JP2014122383A - 電着塗装装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワーク全体に効率良く電着塗装を行うことが可能な電着塗装装置を提供する。
【解決手段】本発明の電着塗装装置10では、ワークWが上流側と下流側のゾーンに跨る位置に配置されかつ、そのワークWを保持している搬送リフト20が上流側のゾーンのレール分割体に接触している場合には、それら上流側及び下流側のゾーンにおいてそれぞれワークWに側方から対向している液中電極50を共に上流側のゾーンの直流電源に接続する一方、ワークWが上流側と下流側のゾーンに跨る位置に配置されかつ、そのワークWを保持している搬送リフト20が下流側のゾーンのレール分割体に接触している場合には、それら上流側及び下流側のゾーンにおいてそれぞれワークWに側方から対向している液中電極50を共に下流側のゾーンの直流電源に接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワークを電着槽内で移動させながらワークに電着塗装を行う電着塗装装置に関する。
従来、この種の電着塗装装置として、電着槽内をワーク搬送方向で複数のゾーンに区分し、ワークと液中電極との間に印加する電圧を隣り合ったゾーン同士の間で異ならせるために、電着槽外に設けた電極レールを各ゾーンに対応させて複数のレール分割体に分割すると共に、出力電圧が異なる複数の直流電源を備えたものが知られている。そして、この電着塗装装置では、各ゾーンのレール分割体に各ゾーンの直流電源の一方の電極が接続され、各ゾーンの液中電極に各ゾーンの直流電源の他方の電極が接続されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−9795号公報(図1,段落[0007],[0008])
しかしながら、上記した従来の電着塗装装置では、ワークが1対のゾーンに跨る位置に配置された状態になると、そのワークを保持する搬送リフトがレール分割体と接触しているゾーン内においてのみワークに電着塗装されることになり、電着塗装の効率が悪く、ワーク全体を電着塗装するのに長時間を要していた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ワーク全体に効率良く電着塗装を行うことが可能な電着塗装装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る電着塗装装置は、電着塗料液を貯留すると共に、その電着塗料液にワークが浸された状態で搬送されるワーク搬送領域を内部に備えた電着槽と、電着槽外に配置されて、ワーク搬送方向に延び、直流電源の一方の電極に接続される電極レールと、電着槽内のうちワーク搬送領域の側方に配置されて、ワーク搬送方向に間隔をあけて並べられ、直流電源の他方の電極に接続される複数の液中電極と、ワークを保持した状態で電極レールに摺接しながら移動して、ワーク搬送領域に沿ってワークを搬送する搬送リフトとを備え、ワークと、ワークに側方から対向した液中電極との間で通電してワークに電着塗装を行う電着塗装装置であって、電着槽内をワーク搬送方向で複数のゾーンに区分し、ワークと液中電極との間に印加する電圧を隣り合ったゾーン同士の間で異ならせるために、電極レールを各ゾーンに対応させて複数のレール分割体に分割すると共に、出力電圧が異なる複数の直流電源を備え、各ゾーンのレール分割体にそのゾーンの直流電源の一方の電極を接続する一方、各ゾーンの液中電極にそのゾーンの直流電源の他方の電極を接続可能とした電着塗装装置において、隣り合った1対のゾーンのうちのワーク搬送方向の上流側のゾーンの液中電極と、下流側のゾーンの液中電極とを、それら上流側及び下流側のゾーンの何れかの直流電源に択一的に接続可能とする選択スイッチを設け、ワークが上流側と下流側のゾーンに跨る位置に配置されかつ、そのワークを保持している搬送リフトが上流側のゾーンのレール分割体に接触している場合には、それら上流側及び下流側のゾーンにおいてそれぞれワークに側方から対向している液中電極を共に上流側のゾーンの直流電源に接続しかつ、ワークが上流側と下流側のゾーンに跨る位置に配置されかつ、そのワークを保持している搬送リフトが下流側のゾーンのレール分割体に接触している場合には、それら上流側及び下流側のゾーンにおいてそれぞれワークに側方から