JP2014119849A - 防災用品リスト作成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】災害時に生存できる可能性を高くする防災用品が載った防災用品リストを利用者に提示する。
【解決手段】リスト作成手段502は、端末装置600の依頼手段601から利用者の属性情報を含んだリスト作成要求が送られてくると、利用者の属性情報に基づいて、利用者に合った防災袋などの防災用品収容手段の最適容積を算出する。更に、リスト作成手段502は、複数の防災用品それぞれについて、その防災用品の容積と、その防災用品が生存にどの程度貢献するかを示す貢献度とが記録された防災用品情報記憶部501の内容に基づいて、容積の合計値が上記最適容積以下になる防災用品の組み合わせであって、貢献度の合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求める。そして、求めた防災用品の組み合わせを示すリストを端末装置600へ送信する。
【選択図】図13

Description

本発明は、災害時の避難行動において携帯することが望ましい防災用品のリストを作成する防災用品リスト作成システム、防災用品リスト作成装置、端末装置、防災用品リスト作成方法、及び、プログラムに関する。
東日本大震災を契機にして防災意識が高まり、これに伴って防災袋に対する関心が高まっている。防災袋は、災害時に生存できる可能性を高めるために重要な役割を果たすものであり、収容されている防災用品の種類によって生存できる可能性が変化する。従って、防災袋にどのような防災用品を収容するかは重要な問題となる。
ところで、災害に備えて保管しておくべき防災用品のリストを、利用者に提示する技術としては、次のような技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されている技術では、単身者用の防災用品リスト、家族構成別の防災用品リストといった利用者の属性に対応した防災用品リストを予め記憶装置に登録しておく。そして、利用者端末装置から利用者の属性情報が送られてくると、管理端末装置が記憶装置から利用者の属性情報に対応した防災用品リストを読み出して利用者端末へ送信する。
特開2009−110208号公報
特許文献1によれば、利用者に防災用品のリストを提示することはできる。しかし、特許文献1には、予め記憶装置に登録しておいた複数の防災用品リストの中から、利用者の属性に対応した防災用品リストを読み出して利用者に提示するだけであり、防災袋の容積は考慮していない。利用者毎に適した防災袋の容積は異なるが、特許文献1では防災袋の容積を考慮していないため、防災用品リストによって提示されている防災用品が、利用者に適した容積の防災袋に入り切らない場合がある等、防災用品リストによって提示されている防災用品が、利用者に適した容積の防災袋には適切なものでない場合があるという問題がある。
[発明の目的]
そこで、本発明の目的は、防災用品リストによって提示されている防災用品が、利用者に適した容積の防災袋には適切なものでない場合があるという課題を解決した防災用品リスト作成システムを提供することにある。
本発明にかかる防災用品リスト作成システムは、
防災用品リスト作成装置と、利用者の端末装置とを備え、
前記防災用品リスト作成装置は、
複数の防災用品それぞれについて、その防災用品の容積と、その防災用品が生存にどの程度貢献するかを示す貢献度とが記録された第1の防災用品情報記憶部と、
前記端末装置から送られてきたリスト作成依頼に含まれている前記利用者の属性情報に基づいて防災用品収容手段の最適容積を算出すると共に、前記第1の防災用品情報記憶部の内容に基づいて容積の合計値が前記最適容積以下になる防災用品の組み合わせであって、貢献度の合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求め、該求めた防災用品の組み合わせを示すリストを前記端末装置へ送信する第1のリスト作成手段とを備え、
前記端末装置は、
前記利用者の属性情報を含んだリスト作成依頼を、前記防災用品リスト作成装置に対して送信すると共に、前記リスト作成依頼に応答して前記防災用品リスト作成装置から送られてきたリストを表示部に表示する依頼手段を備える。
本発明に係る防災用品リスト作成装置は、
複数の防災用品それぞれについて、その防災用品の容積と、その防災用品が生存にどの程度貢献するかを示す貢献度とが記録された防災用品情報記憶部と、
端末装置から送られてきたリスト作成依頼に含まれている利用者の属性情報に基づいて防災用品収容手段の最適容積を算出すると共に、前記防災用品情報記憶部の内容に基づいて容積の合計値が前記最適容積以下になる防災用品の組み合わせであって、貢献度の合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求め、該求めた防災用品の組み合わせを示すリストを前記端末装置へ送信するリスト作成手段とを備える。
本発明にかかる端末装置は、
複数の防災用品それぞれについて、その防災用品の容積と、その防災用品が生存にどの程度貢献するかを示す貢献度とが記録された防災用品情報記憶部と、
災害の発生を検出する災害検出手段と、
該災害検出手段によって災害が検出されたとき、利用者の属性情報に基づいて防災用品収容手段の最適容積を算出すると共に、前記防災用品情報記憶部の内容に基づいて容積の合計値が前記最適容積以下になる防災用品の組み合わせであって、貢献度の合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求め、該求めた防災用品の組み合わせを示すリストを表示部に表示するリスト作成手段とを備える。
本発明に係る防災用品リスト作成方法は、
端末装置の依頼手段が、利用者の属性情報を含んだリスト作成依頼を防災用品リスト作成装置に対して送信し、
前記防災用品リスト作成装置のリスト作成手段が、前記端末装置から送られてきたリスト作成依頼に含まれている前記利用者の属性情報に基づいて防災用品収容手段の最適容積を算出すると共に、複数の防災用品それぞれについて、その防災用品の容積と、その防災用品が生存にどの程度貢献するのかを示す貢献度とが記録されている防災用品情報記憶部の内容に基づいて容積の合計値が前記最適容量以下になる防災用品の組み合わせであって、貢献度の合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求め、該求めた防災用品の組み合わせを示すリストを前記端末装置へ送信し、
前記端末装置の依頼手段が、前記リスト作成依頼に応答して前記防災用品リスト作成装置から送られてきたリストを表示部に表示する。
