JP2014120426A - 円筒形電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池内部圧力の上昇に強いだけでなく、電極群の巻きずれを考慮する必要の無い円筒形電池を提供するとともに、当該円筒形電池においてスペーサを用いて電極群を電池ケースに固定するだけでなく、電解液の注液おける液まわりを改善する。
【解決手段】円筒状をなす電池ケース2と、電池ケース2内に配置され、正極31、負極32及びセパレータ33から構成されており、互いに対向する一対の外側面が平面状をなす電極群3と、電池ケース2の内側周面2Aと電極群3の平面状をなす外側面との間に設けられたスペーサ61、62とを備え、このスペーサ61、62が、軸方向一端部から軸方向他端部に亘って連続して設けられて電池ケース2の内側周面2Aに接触するケース接触部6Bを有し、前記ケース接触部6Bに、当該ケース接触部6Bにより仕切られる空間を連通する連通部6Xが形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、円筒形電池に関するものである。
従来の円筒形電池としては、特許文献1に示すように、円筒状をなす電池ケースに、帯状の正極板及び負極板を帯状のセパレータを介して渦巻状に巻回されてなる円柱状の電極群を収容したものがある。
しかしながら、帯状の正極板、負極板及びセパレータを渦巻き状に巻回するものでは、その巻き工程において正極板及び負極板の巻きずれが生じる。そうすると、円筒形電池において所望の電池容量を得ることができない、また、内部短絡を引き起こしてしまう等の問題が生じる。
特開平11−185767号公報
そこで本願発明者は、巻きずれ及び巻きずれに伴う種々の問題点を解決すべく、積層型の電極群を円筒形電池に収容することを考えている。
しかしながら、円筒形電池に積層型の電極群を収容する場合には、円筒状の電池ケースに対して例えば略直方体形状をなす電極群を収容するため、電極群が電池ケースに対してがたついてしまい極板の活物質が脱落して充放電性能が劣化してしまうという問題がある。
上記の電極群のがたつきを解消すべく、本願発明者は、スペーサを用いて電極群を電池ケースに固定することを考えている。そして、本願発明者は、このスペーサとして、図10に示すように、電極群の外側面の接触する接触面を一方面に有する電極接触部と、この電極接触部の他方面から延出して電池ケースの内側周面に上下に亘って接触するケース接触部とを備えるものを考えている。
しかしながら、上記の構成では、ケース接触部によって電池ケースの内側周面及び電極群の外側面により形成される空間が仕切られてしまう。そうすると、ケース接触部により仕切られた一方の空間に電解液を注液しても、他方の空間に電解液が流れない又は流れにくいという不具合が生じてしまう。このため、電池ケースに収容すべき所定量の電解液を一度に注液すると、電解液が電池ケースから溢れ出てしまう。一方で、電解液が溢れ出ないようにするためには、電解液の注液を複数回に分けて行う必要があり、作業性が悪いという問題がある。
そこで本発明は、上記問題点を解決すべくなされたものであり、電池内部圧力の上昇に強いだけでなく、電極群の巻きずれを考慮する必要の無い円筒形電池を提供するとともに、当該円筒形電池においてスペーサを用いて電極群を電池ケースに固定するだけでなく、電解液の注液おける液まわりを改善することをその主たる所期課題とするものである。
すなわち本発明に係る円筒形電池は、円筒状をなす電池ケースと、前記電池ケース内に配置され、正極、負極及びセパレータから構成されており、互いに対向する一対の外側面が平面状をなす電極群と、前記電池ケースの内側周面と前記電極群の平面状をなす外側面との間に設けられたスペーサとを備え、前記スペーサが、軸方向一端部から軸方向他端部に亘って連続して設けられて前記電池ケースの内側周面に接触するケース接触部を有し、前記ケース接触部に、当該ケース接触部により仕切られる空間を連通する連通部が形成されていることを特徴とする。