対向している液中電極を共に下流側のゾーンの直流電源に接続するように選択スイッチを制御するスイッチ切替制御部を備えたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の電着塗装装置において、電着槽内を2つ以上の複数のゾーンに区分すると共に、それら各ゾーンに、液中電極をぞれぞれ複数ずつ設け、隣り合った各1対のゾーンにおける複数ずつの液中電極のうち、相互に他方のゾーン寄りに配置された液中電極がそれら1対のゾーンの何れかの直流電源に択一的に接続されるように選択スイッチを設けてスイッチ切替制御部にて制御するところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の電着塗装装置において、互いに隣り合った一方と他方のゾーンのレール分割体同士の間を搬送リフトが移動する際に、それらレール分割体同士の間を短絡させてアークの発生を防ぐアーク防止スイッチと、レール分割体同士の間を短絡させたときに、一方のゾーンの直流電源の出力電圧と、他方のゾーンの直流電源の出力電圧とが同じになるように、一方又は他方又は両方のゾーンの直流電源を変圧する変圧手段とを備えたところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1の電着塗装装置では、ワークが上流側と下流側のゾーンに跨る位置に配置されかつ、そのワークを保持している搬送リフトが上流側のゾーンのレール分割体に接触している場合には、それら上流側及び下流側のゾーンにおいてそれぞれワークに側方から対向している液中電極を共に上流側のゾーンの直流電源に接続する一方、ワークが上流側と下流側のゾーンに跨る位置に配置されかつ、そのワークを保持している搬送リフトが下流側のゾーンのレール分割体に接触している場合には、それら上流側及び下流側のゾーンにおいてそれぞれワークに側方から対向している液中電極を共に下流側のゾーンの直流電源に接続する。これにより、ワークが1対のゾーンに跨る位置に配置された状態で一方のゾーン内においてのみワークに塗料が電着される期間を無くすか、従来より短くすることができ、ワーク全体に効率良く電着塗装を行うことが可能になる。
[請求項2の発明]
請求項2の構成によれば、各ゾーンにおける上流側の液中電極と下流側の液中電極とを異なる直流電源に接続することができるので、2つのワークのぞれぞれの一部が共通のゾーン内に位置するようにワーク同士を近づけて搬送することができ、複数のワークを効率よく電着塗装することが可能になる。
[請求項3の発明]
請求項3の電着塗装装置では、互いに隣り合った一方と他方のゾーンのレール分割体同士の間を搬送リフトが移動する際に、それらレール分割体同士の間を短絡させてアークの発生を防ぐことができる。ここで、互いに短絡した1対のレール分割体に接続されている1対の直流電源の出力電圧が異なっていると、それら1対のレール分割体に接続されている1対のワーク同士の間で通電して気泡を含んだ電着塗装が行われることになり、塗装品質が低下する。これに対し、本願発明の電着塗装装置では、レール分割体同士の間を導通させたときに、一方のゾーンの直流電源の出力電圧と、他方のゾーンの直流電源の出力電圧とが同じになるように変圧するので、気泡の発生を防いで、塗装品質を高くすることができる。
本発明の第1実施形態に係る電着塗装装置の概念図 搬送リフトの上部、レール分割体等の斜視図 電着槽の断面図 電着塗装装置の概念図 電着塗装装置の概念図 電着塗装装置の概念図 スイッチ制御プログラムのフローチャート スイッチ制御プログラムのフローチャート スイッチ制御プログラムのフローチャート 電着塗装装置の概念図 第2実施形態の電着塗装装置の概念図 第3実施形態の電着塗装装置の概念図 スイッチ制御プログラムのフローチャート
[第1実施形態]
以下、本発明の実施形態を図1〜図10に基づいて説明する。本実施形態の電着塗装装置10は、例えば車両ボディのうちドア、ボンネット等の可動部品を除いた車両ボディ本体を塗装対象のワークWとしていて、その車両ボディの全体を沈めることが可能な深さに電着塗料液を貯留した電着槽11を備えている。なお、電着槽11は絶縁部材にて構成されている。
電着槽11は水平方向に延びていて、その長手方向の一端(以下、「始端」という)と他端(以下、「終端」という)の側壁が傾斜し、終端の側壁の外側には、貯留槽11Aが併設されている。そして、電着槽11からオーバーフローした電着塗料液が貯留槽11Aに流れ込むようになっている。
