JP2014112320A - タッチパネル入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチパネル入力装置において、表示、入力機能が一部領域で故障した場合でも、正常時のタッチキー画像のレイアウトを参照しながら、タッチキー入力を可能にする。
【解決手段】タッチパネル入力装置が故障した際に、ユーザから、故障領域を避けて
タッチキー画像を表示するための代替表示領域52,53の指定を受付ける。そして、正常時に表示されるタッチキー画像の縮小画像31を第1の代替表示領域52に表示するとともに、正常時にタッチキー画像に含まれるタッチキーのみを含むタッチキー画像32を第2の代替表示領域53に表示し、第2の代替表示領域53に表示したタッチキーから入力を受け付けている。
【選択図】図10

Description

本発明は、タッチパネル入力装置に関し、詳しくは、故障時の表示機能を備えたタッチパネル入力装置に関する。
複写機等の画像形成装置や家電機器など種々の被操作機器の操作パネルには、タッチセンサ内蔵の表示装置が用いられている。そして、タッチパネルに表示したタッチキーをタッチすることにより所定の操作を行えるため、操作性がよいが、使用頻度が高いタッチキーの部分は壊れやすいという問題があった。
このため、例えば、特許文献1には、タッチスクリーンの障害発生時に、障害領域がキー入力有効エリアに重なる場合には、画面表示を変更し、キー入力有効エリアを、非障害部位に移動させることが開示されている。また、特許文献2には、タッチパネル釦が故障した場合には、釦のレイアウトとタッチパネルとの物理的位置との結びつきをずらすことにより、機能させたい釦をタッチパネルの故障していない領域に設定できるようにしたタッチパネル装置が開示されている。また、特許文献3には、タッチパネルが故障状態であることを検出し、故障個所と判断した位置に、選択ボタンを表示しないようにすることが開示されている。
特開平6−95802号公報 特開平7−271495公報 特開2008−70963号公報
タッチパネル装置は、通常、液晶表示装置等の表示装置にボタン画像またはキー画像(以下、「タッチキー」という。)を表示させ、ユーザがそのタッチキー表示位置に該当するタッチパネル上の位置を押圧したことを検出している。そして、タッチキーの表示レイアウトは、被操作機器によって種々の工夫がなされ、ユーザが使い勝手の良いレイアウトとなるように設計されている。また、ユーザにとっても、使い慣れたタッチキーのレイアウトを基に操作を行うことで、タッチ操作のミスの発生が少なくなるという利点を有している。
しかしながら、特許文献1〜3に開示された技術では、タッチパネルの故障時に、正常時の表示画面におけるタッチキーのレイアウトを変更することにより、故障個所にタッチキーを表示させないようにしている。したがって、ユーザは、故障時には正常時と全く異なるタッチキーのレイアウトにしたがって操作を行う必要があり、使い慣れないことから操作性が悪く、誤った操作を招くという問題があった。
本発明は、これらの実情に鑑みてなされたものであり、タッチパネル入力装置において、表示、入力機能が一部領域で故障した場合でも、正常時のタッチキー画像のレイアウトを参照しながら、タッチキー入力が可能なタッチパネル入力装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、表示画面に、少なくとも1つ以上のタッチキーを含む、タッチキー画像を表示し、前記タッチキーが接触されたことを検出して、接触されたタッチキーに応じた入力を受付けるタッチパネル入力装置において、故障時に使用可能な代替表示領域の指定を受付け、第1の代替表示領域と第2の代替表示領域を特定する代替表示領域設定部と、前記第1の代替表示領域に前記タッチキー画像の縮小画像を表示する際の縮小率を算出する縮小率算出部と、該縮小率算出部で算出した縮小率に基づいて、前記タッチキー画像の縮小画像データを生成する縮小画像データ生成部と、前記タッチキー画像に含まれるタッチキーのみを含む画像を、所定の画像サイズで前記第2の代替表示領域に表示する際のタッチキーの表示レイアウトを決定するタッチキーレイアウト決定部と、該タッチキーレイアウト決定部で決定されたレイアウトにしたがって、前記タッチキーのタッチキー画像データを生成するタッチキー画像データ生成部とを有し、前記タッチキー画像の縮小画像データおよび前記タッチキー画像データを、それぞれ前記表示画面の第1の代替表示領域および第2の代替表示領域に表示し、前記第2の代替表示領域に表示したタッチキーによって入力を受け付けることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記代替表示領域設定部は、1つの代替表示領域を受付け、該1つの代替表示領域を分割することにより、前記第1の代替表示領域および第2の代替表示領域を特定することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1の技術手段において、前記代替表示領域設定部は、2つの代替表示領域を受付け、受付けた2つの代替表示領域のうち面積の小さい方の代替表示領域を前記第1の代替表示領域として特定することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1から3のいずれか1の技術手段において、前記タッチキーレイアウト決定部は、前記タッチキーに含まれるタッチキーのうち、使用頻度の低いタッチキーを縮小表示したレイアウトとすることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1から4のいずれか1の技術手段において、前記タッチキーのみを含む画像は、前記第2の代替表示領域にスクロール可能に表示されることを特徴としたものである。
