JP2007323127A - 非常時用品管理システム、非常時用品管理方法、および非常時用品管理プログラム - Google Patents

非常時用品管理システム、非常時用品管理方法、および非常時用品管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】事業者の枠を越えた非常時用品の効率的な在庫や入出庫等の管理を可能とし、非常時用品の分散確保を図る。
【解決手段】利用者端末300から利用申請情報を受け付けてこれをメモリ103に格納する申請受付部110と、利用申請情報を在庫管理データベースに125照合し利用場所を提供可能地域に含みかつ利用申請情報で指定された属性の非常時用品を取扱可能で希望数量を保管可能な空き容量を備える拠点を特定し当該拠点の情報と利用申請情報とを対応付けて契約データベース126に格納する拠点特定部111と、拠点端末200に対し保管指示を通知し在庫管理データベース125における在庫数量加算および空き容量減算の処理を実行する保管指示部112と、出庫要請情報に基づき対応拠点を特定し拠点端末200に対して出庫要請情報に基づく出庫指示を通知する出庫指示部113とからシステム100を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、非常時用品管理システム、非常時用品管理方法、および非常時用品管理プログラムに関する。
例えば、複数の倉庫棟間で種類の異なる物品が保管されている場合に、物品の積み込み作業及び配送作業を標準化し、物流の管理を容易化し、物流業務を効率化させるなどの課題の下、複数種類の物品と前記複数種類の物品の保管位置とを関係付けたロケーションデータと、積込対象の物品と積み込みを行う個数とを関係付けた出荷データとを記録する記録手段と、前記記録手段から前記ロケーションデータと前記出荷データとを読み出すデータ取得手段と、前記ロケーションデータと前記出荷データとに基づいて、前記積込対象の物品と積み込みを行う個数と前記積込対象の物品を保管する倉庫棟とを関係付けた物品選択データを作成する物品選択手段とを具備する物流システム(特許文献1)などが提案されている。
特開2004−277090号公報
ところで、地震など災害時の対策用に非常食や非常用の各種備品、装置などの保管が必要とされている。家庭では非常持ち出し袋等を準備することになるが、一方、企業では、準備する用品の中にはサイズの大きな物などもあり、またその量も多くなる傾向にある。加えて、企業においては非常時用品の保管場所を各社で確保する必要があるが、都市部においては元々の保管用スペースが少ないことやコスト高の関係でそれが難しいことが多い。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、事業者の枠を越えた非常時用品の効率的な在庫や入出庫等の管理を可能とし、非常時用品の分散確保を図ることもできる、
非常時用品管理システム、非常時用品管理方法、および非常時用品管理プログラムを提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明の非常時用品管理システムは、非常時用品の複数拠点における管理を行うシステムであって、前記各拠点毎の、所在地、連絡先、非常時用品の提供可能地域、取扱可能な非常時用品の属性、各非常時用品の在庫数量、および非常時用品保管のための空き容量の情報を格納する在庫管理データベースと、利用者端末から、管理を希望する非常時用品の属性と数量、非常時用品の利用場所、および利用者への連絡先に関する情報を含む、利用申請情報を受け付けて、これをメモリに格納する、申請受付部と、前記メモリにおける利用申請情報を読み出して前記在庫管理データベースに照合し、前記利用場所を前記提供可能地域に含み、かつ前記利用申請情報で指定された属性の非常時用品を取扱可能で、管理を希望する数量を保管可能な空き容量を備える拠点を特定し、当該拠点の情報と前記利用申請情報とを対応付けて契約データベースに格納する、拠点特定部と、前記特定した拠点の拠点端末に対し、前記利用申請情報に基づく該当非常時用品およびその数量の情報を含む保管指示を通知すると共に、当該保管指示の含む非常時用品およびその数量の情報に基づいて、前記在庫管理データベースにおける該当拠点の前記非常時用品の在庫数量加算および空き容量減算の処理を実行する、保管指示部と、利用者端末から、出庫を希望する非常時用品とその数量についての情報を含む出庫要請情報を受け付けて、この出庫要請情報に対応する非常時用品の在庫を行っている拠点を前記契約データベースにて特定し、ここで特定した拠点の拠点端末に対して前記出庫要請情報に基づく該当非常時用品とその数量の情報を含む出庫指示を通知する、出庫指示部と、を備える。
また、前記非常時用品管理システムは、非常時用品毎の保存期限の情報を格納する商品マスターデータベースと、前記在庫管理データベースで管理している各拠点で在庫中の各非常時用品について、前記商品マスターデータベースにおいて保存期限のチェックを行い、保存期限切れとなる非常時用品とその数量の情報を廃棄品数量として特定し、前記在庫管理データベースにおける該当レコードにおける在庫数量より前記廃棄品数量の減算処理を実行する期限管理部と、前記契約データベースにおける各利用申請情報が含む非常時用品毎の数量の合算値を拠点毎に算定し、この合算値と、前記在庫管理データベースにおける該当拠点の該当非常時用品に関する前記廃棄数量の減算処理がなされた在庫数量とを比較し、在庫数量の過不足量を算定して非常時用品の不足量リストまたは不要量リストを作成し、この不足量リストまたは不要量リストをメモリに格納する、調達量計算部と、前記メモリにおける不足量リストと不要量リストとを照合し、同一非常時用品について過不足を補完できる拠点対を特定し、前記拠点対を構成する拠点のうち不要量を有する拠点の拠点端末に対する不要な非常時用品の他拠点への配送依頼通知と、前記拠点対を構成する拠点のうち不足量を有する拠点の拠点端末に対する他拠点からの非常時用品の配送受付依頼通知とを実行する、融通処理部と、を備えるとしてもよい。
また、前記非常時用品管理システムは、非常時等に拠点端末より受付停止指示を受け付けて、この受付停止指示に応じ、前記拠点端末を備える拠点以外の他拠点について、この他拠点の拠点端末に対して前記拠点の代替拠点募集通知を送信する、代替拠点特定部と、前記他拠点の拠点端末より、前記代替拠点募集通知に応じた代替拠点応募の返信を受信し、前記契約データベースにおいて前記拠点と利用者との対応関係を前記他拠点と利用者との対応関係に更新する、拠点代替処理部と、を備えるとしてもよい。
また、前記非常時用品管理システムは、非常時等に拠点端末より受付停止指示を受け付けて、この受付停止指示に応じ、前記拠点端末を備える拠点以外の他拠点について、前記在庫管理データベースにて前記拠点の在庫と同じ非常時用品を備えるものを代替拠点候補として特定し、この代替拠点候補の拠点端末に対して前記拠点の代替拠点募集通知を送信する、代替拠点特定部と、前記代替拠点候補の拠点端末より、前記代替拠点募集通知に応じた代替拠点応募の返信を受信し、前記契約データベースにおいて前記拠点と利用者との対応関係を前記代替拠点候補と利用者との対応関係に更新する、拠点代替処理部と、を備えるとしてもよい。
