JP5910825B2 - 低露点空調設備の運転方法、及び、低露点空調設備 - Google Patents
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Description
除湿機5により生成される低露点空気SA(例えば、露点温度がマイナス数十度といった空気)を低露点室1に対する第1給気口7と、補助室2に対する第2給気口8とに送る給気路6、又は、それら第1及び第2給気口7,8に送るとともに室間開口部4の配設域に対する第3給気口19にも送る給気路6を設け、
第1給気口7からの低露点室1への低露点空気SAの供給に伴い低露点室1の室内低露点空気SA′を補助室2に流出させる室間通気路12を設け、
第2給気口8及び室間通気路12からの補助室2への低露点空気SA,SA′の供給に伴い補助室2の室内空気EAを外部へ排出する排気路15又はその室内空気RAを除湿機5に戻す還気路14を設けてある低露点空調設備に関する。
低露点室を補助室に対して開放する室間開口部に、その室間開口部を開閉する室間扉を設け、
除湿機により生成される低露点空気を前記低露点室に対する第1給気口と、前記補助室に対する第2給気口とに送る給気路を設け、
前記第1給気口からの前記低露点室への低露点空気の供給に伴い前記低露点室の室内低露点空気を前記補助室に流出させる室間通気路を設け、
前記第2給気口及び前記室間通気路からの前記補助室への低露点空気の供給に伴い前記補助室の室内空気を外部へ排出する排気路又はその室内空気を前記除湿機に戻す還気路を設けてある低露点空調設備の運転方法であって、
前記室間扉の開扉時には、前記第1給気口から前記低露点室に供給する低露点空気の風量である第1給気風量を、前記室間扉の閉扉時における前記第1給気風量よりも増加させるとともに、
この第1給気風量の増加に背反させて、前記第2給気口から前記補助室に供給する低露点空気の風量である第2給気風量を、前記室間扉の閉扉時における前記第2給気風量よりも減少させることが考えられる。
風量の増加分と第2給気風量の減少分との相殺により抑止することができる。
前記室間扉の開扉時には、前記第1給気風量の増加分だけ、前記第2給気風量を前記室間扉の閉扉時における前記第2給気風量よりも減少させることが考えられる。
複数の前記低露点室を前記補助室に対して各別に開放する複数の前記室間開口部と、それら複数の室間開口部を各別に開閉する複数の前記室間扉とを設けた構成において、
複数の前記室間扉の開扉時には、対応する複数の前記低露点室の夫々に対する前記第1給気風量を、複数の前記室間扉の閉扉時における前記第1給気風量よりも増加させるとともに、
それら複数の低露点室の夫々に対する前記第1給気風量の増加分の合計分だけ、前記第2給気風量を複数の前記室間扉の閉扉時における前記第2給気風量よりも減少させることが考えられる。
前記室間扉の開扉時には、前記低露点室に対する前記第1給気風量を、前記室間扉が開かれた状態において前記低露点室の室内露点温度が前記室間扉の閉扉時における前記低露 点室の室内露点温度以下に保持される露点保持風量まで増加させることが考えられる。
前記室間扉の開扉時には、前記低露点室に対する前記第1給気風量を、前記室間扉が開かれた状態において前記低露点室の室圧が前記補助室の室圧より設定圧力差以上に高く保持される室圧保持風量まで増加させることが考えられる。
低露点室を補助室に対して開放する室間開口部に、その室間開口部を開閉する室間扉を設け、
除湿機により生成される低露点空気を前記低露点室に対する第1給気口と、前記補助室に対する第2給気口と、前記室間開口部の配設域に対する第3給気口とに送る給気路を設け、
前記第1給気口からの前記低露点室への低露点空気の供給に伴い前記低露点室の室内低露点空気を前記補助室に流出させる室間通気路を設け、
前記第2給気口及び前記室間通気路からの前記補助室への低露点空気の供給に伴い前記補助室の室内空気を外部へ排出する排気路又はその室内空気を前記除湿機に戻す還気路を設けてある低露点空調設備の運転方法であって、
前記室間扉の開扉時には、前記第1給気口から前記低露点室に供給する低露点空気の風量である第1給気風量を前記室間扉の閉扉時における前記第1給気風量に保った状態で、
