JP2014119973A - サーバ装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

サーバ装置、制御方法及びプログラム Download PDF

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優一 槙
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Abstract

【課題】ユーザの受動的な視聴をなるべく妨げずに、コンテンツ中の関連情報について、ユーザの関心度と現在地からの所要時間に応じて、ユーザへのおすすめ度順に再提示し得る。
【解決手段】関連情報サーバ6において、位置情報と関連情報に含まれる施設のサイトへのリンク情報とを対応付けて関連情報データベース64に記憶し、さらに、webコンテンツを閲覧中のスマートデバイス5から現在位置情報を取得し、現在位置情報と関連情報データベース64上の各施設のサイトへの位置情報とに基づいて、スマートデバイス5の現在位置からランクを求めて、ランクを各関連情報に対応付けて関連情報データベース64に記憶し、ランク付きの関連情報のリストをスマートデバイス5に送信し、表示させる。閲覧要求のあった関連情報の関心度を算出し、関心度を各関連情報に対応付けて関連情報データベース64に記憶する。
【選択図】図1

Description

本発明は、視聴時に関心をもったお店やレジャースポットといった施設について、自動でweb上のコンテンツを収集して提示するサーバ装置、このサーバ装置で用いられる制御方法及びプログラムに関する。
テレビやIPTV,ラジオなどの映像/音声メディアの普及率は、その手軽さから新聞など他のメディアにくらべて非常に高い。特にテレビはほとんどすべての家庭内に設置されており、多くのユーザに同時に情報を提供できる。
しかし、これらは一方的な情報提供が前提となっており、ユーザが関心をもった内容について関連情報を収集するためには、インターネットなど他のメディアを利用する必要がある。
そこで、上記コンテンツに関連するユーザが興味をもったweb上の情報を、コンテンツの視聴と同期してユーザに提供する方法が提案されている。例えば、[非特許文献1]では、コンテンツの中でユーザが関心をもったトピックについて、インターネット上の関連コンテンツを収集し、ユーザに提示する方法及びシステムを提供している。
また、近年ではスマートフォンやタブレットPC(パーソナル・コンピュータ)などのスマートデバイスの普及に伴い、コンテンツを視聴中に手元のスマートデバイスで関連情報を収集する視聴スタイルが生まれつつある。
例えば、[非特許文献2]などにより、ユーザはスマートデバイスを利用して、コンテンツの視聴画面とは別の画面で関連するインターネット上の情報を閲覧するという視聴行為をとることが容易にできるようになる。
馬 強, 角谷 和俊, 田中 克己, ``WebTelop:放送とwebコンテンツの動的統合システム’’, 情報処理学会研究報告. データベース・システム研究会報告 2002(67), 169-176, 2002-07-17 加藤 久和, "Hybridcastを目指して", NHK技研R&D, No. 123, pp. 56--63, 2010.9.
しかし、コンテンツ視聴時に関心をもった内容について、スマートデバイスを用いて容易にインターネットを利用して関連情報を閲覧したとしても、その内容を忘れてしまい、必要な時に利用できないという問題がある。例えば、コンテンツの中で紹介された飲食店やレジャースポットといった施設についてユーザが関心をもち、スマートデバイスを用いてその施設に関する関連情報を閲覧したとしても、後日別な用事などでその施設の近隣に出かけた際に、その施設に関心があったこと自体を忘れており、有効に利用できていないということがある。
