JPS6014950A - 微粉砕装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発、明はニューセラミック原料のように微粉砕又は超
微粉砕を要求される原料粒子と、多数のわ）砕用ボール
とを微粉砕容器に入れ、回転テーブルの仮想円上に自転
可能に設けたポットに納め、回転テーブルの公転とポッ
ト及びｍ粉砕容器の自転とによって微粉砕を施す装置に
おいて、ボッＦに首振り自転を生じさせ、しかもその首
振りを回転テーブルの公転回転数に調和させて、比較的
緩い速度で生じさせ、しかも自転回転方向を任意の二方
向の一方に設定できるようにしたものであって、それに
より、原料粒子とボールの、微粉砕容器内での流動関係
を一定にしないで、有効な１５）砕を高速度、高能率で
施し得る装置を提供することを目的とするものである。

本発明の一実施例を説明する。

第１図は本発明の微粉砕装置１の縦断側面図を例示し、
第２図にも示−しているように、台２の上方部に、回転
テーブル３を設け、回転テーブル３と一体かつ同心にし
て下部に取付けた装置ケース４の下面中心に駆動管軸５
を固定し、該管軸５の下端に鎮輪６を固定する。駆動管
軸５には下端を台２に固着した非回転軸７に外嵌し、ベ
アリング８を介して該駆動管軸５を回転テーブル３等と
共に非回転軸７により支持する。非回転軸７は中空形に
し、たものであって、その中心に台２の下側まで突出す
るポット軸回転用中心軸９を、ベヤリング１０を介して
回転勝手に挿通ずる。

回転テーブル３の中心の周りの仮想円１１（第３製茶１
６）ｌに数個の等角度間隔のポット支持軸１２をベヤリ
ング１３により支持して挿通する。

該ポット支持軸１２は管状をなし、その上端に中空の傾
斜部１４を設ける。１５は内部に微粉砕容器ａを取出し
自由に装入するボッｌであって、下面中心から突出した
軸子１６をベヤリング１７の介在の下にポット支持軸１
２の傾斜部１４に挿入し、それによってポット１５をも
傾斜させる。ポット支持軸重２の下側からは、ベヤリン
グ１９によって回転を勝手にしたポット駆動軸１８を挿
入し、該軸１８の上端と前記の軸子１６とを自由継手２
０により連結する。

ポット軸回転用中心軸９には非回転軸７の下端から突出
する部分に、前記の線輪６と同歯数の鎮輪２１を固着し
、台２の下側に取付けたモータ２２によりチェノ２３．
２４を介して鎮輪６．２１及び駆動管軸５（回転テーブ
ル３）とポット軸回転用中心軸９とを同速度で」司方向
に回転−する。またポット軸回転用中心軸９の非回転軸
７から突出する上端にポット自転用鎮輪２５を固定し、
非回転軸７の装置ケース４内に突出する上端に首振り用
固定線輪２６を設ける。ポット支持軸１２の下端部には
前記のポット自転用線輪２５と同じレベルにおいて、該
線輪２５より一歯多いか、−山少ない自転鏡軸２７を固
着し、ポット駆動軸１８のボッＩ・支持軸１２のから突
出する部分に、首振り用固定線輪２６と同じレベルにし
た連動用鏡軸２８を固着する。該連動用鏡軸２８の歯数
は任意でよい。ポット自転用線輪２５と全部の自転線輪
２７、及び首振り用固定線輪２６と全部の連動用鏡軸２
８とには、連動回転機構をなす無端チェーン２９．３０
を夫々に掛は渡す。無端チェーン２９．３゜は第３図に
余すように凹形を以って掛は渡されるもので、夫々に一
個ずつのテンション鎮輪３１．３２を掛ける。