前記第3給気口から前記室間開口部の配設域に供給する低露点空気の風量である第3給気風量を、前記室間扉の閉扉時における前記第3給気風量よりも増加させるとともに、
この第3給気風量の増加に背反させて、前記第2給気口から前記補助室に供給する低露点空気の風量である第2給気風量を、前記室間扉の閉扉時における前記第2給気風量よりも減少させる点にある。
(第3給気風量)を増加させることで、室間開口部を通じた補助室から低露点室への空気侵入に伴う水分侵入を防止するとともに、室間開口部の配設域における水分負荷処理能力を高めて、室間開口部を通じメンテナンス作業を行なうメンテナンス要員の呼気や発汗などによる発生水分負荷にも対応できるようにし、これにより、室間扉の開扉にかかわらず低露点室の室内を所要の低露点環境に保持する。
前記室間扉の開扉時には、前記第3給気風量の増加分だけ、前記第2給気風量を前記室間扉の閉扉時における前記第2給気風量よりも減少させる点にある。
複数の前記低露点室を前記補助室に対して各別に開放する複数の前記室間開口部と、それら複数の室間開口部を各別に開閉する複数の前記室間扉とを設けた構成において、
それら複数の前記室間扉の開扉時には、対応する複数の前記室間開口部夫々の配設域に対する前記第3給気風量を、複数の前記室間扉の閉扉時における前記第3給気風量よりも増加させるとともに、
それら複数の前記室間開口部夫々の配設域に対する前記第3給気風量の増加分の合計分だけ、前記第2給気風量を複数の前記室間扉の閉扉時における前記第2給気風量よりも減少させる点にある。
前記室間扉の開扉時には、前記室間開口部の配設域に対する前記第3給気風量を、前記室間扉が開かれた状態において前記低露点室の室内露点温度が前記室間扉の閉扉時における前記低露点室の室内露点温度以下に保持される露点保持風量まで増加させる点にある。
低露点室を補助室に対して開放する室間開口部に、その室間開口部を開閉する室間扉を設け、
除湿機により生成される低露点空気を前記低露点室に対する第1給気口と、前記補助室に対する第2給気口と、前記室間開口部の配設域に対する第3給気口とに送る給気路を設け、
前記第1給気口からの前記低露点室への低露点空気の供給に伴い前記低露点室の室内低露点空気を前記補助室に流出させる室間通気路を設け、
前記第2給気口及び前記室間通気路からの前記補助室への低露点空気の供給に伴い前記補助室の室内空気を外部へ排出する排気路又はその室内空気を前記除湿機に戻す還気路を設けてある低露点空調設備の運転方法であって、
前記室間扉の開扉時には、前記第1給気口から前記低露点室に供給する低露点空気の風量である第1給気風量を、前記室間扉の閉扉時における前記第1給気風量よりも増加させ、かつ、前記第3給気口から前記室間開口部の配設域に供給する低露点空気の風量である第3給気風量を、前記室間扉の閉扉時における前記第3給気風量よりも増加させるとともに、
これら第1給気風量及び第3給気風量の増加に背反させて、前記第2給気口から前記補助室に供給する低露点空気の風量である第2給気風量を、前記室間扉の閉扉時における前記第2給気風量よりも減少させる点にある。
前記室間扉の開扉時には、前記第1給気風量の増加分と前記第3給気風量の増加分との合算分だけ、前記第2給気風量を前記室間扉の閉扉時における前記第2給気風量よりも減少させる点にある。
複数の前記低露点室を前記補助室に対して各別に開放する複数の前記室間開口部と、それら複数の室間開口部を各別に開閉する複数の前記室間扉とを設けた構成において、
それら複数の前記室間扉の開扉時には、対応する複数の前記低露点室の夫々に対する前記第1給気風量を、複数の前記室間扉の閉扉時における前記第1給気風量よりも増加させ、かつ、対応する複数の前記室間開口部夫々の配設域に対する前記第3給気風量を、複数の前記室間扉の閉扉時における前記第3給気風量よりも増加させるとともに、
それら複数の低露点室の夫々に対する前記第1給気風量の増加分の合計分と、それら複数の前記室間開口部夫々の配設域に対する前記第3給気風量の増加分の合計分との合算分だけ、前記第2給気風量を複数の前記室間扉の閉扉時における前記第2給気風量よりも減少させる点にある。