このようなものであれば、正極、負極及びセパレータからなり互いに対向する一対の外側面が平面状をなす電極群を電池ケース内に収容することから、電極群の巻きずれ及び巻きずれに付随する種々の問題の無い電池を提供することができる。また、円筒状の電池ケースであることから、内部圧力の上昇に対して強度的に強くすることができる。また、電極群をスペーサにより固定しているので、電池ケースに対する電極群のがたつきを防止することができ、極板の活物質の脱落を抑制して充放電性能の劣化を防ぐことができる。さらに、電池ケースの内側周面に接触するケース接触部に、当該ケース接触部により仕切られる空間を連通する連通部が形成されているので、例えばケース接触部により仕切られた一方の空間に電解液を注液した場合、注液された電解液が連通部を介して他方の空間に流れて、電解液の液まわりを改善することができる。その上、ケース接触部が、スペーサにおいて軸方向一端部から軸方向他端部に亘って連続して設けられているので、スペーサの機械的強度を増すことができ、例えば円筒形電池の組み立て時における作業を容易にすることができる。
前記連通部が、軸方向に沿って前記ケース接触部に複数形成されていることが望ましい。このように軸方向に沿って複数箇所に連通部を形成することによって、電解液の注液における液まわりを一層改善することができる。
前記連通部が、前記ケース接触部における前記電池ケースの内側周面に接触する自由端辺部に形成された凹部であることが望ましい。このように凹部により連通部を構成することによって、電池ケースの内側周面及び凹部により連通空間が形成されるので、電解液が電池ケースの内側周面に沿って流れることになり、電解液の液まわりをより一層改善することができる。
前記連通部が、前記ケース接触部に形成された貫通孔であることが望ましい。このように貫通孔により連通部を構成することによって、ケース接触部の自由端辺部の略全体が電池ケースの内側周面に接触することになり、スペーサにより電極群の固定を一層確実にすることができる。また、ケース接触部の自由端辺部に凹部を形成しないものとすることで、円筒形電池の組み立て時においてスペーサを電池ケースに挿入する作業を容易にすることができる。
前記スペーサが、前記電極群の外側面に接触する接触面を一方面に有する電極接触部を有し、前記ケース接触部が、前記電極接触部の他方面において前記電極接触部の軸方向一端部から軸方向他端部に亘って連続して延出して設けられていることが望ましい。これならば電極接触部の他方面とケース接触部の側面と電池ケースの内側周面とにより上下に連通した空間を形成することができ、電解液の収容空間を確保することができる。また、上下に連通した空間に電解液を注液するものにおいて、ケース接触部に連通部を形成することで、液まわりの改善効果を一層顕著にすることができる。
前記ケース接触部が、前記電極接触部の他方面において中心軸方向に沿って並列に少なくとも2つ形成されていることが望ましい。このとき、全てのケース接触部に連通部が形成されていることが望ましい。また、2つのケース接触部が、中心軸を挟むように対称に設けられていることが望ましい。これならば、電池ケースの内側周面に接触したケース接触部により電極接触部を電極群に均一な押圧を加えることができ、充放電効率を向上させることができる。また、2つのケース接触部が幅方向の中央部から離れて形成されると、電極接触部及び電池ケースの間の空間を大きく取ることができるため、集電端子を電池ケースに溶接し易くするとともに、電解液を注液しやすくすることができる。また、2つのケース接触部に挟まれた空間に電解液を注液することによって、その空間に隣接する2つの空間に連通部を介して電解液が流れるため、電解液の液まわりをより一層改善することができる。
このように構成した本発明によれば、電池内部圧力の上昇に強いだけでなく、電極群の巻きずれを考慮する必要の無い円筒形電池を提供するとともに、当該円筒形電池においてスペーサを用いて電極群を電池ケースに固定するだけでなく、電解液の注液おける液まわりを改善することができる。
本実施形態における円筒形電池の縦断面図。 同実施形態における円筒形電池の横断面図。 同実施形態の正極板を示す平面図、正面図及び斜視図。 同実施形態の負極板を示す平面図、正面図及び斜視図。 同実施形態の電極群の縦断面図。 同実施形態のスペーサを示す斜視図。 同実施形態のスペーサの部分拡大正面図。 同実施形態のスペーサ及び電極群を電池ケースに収容した状態を示す図。 変形実施形態のスペーサを示す斜視図。 本発明の基本構成となるスペーサの一例を示す断面図。
