JP2014111246A - 遠心ボールミル - Google Patents

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Abstract

【課題】粉砕性を向上させることのできる遠心ボールミルを提供する。
【解決手段】粉砕対象物および粉砕用ボール50が入れられる筒状の容器11と、容器11を公転軸12の周りに公転させる公転機構13と、容器11を自転軸14の周りに自転させる自転機構15と、容器11の内周面11bを自転軸14に対して傾斜させる機構17、55とを備え、容器11が自転することによって、容器11の内周面11bのうち公転による遠心力が最大となる部位が容器11の軸方向に変化し、粉砕用ボール50は、容器11の内周方向および自転軸14の方向に移動することによって3次元リサージュ曲線の軌跡を描く。
【選択図】図1

Description

本発明は、粉砕対象物および粉砕用ボールが入れられた筒状の容器を公転および自転させることによって粉砕対象物を粉砕する遠心ボールミルに関するものである。
従来、特許文献1には、自転軸を公転軸に対して傾斜させた遠心ボールミルが記載されており、これにより粉砕用ボールと粉砕対象物とがトルネード運動を起こして粉砕効率が向上する旨も記載されている。
特開2006−43578号公報
上記従来技術によると、自転軸が公転軸に対して傾斜しており、かつ円筒状の容器の中心軸が自転軸と平行になっているので、容器の中心軸が公転軸に対して傾斜しており、容器の内周面も公転軸に対して傾斜している。
そのため、容器の内周面は、容器の軸方向の一端側と他端側とで公転軸との距離が異なることとなり、その結果、容器の内周面に作用する公転による遠心力の大きさも、容器の軸方向の一端側と他端側とで異なることとなる。換言すれば、容器の内周面には、公転による遠心力が最大となる部位(以下、最大遠心力部位と言う。)が生じることとなる。そして、容器の内周面のうち最大遠心力部位に粉砕用ボールが集まることとなる。
しかしながら、上記従来技術では、円筒状の容器の中心軸が自転軸と平行になっているので、容器が自転しても、公転軸に対する容器の中心軸の傾斜角度は変化せず一定であり、公転軸に対する容器の内周面の傾斜角度も変化せず一定である。
そのため、容器が自転しても、容器の内周面のうち公転軸から最も離れた部位が容器の軸方向に変化しないので、容器の内周面のうち最大遠心力部位も容器の軸方向に変化しない。
その結果、容器の内周面のうち容器の軸方向における一定の部位に粉砕用ボールが集まるので、粉砕用ボールを容器の軸方向に攪拌させる力が生じにくく、ひいては粉砕性を向上させる効果が乏しいという問題がある。
本発明は上記点に鑑みて、粉砕性を向上させることのできる遠心ボールミルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
粉砕対象物および粉砕用ボール(50)が入れられる筒状の容器(11)と、
容器(11)を公転軸(12)の周りに公転させる公転機構(13)と、
容器(11)を自転軸(14)の周りに自転させる自転機構(15)と、
容器(11)の内周面(11b)を自転軸(14)に対して傾斜させる機構(17、55)とを備え、
容器(11)が自転することによって、容器11の内周面(11b)のうち公転による遠心力が最大となる部位が容器(11)の軸方向に変化し、
粉砕用ボール(50)は、容器(11)の内周方向および軸方向に移動することによって3次元リサージュ曲線の軌跡を描くことを特徴とする。
これによると、容器(11)の内周面(11b)が自転軸(14)に対して傾斜しているので、させる筒状の容器の中心軸が自転軸と平行になっているので、容器(11)が自転することによって、容器11の内周面(11b)のうち公転による遠心力が最大となる部位が容器(11)の軸方向に変化する。