本発明によれば、タッチパネル入力装置の一部に故障領域があった場合、非故障代替表示領域の指定を受付け、この代替表示領域の第1の代替表示領域に、正常時と同じタッチキー画像を欠損なく縮小表示することができる。このため、故障時でも、正常時と全く同じタッチキーのレイアウトを参照しながら、第2の代替表示領域に表示したタッチキーの操作を行うことができ、使い勝手を大きく損なうことがなく、ユーザの操作ミスを少なくすることができる。
本発明の一実施形態に係るタッチパネル入力装置を備えた画像形成装置の構成図である。 本発明の一実施形態に係るタッチパネル入力装置の表示画面に表示されるタッチキー画像の例を示す図である。 図2のタッチキー画像を表示したタッチパネル入力装置における故障個所を示す図である。 代替表示領域の設定方法を説明するための図である。 代替表示領域に、故障前のタッチキー画像の縮小画像と、故障前のタッチキー画像に含まれるタッチキーのみを含むタッチキー画像を表示する際の一例を示す図である。 代替表示領域に、故障前のタッチキー画像の縮小画像と、故障前のタッチキー画像に含まれるタッチキーのみを含むタッチキー画像を表示する際の他の例を示す図である。 代替表示領域にコーション画像を合わせて表示した際の図である。 図2のタッチキー画像を表示したタッチパネル入力装置における他の故障個所を示す図である。 代替表示領域の設定方法を説明するための図である。 代替表示領域に、故障前のタッチキー画像の縮小画像と、故障前のタッチキー画像に含まれるタッチキーのみを含むタッチキー画像を表示した他の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル入力装置の処理手順を示すフローチャートである。 図11Aの続きを示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明のタッチパネル入力装置に係る好適な実施の形態について、本発明のタッチパネル入力装置を画像形成装置に適用した場合について説明する。なお、以下の説明において、異なる図面において同じ符号を付した構成は同様のものであるとして、その説明を省略する場合がある。
(実施形態1)
図1は、本発明の一実施形態(実施形態1)に係るタッチパネル入力装置を備えた画像形成装置の構成図である。画像形成装置100は、制御部110、操作部120、記憶部130、画像読取部140、画像処理部150、印字部160、報知部170を有する。これらの構成部の中で、画像読取部140、画像処理部150、印字部160を除く構成部が、本発明のタッチパネル入力装置に関係している。
操作部120は、タッチパネル入力部10とハードキー入力部123とを有し、タッチパネル入力部10は、例えば、透明抵抗膜方式のタッチセンサ121と表示部122とから構成され、ハードキー入力部123は接触接点を用いたハードキーから構成される。タッチパネル入力部10のタッチセンサ121は、表示部122の表示画面とほぼ同じサイズで表示部122に重ねて設けられており、表示部122の表示画面には、画像形成装置を操作するためのGUI(グラフィカルユーザインタフェース)が表示される。この表示部122としては、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(electroluminescence)ディスプレイなどが用いられる。
そして、タッチパネル入力部10は、表示されたタッチキーの箇所をタッチすることで入力を受付けることを可能としており、ハードキー入力部123とともに、コピー操作や、保持しておいた印刷データを印刷する印刷指示操作などのユーザ操作を受け付ける。そして、操作部120で受け付けたユーザ操作の内容は制御部110に渡され、制御部110が画像処理装置100をその内容に従って動作させることになる。
制御部110は、操作部120を制御するための表示制御部111、入力監視部118を有するとともに、画像形成装置100の全体を制御している。制御部110は、図示しない、CPU、ROM、RAMを備え、CPUがROMや記憶部130に記憶されている各種プログラムやデータを読み出して実行することにより、プリンター、スキャナー、コピー、FAXなどの種々の機能を実現している。なお、これらの機能を実現するための各制御機能部については図示していない。
表示制御部111は、代替表示領域設定部112、縮小率算出部113、縮小画像データ生成部114、タッチキーレイアウト決定部115、タッチキー画像データ生成部116、および、画像データ合成部117を有している。代替表示領域設定部112は、タッチパネル入力部10の故障時にユーザ操作によって使用可能な代替表示領域の指定を受付け、代替表示領域を設定する機能を有する。縮小率算出部113は、代替表示領域にタッチキー画像を縮小表示する際の縮小率を算出する機能を有する。縮小画像データ生成部114は、縮小率算出部113で算出した縮小率に基づいて、タッチキー画像を縮小した画像データを生成する機能を有する。
タッチキーレイアウト決定部115は、タッチキー画像に表示していたタッチキーのみを含む画像を代替表示領域に表示する際のレイアウトを決定する機能を有する。このタッチキーのレイアウトは予め定められたルールに従って行われるが、詳細については後述する。タッチキー画像データ生成部116は、タッチキーレイアウト決定部115で決定したタッチキーのレイアウトにしたがって、タッチキー画像を生成する機能を有する。画像データ合成部117は、縮小画像データ生成部114で生成された縮小画像およびタッチキー画像データ生成部116で生成されたタッチキー画像を合成し、表示部122の表示画面に表示する機能を有する。
