JP2008053530A - 固体撮像素子およびその製造方法 - Google Patents

固体撮像素子およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】長時間露光を行う際に生じる擬似信号の発生を抑制し、入射光量に忠実な出力信号を得ることの可能な固体撮像素子を提供する。
【解決手段】裏面が研磨加工により薄型化され、光電変換部を具えた半導体基板で構成された固体撮像素子であって、前記半導体基板の裏面が酸化チタン塗布膜などの反射防止手段を具備している。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体撮像素子およびその製造方法に関する。
CCD(Charge Coupled Device)を含む固体撮像素子は、携帯電話やデジタルカメラなどへの適用の必要性から小型化への要求が高まっている。
このように小型化への要求に伴い、薄型化も進んでおり、薄型化のためにいろいろな構造が提案されている。例えば、本出願人においても、複数の固体撮像素子 が形成された半導体ウェハの裏面を研磨し、薄型化して、ダイシングテープでダイシングリングに装着し、ダイシングすることによって形成した薄型の固体撮像素子が提案されている(例えば特許文献1)。この構造では、薄型の素子形成が可能となり、実装サイズの小型化を図ることが可能となるとしている。
特開2005-203679号公報
ところで、このような薄型の固体撮像素子においては、上述したようにシリコン基板表面に素子領域を形成した後、バックグラインドすなわち裏面研磨により、薄型化をはかるとともに、センサ裏面の仕上がりが鏡面となるように構成されている。
この場合、カメラとして用いる際に、長時間露光を行うと、擬似信号により撮像エリアが白色に変化する場合があった。これは不要電荷検出によるものと見受けられる。そしてこのような擬似信号はシリコン基板の厚さにより強度が変化することがわかった。一方、バックグラインドを行わない場合には、擬似信号に起因するノイズは極めて低い。
またこの擬似信号は、近赤外光に敏感に反応し、他の領域の光に対しては極めて反応が鈍いのではないかと考えられる。
本発明は前記実情に鑑みてなされたもので、長時間露光を行う際に生じる擬似信号の発生を抑制し、入射光量に忠実な出力信号を得ることの可能な固体撮像素子を提供することを目的とする。
そこで本発明は、裏面が薄型化加工され、光電変換部を具えた半導体基板で構成された固体撮像素子であって、前記半導体基板の裏面が反射防止手段を具備したことを特徴とする。
この構成により、裏面に反射防止手段を具備しているため、長時間露光に際しても裏面からの反射光が入射しないようにすることができ、入射光量に忠実な出力信号を得る事が出来る。なおこの薄膜化加工は、研磨加工でもエッチング加工でもよく、素子形成後裏面からの加工によって実現される。
また、本発明は、上記固体撮像素子において、前記反射防止手段が、金属酸化物の超微粒子を含有した塗布膜であるものを含む。
この構成により、超微粒子の粒径、および組成により、屈折率の調整が容易であり、所望の屈折率を有する反射防止膜を形成することが可能となる。
また、本発明は、上記固体撮像素子において、前記反射防止手段が、酸化チタンの超微粒子を含有した塗布膜であるものを含む。
バルクの酸化チタンの屈折率は2.1程度であるため、これを超微粒子にし、1.8から2.1の所望の屈折率を容易に得ることができることから、この構成により、制御性よく反射防止機能を備えた膜を形成することが可能となる。反射防止膜としては、1.8から2.1の所望の屈折率をもつように塗布膜の組成を調整するのが望ましい。
また、本発明は、上記固体撮像素子において、前記反射防止手段が、アクリル樹脂膜であるものを含む。
この構成によれば、アクリル樹脂膜を採用することにより、塗布および硬化が容易である。
また、本発明は、上記固体撮像素子において、前記反射防止手段は鏡面加工のなされた前記半導体基板の裏面に形成された膜であるものを含む。
鏡面加工のなされた薄い半導体基板の場合、長時間露光に際しては、裏面からの反射光が固体撮像素子に入射し、擬似信号の原因となりやすいが、この構成により、裏面からの反射光による誤動作は皆無となる。