また、前記非常時用品管理システムは、前記拠点特定部が、前記メモリにおける利用申請情報を読み出して前記在庫管理データベースに照合し、前記利用場所を前記提供可能地域に含み、かつ前記利用申請情報で指定された属性の非常時用品を取扱可能な拠点を複数特定し、前記利用申請情報で示された管理希望の非常時用品数量を、前記特定した複数拠点の各空き容量の大小に比例させて分配して、複数拠点を構成する拠点それぞれの前記非常時用品の分担在庫量を決定し、前記複数の拠点と分担在庫量の情報と前記利用申請情報とを対応付けて契約データベースに格納するものであり、前記保管指示部が、前記特定した複数拠点の各拠点端末に対し、前記利用申請情報に基づく該当非常時用品およびその分担在庫量の情報を含む保管指示を通知すると共に、当該保管指示の含む非常時用品およびその分担在庫量の情報に基づいて、前記在庫管理データベースにおける該当拠点の前記非常時用品の在庫数量加算および空き容量減算の処理を実行するものであり、前記出庫指示部が、利用者端末から、出庫を希望する非常時用品とその数量についての情報を含む出庫要請情報を受け付けて、この出庫要請情報に対応する非常時用品の在庫を行っている拠点を前記契約データベースにて特定し、ここで特定した拠点の拠点端末に対して前記出庫要請情報に基づく該当非常時用品とその分担在庫量の情報を含む出庫指示を通知するものである、としてもよい。
また、本発明の非常時用品管理方法は、非常時用品の複数拠点における管理をコンピュータにより行う方法であって、前記コンピュータが、前記各拠点毎の、所在地、連絡先、非常時用品の提供可能地域、取扱可能な非常時用品の属性、各非常時用品の在庫数量、および非常時用品保管のための空き容量の情報を格納する在庫管理データベースを備えて、利用者端末から、管理を希望する非常時用品の属性と数量、非常時用品の利用場所、および利用者への連絡先に関する情報を含む、利用申請情報を受け付けて、これをメモリに格納し、前記メモリにおける利用申請情報を読み出して前記在庫管理データベースに照合し、前記利用場所を前記提供可能地域に含み、かつ前記利用申請情報で指定された属性の非常時用品を取扱可能で、管理を希望する数量を保管可能な空き容量を備える拠点を特定し、当該拠点の情報と前記利用申請情報とを対応付けて契約データベースに格納し、前記特定した拠点の拠点端末に対し、前記利用申請情報に基づく該当非常時用品およびその数量の情報を含む保管指示を通知すると共に、当該保管指示の含む非常時用品およびその数量の情報に基づいて、前記在庫管理データベースにおける該当拠点の前記非常時用品の在庫数量加算および空き容量減算の処理を実行し、利用者端末から、出庫を希望する非常時用品とその数量についての情報を含む出庫要請情報を受け付けて、この出庫要請情報に対応する非常時用品の在庫を行っている拠点を前記契約データベースにて特定し、ここで特定した拠点の拠点端末に対して前記出庫要請情報に基づく該当非常時用品とその数量の情報を含む出庫指示を通知する、ことを特徴とする。
また、本発明の非常時用品管理プログラムは、非常時用品の複数拠点における管理方法を、前記各拠点毎の、所在地、連絡先、非常時用品の提供可能地域、取扱可能な非常時用品の属性、各非常時用品の在庫数量、および非常時用品保管のための空き容量の情報を格納する在庫管理データベースを備えたコンピュータに実行させるためのプログラムであって、利用者端末から、管理を希望する非常時用品の属性と数量、非常時用品の利用場所、および利用者への連絡先に関する情報を含む、利用申請情報を受け付けて、これをメモリに格納するステップと、前記メモリにおける利用申請情報を読み出して前記在庫管理データベースに照合し、前記利用場所を前記提供可能地域に含み、かつ前記利用申請情報で指定された属性の非常時用品を取扱可能で、管理を希望する数量を保管可能な空き容量を備える拠点を特定し、当該拠点の情報と前記利用申請情報とを対応付けて契約データベースに格納するステップと、前記特定した拠点の拠点端末に対し、前記利用申請情報に基づく該当非常時用品およびその数量の情報を含む保管指示を通知すると共に、当該保管指示の含む非常時用品およびその数量の情報に基づいて、前記在庫管理データベースにおける該当拠点の前記非常時用品の在庫数量加算および空き容量減算の処理を実行するステップと、利用者端末から、出庫を希望する非常時用品とその数量についての情報を含む出庫要請情報を受け付けて、この出庫要請情報に対応する非常時用品の在庫を行っている拠点を前記契約データベースにて特定し、ここで特定した拠点の拠点端末に対して前記出庫要請情報に基づく該当非常時用品とその数量の情報を含む出庫指示を通知するステップと、を含む。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、事業者の枠を越えた非常時用品の効率的な在庫や入出庫等の管理を可能とし、非常時用品の分散確保を図ることもできる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態の非常時用品管理システム100を含むネットワーク構成図である。前記非常時用品管理システム100(以下、システム100)としては、非常時用品を在庫する複数拠点を集中管理するサーバ装置を想定できる(集中処理形態と言える)。或いは、各拠点の拠点端末200のそれぞれがサーバ装置としての機能、つまり非常時用品管理システム100としての機能を備えていて、協働するとしてもよい。この場合、主体的に処理を実行する拠点端末200がその時点での非常時用品管理システム100となり、その時の他の拠点端末200は、サーバ装置としての拠点端末200に対するクライアント端末となる(分散処理形態と言える)。非常時用品管理システム100として、前記集中処理形態と分散処理形態のどちらを採用するとしてもよいが、本実施形態における説明では、一例として集中処理形態の例を示す。
前記システム100の機能構成としては、本発明の非常時用品管理方法を実行する機能を実現すべく、書き換え可能メモリなどのプログラムデータベース101にプログラム102を備えて、このプログラム102をメモリ103に読み出し、演算装置たるCPU104により実行する。また、前記システム100は、各種ボタン類などの入力インターフェイス105や、ディスプレイなどの出力インターフェイス106、ならびに拠点端末200や利用者端末300などの外部装置との間のデータ授受を担う通信装置107などを有している。前記システム100は、前記通信装置107により、拠点端末200や利用者端末300といった外部装置と例えばインターネットや無線LANなどの各種ネットワーク140に接続し、データ授受を実行する。システム100の各種機能部と通信装置107との間ではI/O部108がデータのバッファリングや各種仲介処理を実行している。
続いて、前記システム100が、例えばプログラム102に基づき構成・保持する機能部につき説明を行う。なお、前記システム100は、前記各拠点毎の、所在地、連絡先、非常時用品の提供可能地域、取扱可能な非常時用品の属性、各非常時用品の在庫数量、および非常時用品保管のための空き容量の情報を格納する在庫管理データベース125と、拠点の情報と利用申請情報とを対応付けて格納する契約データベース126と、非常時用品毎の保存期限の情報を格納する商品マスターデータベース127とを利用可能であるとする。
こうした、システム100は、利用者端末300から、管理を希望する非常時用品の属性と数量、非常時用品の利用場所、および利用者への連絡先に関する情報を含む、利用申請情報を受け付けて、これをメモリ103に格納する、申請受付部110を備える。
また、前記システム100は、前記メモリ103における利用申請情報を読み出して前記在庫管理データベース125に照合し、前記利用場所を前記提供可能地域に含み、かつ前記利用申請情報で指定された属性の非常時用品を取扱可能で、管理を希望する数量を保管可能な空き容量を備える拠点を特定し、当該拠点の情報と前記利用申請情報とを対応付けて契約データベース126に格納する、拠点特定部111を備える。