また、入力監視部117は、操作部120のタッチパネル入力部10あるいはハードキー入力部123に対するユーザ操作があったか否かを監視し、ユーザ操作に応じて、制御部110の表示制御部111あるいは図示しないその他の制御機能部に対してユーザ操作による入力内容を伝える機能を有する。
記憶部130には、表示部122に表示される画像データ134が複数記憶されており、画像形成装置を操作するためのタッチキー画像も画像データ134として記憶部130に記憶されている。また、これらの画像データを表示部122に表示する際の表示領域情報131が通常表示領域情報132として記憶部130に記憶されている。また、タッチパネル入力部10の故障時に代替表示領域が設定された場合には、代替表示領域情報133が記憶部130に記憶される。
画像読取部140は、図示しない原稿から光学的に画像を読み取り、画像処理部150に読み取った画像データを出力する。画像処理部150では、画像読取部140で読み取られた画像データを、制御部110からの制御により印字部160で印刷できるように種々の画像処理を行う。印字部160は、図示しない給紙部、画像印字部、排紙部を有し、例えば、電子写真方式によって、画像データを記録紙に印字する。
図2は、本発明の一実施形態に係るタッチパネル入力装置における表示画面に表示されるタッチキー画像の例を示す図である。タッチキー画像20は、ユーザがタッチ操作をすることによって所定の操作を受付ける、少なくとも1つ以上の操作キーとなるタッチキーを備えた操作用の画像であり、所定のレイアウトを有している。また、本実施形態では、タッチパネル入力部10の表示画面124に表示されたタッチキー画像20の大きさは、例えば、左下端の座標位置P1(x1,y1)と右上端の座標位置P2(x2,y2)を結ぶ線を対角線とする矩形領域であり、この矩形領域を正常時にタッチキー画像を表示する通常表示領域としている。そして、これらの座標位置P1(x1,y1)、座標位置P2(x2,y2)は、通常表示領域情報132として、記憶部130に記憶されている。
なお、本実施形態では、タッチキー画像20の通常表示領域が表示画面124の大きさと等しいものとしているが、タッチキー画像の通常表示領域は表示画面124の大きさより小さくても構わない。また、矩形領域を特定するための対角線として、左下端の座標位置P1と右上端の座標位置P2を結ぶ線としたが、左上端の座標位置と右下端の座標位置を結ぶ線としてもよい。
上述したように、タッチキー画像20は、少なくとも1つ以上の操作キーとなるタッチキーを含む画像であり、図2に示した例では、画像処理装置の縮小画像27と、タッチキーA21、タッチキーB22、タッチキーC23、タッチキーD24、タッチキーE25、タッチキーF26のそれぞれの画像を、所定の大きさと配列で有している。そして、ユーザによってタッチセンサ121がタッチ操作(接触ないし押圧)された際に、タッチされた位置の座標が制御部111に取り込まれ、タッチされた位置の座標に表示されているタッチキーに応じた入力操作が実行されるようになっている。したがって、例えば、タッチキーA21の表示個所がタッチされた際は、タッチキーA21に割り当てられた入力が受付けられたことになる。なお、本明細書では、タッチパネル入力部10のタッチセンサ121にタッチすることは、タッチパネルにタッチすることと同等であるとしている。
タッチパネル入力部10が故障した場合は、タッチパネル入力部10の表示部112にタッチキーが表示されなくなったり、表示されたタッチキーをタッチしてもタッチ位置の読み込みができなくなったりする。前者は表示部122の故障に起因し、後者はタッチセンサ121の故障に起因するが、いずれにせよ、ユーザはタッチパネル入力部10を用いた入力操作に支障をきたすことになる。
図3は、図2のタッチキー画像を表示したタッチパネル入力装置における故障個所を示す図であり、タッチパネル入力部10において、故障が生じた個所を故障領域41として破線で示している。そして、本発明では、タッチパネル入力部10が故障した際に、故障個所以外のタッチパネル入力部10の代替表示領域に、故障前のタッチキー画像の縮小画像と、故障前のタッチキー画像のタッチキーのみを含むタッチキー画像を表示し、タッチキーのみを含むタッチキー画像からユーザからのタッチ操作を受付けるようにしている。
図4は、故障時における代替表示領域の設定方法を説明するための図である。ユーザは、タッチパネル入力部10が故障した際に、故障領域41を避けてタッチキー画像を表示するための代替表示領域51を指定する。ユーザが代替表示領域を指定する場合は、操作部120への所定の操作によって、代替表示領域を指定するための画面を表示し、この画面の表示にしたがって操作を受け付けることができる。そして、代替表示領域51は、図4(A)に示すように、例えば、表示画面124上で指定された第1の座標位置P3(x3,y3)と第2の座標位置P4(x4,y4)とを結ぶ線を対角線とする矩形領域として指定される。
この場合、表示画面124上でユーザがタッチセンサ121にタッチ操作をした(接触した)位置を前記第1の座標位置P3(x3,y3)として特定し、ユーザが表示画面124上で接触位置をスライドさせ、表示画面124上でユーザの指が離れた位置、すなわち接触がなくなった位置を第2の座標位置P4(x4,y4)として特定してもよい。そして、ユーザが表示画面124上で接触位置をスライドさせている際に、図4(B)に示すように、第1の座標位置P3(x3,y3)とスライドさせている際の接触位置P’3を結ぶ線を対角線とする矩形領域を強調表示してもよい。