そこで、本発明の目的は、ユーザの受動的な視聴をなるべく妨げずに、コンテンツ中で紹介されたお店やレジャースポットといった施設について、ユーザの関心度と現在地からの所要時間に応じて、ユーザへのおすすめ度順に再提示し得るサーバ装置、制御方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、コンテンツを閲覧可能なユーザの携帯機器に対し通信ネットワークを介してコンテンツを配信するコンテンツサーバより、コンテンツに関連するコンテンツ関連情報を受信し、携帯機器に対し通信ネットワークを介してコンテンツ関連情報を提供可能なサーバ装置において、コンテンツサーバから配信され位置情報を有するコンテンツを、携帯機器にて閲覧するべくログインされた際に、位置情報とコンテンツ関連情報に含まれる各施設のサイトへのリンク情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、コンテンツを閲覧中の携帯機器から現在位置情報を取得し、現在位置情報と記憶手段に記憶される各施設のサイトへの位置情報とに基づいて、携帯機器の現在位置から各施設のサイトへのアクセスのしやすさの順を示すランクを前記各施設のサイトへのリンク情報に対応付けて記憶手段に記憶するランク算出手段と、記憶手段に記憶され、ランクとともにコンテンツ関連情報のリストを携帯機器に送信し、表示させる情報送信手段と、携帯機器に表示されるコンテンツ関連情報のリストの中から閲覧要求があった場合に、閲覧要求のあったコンテンツ関連情報の関心度を算出し、関心度を各コンテンツ関連情報に対応付けて記憶手段に記憶する関心度算出手段とを具備する。
この構成によれば、コンテンツサーバから配信され位置情報を有するコンテンツを、ユーザが所有する携帯機器にて閲覧するべくログインされた際に、位置情報とコンテンツ関連情報に含まれる各施設のサイトへのリンク情報とを対応付けてメモリに記憶し管理しておき、さらに、コンテンツを閲覧中の携帯機器から現在位置情報を取得し、現在位置情報とメモリ中の各施設のサイトへの位置情報とに基づいて、携帯機器の現在位置から各施設のサイトへのアクセスのしやすさの順を示すランクを求めて、各施設のサイトへのリンク情報に対応付けてメモリに記憶し、ランク付きのコンテンツ関連情報のリストを携帯機器に送信し、表示させることが可能となる。
従って、閲覧したことのある、位置情報を有するコンテンツを、外出先の現在位置からのアクセスしやすさの順に選んで表示することができ、閲覧した場所を覚えておく必要がなく、立ち寄ることが容易になる。
さらに、携帯機器に表示されるコンテンツ関連情報のリストの中から閲覧要求があった場合に、閲覧要求のあったコンテンツ関連情報の関心度を算出し、関心度を各コンテンツ関連情報に対応付けてメモリに記憶し管理しておくことで、ユーザごとにパーソナライズされた結果を提示することができ、また、コンテンツの提供側にとっては新たなマーケティングデータとして活用できる。
コンテンツは、携帯機器のユーザが視聴した放送コンテンツに付与されるメタデータに記載のキーワードにより検索され、記憶手段は、放送コンテンツの放送中または放送コンテンツの放送終了後に、位置情報を有するコンテンツを、携帯機器にて閲覧するべくログインされている場合に、コンテンツサーバから受信した、位置情報とコンテンツ関連情報に含まれる各施設のサイトへのリンク情報とを対応付けて記憶する。
この構成によれば、放送視聴時に、ユーザが関心を持った事柄についてユーザからのキーワード入力を必要とすることなく検索を行うことができる。これにより、放送コンテンツ視聴時に、ユーザの受動的な視聴形態をなるべく阻害することなくユーザの関心を蓄積しておくことができる。さらに、ユーザの放送コンテンツ視聴時の関連情報の閲覧によってはユーザ毎に異なる結果となり、ユーザ個々のパーソナライズされた結果を提示することができる。
さらに、携帯機器から現在位置情報を受信するとき、記憶手段から過去に閲覧した位置情報を付随するコンテンツ関連情報のリストを収集し、携帯機器の現在位置情報と各コンテンツ関連情報に付随する位置情報とに基づいて、各コンテンツ関連情報に含まれる各施設のサイトの位置までの所要時間を算出する所要時間算出手段と、所要時間算出手段により算出された所要時間と、関心度算出手段により算出された関心度とに基づいて、各コンテンツ関連情報ごとにユーザへの適合度を算出し、適合度に基づいて各コンテンツ関連情報をランク付けして携帯機器へ送信する適合度算出手段とを備える。
この構成によれば、算出された適合度を用いて、ユーザの現在地周辺にある、以前ユーザが視聴した放送コンテンツの関連情報に基づき、ユーザが以前視聴時に閲覧した関連情報から、現在地周辺でユーザにお勧めできる関連情報をランク付けしてユーザに再提示できる。