本発明に係る第1のプログラムは、
複数の防災用品それぞれについて、その防災用品の容積と、その防災用品が生存にどの程度貢献するかを示す貢献度とが記録された防災用品情報記憶部を備えたコンピュータを、
端末装置から送られてきたリスト作成依頼に含まれている利用者の属性情報に基づいて防災用品収容手段の最適容積を算出すると共に、前記防災用品情報記憶部の内容に基づいて容積の合計値が前記最適容積以下になる防災用品の組み合わせであって、貢献度の合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求め、該求めた防災用品の組み合わせを示すリストを前記端末装置へ送信するリスト作成手段として機能させる。
本発明に係る第2のプログラムは、
複数の防災用品それぞれについて、その防災用品の容積と、その防災用品が生存にどの程度貢献するかを示す貢献度とが記録された防災用品情報記憶部を備えたコンピュータを、
災害の発生を検出する災害検出手段、
該災害検出手段によって災害が検出されたとき、利用者の属性情報に基づいて防災用品収容手段の最適容積を算出すると共に、前記防災用品情報記憶部の内容に基づいて容積の合計値が前記最適容積以下になる防災用品の組み合わせであって、貢献度の合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求め、該求めた防災用品の組み合わせを示すリストを表示部に表示するリスト作成手段として機能させる。
本発明によれば、利用者に適した容積の防災袋にとって適切な防災用品リストを提示することができるという効果を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る防災用品リスト作成システムの構成例を示すブロック図である。 防災用品リスト作成装置1の構成例を示すブロック図である。 防災用品情報記憶部124の内容例を示す図である。 重み記憶部125の内容例を示す図である。 携帯端末装置4の構成例を示すブロック図である。 防災用品情報記憶部422の内容例を示す図である。 配信情報記録手段411の処理例を示すフローチャートである。 依頼手段412の処理例を示すフローチャートである。 携帯端末装置4が防災用品リスト作成装置1に対して防災用品リストの作成を依頼したときの動作を説明するためのシーケンス図である。 防災用品リスト作成手段111の処理例を示すフローチャートである。 災害検出手段413の処理例を示すフローチャートである。 防災用品リスト作成手段414の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る防災用品リスト作成システムの構成例を示すブロック図である。
[本発明の第1の実施の形態]
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態にかかる防災用品リスト作成システムは、防災用品リスト作成装置1と、管理端末装置2と、無線基地局3と、利用者の携帯端末装置4と、GPS
(Global Positioning System)衛星5とを含んでいる。そして、防災用品リスト作成装置1と携帯端末装置4とは、ネットワークNW及び無線基地局3を介して相互に通信可能に接続されている。
防災用品リスト作成装置1は、利用者の携帯端末装置4から送られてくるリスト作成要求に応答して、防災袋入れる防災用品がのった防災用品のリスト(防災用品リスト)作成して携帯端末装置4へ送信する機能や、気象情報などの各種情報を携帯端末装置4に配信する機能などを有する。
図2を参照すると、防災用品リスト作成装置1は、制御部11と、記憶装置12と、送受信部13とを備えている。
記憶装置12は、地図情報記憶部121と、環境情報記憶部122と、ケース情報記憶部123と、防災用品情報記憶部124と、重み記憶部125と、統計情報記憶部126とを備えている。
地図情報記憶部121には、地図情報が記録されている。環境情報記憶部122には、気温や天候などを示す気象情報と、避難場所や被害の予測区域を示すハザードマップと、予測される建物などの倒壊状況や道路の閉塞状況などを示す倒壊予測マップが記録されている。ケース情報記憶部123には、毎月の平均気温などの統計情報を算出するために必要になる過去の気象情報等が記録されている。
防災用品情報記憶部124には、図3に示すように、複数の防災用品それぞれについて、その防災用品を一意に識別する用品番号iと、その防災用品を利用者が所持しているか否かを示す所持フラグfiと、その防災用品が属するカテゴリと、その防災用品の容積および重量と、その防災用品が生存(生命維持)にどの程度貢献するのかを示すSCF(Survival Contribution Factor)とが記録されている。なお、所持フラグfi=「1」は、用品番号「i」の防災用品を所持していることを、fi=「0」は所持していないことを示す。また、防災用品情報記憶部124に記録されている全ての防災用品の所持フラグfiは全て「0」になっている。
重み記憶部125には、図4に示すように、防災用品の用品番号iに関連付けて、その防災用品のSCFiに対する気温Tに応じた重みAij(iは用品番号、jは1,2または3)と、避難場所までの移動時間STに応じた重みBijとが記録されている。例えば、気温TがT1未満で、移動時間STがST2以上の場合は、用品番号「1」の防災用品のSCF1に対する、気温Tに応じた重みがA11で、移動時間STに応じた重みがB13となる。
より具体的には、気温Tが高いとき程、生存に貢献する水などの防災用品のSCFに対する気温Tに応じた重みは、気温Tが高いとき程、重み付け後のSCFの値を大きくするようになっている。反対に、気温Tが低いとき程、生存に貢献する防寒着などの防災用品のSCFに対する気温Tに応じた重みは、気温Tが低いとき程、重み付け後のSCFの値を大きくするようになっている。
また、避難場所へ移動中の方が、避難場所に到着後よりも生命維持に貢献する避難用品のSCFに対する、移動時間STに応じた重みは、移動時間STが長いとき程、重み付け後のSCFの値を大きくするようになっている。反対に、避難場所に到着後の方が、避難場所に移動中よりも生命維持に貢献する防災用品のSFCに対する、移動時間STに応じた重みは、移動時間STが短いとき程、重み付け後のSCFの値を大きくするようになっている。なお、本実施の形態では、気温Tに応じた重みと、移動時間STに応じた重みを重み記憶部125に記録するようにしたが、これに限られるものではなく、気温以外の気象条件(例えば、晴れ、雨、雪などの天候)に応じた重みを記録するようにしても良い。