電着塗装装置10には、複数の搬送リフト20が備えられ、搬送リフト20によりワークWとしての車両ボディが、そのフロント側を先頭にして搬送され、電着槽11の始端の側壁に沿って斜めに降下して電着塗料液に入水してから電着槽11内を水平移動し、電着槽11の終端の側壁に沿って斜めに上昇して電着塗料液から外に取り出される。
具体的には、電着槽11の上方には、図2に示したコンベアケーブル12とガイドレール13と電極レール30とが、電着槽11の長手方向、即ち、ワーク搬送方向に平行に延びた状態にして設けられている。コンベアケーブル12は、例えば、所定箇所を図示しない複数のプーリで支持されて全体がループ状をなし、そのコンベアケーブル12の一部が上記したように電着槽11の上方に配置されている。そして、コンベアケーブル12は、図示しない所定のプーリから動力を受けて駆動され、そのコンベアケーブル12のうち電着槽11の上方に配置された部分が電着槽11の始端部から終端部に向かって移動する。また、ガイドレール13は、例えば角溝形状をなし、その溝開口は側方を向いている。また、電極レール30は、横並びに対をなして設けられ、それぞれが帯板状をなして対向配置されると共に、後述するように長手方向の複数箇所で第1〜第4のレール分割体31〜34に分割されている。なお、コンベアケーブル12、ガイドレール13及び電極レール30は、何れも、電着槽11における始端部と終端部の上方位置では、電着槽11の側壁と平行になって水平方向に対して傾斜している。
搬送リフト20の上部には、上下方向に延びた吊り下げバー21が備えられている。吊り下げバー21の上端部には、例えば、ケーブルクランパー23が設けられ、そのケーブルクランパー23がコンベアケーブル12における任意の位置に着脱可能に固定されるようになっている。また、吊り下げバー21の上端寄り位置は、ワーク搬送方向に延びた支持アーム24が吊り下げバー21と交差した状態に固定され、その支持アーム24の両端部に1対のコロ25,25が回転可能に支持されている。そして、これら1対のコロ25,25がガイドレール13内に係合していて、これにより、コンベアケーブル12が駆動されるとガイドレール13に沿って搬送リフト20が所定の姿勢に支持された状態で移動する。また、吊り下げバー21のうち支持アーム24の下側近傍には、絶縁部材で構成された絶縁ネック部21Aが備えられ、搬送リフト20のうち絶縁ネック部21Aより上側部分と下側部分とが絶縁されている。
搬送リフト20のうち絶縁ネック部21Aの下側近傍には、1対の摺接弾性片22,22が備えられている。1対の摺接弾性片22,22は、吊り下げバー21からワーク搬送方向の斜め後方に開脚するように張り出し、横並びになった1対の電極レール30,30の対向面に弾性接触している。なお、以下、「ワーク搬送方向の後方」を、適宜、単に「後方」といい、「ワーク搬送方向の前方」を、適宜、単に「前方」と呼ぶこととする。
搬送リフト20の下部には、図示しないが、ワークWとしての車両ボディのうち塗装を要しない部位(例えば、車両ボディの底壁におけるシャーシ固定部)をクランプするワーククランパーが備えられている。また、搬送リフト20のうちワーククランパーと上記した吊り下げバー21との間は、ワークWの側方を通過するように延びた中継部材で連絡されている。さらに、搬送リフト20のうち絶縁ネック部21Aより下側部分は、全体が導電部材によって構成されていて、これにより、搬送リフト20を介してワークWと電極レール30,30とが導通接続される。
図3に示すように、電着槽11の内部には、ワークWが通過するワーク搬送領域R1の側方に複数の液中電極50が設けられている。ここで、本発明における「ワーク搬送領域の側方」とは、ワーク搬送領域R1におけるワーク搬送方向と交差する方向を意味し、ワーク搬送領域R1の横方のみならず、ワーク搬送領域R1の下方、上方もワーク搬送領域R1の側方に相当する。そして、本実施形態の電着塗装装置10では、液中電極50が、電着槽11の両内側面に配置されてワーク搬送領域R1の横方に位置した1対の側面電極板50A,50Cと、電着槽11の底面に配置されてワーク搬送領域R1の下方に位置した底面電極板50Bとから構成されている。また、これら側面と底面の電極板50A,50B,50Cは、ワーク搬送方向と直交する方向に延びた帯板状をなして、電着槽11におけるワーク搬送方向の同じ位置に配置されかつ相互に導通接続されている。そして、各液中電極50に導通接続されたケーブル50Sが電着槽11の外部に引き出されている。このように構成された液中電極50は、図1に示すように、電着槽11のワーク搬送方向に間隔をあけて並べられている。より具体的には、電着槽11のうち始端と終端の傾斜部分より内側部分において、ワーク搬送方向の例えば22箇所に液中電極50が配置されている。