その結果、粉砕用ボール(50)が、容器(11)の内周方向および軸方向に移動して3次元リサージュ曲線の軌跡を描くので、粉砕用ボール(50)を容器(11)の軸方向に攪拌させて粉砕性を向上することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態における遠心ボールミルの正面図である。 図1のA矢視図である。 第1実施形態における遠心ボールミルの作動状態における容器の断面図である。 第1実施形態における遠心ボールミルの作動状態における容器の断面図である。 第1実施形態における遠心ボールミルの粉砕用ボールの軌跡を示す図である。 第1実施形態における遠心ボールミルの粉砕用ボールの軌跡を示す図である。 第2実施形態における遠心ボールミルの断面図である。 第3実施形態における遠心ボールミルの作動状態における容器の断面図である。 第3実施形態における遠心ボールミルの作動状態における容器の断面図であり、図8に対して容器が180度自転した状態を示している。 第3実施形態における遠心ボールミルの粉砕用ボールの軌跡を示す図である。 第4実施形態における遠心ボールミルの要部を示す正面図である。 第4実施形態における遠心ボールミルの作動状態における容器の断面図である。 第4実施形態における遠心ボールミルの作動状態における容器の断面図であり、図8に対して容器が180度自転した状態を示している。 第4実施形態における遠心ボールミルの粉砕用ボールの軌跡を示す図である。
(第1実施形態)
図1は本実施形態における遠心ボールミル10の正面図であり、図2は図1のA矢視図である。図1では、遠心ボールミル10の一部を断面図で示している。図1中、上下の矢印は、重力方向における上下方向を示している。
遠心ボールミル10は、容器11を公転軸12周りに回転させる公転機構13と、容器11を自転軸14周りに回転させる自転機構15と、容器11を揺動軸16周りに揺動させる揺動機構17とを備えている。揺動機構17は、容器11の姿勢を調整する調整部を構成している。
図1、図2の例では、公転軸12は重力方向に対して平行になっており、自転軸14は公転軸12に対して平行になっており、揺動軸16は容器11の公転方向を向いている。
公転機構13は、公転用アクチュエータ20、公転用ギヤ21、22、公転用シャフト23および公転用アーム24を有している。
公転用アクチュエータ20は、その出力軸20aが公転軸12に対して平行となるようにベース部材25に固定されている。公転用アクチュエータ20の出力軸20aは、公転用ギヤ21、22を介して円筒状の公転用シャフト23に連結されている。
図1、図2の例では、公転用アクチュエータ20の出力軸20aは、重力方向上方側に向かって延びており、公転用ギヤ21、22は、ベース部材25よりも重力方向上方側に配置されている。
公転用シャフト23の内部には、円筒状の公転用シャフト支持部材26が同軸状に挿入されている。公転用シャフト23は、公転用シャフト支持部材26にベアリングを介して回転自在に支持されている。公転用シャフト支持部材26は、公転軸12に対して同軸状に、ベース部材25に固定されている。したがって、公転用シャフト23は、公転軸12周りに回転することができる。図1、図2の例では、公転用シャフト支持部材26は、ベース部材25から重力方向上方側に向かって延びている。
公転用シャフト支持部材26には、公転用シャフト支持部材26の径方向外側に向かって延びる公転用アーム24が固定されている。公転用アーム24は、公転用シャフト23と一体的に、公転軸12周りに回転することができる。図1、図2の例では、公転用アーム24は、公転用ギヤ21、22よりも重力方向上方側に配置されている。
自転機構15は、自転用アクチュエータ30、自転用ギヤ31、32、33および自転用シャフト34を有している。
自転用アクチュエータ30は、その出力軸30aが公転用シャフト支持部材26の内部に挿入され、かつ公転軸12に対して同軸状になるようにベース部材25に固定されている。自転用アクチュエータ30の出力軸30aは、公転用シャフト支持部材26にベアリングを介して回転自在に支持されている。
自転用アクチュエータ30の出力軸30aは、自転用ギヤ31、32、33を介して自転用シャフト34に連結されている。自転用シャフト34は、自転軸14に対して同軸状になるように、公転用アーム24にベアリングを介して回転自在に支持されている。したがって、自転用シャフト34は、自転軸14周りに回転することができる。
図1、図2の例では、自転用アクチュエータ30の出力軸30aは、重力方向上方側に向かって延びており、自転用ギヤ31、32、33は、公転用アーム24よりも重力方向上方側に配置されている。
揺動機構17は、揺動用シャフト40、揺動用シャフト支持部材41、揺動用アクチュエータ42および容器固定部材43を有している。揺動用シャフト40は、揺動軸16に対して同軸状になるように、揺動用シャフト支持部材41に揺動自在に支持されている。したがって、揺動用シャフト40は、揺動軸16周りに揺動することができる。