統計情報記憶部126には、ケース情報記憶部123に記録されている気象情報に対して行った統計処理結果(例えば、毎月の平均気温など)が記録されている。
送受信手段13は、ネットワークNW、無線基地局3を介して、利用者の携帯端末装置4とデータをやり取りする機能を有する。
制御部11は、防災用品リスト作成手段111と、更新手段112と、配信手段113と、統計手段114とを備えている。
防災用品リスト作成手段111は、携帯端末装置4から、利用者の属性情報、利用者が所持している防災用品の用品番号のリスト(所持品リスト)、気温T、および、出発地の位置情報(例えば、緯度経度や住所)を含むリスト作成依頼が送られてきたとき、下記の処理を行う機能を有する。なお、利用者の属性情報は、身長、体重、既往歴、年齢、性別、防災袋の保管場所などを含む。
・利用者の属性情報と、出発地の位置情報と、環境情報記憶部122に記録されているハザードマップおよび倒壊予測マップとに基づいて、出発地から最寄りの避難場所までの最短経路および移動時間STを求める処理。
・利用者の属性情報に基づいて、防災袋の最適サイズ(縦、横、高さの長さ)および最適サイズに対応した防災袋の容積(最適容積=縦×横×高さ)を算出する処理。
・利用者の属性情報に基づいて、防災袋に入れることを許容する防災用品の総重量を算出する処理。
・携帯端末装置4から送られてきた所持品リストによって示される、利用者が所持している防災用品を対象にして、容積の合計値が上記算出した最適容積以下で、且つ、重量の合計値が上記算出した総重量以下になる防災用品の組み合わせであって、重み記憶部125に記録されている気温Tに対応する重みAijと、移動時間STに対応する重みBijとにより重み付けしたSFCの合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求める処理。
・求めた組み合わせに含まれている防災用品の用品名が載った防災用品リストを作成する処理。
・作成した防災用品リストと、算出した防災袋の最適サイズと、出発地から避難場所までの最短経路を示す最短経路情報とを携帯端末装置4へ送信する処理。
更に、防災用品リスト作成手段111は、管理者によって管理端末装置2から入力される防災用品リスト作成指示に従って、例えば、月毎の標準的な防災用品リストを作成し、作成した防災用品リストを管理端末装置2へ出力する機能を有する。例えば、1月の標準的な防災用品リストを作成する場合は、防災用品情報記憶部124に記録されている全ての防災用品を対象にして、容積の合計値が予め定められている標準容積以下で、且つ、重量の合計値が予め定められている標準重量以下になる防災用品の組み合わせであって、1月の平均気温(統計情報記憶部126に記録されている)に対応する重みと、予め定められている平均的な移動時間に対応する重みとにより重み付けしたSCFの合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求め、その組み合わせに含まれている防災用品が載った防災用品リストを作成して管理端末装置2へ出力する。管理者は、例えば、防災用品リスト作成装置1から送られてきた月毎の防災用品リストをインターネット等で公開する。
更新手段112は、管理端末装置2から入力される更新指示に従って、地図情報記憶部121に記録されている地図情報や、環境情報記憶部122に記録されている気象情報、ハザードマップ、倒壊予測マップや、ケース情報記憶部123に記録されている気象情報を更新する機能を有する。
配信手段113は、所定のタイミングで、地図情報記憶部121に記録されている地図情報や、環境情報記憶部122に記録されている気象情報、ハザードマップ、倒壊予測マップや、防災用品情報記憶部124に記録されている防災用品に関する情報(防災用品情報)や、重み記憶部125に記録されているSCFに対する重みを、ネットワークNW及び無線基地局3を介して携帯端末装置4へ配信する機能を有する。
統計手段114は、ケース情報記憶部123に記録されている気象情報等に基づいて、毎月の平均気温などの統計情報を算出し、算出した統計情報を統計情報記憶部126に記録する。
なお、防災用品リスト作成手段111、更新手段112、配信手段113、及び、統計手段114は、コンピュータによって実現可能であり、コンピュータによって実現する場合は、例えば、次のようにする。コンピュータを上記各手段111〜114として機能させるためのプログラムを記録したディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、コンピュータに上記プログラムを読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御することにより、自コンピュータ上に上記各手段111〜114を実現する。
携帯端末装置4は、防災用品リスト作成装置1に対してリスト作成依頼を送信して防災用品リストの作成を依頼する機能や、リスト作成指示に応答して防災用品リスト作成装置1から送られてくる防災用品リストや防災袋の最適サイズを表示部46に表示する機能や、災害発生を検出する機能や、災害発生検出時に防災用品リストを作成する機能や、防災用品リスト作成装置1から送られてきた各種情報を記録する機能を有する。
図5を参照すると、携帯端末装置4は、制御部41と、記憶装置42と、送受信部43と、GPS処理部44と、キー入力部などの入力部45と、LCDなどの表示部46とを備えている。
記憶装置42は、属性情報記憶部421と、防災用品情報記憶部422と、地図情報記憶部423と、環境情報記憶部424と、防災用品リスト記憶部425と、重み記憶部426とを備えている。
属性情報記憶部421には、利用者の身長、体重、既往歴、年齢、性別、防災袋の保管場所の位置情報(住所や緯度経度)などの利用者の属性情報が記録されている。
防災用品情報記憶部422には、防災用品リスト作成装置1から配信された防災用品情報が記録される。地図情報記憶部423には、防災用品リスト作成装置1から配信された地図情報が記録される。環境情報記憶部424には、防災用品リスト作成装置1から配信された気象情報、ハザードマップ、及び、倒壊予測マップが記録される。防災用品リスト記憶部425には、リスト作成依頼に応答して防災用品リスト作成装置1から送られてきた防災用品リストが記録される。重み記憶部426には、防災用品リスト作成装置1かあら配信された防災用品のSCFiに対する気温Tに応じた重みAijと、移動時間STに応じた重みBijとが記録される。
送受信部43は、無線基地局3及びネットワークNWを介して防災用品リスト作成装置とデータをやり取りする機能を有する。
