JP2014113649A - ロボットの教示方法、搬送方法、および搬送システム - Google Patents

ロボットの教示方法、搬送方法、および搬送システム Download PDF

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Abstract

【課題】 教示作業を容易に行うことができるロボットの教示方法を提供すること。
【解決手段】 各々がワークを載置する第1載置部および第2載置部を少なくとも含むワーク収容機構3と、ワークを保持する保持部15を含むロボット1と、を用い、第1載置部に対する保持部15の状態が所定状態であることを示す所定状態画像を記憶部64に記憶する工程と、記憶部64に記憶された所定状態画像と、画像撮像部61によって撮像されている画像とが一致したときに、第2載置部に対する保持部15の状態が所定状態であると算出指示部65が判断し、算出指示信号Scを生成する工程と、ワーク収容機構3に対する保持部15の教示位置を算出する工程と、を備え、教示位置を算出する工程においては、算出指示信号Scが生成された時点における保持部15の位置を、教示位置として算出する。このような構成によると、第2載置部373Bに対する教示作業を、作業者が手動で行う必要がない。これにより、ロボット1の教示作業を容易に行うことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ロボットの教示方法、搬送方法、および搬送システムに関する。
従来から、ウエハを搬送するためのロボットが知られている(たとえば特許文献1参照)。同文献では、ロボットは、複数のチャンバ(ロードロックチャンバあるいはプロセスチャンバ)に取り囲まれている。ロボットは、ウエハを載置するためのハンドを備えている。ロボットは、ハンドにウエハを載置することにより、各チャンバ内部の所望の箇所にウエハを搬送する。
一般に、このようなロボットを用いる際、ロボットの動作を教示する教示作業が必要である。同文献に記載のロボットを用いる場合には、各チャンバに対するロボットの教示作業を全て作業者が手動で行っている。各チャンバに対するロボットの教示作業にはそれぞれ非常に手間を要する。よって、従来の教示作業では非効率であるという問題があった。
特開2012−40630号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、教示作業を容易に行うことができるロボットの教示方法を提供することをその主たる課題とする。
本発明の第1の側面によると、各々がワークを載置する第1載置部および第2載置部を少なくとも含むワーク収容機構と、ワークを保持する保持部を含むロボットと、を用い、前記第1載置部に対する前記保持部の状態が所定状態であることを示す所定状態画像を記憶部に記憶する工程と、前記記憶部に記憶された前記所定状態画像と、画像撮像部によって撮像されている画像とが一致したときに、前記第2載置部に対する前記保持部の状態が前記所定状態であると算出指示部が判断し、算出指示信号を生成する工程と、前記ワーク収容機構に対する前記保持部の教示位置を算出する工程と、を備え、前記教示位置を算出する工程においては、前記算出指示信号が生成された時点における前記保持部の位置を、前記教示位置として算出する、ロボットの教示方法が提供される。
好ましくは、第1ターゲットおよび第2ターゲットを用意する工程と、前記第1載置部に対する前記保持部の状態を示す画像として、前記第1ターゲットの画像を前記画像撮像部が撮像する工程と、前記第2載置部に対する前記保持部の状態を示す画像として、前記第2ターゲットの画像を前記画像撮像部が撮像する工程と、を更に備え、前記第1載置部に対する前記第1ターゲットの位置および姿勢と、前記第2載置部に対する前記第2ターゲットの位置および姿勢とは、互いに同一である。
好ましくは、前記画像撮像部が前記第1ターゲットを撮像している状態から、前記画像撮像部が前記第2ターゲットを撮像している状態へと、前記ワーク収容機構に対して前記保持部を自動で移動させる工程を更に備え、前記保持部を自動で移動させる工程は、前記画像撮像部が前記第2ターゲットを検出したときに、終了する。
好ましくは、前記算出指示信号を生成する工程の前に、前記記憶部に記憶された前記所定状態画像と、前記画像撮像部によって撮像されている画像とが一致するように、前記ワーク収容機構に対して前記保持部を動作させる工程を更に備える。
好ましくは、前記ロボットから見た場合の前記第1ターゲットの外観は、前記ロボットから見た場合の前記第2ターゲットの外観と互いに同一である。
好ましくは、前記第1ターゲットおよび前記第2ターゲットにはそれぞれ、鉛直方向に沿って配列され且つ互いに形状の異なる複数のマークが形成されている。
本発明の第2の側面によると、本発明の第1の側面によって提供される教示方法を行った後に、複数のワークを自動で搬送する搬送方法であって、前記記憶部に記憶された前記所定状態画像と、前記画像撮像部によって撮像されている画像とが一致するように、前記ワーク収容機構に対して前記保持部を動作させる工程を備える、搬送方法が提供される。