本発明によれば、ユーザの受動的な視聴をなるべく妨げずに、コンテンツ中で紹介されたお店やレジャースポットといった施設について、ユーザの関心度と現在地からの所要時間に応じて、ユーザへのおすすめ度順に再提示し得るサーバ装置、制御方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態である通信システムのブロック図。 同実施形態におけるコンテンツサーバの処理手順を示すフローチャート。 同実施形態で取り扱うメタデータの一例を示す図。 同実施形態における番組視聴時の関連情報サーバの処理手順を示すフローチャート。 同実施形態における番組関連情報再提示時の関連情報配信サーバの処理手順を示すフローチャート。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態である通信システムのブロック図である。
図1において、家庭用のコンテンツ受信機1(テレビやラジオなど)は、コンテンツサーバ3と、公衆網2(例えば、地上デジタル放送波やCATV網、インターネットなど)、そしてインターネット網4で接続されている。
また、上記コンテンツサーバ3はインターネット網4を経由して、本発明のサーバ装置とする関連情報配信サーバ6と接続されている。
コンテンツサーバ3は、映画、ドラマ、スポーツ、ミュージック等の放送コンテンツやwebコンテンツを蓄積するコンテンツデータベース31と、放送コンテンツやwebコンテンツに関連するメタデータを蓄積するコンテンツメタデータデータベース32を有し、コンテンツサーバ3にログインしたコンテンツ受信機1からの要求に応じて、任意のコンテンツをコンテンツデータベース31から読み出して配信する。
一方、ユーザが利用するスマートデバイス5は、上記インターネット網4を経由し関連情報サーバ6から情報を取得できるようになっている。その関連情報サーバ6は、コンテンツサーバ3から配信中のコンテンツに関連するメタデータを受信し、ログインされたスマートデバイス5から現在位置情報を受信する機能を有するとともに、本発明に係る関心度算出部61と、所要時間算出部62と、適合度算出部63と、関連情報データベース64とを備えている。ここで、関連情報データベース64には、コンテンツサーバ3から提供され、位置情報をもつインターネット上の関連情報が記録されている。
また、関連情報サーバ6は、スマートデバイス5から受信した現在位置情報と、関連情報データベース64に記憶される関連情報の位置情報とに基づいて、前記携帯機器の現在位置から各施設のサイトへのアクセスのしやすさの順を示すランクを算出し、ランクを関連情報データベース64上の該当する関連情報に対応付けて記憶する。
関心度算出部61は、例えばスマートデバイス5に表示される関連情報のリストの中から閲覧要求があった場合に、閲覧要求のあった関連情報の関心度を算出し、関心度を関連情報データベース64上の該当する関連情報に対応付けて記憶する。
所要時間算出部62は、スマートデバイス5から現在位置情報を受信するとき、関連情報データベース64から過去に閲覧した位置情報を付随する関連情報のリストを収集し、スマートデバイス5の現在位置情報と各関連情報に付随する位置情報とに基づいて、各関連情報に含まれる各施設のサイトの位置までの所要時間を算出する。
適合度算出部63は、上記所要時間算出部62により算出された所要時間と、関心度算出部61により算出された関心度とに基づいて、各関連情報ごとにユーザへの適合度を算出し、適合度に基づいて各関連情報をランク付けしてスマートデバイス5へ送信する。
次に、上記システムにおける動作を図2〜図5を参照して説明する。
本システムは、番組視聴時と番組関連情報再提示時の2つの状態で動作する。
(番組視聴時)
図2は、コンテンツサーバ3の処理手順を示すフローチャートである。
まず、コンテンツサーバ3は、コンテンツ受信機1がログイン中であるか否かを常時監視する(ステップST2a)。ここで、あらかじめコンテンツサーバ3を所有する事業者と契約してあるユーザIDでログインしたコンテンツ受信機1から、ユーザの選局によりコンテンツサーバ3へコンテンツの配信が要求されるとする。すると、コンテンツサーバ3は、ステップST2bからステップST2cに移行して、要求されたコンテンツをコンテンツデータベース31から検索し、コンテンツ受信機1に向けて配信する。
続いて、コンテンツサーバ3は、スマートデバイス5がログイン中であるか否かを監視する(ステップST2d)。ここで、コンテンツ受信機1にてコンテンツを視聴中にユーザがスマートデバイス5でログインを行うと、そのユーザIDでログイン中のコンテンツ受信機1が表示しているコンテンツがもつメタデータを、コンテンツメタデータデータベース32より取得し、関連情報サーバ6に送信する(ステップST2e)。