GPS処理部44は、GPS衛星5から送られてくる情報に基づいて、自端末装置4の現在位置を検出する機能や、GPS衛星5からの情報を受信できない場合、そのことを示す信号を制御部41に対して出力する機能を有する。
制御部41は、配信情報記録手段411と、依頼手段412と、災害検出手段413と、防災用品リスト作成手段414とを備えている。
配信情報記録手段411は、防災用品リスト作成装置1から配信されている配信情報を受信したとき、上記受信した情報に付加されている更新日時と、記憶装置42上の該当する情報に付加されている更新日時とを比較することにより、更新されているか否かを判定し、更新されている場合は、記憶装置42上の該当する情報を、受信した配信情報で置き換える機能を有する。例えば、受信した情報が気象情報である場合は、受信した気象情報に付加されている更新日時と、環境情報記憶部424に記録されている気象情報に付加されている更新日時とを比較することにより、気象情報が更新されているか否かを判定し、更新されている場合は、環境情報記憶部424に記録されている気象情報を受信情報で置き換える。
依頼手段412は、利用者によって入力部45からリスト作成依頼送信指示が入力されることにより、下記の処理を行う機能を有する。
・防災用品情報記憶部422に記録されている防災用品の用品番号iと用品名と選択欄が載った所持品選択欄を表示部46に表示し、利用者に所持している防災用品を選択させる処理。
・防災用品情報記憶部422に記録されている所持フラグfiの内、利用者によって選択された防災用品に対応する所持フラグfiを「1」とし、選択されなかった防災用品に対応する所持フラグfiを「0」とする処理。例えば、利用者によって、用品番号が「1,11,12」の「水(ペットボトル)、雨合羽、防寒着」が選択された場合、防災用品記憶部422の内容は、図6に示すものとなる。
・表示部46に出発地の位置情報および気温の入力欄を表示する処理。
・上記入力欄を用いて入力された出発地の位置情報および気温と、属性情報記憶部421に記録されている利用者の属性情報と、所持フラグfiが「1」となっている防災用品の用品番号のリスト(所持品リスト)とを含んだリスト作成依頼を防災用品リスト作成装置1へ送信する処理。
・リスト作成依頼に応答して防災用品リスト作成装置1から送られてきた防災用品リスト及び防災袋の最適サイズを表示部46に表示すると共に、防災用品リスト記憶部425に記録する処理。
・リスト作成依頼に応答して防災用品リスト作成装置1から送られてきた最短経路情報と、地図情報記憶部423に記録されている地図情報とに基づいて、表示部46に出発地から避難場所までの最短経路を表示する処理。
災害検出手段413は、災害を検出する機能や、災害を検出したとき、防災用品リスト作成手段414を起動する機能を有する。
防災用品リスト作成手段414は、災害検出手段413によって災害が検出されたとき、及び、利用者によって入力部45から防災用品リスト作成指示が入力されたとき、以下の処理を行う機能を有する。
・属性情報記憶部421に記録されている利用者の属性情報と、環境情報記憶部424に記録されているハザードマップ及び倒壊予測マップと、出発地の位置情報とに基づいて、出発地から最寄りの避難所までの最短経路と移動時間STとを求める処理。なお、本実施の形態では、出発地の位置情報をGPS処理部44で検出されている自端末装置4の現在位置とする。
・属性情報記憶部421に記録されている利用者の属性情報に基づいて、防災袋の最適サイズ(縦、横、高さの長さ)と、最適サイズに対応する防災袋の容積(最適容積)を算出する処理。
・属性情報記憶部421に記録されている利用者の属性情報に基づいて、防災袋に入れることを許容する防災用品の総重量を算出する処理。
・防災用品情報記憶部422に記録されている所持フラグfiが「1」になっている防災用品を対象にして、容積の合計値が上記算出した最適容積以下で、且つ、重量の合計値が上記算出した総重量以下となる防災用品の組み合わせであって、重み記憶部426に記録されている気温Tに応じた重みAijと移動時間STに応じた重みBijで重み付けしたSCFiの合計値が最大になる防災用品の組み合わせを求める処理。
・求めた組み合わせに含まれている防災用品の用品名が載った防災用品リストを作成する処理。
・作成した防災用品リストや算出した防災袋の最適サイズと表示部46に表示したり、算出した最短経路と地図情報記憶部423に記録されている地図情報とに基づいて、出発地から最寄りの避難場所までの最短経路を表示部46に表示したりする処理。
なお、配信情報記録手段411、依頼手段412、災害検出手段413、及び、防災用品リスト作成手段414は、CPU(中央処理装置)によって実現可能であり、その場合は、例えば、次のようにする。CPUを上記各手段411〜414として機能させるためのプログラムを記録したディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、CPUに上記プログラムを読み取らせる。CPUは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御することにより、自CPU上に、上記各手段411〜414を実現する。
次に、本実施の形態の動作について説明する。
先ず、携帯端末装置4の配信情報記録手段411の動作について説明する。前述したように、防災用品リスト作成装置1の配信手段113は、所定のタイミングで地図情報記憶部121に記録されている地図情報や、環境情報記憶部122に記録されている気象情報、ハザードマップ、倒壊予測マップや、防災用品情報記憶部124に記録されている防災用品情報や、重み記憶部125に記録されているSCFに対する重みを、ネットワークNW及び無線基地局3を介して配信している。
携帯端末装置4内の配信情報記録手段411は、防災用品リスト作成装置1によって配信されている配信情報を受信すると、図7のフローチャートに示すように、配信情報が更新されているか否かを判定する(ステップS71)。この判定は、例えば、配信情報に付加されている更新日時と、記憶装置42に記録されている該当する情報に付加されている更新日時とを比較することにより行う。そして、更新されている場合(ステップS71がYes)は、記憶装置41に記録されている該当する情報を、受信した配信情報で置き換える(ステップS72)。
次に、携帯端末装置4の利用者が、災害発生に備えて避難袋を用意するために、入力部45からリスト作成依頼送信指示が入力した場合の動作を説明する。