強調表示としては、矩形領域の輪郭線を太く表示したり、矩形領域内を予め定めた色で表示したりすることができる。これにより、選択中の代替表示領域51の位置と大きさが把握しやすくなる。なお、代替表示領域51となる矩形領域を特定するための対角線として、代替表示領域51の左下端の座標位置P3と右上端の座標位置P4を結ぶ線としたが、代替表示領域51の左上端の座標位置と右下端の座標位置を特定し、これらを結ぶ線としてもよい。その際は、面積の小さい方の領域を第1の代替表示領域とすることができる。
代替表示領域設定部112は、これらの操作から、代替表示領域51の第1の座標位置P3(x3,y3)と第2座標位置P4(x4,y4)を特定し、記憶部130に代替表示領域情報133として記憶させる。また、代替表示領域が1個所のみ指定された場合は、代替表示領域を2分割して、第1の代替表示領域と第2の代替表示領域を特定し、これらの領域についても、記憶部130に代替表示領域情報133として記憶させる。ここで、1個所のみ指定されたか否かを判別するためには、図示しない代替表示領域を指定するための画面において、「次の代替表示領域を指定しますか」といったGUI画面を表示してユーザからの入力の有無を確認したり、所定の時間を経過してもユーザからの次の代替表示画面の指定がない場合に1個所のみ指定がされたと判別することができる。また代替表示領域51の2分割の方法としては、単純に左右に2分割したり、上下に2分割したりすることでよく、あるいは、所定の比でもって2分割してもよい。
図5は、代替表示領域に、故障前のタッチキー画像の縮小画像と、故障前のタッチキー画像に含まれるタッチキーのみを含むタッチキー画像を表示する際の一例を示す図である。図5では代替表示領域51を左右に2分割し、一方の代替表示領域を第1の表示領域51A、他方の表示領域を第2の表示領域51Bとしている。そして、第1の代替表示領域51Aには、故障前のタッチキー画像の縮小画像31を表示するとともに、第2の代替表示領域51Bには、故障前のタッチキー画像のタッチキーのみを含むタッチキー画像32を表示し、タッチキーのみを含むタッチキー画像32からユーザからのタッチ操作を受付けるようにしている。
ここで、故障前のタッチキー画像の縮小画像31の縮小率は、縮小率算出部113が、故障前の通常表示領域におけるタッチキー画像、すなわち、図2のタッチキー画像20の大きさと第1の代替表示領域51Aの大きさを比較することによって算出している。より具体的には、縦横を同じ縮小率で縮小する場合は、矩形状の通常表示領域と矩形状の代替表示領域の縦方向の長さ同士を比較した比率と、横方向の長さ同士を比較した比率の、より小さな方の比率によって縮小率が決められる。なお、縮小画像31は、故障前のタッチキー画像を縦方向にのみ、あるいは、横方向にのみ縮小した画像であってもよい。
そして、縮小画像データ生成部114は、縮小率算出部113が算出した縮小率にしたがって、タッチキー画像を縮小することにより、第1の代替表示領域51Aに表示する縮小画像データを生成する。図5に示す例では、正常時のタッチキー画像20に対して横方向の長さで決まる縮小率によって全体を縮小した縮小画像31を、第1の代替表示領域51Aの縦方向中央に位置するように表示している。
第2の代替表示領域51Bには、図2で示す故障前のタッチキー画像20におけるタッチキーのみを含むタッチキー画像32を表示し、このタッチキー画像32からユーザからのタッチ操作を受付けるようにしている。ここで、第2の代替表示領域51Bに表示されるタッチキーのレイアウトは、タッチキーレイアウト決定部115によって決められる。図5では、図2で示したタッチキー画像20における、タッチキーA21、タッチキーB22、タッチキーC23、タッチキーD24、タッチキーE25、タッチキーF26を、それぞれ図5におけるタッチキーA21’、タッチキーB22’、タッチキーC23’、タッチキーD24’、タッチキーE25’、タッチキーF26’として表示している。
そして、図5に示す個々のタッチキーの大きさは、図2で示す個々のタッチキーの大きさと同じ大きさとしている。また、タッチキーA21’、タッチキーB22’、タッチキーC23’、タッチキーD24’、タッチキーE25’、タッチキーF26’の配置関係については、予め個々のタッチキーに表示順を定めておき、第2の代替表示領域51Bでのレイアウトを決定する際に、この表示順にしたがって、タッチキーを配列するようにしてもよく、あるいは、複数のタッチキーのうち、ユーザによる使用頻度の高いタッチキーの順番にしたがって配列するようにしてもよい。この場合、個々のタッチキーの使用頻度については、タッチキーごとの使用回数をカウントし、記憶部130に記憶しておけばよい。
ここで、第2の代替表示領域51Bに表示するタッチキーの大きさを、故障前に表示していたタッチキーの大きさと同じ大きさとする場合は、すべてのタッチキーを第2の代替表示領域51Bに表示できないことがある。その際は、図5に示すように、第2の代替表示領域51Bに、タッチキー画像32とともに垂直スクロールバー61を表示し、タッチキー画像32を縦方向にスクロール可能に表示するようにすればよい。なお、図5に示す例では、タッチキーを縦方向に順次並べたレイアウトとしているが、タッチキーを縦横に並べたレイアウトとしてもよく、その場合には、第2の代替表示領域51Bに垂直スクロールバー61と水平スクロールバーを表示し、タッチキー画像32を水平方向と垂直方向にスクロール可能に表示するようにすればよい。