コンテンツのメタデータは、例えば図3に示すような、コンテンツ中のキーワードの識別ID,コンテンツ中でそのキーワードが出現する年月時分秒の時刻または放送開始からの経過時間、キーワードをテーブルにもつメタデータを用いる。キーワードの識別IDは、どの番組に属する何番目のキーワードであるのかを識別するものである。図3では、キーワードの識別IDは、例えば、2012年9月18日に放送される「ひるブラ」となる。
図4は、上記関連情報配信サーバ6の処理手順を示すフローチャートである。
関連情報サーバ6は、各スマートデバイス5からのリクエストに対して、該当する関連情報をまとめたリストへのリンクをもつキーワードや、各関連情報へリンクする各URLを、要求したスマートデバイス5に対してレスポンスとして返すwebサーバである。
関連情報サーバ6は、コンテンツサーバ3からコンテンツのメタデータを受信するか否かを常時監視し(ステップST4a)、メタデータを受信した場合に(YES)、スマートデバイス5がログイン中か否かの判断を行い(ステップST4b)、ログイン中である場合(YES)、コンテンツサーバ3から受信したメタデータのキーワードを用いて、インターネット上から、緯度・経度の数値をデータベースのカラムにもつ関連情報を検索し(ステップST4c)、その関連情報へのリンクURLを収集し、さらに関連情報にスマートデバイス5の現在位置に基づくランクを付与したリストを作成し、関連情報データベース64に記憶するとともに、スマートデバイス5へ送信する(ステップST4d)。この関連情報とは、例えばぐるなび [http://www.gnavi.co.jp] やtab [http://tab.do] といったものである。
キーワード検索によって収集されるコンテンツの他、コンテンツ配信業者が用意したスポンサーの広告や、視聴中のコンテンツに関連する他のコンテンツなどの配信も含めることができる。例えば、事前に上記コンテンツの配信時刻とそのURLのリストを記述したタイミングファイルを用意し、その時刻に従って、そのリストへのリンクをもつキーワードをログイン中のスマートデバイス5に一斉配信することで実現可能である。例えば、コンテンツ受信機1で「ひるブラ」を視聴中であった場合、「13:20:34」にキーワード「柴又」をログイン中のスマートデバイス5に一斉配信する。
各リストへのリンクをもつキーワードは、メタデータに記載の時刻になるとスマートデバイス5に一斉送信され、各スマートデバイス5上に表示される。ユーザはスマートデバイス5上に表示された各リストへのリンクをもつキーワードから関心をもったものを選択したとする。そうすると、関連情報サーバ6は、ステップST4eからステップST4fに移行して、そのキーワードに関する関連情報へのリンクの一覧をスマートデバイス5に表示させる。
そして、関連情報サーバ6は、関連情報へのリンクの一覧から選択されるか否かを監視しており(ステップST4g)、選択された場合(YES)、視聴中のコンテンツの関連情報にアクセスさせる(ステップST4h)。
最後に、関連情報サーバ6は、関心度算出部61にて、ユーザが閲覧した各関連情報への関心度を算出する(ステップST4i)。その一実現形態として、ユーザが各関連情報を閲覧した時間を用いる。各関連情報の閲覧時間は、例えば次のような方法で取得できる。ユーザがある関連情報を選択した場合、HTMLの<iframe>タグを用いてそれを表示し、<iframe>タグ内にその情報が表示された時刻から、別な関連情報や別のキーワードを選択して閲覧を終了した時刻までを、その関連情報の閲覧時間とする。
上記手法により取得した関連情報の閲覧時間をT[sec]とし、一定時間α[sec]以上の閲覧時間が確認できた場合、閲覧時間が長いほど関連情報への関心度が高くなるように定義する。
一例として、以下のような関心度Iを定義する。
I = 1 - 1/(T-α) where T>=α+1
I = h where T<α
(hは0<=h<=1を満たす定数)
ユーザが閲覧した関連情報のURLはすべて、該当する位置情報と、上記の関心度と関係づけて関連情報データベース64に蓄積される。
なお、位置情報については、緯度・経度情報の他、住所や、最寄駅までの所要時間など、ユーザが閲覧した関連情報に付随する対象のおおよその位置が特定できる情報を示すこととする。
(番組関連情報再提示時)
図5は、番組関連情報再提示時の関連情報配信サーバ6の処理手順を示すフローチャートである。
