JP2014110264A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光透過部材を介し複数の受光素子の基板に向かい入射した光線の一部が光透過部材の内表面と基板の表面との間の空間で乱反射するのを阻止して複数の受光素子及び制御素子の動作が不安定になるのを阻止することが出来、更に構造が簡素で製造コストが安く、しかも全体の厚さを薄くすることが出来る、固体撮像装置を提供することである。
【解決手段】固体撮像装置8は:制御素子10aを伴う複数の受光素子10bが表面上に配列されている基板10c;基板の表面上で制御素子を伴う複数の受光素子の周りに設けられた所定高さの支持体12に支持され、制御素子を伴う複数の受光素子を覆う光透過部材14;光透過部材の内表面に設けられ複数の受光素子に対向した開口16aを有した遮光部材16、を備え、支持体及び遮光部材の内表面の中の少なくとも前記内表面が光反射阻止処理されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、固体撮像素子をパッケージ化した固体撮像装置に関係している。
特開2007−53153(特許文献1)から知られている固体撮像素子は、基板の表面上に配列された複数の受光素子を含み、基板の表面には複数の受光素子の各々に対向した1つの開口を有した遮光膜が設けられている。複数の受光素子は制御素子を伴っている。
特開2008−117918(特許文献2)から知られていている固体撮像装置は、前述した如き従来の固体撮像素子の基板の表面上において制御素子を伴う複数の受光素子の周りに設けられた所定の高さを有する支持体に支持され、制御素子を伴う複数の受光素子を覆う光透過部材の一種であるカバーガラスを含む。
特開2010−45280(特許文献3)は、基板上にUVセンサと内部回路とが設けられているUVセンサチップを開示している。内部回路は遮光幕により覆われている。遮光幕は、基板の表面から上方に向かう方向において相互に離間にした複数の位置で基板の表面に対し夫々が略平行に配置されている複数の遮光用メタルを含む。複数の遮光用メタルの夫々におけるUVセンサへの光入射用開口の寸法は、基板の表面から最も離れた遮光用メタルから基板の表面に順次接近する遮光用メタルにおいて順次拡大されている。即ち、複数の遮光用メタルの複数の光入射用開口の内周縁は、複数の遮光用メタルにおいて基板の表面に接近するにつれてセットバックされている。
特開2007−53153号公報 特開2008−117918号公報 特開2010−45280号公報
特開2008−117918(特許文献2)に記載されている如き従来の固体撮像装置においては、カバーガラスを介し基板の表面に入射した光線の一部は前記遮光幕の前記開口に対応する前記複数の受光素子の表面又は基板の表面において前記複数の受光素子を取り囲む部分(即ち、遮光膜)に反射されて、基板の表面に対向しているカバーガラスの内表面又は支持体の内側面に向かう。前述した光線の輝度が大きい間にカバーガラスの内表面又は支持体の内側面で再反射された前記光線の一部が前記開口に対応している前記複数の受光素子に向かった場合及び前記遮光膜の前記複数の開口の縁の隙間を介して制御素子に向かった場合、このように再反射された前記輝度が大きい光線の一部が入射された前記複数の受光素子及び制御素子の動作は不安定になることがある。
特開2010−45280(特許文献3)に記載されている複数の遮光用メタルのセットバックされている複数の光入射用開口は、基板の表面から最も離れた遮光用メタル基板の光入射用開口を介しUVセンサに向かい斜めに入射しUVセンサの表面又は基板の表面においてUVセンサを取り囲む部分に反射された光線の一部がUVセンサ及び内部回路に向かい再反射することを阻止している。
とはいうものの、特開2010−45280(特許文献3)のこのような乱反射阻止構造は、複雑であり、製造コストが高い。しかも、基板の表面のUVセンサから基板の表面から最も離れた遮光用メタル基板までの距離が大きいので、このような乱反射阻止構造を備えているUVセンサチップの全体の厚さは大きい。