図6は、代替表示領域に、故障前のタッチキー画像の縮小画像と、故障前のタッチキー画像のタッチキーのみを含むタッチキー画像を表示する際の他の例を示す図である。図6に示す例では、図5に示す例と同様に、代替表示領域51を左右に2分割し、一方の代替表示領域である第1の表示領域51Aに故障前のタッチキー画像の縮小画像31を表示するとともに、他方の表示領域である第2の表示領域51Bに故障前のタッチキー画像のタッチキーのみを含むタッチキー画像32’を表示し、タッチキーのみを含むタッチキー画像32’からユーザからのタッチ操作を受付けるようにしている。
そして、図6に示す例では、第1の表示領域51Aに表示した故障前のタッチキー画像の縮小画像31については、図5に示した例と同じであるが、第2の表示領域51Bに表示するタッチキー画像32’を図5に示したタッチ画像31から変更している。図6に示したタッチ画像32’では、使用頻度の高いタッチキー(例えば、タッチキーA21’、タッチキーB22’)を故障前のタッチ画像におけるタッチキーの大きさと同じ大きさで表示し、使用頻度の低いタッチキー(例えば、タッチキーC23’’、タッチキーD24’’、タッチキーE25’’、タッチキーF26’’)については、故障前のタッチ画像におけるタッチキーの大きさよりも小さく表示するようにしている。このようにすることにより、第2の表示領域51Bに、故障前のタッチキー画像に含まれるタッチキーをすべて表示できる可能性が高まり、図5で示した例のようなユーザによるスクロール操作が不要となる。
なお、ユーザ操作の点から、使用頻度の低いタッチキーを表示する際の最小の大きさを予め決めておくことが望ましく、この場合に、故障前のタッチ画像におけるタッチキーが第2の表示領域51Bに入りきらない場合は、タッチキー画像をスクロール表示するようにしてもよいことは勿論である。
図7は、代替表示領域にコーション画像を合わせて表示した際の図である。図7に示す縮小画像31’では、第1の代替表示領域51Aに故障前のタッチキー画像の縮小画像を表示する際に、例えば「故障による表示中」というコーション画像71を重畳させて表示している。このコーション画像71は、記憶部130に画像データ134として記憶しておき、画像データ合成部117によって縮小画像に重畳される。その際に、コーション画像71は縮小画像に重ならないように縮小表示されたり、あるいは、半透明の状態で表示されるように画像処理される。これにより、ユーザは、タッチパネル入力部10が故障中であることを認識できる。
また、図1に示すように報知部170を設け、タッチパネル入力部10が故障している場合は、例えば、タッチパネル入力部10を操作するユーザに対して、タッチパネル入力部10が故障中であることを音声でユーザに知らせたり、ランプの点滅で知らせたりするようにしてもよい。報知部170の設定については、タッチパネル入力部10の故障に気付いたユーザが設定できるようにしておけばよい。
さらに、第1の代替表示領域51Aに表示した縮小画像31に含まれるタッチキーと、第2の代替表示領域に表示したタッチキー画像に含まれるタッチキーとが、それぞれ対応するタッチキー同士で同一色の枠を有するようにしてもよい。これにより、ユーザにとって縮小画面に表示されたタッチキーとタッチ操作を受け付けるためのタッチキーとの対応関係が分かりやすくなる。
(実施形態2)
以上、実施形態1では、1つの代替表示領域を指定する場合について説明したが、2つの代替表示領域を指定することも可能である。以下では、2つの代替表示領域を指定する場合について説明する。
図8は、図2のタッチキー画像を表示したタッチパネル入力装置における故障個所を示す図であり、タッチパネル入力部10において、故障が生じた個所を故障領域42として破線で示している。ここで、故障領域42は、図3で示した故障領域41よりも画面中央下側寄りにある。この場合、ユーザは、故障領域42を避けて、代替表示領域を表示画面124の故障領域42より左側と上側に設定することができる。
図9は、図8に示す故障個所があった場合において、代替表示領域の設定方法の例を説明するための図である。ユーザは、タッチパネル入力部10が故障した際に、故障領域42を避けてタッチキー画像を表示するための代替表示領域52、および、代替表示領域53を指定する。代替表示領域52は、表示画面124上で指定された第1の座標位置P3(x3,y3)と第2の座標位置P4(x4,y4)とを結ぶ線を対角線とする矩形領域として指定される。また、代替表示領域53は、表示画面124上で指定された第3の座標位置P5(x5,y5)と第4の座標位置P6(x6,y6)とを結ぶ線を対角線とする矩形領域として指定される。代替表示領域52,53を指定する方法は、図4で示した実施形態1の場合と同様の方法で行うことができる。
代替表示領域設定部112は、これらの操作から、代替表示領域52の第1の座標位置P3(x3,y3)と第2の座標位置P4(x4,y4)を特定し、記憶部130に代替表示領域情報133として記憶させる。また、代替表示領域53の第3の座標位置P5(x5,y5)と第4の座標位置P6(x6,y6)を特定し、記憶部130に代替表示領域情報53として記憶させる。さらに、代替表示領域設定部112は、代替表示領域52,53のそれぞれの面積を算出し、面積の小さい方の代替表示領域を第1の代替表示領域とし、面積の大きい方の代替表示領域を第2の代替表示領域として、記憶部130に代替表示領域情報として記憶させる。図9に示す例では、代替表示領域52が第1の代替表示領域として、また、代替表示領域53が第1の代替表示領域として設定される。