電着槽11の内部は、ワーク搬送方向において例えば第1〜第4のゾーンに区分されている。そして、それら第1〜第4のゾーンのうち電着槽11の最も始端側に配置された第1ゾーンと、その隣の第2ゾーンと、更にその隣の第3ゾーンとには、それぞれワーク搬送方向に6つずつの液中電極50が並べて配置され、残りの第4ゾーンには、ワーク搬送方向に4つの液中電極50が並べて配置されている。なお、隣り合ったゾーン同士の間の境界線は、例えば、隣り合った液中電極50,50同士の間の中心に設定されている。
上記した電極レール30は、第1〜第4のゾーンに対応させて第1〜第4のレール分割体31〜34に分割されている。具体的には、上記したように横並びになった両電極レール30,30が、ワーク搬送方向において上記した隣り合ったゾーン同士の間の境界線と交差する部分で分断され、1対ずつの第1〜第4のレール分割体31〜34に分割されている。また、図2に示すように、第1〜第4の各レール分割体31〜34の両端部は、第1レール分割体31,31同士等が斜めに開脚した形状をなしている。なお、第1〜第4の各レール分割体31〜34の開脚部分の内面にも摺接弾性片22,22は摺接するようになっている。
図1に示すように、電着塗装装置10には、第1〜第4のゾーンに対応させて第1〜第4の直流電源E1〜E4が設けられている。これら第1〜第4の直流電源E1〜E4の出力電圧は、隣り合ったゾーンの直流電源同士の間で異なっている。即ち、第1ゾーンに対応した第1直流電源E1の出力電圧は、例えば、190[V]であり、第2ゾーンに対応した第2直流電源E2の出力電圧は、例えば、210[V]であり、第3ゾーンに対応した第3直流電源E3の出力電圧は、例えば、230[V]であり、第4ゾーンに対応した第4直流電源E4の出力電圧は、例えば、190[V]になっている。そして、第1〜第4の直流電源E1〜E4の負極に電極レール30が接続される一方、正極に液中電極50が接続されるようになっている。
具体的には、電極レール30を構成する第1〜第4のレール分割体31〜34のうち第1レール分割体31が第1直流電源E1の負極に接続され、第2レール分割体32が第2直流電源E2の負極に接続され、第3レール分割体33が第3直流電源E3の負極に接続され、さらに、第4レール分割体34が第4直流電源E4の負極に接続されている。
また、第1ゾーンの液中電極50群に関しては、その第1ゾーンのうちの始端側の4つの液中電極50が第1直流電源E1のみに接続されると共に、終端側の2つの液中電極50が、選択スイッチSW10によって第1及び第2の直流電源E1,E2のうちの何れか一方に接続されるようになっている。
第2ゾーンの液中電極50群に関しては、その第2ゾーンのうちの中央の2つの液中電極50が第2直流電源E2のみに接続されると共に、始端側の2つの液中電極50が、選択スイッチSW11によって第1及び第2の直流電源E1,E2のうちの何れか一方に接続され、さらに、終端側の2つの液中電極50が、選択スイッチSW12によって第2及び第3の直流電源E2,E3のうちの何れか一方に接続されるようになっている。
第3ゾーンの液中電極50群に関しては、その第3ゾーンのうちの中央の2つの液中電極50が第3直流電源E3のみに接続されると共に、始端側の2つの液中電極50が、選択スイッチSW13によって第2及び第3の直流電源E2,E3のうちの何れか一方に接続され、さらに、終端側の2つの液中電極50が、選択スイッチSW14によって第3及び第4の直流電源E3,E4のうちの何れか一方に接続されるようになっている。
第4ゾーンの液中電極50群に関しては、その第4ゾーンのうちの終端側の2つの液中電極50が第4直流電源E4のみに接続されると共に、始端側の2つの液中電極50が、選択スイッチSW15によって第3及び第4の直流電源E3,E4のうちの何れか一方に接続されるようになっている。
