JP2014120250A - 真空開閉器 - Google Patents

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Yu Endo
悠 遠藤
Nobutaka Kubota
信孝 久保田
Takeshi Hiramoto
武 平本
Osamu Tagaya
治 多賀谷
Yasuhisa Miyauchi
康寿 宮内
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Abstract

【課題】モールドされた真空バルブと操作機構とを連結する可動側絶縁体の空間部を簡易な構造で除湿する。
【解決手段】開閉部4と、開閉部4に連結固定された空間部5aを有する可動側絶縁体5と、空間部5aを移動自在に移動する絶縁操作ロッド7と、可動側絶縁体5の開放端が固定された固定架台1と、固定架台1と可動側絶縁体5の開放端間に設けられたシールパッキン20と、固定架台1の開口部1aを移動自在に貫通する操作軸8と、空間部5aに設けられた乾燥剤21とを有する真空開閉器であって、シールパッキン20は、開口部1aに嵌合される筒部20aと、可動側絶縁体5の開放端まで広がった鍔部20bとで構成され、固定架台1には、乾燥剤21を収納する第1の段差部と、シールパッキン20の鍔部20bが密着する第2の段差部とを設けていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、真空バルブをエポキシ樹脂のような絶縁材料でモールドした真空開閉器に関する。
従来、真空バルブを絶縁材料でモールドし、外部絶縁を補強した真空開閉器が知られている。このような真空開閉器は、SF6ガス絶縁と同等以上の絶縁耐力を有し、温暖化防止の観点から環境調和を図ることができる(例えば、特許文献1参照。)。
この種の真空開閉器を図5に示すが、板状の固定架台1を境に、図示右側の主回路部2aと、図示左側の操作機構部2bに分かれて構成されている。
主回路部2aには、真空バルブ3をエポキシ樹脂でモールドした開閉部4が設けられている。開閉部4の可動側には、エポキシ樹脂でモールドした断面コ字状の可動側絶縁体5が連結固定され、真空バルブ4の可動軸6が移動自在に貫通している。可動軸6には、絶縁操作ロッド7の一方端が連結されている。他方端には、操作軸8が連結され、固定架台1の開口部1aを移動自在に貫通している。可動側絶縁体5の開放端は、Oリング9を介して固定架台1に固定されている。絶縁操作ロッド7などは、可動側絶縁体5の空間部5aに収納される。空間部5aには、操作軸8を囲むような碗状のケース10が設けられ、ケース10内にシリカゲルのような乾燥剤11が収納されている。ケース10は、ボルト12で固定架台1に固定されている。
操作機構部2bには、一方端が開口部1aを囲むように密着し、他方端が操作軸8に密着した伸縮自在のシール筒13が設けられている。操作軸8には、真空バルブ3を開閉操作する操作機構14が連結されている。
これにより、空間部5aは、密閉され、乾燥剤11により除湿、防塵されて、絶縁操作ロッド7などの絶縁物を良好な絶縁耐力に維持することができる。
しかしながら、空間部5aを良好な雰囲気に保つためには、Oリング9の設置、ケース10の製作、ボルト12による固定作業など、部品点数が増えるとともに、作業工数が掛かり、また、狭い空間での作業となり、困難なものとなっていた。なお、Oリング9を設置するための溝加工に不良があれば外気と流通し、吸湿が起こり良好な絶縁耐力を保てなくなる。このため、乾燥剤11を簡素な構成で固定でき、空間部5a内を良好な雰囲気に保つことができるものが望まれていた。
特開2010−41859号公報
本発明が解決しようとする課題は、モールドされた真空バルブ3と操作機構14とを連結する可動側絶縁体5の空間部5aを簡易な構造で除湿し、密閉することのできる真空開閉器を提供することにある。
上記課題を解決するために、実施形態の真空開閉器は、真空バルブを絶縁材料でモールドした開閉部と、前記開閉部に連結固定された空間部を有する可動側絶縁体と、前記空間部を移動自在に移動するとともに、前記真空バルブの可動軸に連結された絶縁操作ロッドと、前記可動側絶縁体の開放端が固定された固定架台と、前記固定架台と前記可動側絶縁体の開放端間に設けられたシールパッキンと、前記固定架台の開口部を移動自在に貫通するとともに、前記絶縁操作ロッドに連結された操作軸と、前記空間部に設けられた乾燥剤とを有する真空開閉器であって、前記シールパッキンは、前記開口部に嵌合される筒部と、前記可動側絶縁体の開放端まで広がった鍔部とで構成され、前記固定架台には、前記開口部の外周に設けられた前記乾燥剤を収納する第1の段差部と、この第1の段差部の外周に設けられた前記シールパッキンの鍔部が密着する第2の段差部とを設けていることを特徴とする。
本発明の実施形態によれば、簡素な構造で真空バルブと操作機構を連結する可動側絶縁体の空間部を除湿し、密閉することができる。これにより、良好な絶縁耐力を維持することができる。
本発明の実施例1に係る真空開閉器の構成を示す断面図。 本発明の実施例1に係る真空開閉器の固定架台とシールパッキンを示す断面図。 本発明の実施例1に係る真空開閉器の乾燥剤を示す上面図。 本発明の実施例2に係る真空開閉器の構成を示す断面図。 従来の真空開閉器の構成を示す断面図。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
先ず、本発明の実施例1に係る真空開閉器を図1〜図3を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1に係る真空開閉器の構成を示す断面図、図2は、本発明の実施例1に係る真空開閉器の固定架台とシールパッキンを示す断面図、図3は、本発明の実施例1に係る真空開閉器の乾燥剤を示す上面図である。なお、従来と同様の構成部分は、同一符号を付した。
図1に示すように、真空開閉器は、板状の固定架台1を境に、図示右側の主回路部2aと、図示左側の操作機構部2bに分かれて構成されている。
主回路部2aには、真空バルブ3をエポキシ樹脂でモールドした開閉部4が設けられている。開閉部4の可動側には、エポキシ樹脂でモールドした断面コ字状の可動側絶縁体5が連結固定され、コ字状の底面を真空バルブ4の可動軸6が移動自在に貫通している。可動軸6には、絶縁操作ロッド7の一方端が連結されている。他方端には、操作軸8が連結され、固定架台1の開口部1aを移動自在に貫通している。
可動側絶縁体5の開放端は、後述するゴム、コルクなどからなる断面L字状で環状のシールパッキン20を介して固定架台1に固定されている。絶縁操作ロッド7などは、可動側絶縁体5の空間部5aに収納される。シールパッキン20の半径方向の中間部と固定架台1間には、操作軸8を囲むような環状に形成されたシリカゲルのような乾燥剤21が設けられている。
操作機構部2bには、一方端が開口部1aを囲むように密着し、他方端が操作軸8に密着した伸縮自在のシール筒13が設けられている。操作軸8には、真空バルブ3を開閉操作する操作機構14が連結されている。
次に、シールパッキン20を図2を参照して説明する。図2に示すように、シールパッキン20は、内周側であって軸方向と平行に設けられた筒部20aと、半径方向に広がる鍔部20bで構成されている。固定架台1には、開口部1aの外周に第1の段差部1bを設け、乾燥剤21を収納できるようになっている。第1の段差部1bの外周には、可動側絶縁体5の開放端まで広がった第2の段差部1cを設けている。第2の段差部1cは、鍔部20bの厚さよりも僅かに浅く、可動側絶縁体5の開放端と鍔部20bの外周部が密着するようになっている。筒部20aの外径は、開口部1aの内径よりも僅かに大きく、筒部20aの外周部が開口部1aに嵌合され密着するようになっている。乾燥剤21は、第1の段差部1bとシールパッキン20の鍔部20bで構成されるスペースに収納され、空間部5aと空気が流通するようになっている。乾燥剤21は、図3に示すように、円周の一部が開放されている。
これにより、開口部1aにはシールパッキン20の筒部20aが密着し、可動側絶縁体5の開放端には鍔部20bの外周部が密着するので、空間部5aを密閉することができる。また、乾燥剤21は、シールパッキン20で覆われているので、確実に収納し固定することができ、更には、乾燥剤21の円周の一部が開放されているので、操作軸8を組立てた後でも容易に設置することができる。また、第1の段差部1b、第2の段差部1cは、従来のようなOリングを設ける溝加工と比べ、例えばフライス加工などで容易に加工することができる。
上記実施例1の真空開閉器によれば、可動側絶縁体5の空間部5aを、固定架台1の開口部1aに密着する筒部20aと、可動側絶縁体5の開放端と密着する鍔部20bを有するシールパッキン20で密閉し、このシールパッキン20と第1の段差部1bで形成されるスペースに乾燥剤21を収納するようにしているので、部品点数を削減でき、組立作業を容易とすることができる。また、空間部5aを乾燥した環境とすることができる。
次に、本発明の実施例2に係る真空開閉器を図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施例2に係る真空開閉器の構成を示す断面図である。なお、この実施例2が実施例1と異なる点は、シールパッキンの構成である。図4において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図4に示すように、シールパッキン20の筒部20aを、開口部1aを通り越して操作機構14側まで伸ばし、その端部に内周方向に形成された内周密着部20cを設けている。内周密着部20cの内周は、操作軸8の外周部に密着する。即ち、実施例1のシールパッキン20とシール筒13を一体化したものである。なお、鍔部20bは、実施例1と同様に、可動側絶縁体5の開放端に密着する。
上記実施例2の真空開閉器によれば、実施例1による効果のほかに、部品点数を更に抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 固定架台
1a 開口部
1b 第1の段差部
1c 第2の段差部
5 可動側絶縁体
8 操作軸
11、21 乾燥剤
13 シール筒
20 シールパッキン
20a 筒部
20b 鍔部
20c 内周密着部