揺動用シャフト40は、揺動用アクチュエータ42の出力軸(図示せず)に連結されている。揺動用アクチュエータ42は、揺動用シャフト支持部材41に固定されている。揺動用シャフト支持部材41は、自転用シャフト34に固定されている。したがって、揺動用シャフト支持部材41は、自転軸14周りに回転することができる。
揺動用シャフト40には、筒状の容器固定部材43が固定されている。したがって、容器固定部材43は、揺動用シャフト40と一体的に、揺動軸16周りに揺動することができる。
図1、図2の例では、揺動用シャフト40、揺動用シャフト支持部材41および容器固定部材43は、自転用ギヤ31、32、33よりも重力方向上方側に配置されている。
容器固定部材43には、筒状の容器11が挿入されて固定されるようになっている。本例では、容器11は円筒状になっているが、必ずしも円筒状である必要はなく、非円筒状であってもよい。例えば、容器11は、断面形状が多角形の角筒状になっていてもよいし、容器11の断面形状は非円形の閉曲線になっていてもよい。
容器11は、その中心軸11aが揺動軸16に対して直交するように、容器固定部材43に固定される。容器11は、その重心が揺動軸16と一致するように、容器固定部材43に固定される。したがって、容器11は、その重心を中心として揺動軸16周りに揺動することができる。
図1、図2の例では、自転機構15および揺動機構17を2組設け、容器11を同時に2個固定できるようになっている。
上記構成における作動を説明する。公転用アクチュエータ20を作動させると、公転用アクチュエータ20の出力軸20aの回転力が公転用ギヤ21、22および公転用シャフト23を介して公転用アーム24に伝達され、公転用アーム24が公転軸12周りに回転する。
公転用アーム24が公転軸12周りに回転すると、公転用アーム24に支持された自転用シャフト34も公転軸12周りに回転する。自転用シャフト34が公転軸12周りに回転すると、自転用シャフト34に連結された自転用ギヤ31、32、33の噛み合いによって、自転用シャフト34が自転軸14周りに回転する。
したがって、自転用シャフト34に揺動用シャフト支持部材41、揺動用シャフト40および容器固定部材43を介して連結された容器11が、公転軸12周りに公転するとともに、自転軸14周りに自転する。
このとき、自転用アクチュエータ30を作動させると、自転用アクチュエータ30の出力軸30aの回転力が自転用ギヤ31、32、33を介して自転用シャフト34に伝達されるので、自転用シャフト34の回転速度が変化し、ひいては容器11の自転速度が変化する。
自転用アクチュエータ30の出力軸30aの回転速度を、公転用ギヤ21、22および自転用ギヤ31、32、33のギヤ比に応じた所定の回転速度にすると、自転用アクチュエータ30による自転用シャフト34の回転と、公転用アクチュエータ20による自転用シャフト34の回転とを相殺して自転用シャフト34の回転を停止させることができ、ひいては容器11の自転を停止させることができる。
揺動用アクチュエータ42を作動させると、揺動用アクチュエータ42の出力軸の揺動力が揺動用シャフト40を介して容器固定部材43に伝達され、容器固定部材43に固定された容器11が揺動軸16周りに搖動する。
図3、図4に示すように、容器11が揺動軸16周りに搖動することによって、自転軸14に対する容器中心軸11aの傾斜角θが変化する。これにより、容器11の内周面11bを自転軸14に対して傾斜させることができる。
容器11の内周面11bが自転軸14に対して傾斜していると、容器11が自転することによって、容器11の内周面11bのうち公転軸12から最も離れた部位が容器中心軸11aの方向(容器11の軸方向)に変化する。そのため、容器11の内周面11bのうち公転による遠心力が最大となる部位(以下、最大遠心力部位と言う)も容器中心軸11aの方向に変化する。
図3の状態では、容器11は、その上端側がその下端側よりも公転軸12から離れる方向(図3では右方側)に傾斜しているので、容器11の内周面11bの上端部(図3では容器11の右上角部の近傍部位)が公転軸12から最も離れ、当該部位が最大遠心力部位となる。
図4の状態では、容器11は、その下端側がその上端側よりも公転軸12から離れる方向(図4では右方側)に傾斜しているので、容器11の内周面11bの下端部(図4では容器11の右下角部の近傍部位)が公転軸12から最も離れ、当該部位が最大遠心力部位となる。
