JP2014118359A - 水中油型乳化組成物 - Google Patents

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友香 成川
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Abstract

【課題】経時安定性が良好で、美白効果に優れ、使用感の優れた、ロドデンドロール又はその誘導体を含有する水中油型乳化化粧料を提供する。
【解決手段】下記成分(A)〜(D)を含有する水中油型乳化化粧料。
(A)下記一般式(1)で示されるロドデンドロール又はその誘導体
Figure 2014118359

(式中、R1は、水素原子、炭素数2〜20のアシル基、又は単糖類若しくは二糖類の残基を示す。)
(B)ショ糖脂肪酸エステル
(C)ポリアクリルアミド化合物
(D)25℃で液状の油剤
【選択図】なし

Description

本発明はロドデンドロール又はその誘導体を含有する水中油型乳化組成物に関する。
従来、しみ、そばかす等の皮膚の色素沈着を予防・改善させる成分として、ロドデンドロール及びその誘導体が知られている(特許文献1〜3参照)。これらロドデンドロール及びその誘導体は、水性基剤・油性基剤のいずれへも溶解性が低い両親媒性物質であることが指摘されている。そのため、乳化組成物にした場合には、乳化粒子の界面付近にロドデンドロール又はその誘導体が集まり、析出しやすいため、安定性、使用感において問題が生じやすいという課題があった。
かかる課題を解決するため、例えば、ロドデンドロール又はその誘導体と、両親媒性高分子、あるいはショ糖脂肪酸エステル又はポリグリセリル脂肪酸エステル、及び多価アルコールとを併用することで、高温条件下、光照射条件下又はアルカリ性条件下において、変色や変臭を生ずる問題を改善することが提案されている(特許文献4、5参照)。
特許第3340928号公報 特許第3340935号公報 特許第3455406号公報 特開2008−081491号公報 国際公開第2009/081587号
しかし、安定性を担保するために、ショ糖脂肪酸エステルやポリグリセリル脂肪酸エステルを配合することで、これらの原料特有の感触が際立ち、べたつきや重さが生じ、べたつきがなく、みずみずしく、美白効果のある化粧料を得ることは難しかった。
従って、本発明の課題は、ロドデンドロール又はその誘導体を含有し、経時安定性が良好で、美白効果、使用感の優れた水中油型乳化組成物を提供することにある。
そこで本発明者は、前記課題を解決すべく検討したところ、ロドデンドロール又はその誘導体に、HLB8以下のショ糖脂肪酸エステルと25℃で液状の油剤とポリアクリルアミド化合物を配合することにより、経時安定性に優れ、美白効果を有し、さらに使用感の良い水中油型組成物が得られることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち本発明は、下記成分(A)〜(D)を含有する水中油型乳化組成物を提供するものである。
(A)下記一般式(1)で示されるロドデンドロール又はその誘導体
Figure 2014118359
(式中、R1は、水素原子、炭素数2〜20のアシル基、又は単糖類若しくは二糖類の残基を示す。)
(B)HLB8以下のショ糖脂肪酸エステル
(C)ポリアクリルアミド化合物
(D)25℃で液状の油剤
本発明の水中油型乳化組成物は、メラニン生成抑制効果を有するロドデンドロール又はその誘導体をメラニン生成抑制効果を奏する十分量を含有しながらも、経時安定性に優れ、美白効果及び使用感に優れたものである。
以下、本発明の実施形態について詳述する。
本発明に用いられる(A)ロドデンドロール又はその誘導体は、下記一般式(1)で表されるものである。
Figure 2014118359
(式中、R1は、水素原子、炭素数2〜20のアシル基、又は単糖類若しくは二糖類の糖残基を示す。)
本発明に用いられる(A)成分において、R1が水素原子であるロドデンドロール[4−(p−ヒドロキシフェニル)−2−ブタノール]は、公知の化合物であり、メグスリノキ(Acer nikoence Maxim.)等に含まれていることが知られている。ロドデンドロールは、従来公知の方法により合成されたものを用いてもよく、メグスリノキ抽出物を用いてもよい。