この発明は上記事情の下でなされ、この発明の目的は、カバーガラスの如き光透過部材を介し固体撮像装置の内部の複数の受光素子が設けられている基板に向かい入射した光線の一部が光透過部材の内表面と基板の表面との間の空間で乱反射することを阻止すること、更には斜方向より受光素子に入射する光を阻止すること、により複数の受光素子及び制御素子の動作が不安定になることを阻止することが出来るのはもちろんのこと、構造が簡素で製造コストが安く、しかも全体の厚さを薄くすることが出来る、固体撮像装置を提供することである。
この発明の目的を達成する為に、この発明に従った固体撮像装置は:制御素子を伴う複数の受光素子が表面上に配列されている基板と;基板の表面上において制御素子を伴う複数の受光素子の周りに設けられた所定の高さを有する支持体に支持されていて前記制御素子を伴う前記複数の受光素子を覆う光透過部材と;そして、前記光透過部材の内表面に設けられ前記複数の受光素子に対向した開口を有した遮光部材と、を備えていて、前記支持体及び前記遮光部材の内表面の中の少なくとも前記内表面が、光反射阻止処理されている、ことを特徴としている。
前記基板の前記表面に対向している、前記光透過部材の前記内表面上の前記遮光部材の少なくとも前記内表面が光反射阻止処理されていることにより、前記光透過部材の前記内表面上の前記遮光部材の前記開口を介し対応する複数の受光素子に向かい入射した光線の一部が前記遮光部材の内表面と基板の表面との間の空間で乱反射することを阻止することにより複数の受光素子及び制御素子の動作が不安定になることを阻止することが出来るのはもちろんのこと、構造が簡素で製造コストが安く、しかも固体撮像装置の全体の厚さを薄くすることが出来る。
図1の(A)は、この発明の一実施形態に従っている固体撮像装置の概略的な縦断面図であり;そして、(B)は、(A)の固体撮像装置の光透過部材及び遮光部材の一部の拡大された縦断面図である。 図2は、図1の(A)の固体撮像装置の概略的な平面図である。 図3は、この発明の一実施形態の光反射阻止処理が行われている2つの厚さの樹脂状材料及び光反射阻止処理されていない従来の2つの厚さの2種類の樹脂材料における光の波長の変化に伴う透過率の変化を示す図である。 図4は、この発明の一実施形態の光反射阻止処理が行われている2つの厚さの樹脂状材料がカバーガラスにおいて光源側の表面と光源とは反対側の表面とに設けられた場合における、カバーガラスの光反射阻止処理が行なわれていない側から光が入射した時と光反射阻止処理が行われている側から光が入射した時との入射光の波長の変化に伴う反射率の変化を示す図である。
この発明の一実施形態に従っている固体撮像装置8は、図1の(A)及び図2中に概略的に示されている如く、公知の技術により例えば薄膜トランジスタ(TFT)の如き制御素子10aを伴う複数の受光素子10bが表面上の所定の位置に配列されている例えばセラミックまたはシリコンの如き不導体材料の基板10cを備えている。制御素子10a及び複数の受光素子10bは、基板10cを上記表面から裏面まで貫通した複数の貫通孔及び/又は基板10cの側面に形成されている図示されていない複数の配線により上記裏面の複数の接点10dに電気的に接続されている。このような制御素子10aを伴う複数の受光素子10bが表面上に配列されているとともに裏面に複数の接点10dが配置されている基板10cは、固体撮像素子として公知である。
固体撮像装置8はまた、基板10cの表面上において制御素子10aを伴う複数の受光素子10bの周囲に設けられた所定の高さを有する支持体12を備えている。この実施形態に於いて、支持体12は前記表面上で制御素子10aを伴う複数の受光素子10bを完全に取り囲むよう配置された接着性を有する樹脂状材料、例えば接着剤又は感光性樹脂、であり、前記表面上の所望の位置に公知の印刷技術を使用して所定の高さに形成されている。支持体12は、少なくとも光反射阻止処理の為に光反射阻止特性を有している有機顔料,染料,及び無機顔料の少なくとも1つを含む黒色樹脂とすることが出来る。ここで光反射阻止処理の光学濃度(OD値)は2以上で5未満(即ち、光減衰率1/100以下で1/100,000以上であり、光透過率1%以下で0.001%以上)である。この実施形態の支持体12は、光反射阻止特性に加えて光透過阻止特性を有している。