また、第1と第2の直流電源E1,E2の負極同士の間、第2と第3の直流電源E2,E3の負極同士の間、及び、第3と第4の直流電源E3,E4の負極同士の間には、アーク防止スイッチSW1,SW2,SW3が設けられている。さらに、第1直流電源E1と第4直流電源E4には、それらの出力を遮断するためのメインスイッチSW4,SW5が備えられている。
図2に示すように、ガイドレール13には、例えば、以下詳説する位置P0〜P13の搬送リフト20を検出するための14個の検出スイッチ13Sが設けられている。即ち、検出スイッチ13S群のうちワーク搬送方向の最も始端側の検出スイッチ13Sは、ワークWに第1ゾーンの全部の液中電極50が対向した状態になった位置P0の搬送リフト20を検出可能に配置されている。
また、ワーク搬送方向の始端側の2番目から5番目の4つの検出スイッチ13Sは、ワークWの前端部が第1ゾーンから第2ゾーンに突入する直前の位置P1の搬送リフト20と、摺接弾性片22が第1レール分割体31から離間する直前の位置P2の搬送リフト20と、摺接弾性片22が第2レール分割体32に接触した直後の位置P3の搬送リフト20と、ワークWの後端部が第1ゾーンから離脱した直後の位置P4の搬送リフト20とを検出可能に配置されている。
また、次の4つの検出スイッチ13Sは、上記した第1及び第2のゾーンに対する位置P1〜P4の関係と同様に、第2及び第3のゾーンに対して配置された位置P5〜P8の搬送リフト20を検出可能な位置に配置され、さらに、次の4つの検出スイッチ13Sも、同様に第3及び第4のゾーンに対して配置された位置P9〜P12の搬送リフト20を検出可能に配置されている。そして、最も終端側の検出スイッチ13Sは、ワークWの全体に第4ゾーンの液中電極50が対向した状態ではなくなる直前の位置P13の搬送リフト20を検出可能に配置されている。
上記した検出スイッチ13S群の検出結果は、電着塗装装置10が有する図示しないコントローラ(本願発明の「スイッチ切替制御部」に相当する)に取り込まれ、そのコントローラがアーク防止スイッチSW1〜SW3,メインスイッチSW4,SW5、選択スイッチSW10〜SW15を制御する。その制御のためにコントローラで実行される一部のスイッチ制御プログラムPG1〜PG3が図7〜図9に示されている。以下、スイッチ制御プログラムPG1〜PG3の説明と併せて電着塗装装置10の作用効果について説明する。
電着塗装装置10の起動後の初期状態では、第1ゾーンの全ての液中電極50が第1直流電源E1に接続され、第2ゾーンの全ての液中電極50が第2直流電源E2に接続され、第3ゾーンの全ての液中電極50が第3直流電源E3に接続され、第4ゾーンの全ての液中電極50が第4直流電源E4に接続される側に各選択スイッチSW10〜SW15がリセットされると共に、アーク防止スイッチSW1〜SW3及びメインスイッチSW4,SW5がオフ状態にリセットされる。
なお、図1、図4〜図6において、「A」が付けられている液中電極50は、その液中電極50が第1直流電源E1から受電可能な状態を意味し、「B」が付けられている液中電極50は、その液中電極50が第2直流電源E2から受電可能な状態を意味し、「C」が付けられている液中電極50は、その液中電極50が第3直流電源E3から受電可能な状態を意味し、「D」が付けられている液中電極50は、その液中電極50が第4直流電源E4から受電可能な状態を意味する。
上記リセットが完了したら、コンベアケーブル12が駆動され、搬送リフト20と共にワークWが移動して電着槽11の始端側から電着塗料液内に進水していく。ここで、ワークWの前端部のみに第1ゾーンの液中電極50が対向した状態になっても、そのような状態では、搬送リフト20が位置P0に到達していないのでメインスイッチSW4はオフ状態に保持され(図7のステップS1のNOのループ)、第1ゾーンにおける電着塗装が開始されない。これに対し、搬送が進んでワークWの全体に第1ゾーンの全体の液中電極50が対向した状態になったときに、搬送リフト20が位置P0を通過し(ステップS1のYES)、メインスイッチSW4がオンされ(ステップS2)、第1ゾーンにおける電着塗装が開始される。これにより、第1ゾーンにおいて電着塗装される電着塗装膜がワークWの前端部においてのみ厚くなることを防ぐことができる。