Claims (3)

  1. 真空バルブを絶縁材料でモールドした開閉部と、
    前記開閉部に連結固定された空間部を有する可動側絶縁体と、
    前記空間部を移動自在に移動するとともに、前記真空バルブの可動軸に連結された絶縁操作ロッドと、
    前記可動側絶縁体の開放端が固定された固定架台と、
    前記固定架台と前記可動側絶縁体の開放端間に設けられたシールパッキンと、
    前記固定架台の開口部を移動自在に貫通するとともに、前記絶縁操作ロッドに連結された操作軸と、
    前記空間部に設けられた乾燥剤とを有する真空開閉器であって、
    前記シールパッキンは、前記開口部に嵌合される筒部と、
    前記可動側絶縁体の開放端まで広がった鍔部とで構成され、
    前記固定架台には、前記開口部の外周に設けられた前記乾燥剤を収納する第1の段差部と、
    この第1の段差部の外周に設けられた前記シールパッキンの鍔部が密着する第2の段差部とを設けていることを特徴とする真空開閉器。
  2. 前記乾燥剤は、環状に形成され、円周の一部が開放されていることを特徴とする請求項1に記載の真空開閉器。
  3. 前記シールパッキンの筒部に、内周方向に形成された内周密着部を設け、前記操作軸の外周部に密着させたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の真空開閉器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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