また、本発明は、上記固体撮像素子において、前記反射防止手段は、多層膜であるものを含む。
この構成により、制御性よく所望の屈折率を得ることができ、より薄い膜厚で反射防止機能を高めることができる。
また、本発明は、上記固体撮像素子において、前記半導体基板は研磨によって厚さ625μm以下とされたものを含む。
この構成により、裏面からの反射光の影響を受け易い薄型基板の場合にも反射防止機能を具有することから、信頼性の高い固体撮像素子を提供することが可能となる。
また、本発明は、上記固体撮像素子において、前記半導体基板は実装基板に対して、銀ペースト層を介して固着されるものを含む。
銀ペーストを、固体撮像素子基板を構成する半導体基板の裏面に密着性よく塗布し、実装基板上に実装する場合反射が生じやすいが、反射防止膜を具有していることから反射光による擬似信号を低減することが可能となる。
また、本発明は、半導体基板表面に光電変換部を含む素子領域を形成する工程と、前記半導体基板の裏面を薄型化する工程と、薄型化のなされた前記半導体基板裏面に、反射防止手段を形成する工程とを含む。
この構成により、半導体基板裏面からの反射を防止し、反射光による擬似信号を低減することができる。
また、本発明は、上記固体撮像素子の製造方法において、前記反射防止手段を形成する工程は、金属酸化物の超微粒子を分散した分散液を塗布する工程を含む。
この構成により、極めて容易に制御性よく反射防止手段を形成することが可能となる。
また、本発明は、上記固体撮像素子の製造方法において、前記反射防止手段を形成する工程は、酸化チタンの超微粒子を含有した分散液を塗布する工程を含む。
この構成により、酸化チタンは屈折率が2.1程度と大きく、所望の反射防止特性を得る事が可能となる
また、本発明は、上記固体撮像素子の製造方法において、前記反射防止手段を形成する工程は、アクリル樹脂を塗布する工程である。
この構成により、低温形成が可能であり、容易に作業性よく塗布膜を形成することが可能となる。
また、本発明は、上記固体撮像素子の製造方法において、前記半導体基板の裏面を薄型化する工程は鏡面研磨工程を含む。
この構成により、容易に作業性よく薄型化を行うことが可能となる。
また、本発明は、上記固体撮像素子の製造方法において、前記反射防止手段を形成する工程は、前記半導体基板の裏面に多層膜を形成する工程を含む。
この構成により、多層膜を用いることにより、反射防止効果の向上をはかることができ、より小さな膜厚で十分な反射防止効果をもつ反射防止手段を形成することが可能となる。
また、本発明は、上記固体撮像素子の製造方法において、前記半導体基板を薄型化する工程は厚さ625μm以下となるように研磨する工程を含む。
この構成により、反射光の影響を受け易い構造ではあるが、反射防止膜の存在により、長時間露光に対しても誤動作の無い固体撮像素子を提供することが可能となる。
以上説明してきたように、本発明の固体撮像素子によれば、裏面のシリコン基板が露出する撮像素子において、裏面に反射防止膜などの反射防止手段を配設することにより、近赤外光のシリコン基板内部多重反射に起因したフォトダイオードへの電荷生成を抑制し、特に長時間露光撮像時の擬似信号電荷生成を抑えることにより、入射光量に対し忠実な像を出力させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつ説明する。
(第1の実施の形態)
この固体撮像装置は、図1に断面図を示すように、固体撮像素子の形成された素子領域102を備えたシリコン基板101からなる固体撮像素子基板100の裏面が研磨加工により厚さ130μm程度まで薄型化され、鏡面加工がなされるとともに、酸化チタンの超微粒子を含有した塗布膜からなる反射防止膜103を形成し、図2に示すように、実装基板200上に銀ペースト201で固着されている。
この構造では、固体撮像素子基板裏面に反射防止膜103を形成しているため、入射光Iaは、シリコン基板の裏面から反射防止膜103に入り、裏面から出射される(Id)。従って、長時間露光に際しても、裏面からの反射もなく、擬似信号電荷生成を抑えることにより、入射光量に対し忠実な像を出力させることが可能となる。