そして、ワークWが第1ゾーン内を進み、図1に示すように、ワークWの前端部が第1ゾーンから第2ゾーンに突入する直前の位置P1を搬送リフト20が通過すると(図8のステップS10のYES)、選択スイッチSW11が第2ゾーンの液中電極50を第2直流電源E2に接続していた初期状態から第1直流電源E1に接続した状態にセットされる(ステップS11)。これにより、図4に示すように、搬送リフト20は第1レール分割体31に接触しているが、ワークWは第1と第2のゾーンに跨る位置に配置されている状態になっても、第1と第2のゾーンにおいてそれぞれワークWに側方から対向している液中電極50が同じ第1直流電源E1に接続されて、ワークW全体を同じ電圧で電着塗装することができる。
次いで、摺接弾性片22が第1レール分割体31から離間する直前の位置P2を搬送リフト20が通過すると(ステップS12のYES)、アーク防止スイッチSW1がオンされ(ステップ13)、第1レール分割体31と第2レール分割体32とが同電位になる。これにより、搬送リフト20の摺接弾性片22が第1レール分割体31から第2レール分割体32に乗り移る際にアークが発生することが防がれる。
次いで、摺接弾性片22が第2レール分割体32に接触した直後の位置P3を搬送リフト20が通過すると(ステップS14のYES)、図5に示すように、選択スイッチSW11が第1ゾーンの液中電極50を第2直流電源E2に接続した初期状態にリセットされると共に、選択スイッチSW10が第1ゾーンの液中電極50を第1直流電源E1に接続していた初期状態から第2直流電源E2に接続した状態にセットされ(ステップS15)、さらに、アーク防止スイッチSW1がオフされる(ステップ16)。これにより、搬送リフト20は第2レール分割体32に接触しているが、ワークWは第1と第2のゾーンに跨る位置に配置された状態になっても、第1と第2のゾーンにおいてそれぞれワークWに側方から対向している液中電極50が同じ第2直流電源E2に接続されて、ワークW全体を同じ電圧で電着塗装することができる。また、上記位置P3を搬送リフト20が通過すると(図7のステップS3のYES)、メインスイッチSW4がオフされる。
次いで、図6に示すように、ワークWの後端部が第1ゾーンから離脱した直後の位置P4を搬送リフト20が通過すると(ステップS17のYES)、選択スイッチSW10が第1直流電源E1に接続された初期状態にリセットされ、第1ゾーンに次の進入するワークWに対する準備が完了する。
このようにコントローラがスイッチ制御プログラムPG2を実行して選択スイッチSW10,SW11を制御することで、隣り合った第1と第2のゾーンにワークWが跨る位置に配置された状態でも、ワークW全体を同じ電圧で電着塗装することができる。また、このスイッチ制御プログラムPG2と同様のプログラムで選択スイッチSW12〜SW15が制御され、第2と第3のゾーンの間をワークWが移動する際、及び、第3と第4のゾーンの間をワークWが移動する際も、ワークW全体を同じ電圧で電着塗装することができる。
また、メインスイッチSW5に関しては、以下のように制御される。即ち、第3ゾーン内に位置したワークWの前端部が、その第3ゾーンから第4ゾーンに突入する直前の位置P9を搬送リフト20が通過したときに(図9のステップS20のYES)、メインスイッチSW5がオンされる(ステップS21)。そして、そのワークWが第4ゾーンまで進み、ワークWの全体に第4ゾーンの液中電極50が対向した状態ではなくなる直前の位置P13を搬送リフト20が通過したときに(ステップS22のYES)、メインスイッチSW5がオフされる(ステップS23)。これにより、第4ゾーンにおいて電着塗装される電着塗装膜がワークWの後端部においてのみ厚くなることを防ぐことができる。
上記したように、本実施形態の電着塗装装置10によれば、ワークWが1対のゾーンに跨る位置に配置された状態で一方のゾーン内においてのみワークに塗料が電着される期間を無くすか従来より短くすることができる。また、電着槽11の始端部と終端部とにおいて、ワークWの一部のみに塗料が電着される期間を無くすか従来より短くすることができ、ワークW全体に効率良く電着塗装を行うことが可能になる。