また、前記システム100は、前記特定した拠点の拠点端末200に対し、前記利用申請情報に基づく該当非常時用品およびその数量の情報を含む保管指示を通知すると共に、当該保管指示の含む非常時用品およびその数量の情報に基づいて、前記在庫管理データベース125における該当拠点の前記非常時用品の在庫数量加算および空き容量減算の処理を実行する、保管指示部112を備える。
また、前記システム100は、利用者端末200から、出庫を希望する非常時用品とその数量についての情報を含む出庫要請情報を受け付けて、この出庫要請情報に対応する非常時用品の在庫を行っている拠点を前記契約データベース126にて特定し、ここで特定した拠点の拠点端末200に対して前記出庫要請情報に基づく該当非常時用品とその数量の情報を含む出庫指示を通知する、出庫指示部113を備える。
また、前記システム100は、前記在庫管理データベース125で管理している各拠点で在庫中の各非常時用品について、前記商品マスターデータベース127において保存期限のチェックを行い、保存期限切れとなる非常時用品とその数量の情報を廃棄品数量として特定し、前記在庫管理データベース125における該当レコードにおける在庫数量より前記廃棄品数量の減算処理を実行する期限管理部114を備えるとすれば好適である。
また、前記システム100は、前記契約データベース126における各利用申請情報が含む非常時用品毎の数量の合算値を拠点毎に算定し、この合算値と、前記在庫管理データベース125における該当拠点の該当非常時用品に関する前記廃棄数量の減算処理がなされた在庫数量とを比較し、在庫数量の過不足量を算定して非常時用品の不足量リストまたは不要量リストを作成し、この不足量リストまたは不要量リストをメモリ103に格納する、調達量計算部115を備えるとすれば好適である。
また、前記システム100は、前記メモリ103における不足量リストと不要量リストとを照合し、同一非常時用品について過不足を補完できる拠点対を特定し、前記拠点対を構成する拠点のうち不要量を有する拠点の拠点端末200に対する不要な非常時用品の他拠点への配送依頼通知と、前記拠点対を構成する拠点のうち不足量を有する拠点の拠点端末200に対する他拠点からの非常時用品の配送受付依頼通知とを実行する、融通処理部116を備えるとすれば好適である。
また、前記システム100は、非常時等に拠点端末200より受付停止指示を受け付けて、この受付停止指示に応じ、前記拠点端末200を備える拠点以外の他拠点について、この他拠点の拠点端末200に対して前記拠点の代替拠点募集通知を送信する、代替拠点特定部117を備えるとすれば好適である。
また、前記システム100は、前記他拠点の拠点端末200より、前記代替拠点募集通知に応じた代替拠点応募の返信を受信し、前記契約データベース126において前記拠点と利用者との対応関係を前記他拠点と利用者との対応関係に更新する、拠点代替処理部118を備えるとすれば好適である。
また、前記代替拠点特定部117は、非常時等に拠点端末200より受付停止指示を受け付けて、この受付停止指示に応じ、前記拠点端末200を備える拠点以外の他拠点について、前記在庫管理データベース125にて前記拠点の在庫と同じ非常時用品を備えるものを代替拠点候補として特定し、この代替拠点候補の拠点端末200に対して前記拠点の代替拠点募集通知を送信するものとしてもよい。また、前記拠点代替処理部118は、前記代替拠点候補の拠点端末200より、前記代替拠点募集通知に応じた代替拠点応募の返信を受信し、前記契約データベース126において前記拠点と利用者との対応関係を前記代替拠点候補と利用者との対応関係に更新するものとしてもよい。
また、前記システム100において、前記拠点特定部111が、前記メモリ103における利用申請情報を読み出して前記在庫管理データベース125に照合し、前記利用場所を前記提供可能地域に含み、かつ前記利用申請情報で指定された属性の非常時用品を取扱可能な拠点を複数特定し、前記利用申請情報で示された管理希望の非常時用品数量を、前記特定した複数拠点の各空き容量の大小に比例させて分配して、複数拠点を構成する拠点それぞれの前記非常時用品の分担在庫量を決定し、前記複数の拠点と分担在庫量の情報と前記利用申請情報とを対応付けて契約データベース126に格納するものであるとしてもよい。
またこの場合、前記保管指示部112は、前記特定した複数拠点の各拠点端末200に対し、前記利用申請情報に基づく該当非常時用品およびその分担在庫量の情報を含む保管指示を通知すると共に、当該保管指示の含む非常時用品およびその分担在庫量の情報に基づいて、前記在庫管理データベース125における該当拠点の前記非常時用品の在庫数量加算および空き容量減算の処理を実行するものとなる。また、前記出庫指示部113は、利用者端末300から、出庫を希望する非常時用品とその数量についての情報を含む出庫要請情報を受け付けて、この出庫要請情報に対応する非常時用品の在庫を行っている拠点を前記契約データベース126にて特定し、ここで特定した拠点の拠点端末200に対して前記出庫要請情報に基づく該当非常時用品とその分担在庫量の情報を含む出庫指示を通知するものとなる。
なお、これまで示した前記システム100における各機能部110〜117は、ハードウェアとして実現してもよいし、メモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶装置に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、前記システム100のCPUが、プログラム実行に合わせて記憶装置より該当プログラムをメモリに読み出して、これを実行することとなる。
また、前記拠点端末200および利用者端末300は、前記システム100と同様にコンピュータ装置であって、演算装置とメモリ、入出力インターフェイス、通信装置を少なくとも備えて前記ネットワーク140にアクセスし、システム100とデータ通信可能なものとする。またこれら拠点端末200と利用者端末300が前記システム100の機能を備えているとしても良い。
−−−データベース構造−−−
次に、本実施形態のシステム100が利用する、在庫管理データベース125、契約データベース126、商品マスターデータベース127の各データ構造について説明する。
図2は、本実施形態におけるデータベースのデータ構造例1を示す図である。図2に示すように、前記在庫管理データベース125は、拠点IDをキーとして、拠点の所在地、連絡先、非常時用品の提供可能地域、取扱可能な非常時用品の属性、各非常時用品の在庫数量、および非常時用品保管のための空き容量、非常時用品の運搬手段(徒歩、車両など)の情報を少なくとも対応付けたレコードの集合体となっている。
また、図3は本実施形態におけるデータベースのデータ構造例2を示す図である。図3に示すように、前記契約データベース126は、契約IDをキーとして、利用者ID、契約した非常時用品の属性、数量、非常時用品の利用場所、利用者の連絡先、契約期間といった利用申請情報と、この契約で非常時用品を在庫する担当となった拠点に関する情報(拠点所在地、連絡先)とを対応付けたレコードの集合体となっている。
また、図4は本実施形態におけるデータベースのデータ構造例3を示す図である。図4に示すように、前記商品マスターデータベース127は、非常時用品たる商品の商品IDをキーとして、品名、属性、販売元情報(担当者、連絡先など)、商品説明情報(商品画像、説明文データ)、単価、保存期間といった情報を対応付けたレコードの集合体となっている。
−−−メインフロー例−−−
以下、本実施形態における非常時用品管理方法のメインフロー例について、図に基づき説明する。なお、以下で説明する非常時用品管理方法に対応する各種動作は、前記システム100が、適宜なメモリに読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、こうしたプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードからそれぞれ構成されている。