以下に本発明に係る円筒形電池の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る円筒形電池100は、例えばニッケル・カドミウム蓄電池やニッケル・水素蓄電池等のアルカリ蓄電池である。具体的には、図1及び図2に示すように、有底円筒状をなす金属製の電池ケース2と、この電池ケース2内に配置され、正極板31、負極板32及びセパレータ33からなる略直方体形状の電極群3とを有するものである。
電池ケース2は、ニッケルめっきを施した有底円筒状をなすものであり、図1に示すように、上部開口は絶縁体4を介して封口体5により封止されている。また、封口体5の裏面には、正極板31の上端部に突出して設けられた集電端子311が例えば溶接により直接又は集電板(不図示)を介して接続されて、封口体5が正極端子となる。なお本実施形態では、後述するように、電池ケース2の底面2Bに電極群3の負極板32の集電端子321が溶接される。
電極群3は、正極板31及び負極板32を例えばポリオレフィン製の不織布からなるセパレータ33を介して積層した略直方体形状をなすものである。なおセパレータ33には例えば水酸化カリウム等の電解液が含侵される。
正極板31は、発泡式ニッケルからなる正極集電体と、この正極集電体の中空内に水酸化ニッケル活物質及び導電材のコバルト化合物の混合物(以下、単に正極活物質という。)を充填したものである。なお、水酸化ニッケル活物質は、ニッケル・カドミウム蓄電池の場合には例えば水酸化ニッケルであり、ニッケル・水素蓄電池の場合には例えば水酸化カルシウムを添加した水酸化ニッケルである。
具体的に正極板31は、図3に示すように、正極活物質を保持しない直線状の活物質非保持部31Aと、この活物質非保持部31Aを挟んで両側に形成され、正極活物質を保持する活物質保持部31Bとを有する。そして、正極板31は、両側の活物質保持部31Bが向き合うように活物質非保持部31Aにおいて正極集電体が略U字状(より詳細には略コの字状)に折り曲げられている。
また、正極板31は、2つの活物質保持部31Bの間に形成された折れ曲がり部である活物質非保持部31Aに例えばニッケル鋼板等からなる集電端子311が設けられている。この集電端子311は、2つの活物質保持部31Bの対向方向に直交する幅方向の一方に外側に向かって延びている。
負極板32は、例えばニッケルめっきを施した平板状の穿孔鋼板からなる負極集電体と、この負極集電体上に塗布された負極活物質からなる。なお負極活物質としては、ニッケル・カドミウム蓄電池の場合には、例えば酸化カドミウム粉末と金属カドミウム粉末との混合物であり、ニッケル・水素蓄電池の場合には、例えば主にAB型(希土類系)又はAB型(Laves相)の水素吸蔵合金の粉末である。
具体的に負極板32は、図4に示すように、負極活物質を保持しない直線状の活物質非保持部(未塗工部)32Aと、この活物質非保持部32Aを挟んで両側に形成され、負極活物質を保持する活物質保持部(塗工部)32Bとを有する。そして、負極板32は、両側の活物質保持部32Bが向き合うように活物質非保持部32Aにおいて負極集電体が略コの字状に折り曲げられている。
また、負極板32は、活物質非保持部32Aの一部が外側に折り曲げられることにより、電池ケース2の底面2Bに溶接接続される集電端子321が形成される。具体的には、活物質非保持部32Aの一部に、所望の集電端子形状となるように切れ込み32Cを入れて、その切れ込み32C内部を外側に折り曲げることにより集電端子321が形成される。
そして、本実施形態の電極群3は、2つの活物質保持部31Bが互いに対向配置された略コの字状をなす正極板31と、2つの活物質保持部32Bが互いに対向配置された略コの字状をなす負極板32とが噛み合うように積層されて構成されている。なお、正極板31は、折り畳まれたセパレータ33に挟まれた状態で略コの字状に折り曲げられる。具体的には、図5に示すように、正極板31の1つの活物質保持部31Bが負極板32の2つの活物質保持部32Bの間に挟まれるとともに、負極板32の1つの活物質保持部32Bが正極板31の2つの活物質保持部31Bの間に挟まれるように積層されている。本実施形態では、正極板31の折れ曲がり部(活物質非保持部31A)と、負極板32の折れ曲がり部(活物質非保持部32A)とが互いに対向するように積層されている。なお、図1、図2、図5等においては、理解を容易のため、各極板31、32及びセパレータ33の間に間隔を挙げて図示しているが、それらは接触して積層される。