図10は、代替表示領域に、故障前のタッチキー画像の縮小画像と、故障前のタッチキー画像に含まれるタッチキーのみを含むタッチキー画像を表示した他の例を示す図である。図10で示すように、第1の代替表示領域52には故障前のタッチキー画像の縮小画像31が表示され、第1の代替表示領域53には故障前のタッチキー画像に含まれるタッチキーのみを含むタッチキー画像32が表示される。第1の代替表示領域に表示される縮小画像31の縮小率の算出方法については、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
また、第2の代替表示領域に表示されるタッチキー画像32は、故障前に表示されていたタッチキー画像20におけるタッチキーA21、タッチキーB22、タッチキーC23、タッチキーD24、タッチキーE25、および、タッチキーF26にそれぞれ対応するタッチキーA21’、タッチキーB22’、タッチキーC23’、タッチキーD24’、タッチキーE25’、および、タッチキーF26’について、それぞれの大きさを変更することなく表示しているが、レイアウトについては、縦に2つと横に3つのタッチキーが並ぶように表示している。なお、第1の実施形態と同様に、すべてのタッチキーが第2の代替表示領域53に収まらない場合は、タッチキー画像32をスクロール可能に表示することができる。また、使用頻度の低いタッチキーについては、縮小して表示するようにしてもよい。
次に、本発明のタッチパネル入力装置における処理フローについて説明する。図10Aは、本発明の実施形態1、2に係るタッチパネル入力装置の処理手順を示すフローチャートであり、図10Bは、図10Aのフローチャートの続きを示すフローチャートである。
まず、制御部110は、タッチパネル入力装置が故障領域指定モードに入ったかどうかを判別する(ステップS101)。故障領域指定モードは、ユーザが、操作部120のハードキー入力部123の所定のキーを押すか、あるいは、故障個所による影響を受けない場合は、タッチパネル入力部10から所定のタッチ操作を行うことによって選択することができるようになっている。ユーザが操作部120から故障領域指定モードを選択した際は、入力監視部118は、制御部10の表示制御部111に対して、故障領域指定モードを選択する操作が行われたことを通知する。
タッチパネル入力装置が故障領域指定モードに入っていないと判別した場合(ステップS101でNOの場合)、故障領域指定モードに入ったかどうかの監視を続ける。また、タッチパネル入力装置が故障領域指定モードに入ったと判別した場合(ステップS101でYESの場合)、ステップS102に移り、代替表示領域設定部112は、代替表示領域の始点の座標、すなわち、第1の座標位置P3(x3,y3)が指定されたかどうかを判別する。
始点の座標が指定されていない場合(ステップS102でNOの場合)、始点の座標が指定されるまで待つ。また、ユーザがタッチセンサ121にタッチして、始点の座標が指定された場合(ステップS102でYESの場合)、代替表示領域設定部112は、始点の座標を記憶部130に代替表示領域情報133として記憶する(ステップS103)。
ステップS103に続いて、ステップS104に移り、代替表示領域設定部112は、代替表示領域の終点の座標、すなわち上記第2の座標位置P4(x4,y4)が指定されたかどうかを判別する。そして、終点の座標が指定されていない場合(ステップS104でNOの場合)、終点の座標が指定されるまで待つ。タッチセンサ121から指が離れた位置を終点の座標位置の指定とする場合は、接触位置をスライドさせている際に、図4(B)に示すように、始点の座標位置と指をスライドさせている際の接触位置を結ぶ線を対角線とする矩形領域を強調表示してもよい。
そして、ユーザがタッチセンサ121から指を離すことにより、終点の座標が指定された場合(ステップS104でYESの場合)、代替表示領域設定部112は、終点の座標を記憶部130に代替表示領域情報133として記憶させる(ステップS105)。
なお、上記の方法では、それぞれユーザの指等がタッチパネルに触れた位置と離れた位置を検出することによって、始点と終点の座標が指定されたこととしているが、これ以外の方法によって、始点と終点の座標を指定するようにしてもよいことは勿論である。
次に、ステップS107では、代替表示領域設定部112は、さらに代替表示領域の始点の座標、すなわち、図9で示す第3の座標位置P5(x5,y5)が指定されたかどうかを判別する。代替表示領域の第2の始点の座標が指定されていない場合(ステップS107でNOの場合)、ステップS112に進み、指定された1つの代替表示領域を先述した方法で2分割し、記憶部130に代替表示領域情報133として記憶させる。ここで、第2の始点の座標が指定されていない場合の判別は、先述したように、ユーザからの入力の有無を画面で確認したり、所定の時間内にユーザによるタッチセンサ121へのタッチ操作がなかった場合に、第2の始点の座標が指定されていないと判別する。
ステップS107で、さらに代替表示領域の始点の座標、すなわち、第2の始点の座標となる第3の座標位置P5(x5,y5)が指定された場合(YESの場合)、代替表示領域設定部112は、第2の始点の座標を記憶部130に代替表示領域情報133として記憶する(ステップS108)。次に、ステップS109に移り、代替表示領域設定部112は、第2の始点に対応する第2の終点の座標、すなわち第4の座標位置P6(x6,y6)が指定されたかどうかを判別する。そして、終点の座標が指定されていない場合(ステップS109でNOの場合)、終点の座標が指定されるまで待つ。