図5は、本実施形態の非常時用品管理方法におけるメインフロー例を示す図である。ここでシステム100は、例えば所定の地域範囲毎に配置されるもので、この地域範囲に散在する複数の拠点を統括する管理サーバを想定する。また、こうしたシステム100にネットワーク140を介して接続されるのが各拠点に設けられた拠点端末200である。各拠点は、非常時用品を利用者の要求に応じて必要量だけ在庫し、指示に応じて徒歩ないし車両等の運搬手段をもって出庫するといった倉庫機能を備えている建屋であり、一般の倉庫類の他、オフィスビルやマンション等に付帯の倉庫設備、コンテナターミナルなどを想定できる。
或いは、前記拠点として不動産だけでなく貨物船舶やトレーラーなどといった貨物運搬手段を想定しても良い。この場合、船舶やトレーラーが移動停止するタイミングを船舶等のGPS装置由来の位置情報等をもとに勘案し非常時用品の入れ換えや補充、出庫を行う必要はあるが、拠点自体が非常時用品の運搬手段となりうるし、地震等の災害から非常時用品を守りやすいという点でリスク分散が図りやすい利点はある。
こうした拠点から一定距離内にいる利用者は、こうした拠点に非常時用品の在庫を依頼しておき、地震発生時等の非常時に必要となる非常時用品を出庫して利用しようと考える者である。この一定距離内、とは、拠点から非常時用品を利用者に宛てて出庫する手段により変動すると想定する。例えば拠点が非常時用品の運搬手段として徒歩、つまり人手しか提供できないとなれば、例えば拠点を中心とした半径1〜2km程度の距離圏を想定するし、前記運搬手段が自動車やバイクなどの車両であったならば、例えば拠点を中心とした半径10kmの距離圏を想定する、といった具合である。
こうしたシステム100は、まず非常時用品管理サービスを享受したい利用者の利用者装置300と契約処理を行っておく必要がある。そこでシステム100の申請受付部110は、ネットワーク140を介して利用者端末300から、管理を希望する非常時用品の属性と数量、非常時用品の利用場所、および利用者への連絡先に関する情報を含む、利用申請情報を受け付けて、これをメモリ103に格納する(s100)。
また、前記システム100の拠点特定部111は、前記メモリ103における利用申請情報を読み出して前記在庫管理データベース125に照合し(s101)、前記利用場所を前記提供可能地域に含み、かつ前記利用申請情報で指定された属性の非常時用品を取扱可能で、管理を希望する数量を保管可能な空き容量を備える拠点を特定し(s102)、当該拠点の情報と前記利用申請情報とを対応付けて契約データベース126に格納する(s103)。ここまでの処理にて、利用者の所在地から一定距離内に存在し、希望に沿うような非常時用品を希望数量在庫できるといった拠点が特定できなかった場合、契約可能な拠点が存在しないわけであるから、この利用者との契約は不成立となる。
こうして利用申請情報の契約データベースにおける登録をもって利用者との契約が成立した拠点については、前記システム100の保管指示部112は、この拠点の拠点端末200に対し、前記利用申請情報に基づく該当非常時用品およびその数量の情報を含む保管指示を通知する(s104)。拠点側ではこの拠点端末200で受信する保管指示に基づいて、非常時用品の在庫を新たに確保して保管する作業を行うこととなる。これによりこの拠点の空き容量は自ずと減ずる。
また、前記システム100の保管指示部112は、前記保管指示の含む非常時用品およびその数量の情報に基づいて、前記在庫管理データベース125における該当拠点の前記非常時用品の在庫数量加算および空き容量減算の処理を実行する(s105)。つまり上記拠点での非常時用品在庫の作業にあわせてシステム側の情報も同期させておくのである。
こうして拠点において利用者の希望に応じた非常時用品が在庫されることとなる。その後、非常時あるいは利用者が望むタイミングにて、利用者端末300から出庫の指示がシステム100側に送られることとなる。そこで前記システム100の出庫指示部113は、利用者端末200から、出庫を希望する非常時用品とその数量についての情報を含む出庫要請情報(例:図23の画面2300の情報)を受け付ける(s106)。なお、利用者は図25に示す画面2500のように、非常時用品毎の入出庫状況についてシステム100に問い合わせして認識することもできる(そのために、システム100の在庫管理データベース125等で、各非常時用品毎の入出庫状況を前記出庫要請情報に基づいて更新しておく)。
そして、この出庫要請情報に対応する非常時用品の在庫を行っている拠点を前記契約データベース126にて特定し(s107)、ここで特定した拠点の拠点端末200に対して前記出庫要請情報に基づく該当非常時用品とその数量の情報を含む出庫指示を通知する(s108)。この出庫指示を拠点端末200にて受け取った拠点側では、出庫指示の内容に応じて作業員等を確保して該当非常時用品を保管棚等からピックアップし、保有している運搬手段により契約者たる利用者に宛てて発送するのである(図15も参照)。拠点が運搬手段を元々有していないか、非常時故に運搬手段を手配できない場合、出庫を希望する利用者の利用者端末300に対して、前記システム100の出庫指示部113または当該拠点の拠点端末200が「運搬手段が現在手配できませんので当該拠点における非常時用品の受け取りをお願いします」などといったメッセージ(システム100のメモリ103や拠点端末200のメモリに予め保持:図24の画面2400参照)を通知し、出庫希望の非常時用品の受け取りを要請するとしてもよい。
なお、図26の画面2600に示すように、出庫後に該当非常時用品を補充するかを確認するメール(文面はメモリ103に保持し、宛先は契約データベース126等の情報に基づく)を生成し、システム100から利用者端末300に送信すると好適である。このメールに応じて利用者端末300から補充指示がシステム100に届けば、システム100では該当非常時用品の調達指示を該当拠点端末200に指示するのである。
上記のような出庫処理を行うタイミングは、基本的には非常時を想定するので、それまでに拠点では非常時用品の在庫を契約通りの数量、所定品質を維持しつつ確かに保管しておく必要がある。そこで前記システム100の期限管理部114は、前記在庫管理データベース125で管理している各拠点で在庫中の各非常時用品について、前記商品マスターデータベース127において保存期限のチェックを行い、保存期限切れとなる非常時用品とその数量の情報を廃棄品数量として特定する(s110)。そして、前記在庫管理データベース125における該当レコードにおける在庫数量より前記廃棄品数量の減算処理を実行する(s111)。廃棄品と特定された非常時用品については、その旨をシステム100から該当拠点端末200に大して通知し、廃棄処理を促すこととなる。
或いは、図12、13のフローに示すように所定の者にプレゼントするとしてもよい。拠点で在庫している非常時用品は保存期限が設定されているから、それを過ぎると適宜な品質が保てないなどの理由で廃棄する運命にある。しかしながら、本実施形態においては、廃棄品(廃棄予定のもの)を特定したならば、利用者にそれをプレゼントとして提供するサービスを提示する(図13のフロー)。この場合、不要品リスト1150(後述)から、非常時用品の品目、数量、保存期限の情報を抽出する(s800)。商品マスターデータベース127にて前記抽出した品目の非常時用品について、プレゼント対象品(食品や菓子類など発送が容易で利用者側で利用しやすいものなど)か否かの判定を行い(s801)、ここで非対象品であれば(s801:非対象品)、該当非常時用品を廃棄処理する指示を拠点端末200に出す(s806)。