より詳細には、本実施形態の電極群3は、2つの負極板32及び1つの正極板31から構成されたものであり、隣接する2つの負極板32においてそれぞれの1つの活物質保持部32B(2つの負極板32において互いに隣り合う活物質保持部32B)が1つの正極板31の2つの活物質保持部31Bの間に挟まれるように積層されている。したがって、本実施形態の電極群3では、負極板32の外側面32a、32bの全体が露出して最外面を形成する。また、この電極群3は、図1及び図2に示すように、その積層方向Lが電池ケース2の中心軸方向Cと直交するように、電池ケース2内に収容される。
そして本実施形態の円筒形電池100は、図1及び図2に示すように、電極群3を固定するためのスペーサ6を有する。このスペーサ6は、電池ケース2の内側周面2Aと電極群3の外側面との間に介在して設けられ、電極群3を電池ケース2に固定する一対のスペーサ61、62である。この一対のスペーサ61、62は、電池ケース2の内側周面2Aと電極群3の外側面との間の空間に配置されて、電極群3をその積層方向Lから挟むように設けられている。なお、積層方向Lは、各極板31、32の活物質保持部31B、32Bの対向方向に一致する。
一対のスペーサ61、62は、アクリル樹脂やポリプロピレン樹脂、ナイロン樹脂等の樹脂製又はステンレス鋼等の金属製で、互いに同一形状をなすものである。
各スペーサ61、62は、図1、図2及び図6に示すように、電極群3の積層方向Lの最外面(具体的には負極板32の外側面32a、32b)に接触する接触面を一方面6aに有する矩形平板状の電極接触部6Aと、この電極接触部6Aの他方面6bから延出して電池ケース2の内側周面2Aに接触する2つのケース接触部6Bとを有する。
電極接触部6Aは、電極群3の積層方向Lの最外面に沿った形状をなすものである。この電極接触部6Aの軸方向一端部である上部には、図1、図6〜図8に示すように、電極群3の上面に対向する突起片6Tが形成されている。この突起片6Tは、電極接触部6Aの上端中央部において当該電極接触部6Aから略垂直に延びている。この突起片6Tは、電極群3の上面から上部に延出する集電端子311に接触して、集電端子311の位置ずれを防止するとともに、集電端子311の溶接箇所が破断して剥がれてしまうことを防止するものである。
また、電極接触部6Aの上部の角部には、図6〜図8に示すように、電極群3の上角部を囲む囲み壁部6Pが形成されている。この囲み壁部6Pは、電極群3の上面に対向する上壁6P1と、電極群3の左右側面に対向する側壁6P2とを有する(図7参照)。この囲み壁部6Pは、電池ケース2と正極板31との接触を防止するとともに、正極板31の集電端子311と負極板32との接触を防止するものである。また、この囲み壁部6Pにより、電極群3における正極板31及び負極板32のずれを防止することもできる。その上、囲み壁部6Pを設けることで、従来必須とされていた上部絶縁板を配置する必要が無くなり、製造工程を簡略化できるとともに材料コストを削減することができる。
2つのケース接触部6Bは、電極接触部6Aの他方面6bにおいて中心軸方向Cに沿って互いに並列に形成されている。具体的には、電池ケース2に収容された状態において電池ケース2の中心軸を挟むように対称に形成されている。さらに、ケース接触部6Bにおける電池ケース2の内側周面2Aとの接触部分(自由端辺部の先端面)は、電池ケース2の内側周面2Aの曲面と略同一の曲面を有する。これにより、ケース接触部6Bと電池ケース2とが面接触するように構成している(図2及び図8等参照)。また各ケース接触部6Bは、電極接触部6Aの他方面6bにおいて軸方向一端部である上部から軸方向他端部である下部に亘って連続して延出して設けられている(図1及び図6等参照)。
