JP5818017B2 - 低露点空調設備の運転方法、及び、低露点空調設備 - Google Patents
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Description
導入路12を通じて導入する原空気MAを除湿処理して低露点温度の低露点空気SAを生成する除湿機5を設け、
この除湿機5で生成した低露点空気SAを低露点室1又は室間開口部3の配設域に送給する給気路21を設け、
室間扉4が開かれた状態にあるときには、室間扉4が閉じられた状態にあるときに比べ、除湿機5において設定給気露点温度tsまで除湿処理する原空気MAの風量を所要の増加風量Δq3だけ増加させて、設定給気露点温度tsの状態で低露点室1又は室間開口部3の配設域に送給する低露点空気SAの風量を増加させる低露点空調設備に関する。
低露点室を補助室に対して開放する室間開口部に、その室間開口部を開閉する室間扉を設けるとともに、
導入路を通じて導入する原空気を除湿処理して低露点温度の低露点空気を生成する除湿機を設け、
この除湿機で生成した低露点空気を前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給する給気路を設け、
前記室間扉が開かれた状態にあるときには、前記室間扉が閉じられた状態にあるときに比べ、前記除湿機で設定給気露点温度まで除湿処理する原空気の風量を増加させて、設定給気露点温度の状態で前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給する低露点空気の風量を増加させる低露点空調設備の運転方法であって、
前記給気路と前記導入路とを短絡的に接続する循環用バイパス路を設けておき、
前記室間扉が閉じられた状態にあるときには、前記循環用バイパス路を閉じた状態で前記導入路を通じて導入する基本導入風量の原空気を前記除湿機で設定給気露点温度まで除湿処理して、設定給気露点温度で基本給気風量の低露点空気を前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給する閉扉モード運転を実施し、
前記室間扉が開かれた状態にあるときには、前記循環用バイパス路を閉じた状態で前記導入路を通じて導入する原空気の風量を前記閉扉モード運転時の基本導入風量より設定増加風量だけ増加させて、その増加させた原空気を前記除湿機で設定給気露点温度まで除湿処理することで、設定給気露点温度で前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給する低露点空気の風量を前記閉扉モード運転時の基本給気風量よりも設定増加風量だけ増加させた開扉モード運転を実施し、
閉じられた前記室間扉を開く際には、その室間扉の開き操作に先立ち過渡モード運転を実施し、
この過渡モード運転では、前記循環用バイパス路を開いて、前記除湿機から送出される低露点空気のうち前記設定増加風量と等しい風量の低露点空気を前記循環用バイパス路を通じて循環させながら、前記導入路を通じ前記閉扉モード運転時と同じ基本導入風量の原空気を導入して、その基本導入風量の原空気と前記設定増加風量と等しい風量の循環低露点空気との混合空気を前記除湿機で除湿処理する処理形態にした状態で、前記閉扉モード運転時と同じ基本給気風量の低露点空気を前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給するとともに、
前記除湿機の除湿能力を調整することで、前記除湿機から送出される低露点空気の露点温度を設定給気露点温度に調整し、
この過渡モード運転の実施において前記除湿機から送出される低露点空気の露点温度が設定給気露点温度に安定化した後、前記循環用バイパス路を閉じて前記開扉モード運転に移行し、その上で前記室間扉を開き操作する点にある。
前記過渡モード運転から前記開扉モード運転に移行した後、前記除湿機の除湿能力の調整に対して、前記除湿機から送出される低露点空気の露点温度が設定給気露点温度に安定化した後に、前記室間扉を開き操作する点にある。
前記給気路を通じて設定給気露点温度で前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給する低露点空気の給気風量について、前記室間扉の開き操作時における前記低露点室又は前記室間開口部の配設域での水分負荷の予測上昇量を処理するのに必要な増加給気風量を予め演算し、
その演算風量を設備の運転実施に先立ち前記設定増加風量として予め設定しておく点にある。
前記室間扉を閉じる際は、前記室間扉の閉じ操作を完了した後、前記開扉モード運転から前記閉扉モード運転へ設備の運転を直接的に切り換える点にある。
前記給気路を通じて送給される低露点空気を供給する給気口として、前記低露点室に対する第1給気口と、前記補助室に対する第2給気口と、前記室間開口部の配設域に対する第3給気口とを設けるとともに、
これら第1〜第3給気口から供給した低露点空気は最終的に前記補助室の室内を経て、その一部又は全部を前記原空気として前記導入路を通じ前記除湿機に戻す構成にしておき、
前記室間扉が開かれた状態にあるときには、