他方、前記非常時用品がプレゼント対象品であれば(s801:対象品)、その保存期限(賞味期限)の残りが所定期間以上であるか判定する(s802)。ここで保存期限の残りが所定期間以上でない場合(s802:ない)、処理を前記ステップs806に移す。つまり、廃棄品となる。一方、保存期限の残りが所定期間以上ある場合(s802:ある)、不要品となった契約対象、つまり利用者を確認する(s803)。そして、前記プレゼント対象品とされた非常時用品の商品数と、前記利用者の数との比較により、プレゼント対象品の送付先としての利用者を選定し(s804)、その旨の通知を実行する(s805)。
保存期限に基づく廃棄品の特定を行うシステムは、以下のように在庫維持の処理を実行することができる(図10、11参照)。つまり前記システム100の調達量計算部115は、前記契約データベース126における各利用申請情報が含む非常時用品毎の数量の合算値(契約量)を拠点毎に算定し(s112)、この合算値と、前記在庫管理データベース125における該当拠点の該当非常時用品に関する廃棄量の減算処理がなされた在庫数量(“現在庫量”−“廃棄量”)とを比較し、在庫数量の過不足量を算定する(s113)。そしてこの算定処理により過不足量が判明した非常時用品をピックアップして一覧化することで、不足量リスト1100または不要量リスト1150を作成する(s114)。この不足量リスト1100または不要量リスト1150についてはメモリ103に格納する。
次に前記システム100の融通処理部116は、前記メモリ103における不足量リスト1100と不要量リスト1150とを照合し、同一非常時用品について過不足を補完できる拠点対を特定する(s115)。この処理は、例えば、ある非常時用品の不足する拠点と最寄りの他拠点をまずは在庫管理データベース125にて検索する。この検索処理は拠点の住所情報を在庫管理データベース125にて照合することで実行する(例:郵便番号の近しさを利用する)。そしてここで検索された最寄りの他拠点のうち、前記拠点で不足する非常時用品を不要品リストに抱える拠点を検索するのである。或いは逆に、ある非常時用品が過剰である拠点と最寄りの他拠点をまずは在庫管理データベース125にて検索する。この検索処理は拠点の住所情報を在庫管理データベース125にて照合することで実行する(例:郵便番号の近しさを利用する)。そしてここで検索された最寄りの他拠点のうち、前記拠点で過剰である非常時用品を不足品リストに抱える拠点を検索するのである。なお、各拠点毎の過不足状況は、例えば図22に示す、非常時用品の過不足フラグ(“過”、or“不足”)、その発生日、員数、処理状態(入荷待ち、購入待ち、廃棄待ちなど)などの情報を含む画面2200をもって例えば拠点端末200に提示することもできる。
また、前記拠点対を構成する拠点のうち不要量を有する拠点の拠点端末200に対する不要な非常時用品の他拠点への配送依頼通知と、前記拠点対を構成する拠点のうち不足量を有する拠点の拠点端末200に対する他拠点からの非常時用品の配送受付依頼通知とを実行する(s116)。これにより、非常時用品の在庫の無駄を圧縮し、システム100が管理する地域における各拠点の運営効率が改善される。
なお、図14に示すように、システム100で管理するデータ類、つまり各データベース125〜127のデータは、システム100から、定期的にバックアップ用のデータベース(システム100とは違うバックアップシステムが管理)にアップロードされ、非常時においてもデータを利用可能としている。
次に、上述したメインフローを構成する処理をより具体的に例示することとする。
−−−詳細フロー例1−−−
図6〜9は、本実施形態の非常時用品管理方法における手順例1〜4をそれぞれ示すフロー図である。また、図19〜21は本実施形態の非常時用品管理方法における画面例1〜3をそれぞれ示す図である。ここでは、システム100が利用者端末300から利用申請情報を受け付けた際に、当該利用者と契約できるのか否かを判定する処理の具体例につき説明する。この処理とは、例えば、図6に示すような、システム100が管理する拠点のサービス範囲内に利用者が所在するのかを判定する処理(s600)と、拠点での空き容量が利用者の所望する非常時用品の数量を受け入れられるものかを判定する処理(s650)とを含むものとなる。利用者端末300の側では、図19に示すような画面900のデータをシステム100から得て、利用者による契約希望地域の選択を受け付けることとなる。そこで地域を選択した利用者は、図20に示すような画面910のデータをシステム100から取得して表示し、「お申し込み」などのボタンをクリックして保管を依頼する非常時用品の選択処理を実行する。この選択処理は、システム100が、図21に示すような画面920のデータを利用者端末300に送信し、この画面920にて利用者からの非常時用品の選択を受け付けることで実行される。この画面920には、非常時用品の写真や図、商品説明と共に、当該非常時用品を扱う拠点情報(運搬手段有無とその属性(徒歩、車両など)、商品準備期間)が含まれる。
システム100ではこうした画面を通じた利用者端末300での選択指示を受けて、上記した前記利用者がサービス範囲内に所在するか否かの処理(s600)を実行する。この場合、システム100の前記拠点特定部111は、前記メモリ103における利用申請情報を読み出して、これに含まれる利用者の郵便番号情報を取得し、これをサービス可能範囲郵便番号の情報(拠点毎のサービス範囲に対応する地区の郵便番号をリスト化したもので、在庫管理データベース125等に保持)にて検索する(s601)。
この検索にてヒットするものがなければ(s602:無し)、「お客様のご住所は、本サービス対象範囲外ですので、残念ながらご勘弁下さい」といった契約不可の旨を示すメッセージを利用者端末300に宛てて通知し(s605)、処理を終了する。
一方、前記検索にてヒットするものがあれば(s602:有り)、続いて前記拠点特定部111は、利用申請情報に含まれる利用者の所在地、つまり住所と、サイト管理テーブル(前記サービス可能範囲郵便番号に対応する住所一覧)とを照合し(s603)、利用者の住所がサービス可能範囲住所の文字列を含んでいるか判定する(s604)。この処理にて、利用者の住所が前記文字列を含んでいなければ(s604:含まない)、前記ステップs605に処理を進め、フローを終了する。他方、利用者の住所が前記文字列を含んでいれば(s604:含んでいる)、ここで特定できた住所に対応する拠点を前記利用者の契約対象の拠点として仮決定できる。そして次のステップs650へと処理を進める。
このステップs650では、上記で仮決定した拠点について、上述したように、拠点での空き容量が利用者の所望する非常時用品の数量を受け入れられるものかを判定する処理を行う。ここでシステム100の拠点特定部111は、利用申請情報が含む非常時用品の品目(属性)と数量の情報を抽出し(s651)、在庫管理データベース125における該当拠点(前記仮決定したもの)の空き容量と比較する(s652、s653)。
この比較処理で、前記拠点における最新の空き容量が、前記利用者の所望する数量を下回っているとなれば(s653:NO)、在庫管理データベース125において該当拠点の空き容量の情報をゼロ、前記拠点における前記利用者の指定する非常時用品の在庫量を前記空き容量とする処理を実行する(s654)。そしてシステム100の拠点特定部111は、「お客様のお申し込みされた○○は、空き容量の関係で○○しか在庫できません。数量変更いたしますがご容赦下さい」といったお詫びのメッセージを利用者端末300に通知し(s655)、処理を終了する。
