JP2014121671A - 調圧室システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】排気路8における排気ファン吸入側部分に補助空気O2′を導入して、その補助空気O2′を調圧室2aからの排出空気R2に合流させる空気合流路10、及び、排気ファン8aの吸入空気における補助空気O2′の風量比率を調整する合流比調整手段Xを設ける。又は、排気ファン8aの運転に伴い排気路8における排気ファン吐出側部分から排気ファン吐出空気の一部を分流して、その分流空気R2′を調圧室2aに戻す還気路11、及び、排気ファン8aの吐出空気に対する分流空気R2′の風量比率を調整する分流比調整手段Yを設ける。
【選択図】図1
Description
調圧室の室内空気を排気ファンにより外部へ排出する排気路、及び、この排気路を通じて前記調圧室から外部へ排出する室内空気の排出風量を調整する風量調整手段を設け、
前記調圧室とその周囲空間との圧力差を検出する差圧検出手段を設けるとともに、
この差圧検出手段による検出圧力差に基づき前記風量調整手段により前記排出風量を調整して前記調圧室をその周囲空間より設定圧力差だけ圧力が低い設定負圧状態に調整する圧力制御手段を設けた調圧室システムであって、
前記排気ファンの運転に伴い前記排気路における排気ファン吸入側部分に補助空気を導入して、その補助空気を前記調圧室からの排出空気に合流させる空気合流路を設け、
前記風量調整手段として、前記排気ファンの吸入空気における前記補助空気の風量比率を調整する合流比調整手段を設け、
前記圧力制御手段は、
前記検出圧力差が前記設定圧力差より大きくなると前記補助空気を増加させる側に前記合流比調整手段を調整し、かつ、前記検出圧力差が前記設定圧力差より小さくなると前記補助空気を減少させる側に前記合流比調整手段を調整する合流比調整モードの排出風量制御により、前記圧力差を前記設定圧力差に調整して前記調圧室を前記設定負圧状態に調整する構成にしてある点にある。
調圧室の室内空気を排気ファンにより外部へ排出する排気路、及び、この排気路を通じて前記調圧室から外部へ排出する室内空気の排出風量を調整する風量調整手段を設け、
前記調圧室とその周囲空間との圧力差を検出する差圧検出手段を設けるとともに、
この差圧検出手段による検出圧力差に基づき前記風量調整手段により前記排出風量を調整して前記調圧室をその周囲空間より設定圧力差だけ圧力が低い設定負圧状態に調整する圧力制御手段を設けた調圧室システムであって、
前記排気ファンの運転に伴い前記排気路における排気ファン吐出側部分から排気ファン吐出空気の一部を分流して、その分流空気を前記調圧室に戻す還気路を設け、
前記風量調整手段として、前記排気ファンの吐出空気に対する前記分流空気の風量比率を調整する分流比調整手段を設け、
前記圧力制御手段は、
前記検出圧力差が前記設定圧力差より大きくなると前記分流空気を増加させる側に前記分流比調整手段を調整し、かつ、前記検出圧力差が前記設定圧力差より小さくなると前記分流空気を減少させる側に前記分流比調整手段を調整する分流比調整モードの排出風量制御により、前記圧力差を前記設定圧力差に調整して前記調圧室を前記設定負圧状態に調整する構成にしてある点にある。
前記風量調整手段として、前記合流比調整手段と前記分流比調整手段とのいずれか一方又は両方を設けるとともに、前記排気ファンの回転数を調整するファン回転数調整手段を設け、
前記圧力制御手段は、
前記検出圧力差が前記設定圧力差より大きくなると前記排気ファンの回転数を減少させる側に前記ファン回転数調整手段を調整し、かつ、前記検出圧力差が前記設定圧力差より小さくなると前記排気ファンの回転数を増加させる側に前記ファン回転数調整手段を調整するファン回転数調整モードの排出風量制御により、前記圧力差を前記設定圧力差に調整して前記調圧室を前記設定負圧状態に調整し、