固体撮像装置8はさらに、基板10cの表面上の制御素子10aを伴う複数の受光素子10bを覆うよう支持体12により支持された、光透過部材14を備えている。この実施形態において光透過部材14は、この技術分野においていわゆるカバーガラスと呼ばれているものである。
固体撮像装置8の光透過部材14において基板10cの前記表面を向いている内表面には、前記複数の受光素子10bに対向した開口16aを有した遮光部材16が設けられている。遮光部材16は、この技術分野においていわゆるブラックマスクと呼ばれている。
遮光部材16においては、基板10cの前記表面を向いている内表面の全体に光反射阻止処理が施されている。この光反射阻止処理の光学濃度(OD値)も2以上で5未満である。光反射阻止処理は、例えばフォトリソグラフィーなどの従来の印刷技術を使用して光反射阻止特性を有している有機顔料,無機顔料,そして染料の少なくとも1つ又は複数の組み合わせを適用することにより行うことが出来るし、或いは、光反射阻止特性を有している金属膜を適用することにより行うことが出来る。このような金属膜の適用には、例えば蒸着技術を使用することが出来る。
図1の(B)には、光透過部材14において基板10cの前記表面を向いている内表面の全体に複数層の金属膜が蒸着されることにより光反射阻止処理が行われた遮光部材16が形成された例が概略的に示されている。ここで複数層の金属膜は、光透過部材14の前記内表面に蒸着された酸化クロム金属膜CrO,この酸化クロム金属膜CrO上にさらに蒸着されたクロム金属膜Cr,このクロム金属膜Cr上にさらに蒸着された酸化クロム金属膜CrOを含む。酸化クロム金属膜CrOは光反射阻止特性に優れ、クロム金属膜Crは遮光特性に優れている。また、酸化クロム金属膜CrOは、クロム金属膜Crに比べ、前記カバーガラスの光透過部材14の前記内表面に対する密着性に優れ、クロム金属膜Crの密着性も優れている。即ち、この例においては、クロム金属膜Crが遮光部材16を提供し、このクロム金属膜Crにおける光透過部材14とは反対側の内表面上にさらに蒸着された酸化クロム金属膜CrOが光反射阻止処理を提供している。
更には、前記光反射阻止処理は、光透過部材14の前記内表面に遮光部材16を提供する前述した如き遮光特性を有している金属膜の前記内表面上に、前述した如き光反射阻止特性を有している有機顔料,無機顔料,そして染料の少なくとも1つ又は複数の組み合わせを積層することにより行うことが出来る。この場合、遮光特性を有している金属膜に積層される光反射阻止特性を有している有機顔料,無機顔料,そして染料の少なくとも1つは、前記金属膜に対する密着性が良好な材料が選択されることは当然である。
この実施形態においては、所定の高さを有する接着性を有する樹脂材料の支持体12は接着剤又は感光性樹脂なので、基板10cの表面に対しこの表面から前記所定の高さに前記光反射阻止処理が施されている光透過部材14の内表面を固定している。即ち、所定の高さを有する接着性を有する樹脂材料の支持体12の接着剤又は感光性樹脂は、前述した如く、少なくとも光反射阻止特性を有している、さらに好ましくは、光透過阻止特性を有している、有機顔料,染料,及び無機顔料の少なくとも1つ又は複数の組み合わせを含んでいても、高い寸法精度を確保できるとともに、基板10cの表面及び光透過部材14の内表面の前記光反射阻止処理に対し強固な接着性を発揮することが出来る接着性を有する黒色の樹脂材料が選択される。
図1及び図2を参照しながら前述した如く構成されている固体撮像装置8は、光透過部材14の所定の表面(前記内表面)に、基板10cの所定の表面の所定の位置に予め設けられている複数の受光素子10bに対応する所定の寸法の開口16aを有した遮光部材16が前述した如くして設けられた後に、光透過部材14とは反対側の遮光部材16の内表面に前述した如くして光反射阻止処理が行われ、さらにこの光反射阻止処理の上に、基板10cの所定の表面の所定の位置に予め設けられている制御素子10a及び複数の受光素子10bの周囲の所定の位置を完全に取り囲むよう前述した如く支持部材12が設けられる。この後、このように遮光部材16,光反射阻止処理,そして支持部材12が前記所定の表面(前記内表面)に積層されている光透過部材14に対し、基板10cの所定の表面の所定の位置に予め設けられている制御素子10a及び複数の受光素子10bの周囲の所定の位置が、光透過部材14側の支持部材12に載置される。