JP2014114042A - 蒸気抜き機能を有する包装袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子レンジ加熱によって自動的に起き上がり、蒸気抜き口が開口し、加熱が終了した段階で、立てておくことが可能な、自立性を有する電子レンジ加熱用包装袋を提案する。
【解決手段】表面本体フィルム2と裏面本体フィルム3を含む、複数枚のフィルムからなり、それぞれのシーラント層を内側にして対向させ、周縁をシールしてなり、上部に充填用開口部6を有し、下部に自立構造を有する包装袋であって、裏面本体フィルムは、充填用開口部下において開口部と平行に横幅全幅に亘ってZ字状に折り曲げられて外側上方に突出する折込部5を形成しており、充填用開口部の内面には、易剥離性を有するイージーピールテープ7が充填用開口部の全幅に亘って熱融着されており、充填用開口部は、折込部の先端よりも上に突出していることを特徴とする蒸気抜き機能を有する包装袋である。
【選択図】図1
【解決手段】表面本体フィルム2と裏面本体フィルム3を含む、複数枚のフィルムからなり、それぞれのシーラント層を内側にして対向させ、周縁をシールしてなり、上部に充填用開口部6を有し、下部に自立構造を有する包装袋であって、裏面本体フィルムは、充填用開口部下において開口部と平行に横幅全幅に亘ってZ字状に折り曲げられて外側上方に突出する折込部5を形成しており、充填用開口部の内面には、易剥離性を有するイージーピールテープ7が充填用開口部の全幅に亘って熱融着されており、充填用開口部は、折込部の先端よりも上に突出していることを特徴とする蒸気抜き機能を有する包装袋である。
【選択図】図1
Description
本発明は、食品等を収容する包装袋に関し、特には、電子レンジ等の加熱手段を用いて加熱した時、発生する蒸気の力で包装袋の開口を行う蒸気抜き機能を有する包装袋に関する。
従来、調理済のあるいは半調理済の食品等を耐熱性のプラスチックフィルムからなる包装袋に充填して、食する直前に電子レンジにより加熱して調理する包装食品が提案されている。
しかし、この種の包装食品は、未開封の状態のまま電子レンジで加熱すると、加熱時に食品等から発生する蒸気などの内圧により、包装袋が破裂して内容物が飛散してしまい、電子レンジの内部を汚染してしまう場合があった。
このため、電子レンジで加熱する前に、あらかじめ、包装袋に、例えば、ハサミ等を用いて小さい孔等を開けて、あるいは、袋の一部を切り取って、包装袋内部の内圧の上昇を抑えて包装袋の破裂を防止していた。
しかしながらこの方法では、加熱によって発生する水蒸気は,直ちに包装袋の外部に放出されてしまうため、水蒸気による蒸し調理効果が低減されるとともに包装袋内部の食品の乾燥が進行して、食味の劣化をきたす場合がある。
出願人の出願になる特許文献1に記載の蒸気抜き機能を有する包装袋は、これらの問題を解消するためになされたものであり、未開封の状態のまま電子レンジで加熱しても、発生する蒸気圧によって蒸気抜き口が自動的に上昇し、さらに開いて蒸気が逃げるので、包装袋が破裂したり、内容物が噴出したりすることがないものである。
内容物が充填された包装袋を電子レンジで加熱する場合、上下の加熱ムラを防止しつつ効率的に加熱するためには、包装袋を水平に寝かせて加熱することが望ましい。これは、多くの電子レンジにおいてマイクロウェーブが集中する点が、テーブル面から4〜5mm上がった点に存在するためである。
特許文献1に記載された包装袋を電子レンジで加熱する場合に、包装袋を水平に寝かせて加熱すると、折り込み部が起立することによって蒸気抜き口が上昇するが、加熱が終了した段階で、そのまま放置すると、温度の低下に伴い内圧が減少するにつれて蒸気抜き口が下降し、最悪の場合内容物が漏れ出すという問題がある。
また、加熱が終了した直後に包装袋を立てようとしても、包装袋自体に自立性がないため、立てた状態でテーブルに置くことができないという問題があった。
本発明の解決しようとする課題は、電子レンジによる加熱によって自動的に起き上がり
、さらに蒸気抜き口が開口する包装袋において、加熱が終了した段階で、立てておくことが可能な、自立性を有する電子レンジ加熱用包装袋を提案するものである。