関連情報配信サーバ6は、スマートデバイス5から現在位置情報を受信するか否かを常時監視している(ステップST5a)。ここで、スマートデバイス5をもつユーザが専用のアプリケーションを起動する、もしくは特定のURLにアクセスすると、スマートデバイス5は現在の位置情報を関連情報サーバ6に送信する。スマートデバイス5の現在地は、例えばスマートデバイス5に搭載のGPS等の位置情報取得手段を用いる。
関連情報サーバ6は、スマートデバイス5から現在位置情報を受信すると、ユーザが以前閲覧した関連情報の中から、取得した現在位置の緯度・経度情報との距離で絞り込みを行い、該当するもののみを関連情報データベース64から収集する。さらに、収集された各関連情報に記載の位置情報をもとに、所要時間算出部62で現在地から収集された各関連情報の保持する位置までの所要時間Tを算出する(ステップST5b)。所用時間Tは、例えばGoogle Distance Matrix API [https://developers.google.com/maps/documentation/distancematrix] 等を利用することで算出する。
そして、関連情報サーバ6は、適合度算出部63により、算出された所要時間Tと、番組視聴時に算出した番組関連情報への関心度Iから、ユーザへの適合度を算出する(ステップST5c)。その一実現形態として、以下のような適合度を定義する。
R = k*I/T
ここで、kは重み係数であり、0<k<1の値域をもつ。
以後、関連情報サーバ6は、上記のような方法で算出された適合度を用い、ユーザの現在地周辺にある、以前ユーザが視聴した番組の関連情報をもとに、ユーザが以前視聴時に閲覧した関連情報から、現在地周辺でユーザにおすすめできる関連情報をランク付けしてユーザに再提示する(ステップST5d)。
なお、上記処理は、番組視聴時に実行するようにしてもよく、放送終了時に実行するようにしてもよい。
以上のように上記実施形態では、関連情報サーバ6において、コンテンツサーバ3から配信され位置情報を有するwebコンテンツを、ユーザが所有するスマートデバイス5にて閲覧するべくログインされた際に、位置情報と関連情報に含まれる施設のサイトへのリンク情報とを対応付けて関連情報データベース64に記憶し管理しておくことが可能となる。
従って、閲覧したことのある、位置情報を有するwebコンテンツを、外出先の現在位置からのアクセスしやすさの順に選んで表示することができ、閲覧した場所を覚えておく必要がなく、立ち寄ることが容易になる。
さらに、スマートデバイス5に表示される関連情報のリストの中から閲覧要求があった場合に、閲覧要求のあった関連情報の関心度を算出し、関心度を各関連情報に対応付けて関連情報データベース64に記憶し管理しておくことで、ユーザごとにパーソナライズされた結果を提示することができ、また、コンテンツの提供側にとっては新たなマーケティングデータとして活用できる。
また、上記実施形態によれば、コンテンツサーバ3による放送コンテンツの視聴時に、ユーザが関心を持った事柄についてユーザからのキーワード入力を必要とすることなく検索を行うことができる。これにより、放送コンテンツ視聴時に、ユーザの受動的な視聴形態をなるべく阻害することなくユーザの関心を蓄積しておくことができる。さらに、ユーザの放送コンテンツ視聴時の関連情報の閲覧によってはユーザ毎に異なる結果となり、ユーザ個々のパーソナライズされた結果を提示することができる。
さらに、上記実施形態によれば、関連情報サーバ6において、算出された適合度を用いて、ユーザの現在地周辺にある、以前ユーザが視聴した放送コンテンツの関連情報に基づき、ユーザが以前視聴時に閲覧した関連情報から、現在地周辺でユーザにお勧めできる関連情報をランク付けしてユーザに再提示できる。
(変形例)
次に、上記実施形態の変形例について説明する。ここでは、放送されない、コンテンツサーバ3のコンテンツデータベース31に蓄積されている「映画」というwebコンテンツをスマートデバイス5で視聴するものとする。なお、webコンテンツは、既に放送され、放送が終了したものであってもよい。
まず、コンテンツサーバ3は、スマートデバイス5がログイン中であるか否かを常時監視する。ここで、あらかじめコンテンツサーバ3を所有する事業者と契約してあるユーザIDでログインしたスマートデバイス5から、コンテンツサーバ3へ「映画」のコンテンツの配信が要求されるとする。すると、コンテンツサーバ3は、要求されたコンテンツをコンテンツデータベース31から検索し、スマートデバイス5に向けて配信する。
続いて、コンテンツサーバ3は、ログイン中のスマートデバイス5が表示しているコンテンツがもつメタデータを、コンテンツメタデータデータベース32より取得し、関連情報サーバ6に送信する。