本発明の第3の側面によると、各々がワークを載置する第1載置部および第2載置部を少なくとも含むワーク収容機構と、ワークを保持する保持部を含むロボットと、を用いてロボットの教示方法を行うための搬送システムであって、前記第1載置部に対する前記保持部の状態を示す画像、および、前記第2載置部に対する前記保持部の状態を示す画像を撮像する画像撮像部と、前記第1載置部に対する前記保持部の状態が所定状態であることを示す所定状態画像を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記所定状態画像と、前記画像撮像部によって撮像されている画像とが一致したときに、前記第2載置部に対する前記保持部の状態が前記所定状態であると判断し、算出指示信号を生成する算出指示部と、前記ワーク収容機構に対する前記保持部の教示位置を算出する教示位置算出部と、を備え、前記教示位置算出部は、前記算出指示信号が生成された時点における前記保持部の位置を、前記教示位置として算出する、搬送システムが提供される。
このような構成によると、第2載置部に対する教示作業を、作業者が手動で行う必要がない。これにより、ロボットの教示作業を容易に行うことができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の実施形態にかかる搬送システムの全体構成を示す図である。 図1に示した搬送システムにおけるロボットおよびワーク格納装置を横から見た状態を模式的に示す図である。 図1に示した搬送システムにおけるロボットおよびワーク格納装置を模式的に示す平面図である。 ロボットから見た場合のワーク格納装置を示す図である。 ロボットから見た場合のワーク格納装置を示す図である。 画像撮像部によって撮像される画像の一例を示す図である。 (a)は、保持部が第1状態である場合のロボットおよびワーク格納装置を模式的に示す図であり、(b)は、保持部が第1状態である場合のロボットおよびワーク格納装置を模式的に示す平面図であり、(c)は、保持部が第1状態である場合に画像撮像部が撮像する画像を示す図である。 (a)、(b)は、保持部が第1状態から第2状態に移動する間において、画像撮像部が撮像する画像を示す図である。 (a)は、保持部が第2状態である場合のロボットおよびワーク格納装置を模式的に示す図であり、(b)は、保持部が第2状態である場合のロボットおよびワーク格納装置を模式的に示す平面図であり、(c)は、保持部が第2状態である場合に画像撮像部が撮像する画像を示す図である。 (a)、(b)は、保持部が第2状態から第3状態に移動する間において、画像撮像部が撮像する画像を示す図である。 (a)は、保持部が第3状態である場合のロボットおよびワーク格納装置を模式的に示す図であり、(b)は、保持部が第3状態である場合のロボットおよびワーク格納装置を模式的に示す平面図であり、(c)は、保持部が第3状態である場合に画像撮像部が撮像する画像を示す図である。 (a)、(b)は、保持部が第3状態から第4状態に移動する間において、画像撮像部が撮像する画像を示す図である。 (a)は、保持部が第4状態である場合のロボットおよびワーク格納装置を模式的に示す図であり、(b)は、保持部が第4状態である場合のロボットおよびワーク格納装置を模式的に示す平面図であり、(c)は、保持部が第4状態である場合に画像撮像部が撮像する画像を示す図である。 (a)は、保持部が第1状態である場合のロボットおよびワーク格納装置を模式的に示す図であり、(b)は、保持部が第1状態である場合のロボットおよびワーク格納装置を模式的に示す平面図であり、(c)は、保持部が第1状態である場合に画像撮像部が撮像する画像を示す図である。 (a)は、保持部が第2状態である場合のロボットおよびワーク格納装置を模式的に示す図であり、(b)は、保持部が第2状態である場合のロボットおよびワーク格納装置を模式的に示す平面図であり、(c)は、保持部が第2状態である場合に画像撮像部が撮像する画像を示す図である。
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる搬送システムの全体構成を示す図である。
同図に示す搬送システム800は、ロボット1(図1では一部構成省略)と、ワーク収容機構3と、複数のターゲット5(図2、図3参照)と、画像撮像部61と、教示位置算出部62と、画像記憶指示部63と、記憶部64と、算出指示部65と、動作制御部67と、を備える。
図2、図3に示すように、ロボット1は、ワーク89を搬送するための搬送ロボットである。ワーク89は、板状であり、たとえば、ガラスパネル、あるいは、液晶FPD用基板である。ロボット1は、基部11と、移動機構13と、保持部15と、を含む。
基部11は、ロボット1における土台となる部位である。基部11は、たとえば床面に固定されている。移動機構13は基部11および保持部15に固定されている。移動機構13は、基部11に対し保持部15を移動させるための機構である。移動機構13によって保持部15が移動させられることにより、保持部15はワーク収容機構3に対して移動する。移動機構13は、複数のアームおよび回転機構(詳細な説明は省略)等を有する。本実施形態においては、移動機構13は、基部11に対し保持部15を水平方向に進退移動させる。また、移動機構13は基部11に対し昇降可能である。移動機構13が基部11に対し昇降することにより、移動機構13は、基部11に対し保持部15を上下方向に移動させる。また、移動機構13は、平面視において基部11に対し回転可能である。移動機構13が基部11に対し回転することにより、移動機構13は、基部11に対し保持部15を平面視において基部11の周りに回動させる。