、さらに蒸気抜き口が開口する包装袋において、加熱が終了した段階で、立てておくことが可能な、自立性を有する電子レンジ加熱用包装袋を提案するものである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、表面本体フィルムと裏面本体フィルムを含む、複数枚のシーラント層を有するフィルムからなり、それぞれのシーラント層を内側にして対向させ、周縁をシールしてなり、上部に充填用開口部を有し、下部に自立構造を有する包装袋であって、裏面本体フィルムは、前記充填用開口部下において開口部と平行に横幅全幅に亘ってZ字状に折り曲げられて外側上方に突出する折込部を形成しており、前記充填用開口部の表裏面いずれかの本体フィルムの内面には、易剥離性を有するイージーピールテープが充填用開口部の全幅に亘って熱融着されており、前記充填用開口部は、前記折込部の先端よりも上に突出していることを特徴とする蒸気抜き機能を有する包装袋である。
本発明に係る包装袋は、裏面側の本体フィルムが、充填用開口部下において開口部と平行に横幅全幅に亘ってZ字状に折り曲げられて外側上方に突出する折込部を形成したので、内容物を充填した包装体を裏面側を下にして寝かせた状態で電子レンジで加熱すると、発生する水蒸気圧によって折込部が膨張して足状に突っ張るため、充填用開口部が上方に持ち上げられる。この時、充填用開口部の表裏面いずれかの本体フィルムの内面には、易剥離性を有するイージーピールテープが充填用開口部の全幅に亘って熱融着されているので、発生する水蒸気の熱と圧力によってイージーピールテープが開き、内容物が噴出することなく、水蒸気のみが噴出する。また包装袋の下部に自立構造を有するので、加熱後の包装体を立てて置くことができる。
また、請求項2に記載の発明は、前記自立構造を有する包装袋が、シーラント層を有する表裏面の本体フィルムを、それぞれのシーラント層を内側にして対向させ、この間に、シーラント層を有する底テープをシーラント層が外側になるように2つ折りにして挿入し、ボトムシール部、サイドシール部を形成し、上部に充填用開口部を設けてなるスタンディングパウチ形状の包装袋であることを特徴とする請求項1に記載の蒸気抜き機能を有する包装袋である。
また、請求項3に記載の発明は、前記折込部の長さが、15mm以上100mm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の蒸気抜き機能を有する包装袋である。
また、請求項4に記載の発明は、前記充填用開口部の両側部に、サイドシール部が内側に入り込んだ入り込みシール部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の蒸気抜き機能を有する包装袋である。
また、請求項5に記載の発明は、前記サイドシール部の、前記充填用開口部の下部に、易カット手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の蒸気抜き機能を有する包装袋である。
本発明に係る蒸気抜き機能を有する包装袋は、裏面側の本体フィルムに、充填用開口部下において開口部と平行に横幅全幅に亘ってZ字状に折り曲げられて外側上方に突出する折込部を形成したので、内容物を充填した包装体を裏面側を下にして寝かせた状態で電子レンジで加熱すると、発生する水蒸気圧によって折込部が膨張して足状に突っ張るため、充填用開口部が上方に持ち上げられる。この時、充填用開口部には、易剥離性を有するイージーピールテープが充填用開口部の全幅に亘って熱融着されているので、発生する水蒸気の熱と圧力によってイージーピールテープが開き、内容物が噴出することなく、水蒸気のみが噴出する。このため、包装体が破裂したり、内容物の飛び散りによって電子レンジ内を汚染したりすることがない。
また本発明に係る蒸気抜き機能を有する包装袋は、下部に自立構造を有するので、加熱が終了した包装体を立てて置くことができる。加熱終了直後の包装体は、非常に熱くなっており、取扱いによっては、火傷の恐れがあるが、本発明に係る包装袋を用いた場合、使い勝手において優れており、安全に取り扱うことができる。
請求項2に記載された発明のように、自立構造としてスタンディングパウチの構造を採用した場合、安定した自立性が得られると共に、包装袋の製造に当たっても、特段の困難性がなく、安定した製品が得られる。
請求項3に記載された発明にように、折込部の長さを、15mm以上100mm以下とした場合には、電子レンジで加熱した場合に充填用開口部が確実に上昇して、目的にかなう結果が得られる。
請求項4に記載された発明のように、充填用開口部の両側部に、サイドシール部が内側に入り込んだ入り込みシール部が形成されている場合、加熱が終了した包装体を移動させる時に、この部分を両手で持つことができるので、さらに使い勝手が良くなる。
