JP2014118408A - 泡状炭酸パックと肌用クリームを一つにした美容方法とその薬剤。 - Google Patents
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Abstract
【課題】 顔の美容パックには、さまざまな方法が行われているが、不織布マスクを使用した方法が中心であり、あくまでも1回のパックに掛かる費用が高価になるものであり、不織布を使用しないで手軽に顔のパックと全身の肌ケアーが行えるものがなかった。
【解決手段】高濃度炭酸水の中にビタミンC誘導体を含む美容成分を溶かし、洗い流さずにそのまま肌用クリームとして使用できるパック用美容薬剤を小型低圧圧力容器の中に炭酸ガスと共に充填し、炭酸ガスの圧力により泡状の炭酸パックとして噴出させ、炭酸含有のパック剤の泡で顔に不織布マスクを使用しないで炭酸パックを施せるようにし、顔に残ったパック用美容薬剤を肌用クリームとして全身に使用できるようにした顔のパックと全身の肌ケアーが行える美容方法と薬剤を、手軽に肌の改善ができるものとして提案している。
【選択図】図3
【解決手段】高濃度炭酸水の中にビタミンC誘導体を含む美容成分を溶かし、洗い流さずにそのまま肌用クリームとして使用できるパック用美容薬剤を小型低圧圧力容器の中に炭酸ガスと共に充填し、炭酸ガスの圧力により泡状の炭酸パックとして噴出させ、炭酸含有のパック剤の泡で顔に不織布マスクを使用しないで炭酸パックを施せるようにし、顔に残ったパック用美容薬剤を肌用クリームとして全身に使用できるようにした顔のパックと全身の肌ケアーが行える美容方法と薬剤を、手軽に肌の改善ができるものとして提案している。
【選択図】図3
Description
本発明は、皮膚に触れる液の炭酸濃度が500ppmから2000ppmになるようにした炭酸水で顔の血行を促進させながら皮膚にビタミンCやビタミンC誘導体と皮膚美容成分が浸透するようにして行う顔の炭酸美容技術に関するものである。
また、本発明は、高濃度の炭酸水に、ビタミンC誘導体やアミノ酸のペプチドや加水分解コラーゲン、その他保水成分や皮膚代謝促進成分、アレルギー抑制剤などの美容剤を溶解させ、これを低圧用の家庭で使用できる小型圧力容器に入れてここに高い圧力で炭酸ガスを充填し炭酸ガスの噴射を利用して泡状の美容パックムースを生成して、これを顔に厚く塗り、顔に在る毛細血管の周りにまで浸透する炭酸の性質を美容剤の浸透させる運搬力として利用して美容剤を皮膚の角質層を越えて表皮まで浸透させるようにした美容技術に関するものである。
さらに、本発明は、前記美容剤の泡を2mmから10mm程度まで厚く塗り2分以上接触させて、好ましくは10分程度接触させるのが良い。炭酸ガスの皮膚吸収による毛細血管の拡張作用によって起こる皮膚の新陳代謝の促進作用を利用して、ビタミンC誘導体などと他のアミノ酸ペプチド類を含む美容薬剤を皮膚に吸収させるように薬剤構成された炭酸泡パックをパック終了後に洗い落とすのではなく肌用クリームとして顔や首、手足や全身に塗れるようにした顔用の美容技術に関するものである。特にお風呂上りに皮膚が乾く前に肌用クリームとして敏速に肌を肌用クリームの保水層で覆うことで安価に出来る美容技術に関するものである。
従来から、顔の美容に関しては、さまざまな方法が提案されてきた。代表的な方法としては、不織布を使用したパックなどのように時間をかけて栄養や水分を肌からしみこませる方法がある。また、電極を使って電気の流れに乗せて美容薬剤を肌に吸収させる方法や超音波やスチームなどにより毛穴を広げて毛穴の汚れを取り除く方法などもある。
また、炭酸温水をお面のような顔を覆う容器で息ができるよう鼻の部分が外側に開放されているようにした炭酸温水による美容方法、特開2008−12268が公開されているがここに開示されている方法は大量の炭酸温水を顔の表面に接触させる方法であり、またこの方法は装置が大型になり持ち運びが大変なため一般の人が購入するようなものではない。
