JP2014113854A - タイヤバルブユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】リムへの装着時に胴体部とセンサユニットとの接触を防止できるとともに重心をリムに近付けた状態に装着することができるタイヤバルブユニットを提供すること。
【解決手段】タイヤバルブユニット10は、タイヤバルブ20と、センサユニット30を一体化してなる。タイヤバルブ20は、バルブステム21、及びゴム製の胴体部22を備えるとともに、胴体部22の外周面に、リム11の装着孔11aに装着される装着溝24を有する。また、タイヤバルブ20は、胴体部22からの突出部27の外周面に、バルブステム21の軸方向に沿って複数の係合部28を有する。センサユニット30は、突出部27の挿通部44を備えるとともに、挿通部44に、複数の係合部28のうちの一つに係合する弾性変形可能な係合爪50を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両用ホイールに装着されるタイヤバルブと、車両用ホイールに装着されたタイヤ内に配置されるとともに、タイヤ内の状態を検出するセンサユニットと、を一体化してなるタイヤバルブユニットに関する。
従来から、車両用タイヤにおける空気圧等のタイヤ内の状態を車室内で監視するタイヤ状態監視装置が知られている。このタイヤ状態監視装置に用いられるタイヤバルブユニットは、タイヤバルブと、センサユニットとが一体化されてなる(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示のバルブ装置は、バルブボディ(タイヤバルブ)と、ハウジング(センサユニット)とが保持手段によって結合され、一体化されている。保持手段は、ロック状態において、バルブボディをハウジングに対して固定する。一方、保持手段のロック解除状態においては、バルブボディは、ハウジングに対して相対移動可能になり、ハウジングから分離される。
また、タイヤバルブユニットにおいて、タイヤバルブは、金属製のバルブステムと、このバルブステムの外周面に一体化されたゴム製の胴体部を備えるとともに、胴体部の外周面には装着溝が周方向の全周に亘って形成されている。そして、タイヤバルブユニットは、車両用ホイールの内側からタイヤバルブを、車両用ホイールのリムに形成された装着孔に挿入するとともに、車両用ホイールの外側から治具でタイヤバルブを引張り、装着溝をリムの装着孔の内周面に係合させることで、車両用ホイールのリムに装着されている。
特表2012−512093号公報
ところで、車輪が回転すると、タイヤバルブユニットは遠心力を受ける。このとき、タイヤバルブユニットにおいては、センサユニットの重量が大きく、センサユニット近くに重心が位置する。このため、遠心力を受けたタイヤバルブユニットでは、重心がリムから離れる程、遠心力が大きくなり、タイヤバルブが屈曲してしまう虞がある。よって、タイヤバルブユニットにおいては、その重心を車両用ホイールのリムに近づけることが好ましく、センサユニットを可能な限り胴体部に近づけることが好ましい。しかし、タイヤバルブユニットをリムに装着する際、タイヤバルブを車両用ホイールの外側から引張ると、装着孔を通過せずに車両用ホイールの内側に残る胴体部が伸びてしまう。すると、伸びた胴体部がセンサユニットに接触してセンサユニットが損傷を受けてしまう虞がある。
本発明は、リムへの装着時に胴体部とセンサユニットとの接触を防止できるとともに重心をリムに近付けた状態に装着することができるタイヤバルブユニットを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載のタイヤバルブユニットは、車両用ホイールのリムに装着されるタイヤバルブと、前記車両用ホイールに装着されたタイヤ内に配置されるとともに、前記タイヤ内の状態を検出するセンサユニットと、を一体化してなるタイヤバルブユニットであって、前記タイヤバルブは、バルブステム、及び該バルブステムの外周面に装着されたゴム製の胴体部を備え、前記胴体部の外周面に、前記リムに形成された装着孔に装着される装着溝を有するとともに、前記胴体部からの前記バルブステムの突出部の外周面に、該バルブステムの軸方向に沿って複数の係合部を有し、前記センサユニットは、前記突出部の挿通部を備えるとともに、該挿通部に、前記複数の係合部のうちの一つに係合する弾性変形可能な係合爪を備えることを要旨とする。