前記第1及び第2給気口の夫々からの低露点空気の供給風量を前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量と同じ風量に保った状態で、前記第3給気口からの低露点空気の供給風量のみを前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量よりも増加させる、
又は、前記第2給気口からの低露点空気の供給風量を前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量と同じ風量に保った状態で、前記第1及び第3給気口の夫々からの低露点空気の供給風量を前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量よりも増加させる、
又は、前記第2及び第3給気口の夫々からの低露点空気の供給風量を前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量と同じ風量に保った状態で、前記第1給気口からの低露点空気の供給風量のみを前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量よりも増加させる点にある。
低露点室を補助室に対して開放する室間開口部に、その室間開口部を開閉する室間扉を設けるとともに、
導入路を通じて導入する原空気を除湿処理して低露点温度の低露点空気を生成する除湿機を設け、
この除湿機で生成した低露点空気を前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給する給気路を設け、
前記室間扉が開かれた状態にあるときには、前記室間扉が閉じられた状態にあるときに比べ、前記除湿機で設定給気露点温度まで除湿処理する原空気の風量を増加させて、設定給気露点温度の状態で前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給する低露点空気の風量を増加させる制御手段を設けてある低露点空調設備であって、
前記給気路と前記導入路とを短絡的に接続する循環用バイパス路を設け、
前記制御手段は、
前記室間扉が閉じられた状態にあるときには、前記循環用バイパス路を閉じた状態で前記導入路を通じて導入する基本導入風量の原空気を前記除湿機で設定給気露点温度まで除湿処理して、設定給気露点温度で基本給気風量の低露点空気を前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給する閉扉モード運転を実施し、
前記室間扉が開かれた状態にあるときには、前記循環用バイパス路を閉じた状態で前記導入路を通じて導入する原空気の風量を前記閉扉モード運転時の基本導入風量より設定増加風量だけ増加させて、その増加させた原空気を前記除湿機で設定給気露点温度まで除湿処理することで、設定給気露点温度で前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給する低露点空気の風量を前記閉扉モード運転時の基本給気風量よりも設定増加風量だけ増加させた開扉モード運転を実施し、
前記室間扉の開き操作を要求する開扉要求信号を受信したときには、その室間扉の開き操作に先立つ運転として過渡モード運転を実施し、
この過渡モード運転では、前記循環用バイパス路を開いて、前記除湿機から送出される低露点空気のうち前記設定増加風量と等しい風量の低露点空気を前記循環用バイパス路を通じて循環させながら、前記導入路を通じ前記閉扉モード運転時と同じ基本導入風量の原空気を導入して、その基本導入風量の原空気と前記設定増加風量と等しい風量の循環低露点空気との混合空気を前記除湿機で除湿処理する処理形態にした状態で、前記閉扉モード運転時と同じ基本給気風量の低露点空気を前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給するとともに、
前記除湿機の除湿能力を調整することで、前記除湿機から送出される低露点空気の露点温度を設定給気露点温度に調整し、
この過渡モード運転の実施において前記除湿機から送出される低露点空気の露点温度が設定給気露点温度に安定化した後、前記循環用バイパス路を閉じて前記開扉モード運転に移行し、その上で、前記室間扉の開き操作が可能になったことを報知する、又は、前記室間扉を自動的に開き操作する構成にしてある点にある。
前記制御手段は、前記過渡モード運転から前記開扉モード運転に移行した後、前記除湿機の除湿能力の調整に対して、前記除湿機から送出される低露点空気の露点温度が設定給気露点温度に安定化した後に、前記室間扉の開扉が可能になったことを報知する又は前記室間扉を自動的に開き操作する構成にしてある点にある。
前記給気路を通じて設定給気露点温度で前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給する低露点空気の給気風量について、前記室間扉の開き操作時における前記低露点室又は前記室間開口部の配設域での水分負荷の予測上昇量を処理するのに必要な増加給気風量を前記設定増加風量として予め記憶させておく記憶手段を設け、
前記制御手段は、この記憶手段から読み出した前記設定増加風量に基づいて前記過渡モード運転及び前記開扉モード運転を実施する構成にしてある点にある。