このファン回転数調整モードの排出風量制御において、前記排気ファンの回転数が前記ファン回転数調整手段による調整の下限回転数に低下した状態では、
前記合流比調整モードの排出風量制御と前記分流比調整モードの排出風量制御とのいずれか一方又は両方により、前記圧力差を前記設定圧力差に調整して前記調圧室を前記設定負圧状態に調整する構成にしてある点にある。
前記調圧室の室内に除染ガスを充満させる除染運転では、前記合流比調整モードの排出風量制御と前記分流比調整モードの排出風量制御とのいずれか一方又は両方を前記圧力制御手段に実行させ、
この除染運転に続き前記調圧室の室内から除染ガスを排出する除染後換気運転では、前記ファン回転数調整モードの排出風量制御を前記圧力制御手段に実行させる点にある。
外部空気を給気ファンにより調圧室に供給する給気路、及び、この給気路を通じて前記調圧室に供給する外部空気の供給風量を調整する風量調整手段を設け、
前記調圧室とその周囲空間との圧力差を検出する差圧検出手段を設けるとともに、
この差圧検出手段による検出圧力差に基づき前記風量調整手段により前記供給風量を調整して前記調圧室をその周囲空間より設定圧力差だけ圧力が高い設定正圧状態に調整する圧力制御手段を設けた調圧室システムであって、
前記給気ファンの運転に伴い前記給気路における給気ファン吐出側部分から給気ファン吐出空気の一部を分流して、その分流空気を外部に放出する空気分流路を設け、
前記風量調整手段として、前記給気ファンの吐出空気に対する前記分流空気の風量比率を調整する分流比調整手段を設け、
前記圧力制御手段は、
前記検出圧力差が前記設定圧力差より大きくなると前記分流空気を増加させる側に前記分流比調整手段を調整し、かつ、前記検出圧力差が前記設定圧力差より小さくなると前記分流空気を減少させる側に前記分流比調整手段を調整する分流比調整モードの供給風量制御により、前記圧力差を前記設定圧力差に調整して前記調圧室を前記設定正圧状態に調整する構成にしてある点にある。
外部空気を給気ファンにより調圧室に供給する給気路、及び、この給気路を通じて前記調圧室に供給する外部空気の供給風量を調整する風量調整手段を設け、
前記調圧室とその周囲空間との圧力差を検出する差圧検出手段を設けるとともに、
この差圧検出手段による検出圧力差に基づき前記風量調整手段により前記供給風量を調整して前記調圧室をその周囲空間より設定圧力差だけ圧力が高い設定正圧状態に調整する圧力制御手段を設けた調圧室システムであって、
前記給気ファンの運転に伴い前記調圧室から室内空気を抽出し、その抽出空気を前記給気路における給気ファン吸入側部分に戻して外部空気に合流させる還気路を設け、
前記風量調整手段として、前記給気ファンの吸入空気における前記抽出空気の風量比率を調整する合流比調整手段を設け、
前記圧力制御手段は、
前記検出圧力差が前記設定圧力差より大きくなると前記抽出空気を増加させる側に前記合流比調整手段を調整し、かつ、前記検出圧力差が前記設定圧力差より小さくなると、前記抽出空気を減少させる側に前記合流比調整手段を調整する合流比調整モードの供給風量制御により、前記圧力差を前記設定圧力差に調整して前記調圧室を前記設定正圧状態に調整する構成にしてある点にある。
前記風量調整手段として、前記分流比調整手段と前記合流比調整手段とのいずれか一方又は両方を設けるとともに、前記給気ファンの回転数を調整するファン回転数調整手段を設け、
前記圧力制御手段は、
前記検出圧力差が前記設定圧力差より大きくなると前記給気ファンの回転数を減少させる側に前記ファン回転数調整手段を調整し、かつ、前記検出圧力差が前記設定圧力差より小さくなると前記給気ファンの回転数を増加させる側に前記ファン回転数調整手段を調整するファン回転数調整モードの給気風量制御により、前記圧力差を前記設定圧力差に調整して前記調圧室を前記設定正圧状態に調整し、