他方、前記比較処理で、前記拠点における最新の空き容量が、前記利用者の所望する数量を上回っているとなれば(s653:YES)、在庫管理データベース125において前記拠点に関する空き容量を、直近の空き容量から前記利用者の所望する在庫数量を差し引きした値に更新する処理を実行する(s656)。
また、こうした空き容量を基準とした判定処理については、次のような手順のものを採用するとしてもよい。その手順とは、図9に示すフローのように、上記で仮決定した拠点が複数である場合について、各拠点での空き容量の総和が利用者の所望する非常時用品の数量を受け入れられるものかを判定する処理を行う。ここでシステム100の拠点特定部111は、利用申請情報が含む非常時用品の品目(属性)と数量の情報を抽出し(s670)、在庫管理データベース125における該当拠点(前記仮決定したもの全て)の空き容量総和と比較する(s671s672)。
この比較処理で、各拠点における最新の空き容量総和が、前記利用者の所望する数量を下回っているとなれば(s672:NO)、在庫管理データベース125において該当各拠点の空き容量の情報をゼロ、前記各拠点における前記利用者の指定する非常時用品の在庫量を前記空き容量を適宜案分したと値とする処理を実行する(s673)。そしてシステム100の拠点特定部111は、「お客様のお申し込みされた○○は、空き容量の関係で○○しか在庫できません。数量変更いたしますがご容赦下さい」といったお詫びのメッセージを利用者端末300に通知し(s674)、処理を終了する。
他方、前記比較処理で、前記複数の拠点における最新の空き容量の総和が、前記利用者の所望する数量を上回っているとなれば(s672:YES)、利用申請情報で示された管理希望の非常時用品数量を、前記特定した複数拠点の各空き容量の大小に比例させて分配して、複数拠点を構成する拠点それぞれの前記非常時用品の分担在庫量を決定する(675)。この処理は、例えば、複数拠点の空き容量総和と各拠点の空き容量との比率を拠点毎に取り、この比率に非常時用品の数量を乗じることで実行できる。
また前記拠点特定部111は、在庫管理データベース125において前記複数拠点に関する各空き容量を、直近の空き容量から前記分担在庫量を差し引きした値に更新する処理を実行する。なお、前記複数の拠点と分担在庫量の情報は、前記利用申請情報と対応付けて契約データベース126に格納するものとなる。
なおこの場合、前記保管指示部112は、前記複数拠点の各拠点端末200に対し、前記利用申請情報に基づく該当非常時用品およびその分担在庫量の情報を含む保管指示を通知することとなる。また、前記出庫指示部113は、利用者端末300から、出庫を希望する非常時用品とその数量についての情報を含む出庫要請情報を受け付けた際、この出庫要請情報に対応する非常時用品の在庫を行っている拠点を前記契約データベース126にて特定し、ここで特定した拠点の拠点端末200に対して前記出庫要請情報に基づく該当非常時用品とその分担在庫量の情報を含む出庫指示を通知するものとなる。
−−−詳細フロー例2−−−
図16〜18は、本実施形態の非常時用品管理方法における手順例11〜13をそれぞれ示すフロー図である。また、図27〜29は本実施形態の非常時用品管理方法における画面例9〜11をそれぞれ示す図である。実際に大規模な地震が発生した状況下において、誰しも非常時用品の補給を欲するであろうから、その時点で新規契約を目的としたシステム100への利用者端末300からのアクセスが殺到する可能性は大いにある。そのような場合、アクセスが殺到して要求に到底応えきれないということもあるが、何よりもそのような非常時に新たに非常時用品の在庫を確保して、出庫するといった処理が非常に困難であろう。そこで、拠点の担当者は拠点端末200において、図16に示すように、契約の「受付中止」を指示するボタン2710を押下して(図27の画面2700参照)、以後の新規契約の受付を停止する措置をとる。従って、利用者端末300から前記ボタン2710の押下データ(受付停止指示)をシステム100は受け取って、図21で示した画面920等において、「現在受付停止中」などのメッセージ(メモリ103に保持)を表示することとする。
また一方で、地震発生後に全ての拠点が無傷のまま存続している状況は考えにくい。ある拠点は地震により機能を失って非常時用品の管理を通常通り行うことができない、といったことは十分考えられる。その場合、該当拠点の担当者は拠点端末200において、図17に示すように、「機能停止」のボタン2720(図27の画面2700)の押下を行う。システム100の代替拠点特定部117はではこの機能停止の指示(受付停止指示としてとらえてもよい)を受けて、前記拠点端末200を備える拠点以外の他拠点について、この他拠点の拠点端末200に対して、図28の画面2800に示す機能停止アイコン2810のハイライト表示指示を送信する。なお、前記代替拠点特定部117は、前記拠点端末200を備える拠点以外の他拠点について、前記在庫管理データベース125にて前記拠点の在庫と同じ非常時用品を備えるものを代替拠点候補として特定し、この代替拠点候補の拠点端末200に対して前記ハイライト表示指示を送信するものとしてもよい。
また、前記代替拠点特定部117は、前記拠点の代替拠点募集通知を、他拠点または代替拠点候補の拠点端末200に対して送信する。この代替拠点募集通知は、前記機能停止アイコン2810が他拠点の拠点端末200にてクリックされた場合に、システム100から該当拠点端末200に送信されるとできる。送信されるデータは、例えば、前記拠点が利用者らと結んでいた契約内容となるから、在庫管理データベース125や契約データベース126における該当拠点に関するデータをシステム100が抽出して生成する。その画面形態例としては図28の画面2800に示すようなものとなる。つまり、利用者情報つまりお客様情報と、契約内容(在庫していた非常時用品とその数量)との情報を少なくとも含み、代替拠点として応募する場合にクリックする「交渉開始」ボタン2820のデータを含んでいる。
また、システム100の前記拠点代替処理部118は、前記代替拠点候補の拠点端末200より、前記代替拠点募集通知に応じた代替拠点応募の返信(つまり前記交渉開始ボタン2820の押下データ)を受信し、前記契約データベース126において前記拠点と利用者との対応関係を前記代替拠点候補と利用者との対応関係に更新する。
また、拠点が震災に遭った結果、機能を停止するほどの被害は発生しなかったが、交通機関の乱れ等により出庫作業に想定してた作業員が手配できない状況も想定できる。そこで図18のフローに示すように、前記拠点の拠点端末200から、他拠点の拠点端末200に対して、作業員募集の通知を送信するとしてもよい。この通知内容は、例えば、作業内容、募集人員、期間、作業時間帯、賃金といった情報を含む。これらの情報は、拠点端末200がかかる事態に備えて記憶装置内において予め記憶しており、同じく記憶装置内に格納していた通知用のフォームにはめこんで使用する。拠点端末200から他拠点の拠点端末200へ送られる募集通知の例としては、図29の画面2900に示すものとなる。ここでは作業員募集アイコン2810が拠点端末200からの指示でハイライト表示される。この画面2900を閲覧した他拠点の担当者は、作業員を手配可能と判断すれば、前記拠点の拠点端末200にその旨を通知する。こうして、地震発生直後などの非常時においても、作業員の確保や融通を図る手だてを提供できる。