これによれば、係合爪を係合させる係合部の位置によって、挿通部での突出部の位置が変わり、センサユニットとタイヤバルブとが一体化されたときのセンサユニットと胴体部との距離を変更することができる。そして、突出部の最も先端側に位置し、胴体部から最も離れた係合部と、センサユニットの係合爪とを係合させると、センサユニットを胴体部から最も離した状態で、タイヤバルブとセンサユニットを一体化できる。このため、タイヤバルブユニットをリムに装着する際、胴体部が伸びてもセンサユニットに接触することが防止され、センサユニットが損傷を受けることを防止できる。
胴体部の装着溝がリムの装着孔に装着された後は、突出部の最も基端側に位置し、胴体部に最も近い係合部と、センサユニットの係合爪とを係合させると、センサユニットを胴体部、すなわちリムに最も近づけた状態で、タイヤバルブとセンサユニットを一体化できる。このため、タイヤバルブユニットの中で最も重量のあるセンサユニットがリムに近付き、タイヤバルブユニットの重心をリムに近づけることができる。その結果、タイヤバルブユニットが遠心力を受けても、タイヤバルブが屈曲することを防止できる。
また、前記係合部は、前記突出部の周方向の一部に形成され、前記突出部において、前記係合部を挟む両側面は、前記挿通部において、前記突出部を挟んだ内面に面接触してもよい。
これによれば、タイヤバルブユニットがタイヤの回転方向への力を受けても、突出部の両側面が、挿通部の内面に面接触して、タイヤバルブユニットが車両用ホイールの周方向へ移動したり、タイヤバルブが周方向へ回転することを防止できる。
本発明によれば、リムへの装着時に胴体部とセンサユニットとの接触を防止できるとともに重心をリムに近付けた状態に装着することができる。
実施形態のタイヤバルブユニットのリムへの装着状態を示す斜視図。 実施形態のタイヤバルブユニットを示す斜視図。 タイヤバルブユニットを示す分解斜視図。 センサユニットにおける挿通部を示す分解斜視図。 (a)はセンサユニットを胴体部から最も離した位置で一体化した状態を示す部分断面側面図、(b)はセンサユニットを胴体部に最も近づけた位置で一体化した状態を示す部分断面側面図。 突出部の別例を示す部分斜視図。 突出部の別例を示す部分斜視図。 突出部の別例を示す部分斜視図。
以下、タイヤバルブユニットを具体化した一実施形態を図1〜図5にしたがって説明する。
図1、図2及び図5(b)に示すように、タイヤバルブユニット10は、車両用ホイールHのリム11に装着されるタイヤバルブ20と、このタイヤバルブ20に一体化されるとともに、車両用ホイールHに装着されたタイヤ12内に配置されるセンサユニット30とから構成されている。
図3に示すように、タイヤバルブ20は、金属材料により筒状に形成されるバルブステム21の外周面にゴム製の胴体部22が装着されて形成されている。また、バルブステム21内には導入路(図示せず)が形成されている。タイヤバルブ20において、胴体部22のセンサユニット30側(基端側)の外周面には装着溝24が胴体部22の全周に亘って凹設されている。バルブステム21の先端側にはバルブ機構(図示せず)が内蔵されるとともに、バルブステム21の先端にはキャップ26が装着されている。
図5(b)に示すように、タイヤバルブ20は、装着溝24が、リム11における装着孔11aの内周面に密接した状態で装着孔11aに嵌合されることでリム11に装着されている。したがって、本実施形態のタイヤバルブ20は、スナップインタイプのバルブである。
図3に示すように、タイヤバルブ20において、バルブステム21の基端側は、胴体部22より突出するとともに、この突出部27の先端側外周面には、複数の係合部28が突出部27の軸方向に連設されている。
図3及び図5(a)に示すように、各係合部28は、突出部27の軸方向に沿った胴体部22側に係合面28aを備えるとともに、突出部27の先端側に傾斜面28bを備える。各係合面28aは、突出部27の径方向に沿って延び、各傾斜面28bは、突出部27の基端から先端に向かうに従い下り傾斜している。
