして、アーム309がノズル上下モータ302によって、上下に移動すると、それに伴って、ノズル移動部310、さらにそれに接続されたアーム351、アーム351の先端上の回転体353、回転体353に接続されたノズルシャフト311が上下することとなる。
次に、ノズルの選択動作について説明する。センタースプライン306において、ノズル選択用ベルト307がノズル選択モータ303によって回転すると、センタースプライン306も回転し、センタースプライン306に接続されたノズル移動部310、及びノズル台座320も同期して、同じ角度だけ回転する。そして、ノズル台座320の回転に伴って、切り欠き部352も回転する。これによって、ノズル台座上の任意のノズルシャフト311を選択することができる。
なお、ノズル台座320に接触しているのは、前述したローラ等の回転体353であるため、ノズル台座320が回転する際の摩擦の影響を少なくすることができる。ここで、発塵の影響を考慮するなら、回転体353の硬度と、ノズル台座320の硬度は同じであることが望ましい。
このような構成によって、ヘッドアクチュエータ113という限られた空間の中で効率的に、ノズルの選択動作、上下動作を行うことが可能となる。
次に、ヘッドの回転動作について図5を用いて説明する。ノズル回転モータ316はロータ313を回転させることにより、ロータ313に取り付けられたノズルシャフト311をロータ313の中心を回転軸として回転させる。これにより、ノズルシャフト313に取り付けられたローラ等の回転体353は、ノズル台座320上を回転する。これにより任意のノズルシャフト311を任意の角度へ移動することができ、また、L字型のアーム351上に移動することが可能となる。
図6にノズル回転モータ316を下面からみた説明図を示す。複数のノズル317はロータ313の中心から距離r(符号606)の位置に同心円状に配置されている。なお、配置の仕方は同心円状でなくともよい、つまり距離rはノズル317毎に異なって良いということである。
ノズル317には電子部品603が真空吸着されている。部品実装の際には、ノズル回転モータ316、及びロータ313によってノズル317は位置604から位置607へ矢印608の向きに回転し移動することが可能である。ノズル317が位置607に移動した際、電子部品603の理想位置は位置610であるが、ロータ313によりノズル317が移動する際の望ましくない要因(例えば、振動等の外乱、エンコーダ値の読みこみエラー、モータの発熱)により理想位置に停止しなかった場合、ノズル317が移動した後の電子部品603の位置は位置610ではなく誤差613だけ離れた位置611となる場合もある。
次にヘッドアクチュエータ113の第2の構成について説明する。図7はヘッドアクチュエータ113の第2の構成を説明する図である。ヘッドフレーム701は図2のXビーム103に接続される。ノズル上下モータ702はフレーム701に接続されている。ノズル上下モータ702には、ボールネジ703が接続されている。さらにボールネジ703の端部はガイド704によって支持されている。ボールネジ703には、アーム705が接続されている。アーム705の先端はノズル移動部706の少なくとも周囲に形成された凸な部分707(凸部)を挟み込む構造(凹型)になっている。
ノズル移動部706には、凸部707からノズルシャフト708に向かって伸びるアームと、アームの先端に接続された転がり機構が形成されている。転がり機構の例としては、ボール709が挙げられる。各ノズルシャフト708の端部には傾斜した板710が形成されており、ボール709が板710上を転がることで、ノズルシャフト708の選択動作が行われる。そして、ノズル移動部706の下降に伴い、アーム及びボール709は板710を押すことになり、その結果ノズルシャフト708の下降動作が行われることになる。なお、詳細は後述するがノズル712とロータ711との間にはバネが配置されており、ノズル移動部706が下降した後に上昇するとバネの初期状態に戻ろうとする力により、ボール709に押されたノズルシャフト708は初期位置へ戻ることになる。
ノズルシャフト708は、ロータ711に接続されている。そしてノズルシャフト708の先端には開口を有する電子部品603を吸着するためのノズル712が取り外し可能に接続されている。
ノズル回転モータ713はヘッドフレーム701に接続されおり、ロータ711との相互作用によってヘッド中心回転軸としてノズル712群を回転させる機能を持つ。
第2の構成もノズル選択用ベルト307、ノズル選択用ベルト307を駆動するためノズル選択モータ303を有する。
センタースプライン306は、ノズル移動部706の移動方向を規定するガイドとしての役割を果たす。
センターシャフト304は同心円状に配置されたノズルシャフト708、及びノズル712の内側に配置された中空のケーシングである。センターシャフト304は、ロータリージョイント305と共にノズル712が電子部品を真空吸着する際の真空の流路、及び後述するカメラ901を制御するための配線類を制御部124へ導く通路の役割を果たす。