また、本実施形態の電着塗装装置10では、各ゾーンにおける上流側の液中電極50と下流側の液中電極50とを異なる直流電源に接続することができるので、2つのワークW,Wのぞれぞれの一部が共通のゾーン内に位置するようにワークW,W同士を近づけて搬送することができ、複数のワークを効率よく電着塗装することが可能になる。具体的には、図10に示すように、例えば、3つ連続した第2、第3及び第4のゾーンのうち第3及び第4のゾーンに第1のワークW1が跨る位置に配置されかつ、第2及び第3のゾーンに第2のワークW2が跨る位置に配置されることで、第1と第2のワークW1,W2のぞれぞれの一部が3つのゾーンにおける中央の第3のゾーン内に位置した状態になっても、第3のゾーンにおける上流側の液中電極50を、第2ゾーンの第2直流電源E2に接続する一方、第3のゾーンにおける下流側の液中電極50を、第4ゾーンの第4直流電源E4に接続する等し、各ワークW1,W2の全体に電着塗装膜を行うことができる。これにより、ワークW,W同士を近づけて搬送することができ、電着塗装の効率が向上する。
[第2実施形態]
上記した第1実施形態の電着塗装装置10では、互いに短絡した1対のレール分割体に2つのワークW,Wが接続され、かつ、それら2つのワークW,Wが異なる電位の液中電極50,50と対向した結果、ワークW,W同士の間で通電して、気泡を含んだ電着塗装が行われる事態が生じ得る。これに対し、本実施形態の電着塗装装置10Vは、図11に示すように、前記した第1実施形態の電着塗装装置10における第1〜第4の直流電源E1〜E4に代えて、出力電圧を変圧可能な第1〜第4の可変直流電源E5〜E8を備えている。そして、アーク防止スイッチSW1〜SW3によって複数の直流電源の負極同士が短絡されている間に、それら負極を短絡された複数の直流電源の出力電圧が同じになるように、出力電圧が最も高い直流電源以外の直流電源の出力電圧を、前記最も高い出力電圧まで昇圧するようになっている。これにより、気泡の発生を防いで、塗装品質を高くすることができる。
[第3実施形態]
本実施形態の電着塗装装置10Wは、図12に示すように、前記第1実施形態の電着塗装装置10における各ゾーン毎の液中電極50群を、それぞれ1つの液中電極51とし、電着槽11の内面のうち各ゾーンにおいて液中電極50群によって覆われていた範囲を、それぞれ1つの液中電極51で覆った構成になっている。また、第1ゾーンの液中電極51は、選択スイッチSW20によって第1及び第2の直流電源E1,E2のうちの何れか1つに選択的に接続され、第2ゾーンの液中電極51は、選択スイッチSW21によって第1〜第3の直流電源E1,E2,E3のうちの何れか1つに選択的に接続され、第3ゾーンの液中電極51は、選択スイッチSW22によって第2〜第4の直流電源E2,E3,E4のうちの何れか1つに選択的に接続され、第4ゾーンの液中電極51は、選択スイッチSW23によって第3及び第4の直流電源E3,E4のうちの何れか1つに選択的に接続されるようになっている。そして、前記第1実施形態のスイッチ制御プログラムPG2等に代わる図13のプログラムPG4等によって選択スイッチSW20〜SW23が制御される。なお、本実施形態の電着塗装装置10Wでは、1つのゾーン内に同時に2つのワークWが存在しないように搬送リフト20,20同士が間隔をあけてコンベアケーブル12にクランプされる。
具体的には、電着塗装装置10WにおいてワークWが第1ゾーン内を進み、そのワークWの前端部が第1ゾーンから第2ゾーンに突入する直前の位置P1を搬送リフト20が通過すると(図13のステップS10のYES)、選択スイッチSW21が第2ゾーンの液中電極51を第1直流電源E1に接続した状態にセットされる(ステップS30)。
次いで、摺接弾性片22が第1レール分割体31から離間する直前の位置P2を搬送リフト20が通過すると(ステップS12のYES)、アーク防止スイッチSW1がオンされ(ステップ13)、さらに進んで摺接弾性片22が第2レール分割体32に接触した直後の位置P3を搬送リフト20が通過すると(ステップS14のYES)、選択スイッチSW11が第2ゾーンの液中電極51を第2直流電源E2に接続した初期状態にリセットされると共に、選択スイッチSW10が第1ゾーンの液中電極51を第2直流電源E2に接続した状態にセットされ(ステップS31)、さらに、アーク防止スイッチSW1がオフされる(ステップ16)。
次いで、ワークWの後端部が第1ゾーンから離脱した直後の位置P4を搬送リフト20が通過すると(ステップS17のYES)、選択スイッチSW10が第1ゾーンの液中電極51を第1直流電源E1に接続した初期状態にリセットされ、第1ゾーンに次の進入するワークWに対する準備が完了する。