リスト作成依頼送信指示が入力されると、携帯端末装置4内の依頼手段412は、図8のフローチャートに示すように、防災用品情報記憶部422に記録されている防災用品の用品番号iと用品名と選択欄とを表示部46に表示し、利用者に所持している防災用品を選択させる。そして、防災用品情報記憶部422に記録されている所持フラグfiの内、利用者によって選択された防災用品に対応する所持フラグfiを「1」とし、選択されなかった防災用品に対応する所持フラグfiを「0」とする(ステップS81)。
その後、依頼手段412は、表示部46に出発地の位置情報および気温の入力欄を表示し、利用者に出発地の位置情報および気温を入力させる(ステップS82)。ここで、利用者は、出発地の位置情報として、例えば、防災袋の保管場所の位置情報を入力し、気温として、例えば、今月の平均気温を入力する。なお、利用者に出発地の位置情報および気温を入力させる代わりに、例えば、属性情報記憶部421に記録されている防災袋の保管場所の位置情報や、環境情報記憶部424に記録されている気象情報中の今月の平均気温を利用するようにしてもよい。
次に、依頼手段412は、ステップS82で入力された出発地の位置情報および気温と、属性情報記憶部421に予め記録されている利用者の属性情報と、所持フラグfiが「1」となっている防災用品の用品番号が載った所持品リストとを含んだリスト作成依頼を防災用品リスト作成装置1へ送信する(ステップS83、図9のステップS91)。
防災用品リスト作成装置1内の防災用品リスト作成手段111は、携帯端末装置4からリスト作成依頼が送られてくると、図10のフローチャートに示すように、先ず、リスト作成依頼に含まれている位置情報によって示される出発地から最寄りの避難場所までの移動時間STを算出する(ステップS101)。この移動時間STは、例えば、次のようにして算出する。先ず、次式(1)に示す演算を行い、利用者の移動速度v(km/h)を算出する。
v[km/h]=72×(身長[cm]÷3−体重[kg]÷6)÷年代×既往歴指数 …(1)
ここで、年代は年齢の十の位の数字である。但し、年齢が20歳までは、「1」とする。また、既往歴指数は、既往歴によって示される過去にかかった病気が、利用者の体力低減にどの程度影響を及ぼしているかを示すものであり、0<既往歴指数≦1の数値範囲で与えられる。既往歴がない場合は既往歴指数=1であり、過去にかかった病気の数が多いほど、既往歴指数は小さな値になる。
次いで、防災用品リスト作成手段111は、ハザードマップと倒壊予測マップとに基づいて、出発地から最寄りの避難場所までの最短経路であって、建物などの倒壊によって通行不能になっている部分は迂回する最短経路を求める。その後、防災用品リスト作成手段111は、最短経路の距離L[km]を求め、更に、次式(2)に示す演算を行うことにより、出発地から退避場所までの移動時間STを求める。以上がステップS101で行う処理の詳細である。
ST[h]=L[km]÷v[km/h] …(2)
次に、防災用品リスト作成手段111は、リスト作成依頼に含まれている利用者の属性情報に基づいて、利用者に合った防災袋の最適サイズを算出する。例えば、防災用品リスト作成手段111は、次式(3)、(4)に示す演算を行うことにより、防災袋の高さと横の長さを求める。また、防災袋の縦の長さは、利用者の年齢が6歳未満の場合は15cm、利用者が女性で6歳以上の場合は20cm、利用者が男性で6歳以上の場合は30cmとする。更に、防災用品リスト作成手段111は、次式(5)に示す演算を行うことにより、防災袋のサイズを上記サイズにしたときの容積(最適容積Cv)を算出する(ステップS102)。
高さ[cm]=利用者の身長[cm]×0.25 …(3)
横[cm]=利用者の体重[kg]×0.6 …(4)
最適容積Cv[cm3]=縦[cm]×横[cm]×高さ[cm] …(5)
その後、防災用品リスト作成手段111は、次式(6)に示す演算を行うことにより、防災袋に入れることを許容する防災用品の総重量Cwを算出する(ステップS103)。
総重量Cw[kg]=利用者の体重[kg]×0.1 …(6)
次に、防災用品リスト作成手段111は、次式(7)、(8)に示す制約条件を満足させ、且つ次式(9)に示す目的関数の値を最大にする防災用品の組み合わせを求める(ステップS104)。
Σ(VOLUMEi×fi×xi)≦Cv …(7)
Σ(WEIGHTi×fi×xi)≦Cw …(8)
maxΣ(fi×xi×SCFi×Aij×Bij) …(9)
ここで、VOLUMEiは、用品番号がiの防災用品の容積、fiは利用者が用品番号iの防災用品を所持いるか否かを示す所持フラグ、xiは用品番号iの防災用品を防災袋に入れることを許容するか否かを示す許容フラグ、WEIGHTiは用品番号がiの防災用品の重量、SCFiは用品番号iの防災用品のSFC、Aijは用品番号iの防災用品のSCFiに対する重みであって、気温Tに応じた重み、Bijは用品番号iの防災用品のSCFiに対する重みであって、避難場所までの移動時間STに応じた重みである。なお、所持フラグfiは、リスト作成依頼に含まれている所持品リストに対応する用品番号が載っているものだけ「1」にされ、それ以外が「0」にされる。例えば、所持品リストに用品番号1〜10が載っている場合は、所持フラグf1〜f10が「1」にされ、それ以外は「0」にされる。また、許容フラグxiは、防災袋に入れることを許容する防災用品に対応するものは「1」にされ、許容しない防災用品に対応するものは“0”にされる。
つまり、防災用品リスト作成手段111は、携帯端末装置4の利用者が所持している防災用品を対象にして、容積の合計値がステップS102で算出した最適容積Cv以下で、且つ重量の合計値がステップS103で算出した総重量Cw以下となる防災用品の組み合わせであって、重み記憶部125に記録されている気温Tに応じた重みAijと移動時間STに応じた重みBijで重み付けしたSCFの合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求める。
その後、ステップS104で求めた組み合わせに含まれている防災用品の用品名が載った防災用品リストを作成し、この防災用品リストと、防災袋の最適サイズと、最短経路情報とを依頼元の携帯端末装置4へ送信する(ステップS106、図9のステップS92)。
一方、携帯端末装置4の依頼手段412は、防災用品リスト作成装置1から送られてくる防災用品リスト、防災袋の最適サイズ、及び最短経路情報を受信すると(図8のステップS84がYes)、利用者の指示に従って、それらを表示部46に表示し、その後、受信した防災用品リストを防災用品リスト記憶部425に記録する(ステップS85、S86)。利用者は、例えば、表示された最適サイズの防災袋を購入したり、防災袋に防災用品リストに載っている防災用品を収容したりして、災害の発生に備える。