またゼリー状の薬剤に美容効果を持つ薬剤と炭酸水素ナトリウムと酸とを混合させて炭酸を生成させながら、このゼリー状のパック剤を顔に塗って10分以上パックして皮膚に炭酸と美容薬剤を浸透させる炭酸ジェルパックがブームになったが、ジェル状になっているため使用後に拭き取って洗顔する必要があり手間が掛かるという問題があった。
不織布マスクを使用したパックなどのように時間をかけて栄養や水分を肌からしみこませる方法は、外から肌に加える栄養分や水分は肌の表皮に浸透する程度で皮膚の角質内部細胞の新人代謝を促進させて、シミやしわの改善又は美白効果を得るのは難しい。このため、ビタミンCなどはビタミンC誘導体の形にしてビタミンCと燐酸やパルチミン酸やビタミンEを結合させて肌に吸収されやすくしている。しかし、肌は薬剤が浸透しにくいためその効果は少なくすぐに消えてしまうという課題があった。
本質的に肌の改善を行う為には、体が持つ本来の機能である新陳代謝を促進させることが大切である。言い換えると本質的に血行を良くし、さらには毛細血管自体を肌に向かって発達させることが大切である。この点では炭酸温水で顔を覆うお面容器に炭酸温水を満たし顔に装着し、顔の皮膚に直接炭酸温水を触れさせる美容方法特開2009−213849は考え方として一歩進んでいるが、実際には顔の形状が様々で水漏れや息が上手くできない、窮屈である等の問題があり、女性が受け入れる商品としては不適格と云う課題があった。
また、お湯の量が多いため美容効果のある高価な薬剤を高濃度に使用するには不適格である。肌の改善効果が開示されている多くの場合、濃度が1%から5%であり、多量の炭酸温水に、このように美容効果のある薬剤の濃度を高くして顔美容を行うことは一般的に高額となり利用が出来ないという課題もあった。
少ない美容薬剤でも効果の生まれる方法の開発が絶え間なく続いているが現状の美容技術の状態である。
少ない美容薬剤でも効果の生まれる方法の開発が絶え間なく続いているが現状の美容技術の状態である。
また、前記炭酸ジェルパックは、本来炭酸ガスが温度の低い程溶け易いと言う性質を考慮して、炭酸を肌の水分に溶け易くするため冷たい状態で使用するものであり、お肌に炭酸が吸収されると毛細血管が拡張して血行が良くなり肌が温まるものであるが、生理学的に温度による毛細血管の拡張作用を無視している点で美容効果を低くさせるという問題があった。また使用した時、ジェル状のものを顔に厚く塗りぴちぴちと炭酸ガスの発生が顔の上で気泡がはじけるように起こりひりつき感が生まれる美容法は使用感として好ましいものではないと云う課題もあった。
今までの炭酸パックは保水性の高いナノ化した植物系繊維を含むパック布をシールされた多層になった樹脂性の袋に同梱して使用者が袋を破って1回だけ使用するものであった。この場合のパック剤にはすでに炭酸が溶け込んだ水を使用するため泡の発生は起こらないばかりか、どうしても1回のパックに掛かる費用が高価になる。こうした炭酸パック商品は販売されているが、このような高価な炭酸パックを毎日行うと費用がかさみ、続けられないと云う課題があった。
肌の老化は皮膚に向かって伸びている毛細血管の減少から始まるものであり、老化による毛細血管の減少で老廃物の排泄が衰えるようになり、さらに、この毛細血管から運ばれてくる酸素や栄養分、そして水分が減少して、お肌の新人代謝が低下しコラーゲンやエラスチンや天然保水因子(NMF)やセラミドなどの保水成分の生成力と水分の保持力が減少することが大きく影響するものである。
この課題を改善し毛細血管を顔の皮膚表面に向かって発育させて、皮下の血流を増加させ、皮下に溜まった老廃物の除去と水分や栄養素や酸素の供給を若い時のようにスムーズに行わせたいと云う要望がある。また、肌に補給するビタミンC誘導体は体内酵素に依らなければビタミンCに乖離しないため効果がごく限られているという課題があった。そして、化粧品業界にはお肌の持続的で効果的なアンチエイジングを生み出したいという課題があった。
人は酸素を吸い炭酸ガスを吐き出しているが、これは吸った酸素が血液により細胞に運ばれて消費され、代わりに炭酸ガスは毛細血管を介して細胞から引き取って呼気により体外に排出している。炭酸ガスが高濃度に溶解した炭酸温水に肌を浸すと、炭酸ガスが皮膚から吸収され、吸収された炭酸ガスは毛細血管に入り、そして炭酸ガスが毛細血管内に増えると、体は炭酸ガスを早く排出しようとして、毛細血管を流れる血液量を増やすという報告がある。