次に、センサユニット30について説明する。図4に示すように、センサユニット30のケース31は、樹脂材料により形成されるとともに、ケース31内には検出部が収容されている。そして、検出部は、種々の電子部品やバッテリ、アンテナ等から構成され、リム11に装着されるタイヤ12内の状態(内部空気圧等)を検出する機能や、検出したタイヤ12の状態を車室内に設けられる受信機ユニット(図示略)に送信する送信機能等を備えている。したがって、タイヤバルブユニット10が備えるセンサユニット30と、受信機ユニットと、から車両に設けられた複数の車輪2のタイヤ12の状態を監視するタイヤ状態監視装置が構成されている。
ケース31の上面には、一対の壁部41が間隔を空けて立設されるとともに、両壁部41の間には連結片42が架設されている。連結片42には貫通孔42aが厚み方向に形成されている。また、ケース31において、一対の壁部41に挟まれる位置にはガイド面43が形成されている。ガイド面43は、その他のケース31上面よりも凹んだ位置に設けられるとともに、ケース31の奥に向かうに従いケース31上面に向けて上り傾斜している。
図5(b)に示すように、ケース31は、一対の壁部41と、連結片42と、ガイド面43を含む挿通部44を備え、ガイド面43は挿通部44の入口から奥に向かって徐々に上り傾斜している。挿通部44には、タイヤバルブ20の突出部27が挿通されている。突出部27は、ガイド面43によって先端がケース31の上面側に向かう状態にガイドされた状態で挿通されている。
挿通部44において、連結片42には係合爪50が取着されている。図4に示すように、樹脂製の係合爪50は、側面視コ字状である。係合爪50は、連結片42に支持される矩形板状の支持片51を備えるとともに、この支持片51の側辺のうち長手方向に延びる一側辺から延びる連結部52を備える。さらに、係合爪50は、連結部52の側辺のうち長手方向に延び、かつ支持片51に対向する矩形板状の爪片53を備える。爪片53は、連結部52から離れるに従い徐々に厚みが厚くなる。爪片53は弾性変形可能であり、連結部52側を支点として傾動可能になっている。
図5(b)の拡大図に示すように、係合爪50において、支持片51及び爪片53の対向する位置には、貫通孔51a,53aがそれぞれ厚み方向に形成されている。そして、係合爪50は、支持片51を挿通部44の連結片42に支持され、支持片51の貫通孔51a、連結片42の貫通孔42a、及び爪片53の貫通孔53aには連結部材55が挿通されている。連結部材55は、連結片42に固定され、係合爪50は連結片42に固定されている。係合爪50において、爪片53は、ケース31の前端面側から奥に向かうに従い、徐々に厚みが厚くなり、挿通部44のガイド面43に向けて下り傾斜している。また、係合爪50は、爪片53と連結片42との対向面の間に若干の隙間を有する状態で連結片42に取着され、隙間の範囲内で爪片53は弾性変形可能になっている。
突出部27の外周面のうち、係合部28を挟む両側面は、それぞれ対向する壁部41の内面に接触している。また、突出部27の複数の係合部28のうち、1つの係合部28の係合面28aに、係合爪50の爪片53が係合し、突出部27は挿通部44から抜け止めされている。
次に、タイヤバルブユニット10の作用を、タイヤバルブユニット10を車両用ホイールHに装着する方法と共に説明する。
まず、タイヤバルブ20とセンサユニット30を一体化する。図5(a)に示すように、タイヤバルブ20の突出部27をセンサユニット30の挿通部44に挿通し、ガイド面43によって突出部27をケース31上面に向かう方向へガイドさせる。すると、係合爪50の爪片53に、複数の係合部28のうち最も先端側の係合部28の係合面28aに爪片53が係合し、突出部27の挿通部44からの抜け出しが防止される。その結果、タイヤバルブ20とセンサユニット30が一体化され、タイヤバルブユニット10が形成される。このタイヤバルブユニット10において、突出部27の最も先端側の係合部28に係合爪50が係合しているため、センサユニット30はタイヤバルブ20の胴体部22から最も離れている。
次に、車両用ホイールHの内側から装着孔11aにタイヤバルブ20を先端側から挿入する。そして、車両用ホイールHの外側に突出したタイヤバルブ20の先端を図示しない治具で引張る。すると、胴体部22が弾性変形しながら装着孔11aを通過していき、タイヤバルブ20が徐々に車両用ホイールHの外側へ引き出される。