前記室間扉の開扉時には、前記低露点室に対する前記第1給気風量又は前記室間開口部の配設域に対する前記第3給気風量を、前記室間扉が開かれた状態において前記低露点室の室内露点温度が前記室間扉の閉扉時における前記低露点室の室内露点温度以下に保持される露点保持風量まで増加させる点にある。
前記室間扉の開扉時には、前記低露点室に対する前記第1給気風量を、前記室間扉が開かれた状態において前記低露点室の室圧が前記補助室の室圧又は前記室間開口部の配設域における域圧より設定圧力差以上に高く保持される室圧保持風量まで増加させる点にある。
低露点室を補助室に対して開放する室間開口部に、その室間開口部を開閉する室間扉を設け、
除湿機により生成される低露点空気を前記低露点室に対する第1給気口と、前記補助室に対する第2給気口とに送る給気路を設け、
前記第1給気口からの前記低露点室への低露点空気の供給に伴い前記低露点室の室内低露点空気を前記補助室に流出させる室間通気路を設け、
前記第2給気口及び前記室間通気路からの前記補助室への低露点空気の供給に伴い前記補助室の室内空気を外部へ排出する排気路又はその室内空気を前記除湿機に戻す還気路を設けてある低露点空調設備であって、
前記第1給気口から前記低露点室に供給する低露点空気の風量である第1給気風量を調整する第1風量調整ダンパと、
前記第2給気口から前記補助室に供給する低露点空気の風量である第2給気風量を調整する第2風量調整ダンパとを設けるとともに、
これら第1及び第2風量調整ダンパ夫々の開度を調整する制御手段を設け、
この制御手段は、前記室間扉の開扉を知らせる開扉信号を受信すると、
前記第1風量調整ダンパの開度を調整して前記第1給気風量を前記室間扉の閉扉時における前記第1給気風量よりも増加させるとともに、
前記第2風量調整ダンパの開度を調整して前記第2給気風量を前記室間扉の閉扉時における前記第2給気風量よりも減少させる構成にすることが考えられる。
低露点室を補助室に対して開放する室間開口部に、その室間開口部を開閉する室間扉を設け、
除湿機により生成される低露点空気を前記低露点室に対する第1給気口と、前記補助室
に対する第2給気口と、前記室間開口部の配設域に対する第3給気口とに送る給気路を設け、
前記第1給気口からの前記低露点室への低露点空気の供給に伴い前記低露点室の室内低露点空気を前記補助室に流出させる室間通気路を設け、
前記第2給気口及び前記室間通気路からの前記補助室への低露点空気の供給に伴い前記補助室の室内空気を外部へ排出する排気路又はその室内空気を前記除湿機に戻す還気路を設けてある低露点空調設備であって、
前記第3給気口から前記室間開口部の配設域に供給する低露点空気の風量である第3給気風量を調整する第3風量調整ダンパと、
前記第2給気口から前記補助室に供給する低露点空気の風量である第2給気風量を調整する第2風量調整ダンパとを設けるとともに、
これら第3及び第2風量調整ダンパ夫々の開度を調整する制御手段を設け、
この制御手段は、前記室間扉の開扉を知らせる開扉信号を受信すると、
前記第3風量調整ダンパの開度を調整して前記第3給気風量を前記室間扉の閉扉時における前記第3給気風量よりも増加させるとともに、
前記第2風量調整ダンパの開度を調整して前記第2給気風量を前記室間扉の閉扉時における前記第2給気風量よりも減少させる構成にしてある点にある。
低露点室を補助室に対して開放する室間開口部に、その室間開口部を開閉する室間扉を設け、
除湿機により生成される低露点空気を前記低露点室に対する第1給気口と、前記補助室に対する第2給気口と、前記室間開口部の配設域に対する第3給気口とに送る給気路を設け、
前記第1給気口からの前記低露点室への低露点空気の供給に伴い前記低露点室の室内低露点空気を前記補助室に流出させる室間通気路を設け、
前記第2給気口及び前記室間通気路からの前記補助室への低露点空気の供給に伴い前記補助室の室内空気を外部へ排出する排気路又はその室内空気を前記除湿機に戻す還気路を 設けてある低露点空調設備であって、
前記第1給気口から前記低露点室に供給する低露点空気の風量である第1給気風量を調整する第1風量調整ダンパと、
前記第3給気口から前記室間開口部の配設域に供給する低露点空気の風量である第3給気風量を調整する第3風量調整ダンパと、
