JP2014118787A - 段ボール箱を用いた間仕切り構造、および間仕切りに構造に用いられる段ボール箱 - Google Patents

段ボール箱を用いた間仕切り構造、および間仕切りに構造に用いられる段ボール箱 Download PDF

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Abstract

【課題】物資の輸送と間仕切りとに用いることができる有用な段ボール箱を用いた間仕切り構造、および間仕切り構造に用いられる段ボール箱を提供する。
【解決手段】複数の第一板紙20、複数の第二板紙30、連結板紙40が段ボール箱10に収納される。段ボール箱10から取り出した第一板紙20を筒状に折り込んで柱部材を形成し、第二板紙30を折り込んで支持部材を形成し、段ボール箱10を展開して一枚の壁部材を形成する。両面を一対の柱部材で挟んで壁部材を立たせ、壁部材を挟んだ一対の柱部材の両端を支持部材で支持して立たせ、壁部材と他の壁部材とを連結板紙40で連結して段ボール箱を用いた間仕切り構造を組み立てる。
【選択図】図1

Description

本発明は、段ボール箱を用いた間仕切り構造、および間仕切りに構造に用いられる段ボール箱に関するものである。
従来、間仕切り構造は室内の空間を仕切るための簡易な壁として用いられている。特に、災害に見舞われた地域では、災害により家を失った被災者が、例えば体育館などの広い屋内施設に集められて共同生活を余儀なくされる場合がある。そこで、共同生活における被災者のプライバシーを保護するために、段ボールで構成された簡易な間仕切り構造が用いられている。
このような簡易な間仕切り構造として、下記特許文献1に記載の段ボール間仕切りが提案されている。このダンボール間仕切りは一枚の段ボール板であり、二つに折り曲げられて地面に立てられ、壁部として用いられる。
特開2010−255238号公報
しかし、上記した段ボール間仕切りをはじめ、災害に見舞われた地域への支援物資の多くが輸送用の段ボールで梱包されているため、梱包に用いられた輸送用の段ボールは用途が果てるとゴミとなる。上記した段ボール間仕切りと輸送用の段ボールとが同じ素材でありながら、それぞれ異なる用途に限定して用いられることは有用ではない。
本発明は、上記の実情に鑑みて提案されたものである。すなわち、物資の輸送と間仕切りとに用いることができる有用な段ボール箱を用いた間仕切り構造、および間仕切りに構造に用いられる段ボール箱の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る段ボール箱を用いた間仕切り構造は、複数の第一板紙と複数の第二板紙とが段ボール箱に収納され、前記段ボール箱から取り出された前記第一板紙が筒状に折り込まれて柱部材が形成され、前記段ボール箱から取り出された前記第二板紙が折り込まれて支持部材が形成され、前記第一板紙と前記第二板紙とが取り出された前記段ボール箱が展開されて一枚の壁部材が形成され、この壁部材の両面が一対の前記柱部材に挟まれて前記壁部材が立たせられ、前記壁部材を挟んだ一対の前記柱部材の両端が前記支持部材に支持されて前記柱部材が立たせられた、ことを特徴としている。
本発明に係る段ボール箱を用いた間仕切り構造は、前記壁部材の一側端と他側端とが縫合されて前記段ボール箱の閉塞した側面が形成された、ことを特徴としている。
本発明に係る段ボール箱を用いた間仕切り構造は、一枚の板紙から形成されて前記壁部材と他の前記壁部材とを連結させる連結板紙が前記段ボール箱に収納され、前記壁部材の一側端が、この一側端に連ねられた一側片との繋ぎ目に形成された一側切欠き部を有し、前記壁部材の他側端が、この他側端の一部に形成された他側切欠き部を有し、前記連結板紙に、前記一側切欠き部に取り付けられる一側係止部材と、前記他側切欠き部に取り付けられる他側係止部材と、が備えられた、ことを特徴としている。
本発明に係る段ボール箱を用いた間仕切り構造は、前記一対の柱部材の間に、前記壁部材のうち前記段ボール箱の側面同士の折り目であった折り目部が配置された、ことを特徴としている。
本発明に係る間仕切り構造に用いられる段ボール箱は、長手の筒状に折り込まれて柱部材となる複数の第一板紙と、折り込まれて支持部材となる複数の第二板紙と、が収納され、側面同士を対面させた一対の前記柱部材の両端が前記支持部材によって支持されることで立たせられた一対の前記柱部材の間に挟まれる壁部材に展開される、ことを特徴としている。