コンテンツのメタデータは、コンテンツ中のキーワードの識別ID,コンテンツ中でそのキーワードが出現する年月時分秒の時刻または放送開始からの経過時間、キーワードをテーブルにもつメタデータを用いる。キーワードの識別IDは、どの番組に属する何番目のキーワードであるのかを識別するものである。
関連情報サーバ6は、コンテンツサーバ3からコンテンツのメタデータを受信するか否かを常時監視し、メタデータを受信した場合に、スマートデバイス5がログイン中か否かの判断を行い、ログイン中である場合、コンテンツサーバ3から受信したメタデータのキーワードを用いて、インターネット上から、緯度・経度の数値をデータベースのカラムにもつ関連情報を検索し、その関連情報へのリンクURLを収集し、さらに関連情報にスマートデバイス5の現在位置に基づくランクを付与したリストを作成し、関連情報データベース64に記憶するとともに、スマートデバイス5へ送信する。
ユーザはスマートデバイス5上に表示された各リストへのリンクをもつキーワードから関心をもったものを選択したとする。そうすると、関連情報サーバ6は、そのキーワードに関する関連情報へのリンクの一覧をスマートデバイス5に表示させる。
そして、関連情報サーバ6は、関連情報へのリンクの一覧から選択されるか否かを監視しており、選択された場合、スマートデバイス5を視聴中のコンテンツの関連情報にアクセスさせる。
最後に、関連情報サーバ6は、関心度算出部61にて、ユーザが閲覧した各関連情報への関心度を算出する。
(その他の実施形態)
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、コンテンツ受信機1と、スマートデバイス5とを備える例について説明したが、1つの装置であってもよい。
また、関連情報サーバの機能について、プログラムにより実現するようにしてもよい。その他、システムの構成、関連情報サーバの機能等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…コンテンツ受信機、2…公衆網、3…コンテンツサーバ、4…インターネット、5…スマートデバイス、6…関連情報サーバ、31…コンテンツデータベース、32…コンテンツメタデータベース、61…関心度算出部、62…所要時間算出部、63…適合度算出部、64…関連情報データベース。

Claims (7)

  1. コンテンツを閲覧可能なユーザの携帯機器に対し通信ネットワークを介してコンテンツを配信するコンテンツサーバより、前記コンテンツに関連するコンテンツ関連情報を受信し、前記携帯機器に対し前記通信ネットワークを介して前記コンテンツ関連情報を提供可能なサーバ装置において、
    前記コンテンツサーバから配信され位置情報を有するコンテンツを、前記携帯機器にて閲覧するべくログインされた際に、前記位置情報と前記コンテンツ関連情報に含まれる各施設のサイトへのリンク情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記コンテンツを閲覧中の携帯機器から現在位置情報を取得し、前記現在位置情報と前記記憶手段に記憶される各施設のサイトへの位置情報とに基づいて、前記携帯機器の現在位置から各施設のサイトへのアクセスのしやすさの順を示すランクを算出し、前記コンテンツ関連情報に対応付けて前記記憶手段に記憶するランク算出手段と、
    前記記憶手段に記憶され、前記ランクとともに前記コンテンツ関連情報のリストを前記携帯機器に送信し、表示させる情報送信手段と、
    前記携帯機器に表示される前記コンテンツ関連情報のリストの中から閲覧要求があった場合に、閲覧要求のあったコンテンツ関連情報の関心度を算出し、前記関心度を前記各コンテンツ関連情報に対応付けて前記記憶手段に記憶する関心度算出手段とを具備することを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記コンテンツは、前記携帯機器のユーザが視聴した放送コンテンツに付与されるメタデータに記載のキーワードにより検索され、
    前記記憶手段は、前記放送コンテンツの放送中または前記放送コンテンツの放送終了後に、位置情報を有するコンテンツを、前記携帯機器にて閲覧するべくログインされている場合に、前記コンテンツサーバから受信したコンテンツメタデータに含まれる時刻に基づいて、前記コンテンツ関連情報のリストへのリンクをもつ前記メタデータに記載のキーワードを、前記携帯機器に送信することを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