このとき、胴体部22のうち、車両用ホイールHの内側に残る部位は、タイヤバルブ20が車両用ホイールHの外側に引張られるのに合わせて伸びていき、センサユニット30に近付く。しかし、センサユニット30は、胴体部22から最も離れた位置にあるため、伸びた胴体部22がセンサユニット30に接触することが防止される。そして、胴体部22の装着溝24が装着孔11aの内周面に装着されると、タイヤバルブユニット10が車両用ホイールHに装着される。
次に、図5(b)に示すように、センサユニット30を胴体部22に向けて押し込む。すると、爪片53が係合していた係合部28の隣りの係合部28の傾斜面28bによって、係合爪50の爪片53が押し上げられる。その結果、爪片53は、連結片42に近付く方向へ弾性変形する。
そして、複数の係合部28のうち最も胴体部22に近い係合部28の係合面28aに爪片53が係合すると、センサユニット30の押し込みを止める。その結果、センサユニット30は胴体部22及びリム11に最も近い位置でタイヤバルブ20と一体化される。よって、タイヤバルブユニット10における重心は、車両用ホイールHのリム11に最も近付く。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)タイヤバルブ20の突出部27に複数の係合部28を設けるとともに、センサユニット30に、複数の係合部28のうちの1つに係合可能な爪片53を設けた。そして、タイヤバルブ20をリム11に装着するときは、複数の係合部28のうちセンサユニット30から最も離れた係合部28に係合爪50の爪片53を係合させるようにした。このため、タイヤバルブ20が車両用ホイールHの外側に向けて引張られ、胴体部22がセンサユニット30に向けて伸びてもセンサユニット30に接触することを防止できる。よって、タイヤバルブユニット10をリム11に装着するときにセンサユニット30が損傷を受けることを防止することができる。
(2)胴体部22の装着溝24に装着孔11aの内周面が係合し、タイヤバルブ20がリム11に装着された後に、センサユニット30を胴体部22に向けて移動させた。そして、複数の係合部28のうち胴体部22に最も近い係合部28に係合爪50の爪片53を係合させるようにした。このため、センサユニット30は、胴体部22に最も近付いた状態でタイヤバルブ20と一体化され、タイヤバルブユニット10の重心をリム11に最も近づけることができる。よって、タイヤバルブユニット10が車輪2の回転によって発生する遠心力を受けても、重心がリム11に近いことからタイヤバルブ20が屈曲することを防止できる。
(3)挿通部44は、一対の壁部41を備え、挿通部44に突出部27が挿通された状態では、突出部27の外周面のうち係合部28を挟む両側面が、各壁部41の内面に接触している。このため、タイヤバルブユニット10が車輪2の回転によって遠心力を受けても、壁部41の内面に突出部27が接触して、タイヤバルブユニット10が車両用ホイールHの周方向に移動することを防止できるとともに、タイヤバルブ20の周方向へ回転することも防止できる。
(4)挿通部44は、ガイド面43を備える。このため、挿通部44に突出部27が挿通されると、ガイド面43によって突出部27を係合爪50に近づけることができ、係合爪50の爪片53と、係合部28の係合面28aとを確実に係合させることができる。
(5)センサユニット30の挿通部44において、係合爪50は弾性変形可能であり、タイヤバルブ20の突出部27において、各係合部28は傾斜面28bを備える。そして、センサユニット30を胴体部22に近づけるためにセンサユニット30を押し込むと、係合部28の傾斜面28bによって係合爪50の爪片53を徐々に弾性変形させ、係合部28と係合爪50との係合を解除できる。したがって、センサユニット30を移動させるために、別のロック部材を外したりする必要がなく、タイヤバルブユニット10をリム11に装着する作業を簡単に行うことができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図6に示すように、突出部27の外周面のうち、係合部28を挟む両側に平坦面状の当接面27aを設けてもよい。このように構成すると、挿通部44に突出部27を挿通すると、両当接面27aが対向する壁部41の内面に面接触する。このため、タイヤバルブユニット10が車輪2の回転方向への力を受けても、当接面27aと壁部41内面との面接触により、タイヤバルブ20が車両用ホイールHの周方向へ移動したり、タイヤバルブ20が周方向へ回転することを防止できる。