ちなみに、従来のように反射防止膜を形成しない場合は図9に示したように固体撮像素子の形成された素子領域102に基板裏面での多重反射による光が入り、電荷を生成し、擬似信号を発することになり、ノイズの発生を免れ得なかった。
次にこの固体撮像素子の製造工程について説明する。
まず、図3(a)に示すように、通例の半導体プロセスを用いてシリコン基板表面に固体撮像素子を形成し固体撮像素子領域102を形成するとともに、レンズなどの光学系104を形成する。
続いて、図3(b)に示すように、表面に表面保護テープ105を貼着し、裏面から研磨を行い(バックグラインド)、厚さ500μm程度まで薄型化する。ここでは鏡面研磨により面粗さ#2000:Rmax≦0.13μm程度の鏡面を得る。
そして表面保護テープ105を剥離し、シリコン屑を洗浄により除去する(図3(c))。
この後平均粒径30nm程度の酸化チタンの超微粒子を、i−ブタノールに分散し、分散液を調整し、これを研磨工程により鏡面研磨のなされたシリコン基板101裏面に塗布膜を形成し、220℃3分の焼成処理を行い、反射防止膜103を形成する(図3(d))。
このとき反射防止膜の膜厚は200nm、屈折率は1.9程度であった。
このようにして形成した固体撮像素子を、実装基板200上に銀ペーストを用いて実装したが、長時間露光時においても擬似信号は発生せず入射光量に忠実な像を出力することができた。
なお、使用する波長に対して反射防止膜の膜厚と屈折率を変化させ、波長と膜厚および屈折率との関係を測定した。その結果を図4および図5に示した。
この結果から反射防止膜の屈折率は1.8から2.1程度、膜厚は80nmから340nm程度が最適であることがわかる。図4からあきらかなように、反射防止膜の屈折率が1.8から2.1程度であるとき波長700nmから2500nmの赤外光に対して反射防止効果が高くなっている。また、図5からあきらかなように、膜厚が80から340nm程度であるとき、波長700nmから2500nmの赤外光に対して反射防止効果が高くなっている。
なお、前記実施の形態では、TiOの超微粒子を用いたが、TiOに限定されることなく、ZrOなど他の材料の超微粒子を分散した塗布材料を用いてもよい。また、アクリル樹脂など所望の屈折率を有する樹脂材料を用いてもよい。
また焼成温度は、レンズなどの光学系の劣化を生じない程度の温度を選択する必要がある。
ここで、シリコンの屈折率をn0、空気の屈折率をn1、反射防止膜103としての塗布膜の屈折率をn2とした場合以下の式を満たすように形成するのが望ましい。
n2≧√(n0・n1) (1)
また、塗布膜の屈折率をn2とした際の膜厚tn2は、
n2≧λ/(4n2) (2)
上記条件を満たすように形成すればよいが、小型化、薄型化の観点から、理想的には
n2=√(n0・n1) (3)
また、塗布膜の屈折率をn2とした際の最適膜厚tn2は、
n2=λ/(4n2) (4)
である。
ここでλは、使用波長すなわち反射防止対象波長に相当する波長である。
なお、前記実施の形態では、ウェハを500μm以下に研磨した例について示したが、600μm程度の場合にも有効であることが実験結果からわかった。通常φ8インチのウェハを用いた場合、出発材料としてのシリコンウェハの厚さは730μm程度であるが、これを625μmまで研磨して用いた場合にも、反射防止膜を形成しない場合は、長時間露光による擬似信号が検出された。10μm程度研磨した場合にも擬似信号が問題となることがあったが、反射防止膜を形成することにより、長時間露光によっても擬似信号などのノイズの発生はなかった。
(第2の実施の形態)
この固体撮像装置は、図6に断面図を示すように、固体撮像素子102の形成されたシリコン基板101からなる固体撮像素子基板100裏面のフォトダイオード部に対応する領域に、屈折率の異なる薄膜からなる多層膜106(第1層膜106a、第2層膜106b、第3層膜106c、・・・第n層膜)を形成したことを特徴とするものである。他部については前記第1の実施の形態と同様に形成されている。
かかる構成によれば、より反射防止性能の高い反射防止膜を形成することが可能となり、長時間露光においても擬似信号の生成を抑制することが可能となる。
(第3の実施の形態)