この毛細血管の血行促進により、肌への酸素・水分・栄養の補給が増加され、同時に皮下に溜まった老廃物の回収効率が向上して、肌本来の機能である新陳代謝が促進される。炭酸温水で肌を浸すのを止めるとすぐに血流量は元に戻るが、この炭酸温水浴を続けることにより、次第に毛細血管自体が弾力性を増し、さらに皮膚に向かって発達するといわれている。
また、ビタミンCは肌に吸収されにくいため、ビタミンC誘導体が色々開発されてきた。しかも、ビタミンC誘導体も肌の構成が油性質であるため吸収を良くするためにビタミンEを付けるなどの色々開発がなされてきた。本発明ではビタミンC誘導体の欠点を補いさらに高い効果を引き出すために、高濃度炭酸水の泡を肌に接触させて、お肌の角質に美容剤まで浸透させる方法を提案している。
炭酸を使用した化粧関連商品は洗顔料として炭酸泡洗顔料が発売されているがこれには泡発生のために発泡ガスとしてLPGガスを使用している。これはLPGを使用すると泡を細かく発生させる時、液のLPGがガスに変わる時の破裂的な発泡を利用している。本発明では、炭酸ガスだけでも十分発泡できるように肌用クリームに使用される薬剤を用いている。しかし、一般に販売されているものはこのような工夫をせずに炭酸ガスとLPGの両方を充填し、一応炭酸ガスの表示ができるが実際には発泡はLPGガスで行っている。
LPGガスは泡の発生が細かく奇麗にできるが液体のLPGが気体化する急激な発泡のため炭酸ガスが泡に留まらないで大気中に拡散してしまったり、LPGを充填している分、炭酸ガスの濃度が低く泡状になったパック材の炭酸ガス含有濃度が低い物が目立つ。そのため、炭酸が入ったものと思って購入したユザーを結果的に失望させ、炭酸美容への信頼を損なう恐れがある。こうした炭酸ガスの残らない状態を解決するため、美容剤に加える水は高濃度の炭酸水を使用して、充填された炭酸ガスが水に溶け込んでガス圧が減少してしまう問題を解決し、高い濃度の炭酸ガスが発泡した泡の中に残るようにしてある。
これをもちいて、顔に炭酸泡パックを2分以上行った場合、泡の中の炭酸濃度は低下して空気中に抜けていきます。この美容剤を拭き取って、化粧水や乳液を付け、その後にクリームを付けるのは大変な手間と費用が掛かる。本発明はこの課題を解決するために肌用クリーム薬剤をベースとした良く材を使用し、泡パックだけでクリームとして十分にお肌の手入れが出来るようにした。
つまり、本発明はこの点を改良して利用者に喜ばれるようにと、炭酸泡パックの美容剤の中に化粧水や乳液やクリームなどを使わなくても良いようにクリームとして使用できる薬剤としてステアリン酸ソルビタン、グリセリルグルコシド、ポリソルベート80、セタノール、ベヘニルアルコール、カルボマー、ポリクオタニウム−51、ジラウロイルグルタミン酸リシンNaなどを加えてしかも泡が顔から垂れて来ないように濃度の調整がしてある。
また、これ等のほかにステアリン酸グリセリル、ステアリン酸グリセリル(SE)、自己乳化型ステアリン酸プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、エチルヘキサン酸セチル、トリエチルヘキサノイン、デカステアリン酸ポリグリセリル−10、トリ((カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ジメチコン、キサンタンガム、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマー、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、ポリアクリル酸Na、パーム脂肪酸グルタミン酸Na、ステアリン酸ソルビタン、グリセリルグルコシド、セタノール、ポリクオタニウム−51、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa薬剤などを加えても良い。