本発明に係る段ボール箱を用いた間仕切り構造、および間仕切り構造に用いられる段ボール箱は上記した構成である。この構成によれば、物資が梱包された段ボール箱が展開されて間仕切り構造の壁部材として用いられる。したがって、段ボール箱を物資の輸送と間仕切りとに用いることができ、有用である。
本発明に係る段ボール箱を用いた間仕切り構造は、壁部材の一側端と他側端とが縫合されて段ボール箱の閉塞した側面が形成されている。この構成によれば、壁部材を形成する段ボール箱の側面は、一側端と他側端とが縫合されて形成されているため、縫合された部分を解くことで破けることなく段ボール箱が容易に展開される。したがって、間仕切りを容易に組み立てることができる。
本発明に係る段ボール箱を用いた間仕切り構造は、一枚の板紙から形成されて壁部材と他の壁部材とを連結させる連結板紙が段ボール箱に収納され、壁部材の一側端が、この一側端に連ねられた一側片との繋ぎ目に形成された一側切欠き部を有し、壁部材の他側端が、この他側端の一部に形成された他側切欠き部を有し、連結板紙に、一側切欠き部に取り付けられる一側係止部材と、他側切欠き部に取り付けられる他側係止部材と、が備えられている。この構成によれば、連結板紙によって壁部材の一側端と他の壁部材の他側端とが連結される。したがって、様々な広さの間仕切りを組み立てることができる。
本発明に係る段ボール箱を用いた間仕切り構造は、一対の柱部材の間に、壁部材のうち段ボール箱の側面同士の折り目であった折り目部が配置されている。この構成によれば、段ボール箱の折り目であった折り目部が柱部材によって両面から挟まれる。したがって、壁部材が立てられる際、折り目部によって折れるのを柱部材によって防ぐことができる。
本発明の実施形態に係る段ボール箱を用いた間仕切り構造を組み立てる前の状態を示すと共に、本発明の実施形態に係る間仕切り構造として用いられる段ボール箱の外観を示した外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る段ボール箱を用いた間仕切り構造の壁部材を示した外観図である。 本発明の実施形態に係る段ボール箱を用いた間仕切り構造の第一板紙を示した外観図である。 本発明の実施形態に係る段ボール箱を用いた間仕切り構造の第一板紙の折り込み過程と柱部材とを示した外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る段ボール箱を用いた間仕切り構造の第二板紙を示した外観図である。 本発明の実施形態に係る段ボール箱を用いた間仕切り構造の第二板紙の折り込み過程と支持部材とを示した外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る段ボール箱を用いた間仕切り構造の連結板紙の外観を示した外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る段ボール箱を用いた間仕切り構造の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る段ボール箱を用いた間仕切り構造を組み立てた状態を示した外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る段ボール箱を用いた間仕切り構造の組み立て例を示し、(a)が六畳の組み立て例の概略平面図、(b)が四畳半の組み立て例の概略平面図である。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<間仕切り構造>
図9において、本実施形態に係る段ボール箱を用いた間仕切り構造、および間仕切り構造に用いられる段ボール箱(以下、「間仕切り構造1」と記す。)は、間仕切り構造1の壁となる壁部材11、壁部材11を支える柱部材21、柱部材21を支持する支持部材31、壁部材11同士を連結する連結板紙40、から構成されている。間仕切り構造1は、壁部材11が展開された段ボール箱10であり、柱部材21が第一板紙20であり、柱部材31が第二板紙30である(図1参照)。
<段ボール箱:壁部材>
図1において、段ボール箱10は、箱底面部6、箱平面部7、および箱側面部8から構成された直方体であり、各板紙20および40が折り畳まれて、第二板材30と物資2と共に収納されている。収納された各板紙20、30、および40の枚数は、例えば、第一板紙20が六枚、第二板紙30が六枚、および連結板紙40が一枚である。段ボール箱10は展開されて壁部材11となる(図2参照)。なお、段ボール箱10に収納された各板紙20、30、および40の枚数は適宜変更される。