本実施例は、各ポット１５に、粉砕資料すと、粉砕ボー
ルＣとを納めた粉砕容器ａ　（粉砕ボールＣと粉砕容器
ａとは粉砕資料すと同性質の資料な締焼などで固めたも
のを使用するのが理想であるが、その例外もある）を挿
入し、粉砕容器ａを締付・具３３により固定してがら、
モータ２２を始動する。然るとき、駆動管軸５とポット
軸回転用中心軸９が同じ軸速で回転し、回転テーブル３
は駆動管軸５によって公転する。ポット軸回転用中心軸
９に固定されたボット自転用線輪２５とポット支持軸１
２に固定された自転鏡軸２７とは歯数比を僅かに変化さ
せた本発明の回転輪をなすものであり、自転鏡軸２７の
歯数が僅かに少なければ無端チェーン２９によって回転
テーブル３の公転回転方向と同じ方向（例えば右廻り方
向）に緩速度で自転し、歯数が僅かに大きければ、反対
方向（例えば左廻り方向）に緩速度で自転する。他方ポ
ット駆動軸１８は回転テーブル３の前記の公転とともに
公転を生じ、連動用線輪２８を首振り用固定線輪２６の
周りで回転移動するため、無端チェーン３０により連動
回転を生じ、自由継手２０によってギフト１５をポット
支持軸１２の傾斜部１４の上端面上で首振り回転させる
。このため、粉砕容器ａに納められｈ粉砕資料すと粉砕
ボールＣとが、ボッ）１５の首振りと共に流動するが、
ポット支持軸１２の自転回転数とポット駆動軸Ｉ８の鎗
振り回転数とは、夫々の連動系統の違いによって同一に
はならないから、前記流動の軌跡４１は第４図に例示す
るように変化し、粉砕資料すを粉砕ボールＣの粉砕容器
ａ内での回転運動を第４図の軌跡４１に従わせて変動す
る。このため、粉砕のメカニズムは複雑化し、粉砕能率
を顕著に向上する。

本発明は、前記に例示した構成、作用になり、ポット軸
回転用中心軸９とポット支持軸１２とに夫々固定したポ
ット自転用線輪２７の如き山数比を僅かに変化した回転
輪を無端チェーン２９等の連動回転機構により連継さＵ
て、ボンＩ・支持軸を回転テーブル３の公転回転方向と
同じか又は反対方向に緩い速度で自転さけると同時に、
前記とは回転系統を異にするポット駆動軸１８によって
、ボッｌ支持軸１２の傾斜部１４により傾斜形に支持し
たボッ１１５のｄ振り運動を生じさせるものであるため
、ボン）１．５−４０ポツト支持軸１２に伴われて生ず
る自転と、ポット駆動軸１８に連動する首振り回転とは
、速度的にアンバランスの状態になり、それによって粉
砕資料すの微粉砕能率を既に述べたように向上できるも
ので、工業的用途に適するものである。

【図面の簡単な説明】

添付図面は本発明の一実施例を示し、第１図は装置全体
の縦断側面図、第２図は同一部の拡大縦断側面図、第３
図は第１ｒＩ！ＪＡ−Ａ線切断平面図、第４図は軌跡４
１を図解した平面図である。 １−ｍ粉砕装置　３一回転テーブル ５→駆動管軸　６→鎖輪　７→非回転軸９→ボット軸回
転用中心軸 １２−ポット支持軸　１４→傾斜部 １５−ポット　１６→軸子 １８→ボツト駆動軸　２０→自由継手 ２１→鎖輪　２２→モータ ２５→ボット自転用鎖輪 ２６−首振り用固定鎖輸　２７→自転鎖輪２８→連動用
鎮輪　２９．３０→無端チ工−ン出願人　高　木　金　
−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数のポット支持軸を回転可能にして仮想円上に突出し
   た回転テーブルの下面中心に駆動管軸を固定し、該駆動
   管軸の内部には非回転管軸を挿通し、該非回転管軸の中
   心に回転を自由にしたボット軸回転用中心軸を挿通し、
   中空にしたボッ１支持軸には上端に中空の傾斜部を設け
   、ポットと該ポットの下面から突出する軸子とを傾斜さ
   せて、前記軸子を傾斜部に挿通ずると共に、ボッｌ支持
   軸の中心下端から挿通したポット駆動軸と前記のポット
   の軸子とを自由継手により連結し、前記非回転管軸に固
   定した非回転輪と各ポット駆動軸とを連動回転機構によ
   り連継させ、さらにボット軸回転用中心軸とポット支持
   軸とに歯数比を極く僅かにした回転輪を夫々固定し、そ
   れ等の回転輪を連動回転機構により連継させたことを特
   徴とする微粉砕装置。