炭酸パック用美容薬剤としてはビタミンC誘導体としてパルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、(アスコルビル/トコヘリル)リン酸K、アスコルビン酸−2リン酸−6パルミチン酸、L‐アスコルビン酸2‐グルコシド、アスコルビルリン酸Na、アスコルビルリン酸Mgなどの中から1つ以上を加える事が望ましい。
その他、炭酸パック用美容薬剤として加えることが望ましいものではBG、ペンチレングリコール、グリセリン、ベタイン、加水分解コラーゲン、サクシニルアテロコラーゲン、プラセンタエキス、加水分解ローヤルゼリー、アセチルヘキサペプチド−8、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、(アスコルビル/トコヘリル)リン酸K、アスコルビン酸−2リン酸−6パルミチン酸、L‐アスコルビン酸2‐グルコシド、アスコルビルリン酸Na、アスコルビルリン酸Mg,
セラミド3、セラミド6II、ダマスクバラ花水、ヤシ脂肪酸スクロース、乳酸Na、トコヘリルリン酸Na、スクワラン、カッコンエキス、アロエベラ葉エキス、クロレラエキス、ステアレース‐2、セテアリルアルコール、ジメチロールプロピオン酸ヘキシル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、クリサンテルムインジクムエキス、リンゴ酸、PCA−Na、ポリソルベート20、パルミトイルオリゴペプチド、パルミトイルテトラペプチド−7、パルミトイルトリペプチド−5、ヨクイニンエキス、トコヘロール、ソルビトール、
セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、リシン、アルギニン、トレオニン、プロリン、ポリグルタミン酸、セレブロシド、加水分解エラスチン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、レチノイン酸トコヘリル、アデノシン、エラグ酸、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、キネチン、アスタキサンチン、ヘマトコッカスプルビアリス、などが考えられる。これ等の薬剤の5種類以上を混合することがさらに望ましい。
今までの炭酸パックは保水性の高いナノ化した植物系繊維を含むパック布をシールされた多層になった樹脂性の袋に同梱して使用者が袋を破って1回だけ使用するものであった。この場合のパック剤にはすでに炭酸が溶け込んだ水を使用するため泡の発生は起こらばかりか、1回のパックに掛かる費用が高価になる。
本発明はこのような高価なパック布形式の美容方法ではなく、パック布を使用しないですむように、炭酸だけで作られる泡の強度を上げて顔から流れ落ちないようにし工夫し、その上、パックした後に肌の上に残る美容剤を顔や手足まで塗る事ができるクリームとして無駄なく利用できるように工夫した点がお客の立場にたった発明と考えています。
図1は本発明におけるボンベ型圧力容器1の頭部可動部2を矢印の方向に押して、ボンベ型圧力容器1内の炭酸パック用美容薬剤4を炭酸ガス圧力により泡状に発泡させて押し出し、炭酸パック用美容薬剤4を顔に厚く塗るために使い易い道具として柔軟性があり泡が絡みつかない材質のヘラ5に載せている状態を示している。
図2は炭酸パック用美容薬剤4を顔に塗るための専用のヘラ5を示す。このヘラの幅は広い所がボンベ型圧力容器1の薬剤噴射部にかぶせるキャップに巻き付けられる幅になっている。このキャップは上部が塞がっているパイプ状で塞がり部の外周がR形状をしたキャップで(図示せず)ヘラ5はこの高さ以内にしてあり、包装する場合キャップ部に巻き付けシュリンク包装が本体と一体的に行うことが出来るように工夫してある。
ヘラ5は厚みが0.3mmのフッ素樹脂シート(材質記号はPTFE)で6cm程の長さで一方が広く他方は狭くなっている。広い方で薬剤を顔に塗り目の周りは狭いほうで塗り具合を調整する。泡パックを顔に塗る時、炭酸パック用美容薬剤4を直接手に受けるのではなく、ヘラ5の広い部分に泡状に押し出された炭酸パック用美容薬剤4を図1のように受けて顔の上に2mm以上の厚さに塗る。好ましくは5mm以上に塗るのが良い。そして、顔全体に厚く塗って2分以上パックを続けます。