本発明の(A)成分において、R1が炭素数2〜20のアシル基であるロドデンドロール誘導体(以下、アシル化ロドデンドロールとも記載する。)は、フェノール化合物のアシル化として既に公知の方法を用いて合成することができる。例えば、ピリジン中において4−(p−ヒドロキシフェニル)−2−ブタノンと酸クロライドとを反応させ、その後、水素化ホウ素ナトリウムで、ケトン基を還元することにより容易に得ることができる。R1のアシル基は飽和であっても不飽和であってもよく、又はアミノ基等の官能基を有するものであってもよい。このうち、飽和又は不飽和の脂肪族アシル基が好ましく、アルカノイル基がより好ましい。具体的には、アセチル基、プロピオニル基、ブチロイル基、イソブチロイル基、バレリル基、ヘキサノイル基、オクタノイル基、ラウロイル基、パルミトイル基、ステアロイル基等が挙げられる。このうち、炭素数2〜18のアルカノイル基が好ましく、炭素数2〜8のアルカノイル基がより好ましく、炭素数2〜4であるアセチル基、プロピオニル基、ブチロイル基、イソブチロイル基である場合には、水中油型乳化組成物への応用がしやすく特に好ましい。
本発明の(A)成分における具体的なアシル化ロドデンドロールとしては、アセチルロドデンドロール、プロピオニルロドデンドロール、ブチロイルロドデンドロール、イソブチロイルロドデンドロール、ヘキサノイルロドデンドロール、オクタノイルロドデンドロール、ドデカノイルロドデンドロール、テトラデカノイルロドデンドロール、ヘキサデカノイルロドデンドロール、オクタデカノイルロドデンドロール等を挙げることができる。
本発明の(A)成分において、R1が単糖類又は二糖類の残基であるロドデンドロール誘導体(以下、ロドデンドロール配糖体とも記載する。)は、既に公知の方法(アメリカ特許第3201385号)を用いて得ることができる。例えば、トルエン等の有機溶媒中においてロドデンドロールとアセチル化糖を三フッ素化ホウ素やオキシ塩化リン等を触媒として縮合した後、アルカリ存在下にアセチル基を脱離することにより目的の配糖体を白色の粉末結晶として容易に得ることができる。また、ラズベリーケトングリコシドを還元することによっても得ることもできる。さらに、天然物から単離することも可能である。
前記糖残基は、還元性の単糖類又は二糖類であり、具体的にはグルコース、ガラクトース、キシロース、マンノース、N−アセチルグルコサミン等の単糖類、マルトース、セロビオース、ゲンチビオース等の二糖類を挙げることができる。本発明の配糖体にはα結合及びβ結合を有する異性体が存在するが、単独またそれらの混合物を用いることもできる。
本発明の(A)成分における具体的なロドデンドロール配糖体は、ロドデンドロール−D−グルコシド(α又はβ体)、ロドデンドロール−D−ガラクトシド(α又はβ体)、ロドデンドロール−D−キシロシド(α又はβ体)、ロドデンドロール−D−マルトシド(α又はβ体)等を挙げることができる。
本発明の(A)成分には、光学異性体が存在するが、(+)体、(−)体単独でも、またそれらの混合物(±)を用いることもできる。
(A)成分の本発明の組成物中における含有量は、メラニン生成抑制剤として十分な効果を得る点及び低温安定性の点から、0.5質量%以上が好ましく、また20質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましく、5質量%以下がさらに好ましい。具体的な範囲としては、0.5〜20質量%が好ましく、より好ましくは0.5〜10質量%であり、さらに好ましくは0.5〜5質量%である。特に、R1が、水素原子又は炭素数2〜20のアシル基であるロドデンドロール又はその誘導体を用いる場合、メラニン生成抑制効果が高いことから、組成物中の含有量としては、0.5質量%以上が好ましく、また5質量%以下が好ましく、3質量%以下がより好ましい。具体的な範囲としては、好ましくは0.5〜5質量%、より好ましくは0.5〜3質量%である。