ここで、最初の代替表示領域の指定と同様に、タッチセンサ121から指が離れた位置を終点の座標位置の指定とする場合は、接触位置をスライドさせている際に、図4(B)に示すように、始点の座標位置と指をスライドさせている際の接触位置を結ぶ線を対角線とする矩形領域を強調表示してもよい。そして、ユーザがタッチセンサ121から指を離すことにより、第2の終点の座標が指定された場合(ステップS109でYESの場合)、代替表示領域設定部112は、第2の終点の座標を記憶部130に代替表示領域情報133として記憶し(ステップS110)、代替表示領域設定部112は、2つ目の代替表示領域を確定し(ステップS110)する。
次に、ステップS110およびステップS112からステップS113に移り、代替表示領域設定部112は2つの代替表示領域のうち、面積の小さい方の代替表示領域を第12の表示領域とし、面積の大きい方の代替表示領域を第2の表示領域として特定する。なお、面積が同じ場合は、左側に位置する代替表示領域あるいは上側に位置する代替表示領域を第1の代替表示領域として特定するようにしてもよい。そして、代替表示領域設定部112は、第1、第2の代替表示領域が特定されたことを縮小率算出部113およびタッチキーレイアウト決定部115に通知する。
次に、縮小率算出部113は、正常時にタッチキー画面が表示される表示領域を特定する座標と、第1の代替表示領域51Aまたは52を特定する座標を記憶部130から制御部110に取り込む(ステップS114)。さらに、縮小率算出部113は、第1の代替表示領域51に故障前のタッチキー画像の縮小画像を表示する際の縮小率を算出し(ステップS115)、算出した縮小率を縮小画像データ生成部114に通知する。縮小率の算出については先述した方法によって行うことができる。
次に、縮小画像データ生成部114は、記憶部134に記憶されている正常時に表示されるタッチキー画像のデータを制御部110に取り込み、縮小率算出部113から通知された縮小率にしたがって、タッチキー画像を縮小した縮小画像データを生成する(ステップS116)。
次に、ステップS117に移り、タッチキーレイアウト決定部115は、タッチキー画像に表示していたタッチキーのみを含む画像を第2の代替表示領域に表示する際のレイアウトを決定する。レイアウトの種類については先述したとおりであり、予め、種々のレイアウトの選択が可能となるような選択画面を表示して、ユーザからのレイアウトの設定を受け付けるようにしておけばよい。そして、タッチキー画像データ生成部116は、タッチキーレイアウト決定部115で決定したタッチキーのレイアウトにしたがって、タッチキー画像を生成する(ステップS118)。ここで、ステップS114からステップS116までの処理と、ステップS117からステップS118までの処理とは前後してもよく、また、並行して処理してもよい。
そして、画像データ合成部は、縮小画像データ生成部114から受取った縮小画像データとタッチキー画像データ生成部116から受取ったタッチキー画像データを合成することにより、第1の代替表示領域に縮小画像を、また、第2の代替表示領域にタッチキーのみを含むタッチキー画像を表示するための画像データを生成し(ステップS119)、この画像データを表示画面に表示することにより(ステップS120)、処理を終了する。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は、表示画面に、少なくとも1つ以上のタッチキーを含む、タッチキー画像を表示し、前記タッチキーが接触されたことを検出して、接触されたタッチキーに応じた入力を受付けるタッチパネル入力装置において、故障時に使用可能な代替表示領域の指定を受付け、第1の代替表示領域と第2の代替表示領域を特定する代替表示領域設定部と、前記第1の代替表示領域に前記タッチキー画像の縮小画像を表示する際の縮小率を算出する縮小率算出部と、該縮小率算出部で算出した縮小率に基づいて、前記タッチキー画像の縮小画像データを生成する縮小画像データ生成部と、前記タッチキー画像に含まれるタッチキーのみを含む画像を、所定の画像サイズで前記第2の代替表示領域に表示する際のタッチキーの表示レイアウトを決定するタッチキーレイアウト決定部と、該タッチキーレイアウト決定部で決定されたレイアウトにしたがって、前記タッチキーのタッチキー画像データを生成するタッチキー画像データ生成部とを有し、前記タッチキー画像の縮小画像データおよび前記タッチキー画像データを、それぞれ前記表示画面の第1の代替表示領域および第2の代替表示領域に表示し、前記第2の代替表示領域に表示したタッチキーによって入力を受け付けることを特徴とするものであってよい。
これにより、タッチパネル入力装置の一部に故障領域があった場合、非故障代替表示領域である指定を受付け、この代替表示領域の第1の代替表示領域に、正常時と同じタッチキー画像を欠損なく縮小表示することができる。このため、故障時でも、正常時と全く同じタッチキーのレイアウトを参照しながら、第2の代替表示領域に表示したタッチキーの操作を行うことができ、使い勝手を大きく損なうことがなく、ユーザの操作ミスを少なくすることができる。
また、前記代替表示領域設定部は、1つの代替表示領域を受付け、該1つの代替表示領域を分割することにより、前記第1の表示領域および第2の表示領域を特定してもよい。これにより、ユーザによる代替表示領域の設定を簡便化できる。