次に、図8を用いて第1の構成のノズル317、及び第2の構成のノズル317周辺の詳細について説明する。第1の構成のノズル317は、その軌跡811が基板123が搭載されるべき面の法線810と実質的に平行となるよう配置されている。なお、ノズル317の裏面にはバネ801配置されている。バネ801はノズル317が初期位置にある状態で所定の力により収縮した状態となっている。
次に、第2の構成について説明する。同心円状に配置されたノズル712の内部、より具体的には実質的な同心円の中心には部品搭載位置を認識するためのカメラ901が配置されている。カメラ901の光軸812は基板123が搭載される面の法線810に対して実質的に平行である。ここで、実質的に平行とは、例えば厳密に平行である必要はなく、無視できる程度の誤差や、本実施例の作用効果を奏する上で許容できる程度に平行ではないことは許容できるし、そのような状態も本明細書の開示の範囲内という意味である。
ノズル712は、その軌跡813が法線810、及び光軸812のうち少なくとも1つ(望ましくは双方)に対して傾斜するよう配置されている。カメラ901の焦点814は実質的に基板123上にあるよう調整される。なお、焦点814は厳密な意味で基板123の表面上にある必要は無く、カメラ901の焦点深度内に実質的に基板123の表面があれば良い。このことは、本実施例の基板123を保持する保持部は基板123がカメラ901の焦点深度内に実質的にあるよう基板を保持すると表現することもできる。
ノズル712は、その軌跡813が基板123上で実質的に光軸812へ到達するよう配置されている。ここで実質的にとは、軌跡813は光軸812へ厳密な意味における基板123の表面上で到達する必要はなく、電子部品を所望の位置へ実装することできれば、軌跡813と光軸812との間の僅かなずれや軌跡813が光軸812に完全には到達しない状態も、「軌跡813は光軸812へ到達した」と表現して良いということである。
なお、軌跡813はノズル712の先端から延びる光軸812に対して傾斜した線という表現に置き換えることもできる。
ノズル712は、軌跡813が焦点814に実質的に到達するよう法線810に対して傾斜して配置されている。その他の表現としては、軌跡813はカメラ901の焦点深度内に到達するとも表現することができる。また、複数のノズル712は、それらの軌跡813が実質的に焦点814へ到達するよう配置されている。
第2の構成では、ロータ711の下面(基板123側の面)はカメラ901の像にロータ711が写りこまないよう円錐状に窪んでいる。他の表現としては、カメラ901は相対的にロータ711から突出していると表現することもできる。
ノズル712の裏面には弾性体の一例であるバネ802が配置されている。バネ802はノズル317が初期位置にある状態(基板123から所定の距離離れた状態)で初期状態(伸縮していない状態)である。ノズル移動部706が下降した後に上昇するとバネ802は初期状態に戻ろうとする結果、矢印815の向きの力をノズル711に発生させる。その結果、ノズル712は初期位置へ戻ることになる。なお、ノズル712の裏面にはバネ802だけでなく、バネ802の振動の集束を促すよう油圧式ダンパーに例示される減衰システムをバネ802に組み合わせても良い。
次に、図9を用いて、第2の構成での部品実装を説明する。制御部124から指示によりヘッドアクチュエータ113は第1のビーム101、Xビーム103によって設計データ上の部品実装位置へ移動する(ステップ9001)。
設計データ上の部品実装位置へ移動した後、カメラ901は基板123上の少なくとも一部の像を得る。制御部124は得られた画像と事前に登録された参照画像とを比較することで、実際の部品実装位置を認識する(ステップ9002)。得られた画像に対しては、画像中のエッジを強調するための微分処理、所望の色成分を取り出す画像処理、制御部124の処理負荷を減らすためのデータ変更処理、圧縮処理が行われる場合もある。
実際の部品実装位置を得た後、制御部124は、ヘッドアクチュエータ113を現在の位置からノズル712を下降させるだけで実際の部品実装位置に対して部品実装を行える位置へ移動する。このヘッドアクチュエータ113の移動は、画像中で予め設定されたノズルが下降する位置と実際の部品実装位置との差Δ(x, y)が実質的にゼロとするようヘッドアクチュエータ113を移動することで行わる(ステップ9003、9004)。なお、x、及びyは基板123上に設定した2次元直交座標系での距離を表現している。また、ノズル712が下降する位置は、ノズル712が電子部品を保持している位置と表現することもできる。また、ノズル712が下降する位置は、結果的に光軸812と軌跡813との交点となるし、得られた画像の中央と同視できることになる。このことは、例えばカメラ901で得られた画像中の座標系とノズル712がノズル712の降下位置を規定する座標系とは実質的に一致していると表現することもできる。さらに、ステップ9004は、実装角度、及び実装位置のうち少なくとも1つを変更するためにノズル回転モータ713とロータ711との相互作用によってノズル712を回転させるステップを含む。なお、ステップ9003には、ヘッドアクチュエータ113が移動している間、所定の時間間隔で画像を得てΔ(x, y)=0か否かを判断するステップが含まれる。