○ 図7に示すように、係合部28は突出部27の周方向の全周に亘って設けられていてもよい。
○ 図8に示すように、突出部27において、係合部28を突出部27の外周面よりも厚み方向に凹んだ位置に形成するとともに、係合部28を挟む位置から係止部27cを立設してもよい。この場合、対向する係止部27c間の距離を、係合爪50の長手方向への長さより若干長くする。そして、突出部27を挿通部44に挿通すると、係止部27cの内側に係合爪50が入り込む状態で、爪片53が係合部28に係合する。また、各係止部27cは、係合爪50の長手方向の両端と、壁部41の内面との間の隙間に入り込む。
このように構成すると、タイヤバルブユニット10が車輪2の回転方向への力を受けても、係止部27cと係合爪50との当接により、タイヤバルブ20が車両用ホイールHの周方向へ移動したり、タイヤバルブ20が周方向へ回転することを防止できる。
○ 挿通部44において、係合爪50は連結片42に一体成形されていてもよい。
○ 係合爪50は樹脂製ではなく、弾性変形可能であれば金属製であってもよい。
○ 係合爪は実施形態のものでなくてもよく、バネ等の弾性部材によって連結片42から離れる方向に付勢された爪体としてもよい。そして、突出部27が挿通部44に挿通されると、バネ等の弾性部材が圧縮されて爪体を係合部28に係合させたり、係合部28に対する係合を解除させるようにしてもよい。
○ 実施形態では、タイヤバルブユニット10をリム11に装着するときは、複数の係合部28のうち突出部27の最も先端に位置する係合部28に係合爪50を係合させたが、これに限らない。タイヤバルブユニット10をリム11に装着するとき、伸びた胴体部22がセンサユニット30に接触しないのであれば、係合爪50が係合する係合部28を変えてもよい。また、係合部28の数を増やしても良い。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について追記する。
(イ)前記挿通部は、前記センサユニットから立設された一対の壁部と、該壁部に架設された連結片と、該連結片に取着された係合爪とを備えるタイヤバルブユニット。
(ロ)前記挿通部は、前記突出部の入口から奥に向かうに従い前記係合爪に近付く状態で上り傾斜するガイド面を備えるタイヤバルブユニット。
(ハ)車両に設けられた複数の車輪のタイヤの状態を監視するために、前記車輪の前記タイヤ内に設けられるタイヤバルブユニット、及び前記車両の車体に設置される受信機ユニットを備えるタイヤ状態監視装置であって、前記タイヤバルブユニットは請求項1又は請求項2に記載のタイヤバルブユニットであるタイヤ状態監視装置。
H…車両用ホイール、10…タイヤバルブユニット、11…リム、11a…装着孔、12…タイヤ、20…タイヤバルブ、21…バルブステム、22…胴体部、24…装着溝、27…突出部、28…係合部、30…センサユニット、44…挿通部、50…係合爪。

Claims (2)

  1. 車両用ホイールのリムに装着されるタイヤバルブと、
    前記車両用ホイールに装着されたタイヤ内に配置されるとともに、前記タイヤ内の状態を検出するセンサユニットと、を一体化してなるタイヤバルブユニットであって、
    前記タイヤバルブは、バルブステム、及び該バルブステムの外周面に装着されたゴム製の胴体部を備え、
    前記胴体部の外周面に、前記リムに形成された装着孔に装着される装着溝を有するとともに、
    前記胴体部からの前記バルブステムの突出部の外周面に、該バルブステムの軸方向に沿って複数の係合部を有し、
    前記センサユニットは、前記突出部が挿通される挿通部を備えるとともに、該挿通部に、前記複数の係合部のうちの一つに係合する弾性変形可能な係合爪を備えることを特徴とするタイヤバルブユニット。
  2. 前記係合部は、前記突出部の周方向の一部に形成され、前記突出部において、前記係合部を挟む両側面は、前記挿通部において、前記突出部を挟んだ内面に面接触する請求項1に記載のタイヤバルブユニット。
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