保持部15は、ワーク89を保持するためのものである。保持部15はワーク収容機構3に対して移動する。ワーク89を保持した状態で保持部15が移動することにより、ワーク89は所望の位置まで搬送される。本実施形態においては、保持部15はワーク89を載置することにより、ワーク89を搬送する。本実施形態とは異なり、保持部15はワーク89を載置するものには限定されない。たとえば、保持部15は、ワーク89をワーク89の上面から吸着することにより、ワーク89を保持するものであってもよい。
本実施形態においては、保持部15は、ホルダ151および2つのエンドエフェクタ153を有する。ホルダ151は、移動機構13に固定されている。本実施形態においてホルダ151は台形の板状であるが、ホルダ151の具体的形状はこれに限定されない。各エンドエフェクタ153は、一方向に沿って延びる細板状である。各エンドエフェクタ153はホルダ151に固定されている。2つのエンドエフェクタ153は、ワーク89を載置することにより、ワーク89を搬送する。
図1に示すワーク収容機構3は、ワーク89を収容するための機構である。本実施形態において、ワーク収容機構3は、複数のワーク格納装置31〜36と、輪状部材39と、を含む。
複数のワーク格納装置31〜36はそれぞれ、ワーク89を格納するためのものである。本実施形態においては、複数のワーク格納装置31〜36はそれぞれ、チャンバである。より具体的には、ワーク格納装置31〜34はそれぞれ、プロセスチャンバである。プロセスチャンバは、その内部にて、ワーク89に対しCVD(Chemical Vapor Deposition)やエッチング等の処理を行う。ワーク格納装置35,36はそれぞれ、ロードロックチャンバである。ロードロックチャンバは、プロセスチャンバ内を真空に保持し大気に開放しないことを目的に、プロセスチャンバへの処理前、処理後のワーク89の出し入れを行うために設置される真空チャンバである。
図4は、ロボット1から見た場合のワーク格納装置31を示す図である。ワーク格納装置31には、ワーク89を格納するための格納空間が形成されている。図2〜図4に示すように、ワーク格納装置31は、支持板371および載置部373を含む。支持板371および載置部373は、ワーク格納装置31に形成された、ワーク89を格納するための上記格納空間に配置されている。支持板371は、ワーク格納装置31の上記格納空間を規定する底面に固定されている。載置部373は、ワーク89を載置するための部位である。ワーク格納装置31がプロセスチャンバである本実施形態においては、載置部373にワーク89が載置された状態で、ワーク89に対しCVD(Chemical Vapor Deposition)やエッチング等の処理が行われる。本実施形態においては、載置部373は複数の棒状の部材よりなる。載置部373を構成する複数の棒状の部材はそれぞれ、支持板371から起立している。載置部373を構成する複数の棒状の部材の上端に、ワーク89が載置される。
本実施形態とは異なり、載置部373は複数の棒状の部材によって構成されてなくてもよい。たとえば、載置部373は、1枚の板状の部材であってもよい。
ワーク格納装置32〜36の基本的な構成は、ワーク格納装置31と同様である。すなわち、ワーク格納装置32〜36にはそれぞれ、ワーク格納装置31と同様に、ワーク89を格納するための格納空間が形成されている。また、ワーク格納装置32〜36はそれぞれ、支持板371および載置部373を含む。ワーク格納装置32〜36の支持板371および載置部373等の説明は、ワーク格納装置31と同様であるから省略する。なお、本実施形態においては、ロードロックチャンバたるワーク格納装置35,36は、ワーク89を搬入する長方形状の追加の開口が形成されている点が、プロセスチャンバたるワーク格納装置31とは異なるが、ワーク89を格納する点はワーク格納装置31と同様である。
輪状部材39は、平面視において輪状になっている部材である。輪状部材39の周囲には、複数のワーク格納装置31〜36が、輪状部材39の周方向に沿って配置されている。輪状部材39には、複数のワーク格納装置31〜36がそれぞれ固定されている。輪状部材39には複数の開口391が形成されている。複数の開口391は、それぞれ、複数のワーク格納装置31〜36における上記格納空間に連通している。
図1に示すように、輪状部材39には、カバー体891が固定される。搬送システム800が使用される際、カバー体891および輪状部材39に囲まれた空間は、真空状態に保たれる。なお、カバー体891および輪状部材39に囲まれた空間は、たとえば、人間が立ち入ることができるサイズである。
以下の説明では適宜、ワーク格納装置31における載置部373を、第1載置部373Aと呼ぶ(図4を参照)。図5は、ロボット1から見た場合のワーク格納装置32を示す図である。同図に示すように、以下の説明では適宜、ワーク格納装置32における載置部373を、第2載置部373Bと呼ぶ。
図2、図3に示すターゲット5は、後述のように、ロボット1の自動教示作業を行う際に用いるものである。複数のターゲット5はそれぞれ、ワーク収容機構3に固定されている。具体的には、複数のターゲット5はそれぞれ、ワーク格納装置31〜36の内部に配置されている。本実施形態においては、各ターゲット5は、支持板371に固定されている。なお、ターゲット5の配置される位置は支持板371に固定されることには限定されない。たとえば、ターゲット5は開口391の端面に固定されていてもよい。また、ターゲット5はワーク収容機構3に対し着脱可能であってもよい。そして、ロボット1の自動運転時にはターゲット5がワーク収容機構3から取り外されてもよい。あるターゲット5と、このターゲット5に隣接している載置部373と、の位置および姿勢の関係は、すべてのターゲット5について、互いに同一である。また、ロボット1から見た場合の各ターゲット5の外観は、すべて同一である。本実施形態においては、いずれのターゲット5にも、鉛直方向に沿って配列され且つ互いに異なる複数のマーク(図4、図5参照)が形成されている。本実施形態においては、ターゲット5には、上から順に、丸、三角、四角のマークが形成されている。マークの形状および個数は本実施形態におけるものには限定されない。