このとき、粉砕用ボール50に作用する公転による遠心力C1および重力G1の、容器中心軸11a方向における分力C2、G2の合計に応じて、粉砕用ボール50が容器中心軸11a方向に上下に動くので、粉砕用ボール50が最大遠心力部位に集まる。したがって、最大遠心力部位が容器中心軸11aの方向に変化することによって、粉砕用ボール50が容器中心軸11a方向に上下に動く。
自転軸14に対する容器中心軸11aの傾斜角θが変化すると、容器11に入れられた粉砕用ボール50に作用する遠心力C1および重力G1の、容器中心軸11a方向における分力C2、G2のバランスが変化するので、粉砕用ボール50が容器中心軸11a方向に上下に動く。
本実施形態によると、粉砕用ボール50は、容器11の内周方向および軸方向に移動し、それによって3次元リサージュ曲線の軌跡を描く。このときの粉砕用ボール50の軌跡を、容器11の内周面11bを平面に展開した上に表すと図5、図6のような2次元リサージュ図形になる。リサージュ曲線とは、2つの互いに直交する単振動の合成によって得られる曲線のことである。
図5は、容器11を自転1回転の間に1回、一定の角度で揺動させた場合の粉砕用ボール50の軌跡を示しており、粉砕用ボール50はSIN曲線のような軌跡を描く。これにより、容器11に入れられた粉砕用ボール50および粉砕対象物が容器中心軸11a方向に上下に攪拌されるので、粉砕対象物の粉砕性を高めることができる。
図6は、容器11を自転1回転の間に5回、一定の角度で揺動させた場合の粉砕用ボール50の軌跡を示している。このように、自転回転数に対する揺動の回数を増やせば、SIN曲線の周期が短くなり、粉砕用ボール50および粉砕対象物の上下の攪拌回数が増えるので、粉砕対象物の粉砕性をさらに高めることができる。
粉砕加工中に自転用アクチュエータ30の作動を制御して容器11の自転速度を増減させたり容器11の自転方向を逆転させたりすることによって、粉砕用ボール50の軌跡を任意に変更することができる。具体的には、粉砕用ボール50の軌跡を、SIN曲線のような軌跡以外にも直線状の軌跡、円状の軌跡、リサージュ曲線のような軌跡、ヘリックス曲線のような軌跡等、種々の軌跡にすることができる。このため、粉砕対象物の材質や狙いの粉砕度等に応じて、粉砕対象物の粉砕性を適宜調節することができる。
本実施形態では、容器11の重心が揺動軸16と一致しているので、粉砕用ボール50に作用する分力C2、G2のバランスを効果的に変化させることができる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、揺動用シャフト40で容器11を揺動可能にすることによって自転軸14に対する容器中心軸11aの傾斜角θを変化させるが、本第2実施形態では、図7に示すように、容器11の固定に角度調整部材55を用いることによって自転軸14に対する容器中心軸11aの傾斜角θを変化させる。
具体的には、自転用シャフト34に、平板状の容器固定部材56が固定され、容器固定部材56と容器11との間に角度調整部材55が介在している。容器固定部材56および角度調整部材55は、自転用ギヤ31、32、33よりも重力方向上方側に配置されている。
角度調整部材55は、容器固定部材43に対して容器11が所定の角度で傾斜するように、所定の角度で傾斜した形状を有している。これにより、容器11を自転軸14に対して傾斜させることができる。図7の例では、容器11は、自転軸14に対して公転軸12側に傾斜している。
容器11を自転軸14に対して傾斜させることにより、容器11の内周面11bが自転軸14に対して傾斜する。そのため、上記第1実施形態と同様に、容器11が自転することによって、公転軸12に対する容器11の内周面11bの傾斜角が変化するので、容器11の内周面11bのうち最大遠心力部位が容器中心軸11aの方向に移動する。
本実施形態においても、粉砕用ボール50は、容器11の内周方向および軸方向に移動し、それによって3次元リサージュ曲線の軌跡を描く。また、粉砕用ボール50は、容器11の内周面11bにおいてはSIN曲線のような軌跡を描く。その結果、粉砕用ボール50および粉砕対象物が容器中心軸11a方向に上下に攪拌されるので、粉砕対象物の粉砕性を高めることができる。
傾斜角度の異なる複数個の角度調整部材55を用意し、角度調整部材55を取り替えることによって、容器11の傾斜角θを変更することができる。そして、容器11の傾斜角θの変更、容器11の自転速度の増減、および容器11の自転方向の逆転を任意に行うことによって、粉砕用ボール50の軌跡を任意に変更することができる。