この泡の厚みは5〜10mm程度まで厚くすると炭酸が外部に抜けていく時間が長くなり肌に炭酸として働く作用が長く続き効果が大きくなります。このとき使用するヘラは柔らかくしなる事と薬剤がヘラに付着しにくい材質を選ぶことが重要です。固すぎると泡の上を2度目に触れた時、泡がヘラに付いて厚みが極端に薄くなってしまいます。また、泡がヘラに付着し易い材質の場合は顔全体に泡を均一に伸ばす事が難しくなります。
このような材質にはテフロン(フッ素樹脂)のシート一般的な材質記号ではPTFEの物が最も好ましい。この材質で0.3mm程度の厚さのものが好ましくプラス0.05mm位までの範囲の厚さが望ましい。しかし、シリコンゴムシートで硬度約60で厚さが1.5mm程度の物も十分使用できる。その他の材質としては高密度ポリエチレン、ポリエチレンシート、ABS樹脂、塩ビ材、等も使用できる。
また、ボンベ型圧力容器1の中は炭酸ガスが主体であるが充填した後で薬剤の水に炭酸ガスが溶解してガス圧が減少して噴射力が損なわれないためにはあらかじめ使用する水を高濃度の炭酸水にしておく事が望ましい。又、炭酸ガスだけでできた泡は顔に塗った場合、炭酸ガスが泡の中から抜ける速度が速く、大気中に出て行き泡が消失していきます。この泡の消失時間は泡を厚く塗る事で延ばすことが出来ます。
顔に炭酸泡パック行う時の時間は好ましくは10分程度であるが長く行うと薬剤の浸透が効果適に働きます。泡を厚くしてパックを行う場合、炭酸の効果が持続するが、泡の使用量が多くなり、使用後に拭き取って捨てるにはももったいないことになります。炭酸泡を厚く塗って炭酸を長く作用させたい事と薬剤が多くなり過ぎてもったいないと云う2つの課題を同時に解決する手段として、泡パックの炭酸パック用美容薬剤4を肌用クリームとして利用できる薬剤で構成することで解決しました。これによって手から足まで、身体全体にクリームとして使用できる炭酸の泡パックを可能にした。
図3は炭酸パック用美容薬剤4を顔に塗った状態を横から見た図を示している。図4は図3の正面から見た形状を示している。本発明の炭酸パックは浴室で髪の毛や身体を洗った後で、お顔の化粧を落とし湯船でお湯に浸かっている間に容易にできる美容方法です。湯船に泡が落ちても美容風呂になるだけで何も支障がなく行える美容方法です。湯船にボンベ型圧力容器1とヘラ5と手鏡を持って入浴すれば良く、毎日容易に行う事が出来る美容方法を提供している。
また、冬場の肌が乾燥する時期に、お風呂から上がって身体を拭き取ったら直ぐに顔に厚く付いている美容パック剤を全身に塗ることで、お風呂で潤ったお肌の水分が乾燥しない内に、敏速な保湿が可能になり皮膚の乾燥を防ぐ事ができます。肌に浸透した水分はお風呂から上がって数分で乾燥します。これが乾燥しない内に保湿力のある肌用クリームでカバーすることでお肌の美しさを保つ事ができるように工夫した炭酸泡パックを提供するものである。
ここで、美容パック剤を顔に塗る際にヘラ5を使用しているが、必ずしもヘラ5を使用せずに手や他の道具で塗り広げても良い。
ここで、美容パック剤を顔に塗る際にヘラ5を使用しているが、必ずしもヘラ5を使用せずに手や他の道具で塗り広げても良い。
従来の美容方法におけるパック美容は基本的に不織布を利用して液状のパック剤を顔の形状に併せた不織布に染み込ませて顔に貼り付けて10分程度行う形態が一般的である。この不織布を使用する美容パックの中で、肌の表面に炭酸濃度の高い美容液を長く保持させるために、保水性の高いナノレベルの植物繊維を使用する不織布を使用することが最適とされてきたが、しかしこの価格は原価として1枚約50円もするため、商品としての売値は3倍から5倍の価格になる。
これを毎回捨てるにはとても高価な浪費をすることになる。そのため炭酸の泡の強度を増し不織布を使用しなくても炭酸パックができるようにすることにより炭酸の持つ肌に浸透する力によって美容薬剤がより吸収し易くした効果の高い化粧品を一般の主婦層も安価に利用する事ができるようになる。