本発明で用いる(B)ショ糖脂肪酸エステルは、ショ糖(スクロース)の水酸基に脂肪酸がエステル結合してなるノニオン界面活性剤であり、HLBが8以下のものであり、低温安定性及び高温安定性の点から、好ましくはHLB1〜8のもの、より好ましくはHLB2〜5のものである。具体的なショ糖脂肪酸エステルとしては、脂肪酸の平均置換度が2以上で、炭素数11〜21の直鎖状又は分岐鎖状の、飽和又は不飽和の脂肪酸がエステル結合したものが挙げられ、ジステアリン酸スクロース、トリステアリン酸スクロース、ペンタエルカ酸スクロース、ヘキサエルカ酸スクロース、ジベヘン酸スクロース、トリベヘン酸スクロース、ヘキサパルミチン酸スクロース、ジラウリン酸スクロース、トリラウリン酸スクロース等を例示でき、これらを1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。なお、置換度が2以上であるショ糖脂肪酸エステルとは、ショ糖の水酸基を2つ以上脂肪酸で置換したエステルである。
これらのうち、より好ましくは、ショ糖に2以上の炭素数15〜21の直鎖状飽和脂肪酸又は直鎖状不飽和脂肪酸がエステル結合したものであり、さらに好ましくは炭素数17〜21の直鎖状飽和脂肪酸又は直鎖状不飽和脂肪酸がエステル結合したものであり、例えばトリベヘン酸スクロースを挙げることができる。
本発明で用いる(B)成分は、公知の物質であり、例えば脂肪酸とスクロースのエステル化により容易に製造できる。また、一般に市販もされており、トリベヘン酸スクロースとして、三菱化学フーズ社より販売されているサーフホープ SE COSME C−2203、第一工業製薬株式会社より販売されているコスメライクB−30等が挙げることができる。
(B)成分の本発明の組成物中における含有量は、経時安定性、使用感の点から、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、さらに好ましくは0.1質量%以上である。また好ましくは5質量%以下であり、より好ましくは3質量%以下であり、さらに好ましくは2質量%以下である。具体的な範囲としては、好ましくは
0.01〜5質量%であり、より好ましくは0.05〜3質量%、さらに好ましくは0.1〜2質量%である。
ここで、HLB(Hydrophile-Lipophile Balance)値とは、油−水系で界面活性剤の両液体に対する相対的親和力の比を表す指標であり、グリフィン(GRIFFIN)の定義による、25℃におけるHLB値を意味する。グリフィンによるHLB値は、J.Soc.Cosm.Chem.,1954,5:249−256において定義されている。
一般にHLB値の小さいもの(特にHLB3〜6程度)は油に対する親和性が高く、親油性を示し、油中水型乳化組成物を生成させる傾向にある。HLB値の高いもの(特にHLB8〜18程度)は親水性が高く、水中油型乳化組成物を生成させる傾向にある。
本発明の水中油型乳化組成物における(A)成分と(B)成分の含有質量比((A)/(B))は、経時安定性(低温、高温)の点から、0.1以上が好ましく、0.5以上がより好ましく、1以上がさらに好ましい。また、((A)/(B))は、20以下が好ましく、15以下がより好ましく、10以下がさらに好ましい。具体的な範囲としては、0.1〜20が好ましく、より好ましくは0.5〜15であり、さらに好ましくは1〜10である。
本発明で用いられる(C)ポリアクリルアミド化合物としては、ポリアクリルアミド、アクリルアミドコポリマーが含まれ、アクリルアミドコポリマーとしては、アクリルアミド及び/又はアクリロイルジメチルタウリンを構成単位として含むコポリマーが挙げられる。
アクリルアミド及び/又はアクリロイルジメチルタウリンを構成単位として含むコポリマーとしては、アクリル酸ヒドロキシエチルとアクロイルジメチルタウリン塩との共重合体、アクリル酸塩とアクリロイルジメチルタウリン塩との共重合体、アクリルアミドとアクリル酸塩との共重合体、アクリル酸とアクリル酸アミドとアクリル酸塩とアクリロイルジメチルタウリン塩の共重合体等を挙げることができる。