このようなスペーサ6を用いて電極群3を挟むように電池ケース2に配置すると、図8に示すように、2つのスペーサ6の突起片6Tにより、正極板31の集電端子311が接触又は押圧される。なお、集電端子311において突起片6Tに接触する部分よりも自由端部側が折り曲げられて封口体5に溶接される。ここで、集電端子311の立ち上がり位置は、突起片6T近傍となる。また、2つのスペーサ6の囲み壁部6Pにより、正極板31及び負極板32の上角部が収容されることになる。さらに、電極接触部6Aとケース接触部6Bとの間に形成される凹部が溶接スペースとなり、当該溶接スペースにより負極板32の集電端子321を電池ケース2の底面2Bに溶接することができる。
また、ケース接触部6Bは、電池ケース2に収容された状態で、当該電池ケース2の内側周面2Aに上下に亘って接触し、電極群3の外側面及び電池ケース2の内側周面2Aの間に形成される空間を仕切る構造となり、各ケース接触部6Bの両側には、上下に連通した空間が形成される(図1及び図2参照)。本実施形態のスペーサ61、62は、2つのケース接触部6Bを有しており、当該2つのケース接触部6B及び電池ケース2の内側周面2Aにより3つの空間に仕切られる。
そして、本実施形態の各ケース接触部6Bは、図1、図2及び図6に示すように、当該ケース接触部6Bにより仕切られる空間を連通する連通部6Xを有する。
この連通部6Xは、ケース接触部6Bを介して隣接する空間を連通して、隣接する空間における液移動をし易くして、電解液の液まわりを容易にするものである。また連通部6Xは、ケース接触部6Bの自由端辺部(電池ケース2の内側周面2Aに接触する部分)において、軸方向に沿って複数箇所に形成されている。本実施形態では、連通部6Xをケース接触部6Bにおける下半分に2箇所形成している。このようにケース接触部6Bの下半分に設けているので、一度に電解液を注液した場合に、電池ケース2の上部開口から電解液が漏れ出る前に、電解液を連通部6Xを介して隣接する別の空間に流入させることができ、電解液が漏れ出ることを防止することができる。
具体的な連通部6Xの構成としては、ケース接触部6Bにおける電池ケース2の内側周面2Aに接触する自由端辺部に形成された凹部である。各ケース接触部6Bに形成された2つの凹部6Xは、ケース接触部6Bの一方側側面及び他方側側面を連通するものであり、互いに同一形状をなすものである。また各凹部6Xの深さは、前記ケース接触部6Bの延出長さよりも小さいものとする。つまり、凹部6Xは、電極接触部6Aに連続しないように形成されている。なお、延出長さとは、ケース接触部6Bにおける電極接触部6Aに連続する基端から電池ケース2に接触する自由端までの長さである。そして、この凹部6Xは、電池ケース2の内側周面2Aとの間で連通空間を形成する。これにより、ケース接触部6Bに仕切られた所定の空間に電解液を注液した場合に、その空間に流入した電解液は、電池ケース2の内側周面2Aに沿って流れ、隣接する別の空間に流入しやすい。
また、2つのケース接触部6Bに形成された凹部6Xは、互いに同じ高さに形成されている。これにより、2つのケース接触部6Bの間に形成される空間に電解液を注液した場合に、その両側の空間に略同じ程度に電解液が流れ、何れか一方の空間に電解液が流れて偏りが生じることを防止している。
本実施形態では、電極接触部6Aの他方面6bにおいて2つのケース接触部6Bに挟まれた部分の上部に、電解液を注液するための注液ノズル(不図示)を差し込むための窪み部6Mが形成されている(図1及び図6参照)。この窪み部6Mは、2つのケース接触部6Bの間において、電極接触部6Aの上面から所定範囲に亘って形成されている。また、この窪み部6Mの下側内面は、前記注液ノズルから出た電解液を下方に導くために傾斜面6Maとされている。このように窪み部6Mの下側内面が傾斜面6Maとされていることにより、注液ノズルから出た電解液が跳ね返って電池ケース2の外部に飛び散ることを防止している。
次にこのように構成した円筒形電池100の製造方法について簡単に説明する。
上述した電極群3を積層方向Lから一対のスペーサ61、62で挟み込む。このように形成された構造体を電池ケース2内に配置する。なお、配置した状態で負極板32の集電端子321が、一対のスペーサ61、62の2つのケース接触部6Bの間に位置するとともに、スペーサ61、62のケース接触部6Bの下面が集電端子321の一部を電池ケース2の底面2Bに押さえた状態となる。なお、電極群3を電池ケース2内に収容した後に、一対のスペーサ61、62を電極群3を挟むように収容しても良い。
そして、電極群3が電池ケース2に固定された状態で、スペーサ61、62のケース接触部6B及び電池ケース2の内側周面2Aの間に形成される空間に溶接棒を挿入して負極板32の集電端子321を電池ケース2の底面2Bに溶接して接続する。その後、電池ケース2内に電解液を注液する。
この注液は、例えばスペーサ61の何れか一方における2つのケース接触部6Bの間に形成された空間に行われ、注液ノズルの先端部は、前記窪み部6Mまで差し込まれる。そして、注液ノズルから出た電解液は、窪み部6Mの傾斜面6Maに沿って下方に導かれて、2つのケース接触部6Bの間の空間に流入する。また、この注液された電解液は、2つのケース接触部6Bに形成された連通部6Xを通って、当該ケース接触部6Bを介して隣接する別の2つの空間に流入する。そして、隣接する別の2つの空間に流入した電解液は、電極群3及び電池ケース2の間の空間を通って、他方のスペーサ62側に流れて、他方のスペーサ62のケース接触部6Bの連通部6Xを介して、当該他方のスペーサ62における2つのケース接触部6Bの間に形成された空間に流入する。これにより、注液時における電解液の液まわりを素早く行うことができ、一度の注液により電解液を電池ケース2内に行き渡らせることができる。そして注液後、正極板31の集電端子311を直接又は集電板(不図示)を介して封口体5の裏面に接続するとともに、当該封口体5を絶縁体4を介して電池ケース2の上部開口にかしめ等により固定する。
<本実施形態の効果>
このように構成した本実施形態に係る円筒形電池100によれば、正極板31及び負極板32をセパレータ33を介して積層した電極群3を電池ケース2内に収容することから、電極群3の巻きずれ及び巻きずれに付随する種々の問題の無い電池を提供することができる。また、円筒状の電池ケース2であることから、内部圧力の上昇に対して強度的に強くすることができる。
また、スペーサ61、62を用いて電極群3を電池ケース2内で押圧して固定しているので、電池ケース2に対する電極群3のがたつきを防止することができ、極板31、32の活物質の脱落を抑制して充放電性能の劣化を防ぐだけでなく、充放電性能を向上させることができる。
特に、スペーサ61、62のケース接触部6Bに、当該ケース接触部6Bにより仕切られる空間を連通する連通部(凹部)6Xが形成されているので、ケース接触部6Bにより仕切られた一方の空間に電解液を注液した場合、注液された電解液が連通部(凹部)6Xを介して他方の空間に流れることになり、電解液の液まわりを改善することができる。これにより、電池ケース2に収容すべき所定量の電解液を一度に注液しても、電解液が電池ケース2から溢れ出てしまうことを防止することができ、また、電解液の注液を複数回に分けて行う必要が無くなり、注液作業の作業性を向上させることができる。その上、ケース接触部6Bが、電極接触部6Aの他方面6bにおいて軸方向一端部から軸方向他端部に亘って連続して設けられているので、スペーサ61、62の機械的強度を増すことができ、例えば円筒形電池100の組み立て時における作業を容易にすることができる。
<その他の変形実施形態>
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、前記実施形態では、ケース接触部6Bの連通部6Xが、自由端辺部に形成された凹部であったが、図9に示すように、ケース接触部6Bに形成された貫通孔により構成している。この貫通孔は、ケース接触部6Bの厚み方向に貫通しており、ケース接触部6Bの一方側側面及び他方側側面に開口するものである。このように貫通孔により連通部6Xを形成することによって、ケース接触部6Bの自由端辺部の略全体が電池ケース2の内側周面2Aに接触することになり、スペーサ61、62により電極群3の固定を一層確実にすることができる。また、ケース接触部6Bの自由端辺部に凹部を形成しないものとすることで、円筒形電池の組み立て時においてスペーサ61、62を電池ケース2に挿入する作業を容易にすることができる。
また、ケース接触部6Bの連通部6Xを前記凹部及び前記貫通孔の両方により構成しても良い。これならば、より一層電解液の液まわりを改善することができる。