(第3実施形態)
上記実施形態では、自転軸14が公転軸12に対して平行になっているが、本第3実施形態では、図8に示すように、自転軸14が公転軸12に対して非平行になっている。また、自転軸14に対する容器中心軸11aの角度は一定になっている。
自転軸14は公転軸12に対して45度傾いている。容器中心軸11aは、自転軸14に対して非平行になっている。これにより、容器11の内周面11bが自転軸14に対して傾斜する。
図8の状態から容器11が180度自転すると、図9に示すように容器11の姿勢が変化する。図8の状態では、容器11の内周面11bのうち天井部11c側の端部が公転軸12から最も離れている。図9の状態では、容器11の内周面11bのうち底部11d側の端部が公転軸12から最も離れている。
そのため、上記実施形態と同様に、容器11が自転することによって、最大遠心力部位が容器中心軸11aの方向に移動するので、粉砕用ボール50が容器中心軸11a方向にに動く。
本実施形態によると、粉砕用ボール50は、容器11の内周方向および容器中心軸11aの方向に移動し、それによって3次元リサージュ曲線の軌跡を描く。このときの粉砕用ボール50の軌跡を、容器11の内周面11bを平面に展開した上に表すと図10のような2次元リサージュ図形(SIN曲線のような軌跡)になる。そのため、上記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(第4実施形態)
上記第3実施形態では、自転軸14が公転軸12に対して45度傾いているが、本第4実施形態では、図11に示すように、自転軸14が公転軸12に対して90度傾いている。
図11の例では、自転用アクチュエータ30の出力軸20a(図11では図示省略)から自転用シャフト34へ回転力を伝達する自転用ギヤ31、32、33が、回転方向を90度変換するようになっている。
本実施形態における遠心ボールミル10は、容器11を回転軸60周りに回転させる回転機構61を備えている。回転機構61は、自転軸14に対する容器11の傾斜角を調整する調整部を構成している。回転軸60は容器11の公転方向を向いている。
回転機構61は、回転用シャフト62、回転用シャフト支持部材63、回転用アクチュエータ(図示せず)および容器固定部材64を有している。回転用シャフト62は、回転軸60に対して同軸状になるように、回転用シャフト支持部材63に回転自在に支持されている。したがって、回転用シャフト62は、回転軸60周りに回転することができる。
回転用シャフト62は、回転用アクチュエータの出力軸(図示せず)に連結されている。回転用アクチュエータは、回転用シャフト支持部材63に固定されている。回転用シャフト支持部材63は、自転用ギヤ33に固定されている。したがって、回転用シャフト支持部材63は、自転軸14周りに回転することができる。
回転用シャフト62には、円筒状の容器固定部材64が固定されている。したがって、容器固定部材64は、回転用シャフト62と一体的に、回転軸60周りに回転することができる。容器固定部材64には、円筒状の容器11が挿入されて固定されるようになっている。
容器11は、その中心軸11aが回転軸60に対して直交するように、容器固定部材64に固定される。容器11は、その重心が回転軸60と一致するように、容器固定部材64に固定される。したがって、容器11は、その重心を中心として回転軸60周りに回転することができる。
回転用アクチュエータ(図示せず)は、自転と同じ周期で回転用シャフト62を回転させる。したがって、容器11は、自転と同じ周期で回転軸60周りに回転する。換言すれば、容器中心軸11aは、自転と同じ周期で公転面の半径方向(図12の左右方向)に回転する。
図12の状態から容器11(容器中心軸11a)が180度自転すると、図13に示すように自転軸14に対する容器11の傾斜角が変化する。そのため、公転軸12に対する容器11の内周面11bの傾斜角も変化するので、容器11の内周面11bのうち最大遠心力部位が容器中心軸11aの方向(容器11の軸方向)に変化する。
図12の状態では、容器11の内周面11bのうち天井部11c側の端部が公転軸12から最も離れているので、当該部位が最大遠心力部位となる。図13の状態では、容器11の内周面11bのうち底部11d側の端部が公転軸12から最も離れているので、当該部位が最大遠心力部位となる。