このファン回転数調整モードの給気風量制御において、前記給気ファンの回転数が前記ファン回転数調整手段による調整の下限回転数に低下した状態では、
前記分流比調整モードの給気風量制御と前記合流比調整モードの給気風量制御とのいずれか一方又は両方により、前記圧力差を前記設定圧力差に調整して前記調圧室を前記設定正圧状態に調整する構成にしてある点にある。
前記調圧室の室内に除染ガスを充満させる除染運転では、前記分流比調整モードの供給風量制御と前記合流比調整モードの供給風量制御とのいずれか一方又は両方を前記圧力制御手段に実行させ、
この除染運転に続き前記調圧室の室内から除染ガスを排出する除染後換気運転では、前記ファン回転数調整モードの給気風量制御を前記圧力制御手段に実行させる点にある。
図1において、1は実験室、2は実験室1に設置した安全キャビネットであり、この安全キャビネット2には、生物学的危険性を伴う作業を行なうための作業用調圧室2aを設けてある。
合流用風量調整ダンパ10a及び分流用風量調整ダンパ11aをともに閉じて空気合流路10及び還流路11の夫々を遮断した状態にする。
ファン回転数調整モードの排出風量制御において排気ファン8aの回転数が、ファン回転数調整手段としての周波数調整器INVによる調整の下限回転数に低下した状態では、排気ファン8aの回転数をその下限回転数に保つとともに、分流用風量調整ダンパ11aを閉じて還流路11のみを遮断した状態にする。
合流比調整モードの排出風量制御において合流用風量調整ダンパ10aが全開近くの所定開度まで開かれた状態では、合流用風量調整ダンパ10aをその所定開度に保つとともに、排気ファン8aの回転数を下限回転数に保った状態にする。
図2はクリーンベンチを示し、このクリーンベンチ22には、無塵雰囲気や無菌雰囲気を要する作業を行なうための作業用調圧室22aを設けてあり、この作業用調圧室22aには、密閉用扉22bを備える作業用開口22cを設けてある。
分流用風量調整ダンパ30a及び抽出用風量調整ダンパ31aをともに閉じて空気分流路30及び還流路31の夫々を遮断した状態にする。
ファン回転数調整モードの供給風量制御において給気ファン29cの回転数が、ファン回転数調整手段としての周波数調整器INVによる調整の下限回転数に低下した状態では、給気ファン29cの回転数をその下限回転数に保つとともに、抽出用風量調整ダンパ31aを閉じて還流路31のみを遮断した状態にする。
分流比調整モードの供給風量制御において分流用風量調整ダンパ30aが全開近くの所定開度まで開かれた状態では、分流用風量調整ダンパ30aをその所定開度に保つとともに、給気ファン29cの回転数を下限回転数に保った状態にする。
次に本発明の別実施形態を列記する。
R2 室内空気
8a 排気ファン
8 排気路
qr,qr′ 排出風量
1 周囲空間
Δp 圧力差
13a,13b 差圧検出手段
Δps 設定圧力差
12 圧力制御手段
O2′ 補助空気
10 空気合流路
qa/q 風量比率
X 合流比調整手段
11 還気路
R2′ 分流空気
qb/q 風量比率
Y 分流比調整手段
INV ファン回転数調整手段
22a 調圧室
29c 給気ファン
29 給気路
qs,qs′ 供給風量
21 周囲空間
33a,33b 差圧検出手段
32 圧力制御手段
O2′ 分流空気
30 空気分流路
qa′/q 風量比率
X′ 分流比調整手段
31 還気路
R2′ 抽出空気
qb′/q 風量比率
Y′ 合流比調整手段
Claims (8)
- 調圧室の室内空気を排気ファンにより外部へ排出する排気路、及び、この排気路を通じて前記調圧室から外部へ排出する室内空気の排出風量を調整する風量調整手段を設け、
前記調圧室とその周囲空間との圧力差を検出する差圧検出手段を設けるとともに、
この差圧検出手段による検出圧力差に基づき前記風量調整手段により前記排出風量を調整して前記調圧室をその周囲空間より設定圧力差だけ圧力が低い設定負圧状態に調整する圧力制御手段を設けた調圧室システムであって、