また、前記代替表示領域設定部は、2つの代替表示領域を受付け、受付けた2つの代替表示領域のうち面積の小さい方の代替表示領域を前記第1の代替表示領域として特定してもよい。これにより、面積の大きな法の代替表示領域をタッチキーの入力画面として用いることができる。
また、前記タッチキーレイアウト決定部は、前記タッチキーに含まれるタッチキーのうち、使用頻度の低いタッチキーを縮小表示したレイアウトとしてもよい。これにより、使用頻度の高いタッチキーを大きく表示することができ、利便性が向上する。
また、前記タッチキーのみを含む画像は、前記第2の代替表示領域にスクロール可能に表示してもよい。これにより、タッチキーの大きさを故障前の大きさで表示することが可能となる。
また、前記第1代替表示領域に、当該タッチパネル入力装置が故障している旨のコーション画像を表示してもよい。これにより、タッチパネルの故障をユーザに知らせることができる。
また、第1の代替表示領域に表示した前記縮小画像に含まれるタッチキーと、第2の代替表示領域に表示したタッチキーのみを含む画像に含まれるタッチキーとが、それぞれ対応するタッチキー同士で同一色の枠を設けたものとしてもよい。これにより、ユーザにとって、縮小画面に表示されたタッチキーとタッチ操作を受け付けるためのタッチキーとの対応関係が分かりやすくなる。
また、上記のタッチパネル入力装置を画像形成装置が備えていてもよい。これにより、画像形成装置のタッチパネルが故障した際にも、正常時と全く同じタッチキーのレイアウトを参照しながら、第2の代替表示領域に表示したタッチキーの操作を行うことができ、使い勝手を大きく損なうことがなく、ユーザの操作ミスを少なくすることができる。
10…タッチパネル入力部、20…タッチキー画像(正常時)、21,22,23,24,25,26,31,32,33,34,35,36…タッチキー、27…画像処理装置の縮小画像、31…縮小画像、32…タッチキー画像(故障時)、41,42…故障領域、51,51A,51B,52,53…代替表示領域、61…スクロールバー、71…コーション画像、100…画像形成装置、110…制御部、111…表示制御部、112…代替表示領域設定部、113…縮小率算出部、114…縮小画像データ生成部、115…タッチキーレイアウト決定部、116…タッチキー画像データ生成部、117…画像データ合成部、118…入力監視部、120…操作部、121…タッチセンサ、122…表示部、123…ハードキー入力部、124…表示画面、130…記憶部、131…表示領域情報、132…通常表示領域情報、133…代替表示領域情報、134…画像データ、140…画像読取部、150…画像処理部、160…印字部、170…報知部。

Claims (5)

  1. 表示画面に、少なくとも1つ以上のタッチキーを含む、タッチキー画像を表示し、前記タッチキーが接触されたことを検出して、接触されたタッチキーに応じた入力を受付けるタッチパネル入力装置において、
    故障時に使用可能な代替表示領域の指定を受付け、第1の代替表示領域と第2の代替表示領域を特定する代替表示領域設定部と、
    前記第1の代替表示領域に前記タッチキー画像の縮小画像を表示する際の縮小率を算出する縮小率算出部と、
    該縮小率算出部で算出した縮小率に基づいて、前記タッチキー画像の縮小画像データを生成する縮小画像データ生成部と、
    前記タッチキー画像に含まれるタッチキーのみを含む画像を、所定の画像サイズで前記第2の代替表示領域に表示する際のタッチキーの表示レイアウトを決定するタッチキーレイアウト決定部と、
    該タッチキーレイアウト決定部で決定されたレイアウトにしたがって、前記タッチキーのタッチキー画像データを生成するタッチキー画像データ生成部とを有し、
    前記タッチキー画像の縮小画像データおよび前記タッチキー画像データを、それぞれ前記表示画面の第1の代替表示領域および第2の代替表示領域に表示し、前記第2の代替表示領域に表示したタッチキーによって入力を受け付けることを特徴とするタッチパネル入力装置。
  2. 前記代替表示領域設定部は、1つの代替表示領域を受付け、該1つの代替表示領域を分割することにより、前記第1の代替表示領域および第2の代替表示領域を特定することを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル入力装置。
  3. 前記代替表示領域設定部は、2つの代替表示領域を受付け、受付けた2つの代替表示領域のうち面積の小さい方の代替表示領域を前記第1の代替表示領域として特定することを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル入力装置。
  4. 前記タッチキーレイアウト決定部は、前記タッチキーに含まれるタッチキーのうち、使用頻度の低いタッチキーを縮小表示したレイアウトとすることを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載のタッチパネル入力装置。
  5. 前記タッチキーのみを含む画像は、前記第2の代替表示領域にスクロール可能に表示されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1に記載のタッチパネル入力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019197190A (ja) * 2018-05-11 2019-11-14 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム

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