そのため、上記実施形態と同様に、容器11が自転することによって、最大遠心力部位が容器中心軸11aの方向に移動するので、粉砕用ボール50が容器中心軸11a方向にに動く。
本実施形態によると、粉砕用ボール50は、容器11の内周方向および容器中心軸11aの方向に移動し、それによって3次元リサージュ曲線の軌跡を描く。このときの粉砕用ボール50の軌跡を、容器11の内周面11bを平面に展開した上に表すと図14のような2次元リサージュ図形(SIN曲線のような軌跡)になる。そのため、上記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態に限定されることなく、以下のように種々変形可能である。
(1)上記第1実施形態では、揺動軸16は容器11の公転方向を向いているが、これに限定されるものではなく、揺動軸16は自転軸14に対して非平行になっていればよい。
また、上記第1実施形態では、公転軸12は重力方向に対して平行になっており、自転軸14は公転軸12に対して平行になっているが、これに限定されるものではない。例えば、公転軸12は重力方向に対して略平行になっていて、自転軸14は公転軸12に対して略平行になっていてもよい。
(2)上記第1実施形態では、揺動用シャフト40が揺動用アクチュエータ42によって自動で揺動されるようになっているが、揺動用シャフト40の揺動は、必ずしも揺動用アクチュエータ42を用いて自動で行う必要は無い。
例えば、粉砕加工中にある一定の頻度で公転用アクチュエータ20および自転用アクチュエータ30を一度停止し、揺動用シャフト40の角度を手動で変えた後、公転用アクチュエータ20および自転用アクチュエータ30を再作動させるようにしてもよい。
(3)上記第2実施形態では、容器11と角度調整部材55とが別部材になっているが、容器11と角度調整部材55とを一体的に形成しても良い。
(4)上記実施形態では、容器11を自転軸14に対して傾斜させるために揺動用シャフト40や角度調整部材55が用いられているが、これに限定されるものではなく、例えばジャッキ機構を用いることによって容器11を自転軸14に対して傾斜させてもよい。
(5)上記実施形態では、自転機構15を2組設け、容器11を同時に2個固定できるようになっているが、これに限定されるものではなく、自転機構15の個数を増減してもよい。
11 容器
12 公転軸
13 公転機構
14 自転軸
15 自転機構
16 揺動軸
17 揺動機構(調整部)
50 粉砕用ボール

Claims (7)

  1. 粉砕対象物および粉砕用ボール(50)が入れられる筒状の容器(11)と、
    前記容器(11)を公転軸(12)の周りに公転させる公転機構(13)と、
    前記容器(11)を自転軸(14)の周りに自転させる自転機構(15)と、
    前記容器(11)の内周面(11b)を前記自転軸(14)に対して傾斜させる機構(17、55)とを備え、
    前記容器(11)が自転することによって、前記内周面(11b)のうち公転による遠心力が最大となる部位が前記容器(11)の軸方向に変化し、
    前記粉砕用ボール(50)は、前記容器(11)の内周方向および前記軸方向に移動することによって3次元リサージュ曲線の軌跡を描くことを特徴とする遠心ボールミル。
  2. 前記機構(17、55)は、前記自転軸(14)に対する前記容器(11)の角度を変化できるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遠心ボールミル。
  3. 前記機構(17)は、前記自転軸(14)に対して非平行な揺動軸(16)の周りに前記容器(11)を揺動させるものであることを特徴とする請求項2に記載の遠心ボールミル。
  4. 前記揺動軸(16)は、前記容器(11)の重心と一致していることを特徴とする請求項3に記載の遠心ボールミル。
  5. 前記揺動軸(16)は、前記容器(11)の公転方向を向いていることを特徴とする請求項3に記載の遠心ボールミル。
  6. 前記機構(55)は、前記自転軸(14)に対する前記容器(11)の角度を調整するものであることを特徴とする請求項2に記載の遠心ボールミル。
  7. 前記自転軸(14)は、前記公転軸(12)に対して非平行になっていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の遠心ボールミル。
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