以下図面を参照しながら、本発明に係る蒸気抜き機能を有する包装袋について詳細に説明する。図1は、本発明に係る蒸気抜き機能を有する包装袋(1)の一実施態様を示した立面模式図である。また、図2は、図1のA−A’断面を示した断面模式図である。
本発明に係る蒸気抜き機能を有する包装袋(1)は、表面本体フィルム(2)と裏面本体フィルム(3)を含む、複数枚のシーラント層を有するフィルムからなり、それぞれのシーラント層を内側にして対向させ、周縁をシールして、サイドシール部(9)、ボトムシール部(8)を形成してなり、上部に充填用開口部(6)を有し、下部に自立構造を有する包装袋である。
裏面本体フィルム(3)は、充填用開口部(6)の下部において充填用開口部(6)と
平行に横幅全幅に亘ってZ字状に折り曲げられて外側上方に突出する折込部(5)を形成している。
平行に横幅全幅に亘ってZ字状に折り曲げられて外側上方に突出する折込部(5)を形成している。
充填用開口部(6)の表裏面いずれかの本体フィルムの内面には、易剥離性を有するイージーピールテープ(7)が充填用開口部(6)の全幅に亘って熱融着されている。この例では、図2に示されたように、イージーピールテープ(7)が充填用開口部(6)の裏面本体フィルムに熱融着されている。
さらに充填用開口部(6)は、折込部(5)の先端よりも上に突出していることを特徴とする。このことにより、充填用開口部(6)から包装袋に内容物を充填した後に、充填用開口部(6)を熱シールしてトップシール部を形成する時に、折込部(5)が邪魔にならない。
図1、2に示した例では、包装袋の自立構造として、表面本体フィルム(2)と裏面本体フィルム(3)を、それぞれのシーラント層を内側にして対向させ、この間に、シーラント層を有する底テープ(4)をシーラント層が外側になるように2つ折りにして挿入し、ボトムシール部(8)、サイドシール部(9)を形成し、上部に充填用開口部(6)を設けてなるスタンディングパウチ形状の包装袋としたものである。
包装袋(1)の自立構造の他の例としては、図6に示したようなガセット袋構造が挙げられる。ガセット袋にもさまざまな構造があるが、図6の例は、裏面本体フィルム(3)と、左右にマチを設けた表面本体フィルム(2)と底面フィルムの3枚のフィルムからなっており、袋の4隅に、自立性を高めるためにサイドシール部(9)を設けている。
図6に示した例で、例えば左右の壁をそれぞれ別のフィルムとしてもよく、包装袋(1)の構造としては、自立構造でさえあれば、どのような構造であっても良いが、図1、2に示したようなスタンディングパウチ構造は、表裏面の本体フィルムと底テープをサイド方向から連続的に供給して能率良く製袋することができるので、本発明に係る蒸気抜き機能を有する包装袋(1)には、最も適した構造と言える。
図3は、図1の包装袋(1)に水を充填して電子レンジで加熱した時の状態を示した斜視図である。また図4は、図3の状態の包装袋(1)を立てて置いた状態を示した斜視図である。
図3に示したように、本発明に係る蒸気抜き機能を有する包装袋(1)に水を充填して裏面本体フィルム(3)の側を下にして寝かせ、電子レンジで加熱すると発生した水蒸気の圧力によって折込部(5)が膨張し、足のように突っ張る結果、包装袋(1)は充填用開口部(6)を上にして起き上がる。
さらに加熱が進むと、内部の水蒸気の圧力と熱によって充填用開口部(トップシール部)のイージーピールテープ(7)が剥離し、トップシール部(6)から水蒸気(12)が噴出する。
このように、水蒸気が噴出する時点では、既にトップシール部が上昇しているので、水蒸気と一緒に内容物が噴出したりすることがなく、安心して加熱調理を行うことができる。
加熱が終了した時点で、包装袋(1)を引き起こし、図4に示したように立てて置くことにより、一連の操作を安全に行うことができる。
包装袋の形状として、一般的なピロー包装袋に比較して、自立構造を有する包装袋の場合、重心が高いため、起き上がり難くなる傾向があるので、折込部(5)の長さが特定の範囲内にあることが望ましいことが分かった。種々実験した結果、折込部(5)の長さ(L)の好ましい範囲は、15mm以上、100mm以下である。
図5は、本発明に係る蒸気抜き機能を有する包装袋(1)の他の実施態様を示した立面模式図である。この例では、充填用開口部(6)の両側部に、サイドシール部(9)が内側に入り込んだ入り込みシール部(10)が形成されている。
このように構成することにより、加熱が終了した包装袋を両手で持つ時に、火傷をすることなく、安全に持つことができる。