さらに、前記実施形態では、連通部6Xとしての凹部がケース接触部6Bの自由端辺に形成されたものであったが、ケース接触部6Bの下辺部に形成されたものであっても良い。
その上、凹部の形状としては、側面視において、コの字形状をなすものであっても良いし、半円状等の部分円状をなすものであっても良いし、V字形状をなすものであっても良いし、U字形状をなすものであっても良い。
加えて、ケース接触部6Bに形成された複数の連通部6Xは同一形状をなすものであったが、互いに異なる形状としても良い。また、複数のケース接触部6Bに形成された連通部6Xの形状も互いに異なるものとしても良いし、複数のケース接触部6Bに形成された連通部6Xの高さ位置を互いに異なるようにしても良い。
さらに加えて、連通部6Xの数は、2つに限られず、1つであっても良いし、3つ以上であっても良い。
また、前記実施形態では電極群の対向する2つの側面を1対のスペーサで挟むようにして電池ケースに固定するものであったが、電極群の対向する2つの側面を3つ以上のスペーサで挟むようにしても良いし、電極群の4つの側面と電池ケースの内側周面との間にそれぞれスペーサを設けるようにしても良い。あるいは、各スペーサが連結部により連結された一体をなすものであっても良い。
また、前記実施形態の電極群は、その積層方向が電池ケースの中心軸方向と直交するように、電池ケース内に配置されるものであったが、積層方向が電池ケースの中心軸方向と同一となるように配置するものであっても良い。
さらに、電極群は前記実施形態の構成に限られず、負極板又は正極板の少なくとも一方を平板状極板としても良い。
また、前記実施形態の負極板の集電端子は電池ケースの底面に溶接されるものであったが、その他、電池ケースの内側周面に溶接するものであっても良い。
その上、前記実施形態の正極板及び負極板を逆の構成としても良い。つまり、正極板の集電端子を電池ケースの内面に溶接するように構成しても良い。
本発明は、アルカリ蓄電池の他、リチウムイオン二次電池等の二次電池に適用することも可能であり、又は一次電池に適用しても良い。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100・・・円筒形電池
2・・・電池ケース
C・・・電池ケースの中心軸方向
2A・・・電池ケースの内側周面
3・・・電極群
L・・・積層方向
31・・・正極板
32・・・負極板
33・・・セパレータ
6・・・スペーサ
6a・・・一方面(接触面)
6b・・・他方面
6A・・・電極接触部
6B・・・ケース接触部
6X・・・連通部

Claims (6)

  1. 円筒状をなす電池ケースと、
    前記電池ケース内に配置され、正極、負極及びセパレータから構成されており、互いに対向する一対の外側面が平面状をなす電極群と、
    前記電池ケースの内側周面と前記電極群の平面状をなす外側面との間に設けられたスペーサとを備え、
    前記スペーサが、軸方向一端部から軸方向他端部に亘って連続して設けられて前記電池ケースの内側周面に接触するケース接触部を有し、
    前記ケース接触部に、当該ケース接触部により仕切られる空間を連通する連通部が形成されている円筒形電池。
  2. 前記連通部が、軸方向に沿って前記ケース接触部に複数形成されている請求項1記載の円筒形電池。
  3. 前記連通部が、前記ケース接触部における前記電池ケースの内側周面に接触する自由端辺部に形成された凹部である請求項1又は2記載の円筒形電池。
  4. 前記連通部が、前記ケース接触部に形成された貫通孔である請求項1乃至3の何れかに記載の円筒形電池。
  5. 前記スペーサが、前記電極群の外側面に接触する接触面を一方面に有する平板状の電極接触部を有し、
    前記ケース接触部が、前記電極接触部の他方面において前記電極接触部の軸方向一端部から軸方向他端部に亘って連続して延出して設けられている請求項1乃至4の何れかに記載の円筒形電池。
  6. 前記ケース接触部が、前記電極接触部の他方面において中心軸方向に沿って並列に少なくとも2つ形成されている請求項5記載の円筒形電池。
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