以下の説明では、適宜、ワーク格納装置31の内部に配置されたターゲット5を第1ターゲット5Aと呼び(図4参照)、ワーク格納装置32の内部に配置されたターゲット5を第2ターゲット5Bと呼ぶ(図5参照)。上述したことと重複するが、第1ターゲット5Aに対する第1載置部373Aの位置および姿勢と、第2ターゲット5Bに対する第2載置部373Bの位置および姿勢とは、互いに同一である。また、ロボット1から見た場合の第1ターゲット5Aの外観は、ロボット1から見た場合の第2ターゲット5Bの外観と互いに同一である。第1ターゲット5Aおよび第2ターゲット5Bには、鉛直方向に沿って配列され且つ互いに異なる複数のマークが形成されている。
図1に示す画像撮像部61は、載置部373に対する保持部15の状態を示す画像を撮像するためのものである。本実施形態においては、画像撮像部61は、載置部373に対する保持部15の状態を示す画像として、ターゲット5の画像を撮像する。図6に画像撮像部61によって撮像されるターゲット5の画像の一例を示している。画像撮像部61は、たとえばCCDカメラである。画像撮像部61は保持部15に相対的に固定されている。そのため、保持部15が移動したとき、画像撮像部61は、保持部15の動作と同様の動作をする。本実施形態では、画像撮像部61がホルダ151に固定されている例を示している。本実施形態とは異なり、画像撮像部61は、ホルダ151ではなく、エンドエフェクタ153に固定されていてもよい。図1に示すように、画像撮像部61は、撮像した画像に対応する画像信号SImを生成する。画像撮像部61は、画像信号SImを、画像記憶指示部63と、算出指示部65と、動作制御部67と、に送る。
教示位置算出部62は、ロボット1の教示位置を算出する。具体的には、教示位置算出部62は、ワーク収容機構3に対する保持部15の教示位置を算出する。
画像記憶指示部63は、画像撮像部61から画像信号SImを受ける。画像記憶指示部63は、たとえばティーチペンダント等の操作部(図示略)から位置教示指令を受けると、当該位置教示指令を受けた時点において画像撮像部61が撮像している画像を、記憶部64に記憶する。
記憶部64は、ロボット1の複数の教示位置を記憶する。本実施形態においては更に、記憶部64は、画像撮像部61が撮像した複数の画像を記憶する。
算出指示部65は、画像撮像部61から画像信号SImを受ける。算出指示部65は、画像撮像部61によって撮像されている画像と、記憶部64に記憶されている画像と、に基づき、算出指示信号Scを生成する。算出指示部65は、算出指示信号Scを、教示位置算出部62に送る。
動作制御部67は、ロボット1の動作を制御する。具体的には、動作制御部67は、ワーク収容機構3に対する保持部15の動作を制御する。動作制御部67は、画像撮像部61から画像信号SImを受け、ロボット1に動作制御信号Msを送る。動作制御信号Msに基づき、ロボット1が動作する。
次に、搬送システム800におけるロボット1の教示方法について説明する。
<ワーク格納装置31に対する教示>
まず、教示対象とすべきワーク格納装置として、複数のワーク格納装置31〜36のうち一つを選択する。本実施形態では、教示対象とすべきワーク格納装置として、ワーク格納装置31を選択する。
まず、図7を用いて、ワーク格納装置31における第1載置部373Aに対する保持部15の状態が第1状態S1である場合の教示作業について説明する。本実施形態においては、第1状態S1は、保持部15が載置部373に対して退避しており、且つ、保持部15がワーク89を保持している状態である。作業者は、ティーチペンダント等の操作部(図示略)を操作することにより、第1載置部373Aに対して保持部15が第1状態S1となる状態まで、保持部15を移動させる。そして、第1載置部373Aに対して保持部15が第1状態S1となった時点において、上記操作部を操作する。これにより、教示位置算出部62によって保持部15の位置が記憶部64に記憶され、第1載置部373Aに対して保持部15が第1状態S1であるときの位置教示がなされる。また、第1載置部373Aに対して保持部15が第1状態S1となった時点において、画像記憶指示部63は、画像撮像部61によって撮像している第1ターゲット5Aの画像を、記憶部64に記憶させる。この画像は、記憶部64にて第1状態画像Im1(図7(c)参照)として記憶される。