Δ(x, y)=0となったのを制御部124が確認した後、ノズル712が降下し、部品実装が行われる(ステップ9005)。ここで、ノズル712は、軌跡813が焦点814に実質的に到達するよう配置されているため、ノズル712を下降させるだけで実際の部品実装位置への部品実装が可能である。つまり、第2の構成では、カメラの光軸812と軌跡813とが平行であることを考慮してヘッドアクチュエータ113を移動するような処理が不要ということである。
次に、第2の構成の利点についてさらに詳細に説明する。図10は第2の構成のヘッドアクチュエータ700をノズル712側から説明する図である。図10(a)では、ノズル712はロータ711の中心から半径rの位置1003で電子部品603を保持しているものとする。次に、ノズル712は電子部品603の実装角度、及び実装位置のうち少なくとも1つを補正するためにノズル回転モータ713とロータ711との相互作用によって矢印1005の方向へ回転したとする。図10(b)は回転後のノズルの位置を説明する図である。ノズル712の位置は位置1003から位置1012へ変更されたものとする。
図10(b)において実装角度、及び実装位置のうち少なくとも1つを補正するため望ましい位置は位置1004とすると、位置1004と位置1012との間には距離e、角度θ1の差異が生じていることになる。ここで、第2の構成では、ロータ711の中心上にカメラの光軸901が実質的にあり、ノズル712は法線810に対して傾斜しているため、位置1004と位置1012との間に差異があった場合でも、実際の部品実装位置への部品実装が可能となる。つまり、第2の構成はロータ713によりノズル712が回転する際の望ましくない要因(例えば、振動等の外乱、エンコーダ値の読みこみエラー、モータの発熱)に対して、耐性を有する構造であると表現することができる。
第2の構成の利点をさらに説明する。図11はヘッドアクチュエータとカメラの位置関係を説明する図である。図11(a)ではヘッドアクチュエータ1102に実装位置1103を確認するカメラ901が搭載されている。図11(a)の場合、基板123が搭載されるべき面の法線810、カメラ901の光軸812、及びノズルが描く軌跡813は互いに平行である。図11の場合、実装位置1103をカメラ1102が認識した後、ヘッドアクチュエータ1102を図11(b)に示すように距離1105だけ移動させてから、矢印1106に示すように部品実装を行う必要がある。さらに、図11の構造では、ヘッドアクチュエータ1102の移動後、及びノズルの下降後に電子部品1104と実装位置103との相対的な位置関係を得ることは難しい。しかし、第2の構成では、カメラ901で得られた画像中の座標系とノズル712の降下位置を規定する座標系とは実質的に一致しているので、ヘッドアクチュエータ1102を図11(b)に示すように距離1105だけ移動させてから矢印1106に示すように部品実装を行う必要は無い。また、第2の構成であればヘッドアクチュエータ1102の移動後、及びノズルの下降後の少なくとも1つの場合に、電子部品1104と実装位置103との相対的な位置関係を得ることもできる。つまり第2の構成のカメラ901が基板123の画像を得るタイミングは、制御部124によって任意に制御可能であるし、ノズル712の下降後にノズル712が保持した電子部品と実装位置との相対的な位置関係を得ることも可能であるということである。
図12はヘッドアクチュエータとカメラの他の位置関係を説明する図である。図12ではヘッドアクチュエータ1102に実装位置1203を確認するカメラ1202が搭載されている。図12では、基板123が搭載されるべき面の法線810に対して、カメラ1202の光軸は傾斜している。さらに、法線810に対して、電子部品1203を保持したノズルが描く軌跡813は平行である。図12の場合では、実装直前に実装位置1203を確認し実装することが可能となるため高精度実装が可能となる。しかし、図12の方式では、図13に示すように、撮像した画像は斜めからの見た画像1301となり、ノズル1302が電子部品1303を保持して下降する位置1307から実装位置1203まで誤差量ΔX1305やΔY1306は計測可能だが、ヘッドアクチュエータ1102の移動量を算出する際に斜めからみた成分を除去するための補正処理が必要となる。この補正処理は制御部124の処理量、及び処理時間を増加させるため、高速部品実装のためには望ましくない処理である。