前記第2給気口から前記補助室に供給する低露点空気の風量である第2給気風量を調整する第2風量調整ダンパとを設けるとともに、
これら第1,第3及び第2風量調整ダンパ夫々の開度を調整する制御手段を設け、
この制御手段は、前記室間扉の開扉を知らせる開扉信号を受信すると、
前記第1風量調整ダンパの開度を調整して前記第1給気風量を前記室間扉の閉扉時における前記第1給気風量よりも増加させ、
かつ、前記第3風量調整ダンパの開度を調整して前記第3給気風量を前記室間扉の閉扉時における前記第3給気風量よりも増加させるとともに、
前記第2風量調整ダンパの開度を調整して前記第2給気風量を前記室間扉の閉扉時における前記第2給気風量よりも減少させる構成にしてある点にある。
前記低露点室の室内低露点空気を前記補助室へ漏出させて前記第1給気風量の増加に伴う前記低露点室の室圧上昇を緩和する差圧保持ダンパを設けてある点にある。
前記第3給気口は、低露点空気を供給する前記室間開口部の配設域として、前記補助室の側における前記室間開口部の対向箇所に低露点空気を供給する状態に配置してある点にある。
図1は低露点空調設備を示し、1は室内での生産作業や物品の室内保管などにおいて室内を低露点環境に保つことが要求される低露点室、2は低露点室1に対する物品の搬出入や低露点室1に対するメンテナンスなどを行なう補助室であり、この補助室2は準低露点室として低露点室1に次ぐ室内低露点環境が要求される。
図3に示す第2の参考形態の低露点空調設備では、共通の補助室2に対して、ともに第1の参考形態で示した低露点室1と同様の二室の低露点室1a,1bを配設してある。
、低露点室1bの側の管理器17から発信される開扉信号osを受信すると、B2の低露点室1aに対する開扉時制御、及び、B3の低露点室1bに対する開扉時制御の両方を実行する制御形態を採る。
図5に示す本発明の第1実施形態の低露点空調設備では、上記した第1の参考形態で示した低露点室1の補助給気口7bを省略し、定風量装置9により風量調整される主給気口7aだけを、低露点室1に対して低露点空気SAを供給する第1給気口7にしてある。
開かれた室間開口部3を通じて低露点室1の室内をメンテナンスするメンテナンス要員の呼気や発汗などによる開口前箇所msでの発生水分負荷を効率的に処理して、その発生水分が室間開口部3を通じて低露点室1に侵入することを阻止し得る風量に設定してある。
図8に示す本発明の第2実施形態の低露点空調設備では、共通の補助室2に対して、ともに本発明の第1実施形態で示した低露点室1と同様の二室の低露点室1a,1bを配設してある。
次に本発明の他の実施形態を列記する。
2 補助室
3 室間開口部
4 室間扉
5 除湿機
SA 低露点空気
7 第1給気口
8 第2給気口
6 給気路
SA′ 室内低露点空気
12 室間通気路
RA,EA 室内空気
15 排気路
14 還気路
Q1,Q1′ 第1給気風量
x,x′ 室間扉の閉扉時における第1給気風量
z,z′ 第1給気風量の増加分
Q2 第2給気風量
y 室間扉の閉扉時における第2給気風量
ms 室間開口部の配設域,室間開口部の対向箇所
19 第3給気口
Q3,Q3′ 第3給気風量
zz,zz′ 第3給気風量の増加分
10 第1風量調整ダンパ
11 第2風量調整ダンパ
18 制御手段
os 開扉信号
20 第3風量調整ダンパ
13 差圧保持ダンパ
Claims (13)
- 低露点室を補助室に対して開放する室間開口部に、その室間開口部を開閉する室間扉を設け、
除湿機により生成される低露点空気を前記低露点室に対する第1給気口と、前記補助室に対する第2給気口と、前記室間開口部の配設域に対する第3給気口とに送る給気路を設け、
前記第1給気口からの前記低露点室への低露点空気の供給に伴い前記低露点室の室内低露点空気を前記補助室に流出させる室間通気路を設け、
前記第2給気口及び前記室間通気路からの前記補助室への低露点空気の供給に伴い前記補助室の室内空気を外部へ排出する排気路又はその室内空気を前記除湿機に戻す還気路を設けてある低露点空調設備の運転方法であって、
前記室間扉の開扉時には、前記第1給気口から前記低露点室に供給する低露点空気の風量である第1給気風量を前記室間扉の閉扉時における前記第1給気風量に保った状態で、