次に、ワーク格納装置31における第1載置部373Aに対する保持部15の状態が第2状態S2である場合(図9参照)の教示作業について説明する。本実施形態においては、第2状態S2は、保持部15が載置部373に対して近接した位置(ワーク89の受け渡し位置)にあり、且つ、保持部15がワーク89を保持している状態である。作業者は、ティーチペンダント等の操作部(図示略)を操作することにより、第1載置部373Aに対して保持部15が第2状態S2となる状態まで、保持部15を移動(すなわち前進)させる。図8(a)、(b)に示すように、保持部15の移動に伴い、画像撮像部61も移動するから、画像撮像部61によって撮像されている画像は変化する。そして、図9に示すように、第1載置部373Aに対して保持部15が第2状態S2となった時点において、上記操作部を操作する。これにより、教示位置算出部62によって保持部15の位置が記憶部64に記憶され、第1載置部373Aに対して保持部15が第2状態S2であるときの位置教示がなされる。また、第1載置部373Aに対して保持部15が第2状態S2となった時点において、画像記憶指示部63は、画像撮像部61によって撮像している第1ターゲット5Aの画像を、記憶部64に記憶させる。この画像は、記憶部64にて第2状態画像Im2(図9(c)参照)として記憶される。
なお、保持部15が第1状態S1から第2状態S2に移動する途中の位置を、数点教示してもよい。同様に、保持部15が第1状態S1から第2状態S2に移動する途中の画像撮像部61の画像を、記憶部64に記憶してもよい。
次に、ワーク格納装置31における第1載置部373Aに対する保持部15の状態が第3状態S3である場合(図11参照)の教示作業について説明する。本実施形態においては、第3状態S3は、保持部15が載置部373に対して近接した位置(ワーク89の受け渡し位置)にあり、且つ、保持部15がワーク89を保持していない状態である。作業者は、ティーチペンダント等の操作部(図示略)を操作することにより、第1載置部373Aに対して保持部15が第3状態S3となる状態まで、保持部15を移動(すなわち下降)させる。図10(a)、(b)に示すように、保持部15の移動に伴い、画像撮像部61も移動するから、画像撮像部61によって撮像されている画像は変化する。そして、図11に示すように、第1載置部373Aに対して保持部15が第3状態S3となった時点において、上記操作部を操作する。これにより、教示位置算出部62によって保持部15の位置が記憶部64に記憶され、第1載置部373Aに対して保持部15が第3状態S3であるときの位置教示がなされる。また、第1載置部373Aに対して保持部15が第3状態S3となった時点において、画像記憶指示部63は、画像撮像部61によって撮像している第1ターゲット5Aの画像を、記憶部64に記憶させる。この画像は、記憶部64にて第3状態画像Im3(図11(c)参照)として記憶される。
なお、保持部15が第2状態S2から第3状態S3に移動する途中の位置を、数点教示してもよい。同様に、保持部15が第2状態S2から第3状態S3に移動する途中の画像撮像部61の画像を、記憶部64に記憶してもよい。
次に、ワーク格納装置31における第1載置部373Aに対する保持部15の状態が第4状態S4である場合(図13参照)の教示作業について説明する。本実施形態においては、第4状態S4は、保持部15が載置部373に対して退避しており、且つ、保持部15がワーク89を保持していない状態である。作業者は、ティーチペンダント等の操作部(図示略)を操作することにより、第1載置部373Aに対して保持部15が第4状態S4となる状態まで、保持部15を移動(すなわち後退)させる。図12(a)、(b)に示すように、保持部15の移動に伴い、画像撮像部61も移動するから、画像撮像部61によって撮像されている画像は変化する。そして、図13に示すように、第1載置部373Aに対して保持部15が第4状態S4となった時点において、上記操作部を操作する。これにより、教示位置算出部62によって保持部15の位置が記憶部64に記憶され、第1載置部373Aに対して保持部15が第4状態S4であるときの位置教示がなされる。また、第1載置部373Aに対して保持部15が第4状態S4となった時点において、画像記憶指示部63は、画像撮像部61によって撮像している第1ターゲット5Aの画像を、記憶部64に記憶させる。この画像は、記憶部64にて第4状態画像Im4(図13(c)参照)として記憶される。
なお、保持部15が第3状態S3から第4状態S4に移動する途中の位置を、数点教示してもよい。同様に、保持部15が第3状態S3から第4状態S4に移動する途中の画像撮像部61の画像を、記憶部64に記憶してもよい。
以上のように、ワーク格納装置31に対する教示作業が行われる。
<ワーク格納装置32に対する教示作業を行う位置までの保持部15の移動>
ワーク格納装置31に対する教示作業を終えた後に、ワーク格納装置32に対する教示作業を行う位置まで、保持部15を自動で移動させる。図示しないが、この保持部15の移動の際、画像撮像部61が第1ターゲット5Aを撮像している状態から、画像撮像部61が第2ターゲット5Bを撮像している状態へと、変化する。そして、ワーク格納装置32に対する教示作業を行う位置まで、保持部15を移動させる工程は、画像撮像部61が第2ターゲット5Bを検出したときに、終了する。なお、ワーク格納装置32に対する教示作業を行う位置まで保持部15を移動させる工程は、保持部15が載置部373から退避した状態(たとえば上述の第1状態S1)で行うことが好ましい。これにより、ワーク格納装置32に対する教示作業を行う位置まで保持部15を移動させる工程において、保持部15がワーク収容機構3(ワーク格納装置31や輪状部材39)に接触することを防止できる。