  3. 前記関心度算出手段は、前記携帯機器のユーザが前記コンテンツ関連情報のリストから任意のコンテンツ関連情報を選択し表示された時刻から別のコンテンツ関連情報を選択して閲覧を終了した時刻までの閲覧時間を用いて前記関心度を求めることを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
  4. さらに、前記携帯機器から現在位置情報を受信するとき、前記記憶手段から過去に閲覧した位置情報を付随するコンテンツ関連情報のリストを収集し、前記携帯機器の現在位置情報と各コンテンツ関連情報に付随する位置情報とに基づいて、各コンテンツ関連情報に含まれる各施設のサイトの位置までの所要時間を算出する所要時間算出手段と、
    前記所要時間算出手段により算出された所要時間と、前記関心度算出手段により算出された関心度とに基づいて、各コンテンツ関連情報ごとにユーザへの適合度を算出し、前記適合度に基づいて各コンテンツ関連情報をランク付けして前記携帯機器へ送信する適合度算出手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
  5. 前記ユーザは、前記放送コンテンツを視聴可能な受信機と、前記携帯機器としてスマートデバイスとを有し、
    前記記憶手段は、前記受信機及び前記スマートデバイスがログイン中である場合に、前記位置情報と前記コンテンツ関連情報に含まれる各施設のサイトへのリンク情報とを対応付けて記憶することを特徴とする請求項2記載のサーバ装置。
  6. コンテンツを閲覧可能なユーザの携帯機器に対し通信ネットワークを介してコンテンツを配信するコンテンツサーバより、前記コンテンツに関連するコンテンツ関連情報を受信し、前記携帯機器に対し前記通信ネットワークを介して前記コンテンツ関連情報を提供可能なサーバ装置で用いられる制御方法において、
    前記コンテンツサーバから配信され位置情報を有するコンテンツを、前記携帯機器にて閲覧するべくログインされた際に、前記位置情報と前記コンテンツ関連情報に含まれる各施設のサイトへのリンク情報とを対応付けてメモリに記憶し、
    前記コンテンツを閲覧中の携帯機器から現在位置情報を取得し、前記現在位置情報と前記メモリに記憶される各施設のサイトへの位置情報とに基づいて、前記携帯機器の現在位置から各施設のサイトへのアクセスのしやすさの順を示すランクを算出し、前記コンテンツ関連情報に対応付けて前記メモリに記憶し、
    前記メモリに記憶され、前記ランクとともに前記コンテンツ関連情報のリストを前記携帯機器に送信し、表示させ、
    前記携帯機器に表示される前記コンテンツ関連情報のリストの中から閲覧要求があった場合に、閲覧要求のあったコンテンツ関連情報の関心度を算出し、前記関心度を前記コンテンツ関連情報に対応付けて前記メモリに記憶することを特徴とする制御方法。
  7. コンテンツを閲覧可能なユーザの携帯機器に対し通信ネットワークを介してコンテンツを配信するコンテンツサーバより、前記コンテンツに関連するコンテンツ関連情報を受信し、前記携帯機器に対し前記通信ネットワークを介して前記コンテンツ関連情報を提供可能なサーバ装置により実行されるプログラムであって、前記サーバ装置を、
    前記コンテンツサーバから配信され位置情報を有するコンテンツを、前記携帯機器にて閲覧するべくログインされた際に、前記位置情報と前記コンテンツ関連情報に含まれる各施設のサイトへのリンク情報とを対応付けてメモリに記憶し、
    前記コンテンツを閲覧中の携帯機器から現在位置情報を取得し、前記現在位置情報と前記メモリに記憶される各施設のサイトへの位置情報とに基づいて、前記携帯機器の現在位置から各施設のサイトへのアクセスのしやすさの順を示すランクを算出し、前記各コンテンツ関連情報に対応付けて前記メモリに記憶し、
    前記メモリに記憶され、前記ランクとともに前記コンテンツ関連情報のリストを前記携帯機器に送信し、表示させ、
    前記携帯機器に表示される前記コンテンツ関連情報のリストの中から閲覧要求があった場合に、閲覧要求のあったコンテンツ関連情報の関心度を算出し、前記関心度を前記各コンテンツ関連情報に対応付けて前記メモリに記憶するように動作させるプログラム。
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