前記第3給気口から前記室間開口部の配設域に供給する低露点空気の風量である第3給気風量を、前記室間扉の閉扉時における前記第3給気風量よりも増加させるとともに、
この第3給気風量の増加に背反させて、前記第2給気口から前記補助室に供給する低露点空気の風量である第2給気風量を、前記室間扉の閉扉時における前記第2給気風量よりも減少させる低露点空調設備の運転方法。 - 前記室間扉の開扉時には、前記第3給気風量の増加分だけ、前記第2給気風量を前記室間扉の閉扉時における前記第2給気風量よりも減少させる請求項1記載の低露点空調設備の運転方法。
- 複数の前記低露点室を前記補助室に対して各別に開放する複数の前記室間開口部と、それら複数の室間開口部を各別に開閉する複数の前記室間扉とを設けた構成において、
それら複数の前記室間扉の開扉時には、対応する複数の前記室間開口部夫々の配設域に対する前記第3給気風量を、複数の前記室間扉の閉扉時における前記第3給気風量よりも増加させるとともに、
それら複数の前記室間開口部夫々の配設域に対する前記第3給気風量の増加分の合計分だけ、前記第2給気風量を複数の前記室間扉の閉扉時における前記第2給気風量よりも減少させる請求項1又は2記載の低露点空調設備の運転方法。 - 前記室間扉の開扉時には、前記室間開口部の配設域に対する前記第3給気風量を、前記室間扉が開かれた状態において前記低露点室の室内露点温度が前記室間扉の閉扉時における前記低露点室の室内露点温度以下に保持される露点保持風量まで増加させる請求項1〜3のいずれか1項に記載の低露点空調設備の運転方法。
- 低露点室を補助室に対して開放する室間開口部に、その室間開口部を開閉する室間扉を設け、
除湿機により生成される低露点空気を前記低露点室に対する第1給気口と、前記補助室に対する第2給気口と、前記室間開口部の配設域に対する第3給気口とに送る給気路を設け、
前記第1給気口からの前記低露点室への低露点空気の供給に伴い前記低露点室の室内低露点空気を前記補助室に流出させる室間通気路を設け、
前記第2給気口及び前記室間通気路からの前記補助室への低露点空気の供給に伴い前記補助室の室内空気を外部へ排出する排気路又はその室内空気を前記除湿機に戻す還気路を設けてある低露点空調設備の運転方法であって、
前記室間扉の開扉時には、前記第1給気口から前記低露点室に供給する低露点空気の風量である第1給気風量を、前記室間扉の閉扉時における前記第1給気風量よりも増加させ、かつ、前記第3給気口から前記室間開口部の配設域に供給する低露点空気の風量である第3給気風量を、前記室間扉の閉扉時における前記第3給気風量よりも増加させるとともに、
これら第1給気風量及び第3給気風量の増加に背反させて、前記第2給気口から前記補助室に供給する低露点空気の風量である第2給気風量を、前記室間扉の閉扉時における前記第2給気風量よりも減少させる低露点空調設備の運転方法。 - 前記室間扉の開扉時には、前記第1給気風量の増加分と前記第3給気風量の増加分との合算分だけ、前記第2給気風量を前記室間扉の閉扉時における前記第2給気風量よりも減少させる請求項5記載の低露点空調設備の運転方法。
- 複数の前記低露点室を前記補助室に対して各別に開放する複数の前記室間開口部と、それら複数の室間開口部を各別に開閉する複数の前記室間扉とを設けた構成において、
それら複数の前記室間扉の開扉時には、対応する複数の前記低露点室の夫々に対する前記第1給気風量を、複数の前記室間扉の閉扉時における前記第1給気風量よりも増加させ、かつ、対応する複数の前記室間開口部夫々の配設域に対する前記第3給気風量を、複数の前記室間扉の閉扉時における前記第3給気風量よりも増加させるとともに、
それら複数の低露点室の夫々に対する前記第1給気風量の増加分の合計分と、それら複数の前記室間開口部夫々の配設域に対する前記第3給気風量の増加分の合計分との合算分だけ、前記第2給気風量を複数の前記室間扉の閉扉時における前記第2給気風量よりも減少させる請求項5又は6記載の低露点空調設備の運転方法。 - 前記室間扉の開扉時には、前記低露点室に対する前記第1給気風量又は前記室間開口部の配設域に対する前記第3給気風量を、前記室間扉が開かれた状態において前記低露点室の室内露点温度が前記室間扉の閉扉時における前記低露点室の室内露点温度以下に保持される露点保持風量まで増加させる請求項5〜7のいずれか1項に記載の低露点空調設備の運転方法。