なお、ステップS85で防災用品リストを表示部46に表示する際、今回、防災用品リスト作成装置1から送られてきた防災用品リストと、防災用品リスト記憶425に記録されている過去に防災用品リスト作成装置1から送られてきた防災用品リスト(例えば、前回のリスト作成依頼時に送られてきた防災用品リスト)との差分部分(今回の防災用品リストには載っているが、前回の防災用品リストには載っていない防災用品の用品名)の表示形態をハイライト表示にするなど、他の部分と異なる表示形態にするようにしてもよい。また、前回の防災用品リストには載っていたが、今回の防災用品リストには載っていない防災用品の用品名のリストを表示部46に表示するようにしてもよい。このような表示を行うことにより、新たに防災袋に入れるべき防災用品や、取り出すべき防災用品を容易に認識することができる。また、利用者は、防災用品リスト記憶部425に記録されている防災用品リストを表示部46に表示する場合は、入力部45から表示指示を入力する。これにより、制御部41は、防災用品リスト記憶部425から防災用品リストを読み出し表示部46に表示する。
次に、災害検出手段413の動作について、図11のフローチャートを参照して説明する。災害検出手段413は、GPS衛星5からの情報を受信できている場合(ステップS111がYes)は、無線基地局3からの電波を受信できない状態(圏外)一定時間以上継続しているか否かを判定する(ステップS112)。そして、圏外になっている時間が一定時間以上継続した場合(ステップS112がYes)は、災害が発生したと判断して、防災用品リスト作成手段141を起動する(ステップS113)。つまり、GPS衛星5からの情報を受信できる屋外にいるのに、一定時間以上継続して圏外になるのは、災害が発生し、無線基地局3や電源供給設備などが倒壊したからだと判断する。
なお、災害の検出方法は、上記した方法に限られるものではなく、例えば、次のような方法を採ることもできる。事前に屋内の位置情報を記憶装置に記録しておき、上記記録されている位置情報と、GPS衛星5から受信した情報によって示される位置情報とが一致した場合は、災害が発生したと判断する。つまり、屋内にいるのに、GPS衛星5からの情報を受信できるのは、災害により建物が倒壊したからだと判断する。また、例えば、特開2012−103233号公報に記載されている屋内屋外判別処理による識別推定を用い、過去の実際のデータ(学習データ)で屋外と判別されていた所や、明確に無線基地局3の情報を受信していた所で、圏外に変化した場合は災害が発生したと判断する。また、例えば、もともと携帯端末装置が持つ受信可能な無線基地局リスト(移動体通信で携帯端末装置が受信する隣接基地局リスト)に該当する無線基地局からの受信電力が、一定時間以上継続して閾値以下になった場合、災害が発生したと判定する。なお、例えば、W-CDMAの場合は、隣接基地局リストには、接続候補となる基地局のスクランブリングコード(基地局のセクタ単位で識別可能)と、接続候補となる基地局から受信する電力と、Ec/No(CINR:キャリア信号電力対ノイズ比に相当する物理量)とが記録される。
次に、防災用品リスト作成手段414の動作について、図12のフローチャートを参照して説明する。防災用品リスト作成手段414は、災害検出手段413によって起動されたとき、及び、利用者によって入力部45から防災用品リスト作成指示が入力されたとき、図12のフローチャートに示す処理を行う。
先ず、防災用品リスト作成手段414は、属性情報記憶部421に記録されている利用者の属性情報と、環境情報記憶部424に記録されているハザードマップ及び倒壊予測マップと、出発地の位置情報とに基づいて、GPS処理部44によって検出されている自端末装置4の現在位置から最寄りの避難所までの最短経路と移動時間STとを求める(ステップS121)。移動時間STの算出方法は、前出のステップS101で説明した算出方法と同様である。
次に、防災用品リスト作成手段414は、属性情報記憶部421に記録されている利用者の属性情報に基づいて、防災袋の最適サイズ(縦、横、高さの長さ)と最適容積Cvを算出する(ステップS122)。その後、属性情報記憶部421に記録されている利用者の属性情報に基づいて、防災袋に入れることを許容する防災用品の総重量Cwを算出する(ステップS123)。最適サイズ、総重量の算出方法は、前出のステップS102、S103で説明した算出方法と同様である。
次に、防災用品リスト作成手段414は、前出の式(7)、(8)に示す制約条件を満足させ、且つ、前出の式(9)に示す目的関数の値を最大にする防災用品の組み合わせを求める(ステップS124)。つまり、防災用品情報記憶部422に記録されている所持フラグfiが「1」になっている防災用品を対象にして、容積の合計値が上記算出した最適容積以下で、且つ、重量の合計値が上記算出した総重量以下となる防災用品の組み合わせであって、重み記憶部426に記録されている気温Tに応じた重みAijと移動時間STに応じた重みBijで重み付けしたSCFの合計値が最大になる防災用品の組み合わせを求める。
その後、防災用品リスト作成手段414は、ステップS124で求めた組み合わせに含まれている防災用品の用品名が載った防災用品リストを作成し、作成した防災用品リストや、防災袋の最適サイズや、現在位置から最寄りの避難場所までの最短経路を示す地図などを表示部46に表示する(ステップS125、S126)。なお、防災用品リストを表示部46に表示する際、今回、防災用品リスト作成装置1から送られてきた防災用品リストと、防災用品リスト記憶425に記録されている過去に防災用品リスト作成装置1から送られてきた防災用品リスト(例えば、前回のリスト作成依頼時に送られてきた防災用品リスト)との差分部分(今回の防災用品リストには載っているが、前回の防災用品リストには載っていない防災用品の用品名)の表示形態をハイライト表示にするなど、他の部分と異なる表示形態にするようにしてもよい。また、前回の防災用品リストには載っていたが、今回の防災用品リストには載っていない防災用品の用品名のリストを表示部46に表示するようにしてもよい。
なお、上述した実施の形態では説明しなかったが、防災用品リスト作成装置1を冗長構成にしてもよい。また、上述した実施の形態では、防災用品リスト作成装置1は携帯端末装置4からリスト作成依頼が送られてきたとき、利用者が所持している防災用品(所持品リストに用品番号が載っている防災用品)だけを対象にして防災用品リストを作成したが、防災用品情報記憶部124に記録されている全ての防災用品を対象にして、防災用品リストを作成するようにしてもよい。また、上述した実施の形態では、防災用品を収容する防災用品収容手段を防災袋としたが、これに限られるものではなく、リックサックや、ナップサックでもよい。