この際には、基板10cの所定の表面の所定の位置に予め設けられている複数の受光素子10bは光透過部材14側の遮光部材16の開口16aに正確に対応され、また基板10cの所定の表面の所定の位置に予め設けられている複数の受光素子10bの為の制御素子10aは光透過部材14側の遮光部材16の遮光部の所定の位置に覆われる。支持部材12は、基板10cの前記所定の表面において前記所定の位置に設けられている制御素子10a及び複数の受光素子10bの周囲の前記所定の位置を、光透過部材14の前記所定の表面(前記内表面)上に、前記光反射阻止処理及び遮光部材16を介し、固定する。支持部材12は前記所定の高さを維持し、基板10cの所定の表面と光透過部材14の前記所定の表面(前記内表面)との間に所定の高さの空間を設定する。
図1及び図2を参照しながら前述した如く構成されている固体撮像装置8では、光透過部材14の外側から遮光部材16の遮光部に向かい入射した光線L1は遮光部材16の遮光部に遮光されて、前記空間内に入射しない。
光透過部材14の外側から遮光部材16の開口16aに向かい基板10cの前記表面に対し実質的に直角に入射した、即ち遮光部材16の開口16aに対応している基板10cの前記表面上の前記所定の位置の複数の受光素子10bに対し実質的に直角に入射した、光線L2は、遮光部材16の開口16aに対応している基板10cの前記表面上の前記所定の位置の複数の受光素子10bに入射する。
光透過部材14の外側から遮光部材16の開口16aに向かい基板10cの前記表面に対し斜めに入射した、即ち遮光部材16の開口16aに対応している基板10cの前記表面上の前記所定の位置の複数の受光素子10bに対し又は複数の受光素子16bを取り囲む部分に対し、斜めに入射し、複数の受光素子10b又は基板10cの前記表面において複数の受光素子16bを取り囲む部分に反射され支持体12の内側面に向かう光線L3は、支持体12の前述した光反射阻止処理によりさらなる反射が阻止される。この結果、この斜めに入射した光線L3が、基板10cの前記表面と光透過部材14の前記内表面との間の空間でこれ以上乱反射されることがなく、当然、この斜めに入射した光線L3が、基板10cの前記表面上の複数の受光素子10b及び制御素子10aに入射することがなく、受光素子10b及び制御素子10aの動作が不安定になることを阻止することが出来る。
光透過部材14の外側から遮光部材16の開口16aに向かい基板10cの前記表面に対し斜めに入射した、即ち遮光部材16の開口16aに対応している基板10cの前記表面上の前記所定の位置の複数の受光素子10bに対し又は複数の受光素子16bを取り囲む部分に対し、斜めに入射し、複数の受光素子10b又は基板10cの前記表面において複数の受光素子10bを取り囲む部分に反射され遮光部材16の遮光部分に向かう光線L4は、遮光部材16の遮光部分の前記内表面上に設けられている前述した光反射阻止処理によりさらなる反射が阻止される。この結果、この斜めに入射した光線L4が、基板10cの前記表面と光透過部材14の前記内表面との間の空間でこれ以上乱反射されることがなく、当然、この斜めに入射した光線L4が、基板10cの前記表面上の複数の受光素子10b及び制御素子10aに入射することがなく、受光素子10b及び制御素子10aの動作が不安定になることを阻止することが出来る。
この実施の形態において、内表面に前述した如く光反射阻止処理を施された遮光部材16が内表面に設けられている光透過部材14を、基板10cの前記表面に固定しているのは、前述した如く所定の高さを有する接着性を有する樹脂材料、例えば接着剤又は感光性樹脂、の支持体12であり、前記表面上の所望の位置に公知の印刷技術を使用して所定の高さに形成することが出来るので、構造が簡素で製造コストが安く、しかも固体撮像装置8の全体の厚さを薄くすることが出来る。
前述した如く、光透過部材14の前記内表面上の遮光部材16の前記内表面上に積層される光反射阻止特性を有した材料及び光透過部材14を基板10cの前記表面に固定する支持体12の為の光反射阻止特性を有した材料は、例えばカラーフィルター基板の樹脂製ブラックマトリクスに使用されている黒色樹脂を使用することが出来、このような黒色樹脂としては、例えばカーボンブラック,酸化チタン,酸窒化チタン,四酸化鉄などの顔料や金属酸化膜や黒色顔料を透明な樹脂中に光開始剤及び重合性モノマーと共に適当な溶剤に分散させたものが使用可能である。