これらの成分は市販されており、ポリアクリルアミドとしては、SEPIGEL 305(ポリアクリルアミド、水添ポリイソブテン(または(C13,14)イソパラフィン)、ラウレス−7及び水を含有)が挙げられる。アクリル酸ヒドロキシエチルとアクロイルジメチルタウリン塩との共重合体としては、SEPINOV EMT 10((アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー)、SIMULGEL NS((アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、スクワラン、ポリソルベート60及び水を含有)、SIMULGEL FL((アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、イソヘキサデカン、ポリソルベート60及び水を含有)、SEPIPLUS S((アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、ポリイソブテン、PEG−7トリメチロールプロパンヤシ油アルキルエーテル及び水を含有)が挙げられる。アクリル酸塩とアクリロイルジメチルタウリン塩との共重合体としては、SIMULGEL EG((アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、イソヘキサデカン、ポリソルベート80及び水を含有)が挙げられる。アクリルアミドとアクリル酸塩との共重合体としては、SEPIPLUS 265((アクリルアミド/アクリル酸アンモニウム)コポリマー、ポリイソブテン、ポリソルベート20及び水を含有)が挙げられる。アクリル酸とアクリル酸アミドとアクリル酸塩とアクリロイルジメチルタウリン塩の共重合体としては、SEPIPLUS 400(ポリアクリレート−13、ポリイソブテン、ポリソルベート20及び水を含有)が挙げられる。
これらのうち好ましくは、ポリアクリルアミド、アクリル酸塩とアクリロイルジメチルタウリン塩との共重合体が挙げられ、好ましくは、ポリアクリルアミド、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーが挙げられ、より好ましくはポリアクリルアミドが挙げられる。
(C)成分の含有量は、本発明の化粧料総量に対して、塗布時の伸ばしやすさの点で、0.05質量%以上が好ましく、0.1質量%以上がより好ましい。また、1.5質量%以下が好ましく、1.0質量%以下がより好ましく、0.8質量%以下がさらに好ましい。具体的な範囲としては、0.05〜1.5質量%が好ましく、0.1〜1.0質量%がより好ましく、0.1〜0.8質量%がさらに好ましい。
本発明に用いる(D)25℃で液状の油剤としては、1気圧下、25℃にて流動性を有する状態の油剤であり、ペースト状の油剤を含むものである。
(D)液状油中に含まれる油剤としては、1気圧下、25℃の環境下において液状であれば特に限定されない。具体的には、α−オレフィンオリゴマー、流動イソパラフィン、流動パラフィン、スクワラン等の炭化水素油;トリオクタン酸グリセリル、アボカド油、オリーブ油、ゴマ油、コメヌカ油、サフラワー油、ダイズ油、トウモロコシ油、ナタネ油、ヒマシ油、綿実油、ミンク油等のトリグリセリド;オレイン酸、イソステアリン酸等の脂肪酸;ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸エチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、カプリル酸セチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸デシル、オレイン酸デシル、オレイン酸オレイル、ラウリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸オクチル、パルミチン酸イソセチル、パルミチン酸イソステアリル、オレイン酸イソデシル、イソステアリン酸イソプロピル、2−エチルヘキサン酸セチル、2−エチルヘキサン酸ステアリル、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリ(カプリル酸・カプリン酸)グリセリル、イソノナン酸イソノニル、セバシン酸ジイソプロピル、イソステアリン酸プロピレングリコール、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、パラメトキシケイ皮酸2−エトキシエチル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル・ジイソプロピルケイ皮酸エステル混合物、トリメトキシケイ皮酸メチルビス(トリメチルシロキシ)シリルイソペンチル、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸2−エチルヘキシル、サリチル酸エチレングリコール、サリチル酸2−エチルヘキシル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸ホモメンチル、オクトクリレン、ジメチルジエチルベンザルマロネート等のエステル油;2−オクチルドデカノール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール等の分岐又は不飽和の高級アルコール;ジメチルポリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、ドデカメチルペンタシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンなどのシリコーン油を挙げることができる。
これらのうち、好ましくは炭化水素油、エステル油であり、高温安定性を改善できる点から、より好ましくは炭化水素油であり、さらに好ましくはα−オレフィンオリゴマー、流動パラフィン、スクワランである。これらの液状油は1種又は2種以上を混合して用いることができる。
(D)成分の組成物総量に対する含有量は、べたつき感を抑え、かつ、やわらかさを保持する点から、1質量%以上が好ましく、2質量%以上がより好ましく、3質量%以上がさらに好ましい。また、20質量%以下が好ましく、15質量%以下がより好ましく、10質量%以下がさらに好ましい。具体的な範囲としては、好ましくは1〜20質量%であり、より好ましくは2〜15質量%であり、さらに好ましくは3〜10質量%である。
本発明の水中油型乳化組成物においては、さらに多価アルコールを含有するのが、(A)成分を安定に乳化させる点で好ましい。多価アルコールとしては、グリセリン、ジグリセリン、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、イソプレングリコール、エリスリトール、キシリトール、マルチトール、トレハロース、ソルビトール等が例示される。このうち、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコールが特に好ましい。
多価アルコールの組成物総量に対する含有量は、(A)成分の乳化安定性の向上の点から0.1質量%以上が好ましく、0.5質量%以上がより好ましく、1質量%以上がさらに好ましい。また20質量%以下が好ましく、15質量%以下がより好ましく、10質量%以下がさらに好ましい。具体的な範囲としては、0.1〜20質量%が好ましく、0.5〜15質量%がより好ましく、1〜10質量%がさらに好ましい。
本発明では、さらに使用感の調整、経時安定性の点から、HLBが8を超えるノニオン性界面活性剤を水中油型乳化組成物総量に対して、2.0質量%以下とするのが好ましく、1.0質量%以下とするのがより好ましく、0.5質量%以下とするのがさらに好ましく、0.1質量%以下とするのがさらに好ましい。
さらに本発明の水中油型乳化組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、前記必須成分の他、通常、医薬品、医薬部外品、化粧品等に配合される他の成分、例えば油剤、保湿剤、増粘剤、防腐剤、pH調整剤、水、アルコール類、薬剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、色素、香料等を必要に応じて適宜配合することができる。
本発明の水中油型乳化組成物の用途は任意であるが、化粧料、医薬品、医薬部外品等に好適に用いることができる。具体的には、ローション、乳液、美容クリーム、下地化粧料、日焼け止め化粧料、パック、マッサージ化粧料などの皮膚化粧料;各種薬剤を含有するクリーム等の外用医薬品として好適に利用できる。特に、本発明の水中油型乳化組成物は、べたつき感やぬるつき感がないため、皮膚化粧料として好適に利用できる。
本発明の水中油型乳化組成物の剤形は任意であり、液状、エマルション、ジェル状、スプレー状、ムース状等のものとして調製される。
上述した実施形態に関し、本発明はさらに以下の実施態様を開示する。
<1>下記成分(A)〜(D)を含有することを特徴とする水中油型乳化組成物。
(A)下記一般式(1)で示されるロドデンドロール又はその誘導体
Figure 2014118359