ワーク格納装置32に対する教示作業を行う位置まで、保持部15を移動させる方法の一例は、次のとおりである。まず、ワーク格納装置31に対する教示作業を終えると、ワーク収容機構3におけるワーク格納装置31〜36のレイアウトから得られる位置情報に基づいて、ワーク格納装置32の近傍まで、保持部15を一気に移動させる。次に、ワーク89がワーク格納装置32の近傍にある状態で、第2ターゲット5Bのサーチを行う。画像撮像部61が第2ターゲット5Bを検出すると、ワーク格納装置32に対する教示作業を行う位置まで保持部15を移動させる工程は、終了する。
ワーク格納装置32に対する教示作業を行う位置まで、保持部15の移動させる方法の他の例は、次のとおりである。まず、ワーク格納装置31に対する教示作業を終えると、保持部15を下端位置に移動させる。次に、ロボット1を旋回動作させることにより、保持部15を基部11に対し回動させる。次に、ロボット1における昇降軸を任意の距離(たとえば輪状部材39における開口391の高さ寸法)だけ移動させる。次に、ロボット1を旋回動作させることにより、保持部15を基部11に対し回動させる。このような動作を繰り返すことにより、全てのターゲット5のサーチを行う。本実施形態では画像撮像部61が、ターゲット5として第2ターゲット5Bを検出すると、ワーク格納装置32に対する教示作業を行う位置まで保持部15を移動させる工程が、終了する。
<ワーク格納装置32に対する教示>
次に、図14を用いて、ワーク格納装置32における第2載置部373Bに対する保持部15の状態が第1状態S1である場合の教示作業について説明する。第2載置部373Bに対して保持部15が第1状態S1となる状態まで、保持部15を移動させる。この際、記憶部64に記憶された第1状態画像Im1(図7(c)参照)と、画像撮像部61によって撮像されている画像(図14(c)参照)とが一致するように、ワーク収容機構3に対して保持部15を移動させる。そして、記憶部64に記憶された上述の第1状態画像Im1と、画像撮像部61によって撮像されている画像とが一致すると、算出指示部65は、第2載置部373Bに対して保持部15が第1状態S1であると判断する。そうすると、算出指示部65は、算出指示信号Scを生成し、教示位置算出部62に送る。教示位置算出部62は算出指示信号Scを受けると、算出指示信号Scが生成された時点における保持部15の位置を、第2載置部373Bに対する保持部15の状態が第1状態S1であるときの教示位置として算出し、記憶部64に記憶する。
次に、図15に示すように、第2載置部373Bに対して保持部15が第2状態S2となる状態まで、保持部15を移動させる。この際、記憶部64に記憶された第2状態画像Im2(図9(c)参照)と、画像撮像部61によって撮像されている画像(図15(c)参照)とが一致するように、ワーク収容機構3に対して保持部15を移動させる。そして、記憶部64に記憶された上述の第2状態画像Im2と、画像撮像部61によって撮像されている画像とが一致すると、算出指示部65は、第2載置部373Bに対して保持部15が第2状態S2であると判断する。そうすると、算出指示部65は、算出指示信号Scを生成し、教示位置算出部62に送る。教示位置算出部62は算出指示信号Scを受けると、算出指示信号Scが生成された時点における保持部15の位置を、第2載置部373Bに対する保持部15の状態が第2状態S2であるときの教示位置として算出し、記憶部64に記憶する。
なお、ワーク格納装置31に対する教示作業において、保持部15が第1状態S1から第2状態S2へと移動する途中に数点教示していた場合には、ワーク格納装置32に対する教示作業においても、保持部15が第1状態S1から第2状態S2へと移動する途中に、同様の位置教示を行うとよい。
以後同様に、第2載置部373Bに対する保持部15の状態が第3状態S3、第4状態S4であるときの教示作業を行う。このようにして、ワーク格納装置32に対する教示作業が行われる。
<残りのワーク格納装置に対する教示>
ワーク格納装置32に対する教示作業を終えると、次のワーク格納装置に対する教示作業を行う位置まで、保持部15を自動で移動させる。この移動は、ワーク格納装置32に対する教示作業を行う位置まで保持部15を移動させる方法と同様の方法で行うとよい。そして、残りのワーク格納装置(ワーク格納装置33〜36)に対する教示作業を、ワーク格納装置32に対する教示作業と同様の方法で行う。このようにして、全てのワーク格納装置に対する教示作業を行うことができる。
なお、ワーク格納装置32に対する教示作業を行う位置まで移動させる工程以降の工程は、全て自動で行うとよい。
以上の教示を行った後に、搬送システム800によって、複数のワーク89を自動で搬送する自動運転を行う。この自動運転のときに、記憶部64に記憶された画像(たとえば第1状態画像Im1)と、画像撮像部61によって撮像されている画像とが一致するように、ワーク収容機構3に対して保持部15を動作させることが、好ましい。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態においては、第1載置部373Aに対する保持部15の状態が所定状態であることを示す所定状態画像を記憶部64に記憶する。算出指示部65は、記憶部64に記憶された前記所定状態画像(たとえば、第1状態画像Im1や第2状態画像Im2)と、画像撮像部61によって撮像されている画像とが一致したときに、第2載置部373Bに対する保持部15の状態が前記所定状態であると判断し、算出指示信号Scを生成する。そして、教示位置算出部62は、算出指示信号Scが生成された時点における前記保持部15の位置を、前記教示位置として算出する。このような構成によると、第2載置部373Bに対する教示作業(ワーク格納装置32に対する教示作業)を、作業者が手動で行う必要がない。これにより、ロボット1の教示作業を容易に行うことができる。