一方、第2の構成であれば図14に示すように、カメラ901が得た画像は基板123を鉛直方向から見た画像1501となるため、図13の場合と同様に誤差量ΔX、ΔYを得られるにも関わらず、図12、図13のような不所望な補正処理は実質的には不要である。これは、第2の構成では、カメラ901で得られた画像中の座標系とノズル712の降下位置を規定する座標系とは実質的に一致しているので、図12、図13のような不所望な補正処理は実質的には不要であると表現することもできる。もちろん図11、及び図12の方式を否定する訳ではないが、高速高精度実装のためには第2の構成が好適であることは当業者であれば理解できる。
次に、第2の構成について図15を用いてさらに詳細に説明する。図15(a)は第1の構成のノズル317の先端を説明し、図15(b)は第2の構成でのノズル712の先端を説明する図である。電子部品1503は実装時の位置ずれを極力少なくするため、基板123に対して実質的に平行となるよう保持されることが望ましい。図15(a)の場合であれば、ノズル317の吸着面1501は基板123が搭載されるべき面の法線810、及びノズル317の軌跡813に対して垂直である。一方、図15(b)の場合では、ノズル712の吸着面1502は法線810には実質的に垂直ではあるが、ノズル712の軌跡712に対しては垂直ではなく傾斜している。基板123の表面との関係で説明すれば、吸着面1501、吸着面1502はともに基板123に対して実質的に平行である。図15(b)の場合であれば、ノズル712が基板123に対して斜めに部品実装を行う場合でも、実装時の位置ずれの影響を少なくすることができる。
次に、部品供給装置151について説明する。図16は部品供給装置151について説明する図である。図16(a)は部品供給装置151を斜めから説明する図、図16(b)は図16(a)のA−A´断面を説明する図、図16(c)は図16(a)のB−B´断面を説明する図である。なお、以降の説明は部品供給装置152、153、154についても適用できる。部品供給装置151は、ポケット1602に電子部品603を格納したキャリアテープ1601を搬送する機構、ポケット1602上のカバーテープを切開し電子部品603を露出させる露出機構を有する。また部品供給装置151上には、露出した電子部品603をヘッドアクチュエータ113が取り出すための開口1605が形成されている。ヘッドアクチュエータ113の構成が第1の構成であれば、開口1605の側壁1603、及び1604はキャリアテープ1601が搬送されるべき面に対して垂直でも十分である。
一方、ヘッドアクチュエータ113の構成が第2の構成である場合は、ノズル712がキャリアテープに対して斜め方向から近接し、電子部品603を補給する点を考慮することが望ましい。これは図17を用いて説明することができる。図17は第2の構成に好適な部品供給装置151を説明する図である。図17(a)は部品供給装置151を斜めから説明する図、図17(b)は図16(a)のC−C´断面を説明する図、図17(c)は図17(a)のD−D´断面を説明する図である。図17において図16と異なる点は部品供給装置151上に形成された開口1701が傾斜面1702を有する点である。傾斜面1702の傾斜角は鋭角θ2であり、傾斜角θ2はカメラ901の光軸812とノズル712の軌跡813との間の角度よりも小さい鋭角であれば、ノズル712は傾斜面1702に干渉することなく電子部品603を保持することができるので望ましい。なお、ノズル712と傾斜面1702との干渉を防ぐ方法は他にも考えられ、例えば開口1701の底面の幅Wに対して傾斜面の高さhを低く(望ましくは十分低く)する方法が考えられる。
本実施例によれば、高精度な部品実装が可能となる。本実施例によれば、高速な部品実装が可能となる。より具体的には、本実施例の効果は以下のように説明される。(1)カメラ901によってノズル712が下降する位置と部品実装位置との差を得ることができ、その差を考慮してノズル712を移動することで実装精度を向上させることができる。しかもカメラ901が得た画像とノズルが下降する位置との間には実質的な位置ずれが無いため、余分なノズル712の移動や複雑な補正処理を行うことなく部品実装を行うことが可能となる。(2)ノズル712が回転した場合でも、回転によって生じる誤差の影響を少なくして、部品実装を行うことが可能となる。
次に実施例2を説明する。以降では、実施例1と異なる部分について主に説明する。図18、図19は電子部品603がノズル317、ノズル712によってハンダ2001を介して基板123に実装される様子を説明する図である。実施例1のヘッドアクチュエータ113が第1の構成であれば図18に示すようにハンダ2001は基板123の鉛直方向2002に押しつけられるのみである。
一方、ヘッドアクチュエータ113が第2の構成であれば、図19(a)に示すようにノズルは斜め方向2102から電子部品603をハンダ2001上に実装することになる。この場合、ハンダ2001は基板123と平行な方向(例えば、矢印2002の方向)に無視できないほど伸びることが考えられる。ハンダ2001と隣接するハンダ2203との間隔は今後さらに狭くなることが考えられる。よって、ハンダ2001が基板123と平行な方向に伸びることは防止した方が望ましい。そこで、本実施例では、基板123を任意の傾斜角θ3に設定できる傾斜機構2201を基板123の裏面に配置する。傾斜機構2201により図19(a)の状態を図19(b)に示すように、図18の状態と同様に取り扱うことができる。なお、ハンダ2001が伸びる量は例えばハンダ2001の粘性が影響するため、θ3は任意の角度に設定可能である。また、傾斜機構の具体例としては変位分解能が高く、高速応答が可能な圧電素子が挙げられる。