(式中、R1は、水素原子、炭素数2〜20のアシル基、又は単糖類若しくは二糖類の残基を示す。)
(B)HLB8以下のショ糖脂肪酸エステル
(C)ポリアクリルアミド化合物
(D)25℃で液状の油剤
<2>一般式(1)中、R1が、好ましくは水素原子、炭素数2〜18のアルカノイル基、又は単糖類若しくは二糖類の残基であり、より好ましくは水素原子、炭素数2〜8のアルカノイル基、又はグリコース、ガラクトース、キシロース、マンノース、N−アセチルグルコサミン、マルトース、セロビオース若しくはゲンチビオースの残基である<1>の水中油型乳化組成物。
<3>(A)成分の組成物中の含有量が、好ましくは0.5質量%以上であり、また好ましくは20質量%以下、より好ましくは10質量%以下、さらに好ましくは5質量%以下である<1>又は<2>の水中油型乳化組成物。
<4>(A)成分の組成物中の含有量が、好ましくは0.5〜20質量%、より好ましくは0.5〜10質量%、さらに好ましくは0.5〜5質量%である<1>〜<3>のいずれかの水中油型乳化組成物。
<5>一般式(1)中のR1が水素原子又は炭素数2〜20のアシル基であり、(A)成分の組成物の含有量が、好ましくは0.5質量%以上であり、また好ましくは5質量%以下、より好ましくは3質量%以下である<1>〜<4>のいずれかの水中油型乳化組成物。
<6>一般式(1)のR1が水素原子又は炭素数2〜20のアシル基であり、(A)成分中の組成物の含有量が、好ましくは0.5〜5質量%、より好ましくは0.5〜3質量%である<1>〜<5>のいずれかの水中油型乳化組成物。
<7>(B)ショ糖脂肪酸エステルのHLBが好ましくは1〜8、より好ましくは2〜5である<1>〜<6>のいずれかの水中油型乳化組成物。
<8>(B)ショ糖脂肪酸エステルが、好ましくは、ショ糖に2以上の炭素数15〜21の直鎖状飽和脂肪酸又は直鎖状不飽和脂肪酸がエステル結合したものであり、より好ましくはショ糖に2以上の炭素数17〜21の直鎖状飽和脂肪酸又は直鎖状不飽和脂肪酸がエステル結合したものであり、さらに好ましくはトリベヘン酸スクロースである<1>〜<7>のいずれかの水中油型乳化組成物。
<9>(B)成分の組成物中の含有量が、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、さらに好ましくは0.1質量%以上であり、また好ましくは5質量%以下、より好ましくは3質量%以下、さらに好ましくは2質量%以下である<1>〜<8>のいずれかの水中油型乳化組成物。
<10>(B)成分の組成物中の含有量が、好ましくは0.01〜5質量%、より好ましくは0.05〜3質量%、さらに好ましくは0.1〜2質量%である<1>〜<9>のいずれかの水中油型乳化組成物。
<11>水中油型乳化組成物における(A)成分と(B)成分の含有質量比((A)/(B))が、好ましくは0.1以上、より好ましくは0.5以上、より好ましくは1以上であり、また好ましくは20以下、より好ましくは15以下、さらに好ましくは10以下である<1>〜<10>のいずれかの水中油型乳化組成物。
<12>(A)成分と(B)成分の含有質量比((A)/(B))が、好ましくは0.1〜20、より好ましくは0.5〜15、さらに好ましくは1〜10である<1>〜<11>のいずれかの水中油型乳化組成物。
<13>(C)ポリアクリルアミド化合物が、好ましくはポリアクリルアミド及びアクリルアミドコポリマーから選ばれる1種以上であり、さらにアクリルアミドコポリマーが、アクリルアミド及び/又はアクリロイルジメチルタウリンを構成単位として含むコポリマーが好ましい<1>〜<12>のいずれかの水中油型乳化組成物。
<14>アクリルアミド及び/又はアクリロイルジメチルタウリンを構成単位として含むコポリマーが、アクリル酸ヒドロキシエチルとアクロイルジメチルタウリン塩との共重合体、アクリル酸塩とアクリロイルジメチルタウリン塩との共重合体、アクリルアミドとアクリル酸塩との共重合体及びアクリル酸とアクリル酸アミドとアクリル酸塩とアクリロイルジメチルタウリン塩の共重合体から選ばれる1種又は2種以上である<13>のいずれかの水中油型乳化組成物。
<15>(C)成分の含有量が、組成物総量に対して、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上であり、また好ましくは1.5質量%以下、より好ましくは1.0質量%以下、さらに好ましくは0.8質量%以下である<1>〜<14>のいずれかの水中油型乳化組成物。