また、第2載置部373Bに対する教示作業を作業者が手動で行う必要がないと、たとえば、ワーク格納装置32が高所位置にある場合に作業者の危険回避につながる。
本実施形態においては、画像撮像部61が第1ターゲット5Aを撮像している状態から、画像撮像部61が第2ターゲット5Bを撮像している状態へと、ワーク収容機構3に対して保持部15を自動で移動させる。当該保持部15を移動させる工程は、画像撮像部61が第2ターゲット5Bを検出したときに、終了する。このような構成によると、作業者が操作することなく、第2載置部373Bに対する教示作業(ワーク格納装置32に対する教示作業)を行う位置まで、保持部15を移動させることができる。これは、ロボット1の教示作業の容易化に適する。
本実施形態においては、作業者はワーク格納装置31の教示作業のみを手動で行う。そして、ワーク格納装置31に対する教示作業を行った後は、全て自動で行われる。そのため、ロボット1の教示作業のために作業者が拘束される時間を、削減することができる。
また、本実施形態では、保持部15とともに画像撮像部61を移動させるので、画像撮像部61によって全てのターゲット5を一度に撮像できない場合(たとえば放射状にワーク格納装置が配置されている場合)であっても、教示作業を自動で行うことができる。
更に、本実施形態によると、ワーク格納装置31〜36の教示位置を互いに等しくすることができるため、教示ミスによる搬送異常を回避することができる。
本実施形態においては、算出指示信号Scを生成する工程の前に、記憶部64に記憶された前記所定状態画像と、画像撮像部61によって撮像されている画像とが一致するように、ワーク収容機構3に対して保持部15を動作させる。このような構成によると、ワーク格納装置32以降の教示作業において、保持部15が意図しない位置に移動することを防止できる。これにより、ワーク格納装置(たとえば載置部373)や開口391の端面に保持部15が接触することを回避できる。
保持部15の載置部373への接近に伴い画像撮像部61がターゲット5に接近した場合、画像撮像部61によって撮像されるターゲット5の画像は比較的大きくなる。本実施形態においては、第1ターゲット5Aおよび第2ターゲット5Bにはそれぞれ、鉛直方向に沿って配列され且つ互いに形状の異なる複数のマークが形成されている。このような構成によると、画像撮像部61がターゲット5に接近した場合に保持部15が昇降したときであっても、画像撮像部61によって撮像されるターゲット5の画像は変化する。これにより、保持部15の高さ位置に対応する画像を、画像撮像部61は撮像することができる。そのため、ワーク格納装置に対する教示作業をより的確に行うことができる。
自動運転時には、ロボット1およびワーク格納装置31等の位置ずれが生じることがある。この位置ずれは、ロボット1およびワーク格納装置31等の温度上昇による熱膨張や、大気と真空環境とによる圧力差から生じる。本実施形態においては、搬送システム800による自動運転のときに、記憶部64に記憶された画像(たとえば第1状態画像Im1)と、画像撮像部61によって撮像されている画像とが一致するように、ワーク収容機構3に対して保持部15を動作させることが、好ましい。このような構成によると、自動運転時のロボット1およびワーク格納装置31等の位置ずれに対する補正を行うことができ、保持部15が意図しない箇所に接触する不具合を防止することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
上述の実施形態においては、ロボット1が旋回動作するものとして説明したが、本発明のロボットは旋回動作するものには限定されない。たとえば、ロボットがスライド動作するものであってもよい。また、上述の実施形態においては、ワーク収容機構3として、複数のワーク格納装置が放射状に配置されている例を示したが、本発明のワーク収容機構はこれに限定されない。たとえば、ワーク収容機構における複数のワーク格納装置が、直線状に一列に配列されているものであってもよい。また本発明の搬送システムは真空状態でワークを搬送するものには限定されず、大気圧環境にてワークを搬送するものであってもよい。
上述の実施形態においては、載置部373がチャンバにおける一部分である例を示したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、載置部373は、検査ステージや、バッファステージであってもよい。
上述の実施形態においては、ターゲット5と載置部373との組み合わせは1種類のみである例を示したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、ワーク収容機構3が、異なる教示位置環境(載置部373を構成する棒状の部材の高さや配置位置の違い)を2種類以上有している場合であっても、本発明は有用である。
上述の実施形態においては、ロボット1が保持部15が一つのみを有する例を示したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、ロボット1が複数の保持部15を有していてもよい。