図2において、壁部材11は一枚の長手の板紙であり、段ボール10の箱底面部6を構成する四枚の下方壁面部12、箱平面部7を構成する四枚の上方壁面部13、および箱側面部8を構成する中央壁面部14、から構成されている。中央壁面部14は長手であり、長辺である下端に下方壁面部12が連ねられ、長辺である上端に上方壁面部13が連ねられている。中央壁面部14は、長辺方向に折り曲げられて四つの箱側面部8に区分する折り目部3が形成されている。下方壁面部12同士、および上方壁面部13同士の間は隙間4が空いている。
壁部材11は、一側の短辺である一側端に一対の一側切欠き部16が形成され、他側の短辺である他側端に一対の他側切欠き部17が形成されている。詳説すれば、壁部材11の一側端のうち中央壁面部14の端に一側片としての縫合代片15が形成され、一側切欠き部16は、一側端のうち中央壁面部14の端と縫合代片15との繋ぎ目で、縫合代片15の両端に形成されている。一方、他側切欠き部17は、他側端のうち上方壁面部13および下方壁面部12の端に形成されている。他側切欠き部17によって他側端の一部に縫合部18が形成されている。
縫合代片15と縫合部18とは、ほぼ同じ長さであり、壁部材11の一側端と他側端とが突き合せられて糸5で縫合される際に重ねられる。一側端と他側端とは縫合代片15と縫合部18とを介して糸5で縫合されて、上記した段ボール箱10の閉塞した箱側面部8が形成される(図1参照)。
<第一板紙:柱部材>
図3において、第一板紙20は一枚の長手の板紙であり、長さが壁部材11の短辺とほぼ同一である(図9参照)。第一板紙20は長辺方向に折り目が形成され、この折り目によって中央の柱中央面部22、この柱中央面部22の一側端に連ねられた柱係止面部23、柱中央面部22の他側端に連ねられた柱折り込み面部24に区分され、さらに柱中央面部22が長辺方向に二分されている。柱中央面部22は、この柱中央面部22を二分する折り目に沿って第一板紙20の両短辺寄りに被支持孔25が形成されている。
柱係止面部23は複数の柱係止孔26が形成され、柱係止孔26が第一板紙20の長辺方向に並んでいる。柱係止孔26はほぼ台形に形成され、柱係止面部23の端側よりも柱中央面部22側が大きい。
柱折り込み面部24は、フラップ可能なほぼ台形の複数の柱係止片27が端に連ねられ、柱係止片27が長辺方向において柱係止孔26と同じ位置に揃えられている。柱係止片27はほぼ台形に形成され、柱折り込み面部24と連ねられた側よりも自由端側が大きい。
図4において、第一板紙20は、柱中央面部22を中心に柱係止面部23および柱折り込み面部24が筒状に折り込まれてほぼ三角柱状の柱部材21となる。詳説すれば、柱中央面部22を二つに折ると共に、柱係止面部23を折り込み、その上から柱折り込み面部24を折り込んで重ねる。柱係止片27を柱係止孔26に挿入して係止する。
<第二板紙:支持部材>
図5において、第二板紙30は一枚の長手の板紙である。第二板紙30は短辺方向に折り目が形成され、この折り目によって中央の支持中央面部32、この支持中央面部32の両端に連ねられた支持起立面部33、この両支持起立面部33の端に連ねられた支持係止面部34、およびこの両支持係止面部34の端に連ねられた支持折り込み面部35、に区分されている。
支持中央面部32は、第二板紙30の長辺寄りにほぼコ字状(ほぼ台形)の切り込みが形成され、この切り込みにより支持起立面部33側にフラップ可能なほぼ台形の支持係止片36が形成されている。支持係止片36は、支持中央面部32と連ねられた側よりも自由端側が大きい。
支持係止面部34はほぼ中央にほぼ三角形の柱支持孔37が形成され、柱支持孔37の頂点が支持係止端39であり底辺が支持弁50である。支持弁50は支持係止面部34から切り離された一部であり、折り目を介さずに支持折り込み面部35に連ねられている。支持係止面部34は、支持折り込み面部35との境界を一辺とするほぼ台形の支持係止孔38が形成され、支持係止孔38が短辺方向において支持係止片36と同じ位置に揃えられている。支持係止孔38は、支持折り込み面部35との境界側よりも支持起立面部33側が大きい。