図3には、この発明の一実施形態の光反射阻止特性を有している有機顔料,無機顔料,そして染料の少なくとも1つを使用して光反射阻止処理が行われている樹脂状材料を50μ及び100μの厚さにしたTNP50μとTNP100μ及び光反射阻止処理されていない従来の40μ及び50μの2つの厚さの2種類の樹脂材料の従来例A40μ及び従来例B50μにおける光の波長の変化に伴う透過率の変化が示されている。
ここにおいては、TNP50μとTNP100μの夫々は図3に示されている光の波長の変化の範囲で光の透過率は略0%であり、従来例A40μ及び従来例B50μの夫々は図3に示されている光の波長の変化の範囲で光の透過率は波長が短い範囲では比較的低いが、波長が長くなると光の透過率が増大することがわかる。
図4には、この発明の一実施形態の光反射阻止特性を有している有機顔料,無機顔料,そして染料の少なくとも1つを使用して光反射阻止処理が行われている樹脂状材料を50μ及び100μの厚さにしてカバーガラスにおいて光源側の表面に設けたR50とR100及び上述した如く光反射阻止処理が行われている樹脂状材料を50μ及び100μの厚さにしてカバーガラスにおいて光源とは反対側の表面に設けたG50とG100に対し、カバーガラスの光反射阻止処理が行なわれていない側から光が入射した時と光反射阻止処理が行われている側から光が入射した時との入射光の波長の変化に伴う反射率の変化が示されている。
ここにおいては、G50とG100の夫々は図4に示されている光の波長の変化の範囲で光の反射率は略0%であり、R50及びR100の夫々は図4に示されている光の波長の変化の範囲で光の反射利率は波長が短い範囲では比較的高く、波長が長くなると光の反射率が低くなることがわかる。
8…固体撮像装置、10a…制御素子、10b…受光素子、10c…基板、10d…接点、12…支持体、14…光透過部材、16…遮光部材、16a…開口、CrO…酸化クロム(光反射阻止処理)、Cr…クロム。

Claims (5)

  1. 制御素子を伴う複数の受光素子が表面上に配列されている基板と;
    基板の表面上において制御素子を伴う複数の受光素子の周囲に設けられた所定の高さを有する支持体に支持されていて前記制御素子を伴う前記複数の受光素子を覆う光透過部材と;そして、
    前記光透過部材の内表面に設けられ前記複数の受光素子に対向した開口を有した遮光部材と、
    を備えていて、
    前記支持体及び前記遮光部材の前記内表面の中の少なくとも前記内表面が、光反射阻止処理されている、ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記遮光部材の前記内表面の前記光反射阻止処理は、光反射阻止特性を有している金属膜を使用して行われている、ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記支持体及び前記遮光部材の前記内表面の両方に前記光反射阻止処理が行われていて、前記光反射阻止処理は、光反射阻止特性を有している有機顔料,無機顔料,そして染料の少なくとも1つを使用して行われている、ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  4. 前記支持体及び前記遮光部材の前記内表面の両方に前記光反射阻止処理が行われていて、前記遮光部材の前記内表面の前記光反射阻止処理は光反射阻止特性を有している金属膜を使用して行われ、前記支持体の前記光反射阻止処理は光反射阻止特性を有している有機顔料,無機顔料,そして染料の少なくとも1つを使用して行われている、ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  5. 前記光反射阻止処理のOD値が2以上で5未満である、ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の固体撮像装置。
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