前記記憶手段は、前記設定増加風量として、前記室間扉の開き操作時における状況条件ごとの複数種の前記設定増加風量を記憶する構成にし、
前記制御手段は、これら複数種の設定増加風量のうち、前記開扉要求信号に伴い付与される状況情報に適合する設定増加風量を前記記憶手段から読み出して、その読み出した設定増加風量に基づいて前記過渡モード運転及び前記開扉モード運転を実施する構成にしてある点にある。
前記制御手段は、前記室間扉の閉じ操作が完了したことを知らせる閉扉完了信号を受信したとき、前記開扉モード運転から前記閉扉モード運転へ設備の運転を直接的に切り換える構成にしてある点にある。
前記給気路を通じて送給される低露点空気を供給する給気口として、前記低露点室に対する第1給気口と、前記補助室に対する第2給気口と、前記室間開口部の配設域に対する第3給気口とを設けるとともに、
これら第1〜第3給気口から供給した低露点空気は最終的に前記補助室の室内を経て、その一部又は全部を前記原空気として前記導入路を通じ前記除湿機に戻す構成にしておき、
前記制御手段は、前記室間扉が開かれた状態にあるとき、
前記第1及び第2給気口の夫々からの低露点空気の供給風量を前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量と同じ風量に保った状態で、前記第3給気口からの低露点空気の供給風量のみを前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量よりも増加させる、
又は、前記第2給気口からの低露点空気の供給風量を前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量と同じ風量に保った状態で、前記第1及び第3給気口の夫々からの低露点空気の供給風量を前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量よりも増加させる、
又は、前記第2及び第3給気口の夫々からの低露点空気の供給風量を前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量と同じ風量に保った状態で、前記第1給気口からの低露点空気の供給風量のみを前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量よりも増加させる構成にしてある点にある。
る。
次に本発明の別の実施形態を列記する。
2 補助室
3 室間開口部
4 室間扉
12 導入路
MA 原空気
SA 低露点空気
5 除湿機
26 室間開口部の配設域
21 給気路
ts 設定給気露点温度
32 循環用バイパス路
qi 基本導入風量
Δq3 設定増加風量
ΔSA 循環低露点空気
22 第1給気口
24 第2給気口
27 第3給気口
q1 第1給気口からの低露点空気の供給風量
q2 第2給気口からの低露点空気の供給風量
q3 第2給気口からの低露点空気の供給風量
35 制御手段
sa 開扉要求信号
36 記憶手段
ss 状況情報
sb 閉扉完了信号
Claims (11)
- 低露点室を補助室に対して開放する室間開口部に、その室間開口部を開閉する室間扉を設けるとともに、
導入路を通じて導入する原空気を除湿処理して低露点温度の低露点空気を生成する除湿機を設け、
この除湿機で生成した低露点空気を前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給する給気路を設け、
前記室間扉が開かれた状態にあるときには、前記室間扉が閉じられた状態にあるときに比べ、前記除湿機で設定給気露点温度まで除湿処理する原空気の風量を増加させて、設定給気露点温度の状態で前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給する低露点空気の風量を増加させる低露点空調設備の運転方法であって、
前記給気路と前記導入路とを短絡的に接続する循環用バイパス路を設けておき、
前記室間扉が閉じられた状態にあるときには、前記循環用バイパス路を閉じた状態で前記導入路を通じて導入する基本導入風量の原空気を前記除湿機で設定給気露点温度まで除湿処理して、設定給気露点温度で基本給気風量の低露点空気を前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給する閉扉モード運転を実施し、
前記室間扉が開かれた状態にあるときには、前記循環用バイパス路を閉じた状態で前記導入路を通じて導入する原空気の風量を前記閉扉モード運転時の基本導入風量より設定増加風量だけ増加させて、その増加させた原空気を前記除湿機で設定給気露点温度まで除湿処理することで、設定給気露点温度で前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給する低露点空気の風量を前記閉扉モード運転時の基本給気風量よりも設定増加風量だけ増加させた開扉モード運転を実施し、
閉じられた前記室間扉を開く際には、その室間扉の開き操作に先立ち過渡モード運転を実施し、