サイドシール部(9)の、充填用開口部(6)の下部に、易カット手段(11)を設けることによって、開封が容易になる。易カット手段としては、図1、図5に示したようなV字状のカットでもよいし、U字状やI字状のカットでもよい。また複数の傷からなるものでもよい。
本発明に係る蒸気抜き機能を有する包装袋(1)に用いるフィルムとしては、基材とシーラント層からなる2層フィルムか、この間に中間層を加えた多層フィルムが用いられる。中間層は、落下強度、突き刺し強度やガスバリア性を向上させる必要がある場合に用いられることが多い。
基材フィルムの材質としては、低密度ポリエチレン(LDPE)樹脂、高密度ポリエチレン(HDPE)樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)樹脂、ポリプロピレン(PP)樹脂、ポリオレフィン系エラストマー等のポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂、ポリエチレンナフタレート(PEN)樹脂等のポリエステル系樹脂、セロハン、三酢酸セルロース(TAC)樹脂等のセルロース系樹脂、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)樹脂、エチレン−酢酸ビニル系共重合樹脂(EVA)、アイオノマー樹脂、ポリブテン系樹脂、ポリアクリロニトリル系樹脂、ナイロン−6、ナイロン−66等のポリアミド系樹脂、ポリスチレン(PS)系樹脂、ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)樹脂、ポリカーボネート(PC)樹脂、フッ素系樹脂、ウレタン系樹脂等、通常包装材料として用いられる比較的耐熱性を有する合成樹脂フィルムが使用できる。
基材フィルムには、例えば、帯電防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、滑剤、着色剤などの公知の添加剤を加えることができ、必要に応じて適宜添加される。さらに基材フィルムの表面にコロナ放電処理、アンカーコート処理等の表面改質を行い、後記するシーラント層等との接着性を向上させることもできる。また、必要に応じて、基材フィルムの表面または裏面に印刷層を形成させることができる。
シーラント層の材質としては、ポリオレフィン系樹脂が一般的に使用され、具体的には、低密度ポリエチレン樹脂 、中密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−メタアクリル酸樹脂共重合体などのエチレン系樹脂や、ポリエチレンとポリブテンのブレンド樹脂や、ホモポリプロピレン樹脂、プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体などのポリプロピレン系樹脂等が使用される。
電子レンジ適性等を考慮すると、シーラント層としては、厚さが60〜80μm程度のポリプロピレン樹脂がより好ましく使用できる。
中間層としては、上記の基材フィルムに用いた合成樹脂フィルムの他、ガスバリア層を用いることができる。
ガスバリア層としては、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、エチレンビニルアルコール共重合体フィルム、ガスバリア性ナイロンフィルム、ガスバリア性ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム等のガスバリア性フィルムや、PETフィルム等にアルミニウム等の金属を蒸着した金属蒸着フィルムや、PETフィルムに酸化アルミニウムや酸化珪素等の無機酸化物を蒸着させた無機酸化物蒸着フィルム、あるいは、ポリ塩化ビニリデンコーティング、水溶性樹脂と無機層状化合物を含有する被膜や金属アルコキシドあるいはその加水分解物とイソシアネート化合物を反応させた被膜からなる樹脂層などのガスバリアコーティング層、あるいはアルミニウム箔等の金属箔などを用いることができる。
ガスバリア層を中間層として設けず、基材フィルムに、直接酸化アルミニウムや酸化ケイ素などの無機化合物の薄膜を物理蒸着あるいは化学蒸着などの蒸着法により20〜100nm程度の厚さに設けた無機化合物蒸着プラスチックフィルムを用いることもできる。この場合のプラスチックフィルムとしては、延伸されたポリエチレンテレフタレートフィルムが好ましく使用できる。
基材フィルムとシーラント層、あるいは、基材フィルムと中間層、中間層とシーラント層の貼り合わせは、例えば、二液反応型のポリウレタン樹脂系接着剤を使用したドライラミネート法等の公知のラミネート方法を用いて行うことができる。