次に実施例3について説明する。実施例1ではカメラ901の焦点814は実質的に基板123の表面上にあることを説明した。しかし、図20に示すように実装位置の認識にはハンダ2001の頂点の位置が使用されることもある。本実施例はこの点に考慮したものである。以降、本実施例について実施例1と異なる点について説明する。
図20は本実施例を説明する図である。図20ではカメラ901の焦点はハンダ2302の頂点2304、及びハンダ2303の頂点2305の少なくとも1つを通過し、基板123に対して実質的に平行な面2301上にある。本実施例では頂点2304、頂点2305周辺の像を鮮明に得ることができる。部品実装位置は頂点2304、頂点2305の中点2306となる。ハンダを塗布された領域が3つ以上であれば、部品実装位置はそれらの頂点の重心の座標が使用される場合もある。
図21は本実施例を説明するフローチャートである。制御部124から指示によりヘッドアクチュエータ113は第1のビーム101、Xビーム103によって設計データ上の部品実装位置へ移動する(ステップ2310)。
設計データ上の部品実装位置へ移動した後、カメラ901は基板123を撮像する(ステップ2311)。本実施例では、ハンダ2302の頂点2304周辺の像及びハンダ2303の頂点2305周辺の像のうち少なくとも1つを得る。
制御部124は頂点2304周辺の像及びハンダ2303の頂点2305周辺の像のうち少なくとも1つと事前に登録された参照画像とを比較することで、頂点2304の座標、及びハンダ2303の頂点2305の座標うち少なくとも1つを得る(ステップ2312)。
次に、頂点2304の座標、及びハンダ2303の頂点2305の座標から、中点(xc, yc)を得る(ステップ2313)。
中点の座標を得た後、制御部124は、中点(xc, yc)と画像中で予め設定されたノズルが下降する位置と実際の部品実装位置との差Δ(xc, yc)が実質的にゼロか否か判断する(ステップ2314)。
Δ(xc, yc)がゼロでないなら、制御部124はΔ(xc, yc)が実施的にゼロとなるようヘッドアクチュエータ113を移動する(ステップ2316)。
Δ(x, y)=0となったのを制御部124が確認した後、ノズル712が下降し、部品実装が行われる(ステップステップ2316)。
実施例1の状態から実施例3の状態への変更は焦点814の位置を所望の位置へ変更することで可能である。
本発明の思想は部品実装装置に留まらない。部品実装工程の前には基板に対してハンダを塗布するが本発明の思想はハンダ塗布工程へも適用可能である。実施例3では、本発明の思想をハンダ塗布工程に適用した場合について説明する。以降では、他の実施例と異なる部分について主に説明する。
図22は本実施例を説明する図である。ノズルシャフト708内にはハンダ2501が充填されている。ハンダ2501はノズル712を介して基板123上の所望の位置に塗布される。ハンダ2501は実質的な点2507として基板123上に塗布できる。また、本実施例では、第1のビーム101、Xビーム103によってヘッドアクチュエータ113が矢印2502、2503に例示するように移動することで、所望のハンダパターンを描画することもできる。
さらに、本実施では、ノズルシャフト2504にもハンダ2506を充填し、ノズル2505を介してハンダ2506を塗布することも可能である。本実施例では、実質的に同じタイミングでハンダ2501、2506を基板123の同じ領域に塗布し実質的に1つのハンダ領域を形成することができるし、異なるタイミングでハンダ2501、2506を基板123へ塗布することできる。
また、本実施例ではヘッドアクチュエータ113はカメラ901を備えるので、基板123上に塗布されるハンダ2501、2506の形状、基板123上に形成されるハンダパターンの形状を観察しながらハンダ2501、2506の塗布を行うことができる。
本発明の思想は部品実装装置に留まらない。例えば、本発明の思想は、試料に何らかの処理を施す処理装置にも適用可能である。実施例4では、本発明の思想を試料に処理を施す処理装置に適用した場合について説明する。以降では、他の実施例と異なる部分について主に説明する。
図23は本実施例を説明する図である。シャーレやプレパラートに例示される基板2401上には試料2402が載置されている。試料2402の種類としては、例えば食品、生体から採取した組織、細胞、血液が挙げられる。ノズルシャフト708内には薬液2403が充填されている。薬液2403の種類には、食材、薬剤、それらを希釈した液体、ゲル状物質が含まれる。薬液2403はノズル712によって試料2402に塗布、注入される。つまり、本実施例のノズルシャフト708、ノズル712は実質的な分注システムを構成するということである。