前記排気ファンの運転に伴い前記排気路における排気ファン吸入側部分に補助空気を導入して、その補助空気を前記調圧室からの排出空気に合流させる空気合流路を設け、
前記風量調整手段として、前記排気ファンの吸入空気における前記補助空気の風量比率を調整する合流比調整手段を設け、
前記圧力制御手段は、
前記検出圧力差が前記設定圧力差より大きくなると前記補助空気を増加させる側に前記合流比調整手段を調整し、かつ、前記検出圧力差が前記設定圧力差より小さくなると前記補助空気を減少させる側に前記合流比調整手段を調整する合流比調整モードの排出風量制御により、前記圧力差を前記設定圧力差に調整して前記調圧室を前記設定負圧状態に調整する構成にしてある調圧室システム。 - 調圧室の室内空気を排気ファンにより外部へ排出する排気路、及び、この排気路を通じて前記調圧室から外部へ排出する室内空気の排出風量を調整する風量調整手段を設け、
前記調圧室とその周囲空間との圧力差を検出する差圧検出手段を設けるとともに、
この差圧検出手段による検出圧力差に基づき前記風量調整手段により前記排出風量を調整して前記調圧室をその周囲空間より設定圧力差だけ圧力が低い設定負圧状態に調整する圧力制御手段を設けた調圧室システムであって、
前記排気ファンの運転に伴い前記排気路における排気ファン吐出側部分から排気ファン吐出空気の一部を分流して、その分流空気を前記調圧室に戻す還気路を設け、
前記風量調整手段として、前記排気ファンの吐出空気に対する前記分流空気の風量比率を調整する分流比調整手段を設け、
前記圧力制御手段は、
前記検出圧力差が前記設定圧力差より大きくなると前記分流空気を増加させる側に前記分流比調整手段を調整し、かつ、前記検出圧力差が前記設定圧力差より小さくなると前記分流空気を減少させる側に前記分流比調整手段を調整する分流比調整モードの排出風量制御により、前記圧力差を前記設定圧力差に調整して前記調圧室を前記設定負圧状態に調整する構成にしてある調圧室システム。 - 前記風量調整手段として、前記合流比調整手段と前記分流比調整手段とのいずれか一方又は両方を設けるとともに、前記排気ファンの回転数を調整するファン回転数調整手段を設け、
前記圧力制御手段は、
前記検出圧力差が前記設定圧力差より大きくなると前記排気ファンの回転数を減少させる側に前記ファン回転数調整手段を調整し、かつ、前記検出圧力差が前記設定圧力差より小さくなると前記排気ファンの回転数を増加させる側に前記ファン回転数調整手段を調整するファン回転数調整モードの排出風量制御により、前記圧力差を前記設定圧力差に調整して前記調圧室を前記設定負圧状態に調整し、
このファン回転数調整モードの排出風量制御において、前記排気ファンの回転数が前記ファン回転数調整手段による調整の下限回転数に低下した状態では、
前記合流比調整モードの排出風量制御と前記分流比調整モードの排出風量制御とのいずれか一方又は両方により、前記圧力差を前記設定圧力差に調整して前記調圧室を前記設定負圧状態に調整する構成にしてある請求項1又は2記載の調圧室システム。 - 請求項3記載の調圧室システムを用いた調圧室システム運転方法であって、
前記調圧室の室内に除染ガスを充満させる除染運転では、前記合流比調整モードの排出風量制御と前記分流比調整モードの排出風量制御とのいずれか一方又は両方を前記圧力制御手段に実行させ、
この除染運転に続き前記調圧室の室内から除染ガスを排出する除染後換気運転では、前記ファン回転数調整モードの排出風量制御を前記圧力制御手段に実行させる調圧室システム運転方法。 - 外部空気を給気ファンにより調圧室に供給する給気路、及び、この給気路を通じて前記調圧室に供給する外部空気の供給風量を調整する風量調整手段を設け、
前記調圧室とその周囲空間との圧力差を検出する差圧検出手段を設けるとともに、