本実施形態の電着塗装装置10Wによって、第1実施形態と同様に、ワークWが1対のゾーンに跨る位置に配置された状態で一方のゾーン内においてのみワークに塗料が電着される期間を無くすか従来より短くすることができ、ワーク全体に効率良く電着塗装を行うことが可能になる。
なお、本発明は、上記第1〜第3の実施形態に限定されるものではなく、上記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
10,10V,10W 電着塗装装置
11 電着槽
20 搬送リフト
30 電極レール
31〜34 第1〜第4のレール分割体
50,51 液中電極
E1〜E4 第1〜第4の直流電源
R1 ワーク搬送領域

Claims (3)

  1. 電着塗料液を貯留すると共に、その電着塗料液にワークが浸された状態で搬送されるワーク搬送領域を内部に備えた電着槽と、
    前記電着槽外に配置されて、ワーク搬送方向に延び、直流電源の一方の電極に接続される電極レールと、
    前記電着槽内のうち前記ワーク搬送領域の側方に配置されて、前記ワーク搬送方向に間隔をあけて並べられ、前記直流電源の他方の電極に接続される複数の液中電極と、
    前記ワークを保持した状態で前記電極レールに摺接しながら移動して、前記ワーク搬送領域に沿って前記ワークを搬送する搬送リフトとを備え、前記ワークと、前記ワークに側方から対向した前記液中電極との間で通電して前記ワークに電着塗装を行う電着塗装装置であって、
    前記電着槽内を前記ワーク搬送方向で複数のゾーンに区分し、前記ワークと前記液中電極との間に印加する電圧を隣り合った前記ゾーン同士の間で異ならせるために、前記電極レールを各前記ゾーンに対応させて複数のレール分割体に分割すると共に、出力電圧が異なる複数の前記直流電源を備え、各前記ゾーンの前記レール分割体にそのゾーンの前記直流電源の一方の電極を接続する一方、各前記ゾーンの前記液中電極にそのゾーンの前記直流電源の他方の電極を接続可能とした電着塗装装置において、
    隣り合った1対の前記ゾーンのうちの前記ワーク搬送方向の上流側のゾーンの前記液中電極と、下流側のゾーンの前記液中電極とを、それら上流側及び下流側のゾーンの何れかの前記直流電源に択一的に接続可能とする選択スイッチを設け、
    前記ワークが前記上流側と下流側のゾーンに跨る位置に配置されかつ、そのワークを保持している前記搬送リフトが前記上流側のゾーンの前記レール分割体に接触している場合には、それら上流側及び下流側のゾーンにおいてそれぞれ前記ワークに側方から対向している前記液中電極を共に前記上流側のゾーンの前記直流電源に接続しかつ、前記ワークが前記上流側と下流側のゾーンに跨る位置に配置されかつ、そのワークを保持している前記搬送リフトが前記下流側のゾーンの前記レール分割体に接触している場合には、それら上流側及び下流側のゾーンにおいてそれぞれ前記ワークに側方から対向している前記液中電極を共に前記下流側のゾーンの前記直流電源に接続するように前記選択スイッチを制御するスイッチ切替制御部を備えたことを特徴とする電着塗装装置。
  2. 前記電着槽内を2つ以上の複数の前記ゾーンに区分すると共に、それら各ゾーンに、前記液中電極をぞれぞれ複数ずつ設け、
    隣り合った各1対の前記ゾーンにおける複数ずつの前記液中電極のうち、相互に他方のゾーン寄りに配置された前記液中電極がそれら1対のゾーンの何れかの前記直流電源に択一的に接続されるように前記選択スイッチを設けて前記スイッチ切替制御部にて制御することを特徴とする請求項1に記載の電着塗装装置。
  3. 互いに隣り合った一方と他方のゾーンの前記レール分割体同士の間を前記搬送リフトが移動する際に、それらレール分割体同士の間を短絡させてアークの発生を防ぐアーク防止スイッチと、
    前記レール分割体同士の間を短絡させたときに、前記一方のゾーンの前記直流電源の出力電圧と、前記他方のゾーンの前記直流電源の出力電圧とが同じになるように、一方又は他方又は両方のゾーンの前記直流電源を変圧する変圧手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電着塗装装置。
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