図6において、第二板紙30は、支持中央面部32を中心に両端の支持折り込み面部35から順に折り込まれて支持部材31となる。詳説すれば、支持折り込み面部35を支持係止面部34側に折り込み、支持係止面部34を支持起立面部33側に折り込み、支持起立面部33を支持中央面部32に対してほぼ直角に立たせると共に、支持折り込み面部35を支持中央面部32に重ねる。支持折り込み面部35を折り込むことで支持弁50が支持係止孔38(支持係止面部34)から外れ、支持折り込み面部35と共に支持中央面部32に重なる。支持弁50同士を支持中央面部32の上で突き合せ、支持係止片36を支持係止孔38に挿入して係止する。
<連結板紙>
図7において、連結板紙40は一枚の長手の板紙であり、長さが壁部材11の短辺とほぼ同一である(図9参照)。連結板紙40はこの連結板紙40を二分する折り目が長辺方向に形成されている。二分された連結板紙40の一側および他側のそれぞれは、長辺方向に間を空けて二つの孔が形成されている。この孔を介して、連結板紙40は一側のほぼ中央に一側係止部材41が取り付けられ、他側のほぼ中央に他側係止材部42が取り付けられている。一側係止部材41は壁部材11の一側端に形成された一側切欠き部16に取り付けられ、一方、他側係止部材42は壁部材11の他側端に形成された他側切欠き部17に取り付けられる。
一側係止部材41および他側係止部材42は、例えば、帯状の面ファスナ、紐などであり、連結板紙40の一側および他側のほぼ中央に孔を介して長辺方向に巻き付けられている。一側係止部材41の長さは、他側係止部材42よりも短く、壁部材11の一側切欠き部16間に巻き付けられる長さであり、一方、他側係止部材42の長さは、壁部材11の他側切欠き部17間に巻き付けられる長さである。
以上のようにして形成された壁部材11、柱部材21、および支持部材31を組み立てる。図8および図9において、一対の柱部材21で壁部材11を挟む。その際、柱部材21の側面(柱係止面部23、柱折り込み面部24)同士を対面させ、その間に壁部材11の折り目部3と隙間4とを配置する。なお、図8および図9では例として柱部材21が一つの折り目3と隙間4とに配置されている。間仕切り構造1で仕切る空間の広さに応じて壁部材11の長さを調節する場合は壁部材11を折り目部3で折るため、柱部材21間に折り目部3を配置しない。
壁部材11を挟んだ一対の柱部材21を、一対の支持部材31で支持する。詳説すれば、柱部材21の端を支持部材31の柱支持孔37に挿入すると共に、柱部材21の柱係止孔26を支持部材31の支持係止端39に係止する。
複数の壁部材11を用意して連結する。詳説すれば、壁部材11の一側端に連結板紙40の一側を重ね、一側切欠き部16に一側係止部材41を巻き付け、他の壁部材11の他側に連結板紙40の他側を重ね、他側切欠き部17に他側係止部材42を巻きつける。
例えば、段ボール箱10を十六箱用意し、十六組の間仕切り構造1を組み立てて図10のとおりに連結して空間を作る。四枚の間仕切り構造1で仕切られた空間はほぼ六畳であり(図10(a)参照)、壁部材11の一部の折り目部3を折った空間はほぼ四畳半である(図10(b)参照)。
以上のようにして間仕切り構造1が形成される。
次に、本実施形態の効果を説明する。
上記したように、本実施形態によれば、間仕切り構造1の壁となる壁部材11、壁部材11を支える柱部材21、柱部材21を支持する支持部材31、壁部材11同士を連結する連結板紙40、から構成され、壁部材11が展開された段ボール箱10であり、柱部材21が第一板紙20であり、柱部材31が第二板紙30である。段ボール箱10は、各板紙20および40が折り畳まれて第二板材30と物資2と共に収納され、展開されて壁部材11となる。
この構成によれば、物資2が梱包された段ボール箱10が展開されて間仕切り構造1の壁部材11として用いられる。したがって、段ボール箱10を物資2の輸送と間仕切りとに用いることができ、有用である。
本実施形態によれば、一対の柱部材21で壁部材11を挟む際、柱部材21の側面(柱係止面部23、柱折り込み面部24)間に壁部材11の折り目部3と隙間4とを配置する。この構成によれば、段ボール箱10の折り目部3が柱部材21によって両面から挟まれる。したがって、壁部材11が立てられる際、折り目部3によって折れるのを柱部材21によって防ぐことができる。
本実施形態によれば、壁部材11は、壁部材11の一側端のうち中央壁面部14の端に縫合代片15が形成され、一側切欠き部16が一側端のうち中央壁面部14の端と縫合代片15との繋ぎ目で、縫合代片15の両端に形成されている。一方、他側切欠き部17は、他側端のうち上方壁面部13および下方壁面部12の端に形成されている。他側切欠き部17によって他側端の一部に縫合部18が形成されている。縫合代片15と縫合部18とは、壁部材11の一側端と他側端とが突き合せられて糸5で縫合される際に重ねられ、糸5で縫合されて段ボール箱10の閉塞された箱側面部8が形成される。