この課題を解決するためには大きな壁があった。それは泡をLPGで作り出すと炭酸ガスをLPGと共に充填しても、泡の中に炭酸が高濃度に残らないということである。ここで高濃度にするために炭酸ガスだけを使う場合、美容薬剤に含まれる水に炭酸ガスが吸収されガス圧が減少してしまうと言う問題と十分な粘性を持った泡にならないと言う問題が合った。そして不織布を使わないで泡だけで出来る炭酸泡パックを可能にするためには顔から垂れてきては周りを汚してしまい目的の使い易さにはならない。そこで、美容薬剤に含まれる水を炭酸水に替えることで、水に炭酸ガスが吸収されてガス圧が下がる問題を解決した。
そして、垂れてこない粘性を保つ問題は、美容薬剤に肌用クリームに使用される薬剤を入れ、その肌用クリームに使用される薬剤の選び方とその濃度を調整する事で解決し炭酸の泡パックを完成した。これによって炭酸美容の特質すべき浸透力を手軽に取り入れた美容方法が可能になった。また美容薬剤の成分が肌用クリームとして利用できるように工夫してあるため、入浴後に顔に残った美容薬剤を手や足、身体全体にまんべんなく塗りお肌が乾燥しない内にクリームによる保湿作用を働かせることができる。これは美容として最も重要な、お風呂で潤ったお肌の乾燥を防ぐ全身美容ができることである。しかもこれだけで他の化粧品やクリームが必要なくなるので、低価格に利用できる日常のお肌の炭酸美容が可能になった。
1 ボンベ型圧力容器 、2 頭部可動部 、4 炭酸パック用美容薬剤
5 ヘラ
5 ヘラ
Claims (9)
- 肌の美容パック用薬剤を混合した基材にビタミンC又はビタミンC誘導体或いは両者を加え、さらに水又は炭酸水を加え炭酸パック用美容薬剤として圧力容器に充填し、これに炭酸ガスを充填して炭酸ガス圧で前記薬剤を泡状に取り出して、肌用美容パックとして使用する方法に於いて、炭酸ガスが肌に浸透する働きを利用してビタミンC又はビタミンC誘導体を肌に浸透させて肌の美白と再生を促進させるようにした泡状のパック用美容薬剤によりパック布を使用しないで顔に泡状のパックを施し、その後で顔に残ったパック用美容薬剤を化粧クリームとして使用することを特徴とする美容方法。
- 請求項1記載の肌のパック用薬剤がパックを施した後で化粧クリームとして使用できるように、ベヘニルアルコール、ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸グリセリル(SE)、自己乳化型ステアリン酸プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、エチルヘキサン酸セチル、トリエチルヘキサノイン、デカステアリン酸ポリグリセリル−10、トリ((カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ジメチコン、キサンタンガム、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマー、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、ポリアクリル酸Na、パーム脂肪酸グルタミン酸Na、ステアリン酸ソルビタン、グリセリルグルコシド、ポリソルベート80、セタノール、カルボマー、ポリクオタニウム−51、ジラウロイルグルタミン酸リシンNaの一つ以上の薬剤を混合したものであることを特徴とする請求項1記載の美容方法。
- 請求項1記載の肌のパック用薬剤がアミノ酸のペプチドであるパルミトイルオリゴペプチド、パルミトイルテトラエプチド‐7、パルミトイルトリペプチド‐5のいずれか一つを含有する請求項1記載の美容薬方法。
- 請求項1記載のビタミンC誘導体がパルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、(アスコルビル/トコヘリル)リン酸K、アスコルビン酸−2リン酸−6パルミチン酸、L‐アスコルビン酸2‐グルコシド、アスコルビルリン酸Na、アスコルビルリン酸Mgの何れか1つであることを特徴とする請求項1記載の美容方法。
- 炭酸ガスにより泡状に生成されたパック用美容薬剤を顔に2mmから10mm程度に厚く塗って少なくとも2分以上炭酸泡パックをすることを特徴とする請求項1から4記載の美容方法。