[第1の実施の形態の効果]
本実施の形態によれば、利用者に適した容積の防災袋にとって適切な防災用品リストを提示することができるという効果を得ることができる。その理由は、利用者の属性情報に基づいて、利用者に適した防災袋の容積(最適容積)を求めと共に、容積の合計値が上記最適容量以下になる防災用品の組み合わせであって、SCFの合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求め、この組み合わせに含まれる防災用品を防災用品リストに載せる防災用品としているからである。
また、本実施の形態では、利用者の属性情報に基づいて、防災袋に入れることを許容する防災用品の総重量も求め、容積の合計値が上記最適容積以下であって、かつ重量の合計値が上記総重量以下となる防災用品の組み合わせであって、SCFの合計値が最大になる防災用品の組み合わせを求めるようにしているので、避難時に、防災袋が重すぎて、持ち運べなくなるといった事態の発生を防ぐことができる。
更に、本実施の形態では、気温などの気象条件や、避難場所までの移動時間に応じてSCFを重み付けしているので、避難時の気象条件や、避難場所までの移動時間に合った防災用品リストを作成することができる。
また、本実施の形態では、新たに作成した防災用品リストを表示部に表示する際、以前に作成した防災用品リストとの差分部分の表示形態を他の部分と異なるものにしているので、どのような防災用品を新たに防災袋に入れなければならないかを容易に把握することができる。
また、本実施の形態は、携帯端末装置4自身が防災用品リスト作成手段414を備えているので、災害時に防災用品リスト作成装置1と通信できなくなっても、防災用品リストを作成することができる。
[発明の第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図13を参照すると、本発明の第2の実施の形態に係る防災用品リスト作成システムは、防災用品リスト作成装置500と、利用者の端末装置600とを備えている。
防災用品リスト作成装置500は、防災用品情報記憶部501と、リスト作成手段502とを備えている。また、端末装置600は、依頼手段601を備えている。
端末装置600の依頼手段601は、利用者の属性情報を含んだリスト作成依頼を防災用品リスト作成装置500へ送信する。
防災用品リスト作成装置500内のリスト作成手段502は、端末装置600からリスト作成依頼が送られてくると、利用者の属性情報に基づいて、防災袋やナップサック等の防災用品収容手段の最適容積を算出する。更に、リスト作成手段601は、複数の防災用品それぞれについて、その防災用品の容積と、その防災用品が生存にどの程度貢献するかを示す貢献度とが記録されている防災用品情報記憶部501の内容に基づいて、容積の合計値が上記最適容積以下になる防災用品の組み合わせであって、貢献度の合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求める。そして、求めた防災用品の組み合わせを示すリストを端末装置500へ送信する。
端末装置600の依頼手段601は、防災用品リスト作成装置500からリストが送られてくると、それを表示部に表示する。
[第2の実施の形態の効果]
本実施の形態によれば、利用者に適した容積の防災用品収容手段にとって適切な防災用品リストを提示することができるという効果を得ることができる。その理由は、利用者の属性情報に基づいて、利用者に適した防災用品収容手段の容積(最適容積)を求めると共に、容積の合計値が上記最適容積以下になる防災用品の組み合わせであって、貢献度の合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求め、この組み合わせに含まれている防災用品の用品名をリストに載せるようにしているからである。
本発明は、災害訓練教育のシステム、地方自治体が提供する防災システム、及び、携帯端末装置などに適用できる。
1 防災用品リスト作成装置
11 制御部
111 防災用品リスト作成手段
112 更新手段
113 配信手段
114 統計手段
12 記憶装置
121 地図情報記憶部
122 環境情報記憶部
123 ケース情報記憶部
124 防災用品情報記憶部
125 重み記憶部
126 統計情報記憶部
13 送受信部
2 管理端末装置
3 無線基地局
4 携帯端末装置
41 制御部
411 配信情報記録手段
412 依頼手段
413 災害検出手段
414 防災用品リスト作成手段
42 記憶装置
421 属性情報記憶部
422 防災用品情報記憶部
423 地図情報記憶部
424 環境情報記憶部
425 防災用品リスト記憶部
426 重み記憶部
43 送受信部
44 GPS処理部
45 入力部
46 表示部
5 GPS衛星
500 防災用品リスト作成装置
501 防災用品情報記憶部
502 リスト作成手段
600 端末装置
601 依頼手段

Claims (10)

  1. 防災用品リスト作成装置と、利用者の端末装置とを備え、
    前記防災用品リスト作成装置は、
    複数の防災用品それぞれについて、その防災用品の容積と、その防災用品が生存にどの程度貢献するかを示す貢献度とが記録された第1の防災用品情報記憶部と、
    前記端末装置から送られてきたリスト作成依頼に含まれている前記利用者の属性情報に基づいて防災用品収容手段の最適容積を算出すると共に、前記第1の防災用品情報記憶部の内容に基づいて容積の合計値が前記最適容積以下になる防災用品の組み合わせであって、貢献度の合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求め、該求めた防災用品の組み合わせを示すリストを前記端末装置へ送信する第1のリスト作成手段とを備え、
    前記端末装置は、
    前記利用者の属性情報を含んだリスト作成依頼を、前記防災用品リスト作成装置に対して送信すると共に、前記リスト作成依頼に応答して前記防災用品リスト作成装置から送られてきたリストを表示部に表示する依頼手段を備えたことを特徴とする防災用品リスト作成システム。
  2. 請求項1記載の防災用品リスト作成システムにおいて、
    前記端末装置は、
    複数の防災用品それぞれについて、その防災用品の容積と、その防災用品が生存にどの程度貢献するかを示す貢献度とが記録された第2の防災用品情報記憶部と、
    災害の発生を検出する災害検出手段と、