イージーピールテープ(7)は、易剥離性、電子レンジ適性に優れたイージーピールフィルム単体が好ましく、より具体的には、東レ合成フィルム株式会社製や東セロ株式会社製の厚さが30〜50μm程度の未延伸ポリプロピレン樹脂系のイージーピールフィルムが好ましく使用できる。
本発明に係る蒸気抜き機能を有する包装袋(1)は、開封操作を行うことなく、直接電子レンジで加熱調理することができるので、冷凍食品用の包装袋として有効に使用できる。また、冷凍食品の場合、往々にして変形した状態で凍っており自立性がない場合もあるが、そのような場合であっても、本発明に係る包装袋は、安全に対応することができる。
1・・・蒸気抜き機能を有する包装袋
2・・・表面本体フィルム
3・・・裏面本体フィルム
4・・・底テープ
5・・・折込部
6・・・充填用開口部(トップシール部)
7・・・イージーピールテープ
8・・・ボトムシール部
9・・・サイドシール部
10・・・入り込みシール部
11・・・易カット手段
12・・・水蒸気
L・・・折込部の長さ
2・・・表面本体フィルム
3・・・裏面本体フィルム
4・・・底テープ
5・・・折込部
6・・・充填用開口部(トップシール部)
7・・・イージーピールテープ
8・・・ボトムシール部
9・・・サイドシール部
10・・・入り込みシール部
11・・・易カット手段
12・・・水蒸気
L・・・折込部の長さ
Claims (5)
- 表面本体フィルムと裏面本体フィルムを含む、複数枚のシーラント層を有するフィルムからなり、それぞれのシーラント層を内側にして対向させ、周縁をシールして、サイドシール部、ボトムシール部を形成してなり、上部に充填用開口部を有し、下部に自立構造を有する包装袋であって、
裏面本体フィルムは、前記充填用開口部下において開口部と平行に横幅全幅に亘ってZ字状に折り曲げられて外側上方に突出する折込部を形成しており、
前記充填用開口部の表裏面いずれかの本体フィルムの内面には、易剥離性を有するイージーピールテープが充填用開口部の全幅に亘って熱融着されており、
前記充填用開口部は、前記折込部の先端よりも上に突出していることを特徴とする蒸気抜き機能を有する包装袋。 - 前記自立構造を有する包装袋は、シーラント層を有する表裏面の本体フィルムを、それぞれのシーラント層を内側にして対向させ、この間に、シーラント層を有する底テープをシーラント層が外側になるように2つ折りにして挿入し、ボトムシール部、サイドシール部を形成し、上部に充填用開口部を設けてなるスタンディングパウチ形状の包装袋であることを特徴とする請求項1に記載の蒸気抜き機能を有する包装袋。
- 前記折込部の長さは、15mm以上100mm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の蒸気抜き機能を有する包装袋。
- 前記充填用開口部の両側部に、サイドシール部が内側に入り込んだ入り込みシール部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の蒸気抜き機能を有する包装袋。
- 前記サイドシール部の、前記充填用開口部の下部に、易カット手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の蒸気抜き機能を有する包装袋。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012269167A JP2014114042A (ja) | 2012-12-10 | 2012-12-10 | 蒸気抜き機能を有する包装袋 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021013844A (ja) * | 2020-11-16 | 2021-02-12 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
2012
- 2012-12-10 JP JP2012269167A patent/JP2014114042A/ja active Pending
Cited By (1)
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JP2021013844A (ja) * | 2020-11-16 | 2021-02-12 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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