ノズル712は試料2402の望ましくない移動、変形、及び損傷のうち少なくとも1つを避けるために試料2402にアプローチする速度を変更することができる。速度を変更する例としては、ベクトル2407乃至2409に示すように、ノズル712は試料2402に近づくにしたがい速度を減少させることが可能である。なお、ノズル712が速度を変更する点を実施例1に適用すれば、比較的薄い部品が実装時に損傷してしまうことを防ぐことができる。
カメラ901の光軸812は基板2401が搭載されるべき面の法線810に対して実質的に平行である。ノズル712の軌跡2412とノズル2411の軌跡2413との交点2414は、カメラ901上の光軸812上ではあるが、Z方向において基板2401よりも低い位置にある。このような交点2414の位置であれば、ノズル712とノズル2411とは実質的に同じタイミングで、試料2402に薬液2403、2410を塗布、注入することができる。さらに、光軸812、軌跡2412、及び軌跡2413は試料2402の中に到達するよう設計される。
なお、薬液2403、2410は同じ種類であっても、異なる種類であっても良い。交点2414の高さは、高さ調節機構2405を矢印2406の方向に駆動することで変更可能である。高さ調節機構2405の例としては、基板2401の裏面に配置された少なくとも1つ以上の圧電素子が挙げられる。
以上、本発明の実施例を用いて説明したが、本発明は実施例に限定されない。本発明は、基板上の試料に何らかの処理を施す処理装置に幅広く適用可能であるし、ヘッドアクチュエータの構成は本実施例の内容に限定されない。また、各実施例記載の内容は相互に置換、組み合わせが可能である
101 …第1のYビーム
102 …第2のYビーム
103,104,105,106 …第1のXビーム
107,108,109,110,111,112 …アクチュエータ
113,114,115,116 …ヘッドアクチュエータ
117,118,119,120 …カメラ
121,122 …部品供給装置
123 …基板
124 …制御部
302 …ノズル上下モータ
303 …ノズル選択モータ
304 …センターシャフト
305 …ロータリージョイント
306 …センタースプライン
307 …ノズル選択用ベルト
308 …ボールネジ
351 …アーム
310 …ノズル移動部
311 …ノズルシャフト
317 …ノズル

Claims (22)

  1. 基板に部品を搭載する搭載部と、
    前記搭載部を前記基板に対して移動する移動システムと、を有し、
    前記搭載部は、
    前記基板に部品を搭載するためのノズルと、
    カメラと、を有し、
    前記カメラの光軸は前記基板が搭載されるべき面の法線に対して実質的に平行であり、
    前記ノズルの軌跡は前記光軸に対して傾斜しており、
    前記ノズルの軌跡は前記基板上で前記光軸に実質的に到達することを特徴とする部品実装装置。
  2. 請求項1に記載の部品実装装置において、
    前記カメラが得た前記基板の少なくとも一部の画像に基づき、部品実装位置を得る処理部を有し、
    前記移動システムは前記部品実装位置へ前記搭載部を移動することを特徴とする部品実装装置。
  3. 請求項2に記載の部品実装装置において、
    前記基板を保持する保持部を有し、
    前記保持部は前記基板が前記カメラの焦点深度内にあるよう前記基板を保持することを特徴とする部品実装装置。
  4. 請求項3に記載の部品実装装置において、
    前記カメラの焦点は実質的に前記基板上にあり、前記ノズルの軌跡は前記焦点に到達することを特徴とする部品実装装置。
  5. 請求項4に記載の部品実装装置において、
    前記搭載部は回転することで前記ノズルの位置を変更する回転部を有し、
    前記カメラの光軸は前記回転部の中心上にあることを特徴とする部品実装装置。
  6. 請求項5に記載の部品実装装置において、
    前記搭載部は前記ノズルが前記基板にアプローチする速度を変更することを特徴とする部品実装装置。
  7. 請求項6に記載の部品実装装置において、
    前記搭載部は前記ノズルが前記基板にアプローチする速度を、前記ノズルが前記基板に近づくにしたがい減少させることを特徴とする部品実装装置。
  8. 請求項7に記載の部品実装装置において、
    前記部品搭載部は前記ノズルに接続された弾性体を有することを特徴とする部品実装装置。
  9. 請求項8に記載の部品実装装置において、
    前記弾性体は前記ノズルが初期位置にある状態で初期状態にあることを特徴とする部品実装装置。
  10. 請求項9に記載の部品実装装置において、
    前記部品搭載部は前記ノズルの振動を集束させるための減衰システムを有することを特徴とする部品実装装置。
  11. 請求項10に記載の部品実装装置において、
    前記部品搭載部に部品を供給するための部品供給部を有し、