<16>(C)成分の含有量が、組成物総量に対して、好ましくは0.05〜1.5質量%、より好ましくは0.1〜1.0質量%、さらに好ましくは0.1〜0.8質量%である<1>〜<15>のいずれかの水中油型乳化組成物。
<17>(D)成分が、好ましくは炭化水素油、トリグリセリド、高級脂肪酸、エステル油、高級アルコール及びシリコーン油から選ばれる1種又は2種以上であり、より好ましくは炭化水素油及びエステル油から選ばれる1種又は2種以上であり、さらに好ましくは炭化水素油である<1>〜<16>のいずれかの水中油型乳化組成物。
<18>(D)成分の組成物総量に対する含有量が、好ましくは1質量%以上、より好ましくは2質量%以上、さらに好ましくは3質量%以上であり、また好ましくは20質量%以下、より好ましくは15質量%以下、さらに好ましくは10質量%以下である<1>〜<17>のいずれかの水中油型乳化組成物。
<19>(D)成分の組成物総量に対する含有量が、好ましくは1〜20質量%、より好ましくは2〜15質量%、さらに好ましくは3〜10質量%である<1>〜<18>のいずれかの水中油型乳化組成物。
<20>さらに多価アルコールを含有し、その多価アルコールが好ましくは、グリセリン、ジグリセリン、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、イソプレングリコール、エリスリトール、キシリトール、マルチトール、トレハロース及びソルビトールから選ばれる1種又は2種以上であり、より好ましくはこのうち、グリセリン、1,3−ブチレングリコール及びジプロピレングリコールから選ばれる1種又は2種以上である<1>〜<19>のいずれかの水中油型乳化組成物。
<21>多価アルコールの組成物総量に対する含有量が、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、さらに好ましくは1質量%以上であり、また好ましくは20質量%以下、より好ましくは15質量%以下、さらに好ましくは10質量%以下である<20>の水中油型乳化組成物。
<22>多価アルコールの含有量が組成物総量に対して、好ましくは0.1〜20質量%、好ましくは0.5〜15質量%、さらに好ましくは1〜10質量%である<20>又は<21>の水中油型乳化組成物。
<23>HLBが8を超えるノニオン性界面活性剤の含有量が組成物総量に対して、好ましくは2.0質量%以下、より好ましくは1.0質量%以下、さらに好ましくは0.5質量%以下、さらに好ましくは0.1質量%以下である<1>〜<22>のいずれかの水中油型乳化組成物。
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。尚、以下に示す配合量は質量%である。実施例に先立ち、実施例において行った評価方法について説明する。
(保存安定性試験)
試料をガラスビンに入れ、60℃で1ヶ月放置後の状態、外観を観察し、異常が認められる場合(分離、析出等)を×で表し、異常が認められない場合を○で表した。
(評価基準)
○:分離が見られない
△:若干分離が見られる
×:分離が見られる
(官能評価)
0℃で1ヶ月間保存した試料について、専門評価パネラー10名により、試料を使用してもらい「べたつきのなさ」、「やわらかさ」、「みずみずしさ」の各評価項目に関して、下記判定基準により官能評価を実施した。評価は、その平均点により算出することにより行った。
判定基準
5点:非常に良い。
4点:良い。
3点:普通。
2点:やや悪い。
1点:悪い。
実施例1〜11、比較例1〜4
表1及び表2に記載の処方により水中油型乳化組成物(乳液)を作製し、前記評価試験を実施した。結果を表1及び表2に併せて示す。
Figure 2014118359
Figure 2014118359
(製造方法)
A:成分1〜10を攪拌混合する。
B:成分11〜14を攪拌混合する。
C:BにAを徐々に添加し、均一に攪拌混合する。
表1及び表2より明らかなように、(B)成分を含有しない比較例1では安定性を保つことが出来なかった。(B)成分をHLB8超のラウリン酸スクロースに置換した比較例2でも安定性を保つことができなかった上、感触が悪化した。(C)成分を含有しない比較例3でも同様に、室温及び低温安定性を保つことができなかった。(D)成分をカルビキシビニルポリマーに置換した比較例4では、安定性を保つことができず、感触が悪化した。