また、図7に示すように、固体撮像素子基板100裏面に多層膜で構成された反射防止膜を形成すると共に、さらにこの裏面にタングステン膜からなる遮光性膜107で構成してもよい。この場合は、さらに固体撮像素子基板100裏面からの光を確実に阻止することが可能となり、フォトダイオード部に到達するのを防止することができる。他部については前記第1の実施の形態と同様に形成されている。
また、固体撮像素子基板を実装基板に接合するための銀ペーストに代えて遮光性のエポキシ樹脂で構成し、接地電位は表面に形成したパッドから取り出すようにしてもよい。この構成によっても、反射防止機能のみならず裏面からの光の入射を防止する機能を持たせることができる。
なおこの固体撮像装置は、図8に要部拡大断面図の一例を示すように構成されている。固体撮像素子基板100は、表面に、固体撮像素子が配列されるとともに、RGBカラーフィルタ46およびマイクロレンズ50が形成されたシリコン基板101で構成されている。
この固体撮像素子100は、n型のシリコン基板101a表面に形成されたpウェル101b内に、チャンネルストッパ28を形成し、このチャネルストッパを挟んでフォトダイオード14と電荷転送部33とを形成してなるものである。ここでは、n型不純物領域14a内にp型不純物領域14bを形成し、フォトダイオード14を形成している。またこの上層にゲート絶縁膜30を介して形成された多結晶シリコン層からなる垂直電荷転送電極32を形成し、電荷転送部33を構成している。またこの電荷転送部33に信号電荷を読み出す側のフォトダイオード14との間には、p型不純物領域で形成された読み出しゲート部26が形成されている。
一方、電荷転送部33と他のフォトダイオード14との間には、p+型不純物領域からなるチャンネルストッパ28が存在し、これによりフォトダイオード14と電荷転送部33とが電気的に分離されると共に、電荷転送部33同士も相互に接触しないように分離される。
そして垂直電荷転送電極32は電荷転送部33とともに、フォトダイオード14のpn接合で発生した信号電荷を垂直方向に転送する垂直電荷転送部(VCCD)を構成している。垂直電荷転送電極32の形成された基板表面は表面保護膜36で被覆されこの上層にタングステンからなる遮光膜が形成されており、フォトダイオードの受光領域40のみを開口し、他の領域は遮光するように構成されている。
そして更にこの垂直電荷転送電極32の上層は表面平坦化のための平坦化絶縁膜43およびこの上層に形成される透光性樹脂膜44で被覆され、更にこの上層にフィルタ層46が形成されている。フィルタ層46は各フォトダイオード14に対応して、所定のパターンをなすように赤色フィルタ層46R、緑色フィルタ層46G,青色フィルタ層46Bが順次配列されている。
さらにこの上層は、平坦化絶縁膜48を介して屈折率1.3〜2.0の感光性樹脂を含む透光性樹脂をフォトリソグラフィによってパターニングした後に溶融させ、表面張力によって丸めた後冷却することによって形成されたマイクロレンズ50からなるマイクロレンズアレイで被覆されている。300はスペーサ付き封止用カバーガラスである。
更にまた、固体撮像素子基板の表裏の電気的接続は、スルーホールのみならず、表面および裏面からの不純物拡散により表裏が電気的に接続されるようにコンタクトを形成するようにしてもよい。
さらにまた、裏面研削(バックグラインド)によってシリコン基板を薄くするようにしているため、小型化かつ薄型化をはかることができる。さらにまた、ガラス基板との接合後に薄型化されるため、機械的強度の低下を防ぐことが可能となる。
このように、本発明の構成によれば、ウェハレベルで位置決めし、一括して実装することにより一体化してから、固体撮像素子ごとに分離するようにしているため、製造が容易でかつ信頼性の高い固体撮像装置を形成することが可能となる。
なお、固体撮像素子の実装に際しては、CSPにより一括接続して、ダイシングするという方法で形成してもよい。
さらに、前記実施の形態では、固体撮像素子について説明したが、固体撮像素子に限定されることなく、光センサなど、光電変換素子を含む他の半導体装置にも適用可能である。