    前記部品供給部には前記部品ノズルが前記部品を補給するための開口が形成されており、前記開口の側壁は傾斜していることを特徴とする部品実装装置。
  12. 請求項11に記載の部品実装装置において、
    前記基板に傾斜角を付与する傾斜機構を有することを特徴とする部品実装装置。
  13. 請求項12に記載の部品実装装置において、
    前記傾斜機構は、前記基板の裏面に配置された少なくとも1つ以上の圧電素子であることを特徴とする部品実装装置。
  14. 請求項1に記載の部品実装装置において、
    前記搭載部は回転することで前記ノズルの位置を変更する回転部を有し、
    前記カメラの光軸は前記回転部の中心上にあることを特徴とする部品実装装置。
  15. 請求項1に記載の部品実装装置において、
    前記搭載部は前記ノズルが前記基板にアプローチする速度を変更することを特徴とする部品実装装置。
  16. 請求項15に記載の部品実装装置において、
    前記搭載部は前記ノズルが前記基板にアプローチする速度を、前記ノズルが前記基板に近づくにしたがい減少させることを特徴とする部品実装装置。
  17. 請求項1に記載の部品実装装置において、
    前記部品搭載部は前記ノズルに接続された弾性体を有することを特徴とする部品実装装置。
  18. 請求項17に記載の部品実装装置において、
    前記弾性体は前記ノズルが初期位置にある状態で初期状態にあることを特徴とする部品実装装置。
  19. 請求項18に記載の部品実装装置において、
    前記部品搭載部は前記ノズルの振動を集束させるための減衰システムを有することを特徴とする部品実装装置。
  20. 請求項1に記載の部品実装装置において、
    前記部品搭載部に部品を供給するための部品供給部を有し、
    前記部品供給部には前記部品ノズルが前記部品を補給するための開口が形成されており、前記開口の側壁は傾斜していることを特徴とする部品実装装置。
  21. 請求項1に記載の部品実装装置において、
    前記基板に傾斜角を付与する傾斜機構を有することを特徴とする部品実装装置。
  22. 請求項21に記載の部品実装装置において、
    前記傾斜機構は、前記基板の裏面に配置された少なくとも1つ以上の圧電素子であることを特徴とする部品実装装置。
JP2012278820A 2012-12-21 2012-12-21 部品実装装置 Active JP6001438B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012278820A JP6001438B2 (ja) 2012-12-21 2012-12-21 部品実装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012278820A JP6001438B2 (ja) 2012-12-21 2012-12-21 部品実装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014123637A true JP2014123637A (ja) 2014-07-03
JP6001438B2 JP6001438B2 (ja) 2016-10-05

Family

ID=51403912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012278820A Active JP6001438B2 (ja) 2012-12-21 2012-12-21 部品実装装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6001438B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5698895A (en) * 1980-01-07 1981-08-08 Hitachi Ltd Device for transmitting drive force to rotor
JPH05251897A (ja) * 1991-01-24 1993-09-28 Matsushita Electric Works Ltd 部品実装装置
JPH10209690A (ja) * 1997-01-20 1998-08-07 Yamaha Motor Co Ltd 実装用ヘッドの緩衝装置
JPH118499A (ja) * 1997-06-13 1999-01-12 Ricoh Co Ltd ペースト塗布装置
JP2012142378A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Fuji Mach Mfg Co Ltd 電子部品実装機および電子部品割振方法
JP2012174822A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Juki Corp マウンタ装置の加圧制御ヘッド