一方、本発明の実施例では、安定性に優れたものであった。また、感触においても高い評価が得られた。
次に、本発明の水中油型乳化組成物の処方例を示す。いずれも安定性に優れ、美白効果、使用感に優れたものであることが期待される。
応用例1(乳液)
原料成分 配合量(質量%)
ロドデンドロール 2.0
トリベヘン酸スクロース 0.5
精製オリーブスクワラン 5
ジメチコン(※7) 3
ポリアクリルアミド 0.3
濃グリセリン 3
ジプロピレングリコール 5
カルボキシビニルポリマー 0.2
水酸化カリウム 0.1
キサンタンガム 0.1
フェノキシエタノール 0.3
クロルフェネシン 0.2
カキョクエキス(*8) 0.01
ベルゲニアクラシホリア根エキス(*9) 0.01
セイヨウニワトコ花エキス(*10) 0.01
ホオノキ樹皮エキス(*11) 0.01
トウヒエキス(*12) 0.01
ジュズダマエキス(*13) 0.01
精製水 残量
*7:KF−96A−100cs(信越化学社製)
*8:火棘(サントリー社製)
*9:厚葉岩白菜抽出液BG(丸善製薬社製)
*10:ニワトコ抽出液BG90(丸善製薬社製)
*11:ホオノキリキッドK(一丸ファルコス社製)
*12:トウヒリキッドB(一丸ファルコス社製)
*13:ヨクイニン抽出液BG−S(丸善製薬社製)
応用例2(乳液)
原料成分 配合量(質量%)
ロドデンドロール 2.0
トリベヘン酸スクロース 0.3
α−オレフィンオリゴマー 7
ジメチコン 1
ポリアクリルアミド 0.5
濃グリセリン 3
1,3−ブチレングリコール 5
マルチトール 0.5
カルボキシビニルポリマー 0.3
水酸化カリウム 0.15
キサンタンガム 0.1
フェノキシエタノール 0.5
クロルフェネシン 0.2
サンショウエキス(*14) 0.01
スウェルチノーゲン(*15) 0.01
ジオウエキス(*16) 0.01
ヒメノボタンエキス(*17) 0.01
酵母エキス(*18) 0.01
チンピエキス(*19) 0.01
サンシュユ果実エキス(*20) 0.01
ツボクサエキス(*21) 0.01
クリサンテルムインディクム抽出液(*22) 0.01
N−メチル−L−セリン 0.01
シロキクラゲ多糖体(*23) 0.01
香料 微量
精製水 残量
* 14:ファルコレックス サンショウ (一丸ファルコス社製)
* 15:スウェルチノーゲンKM (丸善製薬社製)
* 16:ファルコレックス ジオウ(一丸ファルコス社製)
* 17:キンキンコウ抽出液BG70(丸善製薬社製)
* 18:イーストリキッド ZB (一丸ファルコス社製)
* 19:チンピエキス K65B(日油株式会社製)
* 20:オフィシナリスサンシュユフルーツエキスBK−1
* 21:セキセツソウ抽出液BG70(丸善製薬社製)
* 22:ラナクリス K(Lucas Meyer Cosmetics製)
* 23:TREMOIST−TP(日本精化株式会社 )

Claims (4)

  1. 下記成分(A)〜(D)を含有する水中油型乳化組成物。
    (A)下記一般式(1)で示されるロドデンドロール又はその誘導体
    Figure 2014118359
    (式中、R1は、水素原子、炭素数2〜20のアシル基、又は単糖類若しくは二糖類の残基を示す。)
    (B)HLB8以下のショ糖脂肪酸エステル
    (C)ポリアクリルアミド化合物
    (D)25℃で液状の油剤
  2. 水中油型乳化組成物における(A)成分と(B)成分の含有質量比((A)/(B))は、0.1以上、20以下である請求項1に記載の水中油型乳化組成物。
  3. (B)ショ糖脂肪酸エステルの脂肪酸部分がトリベヘン酸である請求項1又は2に記載の水中油型乳化組成物。
  4. (B)HLBが8を超えるショ糖脂肪酸エステルの含有量が0.5質量%以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載の水中油型乳化組成物。
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