以上説明してきたように、本発明によれば、微細化、薄型化に際しても裏面からの反射光を抑制することができ、長時間露光に際しても、入射光量に対して忠実な像を出力させることが可能となることから、小型で誤動作が少なく、信頼性の高い固体撮像装置を形成することが可能となることから、携帯端末などの小型デバイスへの適用が有効となる。
本発明の第1の実施の形態の固体撮像素子基板を示す断面図 本発明の第1の実施の形態の固体撮像素子の実装状態を示す断面説明図 本発明の第1の実施の形態の固体撮像素子の製造工程を示す断面説明図 本発明の第1の実施の形態の固体撮像素子における反射防止膜の屈折率と入射波長との関係を示す断面図 本発明の第1の実施の形態の固体撮像素子における反射防止膜の膜厚と入射波長との関係を示す断面図 本発明の第2の実施の形態の固体撮像素子を示す断面図 本発明の第3の実施の形態の固体撮像素子を示す断面図 本発明の実施の形態の固体撮像素子を示す詳細断面図 従来例の固体撮像素子基板を示す図
符号の説明
100 固体撮像素子基板
101 シリコン基板
102 固体撮像素子
103 反射防止膜
104 光学系
105 表面保護テープ
106 多層膜
107 遮光膜
200 実装基板
201 銀ペースト

Claims (15)

  1. 裏面が薄型化加工され、光電変換部を具えた半導体基板で構成された固体撮像素子であって、
    前記半導体基板の裏面が反射防止手段を具備した固体撮像素子。
  2. 請求項1に記載の固体撮像素子であって、
    前記反射防止手段は、金属酸化物の超微粒子を含有した塗布膜である固体撮像素子。
  3. 請求項2に記載の固体撮像素子であって、
    前記反射防止手段は、酸化チタンの超微粒子を含有した塗布膜である固体撮像素子。
  4. 請求項1に記載の固体撮像素子であって、
    前記反射防止手段は、アクリル樹脂膜である固体撮像素子。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の固体撮像素子であって、
    前記反射防止手段は鏡面加工のなされた前記半導体基板の裏面に形成された膜である固体撮像素子。
  6. 請求項1に記載の固体撮像素子であって、
    前記反射防止手段は、多層膜である固体撮像素子。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の固体撮像素子であって、
    前記半導体基板は厚さ625μm以下である固体撮像素子。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の固体撮像素子であって、
    前記半導体基板は実装基板に対して、銀ペースト層を介して固着される固体撮像素子。
  9. 半導体基板表面に光電変換部を含む素子領域を形成する工程と、
    前記半導体基板の裏面を薄型化する工程と、
    薄型化のなされた前記半導体基板裏面に、反射防止手段を形成する工程とを含む固体撮像素子の製造方法。
  10. 請求項9に記載の固体撮像素子の製造方法であって、
    前記反射防止手段を形成する工程は、金属酸化物の超微粒子を分散した分散液を塗布する工程を含む固体撮像素子の製造方法。
  11. 請求項10に記載の固体撮像素子の製造方法であって、
    前記反射防止手段を形成する工程は、酸化チタンの超微粒子を含有した分散液を塗布する工程を含む固体撮像素子の製造方法。
  12. 請求項10に記載の固体撮像素子の製造方法であって、
    前記反射防止手段を形成する工程は、アクリル樹脂を塗布する工程である固体撮像素子の製造方法。
  13. 請求項9乃至12のいずれかに記載の固体撮像素子の製造方法であって、
    前記半導体基板の裏面を薄型化する工程は鏡面研磨工程を含む固体撮像素子の製造方法。
  14. 請求項9に記載の固体撮像素子であって、
    前記反射防止手段を形成する工程は、前記半導体基板の裏面に多層膜を形成する工程を含む固体撮像素子の製造方法。
  15. 請求項9乃至14のいずれかに記載の固体撮像素子であって、
    前記半導体基板を薄型化する工程は厚さ625μm以下となるように研磨する工程を含む固体撮像素子の製造方法。
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