JP2012218793A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Panasonic Corp テーピング包装体

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5698895A (en) * 1980-01-07 1981-08-08 Hitachi Ltd Device for transmitting drive force to rotor
JPH05251897A (ja) * 1991-01-24 1993-09-28 Matsushita Electric Works Ltd 部品実装装置
JPH10209690A (ja) * 1997-01-20 1998-08-07 Yamaha Motor Co Ltd 実装用ヘッドの緩衝装置
JPH118499A (ja) * 1997-06-13 1999-01-12 Ricoh Co Ltd ペースト塗布装置
JP2012142378A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Fuji Mach Mfg Co Ltd 電子部品実装機および電子部品割振方法
JP2012174822A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Juki Corp マウンタ装置の加圧制御ヘッド
JP2012218793A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Panasonic Corp テーピング包装体

Also Published As

Publication number Publication date
JP6001438B2 (ja) 2016-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7098169B2 (ja) 液体材料塗布装置および塗布方法
JP5082358B2 (ja) 塗布装置、実装装置及び電子部品の製造方法
KR101560322B1 (ko) 기판 상에 물질을 분배하는 방법 및 장치
JP4867548B2 (ja) 塗布装置、実装装置及び電子部品の製造方法
US20080296315A1 (en) Method and apparatus for dispensing a viscous material on a substrate
JP5776089B2 (ja) 部品実装装置
JP2023521914A (ja) 波動歯車システムを備える傾斜回転ディスペンサー
JP5542759B2 (ja) 部品実装装置
WO2018131143A1 (ja) 被実装物作業装置
JP2015177038A (ja) ダイボンダ用ディッピング機構及びフリップチップボンダ
JPWO2014103027A1 (ja) 作業機、および、位置ズレデータ取得方法
JP6001438B2 (ja) 部品実装装置
JP2004281958A (ja) 部品実装方法及び装置
JP2007266330A (ja) 電子部品装着装置及び電子部品装着方法
KR101986892B1 (ko) 기능액 토출 장치 및 기능액 토출 위치 보정 방법
JP2013043105A (ja) 塗布装置及び塗布方法
JP6773891B2 (ja) 部品実装機、ノズル高さ制御方法
WO2015056785A1 (ja) 部品実装装置
JP5999544B2 (ja) 実装装置、実装位置の補正方法、プログラム及び基板の製造方法
WO2021054101A1 (ja) 基板搬送装置および基板搬送装置のハンドの位置補正方法
JP7465648B2 (ja) 接着剤塗布装置及び接着剤塗布方法、回転子の製造方法
JP2011161395A (ja) 液滴吐出装置および液滴吐出方法
TWI500456B (zh) 水平點膠的方法
JP5629540B2 (ja) アライメントユニット、基板処理装置、およびアライメント方法
JP5873320B2 (ja) 部品実装装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150127

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150312

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150703

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160526

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160823

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6001438

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250