- 前記室間扉の開扉時には、前記低露点室に対する前記第1給気風量を、前記室間扉が開かれた状態において前記低露点室の室圧が前記補助室の室圧又は前記室間開口部の配設域における域圧より設定圧力差以上に高く保持される室圧保持風量まで増加させる請求項5〜8のいずれか1項に記載の低露点空調設備の運転方法。
- 低露点室を補助室に対して開放する室間開口部に、その室間開口部を開閉する室間扉を設け、
除湿機により生成される低露点空気を前記低露点室に対する第1給気口と、前記補助室に対する第2給気口と、前記室間開口部の配設域に対する第3給気口とに送る給気路を設け、
前記第1給気口からの前記低露点室への低露点空気の供給に伴い前記低露点室の室内低露点空気を前記補助室に流出させる室間通気路を設け、
前記第2給気口及び前記室間通気路からの前記補助室への低露点空気の供給に伴い前記 補助室の室内空気を外部へ排出する排気路又はその室内空気を前記除湿機に戻す還気路を設けてある低露点空調設備であって、
前記第3給気口から前記室間開口部の配設域に供給する低露点空気の風量である第3給気風量を調整する第3風量調整ダンパと、
前記第2給気口から前記補助室に供給する低露点空気の風量である第2給気風量を調整する第2風量調整ダンパとを設けるとともに、
これら第3及び第2風量調整ダンパ夫々の開度を調整する制御手段を設け、
この制御手段は、前記室間扉の開扉を知らせる開扉信号を受信すると、
前記第3風量調整ダンパの開度を調整して前記第3給気風量を前記室間扉の閉扉時における前記第3給気風量よりも増加させるとともに、
前記第2風量調整ダンパの開度を調整して前記第2給気風量を前記室間扉の閉扉時における前記第2給気風量よりも減少させる構成にしてある低露点空調設備。 - 低露点室を補助室に対して開放する室間開口部に、その室間開口部を開閉する室間扉を設け、
除湿機により生成される低露点空気を前記低露点室に対する第1給気口と、前記補助室に対する第2給気口と、前記室間開口部の配設域に対する第3給気口とに送る給気路を設け、
前記第1給気口からの前記低露点室への低露点空気の供給に伴い前記低露点室の室内低露点空気を前記補助室に流出させる室間通気路を設け、
前記第2給気口及び前記室間通気路からの前記補助室への低露点空気の供給に伴い前記補助室の室内空気を外部へ排出する排気路又はその室内空気を前記除湿機に戻す還気路を設けてある低露点空調設備であって、
前記第1給気口から前記低露点室に供給する低露点空気の風量である第1給気風量を調整する第1風量調整ダンパと、
前記第3給気口から前記室間開口部の配設域に供給する低露点空気の風量である第3給気風量を調整する第3風量調整ダンパと、
前記第2給気口から前記補助室に供給する低露点空気の風量である第2給気風量を調整する第2風量調整ダンパとを設けるとともに、
これら第1,第3及び第2風量調整ダンパ夫々の開度を調整する制御手段を設け、
この制御手段は、前記室間扉の開扉を知らせる開扉信号を受信すると、
前記第1風量調整ダンパの開度を調整して前記第1給気風量を前記室間扉の閉扉時における前記第1給気風量よりも増加させ、
かつ、前記第3風量調整ダンパの開度を調整して前記第3給気風量を前記室間扉の閉扉時における前記第3給気風量よりも増加させるとともに、
前記第2風量調整ダンパの開度を調整して前記第2給気風量を前記室間扉の閉扉時における前記第2給気風量よりも減少させる構成にしてある低露点空調設備。 - 前記低露点室の室内低露点空気を前記補助室へ漏出させて前記第1給気風量の増加に伴う前記低露点室の室圧上昇を緩和する差圧保持ダンパを設けてある請求項11記載の低露点空調設備。
- 前記第3給気口は、低露点空気を供給する前記室間開口部の配設域として、前記補助室の側における前記室間開口部の対向箇所に低露点空気を供給する状態に配置してある請求項10又は11記載の低露点空調設備。
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