この過渡モード運転では、前記循環用バイパス路を開いて、前記除湿機から送出される低露点空気のうち前記設定増加風量と等しい風量の低露点空気を前記循環用バイパス路を通じて循環させながら、前記導入路を通じ前記閉扉モード運転時と同じ基本導入風量の原空気を導入して、その基本導入風量の原空気と前記設定増加風量と等しい風量の循環低露点空気との混合空気を前記除湿機で除湿処理する処理形態にした状態で、前記閉扉モード運転時と同じ基本給気風量の低露点空気を前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給するとともに、
前記除湿機の除湿能力を調整することで、前記除湿機から送出される低露点空気の露点温度を設定給気露点温度に調整し、
この過渡モード運転の実施において前記除湿機から送出される低露点空気の露点温度が設定給気露点温度に安定化した後、前記循環用バイパス路を閉じて前記開扉モード運転に移行し、その上で前記室間扉を開き操作する低露点空調設備の運転方法。 - 前記過渡モード運転から前記開扉モード運転に移行した後、前記除湿機の除湿能力の調整に対して、前記除湿機から送出される低露点空気の露点温度が設定給気露点温度に安定化した後に、前記室間扉を開き操作する請求項1に記載した低露点空調設備の運転方法。
- 前記給気路を通じて設定給気露点温度で前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給する低露点空気の給気風量について、前記室間扉の開き操作時における前記低露点室又は前記室間開口部の配設域での水分負荷の予測上昇量を処理するのに必要な増加給気風量を予め演算し、
その演算風量を設備の運転実施に先立ち前記設定増加風量として予め設定しておく請求項1又は2に記載した低露点空調設備の運転方法。 - 前記室間扉を閉じる際は、前記室間扉の閉じ操作を完了した後、前記開扉モード運転から前記閉扉モード運転へ設備の運転を直接的に切り換える請求項1〜3のいずれか1項に記載した低露点空調設備の運転方法。
- 前記給気路を通じて送給される低露点空気を供給する給気口として、前記低露点室に対する第1給気口と、前記補助室に対する第2給気口と、前記室間開口部の配設域に対する第3給気口とを設けるとともに、
これら第1〜第3給気口から供給した低露点空気は最終的に前記補助室の室内を経て、その一部又は全部を前記原空気として前記導入路を通じ前記除湿機に戻す構成にしておき、
前記室間扉が開かれた状態にあるときには、
前記第1及び第2給気口の夫々からの低露点空気の供給風量を前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量と同じ風量に保った状態で、前記第3給気口からの低露点空気の供給風量のみを前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量よりも増加させる、
又は、前記第2給気口からの低露点空気の供給風量を前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量と同じ風量に保った状態で、前記第1及び第3給気口の夫々からの低露点空気の供給風量を前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量よりも増加させる、
又は、前記第2及び第3給気口の夫々からの低露点空気の供給風量を前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量と同じ風量に保った状態で、前記第1給気口からの低露点空気の供給風量のみを前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量よりも増加させる請求項1〜4のいずれか1項に記載した低露点空調設備の運転方法。 - 低露点室を補助室に対して開放する室間開口部に、その室間開口部を開閉する室間扉を設けるとともに、
導入路を通じて導入する原空気を除湿処理して低露点温度の低露点空気を生成する除湿機を設け、
この除湿機で生成した低露点空気を前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給する給気路を設け、
前記室間扉が開かれた状態にあるときには、前記室間扉が閉じられた状態にあるときに比べ、前記除湿機で設定給気露点温度まで除湿処理する原空気の風量を増加させて、設定給気露点温度の状態で前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給する低露点空気の風量を増加させる制御手段を設けてある低露点空調設備であって、
前記給気路と前記導入路とを短絡的に接続する循環用バイパス路を設け、
前記制御手段は、
前記室間扉が閉じられた状態にあるときには、前記循環用バイパス路を閉じた状態で前記導入路を通じて導入する基本導入風量の原空気を前記除湿機で設定給気露点温度まで除湿処理して、設定給気露点温度で基本給気風量の低露点空気を前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給する閉扉モード運転を実施し、