この構成によれば、壁部材11を形成する段ボール箱10の箱側面部8は、一側端と他側端とが糸5で縫合されて形成されているため、糸5が切られることで破けることなく段ボール箱10が容易に展開される。したがって、間仕切り構造1を容易に組み立てることができる。
連結板紙40は、一側のほぼ中央に一側係止部材41が取り付けられ、他側のほぼ中央に他側係止材部42が取り付けられている。一側係止部材41は壁部材11の一側端に形成された一側切欠き部16に取り付けられ、一方、他側係止部材42は壁部材11の他側端に形成された他側切欠き部17に取り付けられる。この構成によれば、連結板紙40によって壁部材11の一側端と他の壁部材の他側端とが連結される。したがって、様々な広さの間仕切りを組み立てることができる。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。そして本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。
1 段ボール箱を用いた間仕切り構造
2 物資
3 折り目部
4 隙間
5 糸
6 箱底面部
7 箱平面部
8 箱側面部(段ボール箱の側面)
10 段ボール箱
11 壁部材
12 上方壁面部
13 下方壁面部
14 中央壁面部
15 縫合代片(一側片)
16 一側切欠き部
17 他側切欠き部
18 縫合部
20 第一板紙
21 柱部材
22 柱中央面部
23 柱係止面部
24 柱折り込み面部
25 被支持孔
26 柱係止孔
27 柱係止片
30 第二板紙
31 支持部材
32 支持中央面部
33 支持起立面部
34 支持係止面部
35 支持折り込み面部
36 支持係止片
37 柱支持孔
38 支持係止孔
39 支持係止端
40 連結板紙
41 一側係止部材
42 他側係止部材
50 支持弁

Claims (5)

  1. 複数の第一板紙と複数の第二板紙とが段ボール箱に収納され、
    前記段ボール箱から取り出された前記第一板紙が筒状に折り込まれて柱部材が形成され、
    前記段ボール箱から取り出された前記第二板紙が折り込まれて支持部材が形成され、
    前記第一板紙と前記第二板紙とが取り出された前記段ボール箱が展開されて一枚の壁部材が形成され、
    この壁部材の両面が一対の前記柱部材に挟まれて前記壁部材が立たせられ、前記壁部材を挟んだ一対の前記柱部材の両端が前記支持部材に支持されて前記柱部材が立たせられた、
    ことを特徴とする段ボール箱を用いた間仕切り構造。
  2. 前記壁部材の一側端と他側端とが縫合されて前記段ボール箱の閉塞した側面が形成された、
    ことを特徴とする請求項1に記載の段ボール箱を用いた間仕切り構造。
  3. 一枚の板紙から形成されて前記壁部材と他の前記壁部材とを連結させる連結板紙が前記段ボール箱に収納され、
    前記壁部材の一側端が、この一側端に連ねられた一側片との繋ぎ目に形成された一側切欠き部を有し、
    前記壁部材の他側端が、この他側端の一部に形成された他側切欠き部を有し、
    前記連結板紙に、前記一側切欠き部に取り付けられる一側係止部材と、前記他側切欠き部に取り付けられる他側係止部材と、が備えられた、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の段ボール箱を用いた間仕切り構造。
  4. 前記一対の柱部材の間に、前記壁部材のうち前記段ボール箱の側面同士の折り目であった折り目部が配置された、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の段ボール箱を用いた間仕切り構造。
  5. 長手の筒状に折り込まれて柱部材となる複数の第一板紙と、折り込まれて支持部材となる複数の第二板紙と、が収納され、
    側面同士を対面させた一対の前記柱部材の両端が前記支持部材によって支持されることで立たせられた一対の前記柱部材の間に挟まれる壁部材に展開される、
    ことを特徴とする間仕切り構造に用いられる段ボール箱。
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