- 厚さ0.25mmから0.4mmの暑さのフッ素樹脂シート又は塩化ビニールシート、高密度ポリエチレン樹脂しーと、ABS樹脂シート、ポリエチレン樹脂シートを使用して1方を3cm〜4cm幅とし他方を6mm〜1.5mm幅にしたヘラを使用してパック用美容薬剤を顔に塗るようにする請求項1記載の美容方法。
- 肌の美容パック用薬剤を圧力容器に充填し、これに炭酸ガスを充填して炭酸ガス圧で前記薬剤を泡状に取り出して、肌用美容パックとして使用する薬剤に於いて、ベヘニルアルコール、ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸グリセリル(SE)、自己乳化型ステアリン酸プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、エチルヘキサン酸セチル、トリエチルヘキサノイン、デカステアリン酸ポリグリセリル−10、トリ((カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ジメチコン、キサンタンガム、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマー、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、ポリアクリル酸Na、パーム脂肪酸グルタミン酸Na、ステアリン酸ソルビタン、グリセリルグルコシド、ポリソルベート80、セタノール、カルボマー、ポリクオタニウム−51、ジラウロイルグルタミン酸リシンNaの1つ以上の薬剤を混合したものであることを特徴とする炭酸美容薬剤。
- BG、ペンチレングリコール、グリセリン、ベタイン、加水分解コラーゲン、サクシニルアテロコラーゲン、プラセンタエキス、加水分解ローヤルゼリー、アセチルヘキサペプチド−8、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、(アスコルビル/トコヘリル)リン酸K、アスコルビン酸−2リン酸−6パルミチン酸、L‐アスコルビン酸2‐グルコシド、アスコルビルリン酸Na、アスコルビルリン酸Mg,セラミド3、セラミド6II、ダマスクバラ花水、ヤシ脂肪酸スクロース、乳酸Na、トコヘリルリン酸Na、スクワラン、カッコンエキス、アロエベラ葉エキス、クロレラエキス、ステアレース‐2、セテアリルアルコール、ジメチロールプロピオン酸ヘキシル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、クリサンテルムインジクムエキス、リンゴ酸、PCA−Na、ポリソルベート20、パルミトイルオリゴペプチド、パルミトイルテトラペプチド−7、パルミトイルトリペプチド−5、ヨクイニンエキス、トコヘロール、ソルビトール、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、リシン、アルギニン、トレオニン、プロリン、ポリグルタミン酸、セレブロシド、加水分解エラスチン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、レチノイン酸トコヘリル、アデノシン、エラグ酸、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、キネチン、アスタキサンチン、ヘマトコッカスプルビアリスの薬剤の内炭酸ガスを使用する肌のパック用薬剤の成分として1つ以上の薬剤を混合した肌用化粧薬剤であることを特徴とする請求項7記載の炭酸パック用美容薬剤。
- 上記薬剤を圧力に充填する際に気体として充填するガスが炭酸ガスのみであることを特徴とする請求項7および8記載の炭酸パック用美容薬剤。
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- 2012-12-17 JP JP2012289356A patent/JP2014118408A/ja active Pending
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