この差圧検出手段による検出圧力差に基づき前記風量調整手段により前記供給風量を調整して前記調圧室をその周囲空間より設定圧力差だけ圧力が高い設定正圧状態に調整する圧力制御手段を設けた調圧室システムであって、
前記給気ファンの運転に伴い前記給気路における給気ファン吐出側部分から給気ファン吐出空気の一部を分流して、その分流空気を外部に放出する空気分流路を設け、
前記風量調整手段として、前記給気ファンの吐出空気に対する前記分流空気の風量比率を調整する分流比調整手段を設け、
前記圧力制御手段は、
前記検出圧力差が前記設定圧力差より大きくなると前記分流空気を増加させる側に前記分流比調整手段を調整し、かつ、前記検出圧力差が前記設定圧力差より小さくなると前記分流空気を減少させる側に前記分流比調整手段を調整する分流比調整モードの供給風量制御により、前記圧力差を前記設定圧力差に調整して前記調圧室を前記設定正圧状態に調整する構成にしてある調圧室システム。 - 外部空気を給気ファンにより調圧室に供給する給気路、及び、この給気路を通じて前記調圧室に供給する外部空気の供給風量を調整する風量調整手段を設け、
前記調圧室とその周囲空間との圧力差を検出する差圧検出手段を設けるとともに、
この差圧検出手段による検出圧力差に基づき前記風量調整手段により前記供給風量を調整して前記調圧室をその周囲空間より設定圧力差だけ圧力が高い設定正圧状態に調整する圧力制御手段を設けた調圧室システムであって、
前記給気ファンの運転に伴い前記調圧室から室内空気を抽出し、その抽出空気を前記給気路における給気ファン吸入側部分に戻して外部空気に合流させる還気路を設け、
前記風量調整手段として、前記給気ファンの吸入空気における前記抽出空気の風量比率を調整する合流比調整手段を設け、
前記圧力制御手段は、
前記検出圧力差が前記設定圧力差より大きくなると前記抽出空気を増加させる側に前記合流比調整手段を調整し、かつ、前記検出圧力差が前記設定圧力差より小さくなると、前記抽出空気を減少させる側に前記合流比調整手段を調整する合流比調整モードの供給風量制御により、前記圧力差を前記設定圧力差に調整して前記調圧室を前記設定正圧状態に調整する構成にしてある調圧室システム。 - 前記風量調整手段として、前記分流比調整手段と前記合流比調整手段とのいずれか一方又は両方を設けるとともに、前記給気ファンの回転数を調整するファン回転数調整手段を設け、
前記圧力制御手段は、
前記検出圧力差が前記設定圧力差より大きくなると前記給気ファンの回転数を減少させる側に前記ファン回転数調整手段を調整し、かつ、前記検出圧力差が前記設定圧力差より小さくなると前記給気ファンの回転数を増加させる側に前記ファン回転数調整手段を調整するファン回転数調整モードの給気風量制御により、前記圧力差を前記設定圧力差に調整して前記調圧室を前記設定正圧状態に調整し、
このファン回転数調整モードの給気風量制御において、前記給気ファンの回転数が前記ファン回転数調整手段による調整の下限回転数に低下した状態では、
前記分流比調整モードの給気風量制御と前記合流比調整モードの給気風量制御とのいずれか一方又は両方により、前記圧力差を前記設定圧力差に調整して前記調圧室を前記設定正圧状態に調整する構成にしてある請求項5又は6記載の調圧室システム。 - 請求項7記載の調圧室システムを用いた調圧室システム運転方法であって、
前記調圧室の室内に除染ガスを充満させる除染運転では、前記分流比調整モードの供給風量制御と前記合流比調整モードの供給風量制御とのいずれか一方又は両方を前記圧力制御手段に実行させ、
この除染運転に続き前記調圧室の室内から除染ガスを排出する除染後換気運転では、前記ファン回転数調整モードの給気風量制御を前記圧力制御手段に実行させる調圧室システム運転方法。
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