前記室間扉が開かれた状態にあるときには、前記循環用バイパス路を閉じた状態で前記導入路を通じて導入する原空気の風量を前記閉扉モード運転時の基本導入風量より設定増加風量だけ増加させて、その増加させた原空気を前記除湿機で設定給気露点温度まで除湿処理することで、設定給気露点温度で前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給する低露点空気の風量を前記閉扉モード運転時の基本給気風量よりも設定増加風量だけ増加させた開扉モード運転を実施し、
前記室間扉の開き操作を要求する開扉要求信号を受信したときには、その室間扉の開き操作に先立つ運転として過渡モード運転を実施し、
この過渡モード運転では、前記循環用バイパス路を開いて、前記除湿機から送出される低露点空気のうち前記設定増加風量と等しい風量の低露点空気を前記循環用バイパス路を通じて循環させながら、前記導入路を通じ前記閉扉モード運転時と同じ基本導入風量の原空気を導入して、その基本導入風量の原空気と前記設定増加風量と等しい風量の循環低露点空気との混合空気を前記除湿機で除湿処理する処理形態にした状態で、前記閉扉モード運転時と同じ基本給気風量の低露点空気を前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給するとともに、
前記除湿機の除湿能力を調整することで、前記除湿機から送出される低露点空気の露点温度を設定給気露点温度に調整し、
この過渡モード運転の実施において前記除湿機から送出される低露点空気の露点温度が設定給気露点温度に安定化した後、前記循環用バイパス路を閉じて前記開扉モード運転に移行し、その上で、前記室間扉の開き操作が可能になったことを報知する、又は、前記室間扉を自動的に開き操作する構成にしてある低露点空調設備。 - 前記制御手段は、前記過渡モード運転から前記開扉モード運転に移行した後、前記除湿機の除湿能力の調整に対して、前記除湿機から送出される低露点空気の露点温度が設定給気露点温度に安定化した後に、前記室間扉の開扉が可能になったことを報知する又は前記室間扉を自動的に開き操作する構成にしてある請求項6に記載した低露点空調設備。
- 前記給気路を通じて設定給気露点温度で前記低露点室又は前記室間開口部の配設域に送給する低露点空気の給気風量について、前記室間扉の開き操作時における前記低露点室又は前記室間開口部の配設域における水分負荷の予測上昇量を処理するのに必要な増加給気風量を前記設定増加風量として予め記憶させておく記憶手段を設け、
前記制御手段は、この記憶手段から読み出した前記設定増加風量に基づいて前記過渡モード運転及び前記開扉モード運転を実施する構成にしてある請求項6又は7に記載した低露点空調設備。 - 前記記憶手段は、前記設定増加風量として、前記室間扉の開き操作時における状況条件ごとの複数種の前記設定増加風量を記憶する構成にし、
前記制御手段は、これら複数種の設定増加風量のうち、前記開扉要求信号に伴い付与される状況情報に適合する設定増加風量を前記記憶手段から読み出して、その読み出した設定増加風量に基づいて前記過渡モード運転及び前記開扉モード運転を実施する構成にしてある請求項8に記載した低露点空調設備。 - 前記制御手段は、前記室間扉の閉じ操作が完了したことを知らせる閉扉完了信号を受信したとき、前記開扉モード運転から前記閉扉モード運転へ設備の運転を直接的に切り換える構成にしてある請求項6〜9のいずれか1項に記載した低露点空調設備。
- 前記給気路を通じて送給される低露点空気を供給する給気口として、前記低露点室に対する第1給気口と、前記補助室に対する第2給気口と、前記室間開口部の配設域に対する第3給気口とを設けるとともに、
これら第1〜第3給気口から供給した低露点空気は最終的に前記補助室の室内を経て、その一部又は全部を前記原空気として前記導入路を通じ前記除湿機に戻す構成にしておき、
前記制御手段は、前記室間扉が開かれた状態にあるとき、
前記第1及び第2給気口の夫々からの低露点空気の供給風量を前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量と同じ風量に保った状態で、前記第3給気口からの低露点空気の供給風量のみを前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量よりも増加させる、
又は、前記第2給気口からの低露点空気の供給風量を前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量と同じ風量に保った状態で、前記第1及び第3給気口の夫々からの低露点空気の供給風量を前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量よりも増加させる、
又は、前記第2及び第3給気口の夫々からの低露点空気の供給風量を前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量と同じ風量に保った状態で、前記第1給気口からの低露点空気の供給風量のみを前記室間扉が閉じられた状態にあるときの供給風量よりも増加させる構成にしてある請求項6〜10のいずれか1項に記載した低露点空調設備。
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