上述の実施形態においては、ワーク格納装置31に対する教示作業を行う位置から、ワーク格納装置32に対する教示作業を行う位置まで自動で保持部15を移動させる例を示した。このことは、ロボット1の教示作業を容易化するのに適するが、本発明はこれに限定されない。たとえば、ワーク格納装置31に対する教示作業を行う位置から、ワーク格納装置32に対する教示作業を行う位置まで、手動で保持部15を移動させてもよい。同様に、ワーク格納装置32に対する教示作業を行う位置から、ワーク格納装置33に対する教示作業を行う位置までの保持部15の移動も、手動で行なってよい。
1 ロボット
11 基部
13 移動機構
15 保持部
151 ホルダ
153 エンドエフェクタ
3 ワーク収容機構
31,32,33,34,35,36 ワーク格納装置
371 支持板
373 載置部
373A 第1載置部
373B 第2載置部
39 輪状部材
391 開口
5 ターゲット
5A 第1ターゲット
5B 第2ターゲット
61 画像撮像部
62 教示位置算出部
63 画像記憶指示部
64 記憶部
65 算出指示部
67 動作制御部
800 搬送システム
89 ワーク
891 カバー体
Im1 第1状態画像
Im2 第2状態画像
Im3 第3状態画像
Im4 第4状態画像
Ms 動作制御信号
S1 第1状態
S2 第2状態
S3 第3状態
S4 第4状態
Sc 算出指示信号
SIm 画像信号

Claims (8)

  1. 各々がワークを載置する第1載置部および第2載置部を少なくとも含むワーク収容機構と、ワークを保持する保持部を含むロボットと、を用い、
    前記第1載置部に対する前記保持部の状態が所定状態であることを示す所定状態画像を記憶部に記憶する工程と、
    前記記憶部に記憶された前記所定状態画像と、画像撮像部によって撮像されている画像とが一致したときに、前記第2載置部に対する前記保持部の状態が前記所定状態であると算出指示部が判断し、算出指示信号を生成する工程と、
    前記ワーク収容機構に対する前記保持部の教示位置を算出する工程と、を備え、
    前記教示位置を算出する工程においては、前記算出指示信号が生成された時点における前記保持部の位置を、前記教示位置として算出する、ロボットの教示方法。
  2. 第1ターゲットおよび第2ターゲットを用意する工程と、
    前記第1載置部に対する前記保持部の状態を示す画像として、前記第1ターゲットの画像を前記画像撮像部が撮像する工程と、
    前記第2載置部に対する前記保持部の状態を示す画像として、前記第2ターゲットの画像を前記画像撮像部が撮像する工程と、を更に備え、
    前記第1載置部に対する前記第1ターゲットの位置および姿勢と、前記第2載置部に対する前記第2ターゲットの位置および姿勢とは、互いに同一である、請求項1に記載のロボットの教示方法。
  3. 前記画像撮像部が前記第1ターゲットを撮像している状態から、前記画像撮像部が前記第2ターゲットを撮像している状態へと、前記ワーク収容機構に対して前記保持部を自動で移動させる工程を更に備え、
    前記保持部を自動で移動させる工程は、前記画像撮像部が前記第2ターゲットを検出したときに、終了する、請求項2に記載のロボットの教示方法。
  4. 前記算出指示信号を生成する工程の前に、前記記憶部に記憶された前記所定状態画像と、前記画像撮像部によって撮像されている画像とが一致するように、前記ワーク収容機構に対して前記保持部を動作させる工程を更に備える、請求項2または請求項3に記載のロボットの教示方法。
  5. 前記ロボットから見た場合の前記第1ターゲットの外観は、前記ロボットから見た場合の前記第2ターゲットの外観と互いに同一である、請求項2ないし請求項4のいずれかに記載のロボットの教示方法。
  6. 前記第1ターゲットおよび前記第2ターゲットにはそれぞれ、鉛直方向に沿って配列され且つ互いに形状の異なる複数のマークが形成されている、請求項5に記載のロボットの教示方法。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のロボットの教示方法を行った後に、複数のワークを自動で搬送する搬送方法であって、
    前記記憶部に記憶された前記所定状態画像と、前記画像撮像部によって撮像されている画像とが一致するように、前記ワーク収容機構に対して前記保持部を動作させる工程を備える、搬送方法。
  8. 各々がワークを載置する第1載置部および第2載置部を少なくとも含むワーク収容機構と、ワークを保持する保持部を含むロボットと、を用いてロボットの教示方法を行うための搬送システムであって、
    前記第1載置部に対する前記保持部の状態を示す画像、および、前記第2載置部に対する前記保持部の状態を示す画像を撮像する画像撮像部と、
    前記第1載置部に対する前記保持部の状態が所定状態であることを示す所定状態画像を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記所定状態画像と、前記画像撮像部によって撮像されている画像とが一致したときに、前記第2載置部に対する前記保持部の状態が前記所定状態であると判断し、算出指示信号を生成する算出指示部と、
    前記ワーク収容機構に対する前記保持部の教示位置を算出する教示位置算出部と、を備え、
    前記教示位置算出部は、前記算出指示信号が生成された時点における前記保持部の位置を、前記教示位置として算出する、搬送システム。
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