以上、本実施形態によれば、事業者の枠を越えた非常時用品の効率的な在庫や入出庫等の管理を可能とし、非常時用品の分散確保を図ることもできる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態の非常時用品管理システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態におけるデータベースのデータ構造例1を示す図である。 本実施形態におけるデータベースのデータ構造例2を示す図である。 本実施形態におけるデータベースのデータ構造例3を示す図である。 本実施形態の非常時用品管理方法におけるメインフロー例を示す図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における手順例1を示すフロー図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における手順例2を示すフロー図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における手順例3を示すフロー図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における手順例4を示すフロー図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における手順例5を示すフロー図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における手順例6を示すフロー図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における手順例7を示すフロー図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における手順例8を示すフロー図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における手順例9を示すフロー図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における手順例10を示すフロー図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における手順例11を示すフロー図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における手順例12を示すフロー図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における手順例13を示すフロー図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における画面例1を示す図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における画面例2を示す図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における画面例3を示す図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における画面例4を示す図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における画面例5を示す図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における画面例6を示す図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における画面例7を示す図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における画面例8を示す図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における画面例9を示す図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における画面例10を示す図である。 本実施形態の非常時用品管理方法における画面例11を示す図である。
符号の説明
100 非常時用品管理システム
101 プログラムデータベース
102 プログラム
103 メモリ
104 CPU
105 入力インターフェイス
106 出力インターフェイス
107 通信装置
108 I/O部
110 申請受付部
111 拠点特定部
112 保管指示部
113 出庫指示部
114 期限管理部
115 調達量計算部
116 融通処理部
117 代替拠点特定部
118 拠点代替処理部
125 在庫管理データベース
126 契約データベース
127 商品マスターデータベース
140 ネットワーク
200 拠点端末
300 利用者端末

Claims (7)

  1. 非常時用品の複数拠点における管理を行うシステムであって、
    前記各拠点毎の、所在地、連絡先、非常時用品の提供可能地域、取扱可能な非常時用品の属性、各非常時用品の在庫数量、および非常時用品保管のための空き容量の情報を格納する在庫管理データベースと、
    利用者端末から、管理を希望する非常時用品の属性と数量、非常時用品の利用場所、および利用者への連絡先に関する情報を含む、利用申請情報を受け付けて、これをメモリに格納する、申請受付部と、
    前記メモリにおける利用申請情報を読み出して前記在庫管理データベースに照合し、前記利用場所を前記提供可能地域に含み、かつ前記利用申請情報で指定された属性の非常時用品を取扱可能で、管理を希望する数量を保管可能な空き容量を備える拠点を特定し、当該拠点の情報と前記利用申請情報とを対応付けて契約データベースに格納する、拠点特定部と、
    前記特定した拠点の拠点端末に対し、前記利用申請情報に基づく該当非常時用品およびその数量の情報を含む保管指示を通知すると共に、当該保管指示の含む非常時用品およびその数量の情報に基づいて、前記在庫管理データベースにおける該当拠点の前記非常時用品の在庫数量加算および空き容量減算の処理を実行する、保管指示部と、
    利用者端末から、出庫を希望する非常時用品とその数量についての情報を含む出庫要請情報を受け付けて、この出庫要請情報に対応する非常時用品の在庫を行っている拠点を前記契約データベースにて特定し、ここで特定した拠点の拠点端末に対して前記出庫要請情報に基づく該当非常時用品とその数量の情報を含む出庫指示を通知する、出庫指示部と、
    を備える非常時用品管理システム。
  2. 請求項1において、
    非常時用品毎の保存期限の情報を格納する商品マスターデータベースと、
    前記在庫管理データベースで管理している各拠点で在庫中の各非常時用品について、前記商品マスターデータベースにおいて保存期限のチェックを行い、保存期限切れとなる非常時用品とその数量の情報を廃棄品数量として特定し、前記在庫管理データベースにおける該当レコードにおける在庫数量より前記廃棄品数量の減算処理を実行する期限管理部と、
    前記契約データベースにおける各利用申請情報が含む非常時用品毎の数量の合算値を拠点毎に算定し、この合算値と、前記在庫管理データベースにおける該当拠点の該当非常時用品に関する前記廃棄数量の減算処理がなされた在庫数量とを比較し、在庫数量の過不足量を算定して非常時用品の不足量リストまたは不要量リストを作成し、この不足量リストまたは不要量リストをメモリに格納する、調達量計算部と、
    前記メモリにおける不足量リストと不要量リストとを照合し、同一非常時用品について過不足を補完できる拠点対を特定し、前記拠点対を構成する拠点のうち不要量を有する拠点の拠点端末に対する不要な非常時用品の他拠点への配送依頼通知と、前記拠点対を構成する拠点のうち不足量を有する拠点の拠点端末に対する他拠点からの非常時用品の配送受付依頼通知とを実行する、融通処理部と、