    該災害検出手段によって災害の発生が検出されたとき、前記利用者の属性情報に基づいて防災用品収容手段の最適容積を算出すると共に、前記第2の防災用品情報記憶部の内容に基づいて容積の合計値が前記最適容積以下になる防災用品の組み合わせであって、貢献度の合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求め、該求めた防災用品の組み合わせを示すリストを前記表示部に表示する第2のリスト作成手段とを備えたことを特徴とする防災用品リスト作成システム。
  3. 請求項1または2記載の防災用品リスト作成システムにおいて、
    前記第1の防災用品情報記憶部には、前記複数の防災用品それぞれについて、その防災用品の重量が記録され、
    前記第1のリスト作成手段は、前記利用者の属性情報に基づいて前記防災用品収容手段に入れることを許容する防災用品の総重量を算出すると共に、前記第1の防災用品情報記憶部の内容に基づいて容積の合計値が前記最適容積以下になり、且つ、重量の合計値が前記総重量以下になる防災用品の組み合わせであって、貢献度の合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求めることを特徴とする防災用品リスト作成システム。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の防災用品リスト作成システムにおいて、
    前記防災用品リスト作成装置は、前記複数の防災用品それぞれについて、その防災用品の貢献度に対する重みであって、気象条件に応じた重みが記録された重み記憶部を備え、且つ、
    前記第1のリスト作成手段は、前記利用者によって指定された気象条件に対応した重みによって重み付けした貢献度の合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求めることを特徴とする防災用品リスト作成システム。
  5. 請求項4記載の防災用品リスト作成システムにおいて、
    前記重み記憶部には、前記複数の防災用品それぞれについて、その防災用品の貢献度に対する重みであって、避難場所に移動するために必要になる移動時間に応じた重みが記録され、
    前記第1のリスト作成手段は、前記利用者によって指定された気象条件に対応した重みと、前記利用者によって指定された出発地から最寄りの避難場所に移動するために必要になる移動時間に対応した重みとによって重み付けした貢献度を最大にする防災用品の組み合わせを求めることを特徴とする防災用品リスト作成システム。
  6. 複数の防災用品それぞれについて、その防災用品の容積と、その防災用品が生存にどの程度貢献するかを示す貢献度とが記録された防災用品情報記憶部と、
    端末装置から送られてきたリスト作成依頼に含まれている利用者の属性情報に基づいて防災用品収容手段の最適容積を算出すると共に、前記防災用品情報記憶部の内容に基づいて容積の合計値が前記最適容積以下になる防災用品の組み合わせであって、貢献度の合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求め、該求めた防災用品の組み合わせを示すリストを前記端末装置へ送信するリスト作成手段とを備えたことを特徴とする防災用品リスト作成装置。
  7. 複数の防災用品それぞれについて、その防災用品の容積と、その防災用品が生存にどの程度貢献するかを示す貢献度とが記録された防災用品情報記憶部と、
    災害の発生を検出する災害検出手段と、
    該災害検出手段によって災害が検出されたとき、利用者の属性情報に基づいて防災用品収容手段の最適容積を算出すると共に、前記防災用品情報記憶部の内容に基づいて容積の合計値が前記最適容積以下になる防災用品の組み合わせであって、貢献度の合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求め、該求めた防災用品の組み合わせを示すリストを表示部に表示するリスト作成手段とを備えたことを特徴とする端末装置。
  8. 端末装置の依頼手段が、利用者の属性情報を含んだリスト作成依頼を防災用品リスト作成装置に対して送信し、
    前記防災用品リスト作成装置のリスト作成手段が、前記端末装置から送られてきたリスト作成依頼に含まれている前記利用者の属性情報に基づいて防災用品収容手段の最適容積を算出すると共に、複数の防災用品それぞれについて、その防災用品の容積と、その防災用品が生存にどの程度貢献するのかを示す貢献度とが記録されている防災用品情報記憶部の内容に基づいて容積の合計値が前記最適容量以下になる防災用品の組み合わせであって、貢献度の合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求め、該求めた防災用品の組み合わせを示すリストを前記端末装置へ送信し、
    前記端末装置の依頼手段が、前記リスト作成依頼に応答して前記防災用品リスト作成装置から送られてきたリストを表示部に表示することを特徴とする防災用品リスト作成方法。
  9. 複数の防災用品それぞれについて、その防災用品の容積と、その防災用品が生存にどの程度貢献するかを示す貢献度とが記録された防災用品情報記憶部を備えたコンピュータを、
    端末装置から送られてきたリスト作成依頼に含まれている利用者の属性情報に基づいて防災用品収容手段の最適容積を算出すると共に、前記防災用品情報記憶部の内容に基づいて容積の合計値が前記最適容積以下になる防災用品の組み合わせであって、貢献度の合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求め、該求めた防災用品の組み合わせを示すリストを前記端末装置へ送信するリスト作成手段として機能させるためのプログラム。
  10. 複数の防災用品それぞれについて、その防災用品の容積と、その防災用品が生存にどの程度貢献するかを示す貢献度とが記録された防災用品情報記憶部を備えたコンピュータを、
    災害の発生を検出する災害検出手段、
    該災害検出手段によって災害が検出されたとき、利用者の属性情報に基づいて防災用品収容手段の最適容積を算出すると共に、前記防災用品情報記憶部の内容に基づいて容積の合計値が前記最適容積以下になる防災用品の組み合わせであって、貢献度の合計値を最大にする防災用品の組み合わせを求め、該求めた防災用品の組み合わせを示すリストを表示部に表示するリスト作成手段として機能させるためのプログラム。
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