    を備える非常時用品管理システム。
  3. 請求項1または2において、
    非常時等に拠点端末より受付停止指示を受け付けて、この受付停止指示に応じ、前記拠点端末を備える拠点以外の他拠点について、この他拠点の拠点端末に対して前記拠点の代替拠点募集通知を送信する、代替拠点特定部と、
    前記他拠点の拠点端末より、前記代替拠点募集通知に応じた代替拠点応募の返信を受信し、前記契約データベースにおいて前記拠点と利用者との対応関係を前記他拠点と利用者との対応関係に更新する、拠点代替処理部と、
    を備える非常時用品管理システム。
  4. 請求項1または2において、
    非常時等に拠点端末より受付停止指示を受け付けて、この受付停止指示に応じ、前記拠点端末を備える拠点以外の他拠点について、前記在庫管理データベースにて前記拠点の在庫と同じ非常時用品を備えるものを代替拠点候補として特定し、この代替拠点候補の拠点端末に対して前記拠点の代替拠点募集通知を送信する、代替拠点特定部と、
    前記代替拠点候補の拠点端末より、前記代替拠点募集通知に応じた代替拠点応募の返信を受信し、前記契約データベースにおいて前記拠点と利用者との対応関係を前記代替拠点候補と利用者との対応関係に更新する、拠点代替処理部と、
    を備える非常時用品管理システム。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記拠点特定部が、前記メモリにおける利用申請情報を読み出して前記在庫管理データベースに照合し、前記利用場所を前記提供可能地域に含み、かつ前記利用申請情報で指定された属性の非常時用品を取扱可能な拠点を複数特定し、前記利用申請情報で示された管理希望の非常時用品数量を、前記特定した複数拠点の各空き容量の大小に比例させて分配して、複数拠点を構成する拠点それぞれの前記非常時用品の分担在庫量を決定し、前記複数の拠点と分担在庫量の情報と前記利用申請情報とを対応付けて契約データベースに格納するものであり、
    前記保管指示部が、前記特定した複数拠点の各拠点端末に対し、前記利用申請情報に基づく該当非常時用品およびその分担在庫量の情報を含む保管指示を通知すると共に、当該保管指示の含む非常時用品およびその分担在庫量の情報に基づいて、前記在庫管理データベースにおける該当拠点の前記非常時用品の在庫数量加算および空き容量減算の処理を実行するものであり、
    前記出庫指示部が、利用者端末から、出庫を希望する非常時用品とその数量についての情報を含む出庫要請情報を受け付けて、この出庫要請情報に対応する非常時用品の在庫を行っている拠点を前記契約データベースにて特定し、ここで特定した拠点の拠点端末に対して前記出庫要請情報に基づく該当非常時用品とその分担在庫量の情報を含む出庫指示を通知するものである、
    ことを特徴とする非常時用品管理システム。
  6. 非常時用品の複数拠点における管理をコンピュータにより行う方法であって、前記コンピュータが、
    前記各拠点毎の、所在地、連絡先、非常時用品の提供可能地域、取扱可能な非常時用品の属性、各非常時用品の在庫数量、および非常時用品保管のための空き容量の情報を格納する在庫管理データベースを備えて、
    利用者端末から、管理を希望する非常時用品の属性と数量、非常時用品の利用場所、および利用者への連絡先に関する情報を含む、利用申請情報を受け付けて、これをメモリに格納し、
    前記メモリにおける利用申請情報を読み出して前記在庫管理データベースに照合し、前記利用場所を前記提供可能地域に含み、かつ前記利用申請情報で指定された属性の非常時用品を取扱可能で、管理を希望する数量を保管可能な空き容量を備える拠点を特定し、当該拠点の情報と前記利用申請情報とを対応付けて契約データベースに格納し、
    前記特定した拠点の拠点端末に対し、前記利用申請情報に基づく該当非常時用品およびその数量の情報を含む保管指示を通知すると共に、当該保管指示の含む非常時用品およびその数量の情報に基づいて、前記在庫管理データベースにおける該当拠点の前記非常時用品の在庫数量加算および空き容量減算の処理を実行し、
    利用者端末から、出庫を希望する非常時用品とその数量についての情報を含む出庫要請情報を受け付けて、この出庫要請情報に対応する非常時用品の在庫を行っている拠点を前記契約データベースにて特定し、ここで特定した拠点の拠点端末に対して前記出庫要請情報に基づく該当非常時用品とその数量の情報を含む出庫指示を通知する、
    ことを特徴とする非常時用品管理方法。
  7. 非常時用品の複数拠点における管理方法を、
    前記各拠点毎の、所在地、連絡先、非常時用品の提供可能地域、取扱可能な非常時用品の属性、各非常時用品の在庫数量、および非常時用品保管のための空き容量の情報を格納する在庫管理データベースを備えたコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    利用者端末から、管理を希望する非常時用品の属性と数量、非常時用品の利用場所、および利用者への連絡先に関する情報を含む、利用申請情報を受け付けて、これをメモリに格納するステップと、
    前記メモリにおける利用申請情報を読み出して前記在庫管理データベースに照合し、前記利用場所を前記提供可能地域に含み、かつ前記利用申請情報で指定された属性の非常時用品を取扱可能で、管理を希望する数量を保管可能な空き容量を備える拠点を特定し、当該拠点の情報と前記利用申請情報とを対応付けて契約データベースに格納するステップと、
    前記特定した拠点の拠点端末に対し、前記利用申請情報に基づく該当非常時用品およびその数量の情報を含む保管指示を通知すると共に、当該保管指示の含む非常時用品およびその数量の情報に基づいて、前記在庫管理データベースにおける該当拠点の前記非常時用品の在庫数量加算および空き容量減算の処理を実行するステップと、
    利用者端末から、出庫を希望する非常時用品とその数量についての情報を含む出庫要請情報を受け付けて、この出庫要請情報に対応する非常時用品の在庫を行っている拠点を前記契約データベースにて特定し、ここで特定した拠点の拠点端末に対して前記出庫要請情報に基づく該当非常時用品とその数量の情報を含む出庫指示を通知するステップと、
    を含む非常時用品管理プログラム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011164920A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Tomoyasu Inoue 非常品提供装置、方法、及びコンピュータプログラム
JP2014119849A (ja) * 2012-12-14 2014-06-30 Nec Corp 防災用品リスト作成システム
CN105160515A (zh) * 2015-09-23 2015-12-16 胡卫建 地震救援装备物资仓储信息系统及物资仓储配送控制方法
JP2016074533A (ja) * 2014-10-08 2016-05-12 大日本印刷株式会社 細胞保管システム、細胞保管方法、及びプログラム
JP2019079308A (ja) * 2017-10-25 2019-05-23 富士通株式会社 配送制御プログラム、配送制御方法、および配送制御装置
JP7440061B2 (ja) 2020-02-10 2024-02-28 株式会社La・Pita 防災用品備蓄管理システム

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